JP3196264U - 高枝切り鋏の把手構造及び当該把手構造を備えた高枝切り鋏 - Google Patents

高枝切り鋏の把手構造及び当該把手構造を備えた高枝切り鋏 Download PDF

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Abstract

【課題】バーリング加工を施す必要もなく、且つ、組立性にも優れた高枝切り鋏の把手構造を提供する。【解決手段】支筒1の一端部に鋏6、他端部に把手5を備え、支筒内部に鋏及び把手を連結するロッド7を備え、支筒に雄螺子を有する軸部と頭部を有する規制ピン3を備え、支筒の外周に被装体2を備え、被装体に周溝20を備え、規制ピンは周溝内に配置され、周溝の範囲で支筒の軸心に対して把手が回動自在であり、支筒の一側周面には、規制ピンの軸部と結合する結合部材を備える。結合部材は、一端に鍔部を有する筒状体であって内周面に雌螺子部を有し且つ鍔部の下方に連続して座屈部を備え、座屈部が拡径状態で鍔部とともに支筒の周壁を挟持する。筒状体内周面の雌螺子部と規制ピンの雄螺子部とが螺合する。【選択図】図1

Description

本考案は、主として高枝の切断に用いる高枝切り鋏の把手構造に関し、特には、組立性に優れた簡易な構造を有する把手構造及び当該把手構造を備えた高枝切り鋏に関するものである。
従来、高枝切鋏の把手構造に係るものであって、特に支筒に対して回動自在な高枝切鋏の把手構造としては、把持杆5の内部に設けた筒部(支筒)を柄の後端部へ回動し得るように嵌合するととともに、該柄の一部に突設した規制ピンを、筒部において周方向へ略半周の180°から270°程度とした適宜の角度範囲に亘って形成した周溝内に臨ませることにより、柄に対して軸方向には移動せず、該周溝の形成範囲内で回動し得るよう連結した構造を有する把手構造が公知である(例えば、特許文献1参照。)。
また、本出願人が先にした発明であって、例えば、支筒の一端部に鋏、他端部に把手と、支筒内部に設置され、鋏と把手を連結するロッドを備え、支筒の軸心に対して把手を回動自在とする高枝切鋏の把手構造において、把手に設置される被装体の周面には周溝が形成され、筒状体のベース部から径方向に弾性を有して突出する係合部を備えるスリーブを被装体に嵌入し、係合部を周溝と係合させ、支筒をスリーブに嵌入し、支筒に設置される支持部材とスリーブを係止部材にて固着することを特徴とする高枝切鋏の把手構造が公知である(例えば、特許文献2参照。)。
実開昭61−175947号公報 特許第5483998号公報
上記特許文献1に係る考案によれば、規制ピンによって周溝の形成範囲内で回動し得る構造が実現される。ここで、支筒は軽量化の観点からも薄く形成されているところ、規制ピンを取り付けるための螺子穴に螺合させるには、螺子穴が僅かにしか形成できず、前記規制ピンは容易に脱落する。このような事態を避けるためには、ネジ山を増やす為にバーリング加工を施す必要があった。
しかし、支筒が硬く高強度を有するアルミニウム等である場合には、当該加工は困難であった。また、長期に亘り使用していると、把手の回動時に周溝の縁部が規制ピンへ繰り返し衝突することで、規制ピンの螺子山が衝撃によって損傷し、当該規制ピンが抜脱する虞がある。
また、バーリング加工を施すことができた場合であっても、当該規制ピンの脱抜の虞は依然として解消されず、繰り返しのバーリング加工を行っても、十分な強度を保持できない欠点がある。
上記特許文献2に係る発明は、把手に設置される被装体の周面には周溝が形成され、筒状体のベース部から径方向に弾性を有して突出する係合部を備えるスリーブを被装体に嵌入し、係合部を周溝と係合させ、支筒をスリーブに嵌入し、支筒に設置される支持部材とスリーブを係止部材にて固着する、又はベース部の径方向に突出して形成される突部のスリット部に支持部材を挿入し、係止部材にてスリット部の幅を変形させ、支持部材を狭持して固着することから、スリーブの内側に支筒が位置し、係合部はスリーブの内径方向に撓むことがないので、係合部は周溝と係合した状態で、スリーブを支筒に固着することができる点において優れる。また、支筒にバーリング加工等を施す必要がなく、従来における支筒の厚みを更に薄くすることができるので、支筒の軽量化を図ることができる点において優れるものである。
