JP3196075U - 複合材料構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】その製作を簡単、便利且つ速やかに行えるようにさせ、構造をもっと強固にさせる複合材料構造体を提供する。【解決手段】上面に複数の凹槽10を有し、該凹槽10に槽底面11と該槽底面11の周縁から上面に延伸する槽壁面12とを形成する基材1と、熱可塑性材質であり、その上半部が耐熱層20に形成させ、その下半部が低温溶融層21に形成させる面材2とからなる複合材料構造体において、該低温溶融層21の融点が該耐熱層20より低くなり、該面材2を該基材1の上面に置き、該耐熱層20が溶融せずに軟化状態にするが該低温溶融層21が溶融するまで該面材2を加熱し、さらに負圧の作用に合せることにより、該低温溶融層21が該基材1の接触面にある毛穴に染み込ませる及び該耐熱層20が該基材1の上面の形状に沿って伸びさせて該基材1の上面、及び該複数の凹槽10の槽壁面12と槽底面11を被覆させることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、前部キャップ、後部キャップ、かばん等の製品の製作に使用されるシート状の複合材料構造体に関する技術領域のに適用し、特にその製作を簡単、便利且つ速やかに行えるようにさせ、構造をもっと強固にさせる複合材料構造体に関する。
普通に、従来の前部キャップ、後部キャップ、かばん等の製品の製作に使用されるシート状の複合材料は、主に一つの布地の基材の上面に1層の接着剤を予め塗布し、該接着剤層の上に1層の熱可塑性材質の面材を貼り付けたことで構成されているため、布地の柔軟性も防水性も有するようにさせる。しかし、接着剤を利用して基材と面材とを結合するような方式では、全体的に分厚いもので運動靴などの製品に対する軽量化要求を満たせず、さらにその結合の製作が複雑になり、時間も労力もかかり、経済的ではない。特に、該接着剤を利用して接着する方式は、平面状の面材を平面状の基材に接着する場合のみ適用され、凹凸のある表面を有する基材については、該接着剤を利用して接着する方式で面材を強固に基材の凹凸のある表面に結合させることができないため、容易に剥離を発生する。
特開2014−202627号公報
従来の複合材料構造体は、製造が複雑であり、時間も労力もかかり、経済的ではなく、構造が強固ではなく面材と基材とが容易に剥離を発生することなどのたくさんの欠点を持っている。
本考案は、上面に複数の凹槽を有し、各凹槽に槽底面と該槽底面の周縁から上面に延伸する槽壁面とを形成する基材と、熱可塑性材質であり、その上半部が耐熱層に形成させ、その下半部が低温溶融層に形成させる面材とからなる複合材料構造体において、該低温溶融層の融点が該耐熱層より低くなり、該面材を該基材の上面に置き、該耐熱層が溶融せずに軟化状態にするが該低温溶融層が溶融するまで該面材を加熱し、さらに負圧の作用に合せることにより、該低温溶融層が該基材の接触面にある毛穴に染み込ませる及び該耐熱層が該基材の上面の形状に沿って伸びさせて該基材の上面、該複数の凹槽の槽壁面、及び該凹槽の槽底面を被覆させることを特徴とする複合材料構造体を提供することになる。
本考案による複合材料構造体は、該下半部の低温溶融層の融点が該上半部の耐熱層より低いことに設定することにより、該面材を該基材の上面に置き、該耐熱層が溶融せずに軟化状態にするが該低温溶融層が溶融するまで該面材を加熱し、さらに負圧の作用に合せると、該面材が該基材の上に結合させ、該基材の上面の形状に沿って伸びさせて該基材の上面、及び該複数の凹槽の槽壁面と槽底面を被覆させることができる。従って、その製作を簡単、便利且つ速やかに行えるようにさせ、且つ該面材を強固に凹凸のある表面を有する基材に容易に結合させることはできる。特に該低温溶融層は溶融した後に該基材の接触面にある毛穴に染み込むため、該面材が強固に該基材の上に結合され、剥離を発生する状態が容易ではない。また、該面材と該基材は、結合された後に全体の分厚い及び重量が増加せず、軽量化要求がある運動靴の製作材料とすることが非常に適である。
本考案の第一実施例を示す分解斜面図である。 本考案の第一実施例を示す組み拡大斜面図である。 本考案の第一実施例を示す組み拡大断面図である。 本考案の第二実施例を示す図である。 本考案の第三実施例を示す図である。 本考案の第四実施例を示す図である。 本考案の基材の第二実施形態を示す図である。 本考案の基材の第三実施形態を示す図である。
図1〜図3を参照し、本考案の複合材料構造体の第一実施例を示し、該複合材料構造体が基材1と面材2からなる。その中、該基材1は織布、不織布、又はニードルパンチド布などの布地の材料あるいはフォーム材料からなるシート状材料であり、該基材の上面に、任意の形状である複数の凹槽10を有し、それらの凹槽10が布地の材料で編み込み成形される又はあるいはフォーム材料でフォーム成形され、即ち形状の設計によって形成され、各凹槽10に槽底面11と該槽底面11の周縁から上面に延伸する槽壁面12とを形成され、該槽底面11が貫通状である。
該面材2の材質はTPU、EVA、PU、又はTPRなどの熱可塑性材質である。該面材2は、その上半部が耐熱層20に形成され、その下半部21が低温溶融層に形成され、該低温溶融層21の融点が該耐熱層20より20℃以上低い。
このようにして、該面材2を該基材1の上面に置き、該耐熱層20が溶融せずに軟化状態にするが該低温溶融層21が溶融するまで該面材2を加熱し、さらに負圧の作用に合せることにより、該低温溶融層21が該基材1の接触面にある毛穴に染み込ませる及び該耐熱層20が該基材1の上面の形状に沿って伸びさせて該基材1の上面、及び該複数の凹槽10の槽壁面12と槽底面11を被覆させる。
本考案による複合材料構造体は、該下半部の低温溶融層21の融点が該上半部の耐熱層20より低いことに設定することにより、該面材2を該基材1の上面に置き、該低温溶融層21を該基材1の上面に接触させ、該耐熱層20が溶融せずに軟化状態にするが該低温溶融層21が溶融するまで該面材2を加熱し、さらに負圧の作用に合せると、該面材2が該基材1の上に結合させ、該基材1の上面の形状に沿って伸びさせて該基材1の上面、及び該複数の凹槽10の槽壁面12と槽底面11を被覆させることができる。従って、その製作を簡単、便利且つ速やかに行えるようにさせ、且つ該面材2を強固に凹凸のある表面を有する基材1に容易に結合させることはできる。特に該低温溶融層21は溶融した後に該基材1の接触面にある毛穴に染み込むため、該面材2が強固に該基材1の上に結合され、剥離を発生する状態が容易ではない。また、該面材2と該基材1は、結合された後に全体の分厚い及び重量が増加せず、軽量化要求がある運動靴の製作材料とすることが非常に適である。
図4を参照し、本考案の複合材料構造体の第二実施例を示す。その構成は上記の第一実施例と大体同じであるが、異なる分は、第二実施例に係る複合材料構造体において、該面材2と該基材1とを結合した後に、針プレート(図に表示せず)を利用し、その上に該面材2と該基材1とを貫通してさらに該複合材料の上、下側面を貫通する複数のミクロ細孔22を穿設し、該ミクロ細孔22の穴径が0.001mm〜1.0mmであり、該ミクロ細孔22により該複合材料構造体が良好な通気性を具有させる。
図5を参照し、本考案の複合材料構造体の第三実施例を示す。その構成は上記の第一実施例と大体同じであるが、異なる分は、第三実施例において、該面材2の上面には複数の3次元模様23を有し、該基材1に結合された後、該複合材料が良好な触感、手触り、及び視覚上の美観を具有させる。
図6を参照し、本考案の複合材料構造体の第四実施例を示す。その構成は上記の第一実施例と大体同じであるが、異なる分は、第四実施例に係る複合材料構造体において、さらに表面層3を有する。該表面層3はめっき膜、レーザーめっき、又はスプレーなどの方式で該面材2の該耐熱層20の上面に結合されて被覆され、該複数のミクロ細孔22も該表面層3を貫通する。本考案において、該表面層3はめっき膜、レーザーフィルム、又は反射膜などであり、これにより該複合材料が特別且つ変化の多い模様を具有し、さらにいろいろな異なる視覚効果、触感、及び手触りが発生する。本考案において、必要によって該複数のミクロ細孔22を設けないこともでき、ここに省略する。
図7を参照し、本考案の複合材料構造体における該基材1の第二実施形態である。該基材1は第一層1aと第二層1bを含む。該複数の凹槽10が該第一層1aの上面に形成され、該第二層1bの上面が該第一層1aの下面に結合される又は一体成形され、該複数の凹槽10の槽底面11を密閉状態にさせる。該面材2が熱溶融されて該第一層1aの上面に結合され、該複数の凹槽10の槽壁面12及び該第二層1bの上面がそれらの凹槽10の槽底面11の箇所に対応する。そして、該第一層1aと該第二層1bはいずれも布地又はフォーム材料であり、一つが布地であり、もう一つがフォーム材料であることもできる。
