JP3196931U - 流体制御弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】弁体が弁全開位置まで移動した際に、第1リテーナー部材がボディ本体部または軸受部材と衝突することに伴って発生する衝撃音(異音)を有効に抑制したダイアフラム式流体制御弁を提供する。【解決手段】入口ポート部16、出口ポート部18および流体Eの連絡流路Fを形成してなるボディ本体部20を有するボディ12と、一端に弁体22が連結され、他端にダイアフラム30およびダイアフラム30を挟持する一対のリテーナー部材32,34の中央部に連結された可動ロッド24、可動ロッド24が軸方向に移動できるように装着される軸受部材26、およびダイアフラム30によって2つの隔室36a、36bに区画形成される圧力作動空間28を有する流体制御弁部14とを具え、第1リテーナー部材32は、弁体22の弁全開位置への移動時にボディ本体部20または軸受部材26と衝突する表面部分に、衝撃吸収材料からなる凸状部44を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、例えばガソリンエンジン等の内燃機関の排気ガスを浄化するため、排気経路内に2次空気を供給する2次空気導入装置に用いられるダイアフラム式流体制御弁に関する。
例えば二輪自動車などの車両の内燃機関、特にガソリンエンジン等のエンジンの排ガス浄化対策のため、排気経路内に2次空気を供給し、排気ガス中に含まれる未燃成分を燃焼させる2次空気導入装置が知られている。2次空気導入装置は、排気ガス中に供給する2次空気の圧力又は容量を制御するための流体制御弁を有し、流体制御弁としては、例えばダイアフラム式流体制御弁が挙げられる。
ダイアフラム式流体制御弁100は、図5に示すように、入口ポート部160から出口ポート部180への流体の連絡流路Fを内部に形成してなるボディ本体部200を有するボディ120と、流体制御弁部140とを具え、流体制御弁部140が、連絡通路F内に配設される弁体220と、一端に弁体220が連結され、他端にダイアフラム300およびこれを挟持する一対のリテーナー部材320、340の中央部が連結された可動ロッド240と、ボディ本体部200の内部に固定され、可動ロッド240が軸方向に移動できるように装着される軸受部材260と、圧力作動空間280とで主に構成されている。
また、圧力作動空間280は、ダイアフラム300によって2つの隔室、すなわち、導圧管400を介して吸気系配管(図示せず)に連通する第1隔室360bと、貫通孔(図示せず)を介して前記連絡通路Fに連通する第2隔室360aとに区画形成され、吸気系配管の内部圧力(負圧)が導圧管400を通じて第1隔室360bに導入されることによって、第1及び第2隔室360b,360a間に圧力差が生じ、この圧力差によって、ダイアフラム300を軸方向上方(導圧管400に近づく方向)に変形させるための駆動力が生じるように構成されている。一方、弁体220とボディ本体部200間には、ばね力を発揮してダイアフラム300を軸方向下方(導圧管400から離れる方向)に常時付勢するばね380が配置されている。
このようなダイアフラム式流体制御弁100は、前記駆動力と前記ばね力との相互に異なる軸方向への作用力の(相殺)関係を利用して、ダイアフラム300を軸方向に変形させるとともに、このダイアフラム300と一体化された可動ロッド240および弁体220を軸方向に移動させるように構成されている。すなわち、吸気系配管の内部圧力によって第1隔室360bに高い負圧が導入される場合には、第1及び第2隔室360b、360a間に圧力差が生じ、この圧力差による駆動力が、ばね380によるばね力よりも大きくなると、ダイアフラム300が軸方向上方に変形し、また、第1隔室360bに小さな負圧が導入されるか、あるいは負圧が導入されない場合には、第1及び第2隔室360b、360a間の圧力差による駆動力よりも、ばね380によるばね力の方が大きくなるため、ダイアフラム300が軸方向下方に変形し、このようなダイアフラム300の変形に伴って可動ロッド240および弁体220を軸方向に移動させる構成になっている。
