JP3194939B2 - 拡張ユニットおよび電源制御方法 - Google Patents

拡張ユニットおよび電源制御方法

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JP3194939B2 JP21860590A JP21860590A JP3194939B2 JP 3194939 B2 JP3194939 B2 JP 3194939B2 JP 21860590 A JP21860590 A JP 21860590A JP 21860590 A JP21860590 A JP 21860590A JP 3194939 B2 JP3194939 B2 JP 3194939B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えばラップトップタイプ等の小形パーソ
ナルコンピュータを接続対象とする拡張ユニットおよび
電源制御方法に関する。
(従来の技術) 近年、ラップトップタイプ等の小形パーソナルコンピ
ュータを機能拡張するための拡張ユニットが種々開発さ
れている。
従来のこの種、拡張ユニットは、所定のインターフェ
イス接続ケーブルを介してパーソナルコンピュータを拡
張ユニットに接続し、予め定められた電源投入順序に従
って電源を投入することにより、システムを立上げてい
た。
この際、ユーザにとっては拡張ユニットと同ユニット
に接続されたパーソナルコンピュータとの電源投入順序
が分り難く、その電源投入順序を誤ると、後動作、回路
破壊等の不都合を招く虞がある。例えば、拡張ユニット
の電源を投入した後に、パーソナルコンピュータの電源
を投入すると、正常状態が確保されない不適当なデータ
がパーソナルコンピュータに入力され、そのデータによ
ってパーソナルコンピュータが誤った処理を実行してし
まうという不都合が生じ得る。又、パーソナルコンピュ
ータに電源が供給されず、拡張ユニットのみに電源が供
給された状態を放置しておくと、パーソナルコンピュー
タのインターフェイス回路に生じる電源のまわり込みに
よって回路破壊が生じる。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように従来では、拡張ユニットと同ユニット
に接続されたパーソナルコンピュータとの電源投入順序
がユーザに分り難く、その投入順序を誤ると、誤動作、
ハードウェア損傷等の不都合を招く虞があった。
本発明は上記実情に鑑みなされたもので、電源の投入
順序を装置側で明確にすることにより、ユーザに操作負
担をかけることなく、常に正常な電源投入順序で電源を
投入できる拡張ユニットおよび電源制御方法を提供する
ことを目的とする。
又、本発明は、電源の投入順序が誤っても、誤動作、
ハードウェア損傷等の不都合を回避できるインターフェ
イス機構を実現した拡張システムの電源制御方式を提供
することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段及び作用) 本発明は、拡張ユニットに、同ユニット電源スイッチ
の投入に伴い、同ユニットに接続されたパーソナルコン
ピュータに動作用一次電源を供給するパーソナルコンピ
ュータ用電源部と、上記パーソナルコンピュータの特定
出力信号を受けて同信号から上記パーソナルコンピュー
タが動作可能な状態にあることを検出する検出部と、同
検出部の検出信号により自ユニットの内部回路に動作用
電源を供給する拡張ユニット用電源部とを設けて、パー
ソナルコンピュータが動作用電源を受け動作可能な状態
にあることを確認した後に自ユニット内の回路に動作用
電源を供給する電源供給シーケンス制御機能をもつ構成
としたもので、これによりユーザに操作負担をかけるこ
となく、常に正常な電源投入順序で電源を投入でき、誤
動作、ハードウェア損傷等の不都合を回避できる。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
第1図に於いて、1はバッテリィ駆動が可能なラップ
トップタイプのパーソナルコンピュータ本体(PC本体)
であり、2は同パーソナルコンピュータ本体1の拡張ユ
ニットである。3は拡張ユニット2の使用時に於いてパ
ーソナルコンピュータ本体1の拡張バスコネクタC11に
実装されるインターフェイスカードであり、同カード3
を介して拡張ユニット2とパーソナルコンピュータ本体
1とが相互にインターフェイス接続される。このインタ
ーフェイスカード3のデータ転送路に介在される各バス
ドライバはそれぞれその方向性によって動作電源の供給
元が二分されるもので、その詳細は第2図を参照して後
述する。4は拡張ユニット2の拡張バスコネクタC21に
任意選択的に接続される拡張ボードである。5はパーソ
ナルコンピュータ本体1の電源入力端子であり、ここで
は拡張ユニット2を使用しないとき、専用電源アダプタ
のプラグにプラグイン接続されて同電源アダプタの直流
出力電源(+15v)が動作用一次電源として印加され、
又、拡張ユニット2の使用時は同ユニット2のPC用電源
出力プラグ6にプラグイン接続されて同ユニット2内で
生成される直流電源(+15v)が動作用一次電源として
印加される。
10乃至43、及びC11乃至C14はそれぞれパーソナルコン
ピュータ本体1の構成要素をなすもので、10はシステム
バスであり、11乃至17、及び31乃至43はそれぞれ同シス
テムバス10に直接又は間接に接続される構成要素(コン
ポーネント)である。これらコンポーネントのうち、11
はシステム全体の制御を司るCPUであり、ここではリジ
ューム処理機能(電源遮断直前の状態を電源投入時に復
元してプログラムの継続実行を可能にする機能)をも
ち、リジュームモード設定時に於いて拡張ユニットの接
続状態を表示する処理機能をもつとともに、拡張ユニッ
ト使用時に同ユニット側にコネクタを延長する(代替コ
ネクタに切り替える)処理機能をもつ。12は固定プログ
ラム等が格納されるシステムファームウェアROM(BIOS
−ROM)であり、ここでは、リジュームモード設定状態
