JP3196205U - アンカー杭 - Google Patents

アンカー杭 Download PDF

Info

Publication number
JP3196205U
JP3196205U JP2014006611U JP2014006611U JP3196205U JP 3196205 U JP3196205 U JP 3196205U JP 2014006611 U JP2014006611 U JP 2014006611U JP 2014006611 U JP2014006611 U JP 2014006611U JP 3196205 U JP3196205 U JP 3196205U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pile
shaft portion
anchor pile
dimension
extension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014006611U
Other languages
English (en)
Inventor
孝夫 松原
孝夫 松原
Original Assignee
孝夫 松原
孝夫 松原
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 孝夫 松原, 孝夫 松原 filed Critical 孝夫 松原
Priority to JP2014006611U priority Critical patent/JP3196205U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3196205U publication Critical patent/JP3196205U/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Piles And Underground Anchors (AREA)

Abstract

【課題】畑のような軟弱な地面でも、一旦地中に差し込めば容易に抜け出すことがないアンカー杭を提供する。【解決手段】パイプ状に形成された軸部11と、軸部11の上端に形成され杭をハンマーなどで叩き込むための打設部12と、打設部12の左右側方に延出して形成され、紐やロープなどを結ぶための鈎部13と、軸部11の先端に形成され、地中への差込みが容易なように下方を尖らせたテーパ部15と、からなる地中に差込む杭であって、軸部11の上下方向の中間には、軸部の直径と略同じ幅寸法で、杭の長手方向と略直角で左右2方向に延出している平板状の延出部材20が設けられており、延出部材20は、杭の高さ方向に少なくとも2段設けられており、上段延出部材21の延出寸法>下段延出部材23の延出寸法である。【選択図】図1

