JP3194888U - トング - Google Patents

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JP3194888U
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靖治 和倉
靖治 和倉
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アサヒ軽金属工業株式会社
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Abstract

【課題】スプーンやフォークを接続してトングとした場合に使いやすいことは勿論、スプーンやフォーク等の単独時でも見栄えや使い勝手を劣化させることのないトングを提供する。【解決手段】弾性素材により略U乃至V字状に形成された連結具本体1の両端に食事具6の柄4の先端に対応した差し込み穴2を有する受け部3を形成し、柄4の先に捌き部5を有する一対の食事具6の柄4を受け部3に取り外し可能に装着する。【選択図】図1

Description

本考案は、分解することによりスプーンやフォーク等の食事具として単体使用ができるトングの改良に関するものである。
従来より、スプーンやフォーク等を接続してトングとして使えるようにしたものが知られている。例えば、スプーンやフォーク等の柄の末端に切り込みを施してそれを係止してトングとして使おうとするもの(特許文献1参照)があるが、これでは接続部分に弾性がないので、箸のように手で力を入れて使わなければならず、不便である上に、単独での使用時は係合のための切欠が不自然であって、見栄えが悪く、手の感触も悪く、使い勝手も良くない欠点があった。
これを改良したものとして、V字状のばね板にスプーンやフォーク等の柄の末端を保持するようにしたもの(特許文献2参照)もあるが、柄の末端に係合のための特別な加工を施す必要があり、単独での使用時はその係合のための加工部分のため、見栄えが悪く、使い勝手も良くない欠点は解消されないままであった。
特開2000−342421号公報 特開2005−144099号公報
本考案は、スプーンやフォークを接続してトングとした場合に使いやすいことは勿論、スプーンやフォーク等の単独時でも見栄えや使い勝手を損なわせることのないものを提供しようとするものである。
本考案の第1の特徴は、弾性素材により略U乃至V字状に形成された連結具本体1の両端に食事具6の柄4の先端に対応した差し込み穴2を有する受け部3を形成し、柄4の先に捌き部5を有する一対の食事具6の柄4を受け部3に取り外し可能に弾入するようにしたものである。
本考案の第2の特徴は、差し込み穴2の周壁部に食事具6の柄4の長手方向と略平行なスリット7を施したことであり、第3の特徴は、そのスリット7を複数としたことであり、更に第4の特徴は連結具本体1を透明乃至半透明な樹脂製としたことである。
本考案にあっては、弾性素材により略U乃至V字状に形成された連結具本体1の両端に食事具6の柄4の先端に対応した差し込み穴2を有する受け部3を形成し、柄4の先に捌き部5を有する一対の食事具6の柄4を受け部3に取り外し可能に弾入するようにしたものであるから、まず、一対の食事具6、6の柄4、4間は弾性を有する受け部3で連結されるため、通常のトングと同様、食材等を盛り付けたりする場合に掴み、離す時は、受け部3の弾性で復元して開くので、専用のトングと同様の使い勝手を維持できる。
しかも単独でスプーンやフォーク等を使用する時も、スプーンやフォーク等の柄には接続のための特別な加工は不要であり、単独のスプーンやフォーク等と変わることがないので、違和感なくそれらを単独使用ができる利点がある。
即ち、本考案の差し込み穴2に食事具6の柄4を差し込むだけであるから、スプーンやフォーク等食事具6の柄4には特別な加工を施す必要がないので、通常の一般的な扁平な柄であれば良く、スプーンやフォークの他、ナイフ等でも適用できる。また、一対の食事具6、6の組み合わせは、例えば同一種のスプーン同士の組み合わせ、フォーク同士の組み合わせ、ナイフ同士の組み合わせでも良いし、スプーンとフォークのように異なる機能の食事具6の組み合わせでも構わない。
また、差し込み穴2の周壁部に食事具6の柄4の長手方向と略平行なスリット7を施しておくと、食事具6の柄4の弾入がスムーズに行えるものであり、これを2又はそれ以上にすると、更にそれがスムーズとなる。
更に受け部3を形成する弾性素材を透明乃至半透明樹脂にしておくと、食事具6が木やカラフルな樹脂製であっても、柄の先端まで透けて見えるから、受け部3での接続による違和感も低減される。勿論、食事具6が金属製の場合は連結具本体1はばね弾性のある金属でも良いし、ポリプロピレンのような透明乃至半透明な樹脂でも良い。
