JP3195579B2 - 人 形 - Google Patents
人 形Info
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- JP3195579B2 JP3195579B2 JP04119198A JP4119198A JP3195579B2 JP 3195579 B2 JP3195579 B2 JP 3195579B2 JP 04119198 A JP04119198 A JP 04119198A JP 4119198 A JP4119198 A JP 4119198A JP 3195579 B2 JP3195579 B2 JP 3195579B2
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- doll
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- skeletal
- skin
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63H—TOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
- A63H3/00—Dolls
- A63H3/04—Dolls with deformable framework
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63H—TOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
- A63H9/00—Special methods or compositions for the manufacture of dolls, toy animals, toy figures, or parts thereof
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
形成された外皮部材の内部に骨格部材と粘性を有する流
動部材とを設けた人形に関する。
され変形させて様々な姿勢をさせるとともに、様々な衣
服を着せて楽しむ着せ変え人形遊びが女の子に受け入れ
られている。この人形は、図6(a)に示すように、胴
体部30に腕部31と脚部32とが回動可能に連結さ
れ、さらに腕部31は肘33から折り曲げ可能に形成さ
れ、脚部32は膝34から折り曲げ可能に形成されてい
るものである。
人形に衣服を着せた場合は、人形が女の子を模した人形
であれば、長袖の服を着せて肩や肘の関節部分が露出し
ないようにすることはできても、スカートを履かせた場
合は膝の部分の露出は避けることはできず、図6(b)
に示すように膝34の連結部分の構造が露出し、不自然
な人形にならざるを得なかった。そのため、連結部分の
構造が露出しない人形が、特願昭61ー179603号
公報に開示されている。この人形は、腕部又は脚部を合
成樹脂製の外皮層と、この外皮層の内部に軟質樹脂層を
設け、さらに、軟質樹脂層の内部に針金等の可撓性芯材
を埋設したものであり、折り曲げた状態は芯材が形状を
記憶するので曲げた状態は保持することはできるが曲が
る部分は限定されないし、軟質樹脂層の変形にも限界が
あり不自然な曲がり方をしてしまう問題があった。
骨格部材の構造が見えず、変形時には、より自然な形に
変形させることができる人形を提供することをその課題
とする。
め、本発明に係る人形は、以下の要件を備えたことを特
徴とする。 (イ)伸縮性のある素材によって人形の体形に形成され
た外皮部材と、該外皮部材の内部に配置された骨格部材
と、外皮部材の内部に充填される流動部材とから形成さ
れていること (ロ)上記骨格部材には折り曲げ可能な関節部が設けら
れていること(ハ)上記外皮部材には、内部に配置された骨格部材の
関節部近傍に薄肉部を形成し、上記骨格部材を関節部か
ら折り曲げた時には、関節部近傍の流動部材が上記薄肉
部に移動するようにしたこと
係る人形Aを示し、この人形Aは本発明の人形の下半身
部1に、従来の人形の上半身部2を合体させたものであ
り、上記人形の下半身部1は中空に形成された外皮部材
3と、この外皮部材3の内部に配置された骨格部材4
と、上記外皮部材3の内部を充填する流動部材5とで構
成されているものである。
に、伸縮性を有する素材で人形の下半身部1を継ぎ目な
く形成し上部1aは開口され、この開口部から骨格部材
4と流動部材5とを入れることができるように形成され
ている。この外皮部材3は常温でゴム弾性を示すエラス
トマー(熱可塑性エラストマー)を内部型のある上下抜
きでインジェクション成形すればよい。なお、上記外皮
部材は、エラストマーに限定されるものではなく、塩化
ビニル等の合成樹脂であってもかまわない。
に、プラスチック等の合成樹脂で、腰骨を模した基部材
10と、大腿骨を模した第1の骨格部材11と、膝蓋骨
を模した連結部材12と、脛骨を模した第2の骨格部材
13と、足部を模した第3の骨格部材14とから構成さ
れ、腰骨である基部材10の上部には上半身部2に固定
される固定軸15が軸心を中心に回動可能に連結されて
いる。そして、基部材10の両端には大腿骨である第1
の骨格部材11の一端が関節部16を介して回動可能に
連結されている。
膝蓋骨を模した板状の連結部材12の裏側面に関節部1
7を介して回動可能に連結され、さらに、この連結部材
12の裏側面には脛骨を模した第2の骨格部材13の一
端が関節部18を介して回動可能に連結され、この第2
の骨格部材13の他端には足骨を模した第3の骨格部材
14が関節部19を介して回動可能に連結されている。
は流動性が高く、注入後は粘性の高くなる水飴等の素材
が使用され、この流動部材(水飴)5が充填された外皮
部材3を外側から触れた時に、ある程度の固さを感じ、
しかも外圧を加えた時には容易に流動して外皮部材3が
変形するように構成されている。なお、上記流動部材は
必ずしも粘性は必要とはされず、水等の液体、小麦粉、
片栗粉等の粉体又はプラスチックの小さなビーズ、砂等
の粒体であってもよい。
皮部材3の上部の開口部3aを拡開しながら骨格部材4
を挿入し、第3の骨格部材14が外皮部材3の先端に到
達するまで挿入する(図2(d)参照)。次に、予め熱
して流動性を高めた水飴5を開口部3aから注入し、外
皮部材3内を水飴5で充填する。充填が完了したら水飴
5が漏れないように開口部3aを塞ぎ、予め組み立てて
ある上半身2を下半身1に接続する。
による外皮部材3の内部に骨格部材4が配置され、この
外皮部材3の内部が流動部材5で充填されているので、
柔軟性があり外皮部材3に触れた場合には、恰も人体に
