JP3194893B2 - スライドガラス保持具 - Google Patents

スライドガラス保持具

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JP3194893B2 JP19231497A JP19231497A JP3194893B2 JP 3194893 B2 JP3194893 B2 JP 3194893B2 JP 19231497 A JP19231497 A JP 19231497A JP 19231497 A JP19231497 A JP 19231497A JP 3194893 B2 JP3194893 B2 JP 3194893B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G49/00Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
    • B65G49/05Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
    • B65G49/06Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
    • B65G49/061Lifting, gripping, or carrying means, for one or more sheets forming independent means of transport, e.g. suction cups, transport frames

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  • Microscoopes, Condenser (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライドガラスを
個別的に保持する機構に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】スライドガラス上の試料を
試薬処理するために各種の試薬処理装置が実用化されて
いる。そのような試薬処理装置は、病理検査、染色体検
査、免疫組織検査などの検査において利用される。近
年、スライドガラスを個別的に試薬槽に浸漬させて試薬
処理を行う試薬処理装置が実用化されている。
【0003】上記のような試薬処理装置において、硬質
の平板であるスライドガラスをその保持機構に円滑かつ
確実に保持させるのは難しい。例えば高度な開閉機構を
利用してスライドガラスを挟む2つのフィンガの開閉を
制御することも可能であるが、その場合には装置の機構
が極めて複雑になり、装置コストが増大する。
【0004】例えば、図3には、フレーム10に対し
て、プラスチックなどで構成される断面S字形の板バネ
12をネジ13によって取り付け、その板バネ12とフ
レーム10との間で、試料15が付けられたスライドガ
ラス14を挟み込んで保持する従来の保持具の例が示さ
れている。この従来例では、硬質であるスライドガラス
14を板バネ12とフレーム10との間に挿入する際
に、符号100で示されるように、スライドガラス14
の端が板バネ12の面(傾斜面)に衝突して板バネ12
表面が切削され、その繰り返しにより、板バネ12にお
ける常に衝突する部分が磨耗しやすいという問題があ
る。また、これを回避しようとして、板バネ12を硬質
金属などで構成すると、スライドガラス14のエッジが
破損するなどの問題が生じる。更に、図3に示される保
持具では、板バネ12とスライドガラス14との間の摺
動抵抗が大きく、円滑な挿入保持を期待できないという
問題がある。
【0005】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、簡単な構成で円滑かつ確実に
スライドガラスを保持できる保持機構を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、平板矩形状のスライドガラスを搬送する
際に使用されるスライドガラス保持具において、平板状
の保持フレームと、前記保持フレームに設けられ、前記
スライドガラスの長手方向一端部を受け入れる大きさを
有し、前記スライドガラスを挿入した状態で前記長手方
向一端部の一方面を露出させる開放面が形成され、前記
長手方向一端部の他方面と接合する保持面が形成された
挿入溝と、前記スライドガラスの前記開放面から露出し
た前記長手方向一端部の一方面に接する回転自在な保持
ローラと、一方端が前記保持フレームに固定され、他方
端側で前記ローラの回転軸を前記保持面側へ押圧する板
バネと、を含み、前記板バネの一方端は前記スライドガ
ラスの短手方向に広がった幅広形状を有し、前記板バネ
の他方端は前記挿入溝の上方にせり出ており且つ前記ロ
ーラの回転軸の両端を押圧する二股形状を有することを
特徴とする。また本発明の好適な様態では前記板バネの
一方端側は前記スライドガラスの短手方向に前記保持ロ
ーラの幅を越えて広がった幅広形状を有することを特徴
とする。
【0007】上記構成によれば、保持ローラがバネに
よって付勢され、その保持ローラと保持フレームの保持
面との間にスライドガラスが挿入されつつ保持される。
保持ローラは、スライドガラスの挿入時に摩擦抵抗を低
減する機能を有し、またバネの作用と相俟って、スラ
イドガラスを保持面に押しつけ保持する機能を有する。
よって、従来のように、装着時における保持具の破損や
スライドガラスの破損といった問題を回避でき、また押
圧時には保持ローラに対して一定の回転抵抗が発生する
ので、確実な保持作用が得られる。もちろん、その回転
抵抗はユーザーによってスライドガラスを引き抜くこと
はできるが、通常の振動や外力によってはスライドガラ
スが外れない程度の大きさに設定される。
【0008】なお、板バネによる弾性作用が得られるの
で保持ローラを硬質樹脂などで構成することもできる。
その一方、保持ローラを例えば硬質ゴムなどの弾性体で
構成してもよく、その場合には、バネの弾性作用と保
持ローラの弾性作用の両者によって確実なスライドガラ
スの保持が可能となる。
【0009】本発明の望ましい態様では、前バネ
