JP3194877U - サッシ用結露防止具 - Google Patents

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【課題】断熱層をサッシの室内側表面に効率的且つ簡易に形成することが可能であって、単価も安いサッシ用結露防止具を提供する。【解決手段】サッシ3に取付けられてサッシ3の室内側表面の結露を防止するサッシ用結露防止具であって、サッシ3の室内側表面に沿う扁平な環状断面を有するように押出し成形された筒状本体14を備え、筒状本体14の一方の外面を、上記室内側表面に貼付し、筒状本体14内に断熱層17を形成し、筒状本体14は、四隅にRが形成された方形状の環状断面を有する。【選択図】図4

Description

この考案は、サッシ用結露防止具に関する。
寒い時期、サッシの室内側表面が結露することを防止するため、サッシの室内側表面に沿って断熱層を形成する種々のサッシ用結露防止具が公知になっている。
その一例として、サッシの室内側表面に沿う方形環状の断面を有する筒状本体を備え、該筒状本体の扁平な一方の外面を、上記室内側表面に面状に接触させて取付け、筒状本体内に断熱層を形成するサッシ用結露防止具が従来公知なっている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5308089号公報
上記文献のサッシ用結露防止具は、筒状本体によって、サッシの室内側表面に、断熱層を、効率的且つ簡易に形成することが可能になる一方で、結露を防止の対象となるサッシが1つの建物に限定しても数多く存在するため、単価をより安くする必要がある。
本考案は、断熱層をサッシの室内側表面に効率的且つ簡易に形成することが可能であって、単価も安いサッシ用結露防止具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、第1に、サッシに取付けられてサッシの室内側表面の結露を防止するサッシ用結露防止具であって、サッシの室内側表面に沿う扁平な環状断面を有するように押出し成形された筒状本体を備え、該筒状本体の一方の外面を、上記室内側表面に貼付し、該筒状本体内に断熱層を形成すること特徴としている。
第2に、前記筒状本体は、四隅にRが形成された方形状の環状断面を有することを特徴としている。
第3に、前記筒状本体は、サッシのコーナ部に沿うL字状又はコの字状の扁平な環状断面を有するように押出し成形されたことを特徴としている。
第4に、前記筒状本体内の断熱層が密閉された空気層になるように、該筒状本体の両端部が閉塞されたことを特徴としている。
第5に、前記筒状本体の外面には、水滴を受止めて流動を抑制する止水壁を突出形成したことを特徴としている。
第6に、前記止水壁を、筒状本体の幅方向の一方側端部に配置形成したことを特徴としている。
第7に、前記筒状本体内の断熱層の厚みを3〜5mmに設定したことを特徴としている。
第8に、前記筒状本体は、不透明な合成樹脂材によって構成されたことを特徴としている。
第9に、前記筒状本体を、両面テープによって、上記室内側表面に接着させることを特徴としている。
断熱層をサッシの室内側表面に効率的且つ簡易に形成させることが可能な筒状本体を、押出し成形によって、短時間で大量に製造できるため、単価も安くなり、結露防止の対策を安いコストで実現できる。
本考案を適用したサッシ用結露防止具を設けた引き違い式の窓を外側から見た状態を示す正面図である。 図1のサッシの斜視図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 (A)は図4に示す第1結露防止具の断面図であり、(B)は(A)のC−C断面図である。 第1結露防止具の変形例を示す断面図である。 第2結露防止具を、一部破断をして示す正面図である。 図7の平面図である。 第2結露防止具をサッシに装着した状態を示す平面図である。 第2結露防止具の別実施形態の構成を示す平断面図である。
図1は、本考案を適用したサッシ用結露防止具を設けた引き違い式の窓を外側から見た状態を示す正面図であり、図2は、図1のサッシの斜視図である。窓は、建物等の構造物の人の出入りや空気の取入れや採光を目的とした開口部に沿って形成され且つ構造物の一部を構成する木枠部材1に、固定的に設置された方形枠である窓枠サッシ(固定側窓枠,サッシ)2と、該窓枠サッシ2における枠内に左右スライド可能に嵌め込み支持され且つ奥行き方向に互い違いに配置された一対のサッシ(可動側窓枠)3,3を備えている。
上記サッシ2は、左右一対の上下方向の縦枠4と、その上下端と中間位置とをそれぞれ連結する左右方向の横枠6,6及び中枠7とを有し、各枠4,6,7で形成される枠区画内に、それぞれ板ガラス8を取付けている。
図3は、図2のA−A断面図である。板ガラス8の取付手段は従来公知であるが、簡単に説明すると、板ガラス8の方形状の縁部が、各枠4,6,7の枠内周面に形成した取付溝9に、パッキン11を介して、嵌め込み固定される。
そして、窓枠サッシ2及びサッシ3の室内側表面には、結露防止を目的としたサッシ用結露防止具12,13が設けられる。この結露防止具12,13には、フラットな単一面に設けられる第1結露防止具12と、コーナ部に設けられる第2結露防止具13との2種類が用意される。
まず、図4乃至6に基づき、第1結露防止具12の構成について説明する。
図4は、図2のB−B断面図であり、図5(A)は図4に示す第1結露防止具の断面図であり、(B)は(A)のC−C断面図である。第1結露防止具12は、該サッシ2の室内側表面に沿うように扁平な環状(さらに具体的には、方形状断面)を有する筒状本体14を備えている。
