JP3195470B2 - ラップフイルムの収納箱 - Google Patents

ラップフイルムの収納箱

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】一般家庭や食品販売業等で汎用さ
れているラップフイルムの収納箱の改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示す様な前板1、底板2、
後板3、及び脇板8とで形成された上部が開口した長方
形の収納室13と、収納室13の後板3側縁から収納室
開口部を覆う方向に連接した蓋板4と、その蓋板4の側
縁から前板1を覆う方向に延した掩蓋片5とを有した長
方形の箱体であって、収納室13に収納した巻回フィル
ムRからラップフィルムFの必要量を引き出して、箱体
の所定の部位に箱体長手方向に沿って配備してある切断
具Kで切断して用いるラップフィルム収納箱は、例えば
実開昭59−28022公報に記載されていて公知で
ある。この種の箱体の多くは板紙製で、各々の折り線部
で各部位板面をほぼ直角に折り曲げて形成したものであ
り、蓋板4から脇板8を覆う方向に延した脇掩蓋片11
を有したもの、或いは上記脇掩蓋片11を有しないもの
もある。切断具Kの配備位置は、前板1の上端部、前板
1と底板2との稜部近傍、掩蓋片5の先端部のいずれか
の板面の夫々刃先が板面から突出する位置であるものが
多い。又、切断具の全体形状(刃先を結ぶ仮想線の形
状)では、直状のもの、凹形弧状のもの、凸形弧状のも
の、V形突形状のもの、台形突形状のもの等、そして切
断具の品種としては、金属製鋸刃、プラスチック製鋸
刃、紙製(バルカナイズド硬化紙を含む)鋸刃、歯山に
砥粒を付けた紙製鋸刃、固着砥粒の紙製平刃(歯山な
し)等の存在が知られている。
【0003】更に、切断具の配備方法としては、予め鋸
刃加工や砥粒固着加工等をして得た切断具である帯体状
小片を、箱体が平旦な板紙である段階で所定の部位板上
に、カシメ具や接着剤等で固定する方法や、箱体となる
板紙の所定の部位板紙そのものに直接、鋸刃加工や砥粒
固着加工等を施して、箱体の一部の板紙を切断具にする
方法等があることも広く知られている。
【0004】図3は、収納箱の内で蓋板4から脇板8を
覆う方向に延した脇掩蓋片11を有しないもので、掩蓋
片5の先端部裏側に金属製の切断具Kをカシメ具12に
よって固定された場合の収納箱を示し、図3(B)は、
収納箱から開封片6を、局部接合部9の部分の剥離を進
めながら切取り線10で切断除去して開封しようとする
段階を、図3(A)は開封してフィルムFを引き出した
段階を示す図である。
【0005】又、掩蓋片5で覆われる前板1にフィルム
の仮留め部Qを配置した収納箱としては、例えば実開昭
54−80430号公報では、樹脂フィルム層や金属箔
層等の表面平滑な長尺部材を、前板1の上部表面の箱長
手方向に配置することを、実開昭57−49430号公
報では、粘着性接着剤層を前板1の表面の箱長手方向の
ほぼ中央部一箇所に配置することを、特開平1−91
51号公報では仮留め部に、表面平滑に架橋性硬化ニス
を塗布することをそれぞれ提案している。
【0006】このフイルムの仮留め部Qはいずれも、引
き出したフイルムの切断端部が切断時の弾みで箱内に巻
戻る(次の引き出しが困難になってしまう)現象を、フ
イルムを剥離容易な状態に係止(巻戻り防止)する機能
を持たせるものである。そして従来各社は、仮留め部の
係止力を高め、円形、四角形等の比較的小さな面積形状
の仮留め部を箱体長手方向の中央部に配することを常と
して来た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の収納箱には、仮留め(係止)部ではフィルム幅
