JP3196190U - ショーツ - Google Patents

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千穂 河野
千穂 河野
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Abstract

【課題】着心地が良く、体型補整機能にも優れたショーツを提供する。【解決手段】伸縮性を有する丸編地によって形成された表地10と、表地の内面側に付設された伸縮性を有する裏地20と、表地及び裏地の上端縁に連設されたウエスト部30とを備える。裏地は、表地よりも弾性回復性に優れており、表地の前身部11及び後身部の内面側にそれぞれ配設される前側裏地21及び後側裏地から構成されている。前側裏地は、その上端縁及び両側縁が表地に接合されており、その下縁は、幅方向の中央部が前身部11と股部13との接合部に接合されていると共に、接合された中央部の両端から両側部に向かって、表地に接合されない状態で斜め上方に延びている。後側裏地は、着用者の臀部よりも上側に位置しており、その下端縁が表地に接合されない状態で、上縁及び両側縁が表地の上縁に接合されている。【選択図】図1

Description

この考案は、腹部の引き締め効果を有するショーツに関する。
女性用下着であるショーツは、成型用丸編機を用いて編成された丸編地から裁断縫製されるものがあり、例えば、図4(a)、(b)に示すショーツ50は、丸編地を所定長に切断した後、その筒状の編地における前身部及び後身部となる部分を前後方向に折り重ねた状態で、その編地の幅方向の中央部で下端縁を部分的に切除し、その切除部分を同種の編地で接合することによって股部51及び脚口52が形成され、上端縁に伸縮性に富んだウエストバンドを取り付けることによってウエスト部53が形成されている。
ところで、丸編地はソフトな風合いで伸縮性があるため、上述したような丸編地によって形成されたショーツ50は、身体の動きにフィットし、着心地が良く、豊富な素材を選択することができると共に、柄の多様性があるという利点がある。
特開2010−065337号公報
しかしながら、上述したような丸編地によって形成されたショーツ50は、伸縮性に富んでいるがために、身体の締付力が弱く、腹部の膨らみを押えるといった着用者の体型補整機能に乏しいといった問題がある。
そこで、この考案の課題は、着心地が良く、体型補整機能にも優れたショーツを提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る考案は、伸縮性を有する丸編地によって形成された、前身部、後身部及び股部を有する表地と、前記表地の前身部及び後身部の内面側にそれぞれ付設された、伸縮性を有する裏地とを備え、前記裏地は、前記表地よりも弾性回復性に優れていることを特徴とするショーツを提供するものである。
また、請求項2に係る考案は、請求項1に係る考案のショーツにおいて、前記表地の前身部に付設された前記裏地は、その上端縁が前記表地に接合されており、前記表地の前身部に付設された前記裏地の下縁は、その幅方向の中央部が前記前身部と前記股部との接合部に接合されていると共に、接合された中央部の両端から両側部に向かって、前記表地に接合されない状態で斜め上方に延びていることを特徴としている。
また、請求項3に係る考案は、請求項1または2に係る考案のショーツにおいて、前記表地の後身部に付設された前記裏地は、その下端縁が前記表地に接合されない状態で、その上端縁が前記表地に接合されていることを特徴としている。
また、請求項4に係る考案は、請求項1、2または3に係る考案のショーツにおいて、前記表地の後身部に付設された前記裏地は、臀部に対応する部分よりも上側に位置していることを特徴としている。
また、請求項5に係る考案は、請求項1、2、3または4に係る考案のショーツにおいて、前記表地の後身部に付設された前記裏地は、その幅方向の中央部に、長手方向に伸縮性を有する帯状部材を縦方向に重ね合わせた状態で、その重ね合わせ部分を前記帯状部材と共に前記表地に縫い付けてあることを特徴としている。
以上のように、請求項1に係る考案のショーツは、伸縮性を有する丸編地によって形成された表地と、伸縮性を有する裏地とによって形成されており、しかも、裏地は、表地よりも弾性回復性に優れているので、丸編地によって形成された、伸縮性に富んでいる表地による着心地の良さを確保しつつ、表地よりも弾性回復性に優れた裏地の締付力による体型補整機能を実現することができる。
また、請求項2に係る考案のショーツは、表地の前身部に付設された裏地の上端縁が表地に、その裏地の下縁における幅方向の中央部が前身部と股部との接合部にそれぞれ接合されているが、裏地の下縁は、接合された中央部の両端から両側部に向かって、表地に接合されない状態で斜め上方に延びているので、表地の前身部の縦方向の伸縮性が必要以上に阻害されることがなく、しかも、腹部のみが裏地によって覆われることになるので、その裏地の締め付け力により、腹部の膨らみを確実に押えることができる。
また、請求項3に係る考案のショーツは、表地の後身部に付設された裏地の上端縁が表地に接合されているが、その下端縁は表地に接合されないので、表地の後身部の縦方向の伸縮性が必要以上に阻害されることがない。
また、請求項4に係る考案のショーツは、表地の後身部に付設された裏地が、臀部に対応する部分よりも上側に位置しているので、裏地によって臀部が押しつぶされることがなく、臀部の丸みを確保しつつ、臀部より上側の骨盤部分を裏地によって締め付けることができる。
また、請求項5に係る考案のショーツは、表地の後身部に付設された裏地は、その幅方向の中央部に、長手方向に伸縮性を有する帯状部材を縦方向に重ね合わせた状態で、その重ね合わせ部分を帯状部材と共に表地に縫い付けてあるので、縦方向の伸縮性を阻害することなく、裏地のめくれ上がりを防止することができ、裏地による身体の締付効果を確実に享受することができる。
(a)はこの考案に係るショーツの一実施形態を前後方向に折り重ねた状態を示す正面図、(b)は同上のショーツを裏返して前後方向に折り重ねた状態を示す正面図である。 (a)は同上のショーツを前後方向に折り重ねた状態を示す背面図、(b)は同上のショーツを裏返して前後方向に折り重ねた状態を示す背面図である。 (a)は同上のショーツを幅方向に折り重ねた状態を示す側面図、(b)は同上のショーツを裏返して幅方向に折り重ねた状態を示す側面図である。 (a)は従来のショーツを前後方向に折り重ねた状態を示す正面図、(b)は同上のショーツを幅方向に折り重ねた状態を示す側面図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1(a)、(b)〜図3(a)、(b)は、この考案に係るショーツを示している。このショーツ1は、同図に示すように、前身部11、後身部12及び股部13が接合された表地10と、この表地10の前身部11及び後身部12の内面側にそれぞれ付設された、伸縮性を有する裏地20と、表地10及び裏地20の上端縁に伸縮性を有するウエストバンドを接合することによって形成されたウエスト部30とを備えている。