この筒状本体14は、適宜好みの色付けがされた(例えば、黒色や灰色の)ポリ塩化ビニル等の不透明な硬質性の合成樹脂から構成され、同一断面を有するように押出し成形されている。この筒状本体14は、長手方向がサッシ2,3(図示する例では、窓枠サッシ2の枠内周面、或いはサッシ3の中枠7)の形成方向に向けられるとともに、扁平な環状断面の短軸方向(厚み方向)が、上記サッシ2の室内側表面の法線に沿った姿勢(具体的には該法線に平行な姿勢)で、該室内側表面に貼付されている。
さらに、詳しく説明すると、第1結露防止具12は、筒状本体14からなり、筒状本体14の上記厚み方向一方側の外面(筒状本体14の一方の外面)は、サッシ2に貼付される貼付面14aになり、他方側の外面は室内側に向けられる室内側面14bになり、この貼付面14aが、接着剤又は両面テープ16(図示する例では、両面テープ16であり、さらに具体的には、防水性及び断熱性に優れたブチルテープ)を介して、サッシ2,3の室内側表面に接着される。
この第1結露防止具12における貼付面14aと、室内側面14bとの間(筒状本体14内)には、空気層が形成され、この空気層は、外の冷気が、サッシ2,3の室内側表面に伝導するのを防止する断熱層17になる。
この断熱層17を密閉状態とするため、筒状本体14の長手方向の両端部は、閉塞されている。図示する例では、筒状本体14における長手方向の両端側の空間に、それぞれ充填材18を充填することにより、閉塞して、断熱層17内の密閉状態を保持している。ちなみに、この断熱層17内に図示しない乾燥剤等を収容させてもよい。なお、断熱層17は、真空としてもよく、さらには、必ずしも密閉する必要はなく、筒状本体14の両端側を開放させていてもある程度の効果は期待できる。
また、この筒状本体14の方形状断面の四隅には、R(丸みを帯びた凸曲面)14cが形成され、エッジに触れることによる不快感を低減させている。
さらに、断熱層17の厚み方向の長さ(厚み)dは3〜5mmに設定され、幅方向の長さ(幅)Wは20〜40mmに設定され、筒状本体14の板厚(内周面と外周面との間の距離)は、0.5〜1mm程度に設定される。
該構成の第1結露防止具12によれば、サッシ2,3の室内側表面に沿って断熱層17が形成され、この断熱層17によって、外部からの熱伝導が遮断されるため、該室内側表面の結露が効率的に防止される。しかも、筒状本体14は、その形状から取付作業も容易であり、作業効率的もアップする。
図6は、第1結露防止具の変形例を示す断面図である。同図に示す例では、サッシ2,3の室内側表面が水平又は略水平であり、この室内側表面に、第1結露防止具12が取付けられている。この際、筒状本体14の室内側面14bにおける幅方向の一方側(好ましくは、板ガラス8から遠い側)端部には、長手方向全体に亘り、厚み方向に突出した止水壁(壁部)14dが一体で突出形成されている。
この止水壁14dによれば、板ガラス8等やサッシ2,3が結露した場合でも、その水滴を、受止め、これによって、木枠部材1側に水滴が流動することを防止できる。このため、木枠部材1の腐食も効率的に防止される。
次に、図3及び図7〜図9に基づき、第2結露防止具13の構成について説明する。
図7は、第2結露防止具を、一部破断をして示す正面図であり、図8は、図7の平面図であり、図9は、第2結露防止具をサッシに装着した状態を示す平面図である。サッシ2,3(図示する例では、サッシ2)の室内側表面に沿って空気層(断熱層)17が形成されるように配置される透明な合成樹脂性のパネル19と、サッシ2,3の屈曲した複数の面を囲繞するように折れ曲って空気層17を形成するように、サッシ2,3の室内側表面に固着される帯状のスペーサ20,21とからなる。
即ち、第2結露防止具13のパネル19は、例えば、サッシ2の縦枠4のコーナ部(コーナ角)に沿う折込部19a,19aを縦方向(サッシ2,3の形成方向)に形成しており、該パネル19の4辺に沿って、スペーサ20,21を接着している。
これによって、第2結露防止具1は、パネル19を屈曲部19a,19aにより断面視コ字状に屈曲させた状態で、上下に配置された水平方向のスペーサ20をそれぞれサッシ3のコーナ部に沿って接着すると、上記空気層17を簡単に形成することができる。また、この水平方向のスペーサ20と共に、上下方向の一対のスペーサ21,21を、パ熱19と、サッシ2,3の室内側表面との間に、介在させて、両部材に密着させることにより、空気層17が密閉される。
なお、サッシ2,3とパネル19の中途に、補助スペーサ22を設けると、上下のスペーサ20の間でパネル11の撓み変形を抑制して、一定形状を維持し、安定的に断熱層17を維持できる。
次に、図10に基づき、第2結露防止具13の別実施形態について説明する。
図10は、第2結露防止具の別実施形態の構成を示す平断面図である。同図に示す第2結露防止具13は、前記筒状本体14が、サッシ2,3のコーナ部に沿うL字状又はコの字状(図示する例では、L字状)の扁平な環状断面を有するように押出し成形されている。
この筒状本体14は、貼付面14a及び室内側面14bが、L字状のものは、それぞれ2面(計4面)形成され、コの字状のものは、それぞれ3面(計6面)形成され、各貼付面14aを、両面テープ16や接着剤によって、上記コーナ部に接着させているが、同図では、この両面テープ16や接着剤は、省略されている。
1 木枠部材
2 窓枠サッシ(固定側窓枠,サッシ)
3 サッシ(可動側窓枠)
4 縦枠
6 横枠
7 中枠
8 板ガラス(ガラス)
9 取付溝
11 パッキン
12 第1結露防止具(サッシ用結露防止具)
13 第2結露防止具(サッシ用結露防止具)
14 筒状本体
14a 貼付面
14b 室内側面
14c R(凸曲面)
14d 止水壁(壁部)
16 両面テープ
17 断熱層(空気層)
18 充填材
19 パネル
20 スペーサ
21 スペーサ
22 補助スペーサ
d 厚み
W 幅