全体からみた係止力が不足し、切断時や蓋体持ち上げ時
の弾みでフィルムの巻戻りが生じ易い反面、フィルムが
係止している局部では密着力が強固になりすぎて次の引
き出しの際のフィルム端を係止部から剥ぎ採ることが容
易でなく、フィルムの引き出し操作性を悪化させる問
題、及びその剥ぎ採り操作時にフィルムの縦裂け現象を
誘発してその処置に難する問題、或いは切断具の刃先
で指を傷付ける問題等がある。
【0008】一方、引き出したフイルムをその脇端から
切断する際には、フイルムの横滑りにより切断開始点と
なる切断具脇端の設計上の切断性能が低下し、且つその
ために切断したフイルムの脇端部分の形状が直線状にな
らず不揃いで見苦しくなる問題もある。この種の不良現
象は、掩蓋片の先端に切断具が配備されている収納箱に
顕著である。
【0009】本発明の目的は、仮留め部でのフイルム係
止能力を高め、且つフイルムの剥ぎ採りを容易にし、剥
ぎ採り操作時のフイルムの縦裂け現象や指の傷付け問題
を防ぎ、更には切断開始点となる切断具の切断性能の低
下を防ぎ、切断したフイルム脇端部の形状が直線状に揃
うように改善したフイルム収納箱を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するためのものである。すなわち、本発明は、前板
1、底板2、後板3、及び脇板8とで形成された上部が
開口した長方形の収納室13と、その収納室13の後板
3の側縁から収納室開口部を覆う方向に連接した蓋板4
と、その蓋板4の側縁から前板1を覆う方向に延した掩
蓋片5と、該掩蓋片5で覆われる前板1の表面に切断後
のフイルムを係止する仮留め部Qを有した長方形の箱体
であって、上記収納室13に収納した巻回フイルムRか
らラップフイルムFの必要量を引き出し上記掩蓋片5の
先端に配備した切断具Kで切断して用いるラップフイル
ムの収納箱において、上記仮留め部Qは上記前板1の上
端縁から3〜6mm離れた位置から上記掩蓋片5の先端
の切断具Kの刃先に至る手前迄の下方側位置に箱体の長
手全長に延びた帯状に配置されており、上記掩蓋片5の
長手方向の少なくとも両脇部には少なくとも上記仮留め
部Qと重なる位置の板紙の裏面に前板1側に突出する凹
面加工部Eが設けられていることを特徴とするラップフ
イルムの収納箱である。
【0011】以下、本発明を詳細に説明する。図1は本
発明の実施例を示すもので、図1(A)は収納箱を例示
した斜視模式図、図1(B)は、図1(A)の収納箱に
なる台紙の平面模式図である。本発明を例示する図1
(A)において、その収納箱そのものは、前板1、底板
2、後板3、及び脇板8とで形成された上部が開口した
長方形の収納室13と、その収納室13の後板3の側縁
から収納室開口部を覆う方向に連接した蓋板4と、その
蓋板4の側縁から前板1を覆う方向に延した掩蓋片5と
を有した長方形の箱体で、収納室13に収納した巻回フ
イルムRからラップフイルムFの必要量を引き出し、掩
蓋片5の先端に配備した切断具Kで切断して用いるラッ
プフイルムの収納箱である。
【0012】しかし、この図1(A)の箱体は、図3
(B)に示す従来品と同様に、開封片6の裏面と前板1
の表面とを貼合している局部接合部9を引き捲り、切取
り線10から開封片6を除去して開封した状態の箱体と
して示している。更に詳細には、蓋板4から脇板8を覆
う方向に延した脇掩蓋片11を有し、長方形の箱体の長
手方向に沿う掩蓋片5の先端縁部の裏面側に、切断具K
として金属製の鋸刃をカシメ具12で固定した場合の収
納箱で例示している。上述した切断具付き収納箱の構造
は、公知の収納箱と共通する部分であり、従って例えば
従来技術の項で述べた公知のものと適宜置き換えること
が出来る。
【0013】又、この種の収納箱の引き出したフイルム
Fの切断方法は、巻回フイルムRに連なるフイルムを前