下での電源投入時に於いて拡張ユニットの接続状態を表
示するための外部機器接続状態表示処理ルーチンRT−
A、拡張ユニット使用時に拡張ユニット側にコネクタを
延長する(代替コネクタに切り替える)コネクタ切替え
処理ルーチンRT−B等を含む。13は主メモリを構成する
RAM(SYSTEM−RAM)であり、処理対照となるプログラ
ム、データ等が格納される。14はリジューム機能を実現
するためのデータ保存域となるバックアップRAMであ
り、電源遮断状態時にバックアップ電源が供給される。
15はCPUバス17とシステムバス10との間に介在されたバ
スドライバ(BUS−DRV)であり、上記バス相互間でデー
タの受渡しを行なう。16はCPU11の制御の下に上記各メ
モリ(12,13,14)をアクセス制御するメモリコントロー
ラ(M−CNT)であり、ここでは、バックアップRAM14の
指定アドレスを検出して同RAM14にチップセレクト信号
を出力するアドレスデコーダ(DEC)161、及び同デコー
ダ161をイネーブル/ディセーブル制御するバックアッ
プRAM14のライトプロテクト制御用入出力ポート(IOP)
162を含む。
20は電源入力端子5に入力された、電源アダプタ又は
拡張ユニット2からの直流電源(+15v)を一次電源と
して受け、内部の各種動作用電源(ここでは+12v,−12
v,−9v,+5v,−5v)を生成する、パワーコントロールCP
Uを備えたインテリジェントパワーサプライ(PS)であ
り、ここでは内部動作用の+5v電源が動作確認信号(S
D)としてインターフェイスカード3を介し拡張ユニッ
ト2に送出される。以下、このインテリジェントパワー
サプライ20をPC側電源回路と称す。21はPC側電源回路20
の電源スイッチ(SW)、22A,22Bはそれぞれ別個に着脱
可能な一対のメインバッテリィ(B−A,B−B)であ
る。
31はシステムバス10とプリンタコネクタC12との間に
介在されて、プリンタコネクタC12に接続される、プリ
ンタ(PRT)、外部フロッピィディスクドライブ(FDD)
等の機器との間で情報を送受するプリンタインターフェ
イス回路(PRTインターフェイス)である。このプリン
タインターフェイス回路31は、プリンタコネクタC12に
接続されるプリンタ(PRT)等の外部機器との間で制御
信号及びデータを送受するプリンタポート(PRT−POR
T)311、同ポート311のアドレス検出を行なうアドレス
デコーダ(DEC)312、プリンタポート311を制御するた
めの情報を入力する入出力ポート(I/O−PORT)313、同
ポート313のアドレス検出を行なうアドレスデコーダ(D
EC)314、上記入出力ポート313で受けた制御情報と上記
アドレスデコーダ312のアドレス検出に伴うチップセレ
クト信号とを受けて上記プリンタポート311を制御する
制御回路315等を有してなる。
32Aはシステムバス10とRS−232CコネクタC13との間に
介在されて、RS−232CコネクタC13に接続されるシリア
ル入出力機器との間で情報を送受する第1のRS−232Cイ
ンターフェイス回路である。このRS−232Cインターフェ
イス回路32Aは、RS−232CコネクタC13に接続される機器
との間でデータを送受するシリアル入出力ポート(SI
O)321及びドライバ(DRV)322、上記シリアル入出力ポ
ート321のアドレス検出を行なうアドレスデコーダ(DE
C)323、シリアル入出力ポート321を制御するための情
報を受ける入出力ポート(I/O−PORT)324、同ポート32
4のアドレス検出を行うアドレスデコーダ(DEC)325、
上記入出力ポート324で受けた制御情報と上記アドレス
デコーダ323のアドレス検出に伴うチップセレクト信号
とを受けて上記シリアル入出力ポート321を制御する制
御回路326等を有してなる。
32Bはシステムバス10とRS−232CコネクタC14との間に
介在されて、RS−232CコネクタC14に接続されるシリア
ル入出力機器との間で情報を送受する第2のRS−232Cイ
ンターフェイス回路である。RS−232Cインターフェイス
回路32Bも上記した第1のRS−232Cインターフェイス回
路32Aと同様の構成要素をもって構成される。
又、33はプログラムにより設定可能なインターバルタ
イマ(PIT;Programmable Interval Timer)、34はキー
ボードコントローラ(KBC)、35はスキャンコントロー
ラ(SC)、36はキーボード(KB)、37はハードディスク
コントローラ(HDC)、38はハードディスクドライブ(H
DD)、39はフロッピィディスクコントローラ(FDC)、4
0はフロッピィディスクドライブ(FDD)、41は表示コン
トローラ(DISP−CNT)、42はバックアップ電源が供給
されるビデオRAM(VRAM)、43は表示ユニット(DISP)
である。尚、ここでは、ダイレクトメモリアクセス制御
を行なうDMAコントローラ(Direct Memory Access Cont
roller)、割込みコントローラ(Programmable Interru
pt Controller)、時計モジュール(Real−Time Cloc
k)、増設RAM及び同RAMのカードスロット等のコンポー
ネットを省略して示している。
50乃至55、61,62A,62B、及びC21乃至C24はそれぞれ拡
張ユニット2の構成要素をなすもので、50はインターフ
ェイスカード3を介してパーソナルコンピュータ本体1
のシテムバス10に接続される拡張側のシステムバスであ
る。51はインターフェイスカード3を介してパーソナル
コンピュータ本体1のPC側電源回路20より+5vの動作確
認信号を受けると、同信号の検出に伴い電源イネーブル
信号(P−EN)を出力する電圧検出回路(DET)であ
る。52は拡張ユニット2の内部動作用電源(ここでは+
12v,−12v,+5v,−5v)、及びパーソナルコンピュータ
本体1の一次電源(+15v)を生成するインテリジェン
トパワーサプライ(PS)であり、上記電圧検出回路51よ