前記表地10の前身部11及び後身部12は、70デニール及び55デニールの2本の編糸によって編成されたジャガード編みの丸編地によって形成されており、表地10の股部13は、ジャガード編みの丸編地の内面側に天竺編みの綿・ポリエステル混紡生地が重ね合わされた2枚重ねの生地によって形成されている。具体的には、ジャガード編みの丸編地を所定長に切断した後、その筒状の編地における前身部11及び後身部12となる部分を前後方向に折り重ねた状態で、その編地の幅方向の中央部で下端縁を部分的に切除し、その切除部分を股部13となる2枚重ねの生地で接合することによって脚口を有する表地10が形成されている。
前記裏地20は、表地10よりも弾性回復性に優れた、パワーネットと称されるメッシュ状の編み生地によって形成されており、表地10の前身部11の内面側に配設される前側裏地21と、表地10の後身部12の内面側に配設される後側裏地22とから構成されている。
前記前側裏地21は、図1(a)、(b)に示すように、その上端縁及び両側縁が表地10に接合されており、その下縁は、その幅方向の中央部が前身部11と股部13との接合部に接合されていると共に、接合された中央部の両端から両側部に向かって、表地10に接合されない状態で斜め上方に延びている。
また、後側裏地22は、図2(a)、(b)に示すように、着用者の臀部よりも上側に位置しており、その下端縁が表地10に接合されない状態で、その上縁及び両側縁が表地10に接合されている。
前記表地10の上縁、裏地20の上縁及びウエストバンドの下縁の接合部分、前側裏地21の下縁も部分的に接合されている、表地10の前身部11と股部13との接合部分及び表地10の後身部12と股部13との接合部分は、それぞれ3本両面飾り扁平縫いによって相互に接合されており、脚口部分は、生地を内面側に折り返し、その折返部分の端縁を3本両面飾り扁平縫いで縫い付けることによって端末処理が施されている。
前記裏地20を構成している前側裏地21及び後側裏地22の両側縁は、相互に重ね合わせた状態で、4点千鳥縫いによって表地10に接合されており、後側裏地22の上縁(表地10の後身部12の上縁)から後身部12と股部13との接合部分まで伸びる幅7mm程度の平ゴム23を後側裏地22の幅方向の中央部に重ね合わせた状態で、その平ゴム23部分を4点千鳥縫いによって後身部12に縫い付けることで、後側裏地22の幅方向の中央部が上端から下端にわたって後身部12に接合されている。
以上のように、このショーツ1は、伸縮性を有する丸編地からなる表地10と、伸縮性を有するパワーネットからなる裏地20とによって形成されており、しかも、裏地20を形成しているパワーネットは、表地10を形成している丸編地よりも弾性回復性に優れているので、丸編地によって形成された、伸縮性に富んでいる表地10による着心地の良さを確保しつつ、表地10よりも弾性回復性に優れた裏地20の締付力による体型補整機能を実現することができる。
また、このショーツ1は、表地10の前身部11に付設された前側裏地21の上端縁及び両側縁が表地10に、その前側裏地21の下縁における幅方向の中央部が、表地10の前身部11と股部13との接合部にそれぞれ接合されているが、前側裏地21の下縁は、表地10に接合された中央部の両端から後側裏地22の両側縁の下端位置に向かって、表地10の前身部11に接合されない状態で斜め上方に延びているので、表地10の前身部11の縦方向の伸縮性が必要以上に阻害されることがなく、しかも、着用者の腹部のみが前側裏地21によって覆われることになるので、その前側裏地21の締め付け力により、着用者の腹部の膨らみを確実に押えることができる。
また、このショーツ1は、表地10の後身部12に付設された後側裏地22の上端縁及び両側縁が表地10に接合されているが、その下端縁は表地10に接合されていないので、表地10の後身部12の縦方向の伸縮性が必要以上に阻害されることがなく、しかも、表地10の後身部12に付設された後側裏地22が、着用者の臀部に対応する部分よりも上側(後身部12の上半部)に位置しているので、後側裏地22の締付力によって着用者の臀部が押しつぶされることがなく、臀部の丸みを確保しつつ、臀部より上側の骨盤部分を後側裏地22によって締め付けることができる。
また、表地10の後身部12に付設された後側裏地22は、その幅方向の中央部に、長手方向に伸縮性を有する平ゴム23を縦方向に重ね合わせた状態で、その重ね合わせ部分を平ゴム23と共に表地10の後身部12に縫い付けてあるので、後身部12の縦方向の伸縮性を阻害することなく、後側裏地22のめくれ上がりを防止することができる。また、表地10の前身部11に付設された前側裏地21は、その幅方向の中央部の下縁のみが表地10に接合されているので、前身部11の縦方向の伸縮性を阻害することなく、前側裏地21のめくれ上がりを防止することができる。従って、このショーツ1は、着用時に前側裏地21及び後側裏地22がめくれ上がり難く、裏地20による身体の締付効果を確実に享受することができる。
特に、このショーツ1は、前側裏地21及び後側裏地22の両側縁を、4点千鳥縫いによって後身部12に縫い付けてあるので、前側裏地21及び後側裏地22がさらにめくれ上がり難くなると共に、着用者の腹部や骨盤部分の締付効果がさらに向上し、縫製の強度も向上する。
なお、上述した実施形態では、ジャガード編みの丸編地によって表地10を形成しているが、これに限定されるものではなく、例えば、フライス編み、天竺編み等の種々の編組織の丸編地によって表地10を形成することも可能である。
また、上述した実施形態では、パワーネットによって裏地20を形成しているが、これに限定されるものではなく、丸編地によって形成される表地10よりも弾性回復性に優れた伸縮性生地であれば、例えば、ベア天竺、ツーウェイトリコット等によって裏地20を形成することも可能である。
また、上述した実施形態では、表地10同士の接合部分や表地10とウエストバンドとの接合部分については、3本両面飾り扁平縫いによって、表地10と裏地20との接合部分については、4点千鳥縫いによって接合しているが、これに限定されるものではなく、他の縫い方や接着剤等を用いて接合することも可能である。
また、上述した実施形態では、後側裏地22の幅方向の中央部を表地10の後身部12に縫い付ける際、後身部12の縦方向の伸縮性を阻害しないように、平ゴム23を使用しているが、これに限定されるものではなく、長手方向に伸縮性を有する種々の帯状部材を使用することができる。
また、上述した実施形態では、前側裏地21及び後側裏地22の両側縁や後側裏地22の幅方向の中央部を表地10に接合しているが、裏地20のめくれ上がりの影響が少ないようであれば、必ずしも接合する必要はない。
本考案は、婦人用のショーツに着心地の良さ及び体型補整機能の双方を付与する場合に利用することができる。
1 ショーツ
10 表地
11 前身部
12 後身部
13 股部
20 裏地
21 前側裏地
22 後側裏地
23 平ゴム
30 ウエスト部