触れているような自然な感触が得られる。そして、骨格
部材4を折り曲げて変形した場合には関節部から曲が
り、不自然な部分から曲がることはなく、しかも、変形
した状態を確実に保持することができる。
樹脂の外皮部材3で形成し、骨格部材4を首部21の開
口部21aを拡開して外皮部材3の内部に挿入し、さら
に、開口部21aから注入した水飴で外皮部材3の内部
を充填したものである。
外観からはすべての関節部が見えないので、肩、肘、膝
の露出するノースリーブのシャツ25やミニスカート2
6を着せることができるし、腰部が露出する水着(図示
せず)を着せることもでき、着る物が限定されることの
ない人形を実現することができる。
を変えて、曲げた時に不自然に曲がらないようにした脚
部を示すもので、ふくらはぎや太ももの後ろ部分に他の
部分bの肉厚より薄い薄肉部aを形成したものである。
膝の部分(関節部17、18)から曲げた時に、膝の後
ろの部分の流動部材5は圧迫されて他の部分に移動しよ
うとする。この時、外皮部材3に内側から外側に向かっ
て圧力が発生するが、変形しやすい外皮部材3の薄肉部
aに移動し、その部位に変形が生じ、例えば、ふくらは
ぎ等の筋肉が盛り上がったように膨らんで変形するの
で、恰も筋肉を収縮させて曲がったような視覚効果が得
られ、より自然な変形をさせることができる。
部から曲がるように形成されているので、人形玩具を曲
げた時に、関節部以外から曲がるような不自然な曲がり
方をすることがないので、より自然に変形させることが
できる人形を提供することができる。しかも、人形を曲
げた時、関節部近傍の流動部材が外皮部材の内部を移動
することになるが、予め移動させる部分の外皮部材を薄
肉に形成してあるので、不自然な部分がふくらむような
ことがなく、より自然な変形状態を表現することができ
る。
説明図
する要部断面図
Claims (1)
- 【請求項1】 以下の要件を備えたことを特徴とする人
形。 (イ)伸縮性のある素材によって人形の体形に形成され
た外皮部材と、該外皮部材の内部に配置された骨格部材
と、外皮部材の内部に充填される流動部材とから形成さ
れていること (ロ)上記骨格部材には折り曲げ可能な関節部が設けら
れていること(ハ)上記外皮部材には、内部に配置された骨格部材の
関節部近傍に薄肉部を形成し、上記骨格部材を関節部か
ら折り曲げた時には、関節部近傍の流動部材が上記薄肉
部に移動するようにしたこと
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04119198A JP3195579B2 (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 人 形 |
PCT/JP1999/000512 WO1999039793A1 (fr) | 1998-02-06 | 1999-02-05 | Poupee |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04119198A JP3195579B2 (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 人 形 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11221369A JPH11221369A (ja) | 1999-08-17 |
JP3195579B2 true JP3195579B2 (ja) | 2001-08-06 |
Family
ID=12601544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04119198A Expired - Fee Related JP3195579B2 (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 人 形 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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WO (1) | WO1999039793A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6746303B2 (en) | 2002-05-31 | 2004-06-08 | Mattel, Inc. | Flexible toy figure with wire armature |
JP6066600B2 (ja) * | 2011-07-07 | 2017-01-25 | 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター | 人体模型、衣服圧測定装置および衣服圧測定方法 |
BR102012018019A2 (pt) | 2011-07-20 | 2014-05-13 | Mattel Inc | Figura de brinquedo, segmento de membro de armação para uma figura de brinquedo, membro para uma figura de brinquedo, e, método de fabricação de uma figura de brinquedo |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6335277A (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-15 | 株式会社 タカラ | 合成樹脂製人形の腕部又は脚部及びその製造方法 |
JPH0341514U (ja) * | 1989-08-31 | 1991-04-19 |
-
1998
- 1998-02-06 JP JP04119198A patent/JP3195579B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-02-05 WO PCT/JP1999/000512 patent/WO1999039793A1/ja unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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WO1999039793A1 (fr) | 1999-08-12 |
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