板1と掩蓋片5との間で挾み、掩蓋片5のほぼ中央部を
親指で押えて固定し、掩蓋片先端にある切断具Kの刃先
を頂きにフイルム間でなす角度がほぼ45度以下の鋭角
になる状態に引き出し、端側のフイルムを上方に誘導
し、更にフイルムに張力を与えながら切断具の片方の脇
端の刃先がそれに当接するフイルムを突き切る方向に箱
体又はフイルムを斜めに誘導操作する。この操作でフイ
ルムは切断具の片方脇端の刃先に当接したフイルム脇端
側から他方の脇端側に向けて刃先に沿って順次切断され
るのが一般的である。そして前板1と掩蓋片5との間に
挟まれた残余のフイルムは、次の引き出し端とすること
になる。
【0014】本発明が従来品と相違するところは、
(1)仮留め部Qは、前板上端縁から3〜6mm離れた
下方の位置から掩蓋片5の先端の切断具Kの刃先に至る
手前の下方側に位置し、箱体長手全長に延びた帯状とし
て配置されていること、(2)掩蓋片5の長手方向の少
なくとも両脇部には、少なくとも上記仮留め部Qと重な
る(相対する)位置の板紙の裏面に前板1側に突出する
凹面加工が施されている凹面加工部Eが設けられている
ことである。
【0015】
【作用】この発明の上記構成が果たす役割は、フィルム
切断時に前板1の長手全長に帯状に配した仮留め部Qの
いずれかで、一応のフィルムの係止(巻戻り防止)効果
が発揮され、更に凹面加工部Eが設けられている掩蓋片
5の長手両脇部でフィルム係止効果が確実に発揮させる
結果、フィルムの巻戻り防止効果の発現する確度が高ま
ると共に、掩蓋片の平行度、水平度が修正維持されて、
切断開始点となる切断具脇端の切断性能設計性能に対
する低下現象が抑制され、切断したフィルムの脇端部分
の形状が直線状に揃う効果がある。そして掩蓋片先端の
刃先とその手前迄に止めた仮留め部Qとの空間は、フィ
ルムの剥ぎ採り時には、フィルムの摘み採りを容易にす
る効果を発揮させる。従ってその結果、確実な巻戻り防
止の効果と箱体からのフィルムの剥ぎ採りの容易さ効果
とが、両立して具現されることになる。
【0016】一般にラップフィルムの収納箱はこの種の
箱体に限った場合でも、き手が右か左か、主体に使う
手の方向、切断時の箱体を扱う操作方法、箱に置く指の
位置、剥ぎ採り時の摘み採り位置、剥ぎ採りの順序等の
観点で消費者の得手勝手があり、その使われ方は千差万
別である。又、この種の箱体は、長手方向の寸法が他の
2方向寸法に比べ極端に(フィルム幅の大きいものほ
ど)大きい長方形である為に、長手方向の部位、殊に
断具が固定されている掩蓋片先端部の平行度、水平度が
確保し難く、結果的に刃先方向から見た切断具の形状は
中央部を凸に湾曲状にたわみ、且つ切断具の刃先の方向
が前板面から離れる方向に傾斜した状態になる場合が多
い。この様に変形した切断具付の収納箱は、刃先がフィ
ルムに垂直に当接し難い関係で切断具の本来の切断性能
が発揮されず上記消費者の使い勝手の影響を受け易い。
従って上記の構成は、これ等の全ての使われ方をした時
の、前板に対するフィルムの位置やその動きの関係を研
究する中で、いずれの使われ方をしても従来水準より確
実な巻戻り防止の機能効果を発現し、それでいてフィル
ムの剥ぎ採り(取出し)が容易に出来、且つ切断具の切
断能やフィルムの箱体からの引出し性が確保出来る仮留
め部Qの位置と形状、及び板紙に施す凹面加工との関係
を究明したものである。
【0017】本発明での仮留め部Qの帯状体の形状は、
一般には6〜35mmの寸法範囲での一定幅の単純な長
方形状のものであっても、部分的に幅寸法の違う帯状体
や波状の帯状体であっても良い。中でも部分的に幅寸法
の違う帯状体のものが望ましい。図2は、本発明での望
ましい仮留め部Qの形状とその位置とを示す前板の平面
模式図で、図2(A)は基本概念を、図2(B)は形状