Description

本考案は、アンカー杭に係わり、特に、農業用のアンカー杭に関する。
従来、図7に示すように、温室、ビニールハウス、小屋、テント等の仮設物30が風で飛ばないように紐やロープ31等で地面に固定する治具として止め具32が使用されている。このような止め具32として、例えば、特許文献1(実開昭63−1878840号公報)、特許文献2(実公昭63−29395号公報)がある。
特許文献1の止め具は、杭の周囲に螺旋状の突起を設けることにより、地中から抜け難くしたものであり、特許文献2の止め具は、杭の周囲を波型に形成するとももに凹部を形成し、凹部に土を侵入させることにより地中から抜けにくくしたものである。
実開昭63−1878840号公報 実公昭63−29395号号公報
しかし、このような止め具は、地中への差込みが容易である反面、簡単に抜けやすく風によって止め具が簡単に抜けてしまうという問題がある。
また、特許文献1の止め具は、地中に差し込んでも畑地のような軟弱な地盤では螺旋状の突起の効果が少なく容易に抜けてしまうという問題がある。
また、特許文献2の止め具においては畑の土が杭の凹部に侵入しにくく、抜け止め防止効果が十分ではないという問題がある。
そこで、本考案は、畑のような軟弱な地面でも、一端地中に差し込めば容易に抜け出すことがないアンカー杭を提供することを目的とする。
(1)本考案のアンカー杭10は、パイプ状に形成された軸部11と、
該軸部11の上端に形成され杭をハンマーなどで叩き込むための打設12と、
該打設部12の左右側方に延出して形成され、紐やロープなどを結ぶための鈎部13と、
該軸部11の先端14に形成され、地中への差込みが容易なように下方を尖らせたテーパ部15と、からなる地中に差込む杭であって、
前記軸部11の上下方向の中間には、
軸部の直径と略同じ幅寸法で、杭の長手方向と略直角で左右2方向に延出している平板状の延出部材20が設けられており、
該延出部材20は、
杭の高さ方向に少なくとも2段設けられており、
上段延出部材21の延出寸法>下段延出部材23の延出寸法であることを特徴とする。
(2)本考案のアンカー杭10は、上記(1)において、
前記延出部材20が3段であり、
上段延出部材21の延出寸法>中段延出部材22の延出寸法>下段延出部材23の延出寸法であることを特徴とする。
(3)本考案のアンカー杭10は、上記(1)又は(2)において、
前記延出部材20の形状は、
軸部に近いほど肉厚の構造であるともに、
その下面Sは先端に向けて薄肉になる曲面形状であり、
上面Uは平面であることを特徴とする。
本考案に係るアンカー杭は、パイプ状に形成された軸部11と、該軸部11の上端に形成され杭をハンマーなどで叩き込むための打設12と、該打設部12の左右側方に延出して形成され、紐やロープなどを結ぶための鈎部13と、該軸部11の先端14に形成され、地中への差込みが容易なように下方を尖らせたテーパ部15と、からなり、
前記軸部11の上下方向の中間には、軸部の直径と略同じ幅寸法で、杭の長手方向と略直角で左右2方向に延出している平板状の延出部材20が設けられており、
延出部材20は、杭の高さ方向に少なくとも2段設けられており、
上段延出部材21の延出寸法>下段延出部材23の延出寸法であるので、
アンカー杭を地中に差し込むときは容易であるが、一旦地中に差し込んだ杭は、耕作したような軟弱な地盤でも容易に抜け出すことがないという利点を有している。
本考案の実施形態に係るアンカー杭の正面図である。 本考案の実施形態に係るアンカー杭の側面図である。 本考案の実施形態に係る延出部材の拡大正面図である。 本考案の実施形態に係るアンカー杭の平面図である。 本考案の実施形態に係るアンカー杭の断面図であり、(a)は図2のC−C断面であり、(b)は図2のB−B断面であり、(c)は図2のA−A断面である。 本考案の実施形態に係るアンカー杭の使用態様を示した斜視図である。 従来の止め具の使用態様を示した斜視図である。
次に本考案に係わるアンカー杭の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1はそのアンカー杭の一部が断面である正面図であり、図2はその側面図であり、図3は延出部材の拡大正面図であり、図4はその平面図である。
このアンカー杭10は、上下方向の軸部11がパイプ状に形成され、その上端には、杭を地中に差し込みする際にハンマーなどで叩き込むための打設部12があり、この打設部12の左右側方には、このアンカー杭10に紐やロープを掛けるための鈎部13が延出させて設けられている。
また、このアンカー杭10の先端14は、地中への差込みが容易なように下方を尖らせたテーパ部15が形成されている。
なお、紐やロープは、打設部12に空けられた貫通孔12aに通すして固定することもできる。
<軸部>
図5(a)は図2のC−C断面であり、(b)は図2のB−B断面であり、(c)は図2のA−A断面である。
軸部11は、図5の断面図に示すように、中央部分を空洞11aにしたパイプ状に形成している(図5(b))。
パイプ状とした理由は、射出樹脂成形後の冷却時における収縮による形状変形防止のためである。また、樹脂材料の節約のためでもある。
さらに、図5(c)の断面図に示すように、軸部11の外周の長手方向には、縦筋状にその肉厚の一部を欠いて薄肉とした凹溝11bを形成している。これにより、細くて長い支柱あっても、肉盗みにより樹脂量を節約と冷却時の変形防止を図っている。
なお、図では、円周方向において略90度の間隔で4本の凹溝11bを設けている。
<延出部材>
実施形態のアンカー杭10の軸部11の上下方向の中間には、軸部の直径と略同じ幅寸法で、アンカー杭10の長手方向と略直角で左右2方向に、飛行機の翼のように延出した平板状の延出部材20を設けている。