そして、第1隔室360bに高い負圧が導入されると、ダイアフラム30が軸方向上方に変形するのに伴って、弁体220が弁座39に圧接する弁閉鎖位置まで軸方向上方に移動することによって、2次空気Eの流路を遮断することができ(図2に示す弁体22の位置を参照)、また、第1隔室360b内の負圧が小さくなると、図5に示すようにダイアフラム300が、ばね380によるばね力によって軸方向下方に変形するのに伴って、弁体220が弁座390から離れ、ダイアフラム300を挟持する第1リテーナー部材320が、ボディ本体部200または軸受部材260と衝突する弁全開位置まで軸方向下方に移動することによって、連絡通路F内を最大流量の2次空気Eが通過することができ、このような構成を有するダイアフラム式流体制御弁100は、弁体220を前記弁全開位置と前記弁閉鎖位置との間の移動可能範囲内で適正位置に移動させることによって2次空気Eの圧力又は容量を制御することができる。
しかしながら、従来のダイアフラム式流体制御弁100は、隔室360b内の負圧が小さくなって、2次空気Eの流路を開放する弁全開位置まで弁体220が軸方向下方に移動した際に、第1リテーナー部材320が、図5に示すように、ボディ本体部200または軸受部材260と衝突し、この衝突の際に発生する衝撃音(異音)が車両騒音として認知される傾向があるため、改善する必要があった。
本考案の目的は、ダイアフラムを挟持する第1リテーナー部材の構造の適正化を図ることにより、例えば弁体が弁全開位置まで移動した際に、第1リテーナー部材がボディ本体部または軸受部材と衝突することに伴って発生する衝撃音(異音)を有効に抑制したダイアフラム式流体制御弁を提供することにある。
上記目的を達成するため、本考案の要旨構成は以下の通りである。
(1)流体が導入される入口ポート部、流体が導出される出口ポート部、および前記入口ポート部および前記出口ポート部の間に位置し、前記入口ポート部から前記出口ポート部への流体の連絡流路を形成してなるボディ本体部を有するボディと、前記連絡通路内に配設される弁体、一端に前記弁体が連結され、他端にダイアフラムおよび該ダイアフラムを挟持する一対のリテーナー部材の中央部が連結された可動ロッド、前記ボディ本体部の内部に固定され、前記可動ロッドが軸方向に移動できるように装着される軸受部材、および前記ダイアフラムによって2つの隔室に区画形成され、該2つの隔室間の圧力差により生じる前記ダイアフラムの変形を利用して、前記連絡通路内にて前記弁体の軸方向への往復移動を可能にする圧力作動空間を有し、前記連絡通路内における前記弁体の軸方向位置を調整して、前記入口ポート部から前記出口ポート部へ向かって前記連絡通路内を通過する流体の圧力又は容量を制御する流体制御弁部とを具えるダイアフラム式流体制御弁において、前記1対のリテーナー部材のうち、前記ボディ本体部と対向する側に位置する第1リテーナー部材は、前記弁体の弁全開位置への移動時に前記ボディ本体部または前記軸受部材と衝突する表面部分に、衝撃吸収材料からなる凸状部を有することを特徴とするダイアフラム式流体制御弁。
(2)前記凸状部の高さは、前記ボディ本体部側に向かって、前記第1リテーナー部材の仮想ベース面よりも1mm以上高いことを特徴とする上記(1)に記載のダイアフラム式流体制御弁。
(3)前記凸状部は、同一円周上に連続して延在する環状突起により形成してなることを特徴とする上記(1)または(2)に記載のダイアフラム式流体制御弁。
(4)前記凸状部は、同一円周上に連続して延在する環状部と、該環状部の内周側に、同一円周上に間隔をおいて配置した複数の分割突起とで一体に形成してなることを特徴とする上記(1)または(2)に記載のダイアフラム式流体制御弁。
本考案によれば、1対のリテーナー部材のうち、ボディ本体部と対向する側に位置する第1リテーナー部材は、弁体の弁全開位置への移動時にボディ本体部または軸受部材と衝突する表面部分に、衝撃吸収材料からなる凸状部を有することにより、例えば弁体が弁全開位置まで移動した際に、第1リテーナー部材がボディ本体部または軸受部材と衝突することに伴って発生する衝撃音(異音)を有効に抑制したダイアフラム式流体制御弁を提供することが可能になった。