の変更例を、図2(C)はその具体的な実施例を示す。
以下、本発明の仮留め部の役割を望ましい図2を用いて
説明する。
【0018】先ず図2(A)に於て本発明の仮留め部Q
は、前板1表面の前板1の上端縁から下方側へ掩蓋片5
の先端の切断具Kの刃先に至る迄の間の寸法位置(Xに
相当)の、前板1上端縁から3〜6mm(X1に相当)
を残した(離れた)前板1の上方から下方側へ掩蓋片5
先端の切断具Kの刃先の手前迄の間の位置に、箱体の長
手全長に延びた帯状体にして配置される。
【0019】この位置である必要性は、切断時に指で掩
蓋片5を押圧した際に、フイルムFが仮留め部Qに接触
係止される確度を高める役割を果たす。つまり、掩蓋片
5のどの位置を押さえることになっても、長手方向に伸
びた仮留め部Qのいずこかでフイルムは接触し係止する
確度が高まる。そして、前板1の上端縁からX1=3〜
6mmを残す(離す)必要性は、仮留め部Qを配置した
ことで生じるフイルムの箱体からの引出し性の低下を抑
制し、且つ切断時のフイルムの横滑りを防ぎ、そのこと
で切断具の切断性能を保持させる役割をさせるためのも
のである。又、この際の仮留め部Qの帯状幅は、広い
(突起)部分でも掩蓋片5の先端の切断具Kの刃先の手
前迄に止める。即ち、刃先部より2〜6mm内側に位置
した手前迄に止める。この役割は、フイルムの剥ぎ採り
時に、切り残ったフイルム端の縦裂けの発生を防止す
る。
【0020】仮留め部Qの帯状幅寸法Y1とY2、及び
切欠き部幅寸法(Y2−Y1)は、採用される箱の掩蓋
片の刃先迄の幅寸法(Xに相当)、及び箱体全体(フイ
ルム幅と巻量の関係による)の大きさで定めるものであ
る。一般にはY1は5〜15mm、Y2は15〜30m
m、(Y2−Y1)は5〜15mmの範囲から選ばれ
る。この際、Y2の幅を帯体の幅とした場合に、Y1の
幅がY2幅の半分〜四分の一幅になる範囲で、切欠き部
の幅寸法(Y2−Y1)が選ばれることになる。
【0021】又、長手中央に位置する切欠き部の長さZ
1は50〜160mm、両端部に位置する切欠き部の長
さZ2、Z3は10〜90mmの寸法範囲から、対象と
する箱の長手寸法(フイルム幅の関係による)に応じて
選ばれ、結果的に突起部の長さ寸法L1,L2は25〜
120mmの範囲で選ばれることになる。この際のZ1
〜Z3は同じ長さ寸法であっても、又別々の寸法であっ
ても構わないが、中央部のZ1を80〜150mmと長
く採り、Z2、Z3をZ1より短く揃えた方が、フイル
ムの剥ぎ採りが容易になって望ましい。
【0022】要するにZ1〜Z3の部分は、フィルムの
剥ぎ採り(取出し)を容易にする部分であり、突起部を
含めた帯体全体は確実な巻戻り防止の機能効果を発現さ
せる部分に当たる。その双方の調和をこの両者の形状面
積の大きさで達成させることになる。つまり、両端の切
欠き部によって細幅になったまま箱体の端部に至る仮留
め部Qの部分は、切断開始時のフィルム端部の横滑り
防ぎ、横滑りによる切断具の切断能の低下を防止する。
そして切欠き部でえぐり取られた部分は、係止部からフ
ィルムの剥ぎ採る際の起点と剥ぎ採り易さとを司どる面
積であり、その頂き部を箱体の底板側に向けて形成した
二山突起部を持つ帯体は、掩蓋片のどの位置を押えて切
断操作をしても、そのいずれかでフィルムを係止する役
割を果たすものである。従って、本発明の仮留め部Q
は、収納対象にするフィルム幅寸法が、例えば15c
m、22cm、30cm、45cmである場合の、様々
に異なる大きさの箱体に適用することが出来る利点があ
る。
【0023】図2(B)は、突起部(切欠分)の形状が
複雑になった場合の例示である。こんな形状の時は、形
状での各部位の寸法区分が曖昧になる場合が考えられ
る。しかしながら、本発明の技術思想は、掩蓋片で覆わ