延出部材20は、アンカー杭10の高さ方向に少なくとも2段で形成しており、上段延出部材21の延出寸法>下段延出部材23の延出寸法、という関係を持たせている。
なお、延出寸法とは、軸部11の左右両側に延出した延出部材の長手方向の全寸法をいう。
アンカー杭10の長手方向と略直角で左右2方向に延出させた理由は、全方向(例えば円板状に広がったような形状)にすると、アンカー杭10の差し込み時において、土の抵抗が大きくなり過ぎるので左右2方向にとどめたのである。
さらに、アンカー杭10を地中に差し込んだ後において、軸部11をねじって回転させておくことにより、杭が地中から抜けにくくなる。すなわち、ねじって回転させることにより、差し込み時において崩れていない新規な土の下に潜らせることによって、抜け抵抗が増すからである。
<延出部材の形状>
また、延出部材20の形状は、地中への差し込み時や引き抜き時において変形しない程度の強度を有するように所定の厚みを備えている。
さらに、延出部材20の下面Sは、軸部に近いほど肉厚の構造を備えた曲面形状となっている。このため、差し込み時においては地中への差し込み抵抗が少ない。
一方、上面Uは抜け抵抗を有するように平面となっている。
<3段の延出部材>
なお、図面では、延出部材20を3段に構成した場合を示しており、図3の延出部材20の拡大図に示すように、上段延出部材の延出寸法21a>中段延出部材の延出寸法22a>下段延出部材の延出寸法23a、という関係を有している。
延出部材20を3段に構成して、それぞれの延出寸法をこのような関係とすることにより、アンカー杭10の差し込み時には地中への差し込み抵抗を少なくし、埋め込まれた後は抜けにくくしている。
なお、延出部材20の形状は、図4の平面図に示すように、その先端が軸部11の直径よりも広がった幅寸法となってる。このように広がった幅寸法としたことにより、杭を打ち込んだ後90度回転させたときに、延出部材20の上面に載った土の設置面積を増やし、抜き方向に対する抵抗をより増やすという効果がある。
<鈎部>
鈎部13は、図4(a)の断面図に示すように、打設部12の左右側方に延出されてさらに下方に垂下させた鈎状に構成されている。すなわち、杭を地中に打ち込んだ後に、紐やロープを鈎部13に掛けて、小屋などを固定するために用いる。
次に本考案のアンカー杭10の使用例について説明する。
図6に、このアンカー杭10を用いて小屋30などをロープ31で固定する場合の使用例を示す。アンカー杭10を、上端の打設部12をハンマーなどで叩き込んで地中に差し込んだ後、打設部12の側方をモンキーやスパナで把持してねじって回転させる。
また、打設部12に設けた貫通孔12aに棒を通し、この棒を回転させることによってねじることもできる。この時、ハンマーなどでアンカー杭10の上端に打設部12を叩くようにすることによって、アンカー杭10を地中に充分差し込むことが容易になる。
なお、アンカー杭10の左右横方向に延出部材20が延出しているので差し込み抵抗があるが、一旦地中への差込した後にねじって回転させたアンカー杭10は容易には抜けない。すなわち、差し込んで回転させると、左右横方向に延出した延出部材20の上面には、アンカー杭10を差し込む際に押し分けて砕かれた土ではなく、新規な硬い土が載っている状態になるので抜け抵抗が増すのである。
特に、畑等の地盤の軟弱な箇所では杭の保持が効かず、従来の杭を差し込んでも容易に抜けてしまうが、本考案のアンカー杭10は延出部材20が左右横方向に大きく延出しているために、例え軟弱な地盤の箇所であっても、アンカー杭は容易には抜けない。
本実施形態においては、アンカー杭の材質としては、軽量で強度が高く、適度な耐候性と、酸性雨などで錆びないという優れた点を有することから合成樹脂製とすることが望ましく、射出成形法などの手段によって、軸部11と延出部材20とを一体成形することができる。
アンカー杭は長期間土中に埋設された状態にあり、かつアンカー杭の上部は、太陽光、風雨に曝されるため、耐光性等環境に対して抵抗できる素材を使用することが望ましい。
このような合成樹脂の種類としては、例えばポリプロピレンのような成形性のよい素材が挙げられる。
なお、キャンプ地等の硬い地面での使用の時は、鉄やアルミなどの金属製とすると、強度が増して好ましい。
また、樹脂によって形成されたアンカー杭の肉厚は、差し込み、抜け、ねじりなどに対しても十分な耐力を有することが望ましい。この値は合成樹脂の種類に応じて決定される。
アンカー杭10の通常の大きさを挙げれば、例えば、高さ10〜30cmで、軸部の直径5〜30mm程度の寸法とすることが使用しやすさから好ましい。
なお、アンカー杭10の軸部11の寸法や延出部材20の寸法、延出部材20の数などについては、本考案の効果を損ねない範囲において適宜選択できるものである。
またさらに、本考案のアンカー杭の軸部11は、径方向断面形状が実施形態のように円筒パイプ状のものに限られず、例えば、三角状、四角状など多角形状のパイプであっても良い。
以上説明したように本考案に係わるアンカー杭は、温室、ビニールハウス、小屋、テント等の仮設物などの止め具として安価な価格で提供できるので、産業上の利用可能性が高い。
また、本実施形態では、アンカー杭の用途を小屋の止め具として適用する場合について説明したが、建築用や土木用などの他の分野に適用することもできる。
10 アンカー杭
11 軸部
11a 空洞
11b 凹溝
12 打設部
12a 貫通孔
13 鈎部
14 軸部の先端
15 テーパ部
20 延出部材
21 上段延出部材
21a 上段延出部材の延出寸法
22 中段延出部材
22a 中段延出部材の延出寸法
23 下段延出部材
23a 下段延出部材の延出寸法
30 仮設物(小屋)
31 ロープ
32 止め具
S 下面
U 上面