は、前記保持ローラ転軸の両端を押圧する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0011】図1及び図2には、本実施形態のスライド
ガラス保持具が示されている。図1は、スライドガラス
保持具の側面図であり、図2は、スライドガラス保持具
の斜視図である。
【0012】図1及び図2において、平板状のフレーム
30の上面には板バネ32がネジ34によって固定され
ている。具体的には、板バネ32の一方端側が複数のネ
ジ34によって固定されており、その板バネ32の他方
端側はフレーム30に形成された挿入溝31の上方にせ
り出ている。その板バネ32の他方端は二股に分かれて
おり、その二股部分によってローラ36の軸38の両端
が回転自在に支持されている。スライドガラス14の短
手方向に沿って板バネ32の一方端側の幅は図示される
ように、ローラ36の幅よりも幅広に形成されている。
挿入溝31は前記スライドガラスの長手方向一端部の一
方面と接合する保持面30Aを有し、それに対向する面
は、前記スライドガラスの長手方向一端部の他方面を露
出するよう開放面30Bとなっている。スライドガラス
14を保持していない状態では、ローラ36とフレーム
30の保持面30Aとの間に一定の隙間が形成され、そ
の隙間の大きさは挿入保持するスライドガラス14の厚
みよりも小さく設定される。
【0013】図2に示されるように、挿入溝31は、ス
ライドガラス14の一端部を受け入れる大きさを有して
いる。いずれにしても、ローラ36と保持面30Aとの
間にスライドガラス14を挟み込んだときに、スライド
ガラス14がその面方向に運動しないように挿入溝31
の形状が定められている。
【0014】なお、スライドガラス14には試料15が
付着されているが、その付着位置は少なくともこの保持
具による保持部分以外の領域に設定される。
【0015】したがって、上記のような保持具を利用し
てスライドガラス14を保持する場合、挿入溝31に沿
ってスライドガラス14が差し込まれる。すると、最初
にローラ36がスライドガラス14のエッジに当接し、
その結果ローラ36がそのエッジの進入に伴って回転す
ることになる。これによって挿入時の摩擦抵抗が軽減さ
れる。ローラ36の回転を伴うスライドガラス14の進
入によって、ローラ36は図1において上方に若干持ち
上げられることになり、その結果、板バネ32によって
ローラ36によるスライドガラス14の押圧力が増大す
る。スライドガラス14が完全に挿入溝31内に挿入さ
れた状態では、その押圧力によってスライドガラス14
は確実にローラ36と保持面30Aとの間に挟み込まれ
て保持されることになる。もちろん、その保持作用は少
なくともスライドガラス14が振動や外的な作用によっ
て簡単に保持具から離脱しない程度の大きさ以上であ
り、かつユーザーの人的な力により、スライドガラス1
4を引き抜くことができる大きさに設定される。
【0016】本実施形態において、板バネ32は例えば
硬質の樹脂等で構成され、ローラ36は例えば板バネ同
様の硬質樹脂やあるいは硬質ゴム等で構成される。フレ
ーム30は例えば金属で構成され、このフレーム30が
図示されていないスライドガラスの搬送機構に固定され
ることになる。
【0017】図1及び図2に示した実施形態によれば開
閉機構やレバー機構を採用することなく、簡単かつ確実
にスライドガラス14を保持することができる。また、
ローラ36におけるスライドガラス14のエッジ当接部
位は各当接ごとに異なることになるので、ローラ36の
寿命を延ばすことができる。さらに、ローラ36によれ
ばスライドガラス14を最初に差し入れるときの摺動抵
抗を極めて低減できるので円滑な保持を達成できる。ま
た、上記実施形態によれば、厚さの異なるスライドガラ
スを確実に保持できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な構成で円滑かつ確実にスライドガラスを保持でき
る保持機構を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るスライドガラス保持具の好適な
実施形態を示す図である。
【図2】 本発明に係るスライドガラス保持具の好適な
実施形態を示す斜視図である。
【図3】 従来のスライドガラス保持具の一例を示す図
である。
【符号の説明】
14 スライドガラス、30 フレーム、30A 保持
面、31 挿入溝、32 板バネ、36 ローラ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 49/06 B65G 49/02 - 49/04 G01N 1/28 G01N 35/04 G02B 21/34 C03B 35/14 - 35/24 B65G 17/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板矩形状のスライドガラスを搬送する
    際に使用されるスライドガラス保持具において、 平板状の 保持フレームと、前記保持フレームに設けられ、前記スライドガラスの長
    手方向一端部を受け入れる大きさを有し、前記スライド
    ガラスを挿入した状態で前記長手方向一端部の一方面を
    露出させる開放面が形成され、前記長手方向一端部の他
    方面と接合する保持面が形成された挿入溝と、 前記スライドガラスの前記開放面から露出した前記長手
    方向一端部の一方面に接する回転自在な 保持ローラと、一方端側が前記保持フレームに固定され、他方端側で前
    記ローラの回転軸を前記保持面側へ押圧する板 バネと、 を含み、前記板バネの一方端側は前記スライドガラスの短手方向
    に広がった幅広形状を有し、 前記板バネの他方端側は前記挿入溝の開放面側にせり出
    ており且つ前記ローラの回転軸の両端を押圧する二股形
    状を有する ことを特徴とするスライドガラス保持具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスライドガラス保持具に
    おいて、 前記板バネの一方端側は前記スライドガラスの短手方向
    に前記保持ローラの幅を越えて広がった幅広形状を有す
    ることを特徴とするスライドガラス保持具。
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