れる前板表面のほぼ全面を、仮留め部Qの部分と剥ぎ採
り対照部とに2分する際、前板の長手方向の中央部と両
端部の3箇所に剥ぎ採り対照部を設け、全体に対する仮
留め部Qの部分との面積的調和を図るとする思想のもの
であるから、Z1〜Z3(L1,L2)やY1,Y2の
寸法位置区分は図2(B)に示す様に考えることができ
る。一般にはこの形状は、図2(C)に示す様な単純な
突起形状のもので充分である。図2(C)は具体的な実
施例の模式図である。
【0024】本発明の仮留め部Qに用いる係止部材に
は、従来公知のものが全て採用できるが、中でも架橋性
硬化ニスを適宜な厚みで塗布し乾燥した塗布膜である場
合が望ましく、厳密には、ラジカル重合型、付加重合
型、カチオン重合型の架橋硬化樹脂ニス等で代表され
る紫外線架橋性硬化ニスであることの方が、様々な形の
ものを容易に形成できて望ましい。
【0025】次に、掩蓋片5の少なくともその長手方向
の両脇部の、少なくとも上記仮留め部Qと重なる(相対
する)位置の掩蓋片5の板紙の裏面に設ける凹面加工部
Eは、板紙の裏面が前板1側に0.1〜1mm程度突出
するように凹面加工を施せばよいが、板紙を破壊させな
い範囲であれば、どんな形状、面積及び間隔のものでも
構わない。又、この凹面加工部Eは、仮留め部Qと重な
らない(相対しない)位置にある掩蓋片5の板紙部分の
裏面に配してあっても構わないし、又板紙裏面が前板1
側に突出しない凹面加工部が混在して配置されていても
構わない。
【0026】何故ならば、この凹面加工部Eの役割は次
の3つの役割に大別できるからである。即ち、その1つ
目は、板紙裏面突出部で仮留め部Qへのフイルムの接触
を助ける役割、その2つ目は、凹凸形状にする加工でそ
の部分の掩蓋片板紙の、平行度、水平度を矯正し、且つ
板紙剛性を高める役割、その3つ目は、板紙裏面に突出
部のない凹面加工でも、加工を施こす押圧で板紙の密度
を高めて掩蓋片5の板紙の平行度、水平度の悪化の矯正
をする役割を夫々果たすことが究明されている。これ等
は夫々の目的に応じて、上記役割を単独で或いは組合せ
て取り出せば良いことになるからである。殊に、切断時
の開始点になる掩蓋片5の長手方向の少なくとも両脇部
には、上記の1つ目、又は2つ目の役割を発揮する板紙
裏面に突出部がある凹面加工を施しておけば、他の掩蓋
片部分は、その必要性に応じて適宜の凹面加工を採用す
れば良いことになる。
【0027】しかし、凹面加工の突出高さを0.2mm
以上に大きくしたいときは、凹面形状を幅寸法が1〜3
mm範囲程度の狭い溝状にして形成した方が、板紙を損
傷しないので望ましい。その凹面加工による溝の本数は
1本でも良いが、3〜10mm程度の間隔をおいて2本
〜数本、掩蓋片長手方向に直交させて配置することが望
ましい。この場合の溝の長さは、切断具の取付け位置に
及ばない30〜10mmの範囲から選ばれる。この様に
複数条の溝を配した凹面加工は、その加工した範囲で上
記1つ目と2つ目の役割を充分に果たす効果がある。従
って、この複数条の溝の凹面加工部を掩蓋片の両脇の脇
端から内側に、50mm程度の範囲内に配置したもの
は、切断開始時のフィルム端部の横滑りを防ぎ、横滑り
による切断具の切断能の低下を防止する効果は大きくて
有効である。図1(A)、(B)ではこの凹面加工部E
を、3本の狭い溝状の凹面加工部Eを組合せて配置した
場合を例示している。
【0028】本発明に用いる板紙は、厚さ0.35〜
1.5mm程度の厚紙で、一般に肉厚のものほど剛性、
強度が高く丈夫な箱が得られるが、折曲げ加工が困難に
なるので、通常は厚み0.35〜0.8mm(量で3
10〜550g/m2)の範囲の、比較的薄い方の板紙
が採用される。そして、補助脇板や補助脇掩蓋片や局部
接合部等の一部分と言った、箱体の組み立て時に糊代と
