JP3193562U - ドリンクの搬送タンク - Google Patents

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【課題】ドリンクを保冷しながら搬送するための搬送タンクを提供する。
【解決手段】ドリンクの搬送タンクは、保冷ケース10及び内胴体20を備え、その内、保冷ケースは、保冷材質からなり、上部に開口111が形成され、内部に開口と連通する収容空間112が形成されるケース本体11と、ケース本体の形と対応して収容空間を密封する蓋体12とを備え、内胴体は、金属材質からなり、収容空間と対応して着脱可能に組み合わせられる密封のバケットであり、上部に注ぎチューブ21が設置されるものである。
【選択図】図2

Description

本考案は、特にドリンクを収容して搬送するためのタンクに関するものである。
暑い夏に、冷たいお茶や、炭酸水、ビールなどのドリンクを飲むことは最高であるため、ドリンクの保冷する道具が重要である。既存の大容量のドリンクタンクは、殆ど金属材質から形成され、搬送する時に、冷蔵車を利用して所望の場所まで運ばれ、ドリンクを保冷することができる。また、既存の保冷タンクは、保冷材質からなり、保冷効果を備えることから、一般的な車やトランクで搬送すればよく、搬送コストを減少することができる。しかし、その保冷タンクは、保冷材質からなり、再冷却することができなく、使い捨て容器であるので、環境に悪くて実用性が低くなる。なお、その保冷タンクを一度開けると、全部のドリンクを飲まなくてはならない。
既存の大容量のドリンクタンクは、冷蔵庫を利用して保冷しながら搬送することができるが、そのドリンクの量が少ない場合には、冷蔵車で搬送すれば、搬送コストが高くなる。また、既存の保冷タンクは、使い捨て容器であると共に、その保冷タンクを一度開けると、全部のドリンクを飲まなくてはならないため、環境に悪くて使用上にも実用性が低い。
本考案にかかるドリンクの搬送タンクは、保冷ケース及び内胴体を備え、その内、該保冷ケースは、保冷材質からなり、上部に開口が形成され、内部に開口と連通する収容空間が形成されるケース本体と、該ケース本体の形と対応して収容空間を密封する蓋体とを備え、該内胴体は、金属材質からなり、前記収容空間と対応して着脱可能に組み合わせられる密封のバケットであり、上部に注ぎチューブが設置されるものである。
かかるドリンクの搬送タンクにおいて、前記保冷ケースにおけるケース本体の内周面の上部近傍に複数の係合凹部が間隔をおいて凹設され、前記蓋体の底部に環状凸縁が設けられ、該環状凸縁に複数の係合ブロックが外部に向かって凸設され、該係合ブロックが係合凹部と対応するように係合されることが好ましい。
かかるドリンクの搬送タンクにおいて、前記内胴体における上部の注ぎチューブの両側に1対の取っ手が取り付けられることが好ましい。
かかるドリンクの搬送タンクにおいて、前記内胴体の上部に取付穴が形成され、前記注ぎチューブが着脱可能に取付穴に取り付けられることが好ましい。
かかるドリンクの搬送タンクにおいて、前記蓋体の中心に貫通孔が形成され、前記内胴体の上部中心に取付穴が形成され、前記注ぎチューブが蓋体の貫通孔を通過して着脱可能に取付穴に取り付けられることが好ましい。
本考案に係るドリンクの搬送タンクは、保冷材質からなるケース本体を備え、該ケース本体の内部に収容空間が形成されると共に、金属材質からなる内胴体を備え、該内胴体が着脱可能にケース本体に組み合わせられることから、そのドリンクを搬送する時に、まずドリンクを内胴体に入れてケース本体に収納し、また、ケース本体の保冷効果によって、温度をすぐ上昇しないように、ドリンクを低温に保存することができる。また、内胴体をケース本体から取り出すと、ドリンクを注いで飲むことができる。さらに、内胴体が着脱可能にケース本体の収容空間に取り付けられることから、内胴体をケース本体から取り出すことができ、もう一度冷蔵庫に入れて冷却して再利用することができる。
本考案に係るドリンクの搬送タンクの第一実施例の斜視図である。 本考案に係るドリンクの搬送タンクの第一実施例の分解斜視図である。 本考案に係るドリンクの搬送タンクの第一実施例の断面図である。 本考案に係るドリンクの搬送タンクの第一実施例において、蓋体を開ける操作を示す斜視図である。 本考案に係るドリンクの搬送タンクの第一実施例において、取っ手を使用する操作を示す斜視図である。 本考案に係るドリンクの搬送タンクの第一実施例において、内胴体を取り出す操作を示す斜視図である。 本考案に係るドリンクの搬送タンクの第二実施例における分解斜視図である。 本考案に係るドリンクの搬送タンクの第三実施例における分解斜視図である。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1及び図4に示すように、本考案に係るドリンクの搬送タンクの第一実施例は、保冷ケース10及び内胴体20を有する。
前記保冷ケース10は、ケース本体11及び蓋体12を備え、該ケース本体11は、保冷材質からなる円形タンクであり、上部に開口111が形成され、内部に開口111と連通する収容空間112が形成され、内周面における上部近傍に複数の係合凹部113が間隔をおいて凹設され、外周面における相対する両側にそれぞれ持ち凹部114が形成され、使用者が持ち凹部114を介してケース本体11を持上げて運ぶことができる。
前記蓋体12は、ケース本体11の形と対応し、底部に環状凸縁121が設けられ、該環状凸縁121に複数の係合ブロック122が外部に向かって凸設され、該係合ブロック122の形が係合凹部113と対応する。その蓋体12が収容空間112を密封するように、ケース本体11の上部に組み合わせる時に、蓋体12をまわして係合ブロック122を係合凹部113に係合させられる。
前記内胴体20は、密封の円形バケットであり、金属材質からなり、着脱可能にケース本体11の収容空間112に組み合わせられ、上部中央に注ぎチューブ21が設置され、上部における注ぎチューブ21の両側に1対の取っ手22が取り付けられる。この内胴体20を使用する時に、冷たいビールや、炭酸水、お茶などのドリンクを内胴体20に入れて、内胴体20をケース本体11の収容空間112に収納され、保冷材質の保冷ケース10によって、ドリンクを低温に保存する。
図1、図4、図6に示すように、通常にタンクを搬送する過程において、まずその内胴体20を低温冷却して保冷ケース10のケース本体11に嵌め込み、蓋体12がケース本体11に組み合わせて収容空間112を密封し、保冷効果を提供できる。それによれば、内胴体20を所望の場所まで搬送しても内部の温度もすぐ上昇することはない。ドリンクを注ぐ時には、使用者が取っ手22を持って内胴体20をケース本体11から取り出し、内胴体20の内部のドリンクをコップに注ぐことができる。
本考案に係るドリンクの搬送タンクにおいて、その内胴体20は、金属材質からなり、着脱可能に保冷ケース10に組み合わせることから、使用した後にも、その内胴体20を保冷ケース10から取り出すことができ、もう一度冷蔵庫に入れて冷却することができる。また、その内胴体20にあるドリンクがなくなると、もう一度ドリンクを充填して再利用することができ、使用上に実用性が高い。
図7に示すように、本考案に係るドリンクの搬送タンクの第二実施例は、殆ど第一実施例と同一であるが、その内胴体20Aの上部中心に取付穴201Aが形成され、該取付穴201Aに注ぎチューブ21Aが着脱可能に取り付けられることが異なる。なお、該取付穴がねじ穴であり、該注ぎチューブ21Aの下端の外周面にねじ山が形成され、該注ぎチューブ21Aがねじ山により着脱可能に取付穴201Aに螺合される。一方、その注ぎチューブ21Aは、螺合手段によって着脱可能に内胴体20Aの取付穴201Aに取り付けられるだけではなく、係合手段や、環設手段、挿設手段などの技術手段によって取付穴201Aに取り付けられてもよい。
図8に示すように、本考案に係るドリンクの搬送タンクの第三実施例は、殆ど第一実施例と同一であるが、以下の点において異なる。その蓋体12Bの中心に貫通孔120Bが形成され、内胴体20Bの上部中心に取付穴201Bが形成され、注ぎチューブ21Bが蓋体12Bの貫通孔120Bを通過して着脱可能な取付穴201Bに取り付けられる。なお、該取付穴201Bがねじ穴であり、該注ぎチューブ21Bの下端の外周面にねじ山が形成され、該注ぎチューブ21Bがねじ山により着脱可能な取付穴201Bに螺合される。一方、その注ぎチューブ21Bは、螺合手段によって着脱可能な内胴体20Bの取付穴201Bに取り付けられるだけではなく、係合手段や、環設手段、挿設手段などの技術手段によって取付穴201Bに取り付けられてもよい。また、本考案にかかる第二実施例及び第三実施例の使用方法は、第一実施例と同一であるので、ここでの説明を省略する。
10 保冷ケース
11 ケース本体
111 開口
112 収容空間
113 係合凹部
114 持ち凹部
12、12B 蓋体
120B 貫通孔
121 環状凸縁
122 係合ブロック
20、20A 内胴体
201A 取付穴
21、21A、21B 注ぎチューブ
22 取っ手

