JP3195626U - ホイールナット用化粧キャップ - Google Patents
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Abstract
【課題】車軸への装着固定が簡単で車軸に伝達される高温の熱による変更ないし溶着破損のないホイールナット用化粧キャップを提供する。【解決手段】車体の車輪に設けられる車軸Xに螺合されるワッシャーB付ナットのハイブリッドナットAに被着される化粧キャップであって、頭部7を備えた円筒状キャップの開口部分には拡大開口室2を設け、この拡大開口室2に続いて正六角周面の凹陥室を有すると共に、隣り合う正六角周面の山形接続部6に沿って2条ずつ計12個の係合放熱用の突条を突設して成る。【選択図】図1
Description
本考案は自動車、特にトラック,バスなどの大型車に用いられるホイールナット用化粧キャップに関する。
一般に、自動車の車輪を支持する車軸には、ホイールナットが用いられている。このホイールナットには、六角ナットが用いられ、種々のナットキャップが用いられて露出されている六角ナットを披露して体裁感を向上させている(例えば、特許文献1及び2参照)。
上述の複雑な構成と異なり、単に六角ナットではなく、円板状のワッシャーを可動自在に付設したハイブリッドナットに縦装固着して、被覆して使用に供されるものであって、図4には、全体を一体構造で形成した最近の構成のものが知られている。
この従来例では、車軸Xに螺合させたワッシャー付ホイールナットのハイブリッドナットAを被覆できる断面正六角形状のホイールナットキャップ本体1aの開口側には、前記ホイールナットキャップ本体1aに付設されたワッシャーBを被着できる拡大開口室2aと凹陥室3aを供え、さらに凹陥室3aの正六角内周面4aの略中央に縦方向に突条5aを突出させて構成され、前記拡大開口室2aよりホイールナットのハイブリッドナットAのワッシャーBに嵌合固定させて係合させると共に、前記突条5aをハイブリッドナットAの各正六角外周面Aaの略中央と当接させ、押し込んで係入固着させている。
上記特許文献1ではマグネットを用い、磁気吸着力を用いて固定させており、また特許文献2では複雑な構造を用いて形成してあり、いずれも高価であり、安価に提供できず、コスト高を招くなど実用に供しなかった。
また、図4に示すものは、構造は簡単であるが、ホイールナットのハイブリッドナットAに伝達される熱が直接加わり、ホイールナットキャップ本体1aの突条5aの基部Pより有効に放熱できず、熱によりホイールナットキャップ本体1aを変形ないし破損を生じるという不都合があった。
この考案は下記の構成を備えることにより上記課題を解決できるものである。
(1)車体の車輪に設けられる車軸に螺合されるワッシャー付ナットのハイブリッドナットに被着される化粧キャップであって、頭部を備えた円筒状キャップの開口部分には拡大開口室を設け、この拡大開口室に続いて正六角周面の凹陥室を有すると共に、隣り合う正六角周面の山形接続部に沿って2条ずつ計12個の係合放熱用の突条を突設して成ることを特徴とするホイールナット用化粧キャップ。
(2)頭部には、化粧模様を有して成ることを特徴とする前記(1)記載のホイールナット用化粧キャップ。
本考案によれば、円筒状キャップの開口部は、拡大開口室として形成し、かつ12個の突条を山形接続部として並設してあるので、ワッシャーの周面及びハイブリッドナットAの表面に確実に係入して取り付けることができ、かつ車軸より放出される高温も円滑に放熱できるので、熱による変形切損のおそれも回避できる。
以下本考案を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
以下に、本考案の実施例を説明する。
1は、車体の車軸Xに螺合させるワッシャー付ホイールナットのハイブリッドナットAに被着できるホイールナットキャップ本体、2は、前記ホイールナットキャップ本体1の拡大開口室、3は、この拡大開口室2に続く凹陥室であって、正六角内周面4を備え、隣り合う正六角内周面4の折曲箇所の山形接続部6に沿って、両側に2条ずつ計12個の係合放熱用の突条5を突設してある。
そして、全体として頭部7を有するホイールナットキャップ本体1を形成してあり、前記頭部7にはメーカーなど示す化粧模様8を形成し、ABS樹脂などの合成樹脂材料で成形し、表面にアルミ状の金属風光沢面を形成して美感を表現させるものである。この円筒状のホイールナットキャップ本体1は、拡大開口室2を車軸Xに螺合させたホイールナットのハイブリッドナットAに対して押入させて、この拡大開口室2をハイブリッドナットAのワッシャーBに被冠させると同時に凹陥室3の山形接続部6に沿った2条ずつ計12個の突条5をホイールナットのハイブリッドナットAの六角山形部Abを跨いで係入させることにより係合し、完全に被着させることができる。
このようにホイールナットのハイブリッドナットAに被着された化粧ナットは、ホイールナットのハイブリッドナットA内に伝達された摂氏100度程度の高温の熱量は、ホイールナットキャップ本体1の12本の突条5より吸熱されても熱の伝達が分散されるため、円筒状のホイールナットキャップ本体1の突条5の基部Pが熱溶着或いは熱変形、更には変形破損を生ずることなく、常時は美麗な状態を維持して車を走行させることができる。
1,1a ホイールナットキャップ本体
2,2a 拡大開口室
3,3a 凹陥室
4,4a 正六角内周面
5,5a 突条
6 山形接続部
7 頭部
8 化粧模様
X 車軸
A ハイブリッドナット
B ワッシャー
P 基部
Aa 正六角外周面
Ab 六角山形部
2,2a 拡大開口室
3,3a 凹陥室
4,4a 正六角内周面
5,5a 突条
6 山形接続部
7 頭部
8 化粧模様
X 車軸
A ハイブリッドナット
B ワッシャー
P 基部
Aa 正六角外周面
Ab 六角山形部
Claims (2)
- 車体の車輪に設けられる車軸に螺合されるワッシャー付ナットのハイブリッドナットに被着される化粧キャップであって、頭部を備えた円筒状キャップの開口部分には拡大開口室を設け、この拡大開口室に続いて正六角周面の凹陥室を有すると共に、隣り合う正六角周面の山形接続部に沿って2条ずつ計12個の係合放熱用の突条を突設して成ることを特徴とするホイールナット用化粧キャップ。
- 頭部には、化粧模様を有して成ることを特徴とする請求項1記載のホイールナット用化粧キャップ。
Priority Applications (1)
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JP2014005985U JP3195626U (ja) | 2014-11-11 | 2014-11-11 | ホイールナット用化粧キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005985U JP3195626U (ja) | 2014-11-11 | 2014-11-11 | ホイールナット用化粧キャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3195626U true JP3195626U (ja) | 2015-01-29 |
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ID=52685309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014005985U Expired - Fee Related JP3195626U (ja) | 2014-11-11 | 2014-11-11 | ホイールナット用化粧キャップ |
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JP (1) | JP3195626U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107664152A (zh) * | 2017-09-18 | 2018-02-06 | 合肥市通得力电气制造有限公司 | 一种塑封电机端盖的紧固螺母 |
IT201600084788A1 (it) * | 2016-08-11 | 2018-02-11 | Matteo Groppo | Elemento di fissaggio per ruote di veicoli |
KR20190118900A (ko) * | 2018-04-11 | 2019-10-21 | 주식회사 미도산업 | 볼트 보호캡 |
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2014
- 2014-11-11 JP JP2014005985U patent/JP3195626U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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