り電源イネーブル信号(P−EN)を受けるまで、ユニッ
ト内部の動作用電源(+12v,−12v,+5v,−5v)の出力
を禁止する電源出力制御機能をもつ。以下このパワーサ
プライをユニット側電源回路と称し、その内部の回路構
成を第3図に示す。53はユニット側電源回路52の電源ス
イッチ(SW)である。
54は拡張側システムバス50に接続されたIDレジスタで
あり、拡張ユニット2に固有の機器識別情報(以下ユニ
ットID情報と称す)が記憶される。55はIDレジスタ54の
アドレス検出を行なうアドレスデコーダ(DEC)であ
る。
C22,C23,C24はそれぞれパーソナルコンピュータ本体
1のコネクタC12,C13,C14に対応して拡張ユニット2に
設けられたコネクタであり、C22はパーソナルコンピュ
ータ本体1に設けられたコネクタC12の代替となるプリ
ンタコネクタ、C23,C24はそれぞれパーソナルコンピュ
ータ本体1に設けられたコネクタC13,C14の代替となるR
S−232Cコネクタである。ここでは、第9図に示すよう
に、拡張ユニット2の使用時に於いてパーソナルコンピ
ュータ本体1が背面側で拡張ユニット2にドッキングさ
れ、その際、上記コネクタC12,C13,C14がパーソナルコ
ンピュータ本体1の背面部に設けられていることから、
上記接続(ドッキング)時に於いて、パーソナルコンピ
ュータ本体1のコネクタC12,C13,C14が物理的に使用で
きない。この不都合を回避するために、拡張ユニット2
にパーソナルコンピュータ本体1を接続(ドッキング)
した際は、パーソナルコンピュータ本体1のコネタC12,
C13,C14に代り、拡張ユニット2のコネクタC22,C23,C24
を使用可能にしている。この際のコネクタの切換制御処
理は第6図を参照して後述する。
61,62A,62Bはそれぞれ上記拡張側のコネクタC22,C23,
C24に対応して設けられたインターフェイス回路であ
り、61は拡張側のプリンタインターフェイス回路、62A,
62Bは拡張側の第1,第2のRS−232Cインターフェイス回
路である。
拡張側のプリンタインターフェイス回路61は、拡張側
システムバス50と拡張側プリンタコネクタC22との間に
介在され、パーソナルコンピュータ本体1のプリンタコ
ネクタC12に代って拡張側プリンタコネクタC22に接続さ
れる機器との間で情報を送受する。このプリンタインタ
ーフェイス回路61は、プリンタコネクタC22に接続され
るプリンタ(PRT)等の外部機器との間で制御信号及び
データを送受するプリンタポート(PRT−PORT)611、同
ポート611のアドレス検出を行なうアドレスデコーダ(D
EC)612、プリンタポート611を制御するための情報を入
力する入出力ポート(I/O−PORT)613、同ポート613の
アドレス検出を行なうアドレスデコーダ(DEC)614、上
記入出力ポート613で受けた制御情報と上記アドレスデ
コーダ612のアドレス検出に伴うチップセレクト信号と
を受けて上記プリンタポート611を制御する制御回路615
等を有してなる。
第1の拡張側RS−232Cインターフェイス回路62Aは、
拡張側システムバス50と拡張側RS−232CコネクタC23と
の間に介在され、パーソナルコンピュータ本体1のRS−
232CコネクタC13に代って拡張側RS−232CコネクタC23に
接続される機器との間で情報を送受する。この第1の拡
張側RS−232インターフェイス回路62Aは、拡張側RS−23
2CコネクタC23に接続される機器との間でデータを送受
するシリアル入出力ポート(SIO)621及びドライバ(DR
V)622、上記シリアル入出力ポート621のアドレス検出
を行なうアドレスデコーダ(DEC)623、シリアル入出力
ポート621を制御するための情報を受ける入出力ポート
(I/O−PORT)624、同ポート624のアドレス検出を行な
うアドレスデコーダ(DEC)625、上記入出力ポート624
で受けた制御情報と上記アドレスデコーダ623のアドレ
ス検出に伴うチップセレクト信号とを受けて上記シリア
ル入出力ポート621を制御する制御回路626等を有してな
る。
第2の拡張側RS−232Cインターフェイス回路62Bは、
拡張側システムバス50と拡張側RS−232CコネクタC24と
の間に介在され、パーソナルコンピュータ本体1のRS−
232CコネクタC14に代って拡張側RS−232CコネクタC24に
接続される機器との間で情報を送受する。この第2の拡
張側RS−232Cインターフェイス回路62Bも上記した第1
の拡張側RS−232Cインターフェイス回路62Aと同様の構
成要素をもって構成される。尚、拡張ユニット2側の各
入出力ポート(プリンタポート611,シリアル入出力ポー
ト621)アドレスはパーソナルコンピュータ本体1の同
入出力ポート(プリンタポート311,シリアル入出力ポー
ト321)アドレスと同一であるが、拡張ユニット2の各
インターフェイス回路61,62A,62Bに設けられた入出力ポ
ート(I/O−PORT)613,624,624のアドレスデコーダ(DE
C)614,625,625は、パーソナルコンピュータ本体1のイ
ンターフェイス回路31,32A,32Bに設けられた入出力ポー
ト(I/O−PORT)313,324,324のアドレスデコーダ(DE
C)314,325,325と検出アドレス値を異にし、それぞれ固
有のアドレス検出機能をもつ。又、上記各バス10,17,50
に於いて、Aはアドレスバス、Dはデータバス、Cはコ
ントロールバスである。
第2図は、拡張ユニット2の使用時に於いてパーソナ
ルコンピュータ本体1の拡張バスコネクタC11に実装さ
れるインターフェイスカード3の内部の回路構成を示す
ブロック図である。
このインターフェイスカード3はパーソナルコンピュ
ータ本体1と拡張ユニット2とのシステムバス(10,5
0)間にあって、パーソナルコンピュータ本体1から拡
張ユニット2への転送路に介在されるバスドライバはデ
ータ受け側の拡張ユニット2より動作電源(+5v)を受