Claims (9)

  1. サッシに取付けられてサッシの室内側表面の結露を防止するサッシ用結露防止具であって、サッシの室内側表面に沿う扁平な環状断面を有するように押出し成形された筒状本体を備え、該筒状本体の一方の外面を、上記室内側表面に貼付し、該筒状本体内に断熱層を形成するサッシ用結露防止具。
  2. 前記筒状本体は、四隅にRが形成された方形状の環状断面を有する請求項1に記載のサッシ用結露防止具。
  3. 前記筒状本体は、サッシのコーナ部に沿うL字状又はコの字状の扁平な環状断面を有するように押出し成形された請求項1に記載のサッシ用結露防止具。
  4. 前記筒状本体内の断熱層が密閉された空気層になるように、該筒状本体の両端部が閉塞された請求項1乃至3の何れかに記載のサッシ用結露防止具。
  5. 前記筒状本体の外面には、水滴を受止めて流動を抑制する止水壁を突出形成した請求項1乃至4の何れかに記載のサッシ用結露防止具。
  6. 前記止水壁を、筒状本体の幅方向の一方側端部に配置形成した請求項5に記載のサッシ用結露防止具。
  7. 前記筒状本体内の断熱層の厚みを3〜5mmに設定した請求項1乃至6の何れかに記載のサッシ用結露防止具。
  8. 前記筒状本体は、不透明な合成樹脂材によって構成された請求項1乃至7の何れかに記載のサッシ用結露防止具。
  9. 前記筒状本体を、両面テープによって、上記室内側表面に接着させる請求項1乃至8の何れかに記載のサッシ用結露防止具。
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