Claims (3)

  1. パイプ状に形成された軸部11と、
    該軸部11の上端に形成され杭をハンマーなどで叩き込むための打設12と、
    該打設部12の左右側方に延出して形成され、紐やロープなどを結ぶための鈎部13と、
    該軸部11の先端14に形成され、地中への差込みが容易なように下方を尖らせたテーパ部15と、からなる地中に差込む杭であって、
    前記軸部11の上下方向の中間には、
    軸部の直径と略同じ幅寸法で、杭の長手方向と略直角で左右2方向に延出している平板状の延出部材20が設けられており、
    該延出部材20は、
    杭の高さ方向に少なくとも2段設けられており、
    上段延出部材21の延出寸法>下段延出部材23の延出寸法であることを特徴とするアンカー杭10。
  2. 前記延出部材20が3段であり、
    上段延出部材21の延出寸法>中段延出部材22の延出寸法>下段延出部材23の延出寸法であることを特徴とする請求項1に記載のアンカー杭10。
  3. 前記延出部材20の形状は、
    軸部に近いほど肉厚の構造であるともに、
    その下面Sは先端に向けて薄肉になる曲面形状であり、
    上面Uは平面であることを特徴とする請求項1又は2に記載のアンカー杭10。
JP2014006611U 2014-12-12 2014-12-12 アンカー杭 Expired - Fee Related JP3196205U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014006611U JP3196205U (ja) 2014-12-12 2014-12-12 アンカー杭

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014006611U JP3196205U (ja) 2014-12-12 2014-12-12 アンカー杭

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3196205U true JP3196205U (ja) 2015-02-26

Family

ID=52685840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014006611U Expired - Fee Related JP3196205U (ja) 2014-12-12 2014-12-12 アンカー杭

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3196205U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190002966U (ko) * 2018-05-25 2019-12-04 이은성 유인줄 설치장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190002966U (ko) * 2018-05-25 2019-12-04 이은성 유인줄 설치장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU157321U1 (ru) Винтовая свая
US20170138080A1 (en) Screwthreaded pole
US20080196328A1 (en) Anchoring Device
CN104805839B (zh) 一种工程锚
US6401408B1 (en) Molded plastic stake with multiple shoulders
US10260252B2 (en) Barbed stake
US20040103599A1 (en) Ground anchor
JP3196205U (ja) アンカー杭
CN201635080U (zh) 一种锚杆
RU176898U1 (ru) Пустотелая винтовая свая
CN107700512A (zh) 一种方桩的桩顶与承台的连接方法
RU156537U1 (ru) Анкер грунтовый
US9464653B2 (en) Concrete wall anchor
CN207145400U (zh) 一种后扩底机械锚栓
KR101527432B1 (ko) 지중 결속형 말뚝
JP5727579B2 (ja) 多重拡張永久アンカーの施工方法
RU2587399C1 (ru) Винтовая свая
RU157320U1 (ru) Винтовая свая
TWM590605U (zh) 基礎座結構
JP2015130835A (ja) アンカー部材及びアンカーユニット
JP2009243111A (ja)
US3887154A (en) Support
CN209837859U (zh) 一种三棱钉
JP4902479B2 (ja) 土被り部用高耐力アンカー
CN105064360B (zh) 带有倒刺的地锚

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3196205

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees