JP3195810U - 備蓄用飲料水(w)を充填したペットボトル - Google Patents

備蓄用飲料水(w)を充填したペットボトル Download PDF

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Abstract

【課題】酸素等の気体・香り・臭い、あるいは、太陽光によって水が変質してしまうことを防止して賞味期限5〜10年を保証し安心して備蓄ができる備蓄用飲料水を充填したペットボトルを提供する。【解決手段】パウチPで備蓄用飲料水Wを充填したペットボトルPBを包装する。パウチは、アルミ箔をサンドしているアルミパウチであって、形態は三方袋、背貼袋、又は、自立袋であることが好ましい。【選択図】図1

Description

本考案は、備蓄用飲料水(W)を充填したペットボトルに関する。
今日、無菌化された水が充填されているペットボトルを常温で長期に保存するための技術の出現が待望されている。
例えば、地震、台風、津波、渇水等の災害時や新型ウイルス対策時等の緊急時に何よりも必要になるのが飲料水である。
例えば、備蓄用飲料水としては、長期の保存に耐えかつ携帯に便利なことが求められ、従来からペットボトルに飲料水が入れられたものがある。
通常、このようなペットボトルに入れられた飲料水の賞味期限は一般的には常温で1年程度である。
しかし、製造者によっては、賞味期限2〜5年と表示して販売しているケースもある。
スパウト付ガゼットアルミパウチを使用した備蓄飲料水があるが、この欠点は、スパウト及びキャップの材質は、PE(ポリエチレン)であるために完全に容器の気体透過性がゼロであることを保証するものではない。
しかしながら、上記従来からある飲料水入りペットボトルの場合には、次のような問題点がある。
ペットボトルの容器部の材質はPET(ポリエチレンテレフタレート、酸素透過率は95〜130ml/m・24hr・atm)で、ペットボトルのキャップ部の材質はPE(酸素透過率は2 9 0 0ml/m・24hr ・atm)であるために、備蓄中に酸素・香り・臭い等の気体がペットボトル内に侵入して水が変質するおそれがあり、かつ、ペットボトルの容器部は遮光性を有していないために、保管場所によっては太陽光・紫外線があたり水が変質するおそれがあり、酸素等の気体や香り・臭いがペットボトル内に移り、常温で2〜5年という賞味期限を確保できないおそれがある。
本考案は、このような点に鑑み鋭意検討してなされたもので、酸素等の気体・香り・臭いや太陽光の光によって水が変質してしまうことを完全に防止し賞味期限5〜10年を保証し安心して備蓄ができるような水を提供することを目的とするものである。
本願考案に係る備蓄用飲料水を充填したペットボトルについて、FI、キーワード検索を行ったところ、本件考案(パウチ(P)で包装してなることを特徴とする備蓄用飲料水(W)を充填したペットボトルに近い考案等記載文献は、発見されませんでしたので、特許文献の記載は省略する。
本考案が解決しようとする課題は、酸素等の気体・香り・臭い、あるいは、太陽光によって水が変質してしまうことを防止して賞味期限5〜10年を保証し安心して備蓄ができる備蓄用飲料水を充填したペットボトルを提供することである。
課題を解決するための手段は、本願の[実用新案登録請求の範囲]の各請求項に記載の考案である。
実用新案登録請求の範囲、明細書、図面等の用語の解釈上の疑義を解消すべく、以下用語の説明を行うこととする。
<用語の説明>
○パウチ(P)とは、レトルトパウチの略称であり、一般には、レトルト食品を封入している袋のことをいうが、本願においては、備蓄用飲料水(W)を充填したペットボトル(PB)(100)を封入している袋のことをいう。
パウチ(P)は、一般的に食品側(ペットボトル(PB))にはポリプロピレン、ポリエチレン、外側にはポリエステル(PET)といった合成樹脂とアルミ箔を積層加工(ラミネート加工)したフィルムで出来ている。空気や水分、光を遮断し、内部の食品を密閉するための工夫である。
○ペットボトル(PB)とは、ポリエチレンテレフタレート樹脂から作られる瓶状の容器をいう。軽くて耐久性に優れることから,飲料用容器として多く用いられる。ペットボトル(PB)の容量は、200〜2000mlである。
ペットボトル(PB)に充填された飲料水について、ヘッドスペースがあっても良いが、ヘッドスペースのない、即ち、PETボトルへ飲料水を充填する際にオーバーフローキャッピングの方がPETボトル内に残存空気が無いので好ましい。
○アルミパウチ(P)とは、アルミ箔をサンドしているパウチ(P)をいう。
アルミパウチ(P)(袋)の材質は、例えばNylon15/AL7〜9/PE30〜80μのような3層構成で、アルミ箔をサンドしているものであれば良い。アルミパウチの形態は三方袋でも、背貼袋でも、自立袋でも良い。
○三方袋とは、二枚のフィルムの底と側面の三方を張り合わせた袋をいう。二枚のフィルムをしっかりと接着するため、機密性に優れており、また製造過程において生産性に最も優れています。機密性の高さから、薬品や化粧品をはじめ、レトルト食品など様々な用途に用いられている。
○背貼袋とは、一枚のフィルムを背中合わせでシールして筒状にし、指定の長さで底部を溶着して切断した形状の袋をいう。
○自立袋とは、袋の底が立体的に確保されており、自立可能な袋をいう。ミートソースなど一部のレトルト食品や、詰め替え用シャンプーのパッケージなどでよく見られる。
課題を解決するための手段は、本願の実用新案登録請求の範囲の各請求項に記載の考案であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
○第1の考案(請求項1に記載の考案)
上記の課題を解決するための第1の考案(請求項1に記載の考案)は、パウチ(P)で包装してなることを特徴とする備蓄用飲料水(W)を充填したペットボトル(PB)である。
○第2の考案(請求項2に記載の考案)
上記の課題を解決するための第2の考案(請求項2に記載の考案)は、前記アルミパウチ(P)は、アルミ箔をサンドしているものであって、アルミパウチ(P)の形態は三方袋、背貼袋、又は、自立袋であることを特徴とする請求項1に記載された備蓄用飲料水(W)を充填したペットボトル(PB)である。
○第3の考案(請求項3に記載の考案)
上記の課題を解決するための第3の考案(請求項3に記載の考案)は、ペットボトル(PB)の包装形態が、真空包装、窒素ガス置換包装、又は、窒素ガス置換ピロー包装であることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載された備蓄用飲料水(W)を充填したペットボトル(PB)である。
本考案に係る、備蓄用飲料水(W)を充填したペットボトルは、上記のような特徴的構成要件から構成され、特徴的構成要件に応じた、以下のような本願考案特有の効果を奏する。
また、上記の各考案に応じた、上記のような特徴的構成要件から構成された備蓄用飲料水(W)を充填したペットボトル(PB)によれば、本願考案の課題を十分解消することができた。
○第1の考案の効果
第1の考案によれば、パウチ(P)で包装してなることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第2の考案の効果
第2の考案によれば、前記アルミパウチ(P)は、アルミ箔をサンドしているものであって、アルミパウチ(P)の形態は三方袋、背貼袋、又は、自立袋であることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第3の考案の効果
第3の考案によれば、ペットボトル(PB)の包装形態が、真空包装、窒素ガス置換包装、又は、窒素ガス置換ピロー包装であることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
以下、本考案に係る、備蓄用飲料水Wを充填したペットボトルPBに関する最良の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る、備蓄用飲料水Wを充填したペットボトルPBの平面図を表したものである。
図2は、図1のA−A矢視断面図を表したものである。
図3は、本備蓄用飲料水Wを充填したペットボトルPBをパウチP内に入れる状態図を表したものである。
図4は、本発明に係る、備蓄用飲料水Wを充填したペットボトルPBの斜視図(写真で撮った図)を表したものである。
以下、本考案に係る、備蓄用飲料水Wを充填したペットボトルPBについて、図面を参照しながら説明する。
11111**************************************************
上記の備蓄用飲料水Wを充填したペットボトルPBにおいて、パウチPで包装してなることを特徴とする備蓄用飲料水Wを充填したペットボトルPBが開示されている。
ここにおいて、パウチPの開口部から、備蓄用飲料水Wを充填したペットボトルPBをパウチP内に入れて、パウチPの開口周辺部Poを熱融着にて密封する。
なお、パウチPの4周部の点線は、パウチPの開口周辺部P0、又は、パウチPの3周部Pcの境界を表している。パウチPの開口部P0、又は、パウチPの3周部Pcは、最終的には張り合わされて密封される。
○第1の考案の効果
第1の考案によれば、パウチPで包装してなることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
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上記の備蓄用飲料水Wを充填したペットボトルPBにおいて、前記アルミパウチPは、アルミ箔をサンドしているものであって、アルミパウチPの形態は三方袋、背貼袋、又は、自立袋であることを特徴とする請求項1に記載された備蓄用飲料水Wを充填したペットボトルPBが開示されている。
図1では、アルミパウチPの形態は三方袋の例を示しているが、これにのみ、限定されるものではない。
○第2の考案の効果
第2の考案によれば、前記アルミパウチPは、アルミ箔をサンドしているものであって、アルミパウチPの形態は三方袋、背貼袋、又は、自立袋であることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
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上記の備蓄用飲料水Wを充填したペットボトルPBにおいて、ペットボトルPBの包装形態が、真空包装、窒素ガス置換包装、又は、窒素ガス置換ピロー包装であることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載された備蓄用飲料水Wを充填したペットボトルPBが開示されている。
、ペットボトルPBの包装形態が、真空包装、窒素ガス置換包装、又は、窒素ガス置換ピロー包装であることは、公知の技術を利用して実現することが可能である。
○第3の考案の効果
第3の考案によれば、ペットボトルPBの包装形態が、真空包装、窒素ガス置換包装、又は、窒素ガス置換ピロー包装であることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
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図1は、本発明に係る、備蓄用飲料水Wを充填したペットボトルPBの平面図を表したものである。 図1のA−A矢視断面図を表したものである。 図3は、本備蓄用飲料水Wを充填したペットボトルPBをパウチP内に入れる状態図を表したものである。 図4は、本発明に係る、備蓄用飲料水Wを充填したペットボトルPBの斜視図(写真で撮った図)を表したものである。
P……パウチ
W……備蓄用飲料水
PB……ペットボトル
Pc……パウチPの3周辺部を表す。
Po……パウチPの開口周辺部を表す。

Claims (3)

  1. パウチ(P)で包装してなることを特徴とする備蓄用飲料水(W)を充填したペットボトル。
  2. 前記アルミパウチ(P)は、アルミ箔をサンドしているものであって、アルミパウチ(P)の形態は三方袋、背貼袋、又は、自立袋であることを特徴とする請求項1に記載された備蓄用飲料水(W)を充填したペットボトル。
  3. ペットボトル(PB)の包装形態が、真空包装、窒素ガス置換包装、又は、窒素ガス置換ピロー包装であることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載された備蓄用飲料水(W)を充填したペットボトル。
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