その一方で、支筒と被装体との間に複雑な形状の専用のスリーブを備える必要があり、係止手段を更に取付ける必要があることから、組立工数が増加し、組立が複雑化する点において改善の余地があった。
本考案は、以上の事情に鑑みて慣れたものであり、先行文献1に係る考案に開示されるようなバーリング加工を施す必要もなく、先行文献2に係る発明における支筒と同等の厚み程度を確保して支筒の軽量化を確保した上で、且つ、更に先行文献2におけるスリーブを用いることもなく、更に組立性にも優れた高枝切り鋏の把手構造、及び当該把手構造を備えた高枝切り鋏の提供を、考案が解決しようとする課題とする。
また、本考案は、上記課題に加え、バーリング加工への規制ピンの取付構造よりも、耐久性に優れた高枝切り鋏の提供を、考案が解決しようとする課題とする。
本考案は、支筒の一端部に鋏、当該支筒の他端部に把手を備え、支筒内部に設置され前記鋏及び把手を連結するロッドを備え、支筒には雄螺子を有する軸部と頭部を有する規制ピンを備え、前記支筒の外周に被装部を備え、被装部には周溝を備え、前記規制ピンが周溝内に配置され、当該周溝の範囲で、支筒の軸心に対して把手を回動自在とする高枝切鋏の把手構造において、前記支筒の一側周面には、前記軸部との結合手段を備える結合部材を備え、該結合部材は、一端に鍔部を有する筒状体であって内周面に雌螺子部を有し、且つ前記鍔部の下方に連続して座屈部を備え、前記座屈部が拡径状態で前記鍔部とともに支筒の周壁を挟持し、且つ、前記雌螺子部と規制ピンの雄螺子部とが螺合した構成を備えることを特徴とする高枝切り鋏の把手構造を、課題を解決するための手段とする。
また本考案は、上記考案の構成に加えて、雌螺子部の形成範囲が、少なくとも座屈部より下端側に、当該支筒の周壁の厚さの二倍以上で、ロッドの側面の当接位置以内までの範囲であることを特徴とする高枝切り鋏の把手構造を、課題を解決するための手段とする。
また本考案は、上記何れかの考案の構成に加えて、前記支筒は、その周面に長手方向へ連続する平面部を形成し、該平面部に対して規制ピンを固着した構成としたことを特徴とする高枝切り鋏の把手構造を、課題を解決するための手段とする。
また本考案は、上記何れかの考案の構成に加えて、前記被装部は、周溝の前方側と後方側を繋ぐ架橋部を備え、当該架橋部は、規制ピンとの接触を回避するための接触回避部を有することを特徴とする高枝切り鋏の把手構造を、課題を解決するための手段とする。
また本考案は、上記何れかの高枝切り鋏の把手構造を備えた高枝切り鋏を、課題を解決するための手段とする。
本考案によれば、支筒の一端部に鋏、当該支筒の他端部に把手を備え、支筒内部に設置され前記鋏及び把手を連結するロッドを備え、支筒には雄螺子を有する軸部と頭部を有する規制ピンを備え、前記支筒の外周に被装部を備え、被装部には周溝を備え、前記規制ピンが周溝内に配置され、当該周溝の範囲で、支筒の軸心に対して把手を回動自在とする高枝切鋏の把手構造において、前記支筒の一側周面には、前記軸部との結合手段を備える結合部材を備え、該結合部材は、一端に鍔部を有する筒状体であって内周面に雌螺子部を有し、且つ前記鍔部の下方に連続して座屈部を備え、前記座屈部が拡径状態で前記鍔部とともに支筒の周壁を挟持し、且つ、前記雌螺子部と規制ピンの雄螺子部とが螺合した構成を備える高枝切り鋏の把手構造としたことから、結合部材と規制ピンとの取付状態が確保され、且つ、当該結合部材の座屈部と鍔部で支筒の構成部材を挟持して支筒と結合部材とが強固に固定されるため、特許文献2に開示されるようなスリーブを用いる必要がなく、またバーリング加工を行う必要もなく、組立性を向上させることができる。
また本考案によれば、上記考案の構成を前提として、雌螺子部の形成範囲が、少なくとも座屈部より下端側に、当該支筒の周壁の厚さの二倍以上で、ロッドの側面の当接位置以内までの範囲であるものとすることにより、上記考案の作用効果を奏する上に、バーリング加工された螺子穴に対して規制ピンを取り付ける構成とは異なり、雌螺子部と規制ピンの雄螺子部との螺合を軸方向長手に亘って構成できるから、規制ピンの頭部に対して衝撃が加わった場合においても、当該衝撃が分散して螺子の変形等が低減され、より耐久性を向上させることができる。
また本考案によれば、上記いずれかの考案の構成を前提として、前記支筒は、その周面に長手方向へ連続する平面部を形成し、該平面部に対して規制ピンを固着した構成としたことから、上記何れかの考案の作用効果を奏する上に、支筒の後端を把手の被装部に差し込む際に、支筒と被装部との間に間隙が形成され、ブラインドナットの鍔部が被装部と接触せず、被装部を傷つける可能性を大幅に低減でき、より円滑な組立を行うことができる。
また、本考案によれば、上記何れかの考案の構成を前提として、前記被装部は、周溝の前方側と後方側を繋ぐ架橋部を備える構成とし、当該架橋部は、規制ピンとの接触を回避するための接触回避部を有するものとしたから、上記したように規制ピンが衝突に対して十分な耐久性が得られたことで、規制ピンと被装部との相対的な回動角度を大きく設定できるため、被装部の周溝の長尺化を図るとともに架橋部によって当該被装部の強度を確保し、且つ架橋部が規制ピンと接触しないから、円滑な回動を実現できる。
図1は本考案の実施例に係る高枝切り鋏の一部破断した状態を示す正面図である。 図2は規制ピンを除いて、図1のA−A断面図である。 ブラインドナットと支筒との関係を示す説明図であって、ブラインドナットの(a)取付前の一部縦断面図、(b)下穴に嵌合した状態を示す一部縦断面図、(c)同縦断面図、(d)座屈部を座屈させた状態の縦断面図、(e)被装部との関係を示す説明縦断面図である。
本考案は、支筒の一端部に鋏、当該支筒の他端部に把手を備え、支筒内部に設置され前記鋏及び把手を連結するロッドを備え、支筒には雄螺子を有する軸部と頭部を有する規制ピンを備え、前記支筒の外周に被装部を備え、被装部には周溝を備え、前記規制ピンが周溝内に配置され、当該周溝の範囲で、支筒の軸心に対して把手を回動自在とする高枝切鋏の把手構造において、前記支筒の一側周面には、前記軸部との結合手段を備える結合部材を備え、該結合部材は、一端に鍔部を有する筒状体であって内周面に雌螺子部を有し、且つ前記鍔部の下方に連続して座屈部を備え、前記座屈部が拡径状態で前記鍔部とともに支筒の周壁を挟持し、且つ、前記雌螺子部と規制ピンの雄螺子部とが螺合したことで、結合部材と規制ピンとの取付状態が確保され、且つ、当該結合部材の座屈部と鍔部で支筒の構成部材を挟持して支筒と結合部材とが強固に固定されるため、組立性を向上させることができ、雌螺子部の形成範囲が、少なくとも座屈部より下端側に、当該支筒の周壁の厚さの二倍以上で、ロッドの側面の当接位置以内までの範囲であるものとすることにより、雌螺子部と規制ピンの雄螺子部との螺合を軸方向長手に亘って構成できるから、規制ピンの頭部に対して衝撃が加わった場合においても、当該衝撃が分散して螺子の変形等が低減され、より耐久性を向上できる優れた高枝切り鋏の把手構造を実現した。尚、本考案は、以下に開示される実施例に限定されるものではない。
本考案の実施例に係る高枝切り鋏Sは、図1及び図2に示すように、アルミニウム製の支筒1の先端部に鋏6を備え、当該支筒1の後端部には把手5を備え、前記支筒1の内部に設置される金属製のロッド7の先端側を前記鋏6に連結し、後端側を把手5に連結した構成を有する。