図1は、本考案に従う代表的なダイアフラム式流体制御弁の断面図であって、弁体が弁全開位置にある状態で示す。 図2は、図1のダイアフラム式流体制御弁の断面図であって、弁体が弁閉鎖位置にある状態で示す。 図3は、図1に示すダイアフラム式流体制御弁を構成する第1リテーナー部材を抜き出して示したものであって、図3(a)が断面図、図3(b)が平面図である。 図4は、第1リテーナー部材の他の実施形態を示したものであって、図4(a)が断面図、図4(b)が平面図である。 図5は、従来のダイアフラム式流体制御弁の断面図である。
次に、本考案の実施形態について図面を参照しながら以下で説明する。
図1及び図2は、本考案に従う代表的なダイアフラム式流体制御弁の要部の内部構造が分かるように切断して示したものであって、図1は弁体が弁全開位置にある状態、図2は弁体が弁閉鎖位置にある状態で示し、また、図3は、図1に示すダイアフラム式流体制御弁を構成する第1リテーナー部材を抜き出して示したものである。
図示のダイアフラム式流体制御弁10は、ガソリンエンジンの排気系配管中の排気ガスを浄化するための2次空気導入装置に用いられる流体制御弁であって、ボディ12と流体制御弁部14とを主に具えている。
ボディ12は、流体である空気(2次空気)Eが導入される入口ポート部16と、空気Eが導出される出口ポート部18と、入口ポート部16および出口ポート部18の間に位置し、入口ポート部16から出口ポート部18への空気Eの連絡流路Fを形成してなるボディ本体部20とを具え、出口ポート部18が、2次空気供給管(図示せず)を通して排気系配管(図示せず)に接続されている。連絡通路Fは、図示の実施形態では、入口ポート部16の軸線と出口ポート部18の軸線とが略直交するように形成されている場合を示しているが、かかる構成だけには限定されず、種々の態様を採用することができる。
流体制御弁部14は、弁体22と、可動ロッド24と、軸受部材26と、圧力作動空間28とを具え、可動ロッド24を軸方向に移動させて連絡通路F内における弁体22の軸方向位置を調整して、入口ポート部16から出口ポート部18へ向かって連絡通路F内を通過する空気Eの圧力又は容量を制御するために設けられている。
弁体22は、連絡通路F内に配設され、可動ロッド24は、一端に弁体22が連結され、他端にダイアフラム30およびこのダイアフラム30を挟持する一対のリテーナー部材32、34の中央部が連結され、弁体22が連絡通路F内で前記軸方向への往復移動が可能なように構成されている。
軸受部材26は、ボディ本体部20の内部に固定され、可動ロッド24が軸方向に移動できるように装着されている。
圧力作動空間28は、ダイアフラム30によって2つの隔室、すなわち、導圧管40を介して吸気系配管(図示せず)に連通する第1隔室36bと、貫通孔(図示せず)を介して前記連絡通路Fに連通する第2隔室36aとに区画形成され、吸気系配管の内部圧力(負圧)が導圧管40を通じて第1隔室36bに導入されることによって、第1及び第2隔室36b,36a間に圧力差が生じ、この圧力差によって、ダイアフラム30を軸方向上方(導圧管40に近づく方向)に変形させるための駆動力が生じるように構成されている。一方、弁体22とボディ本体部20間には、ばね力を発揮してダイアフラム30を軸方向下方(導圧管40から離れる方向)に常時付勢するばね38が配置されている。
ダイアフラム式流体制御弁10は、前記駆動力と前記ばね力との相互に異なる軸方向への作用力の(相殺)関係を利用して、ダイアフラム30、ならびにダイアフラム30と一体化された可動ロッド24および弁体22を軸方向に移動させることができる。具体的には、吸気系配管の内部圧力によって第1隔室36bに高い負圧が導入される場合には、第1及び第2隔室36b、36a間に圧力差が生じ、この圧力差による駆動力が、ばね38によるばね力よりも大きくなると、ダイアフラム30が軸方向上方に変形し、また、吸気系配管の内部圧力によって第1隔室36bに小さな負圧が導入されるか、あるいは負圧が導入されない場合には、第1及び第2隔室36b、36a間の圧力差による駆動力よりも、ばね38によるばね力の方が大きくなるため、ダイアフラム30が軸方向下方に変形し、このようなダイアフラム30の変形に伴って可動ロッド24および弁体22を軸方向に移動させる構成になっている。