Claims (5)

  1. 伸縮性を有する丸編地によって形成された、前身部、後身部及び股部を有する表地と、
    前記表地の前身部及び後身部の内面側にそれぞれ付設された、伸縮性を有する裏地と
    を備え、
    前記裏地は、前記表地よりも弾性回復性に優れていることを特徴とするショーツ。
  2. 前記表地の前身部に付設された前記裏地は、その上端縁が前記表地に接合されており、
    前記表地の前身部に付設された前記裏地の下縁は、その幅方向の中央部が前記前身部と前記股部との接合部に接合されていると共に、接合された中央部の両端から両側部に向かって、前記表地に接合されない状態で斜め上方に延びている請求項1に記載のショーツ。
  3. 前記表地の後身部に付設された前記裏地は、その下端縁が前記表地に接合されない状態で、その上端縁が前記表地に接合されている請求項1または2に記載のショーツ。
  4. 前記表地の後身部に付設された前記裏地は、臀部に対応する部分よりも上側に位置している請求項1、2または3に記載のショーツ。
  5. 前記表地の後身部に付設された前記裏地は、その幅方向の中央部に、長手方向に伸縮性を有する帯状部材を縦方向に重ね合わせた状態で、その重ね合わせ部分を前記帯状部材と共に前記表地に縫い付けてある請求項1、2、3または4に記載のショーツ。
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