本実施例に係る高枝切り鋏Sの把手5は、前端側には前記支筒1の後端部を握持する被装部2を備え、被装部2からレバー50を連結するための連結部51及びグリップ部52を一体として形成している。前記被装部2は、図1及び図2に示すように、前記支筒1の後端部を摺動可能として握持する筒状部とし、その略中央部を周方向に連続して周溝20を形成してある。周溝20より前方側を前方部22、後方側を後方部23とする。
周溝20は、当該筒状部の中心軸を中心として概ね中心角αを300°程度の範囲で形成してある。
周溝20の幅は、規制ピン3の頭部30の幅より大きく形成される。
被装部2の前方部22と後方部23を繋ぐ架橋部21を設けている。当該架橋部21は、規制ピン3との接触を避けるための接触回避部21aを備えている。概ね中心角αを300°の範囲で形成された周溝20によって被装部2の強度が低下するところ、当該架橋部21を備えた構成によって被装部2の強度を確保してある。
本実施例に係る高枝切り鋏Sの支筒1は略円筒であり、図3(a)に示すように、その一部の側面には長手方向へ連続する平面部を形成した構成としている。本実施例においては当該平面であって前記把手5の周溝20に重なる位置に規制ピン3を取り付けるものとしている。
本実施例に係る規制ピン3は、頭部30及び軸部31とからなる。頭部30は前記周溝20の周壁面と当接して支筒1の軸方向を基準とする回動を規制する手段となる。軸部31は、支筒1に対する取付手段となる。ここで軸部31は雄螺子部32を備えており、当該支筒1に対して直接取付けるのではなく、本考案における結合部材として機能するブラインドナット4を介して取付けるものとしている。
本実施例に使用するブラインドナット4は一端に鍔部44を有する筒状体であって、当該筒状体のうち前記鍔部44の下方に連続する部分を座屈部40とし、その下方の脚部43の内周面に少なくとも雌螺子部42を有する構成である。
図3に示すように、当該ブラインドナット4を、取付対象となる支筒1の構成部材の表面側から先に形成した下穴に差し込み、裏面側を座屈変形させて固定するものである。座屈変形による固定は、例えばポップナット(登録商標)ツール等の公知のブラインドナット締結工具を用いて行うことができる。
具体的には、締結工具の先端の雄螺子を有する工具軸部にブラインドナット4を螺合して保持させる。この状態で前記下穴にブラインドナット4を保持した当該締結工具を挿入する。螺合状態を保持したまま工具軸部を引き抜き方向へ移動させる。当該移動によって座屈部40が拡径変形して当該ブラインドナット4の鍔部と座屈部40とで支筒1の周壁を挟持する。これによって、ブラインドナット4を周壁に固定した態となる。固定後に、締結工具の先端の工具軸部を逆回転させることで、当該締結工具のみを引き抜く一連の操作で行う。
支筒1にブラインドナット4を取付けた後、当該支筒1の後端を把手5の被装部2に差し込む。支筒の平面部11によって被装部2との間に間隙10が形成されているため、ブラインドナット4の鍔部44が当該被装部2に接触せずに差し込まれる。
ブラインドナット4の開口が周溝20内に露呈した状態で、規制ピン3をブラインドナット4に螺合させることで、把手5から支筒1が離脱不能となり、且つ軸方向への回動が許容される構成となる。規制ピン3は、周溝に沿って、周溝端部20a、20a間を回動可能となる。
支筒1内には、最終的にロッド7がその長手方向に貫通するため、当該ロッド7の動作を阻害しない範囲で、一定の長さの脚部43を有するブラインドナット4を用いることによって、当該ブラインドナット4内の雌螺子部42と、規制ピン3の軸部31に形成した雄螺子部32とが軸方向に亘って所定範囲で螺合状態を確保するため、従来のバーリングに対する規制ピン3の取付と比較して規制ピン3近傍の耐久性を飛躍的に向上させることができる。