そして、第1隔室36b内の負圧が高くなると、図2に示すようにダイアフラム30が軸方向上方に変形するのに伴って、弁体22が弁座39に圧接する弁閉鎖位置まで軸方向上方に移動することによって、2次空気Eの流路を遮断することができ、また、第1隔室36b内の負圧が小さくなると、図1に示すようにダイアフラム30が、ばね38によるばね力の付勢によって軸方向下方に変形するのに伴って、弁体22が弁座39から離れ、ダイアフラム30を挟持する第1リテーナー部材32が、ボディ本体部20または軸受部材26と衝突する弁全開位置まで軸方向下方に移動することによって、連絡通路F内を最大流量の2次空気Eが通過することができ、このような構成を有するダイアフラム式流体制御弁10は、弁体22を前記弁全開位置と前記弁閉鎖位置との間の移動可能範囲内で適正位置に移動させることによって2次空気Eの圧力又は容量を制御することができる。
また、図1の実施形態では、流体制御弁部14の出口ポート部18側の位置に、入口ポート部16側の圧力が出口ポート部18側の圧力に対し所定値以上高くなると弁が開いて空気Eを出口ポート部18側には通過させるが、出口ポート部18側の圧力が入口ポート16側の圧力より高くなっても弁は閉じたままの状態を維持し、出口ポート部18から入口ポート部16への空気Eの逆流は阻止する逆止弁部42をさらに設けた場合を示している。
そして、本考案の構成上の主な特徴は、ダイアフラム30を挟持する1対のリテーナー部材32、34の構造の適正化を図ることにあり、より具体的には、1対のリテーナー部材32、34のうち、ボディ本体部20と対向する側に位置する第1リテーナー部材32の、ボディ本体部20または軸受部材26と衝突する表面部分32aに、衝撃吸収材料からなる凸状部44を設けることにあり、この構成を採用することによって、例えば弁体が弁全開位置に移動した際に、第1リテーナー部材32がボディ本体部20または軸受部材26と衝突することに伴って発生する衝撃音(異音)を有効に抑制したダイアフラム式流体制御弁10を提供することができる。
図3に示す実施形態では、第1リテーナー部材32の基材は、略環状の平面形状を有し、ステンレス鋼、SPCCのような炭素鋼などの金属材料からなり、中央部には、可動ロッド26の一端に連結するための取付孔46を形成し、外周縁には、ボディ本体部20側に突出させたフランジ部48を形成し、第1リテーナー部材32の、取付孔46とフランジ部48との間に位置するボディ本体部20側の基材の表面32aに、衝撃吸収材料からなり、同一円周上に連続して延在する環状突起からなる凸状部44を設けたものである。
本考案は、第1リテーナー部材32の凸状部44は、NBR(ニトリルゴム)、H−NBR(水素化ニトリルゴム)、FKM(フッ化ビニリデン系ゴム)等の衝撃吸収材料からなっていて、第1リテーナー部材32aがボディ本体部20または軸受部材26と衝突したとしても、第1リテーナー部材32の基材の表面32aや外縁フランジ部48が、軸受部材26やボディ本体部20に直接接触しないように構成することが必要である。
なお、突状部44の配設形状は、第1リテーナー部材32の基材の表面32aや外縁フランジ部48が、軸受部材26やボディ本体部20に直接接触しないように構成されていれば、いかなる形状であってもよく、種々の実施態様を採用することができる。例えば、突状部44を、図4に示すように、同一円周上に連続して延在する環状部50と、該環状部50の内周側に、同一円周上に間隔をおいて配置した複数(図4では4個)の分割突起52とで一体に形成することもできる。