なる部分は除いて箱体の表面に露出することになる板紙
の表面部は、箱の耐水性を高める為に耐水性の印刷用ニ
ス、透明ニス等で全面処理されているのが一般的であっ
たが、この従来品に対し、本発明の収納箱はフィルムの
引出し性能を一段と高めるため、前板1と折返し片14
との間の折り線部において、この折り線を中心線として
上下約1〜5mm幅の帯状の範囲には、印刷用ニスや透
明ニス等を塗布しない処の、所謂非ニス塗布部分を形成
しておくこと望ましい。
【0029】本発明に用いる切断具Kは、図1に示した
金属性の直状形状の鋸刃であっても構わない。しかし、
この切断具を現在市販されている公知の箱構造が所謂ボ
ックスタイプと呼称されるもので、V字形状をした掩蓋
片5の先端に刃先を結ぶ仮想線がV字形状の切断具Kが
装備される収納箱に適用する場合は、フイルムを摘む
(剥ぎ採り)操作時に突出したV形刃の先端で手指が切
傷するという、従来からの問題点を解消する効果がより
大きい。
【0030】本発明のラップフイルムは、食品包装に採
用されている合成樹脂フイルム、金属箔、薄紙を総称す
るものであるが、自己密着力の強い塩化ビニリデン系樹
脂のラップフイルムに適用する時は、その効果は一段と
顕著であるので望ましい。
【0031】
【実施例】以下、実施例に基づいてさらに説明する。
【0032】
【実施例1】肉厚み約0.5mm(量400g/
2)の厚紙を基材として、図1(B)に示す構造をし
た最大部分の箱長約240mm目標の収納用板紙台紙を
用意した。この台紙の従来品と相違する点は、印刷加工
時に前板1と折返し片14との間の折り線部を中心線に
その上下約3mm幅の帯状の範囲部分に、印刷用ニスや
透明ニス等を塗布しない非ニス塗布部分を形成しておい
たこと、前板上端縁から4mm下方に離れた位置から下
方側へ掩蓋片5の先端の切断具Kの刃先に至る迄の位置
に図2(C)に示す形状の仮留め部Qを配置したこと、
及び掩蓋片5の長手両脇部の各々脇端から約30mm、
約20mm、約10mmの位置に幅Xの掩蓋片5の中程
に、幅約1mm、長さ約13mm、裏面突起寸法約0.
2mmの3本の狭い溝状の凹面加工部Eを施したことで
ある。
【0033】上記仮留め部Qの形状の具体的寸法は、Y
1は約7mm、Y2は約20mm、(Y2−Y1)は約
13mm、即ちY1の幅がY2幅の約三分の一の幅で、
又、切欠き部の相応長さは、長手中央に位置するZ1が
約112mm、両端部に位置するZ2、Z3は共に約3
2mm、即ち突起部の長さL1=L2=約30mm、前
板長手全寸法約236mm、掩蓋片の刃先迄の幅X=2
4mmである。
【0034】この仮留め部Qは、紫外線架橋性硬化ニス
(商品名:フラッシュドライ、東洋インキ製造(株)社
製)を塗布、乾燥して作成したものである。そして通常
公知の箱体形成を行ない、紙管に巻回された巻幅寸法約
220mmの塩化ビニリデン系樹脂フイルム(商品名:
サランラップ、旭化成社製)を収納した箱体にした。こ
の箱体は図3(B)と同様に、開封片6の裏面と前板1
の表面とを貼合している局部接合部9を引き捲り、切取
り線10から開封片6を除去して開封すると、図1
(A)に示す箱体となった。この箱体を500箱用意し
た。
【0035】
【比較例1】上記実施例1に比べて、前板上端縁部の非
ニス塗布部分の形成をしなかったこと、仮留め部Qの形
状を幅約15mm、長さ約70mmの長方形のものとし
てそれを掩蓋片5で覆われる前板1の長手中央部にあっ
てこの前板1の上端縁から4mm離れた下方の位置から
掩蓋片5の先端の切断具Kの刃先に至るまでの下方側の
位置に配置したこと、及び掩蓋片5のいずこにも何の凹
面加工部Eが設けられていないこと、の3点を変更した
フイルム収納箱を500箱用意した。
【0036】この実施例1と比較例1で用意したフイル