図8を参照し、本考案の複合材料構造体における該基材1の第三実施形態である。その構成は上記の第二実施形態と大体同じであるが、異なる分は、該基材1の第三実施形態において、さらに第三層1cを含む。該第三層1cの上面が該第二層1bの下面に結合され、該第三層1cの下面には複数の下側凹槽10cを有し、該第三層が布地又はフォーム材料である。
以上の説明は本考案の一つの実施例の詳細な説明であり、本考案の範囲を制限するものではない。本考案の範囲内にて行う変更や調整を行っても、本考案の重要な意義は失われず、本考案の範囲に含まれる。
1 基材
10 凹槽
11 槽底面
12 槽壁面
2 面材
20 耐熱層
21 低温溶融層
22 ミクロ細孔
23 3次元模様
3 表面層
1a 第一層
1b 第二層
1c 第三層
10c下側凹槽

Claims (18)

  1. 上面に複数の凹槽を有し、各凹槽に槽底面と該槽底面の周縁から上面に延伸する槽壁面とを形成する基材と、
    熱可塑性材質であり、その上半部が耐熱層に形成させ、その下半部が低温溶融層に形成させる面材とからなる複合材料構造体において、
    該低温溶融層の融点が該耐熱層より低くなり、該面材を該基材の上面に置き、該耐熱層が溶融せずに軟化状態にするが該低温溶融層が溶融するまで該面材を加熱し、さらに負圧の作用に合せることにより、該低温溶融層が該基材の接触面にある毛穴に染み込ませる及び該耐熱層が該基材の上面の形状に沿って伸びさせて該基材の上面、該複数の凹槽の槽壁面、及び該凹槽の槽底面を被覆させることを特徴とする複合材料構造体。
  2. 該面材と該基材とが結合された後に、通気性を具有させるように、針プレートを利用して該複合材料に上下を貫通する複数のミクロ細孔を穿設することを特徴とする請求項1に記載の複合材料構造体。
  3. 該ミクロ細孔の穴径は0.001mm〜1.0mmであることを特徴とする請求項2に記載の複合材料構造体。
  4. 該低温溶融層の融点は該耐熱層より20℃以上低いことを特徴とする請求項1又は2に記載の複合材料構造体。
  5. 該面材の材質はTPU、EVA、PU、又はTPRから任意の一つを選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の複合材料構造体。
  6. 該面材の上面には複数の3次元模様を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の複合材料構造体。
  7. さらに該面材の該耐熱層の上面に結合されて被覆される表面層を有することを特徴とする請求項1に記載の複合材料構造体。
  8. さらに該面材の該耐熱層の上面に結合されて被覆される表面層を有し、該複数のミクロ細孔が該表面層を貫通することを特徴とする請求項2に記載の複合材料構造体。
  9. 該表面層はめっき膜、レーザーフィルム、又は反射膜から任意の一つを選択することを特徴とする請求項7又は8に記載の複合材料構造体。
  10. 該基材は布地であることを特徴とする請求項1又は2に記載の複合材料構造体。
  11. 該布地の材質は織布、不織布、又はニードルパンチド布から任意の一つを選択することを特徴とする請求項10に記載の複合材料構造体。
  12. 該基材はフォーム材料であることを特徴とする請求項1又は2に記載の複合材料構造体。
  13. 該基材の該複数の凹槽の槽底面は貫通状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の複合材料構造体。
  14. 該基材が第一層と第二層を含み、
    該複数の凹槽が該第一層の上面に形成され、該第二層の上面が該第一層の下面に結合され、該複数の凹槽の該槽底面を密閉状態にさせ、該面材が熱溶融されて該第一層の上面に結合され、該複数の凹槽の槽壁面及び該第二層の上面が該凹槽の該槽底面の箇所に対応することを特徴とする請求項1又は2に記載の複合材料構造体。
  15. 該第一層と該第二層の中に、一つが布地であり、もう一つがフォーム材料であることを特徴とする請求項14に記載の複合材料構造体。
  16. 該基材はさらに第三層を含み、該第三層の上面が該第二層の下面に結合され、該第三層の下面には複数の下側凹槽を有することを特徴とする請求項14に記載の複合材料構造体。
  17. 該第一層と該第二層の中に、一つが布地であり、もう一つがフォーム材料であることを特徴とする請求項16に記載の複合材料構造体。
  18. 該第三層は、布地又はフォーム材料であることを特徴とする請求項17に記載の複合材料構造体。
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