凸状部44の高さhは、ボディ本体部20側に向かって、前記第1リテーナー部材32の仮想ベース面mよりも1mm以上高いことが好ましく、前記第1リテーナー部材32の基材の表面32aからの凸状部44の全体高さHは、2mm以上であることが好ましい。なお、ここでいう「前記第1リテーナー部材32の仮想ベース面m」とは、第1リテーナー部材32の断面で見て、第1リテーナー部材32の基材の表面32a側で、最もボディ本体部20側に近い位置間を結んだ直線で表される平面(図3では外縁フランジ部48の端面位置間を結んだ直線で表される平面)を意味する。
上述したところは、この考案の実施形態の例を示したにすぎず、請求の範囲において種々の変更を加えることができる。例えば、凸状部44は、第1リテーナー部材32がボディ本体部20または軸受部材26と衝突したときの衝撃力を考慮して、凸状部44を構成する衝撃吸収材料の硬度を適宜選択することも可能である。
本考案によれば、例えば弁体が弁全開位置に移動した際に、第1リテーナー部材がボディ本体部または軸受部材と衝突することに伴って発生する衝撃音(異音)を有効に抑制したダイアフラム式流体制御弁を提供することが可能になった。本考案のダイアフラム式流体制御弁は、2次空気制御システムだけではなく、EGR(排気還流)などの様々な技術分野の制御弁に適用することが期待される。
10 ダイアフラム式流体制御弁
12 ボディ
14 流体制御弁部
16 入口ポート部
18 出口ポート部
20 ボディ本体部
22 弁体
24 可動ロッド
26 軸受部材
28 圧力作動空間
30 ダイアフラム
32 (第1)リテーナー部材
34 (第2)リテーナー部材
36a 第2隔室
36b 第1隔室
38 ばね
39 弁座
40 導圧管
42 逆止弁部
44 凸状部
46 取付孔
48 フランジ部
50 環状部
52 分割突起
E 流体(または(2次)空気)
F 流体の連絡流路
h 凸状部の仮想ベース面からの高さ
m 仮想ベース面
H 凸状部の全体高さ

Claims (4)

  1. 流体が導入される入口ポート部、
    流体が導出される出口ポート部、および
    前記入口ポート部および前記出口ポート部の間に位置し、前記入口ポート部から前記出口ポート部への流体の連絡流路を形成してなるボディ本体部
    を有するボディと、
    前記連絡通路内に配設される弁体、
    一端に前記弁体が連結され、他端にダイアフラムおよび該ダイアフラムを挟持する一対のリテーナー部材の中央部が連結された可動ロッド、
    前記ボディ本体部の内部に固定され、前記可動ロッドが軸方向に移動できるように装着される軸受部材、および
    前記ダイアフラムによって2つの隔室に区画形成され、該2つの隔室間の圧力差により生じる前記ダイアフラムの変形を利用して、前記連絡通路内にて前記弁体の軸方向への往復移動を可能にする圧力作動空間
    を有し、前記連絡通路内における前記弁体の軸方向位置を調整して、前記入口ポート部から前記出口ポート部へ向かって前記連絡通路内を通過する流体の圧力又は容量を制御する流体制御弁部と
    を具えるダイアフラム式流体制御弁において、
    前記1対のリテーナー部材のうち、前記ボディ本体部と対向する側に位置する第1リテーナー部材は、前記弁体の弁全開位置への移動時に前記ボディ本体部または前記軸受部材と衝突する表面部分に、衝撃吸収材料からなる凸状部を有することを特徴とするダイアフラム式流体制御弁。
  2. 前記凸状部の高さは、前記ボディ本体部側に向かって、前記第1リテーナー部材の仮想ベース面よりも1mm以上高いことを特徴とする請求項1に記載のダイアフラム式流体制御弁。
  3. 前記凸状部は、同一円周上に連続して延在する環状突起により形成してなることを特徴とする請求項1または2に記載のダイアフラム式流体制御弁。
  4. 前記凸状部は、同一円周上に連続して延在する環状部と、該環状部の内周側に、同一円周上に間隔をおいて配置した複数の分割突起とで一体に形成してなることを特徴とする請求項1または2に記載のダイアフラム式流体制御弁。
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