Claims (5)

  1. 保冷材質からなり、上部に開口が形成され、内部に開口と連通する収容空間が形成されるケース本体と、該ケース本体の形と対応して収容空間を密封する蓋体とを有する保冷ケースと、
    金属材質からなり、前記収容空間と対応して着脱可能に組み合わせられる密封のバケットであり、上部に注ぎチューブが設置される内胴体と、を備えることを特徴とするドリンクの搬送タンク。
  2. 前記保冷ケースにおけるケース本体の内周面の上部近傍に複数の係合凹部が間隔をおいて凹設され、
    前記蓋体の底部に環状凸縁が設けられ、該環状凸縁に複数の係合ブロックが外部に向かって凸設され、該係合ブロックが係合凹部と対応するように係合されることを特徴とする請求項1に記載のドリンクの搬送タンク。
  3. 前記内胴体における上部の注ぎチューブの両側に1対の取っ手が取り付けられることを特徴とする請求項1または2に記載のドリンクの搬送タンク。
  4. 前記内胴体の上部に取付穴が形成され、前記注ぎチューブが着脱可能に取付穴に取り付けられることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のドリンクの搬送タンク。
  5. 前記蓋体の中心に貫通孔が形成され、
    前記内胴体の上部中心に取付穴が形成され、前記注ぎチューブが蓋体の貫通孔を通過して着脱可能に取付穴に取り付けられることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のドリンクの搬送タンク。
JP2014004019U 2013-07-31 2014-07-29 ドリンクの搬送タンク Active JP3193562U (ja)

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