図1は本考案の一実施例の連結具本体1から食事具6の一方を分離した状態の概略を示すものであり、連結具本体1は図2のように両端に受け部3、3が施され、ポリプロピレン樹脂等の適宜弾性を有する樹脂で形成されたもので、概略U乃至V字状に形成され、両端の受け部3、3にはスプーンやフォーク等の事具6の柄4の先端形状に合わせた扁平な差し込み穴2が施されている。
この差し込み穴2の周壁には、少なくとも1条、好ましくは2条以上のスリット7が食事具6の柄4の長さ方向と略平行に施される。スリット7がない時は、差し込み穴2の形状は食事具6の柄4の外形と略同様の形状となるが、スリット7が施された場合は、差し込み穴2の形状は、柄4の外形よりやや小さくすることになる。また差し込み穴2の周壁の内周適所には抜け止め用の突起8を施すことができる。
一方、図示した食事具6はスプーンの先に切り込みを設けてフォークの機能を兼備させたものであり、柄4の差し込み穴2より出る部分の適所には手指に掛かる盛り上がり部9が施され、差し込み穴2の突起8に係合する凹所10が施されている。
図3は受け部3の差し込み穴2のそれぞれに食事具6の柄4を差し込んでトングとして使用する状態を示し、一対の食事具6、6の先端間は連結具本体1の弾性で開いた状態となっており、食物等を掴んで皿に運び、離す時は手を緩めると開いて皿に盛り付けることができる。そして、単独時用には受け部3から柄4を抜いて単独使用ができる。ここで、スリット7がある場合は差し込み穴2の形状を柄4よりもやや細くしていても、スリット7で押し広げられて納まるので、連結具本体1で一対の食事具6、6を安定して保持することができるものであり、しかも着脱もスリット7が広がるのでスムーズである。
このように、本考案は連結具本体1にスプーンやフォーク等を結合した時はトングとして使用でき、スプーンやフォーク等を単独で使用する時は連結具本体1より分離するものであるから、保管時や洗浄時も分離して清潔に処理することができ、しかも、単独のスプーンやフォーク等も特に柄4に特別な接続のための加工が施されないので、美観を損なうこともないのである。また差し込み穴2の入り口を食事具6の柄4の対応部の外径よりも絞っておくと、柄4を差し込んで使用する際に抜け難く、また通常、柄4はデザイン上、扁平楕円形状であることも少なくないが、差し込み穴2をそれに合わせた形状とすることで容易に適用できる。
また従来の専用のトングでは嵩張ったり、引き出しの中で絡まったりしやすいが、本考案では、木製などのスプーン等を2本組み合わせることでトングになるものであるから、分解できることで、収納性が高まるものである。また一般的なトングは、そのヒンジ部の構造が複雑で、入り組んだ箇所は細部まで洗浄することが難しかったが、本考案では分解できることで、隅々まで容易に洗浄できる利点がある。特に従来の木製のトングの場合はヒンジ部が金属であったり、木のヒンジでも別途金属のバネ材との組み合わせなので、構造が複雑となるが、本考案では、食事具6を外すと、連結具本体1は差し込み穴2が露出するので、隅々まで洗浄しやすく、清潔に維持できる。
更に、トングを分解するとその一部がそのままスプーン等になるので、従来のようにトングとは別のスプーン等が不要となり、洗い物が減り、手間が省け、環境にも優しくなる。しかもトングがパーツに分けられることで、一部が破損しても、パーツのみの交換で済み、これも環境に優しくなる。また、柄4を共通の形状としておけば、このスプーン等の部分の形状を変更することでデザインや機能のバリエーションを増やすことも可能で、拡張性がある。
このように連結具本体1は、スプーンやフォーク等の食事具6の本来の装飾性を損なうことのない自由な構造を保ち、それに合わせて連結具本体1を設計することができるので、食事具6の単独使用も違和感がなく、また接合した時は専用のトングと遜色のない使い勝手を持つものである。
本考案の一部を分離した状態の斜視図。 同上の連結具本体の拡大斜視図。 同上の接合してトングとした状態の斜視図。
1は連結具本体、2は差し込み穴、3は受け部、4は柄、5は捌き部、6は食事具、7はスリットである。

Claims (4)

  1. 弾性素材により略U乃至V字状に形成された連結具本体1の両端に食事具6の柄4の先端に対応した形状の差し込み穴2を有する受け部3を形成し、柄4の先に捌き部5を有する一対の食事具6の柄4を受け部3に取り外し可能に装着したトング。
  2. 差し込み穴2の周壁部に食事具6の柄4の長手方向と略平行なスリット7を施した請求項1に記載のトング。
  3. スリット7が複数である請求項2に記載のトング。
  4. 連結具本体1が透明乃至半透明な樹脂製である請求項1乃至3の何れかに記載のトング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021058581A (ja) * 2019-10-04 2021-04-15 竹内 常雄 ピザ等を切るピザカッタートング

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