け、拡張ユニット2からパーソナルコンピュータ本体1
へのデータ転送路に介在されるバスドライバはデータ受
け側のパーソナルコンピュータ本体1より動作電源(+
5v)を受ける構成としている。
即ち、第2図に於いて、301A,302A,303A,304Aはそれ
ぞれ拡張ユニット2より動作電源(+5v)を受けるバス
ドライバであり、301Aはパーソナルコンピュータ本体1
のシステムバス10に含まれるアドレスバスA上のアドレ
スを拡張ユニット2のシステムバス50に含まれるアドレ
スバスAに受け渡すバスドライバ、302Aは同じくシステ
ムバス10に含まれるデータバスD上のデータをシステム
バス50に含まれるデータバスDに受け渡すバスドライ
バ、303A,304Aは同じくシステムバス10に含まれるコン
トロールバスC上のコントロールデータをシステムバス
50に含まれるコントロールバスCに受け渡すバスドライ
バである。301B,302B,303B,304Bはそれぞれパーソナル
コンピュータ本体1より動作電源(+5v)を受けるバス
ドライバであり、301Bはパーソ拡張ユニット2のシステ
ムバス50に含まれるアドレスバスA上のアドレスをパー
ソナルコンピュータ本体1のシステムバス10に含まれる
アドレスバスAに受け渡すバスドライバ、302Bは同じく
システムバス50に含まれるデータバスD上のデータをシ
ステムバス10に含まれるデータバスDに受け渡すバスド
ライバ、303B,304Bは同じくシステムバス50に含まれる
コントロールバスC上のコントロールデータをシステム
バス10に含まれるコントロールバスCに受け渡すバスド
ライバである。305は上記バスドライバ301A〜303A,301B
〜303Bを駆動制御する制御回路であり、バス上のデータ
転送状態を検出して上記各バスドライバ301A〜303A,301
B〜303Bをイネーブルにする。
第3図は、上記ユニット側電源回路52の内部の回路構
成を示すブロック図である。
第3図に於いて、501は商用交流電源(AC)を整流・
平滑化して、拡張ユニット2の内部動作用直流電源(+
12v,−12v,+5v,−5v)、及びパーソナルコンピュータ
本体1の一次電源(+15v)を生成する、整流・平滑回
路を含むコンバータ回路である。502はコンバータ回路5
01で得た内部動作用直流電源(+12v,−12v,+5v,−5
v)をそれぞれ安定化出力制御する定電圧回路である。5
03は電圧検出回路51より出力される電源イネーブル信号
(P−EN)を受けて、定電圧回路502の電源出力を制御
する制御回路であり、電圧検出回路51がインターフェイ
スカード3を介してパーソナルコンピュータ本体1のPC
側電源回路20より+5vの動作確認信号(SD)を受けるこ
とにより、定電圧回路502を動作イネーブルにして、同
回路502で得た動作電源(+12v,−12v,+5v,−5v)を内
部の各回路に供給する。
第4図は上記実施例に於ける、拡張ユニット2使用時
の電源投入シーケンスを示す図、第5図は同シーケンス
のタイムチャートである。ここでは、拡張ユニット2
が、パーソナルコンピュータ本体1より動作確認信号
(SD)を受け、パーソナルコンピュータ本体1が動作可
能状態にあることを確認して、はじめて同ユニット内の
各回路に動作用電源を供給する。即ち、拡張ユニット2
は、インターフェイスカード3を介してパーソナルコン
ピュータ本体1のPC側電源回路20より+5vの動作確認信
号(SD)を受けて、はじめて自ユニットの動作用電源
(+12v,−12v,+5v,−5v)を自ユニット内部の各回路
に出力する。この際、拡張ユニット2側では、パーソナ
ルコンピュータ本体1のリセット解除タイミングでリセ
ットを解除する。尚、図中のt1はパーソナルコンピュー
タ本体1側のリセット期間、t2は拡張ユニット2側のリ
セット期間を示している。
第6図はパーソナルコンピュータ本体1の電源投入に
伴って実行されるコネクタ切替え処理ルーチンRT−Bの
動作処理フローを示すフローチャートであり、第7図は
上記コネクタ切替え処理ルーチンRT−Bに続いて実行さ
れる外部機器接続状態表示処理ルーチンRT−Aの動作処
理フローを示すフローチャートである。
第6図に示すコネクタ切替え処理では、拡張ユニット
2の使用時に、パーソナルコンピュータ本体1のコネク
タC12,C13,C14を拡張ユニット2に設けた拡張側のコネ
クタC22,C23,C24に置き換える。即ち、パーソナルコン
ピュータ本体1に拡張ユニット2を接続したとき、パー
ソナルコンピュータ本体1のコネクタC12,C13,C14をデ
ィセーブル状態(使用不能状態)にし、これに代り、拡
張ユニット2の拡張側のコネクタC22,C23,C24をイネー
ブル状態(使用可能状態)にして、パーソナルコンピュ
ータ本体1のプリンタコネクタC12、及びRS−232Cコネ
クタC13,C14が物理的に使用困難となる不都合を回避し
ている。第6図に於いて、パーソナルコンピュータ本体
1は、電源投入に伴い、所定のリセット期間を経てコネ
クタ切替え処理ルーチンRT−Bを実行し、先ず拡張ユニ
ット2内のIDレジスタ54をアクセスして、拡張ユニット
2の接続有無を判断する。ここで拡張ユニット2が接続
されていることを判断すると、インターフェイス回路3
1,32A,32Bの各入出力ポート313,324,324に、プリンタポ
ート311、及びシリアル入出力ポート321,321へのチップ
セレクト信号の供給を禁止する制御情報をセットして、
上記各ポート311,321,321を無効化し、代って、拡張ユ
ニット2に設けられたインターフェイス回路61,62A,62B
の各入出力ポート613,624,624に、プリンタポート611、
及びシリアル入出力ポート621,621へチップセレクト信
号を供給する制御情報をセットして、上記各ポート611,
621,621を動作イネーブルにする。これによりパーソナ
ルコンピュータ本体1のプリンタコネクタC12、及びRS
−232CコネクタC13,C14が回路遮断(動作ディセーブ
ル)状態となり、代って拡張ユニット2のプリンタコネ