上記実施例に係る支筒1は平面部を備えた構成としているが、本考案は当該構成に限定されるものではなく、例えば、平面部を有しない構成とすることもできる。支筒1が平面部を有しない場合には、例えば、周面に適した湾曲形状のブラインドナット4を使用することもできる。一方で、上記実施例における平面部を備えた構成としたものを用いる場合にあっては、支筒1の後端を把手5の被装部2に差し込む際に、支筒1と被装部2との間に間隙10が形成され、上記したように、ブラインドナット4の鍔部が被装部2と接触せず、被装部2を傷つける可能性を大幅に低減できるとともに、円滑な組立に資することができる。
また、本考案によれば、基本的には、ブラインドナット4における雌螺子部42の形成範囲を限定するものではないが、少なくとも座屈部40より下端側の脚部43に雌螺子部42が形成され、当該支筒1の周壁の厚さの二倍以上で、ロッド7の側面の当接位置以内までの範囲であるものとすることにより、バーリング加工では得られない範囲での雌螺子部42及び雄螺子部32の螺合が実現し、規制ピン3の頭部30に対して衝撃が加わった場合においても、当該衝撃が分散して螺子の変形等が低減され、より耐久性を向上できる利点を有する。
また、上記実施例によれば、ブラインドナット4に対して直接規制ピン3を取付けた構成としているが、本考案においては、ブラインドナット4と規制ピン3との間に単数若しくは複数のワッシャー等を挟持させて取着することができる。
また、上記実施例によれば、筒状部の中心軸を中心として概ね中心角αを300°程度の範囲で形成したものとしているが、本考案は中心角αを300°に限定するものではなく、被装部の材質、大きさ等によって強度が確保できる範囲で自由に設定することができる。
S 高枝切り鋏
1 支筒
10 間隙
11 平板部
2 被装部
20 周溝
20a 周溝端部
21 架橋部
21a 接触回避部
3 規制ピン
30 頭部
31 軸部
32 雄螺子部
4 ブラインドナット(結合部材)
40 座屈部
41 中央穴
42 雌螺子部
43 脚部
44 鍔部
5 把手
50 レバー
6 鋏
7 ロッド

Claims (6)

  1. 支筒の一端部に鋏、当該支筒の他端部に把手を備え、支筒内部に設置され前記鋏及び把手を連結するロッドを備え、支筒には雄螺子を有する軸部と頭部を有する規制ピンを備え、前記支筒の外周に被装部を備え、被装部には周溝を備え、前記規制ピンが周溝内に配置され、当該周溝の範囲で、支筒の軸心に対して把手を回動自在とする高枝切鋏の把手構造において、
    前記支筒の一側周面には、前記軸部との結合手段を備える結合部材を備え、該結合部材は、一端に鍔部を有する筒状体であって内周面に雌螺子部を有し、且つ前記鍔部の下方に連続して座屈部を備え、前記座屈部が拡径状態で前記鍔部とともに支筒の周壁を挟持し、且つ、前記雌螺子部と規制ピンの雄螺子部とが螺合した構成を備えることを特徴とする高枝切り鋏の把手構造。
  2. 雌螺子部の形成範囲が、少なくとも座屈部より下端側に、当該支筒の周壁の厚さの二倍以上で、ロッドの側面の当接位置以内までの範囲であることを特徴とする請求項1記載の高枝切り鋏の把手構造。
  3. 前記支筒は、その周面に長手方向へ連続する平面部を形成し、該平面部に対して規制ピンを固着した構成としたことを特徴とする請求項1又は2記載の高枝切り鋏の把手構造。
  4. 前記被装部は、周溝の前方側と後方側を繋ぐ架橋部を備えることを特徴とする請求項1、2又は3記載の高枝切り鋏の把手構造。
  5. 前記被装部の架橋部は、規制ピンとの接触を回避するための接触回避部を有することを特徴とする請求項4記載の高枝切り鋏の把手構造。
  6. 請求項1、2、3、4又は5記載の高枝切り鋏の把手構造を有することを特徴とする高枝切り鋏。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114651620A (zh) * 2022-04-09 2022-06-24 江西贝加尔河生态农业发展有限公司 一种用于果树树杈的修剪装置及其修剪方法

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