ム収納箱を、100人のモニターに配布して、下記に示
すフイルムの引き出し性、切断性等の比較項目につい
て、以下の評価基準に従い比較評価を行い、その結果を
下記にまとめた。 評価基準(実施例品について) 1.比較品より極めて悪い 2.比較品より悪
い 3.比較品と同等 4.比較品よりや
や優れる 5.比較品より極めて優れる 評点区分(数値=人数割合) 比較項目 1 2 3 4 5 A.フイルムの係止(巻戻り防止)確度 0 0 0 3 97 B.フイルムの摘み(剥ぎ採り)操作性 0 0 1 4 95 C.フイルムの引き出し性 0 0 1 9 90 D.切断具の機能保持性(横滑り防止) 0 0 0 2 98 E.切断具で手指を傷付けない安全性 0 0 0 8 92
【0037】
【発明の効果】本発明の収納箱は上述の構成をもつこと
により、仮留め部でのフイルムの係止性能は向上し、フ
イルムの剥ぎ採りを容易にする。そしてそのことで剥ぎ
採り操作時の指への傷付けを防ぐ効果がある。又、切断
開始点となるフイルムの横滑りを抑制し切断具の切断性
能の低下を防ぐ効果もある
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の図で(A)は収納箱になった
後の状態を示す斜視模式図(B)は(A)の箱体にする
板紙台紙の平面模式図
【図2】本発明の仮留め部Qの配置と形状とを示す前板
の平面模式図
【図3】従来品の収納箱を例示する斜視模式図
【符号の説明】
1 前板 2 底板 3 後板 4 蓋板 5 掩蓋片 6 開封片 7 補助脇板 8 脇板 9 局部接合部 10 切取り線 11 脇掩蓋片 12 カシメ具 13 収納室 Q 仮留め部(フイルム係止部) K 切断具 R 巻回フイルム F フイルム X 掩蓋片の刃先迄の位置寸法 Y1、Y2 仮留め部の幅寸法 Z1、Z2、Z3 切欠き部の長さ方向の寸法 L1、L2 仮留め部の長さ方向の寸法 E 凹面加工部(狹幅の溝状=裏面突起型)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−18248(JP,A) 実開 平4−102218(JP,U) 実開 平4−41826(JP,U) 実開 昭54−83430(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 5/72 B65D 25/52 B65D 83/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前板1、底板2、後板3、及び脇板8と
    で形成された上部が開口した長方形の収納室13と、そ
    の収納室13の後板3の側縁から収納室開口部を覆う方
    向に連接した蓋板4と、その蓋板4の側縁から前板1を
    覆う方向に延した掩蓋片5と、該掩蓋片5で覆われる前
    板1の表面に切断後のフイルムを係止する仮留め部Qを
    有した長方形の箱体であって、上記収納室13に収納し
    た巻回フイルムRからラップフイルムFの必要量を引き
    出し上記掩蓋片5の先端に配備した切断具Kで切断して
    用いるラップフイルムの収納箱において、上記仮留め部
    Qは上記前板1の上端縁から3〜6mm離れた位置から
    上記掩蓋片5の先端の切断具Kの刃先に至る手前迄の下
    方側位置に箱体の長手全長に延びた帯状に配置されてお
    り、上記掩蓋片5の長手方向の少なくとも両脇部には少
    なくとも上記仮留め部Qと重なる位置の板紙の裏面に前
    板1側に突出する凹面加工部Eが設けられていることを
    特徴とするラップフイルムの収納箱。
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