クタC22、及びRS−232CコネクタC23,C24が回路接続(動
作イネーブル)状態となる。この際のIDレジスタ54のID
情報読み込みは第8図に示すリードタイミングで行なわ
れる。
又、第7図に示す外部機器接続状態表示処理では、パ
ーソナルコンピュータ本体1がリジュームモードにある
ときでも拡張ユニット2の接続有無の状態表示を可能と
している。即ち、パーソナルコンピュータ本体1がリジ
ュームモードにある際は、電源スイッチ21のオン操作に
伴う電源投入時に於いて電源遮断直前の状態から直ちに
アプリケーションプログラムの継続実行を可能にしてし
まうため、上記電源投入時に拡張ユニット2が接続状態
にあるか否かをオペレータが認識できない。そこでこの
実施例では、リジュームモード下での電源投入時に於い
て、外部機器接続状態表示処理ルーチンRT−Aの実行に
より、拡張ユニット2内のIDレジスタ54をアクセスし、
拡張ユニット2の接続有無を判断して、その判断結果に
従う拡張ユニット2の接続有無状態を一定時間だけ表示
画面の特定表示領域に二重枠で囲って表示する。
第8図は上記IDレジスタ54のID情報(ID固定値)リー
ドタイミングを示すタイムチャートである。第8図に於
いて、CPU11は、アドレスバスA上にIDレジスタ54のア
ドレスを送出し、チップセレクト信号(CS)、及びIOリ
ード信号(IOR)に従うタイミングでデータバスD上にI
D情報(ID固定値)を出力する。
第9図(a)乃至(c)はそれぞれ上記実施例に於け
るパーソナルコンピュータ本体1と拡張ユニット2の外
観構成を示す斜視図であり、ここではパーソナルコンピ
ュータ本体1を拡張ユニット2に筐体結合(ドッキン
グ)し、拡張バスコネクタC11に実装されるインターフ
ェイスカード3を介してバス接続したとき、パーソナル
コンピュータ本体1のプリンタコネクタC12、及びRS−2
32CコネクタC13,C14が物理的に使用困難となる例を示し
ている。
ここで、上記第1乃至第9図を参照して本発明の一実
施例に於ける動作を説明する。
パーソナルコンピュータ本体1を拡張ユニット2に接
続する際は、パーソナルコンピュータ本体1の拡張バス
コネクタC11にインターフェイスカード3を実装し、こ
のインターフェイスカード3を介して、パーソナルコン
ピュータ本体1に拡張ユニット2を接続する。又、この
際はパーソナルコンピュータ本体1の電源入力端子5に
拡張ユニット2の直流電源(+15v)出力端子をプラグ
イン接続する。この接続状態を第9図(a)乃至(c)
に示す。
この拡張ユニット2にパーソナルコンピュータ本体1
を接続した状態での電源投入シーケンスを第1図乃至第
5図を参照して説明する。
拡張ユニット2にパーソナルコンピュータ本体1を接
続した状態でパーソナルコンピュータ1の電源スイッチ
53をオン操作することにより、ユニット側電源回路52
は、拡張ユニット2の内部動作用電源(+12v,−12v,+
5v,−5v)、及びパーソナルコンピュータ本体1の一次
電源(+15v)を生成する。この際、ユニット側電源回
路52の定電圧回路502は今だ制御回路503より電源イネー
ブル信号(P−EN)を受けておらず、ディセーブル状態
にあり、従って安定化された内部動作用電源(+12v,−
12v,+5v,−5v)を未だ出力しない。
上記ユニット側電源回路52より出力されるパーソナル
コンピュータ本体1の一次電源(+15v)は、PC用電源
出力プラグ6を介してパーソナルコンピュータ本体1の
電源入力端子5に入力され、PC側電源回路20に供給され
る。
この際、パーソナルコンピュータ本体1の電源スイッ
チ21がスイッチオン状態にあると、PC側電源回路20は、
電源入力端子5を介して入力された直流一次電源(+15
v)から内部動作用の安定化直流電源(+12v,−12v,−9
v,+5v,−5v)を生成する。
このPC側電源回路20より生成された直流電源(+12v,
−12v,−9v,+5v,−5v)は、内部の各回路に供給され、
更に、その一部の+5v電源が、拡張バスコネクタC11を
介してインターフェイスカード3に供給される。
このインターフェイスカード3に供給されたPC側電源
回路20からの+5v電源は、第2図に示す、拡張ユニット
2からパーソナルコンピュータ1へのデータ転送路を形
成する各バスドライバ301B,302B,303B,304Bに動作電源
として供給されるとともに、インターフェイスカード3
を介して拡張ユニット2内の電圧検出回路51に動作確認
信号(SD)として供給される。
これによりインターフェイスカード3は、拡張ユニッ
ト2からパーソナルコンピュータ1へのデータ転送路を
形成する各バスドライバ301B,302B,303B,304BがPC側電
源回路20からの+5v電源を受けて動作状態となるが、パ
ーソナルコンピュータ1から拡張ユニット2へのデータ
転送路を形成する各バスドライバ301A,302A,303A,304A
は未だ動作状態に至らず、従って電源投入状態にあるパ
ーソナルコンピュータ本体1の電源がインターフェイス
カード3を介して拡張ユニット2側に回り込む不都合が
回避される。
又、拡張ユニット2内の電圧検出回路51はPC側電源回
路20からの+5v電源をパーソナルコンピュータ本体1の
動作確認信号(SD)として受けると、同信号の検出に伴
い電源イネーブル信号(P−EN)をユニット側電源回路
52に供給する。
ユニット側電源回路52は、電圧検出回路51より電源イ
ネーブル信号(P−EN)を受けると、安定化された内部
動作用電源(+12v,−12v,+5v,−5v)を出力する。即
ち、第3図に示すユニット側電源回路52内の定電圧回路
502は、制御回路503を介して電源イネーブル信号(P−
EN)を受けることにより、動作イネーブルとなり、安定
化された内部動作用電源(+12v,−12v,+5v,−5v)を
出力する。この定電圧回路502より出力された内部動作
用電源(+12v,−12v,+5v,−5v)を内部の各回路に供
給される。
このように、拡張ユニット2は、インターフェイスカ
ード3を介してパーソナルコンピュータ本体1のPC側電
源回路20より+5vの動作確認信号(SD)を受けることに
より、はじめて自ユニットの動作用電源(+12v,−12v,
+5v,−5v)を自ユニット内部の各回路に出力する。こ
のような電源投入シーケンスにより、電源の投入順序が
装置側で明確化され、ユーザに操作負担をかけることな
く、常に正常な電源投入順序で電源を投入できることか
ら、電源投入順序の誤りに伴う、誤動作、ハードウェア
損傷等の不都合を回避できる。
尚、パーソナルコンピュータ本体1の電源回路20に直
流一次電源(+15v)が供給されている状態で、電源ス
イッチ21がスイッチオフ状態にあるときは、実装メイン
バッテリィ22A,22Bの充電処理が行なわれる。
次に、第6図に示すフローチャートを参照しながら、
コネクタの代替切替え処理動作を説明する。
上記した如く、拡張ユニット2にパーソナルコンピュ
ータ本体1を接続(ドッキング)した際は、第9図に示
すように、パーソナルコンピュータ本体1が背面側で拡
張ユニット2にドッキングされ、その際、上記コネクタ
C12,C13,C14がパーソナルコンピュータ本体1の背面部
に設けられていることから、上記接続(ドッキング)時
に於いて、パーソナルコンピュータ本体1のコネクタC1
2,C13,C14が物理的に使用できない。この不都合を回避
するために、拡張ユニット2にパーソナルコンピュータ
本体1を接続(ドッキング)した際は、パーソナルコン
ピュータ本体1のコネクタC12,C13,C14に代り、拡張ユ
ニット2のコネクタC22,C23,C24を使用可能にしてい
る。
上記した電源投入シーケンスにより、パーソナルコン
ピュータ本体1及び拡張ユニット2が共に動作可能状態
になると、パーソナルコンピュータ本体1は第4図及び
第5図に示すリセット期間(t2)を経て、ROM12に格納
されたコネクタ切替え処理ルーチンRT−Bを実行し、第
6図に示す手順でコネクタの代替切替え処理を行なう。
このコネクタ代替切替え処理では、パーソナルコンピ
ュータ本体1のコネクタC12,C13,C14を拡張ユニット2
に設けた拡張側のコネクタC22,C23,C24に置き換える。
即ちパーソナルコンピュータ本体1のコネクタC12,C13,
C14をディセーブル状態(使用不能状態)にし、これに
代って、拡張ニット2の拡張側のコネクタC22,C23,C24
をイネーブル状態(使用可能状態)にして、パーソナル
コンピュータ本体1のプリンタコネクタC12、及びRS−2
32CコネクタC13,C14が物理的に使用困難となる不都合を
回避している。
パーソナルコンピュータ本体1は、上記電源投入シー
ケンスによる電源投入に伴い、所定のリセット期間(第
5図参照)を経てコネクタ切替え処理ルーチンRT−Bを
実行し、先ず拡張ユニット2内のIDレジスタ54をアクセ
スして、拡張ユニット2の接続有無を判断する(第6図
ステップS1)。
この際は、IDレジスタ54のID固定値が正しく読めたた
否かを判断して、ID固定値が正しく読めたとき、拡張ユ
ニット2が接続されていると判断する。
ここで、拡張ユニット2が接続されていると判断する
と、インターフェイス回路31,32A,32Bの各入出力ポート
313,324,324に、プリンタポート311、及びシリアル入出
力ポート321,321へのチップセレクト信号の供給を禁止
する制御情報をセットし、同制御情報に従い制御回路31
5,326,326がそれぞれ対応するプリンタポート311、及び
シリアル入出力ポート321,321をディセーブルにして、
プリンタコネクタC12、及びRS−323CコネクタC13,C14を
使用不能状態にする(第6図ステップS2)。
次に、拡張ユニット2に設けられたインターフェイス
回路61,62A,62Bの各入出力ポート613,624,624に、プリ
ンタポート611、及びシリアル入出力ポート621,621へチ
ップセレクト信号を供給する制御情報をセットし、同制
御情報に従い制御回路615,626,626がそれぞれ対応する
プリンタポート611、及びシリアル入出力ポート621,621
をイネーブルにして、パーソナルコンピュータ本体1の
プリンタコネタC12、及びRS−232CコネクタC13,C14に代
わり、拡張ユニット2のプリンタコネタC22、及びRS−2
32CコネクタC23,C24を使用可能状態にする(第6図ステ
ップS3)。
又、拡張ユニット2内のIDレジスタ54をアクセスし
て、拡張ユニット2が接続されていないことを判断した
際(第6図ステップS1)は、パーソナルコンピュータ本
体1に設けられたインターフェイス回路31,32A,32Bの各
入出力ポート313,324,324に、プリンタポート311、及び
シリアル入出力ポート321,321ヘチップセレクト信号を
供給する制御情報をセットし、同制御情報に従い制御回
路315,326,326がそれぞれ対応するプリンタポート311、
及びシリアル入出力ポート321,321をイネーブルにし
て、パーソナルコンピュータ本体1のプリンタコネタC1
2、及びRS−232CコネクタC13,C14を使用可能状態にする
(第6図ステップS4)。
このように、パーソナルコンピュータ本体1に拡張ユ
ニット2を接続した際は、パーソナルコンピュータ本体
1のコネクタC12,C13,C14をディセーブル状態(使用不
能状態)にし、これに代って、拡張ユニット2の拡張側
のコネクタC22,C23,C24をイネーブル状態(使用可能状
態)にして、拡張ユニット2のコネクタC22,C23,C24が
パーソナルコンピュータ本体1のコネクタC12,C13,C14
を代替し、これによりパーソナルコンピュータ本体1の
プリンタコネクタC12、及びRS−232CコネクタC13,C14が
物理的に使用困難となる不都合が回避できる。
次に、第7図に示すフローチャートを参照しながら、
外部機器接続状態表示処理ルーチンRT−Aに従う外部機
器接続状態表示処理動作を説明する。
この外部機器接続状態表示処理は、パーソナルコンピ
ュータ本体1の電源投入に伴う立上げ処理に於いて、上
記コネクタ切替え処理に続き実行されるもので、パーソ
ナルコンピュータ本体1がリジュームモードにあるとき
でも拡張ユニット2の接続有無の状態表示を可能として
いる。
パーソナルコンピュータ本体1がリジュームモードに
ある際は、電源スイッチ21のオン操作に伴う電源投入時
に於いて電源遮断直前の状態から直ちにアプリケーショ
ンプログラムの継続実行を可能にしてしまうため、上記
電源投入時に拡張ユニット2が接続状態にあるか否かを
オペレータが認識できない。そこで本発明に於いては、
リジュームモード下での電源投入時に於いて、一定時間
だけ拡張ユニット2の接続有無状態を、リジューム処理
により立上げた際の表示情報と区別できる表示形態で
(二重枠で囲って)、一定時間、表示ユニット43の表示
画面上に表示する。
パーソナルコンピュータ本体1は、上記電源投入シー
ケンスによる電源投入に伴い、所定のリセット期間(第
5図参照)を経てコネクタ切替え処理ルーチンRT−Bを
実行した後、外部機器接続状態表示処理ルーチンRT−A
を実行する。同処理の実行では、先ず拡張ユニット2の
接続有無を判断し(第7図ステップS11)、続いてリジ
ュームモードの設定有無を判断する(第7図ステップS1
2,S17)。
ここで、拡張ユニット2と接続され、かつリジューム
モードにあることを認識すると、先ず表示用メモリの保
存処理を実行する(第7図ステップS13)。
この処理は、先ずメモリコントローラ16に設けられ
た、バックアップRAMライトプロテクト制御用入出力ポ
ート(IOP)162のアクセスで、バックアップRAM14のラ
イトプロテクトを外す(即ち、アドレスデコーダ161を
動作イネーブルにし、バックアップRAM14のアドレス指
定時に同RAM14にチップセレクト信号が出力される状態
にして同RAM14への書き込みを可能にする)。次に表示
コントローラ41のレジスタ内容をバックアップRAM14に
保存(退避)し、表示コントローラ41内の表示モードレ
ジスタに、接続確認メッセージを表示するモードを設定
する。その後、ビデオRAM42上の接続確認メッセージを
表示しようとする領域の情報をバックアップRAM14に保
存(退避)する。
次に、接続確認メッセージを一定時間表示する処理を
実行する(第7図ステップS14)。
この処理は、ROM12内に格納された表示データに従う
接続確認メッセージを上記ビデオRAM42上に確保した接
続確認メッセージの表示領域に展開し、表示ユニット43
の表示画面上に表示する。この際、上記接続確認メッセ
ージは、第7図ステップS14に対応付けた表示例の如
く、周囲が二重枠線で囲まれ、リジューム処理で立上げ
た際の表示情報と区別できる表示形態で表示ユニット43
の表示画面上に所定領域に表示される。更に、この際は
上記接続確認メッセージの表示に伴いインターバルタイ
マ33が起動されて、接続確認メッセージを一定時間だけ
表示すべく、接続確認メッセージの表示期間が時間監視
される。
上記接続確認メッセージを一定時間表示した後は、リ
ジュームモード下での表示画面に復元する処理を実行す
る(第7図ステップS14)。
この処理は、上記バックアップRAM14に保存(退避)
した表示情報をビデオRAM42に戻し、同じくバックアッ
プRAM14に保存(退避)した表示コントローラ41のレジ
スタ内容を表示コントローラ41に戻して、バックアップ
RAM14をライトプロテクト状態にする。
このような接続確認メッセージの表示処理により、リ
ジュームモード下に於いて、拡張ユニット2の接続状態
をリジュームモード立上げ時の復元表示情報と区別して
認識することができる。
尚、上記した実施例に於ける電源投入に伴う立上げ処
理では、コネクタ切替え処理ルーチンRT−Bの実行後に
外部機器接続状態表示処理ルーチンRT−Aを実行してい
るが、この処理順序に限定されるものではなく、又、イ
ンターフェイス回路、代替コネクタ数等も上記実施例に
限定されず他の構成であってもよい。
[発明の効果] 以上詳記したように本発明によれば、拡張ユニット
に、同ユニット電源スイッチの投入に伴い、同ユニット
に接続されたパーソナルコンピュータに動作用一次電源
を供給するパーソナルコンピュータ用電源部と、上記パ
ーソナルコンピュータの特定出力信号を受けて同信号か
ら上記パーソナルコンピュータが動作可能な状態にある
ことを検出する検出部と、同検出部の検出信号により自
ユニットの内部回路に動作用電源を供給する拡張ユニッ
ト用電源部とを設けて、パーソナルコンピュータが動作
用電源を受け動作可能な状態にあることを確認した後に
自ユニット内の回路に動作用電源を供給する電源供給シ
ーケンス制御機能をもつ構成としたことにより、ユーザ
に操作負担をかけることなく、常に正常な電源投入順序
で電源を投入でき、誤動作、ハードウェア損傷等の不都
合を回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
上記実施例に於けるインターフェイスカードの内部の回
路構成を示すブロック図、第3図は上記実施例に於ける
ユニット側電源回路の内部の回路構成を示すブロック
図、第4図は上記実施例に於ける拡張ユニット2使用時
の電源投入シーケンスを示す図、第5図は上記第4図に
示す電源投入シーケンスの信号タイミングを示すタイム
チャート、第6図は上記実施例に於けるコネクタ切替え
処理ルーチンの動作処理フローを示すフローチャート、
第7図は上記実施例に於ける外部機器接続状態表示処理
ルーチンの動作処理フローを示すフローチャート、第8
図は上記実施例に於けるIDレジスタのID情報(ID固定
値)リードタイミングを示すタイムチャート、第9図
(a)乃至(c)はそれぞれ上記実施例に於けるパーソ
ナルコンピュータ本体と拡張ユニットの外観構成を示す
斜視図である。 1……パーソナルコンピュータ本体、2……拡張ユニッ
ト、3……インターフェイスカード、4……拡張ボー
ド、5……電源入力端子、6……PC用電源出力プラグ、
10……システムバス、11……CPU、12……システムファ
ームウェアROM、13……RAM(SYSTEM−RAM)、14……バ
ックアップRAM、15……バスドライバ(BUS−DRV)、16
……メモリコントローラ(M−CNT)、17……CPUバス、
20……PC側電源回路(インテリジェントパワーサプラ
イ;PS)、21……電源スイッチ(SW)、22A,22B……メイ
ンバッテリィ(B−A,B−B)、31,61……プリンタイン
ターフェイス回路(PRTインターフェイス)、32A,32B,6
2A,62B……RS−232Cインターフェイス回路、33……イン
ターバルタイマ(PIT;Programmable Interval Time
r)、34……キーボードコントローラ(KBC)、35……ス
キャンコントローラ(SC)、36……キーボード(KB)、
37……ハードディスクコントローラ(HDC)、38……ハ
ードディスクドライブ(HDD)、39……フロッピィディ
スクコントローラ(FDC)、40……フロッピィディスク
ドライブ(FDD)、41……表示コントローラ(DISP−CN
T)、42……ビデオRAM(VRAM)、43……表示ユニット
(DISP)、50……拡張側のシステムバス、51……電圧検
出回路(DET)、52……ユニット側電源回路(インテリ
ジェントパワーサプライ;PS)、53……電源スイッチ(S
W)、54……IDレジスタ、55……アドレスデコーダ(DE
C)、161……アドレスデコーダ(DEC)、162……バック
アップRAMライトプロテクト制御用入出力ポート(IO
P)、301A,302A,303A,304A,301B,302B,303B,304B……バ
スドライバ、305……制御回路、311,611……プリンタポ
ート(PRT−PORT)、312,612……アドレスデコーダ(DE
C)、313,613……入出力ポート(I/O−PORT)、314,614
……アドレスデコーダ(DEC)、315,615……制御回路、
321,621……シリアル入出力ポート(SIO)、322,622…
…ドライバ(DRV)、323,623……アドレスデコーダ(DE
C)、324,624……入出力ポート(I/O−PORT)、325,625
……アドレスデコーダ(DEC)、326,626……制御回路、
501……コンバータ回路、502……定電圧回路、503……
制御回路、RT−A……外部機器接続状態表示処理ルーチ
ン、RT−B……コネクタ切替え処理ルーチン、SD……動
作確認信号、P−EN……電源イネーブル信号、C12,C22
……プリンタコネクタ、C13,C14,C23,C24……RS−232C
コネクタ、A……アドレスバス、D……データバス、C
……コントロールバス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/18 G06F 1/26 G06F 13/00 301

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パーソナルコンピュータ用電源スイッチを
    有するパーソナルコンピュータが着脱可能な接続口を有
    してなる拡張ユニットに於いて、 上記パーソナルコンピュータ用電源スイッチとは別に設
    けられた拡張ユニット用電源スイッチと、 上記拡張ユニット用電源スイッチの投入に伴い上記接続
    口に接続されたパーソナルコンピュータに動作用電源を
    供給するパーソナルコンピュータ用電源部と、 上記接続口に接続されたパーソナルコンピュータのパー
    ソナルコンピュータ用電源スイッチの投入に応じた特定
    出力信号を受けて上記パーソナルコンピュータが動作電
    源を受け動作可能な状態にあることを検出する検出部
    と、 上記検出部が上記パーソナルコンピュータが動作可能状
    態にあることを検出しない場合、上記拡張ユニット用電
    源スイッチの状態に係わらず、自ユニットの内部回路に
    動作用電源を供給することを抑止し、上記検出部が上記
    パーソナルコンピュータが動作可能状態にあることを検
    出した場合、自ユニットの内部回路に動作用電源を供給
    する拡張ユニット用電源部とを具備してなることを特徴
    とする拡張ユニット。
  2. 【請求項2】パーソナルコンピュータが着脱可能な接続
    口を有してなる拡張ユニットに於いて、 上記接続口に接続されたパーソナルコンピュータに動作
    用電源を供給するパーソナルコンピュータ用電源端子
    と、 上記接続口に接続されたパーソナルコンピュータの特定
    出力信号を受けて上記パーソナルコンピュータが動作電
    源を受け動作可能な状態にあることを検出する検出部
    と、 上記検出部が上記パーソナルコンピュータが動作可能状
    態にないことを検出した場合、自ユニットの内部回路に
    動作用電源を供給することを抑止し、上記検出部が上部
    パーソナルコンピュータが動作可能状態にあることを検
    出した場合、自ユニットの内部回路に動作用電源を供給
    する電源部とを具備してなることを特徴とする拡張ユニ
    ット。
  3. 【請求項3】パーソナルコンピュータと、このパーソナ
    ルコンピュータと着脱可能に構成された拡張ユニットか
    らなるコンピュータシステムの電源制御方法に於いて、 上記拡張ユニット側から上記パーソナルコンピュータに
    対して電源供給を行う第一電源供給ステップと、 上記第一電源供給ステップによって電源供給を受けたパ
    ーソナルコンピュータが、動作可能を通知する動作可能
    通知信号を上記拡張ユニットに対し行う通知ステップ
    と、 上記通知ステップによる通知を上記拡張ユニットが受信
    して、当該拡張ユニットの内部回路に対して動作用電源
    の供給を開始する第二電源供給ステップとからなること
    を特徴とする電源制御方法。
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