JP3193458U - 床パネル - Google Patents

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良晴 青柳
良晴 青柳
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ハッポー化学工業株式会社
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Abstract

【課題】軽量で運搬が容易であり、既存の床板上に敷設することができると共に、防音性能が高く、装飾プリント面を活かす加工の施された床パネルを提供する。【解決手段】長手板体の長辺側縁部に実矧ぎ状の結合部11を形成し、かつ裏面に複数の凹溝12を備えた塩化ビニル系樹脂の発泡基材1と、発泡基材の少なくとも一方の表面に貼着された装飾プリント面21を具備した装飾樹脂板2とから構成する。発泡基材の裏面に粘着層と剥離シートを備えるのが好ましい。【選択図】図1

Description

本考案は、床パネルの改良、更に詳しくは、既存の床板上に張り付けることが可能であり、表面に装飾が施された床パネルに関するものである。
近年、集合住宅や戸建住宅においてリフォームの需要が増加している。リフォームの内容としては様々であるが、例えば、床を畳からフローリングに変更するものがある。
フローリング化に際し、特に注意が必要とされるのが階下の部屋への伝導騒音問題である。室内騒音には重量床衝撃音、軽量床衝撃音があり、前者は走り回る音・飛び跳ねる音といった音等、後者は食器等の軽量物を落とした際に発生する音・スリッパ等を履いた状態で歩行する際に発生する音等である。
重量床衝撃音の主な原因は、リフォーム前の床基礎となるコンクリートが少ないことに起因している。また、軽量床衝撃音の原因としてはフローリングに変更したことにより、畳に比べ床が堅く、音が発生し易くなっていることに起因する。
特に、軽量床衝撃音は、日常的に発生するものであり、階上の住人は騒音が発生しないよう注意しながら生活する必要があり、また、階下住人は騒音によるストレスがかかるというように両者共精神的負担が大きいという問題があった。
これらの問題を解決するため、従来より発泡樹脂からなる床材を使用して遮音性を向上させる技術(特許文献1参照)が知られているが、装飾性に欠けている。そこで、床材の表層に装飾プリント面を有した化粧シートを張り付ける技術(特許文献2参照)が知られている。しかし、この技術は床板の基材に木材を使用しているため、重く、運搬し難いという問題があった。
特開2007−85149号公報 特開2004−84284号公報
本考案は、従来の床パネルに上記のような問題があったことに鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、軽量で運搬が容易であり、既存の床板上に敷設することができると共に、防音性能が高く、装飾プリント面を活かす加工の施された床パネルを提供することにある。
本考案者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
即ち、長手板体の長辺側縁部に実矧ぎ状の結合部11を形成し、かつ裏面に凹溝12・12…を備えた塩化ビニル系樹脂の発泡基材1と、上記発泡基材1の少なくとも一方の表面に貼着された装飾プリント面21を具備した装飾樹脂板2とからなることを特徴とする。
また、本考案は、長手板体の長辺側縁部に実矧ぎ状の結合部11を形成し、かつ裏面に凹溝12・12…を備えた塩化ビニル系樹脂の発泡基材1と、上記発泡基材1の少なくとも一方の表面に貼着された装飾プリント面21を具備した装飾樹脂板2と、発泡基材1の裏面に塗布される剥離シート31を備えた粘着層3とからなることを特徴とする。
また、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、発泡倍率が1.1〜2.0倍の発泡基材1を使用ことができる。
また、本考案は、上記課題を解決するために、塩化ビニル系樹脂に無機系難燃剤を混合したものを発泡基材1として使用することができる。
また、本考案は、上記課題を解決するために、装飾樹脂板2に具備された装飾プリント面21が木目や大理石を模したもの使用することができる。
また、本考案は、上記課題を解決するために、発泡基材1に貼付された装飾樹脂板2に熱可塑性樹脂製の化粧シート22または、UVコーティング層23、若しくはその両方を接着し、耐擦過性を向上させることができる。
本考案において、床パネルは、塩化ビニル系樹脂の発泡基材を使用することにより、防音性能を向上させることが可能になると共に、長辺側縁部に設けた実矧ぎ状の結合部により、隣り合う床パネル同士を隙間なく堅固に連結することができる。
本考案においては、凹溝を形成した発泡基材を使用することにより、接着の際に凹溝を糊溜まりにして接着性を向上させることができる。
本考案においては、剥離シートを備えた粘着層を発泡基材の裏面に設けることにより、一層簡単に床材を貼り付けることが可能になる。
本考案においては、発泡倍率が1.1〜2.0倍の発泡基材を使用することにより、防音性能を向上させると共に、床材として適当な硬さを維持することを可能にした。
本考案においては、塩化ビニル系樹脂に無機系難燃剤を混合したものを発泡基材として床パネルを構成することにより、耐火性を向上させることが可能となる。
本考案においては、装飾プリント面に木目や大理石を模したものを装飾樹脂板として使用することにより床パネルのデザイン性を向上させることが可能となる。
本考案においては、装飾樹脂板の表面に熱可塑性樹脂製の化粧シートまたは、UVコーティング層、若しくはその両方を接着することにより、耐擦過性を向上させることが可能になる。
本実施例1の床パネルを表した斜視図である。 本実施例1の装飾樹脂板を表した斜視図である。 本実施例1の発泡基材の裏面を表した斜視図である。 本実施例1の使用状態を表した斜視図である。 本実施例2の粘着層を表した斜視図である。 本考案の変形例を表した斜視図である。 本考案の変形例の使用状態を表した斜視図である。
本考案を実施するための形態を、具体的に図示した図面に基づいて、更に詳細に説明すると、次のとおりである。
『実施例1』
本考案の実施例を図1から図4に基づいて説明する。図中、符号1で指示するものは、塩化ビニル系樹脂の発泡基材であり、この発泡基材1は、長手板体に形成されており、長手方向の両側面に実矧ぎ状の結合部11を設けると共に、裏面には凹溝12を形成した(図1参照)。本実施例においては、発泡倍率2倍で形成した塩化ビニル発泡樹脂に無機系難燃剤として石粉を添加したものを使用した。
また、符号2で指示するものは、装飾樹脂板であり、この装飾樹脂板2は、発泡基材1の表面に接着される。更に、装飾樹脂板2の表面には、装飾プリント面21が具備されており、その表面に化粧シート22、及びUVコーティング層23が接着されている。本実施例において、装飾樹脂板2は、ポリオレフィン製であり、装飾プリント面21には木目が印刷されているものを使用した(図2参照)。
次に、床パネルの使用方法を図4に基づいて説明する。まず、リフォーム前の住居に張られている既設の床板のワックス等を磨き落とし、糊付けし易くする。
そして、本考案の床パネルの裏面(図3参照)に糊付けして、既設床板に貼り付ける。2枚目以降の貼り付けに関しては、実矧ぎ状の結合部を連結させ貼り付けていき、不要部分はカッター等で切断し調節する(図4参照)。
本実施例は、床パネルを構成するためのベース基材に、塩化ビニル系樹脂を発泡させた発泡基材1を使用することにより、木材をベース基材としたものより軽量であり、かつ発泡基材中の泡が吸音効果を有しているため防音性を向上させることが可能となる。
『実施例2』
次に、実施例2を図5に基づいて説明する。図中符号3で指示するものは粘着層であり、この粘着層3は、発泡基材1の裏に塗布され、既設の床パネルとの接着面には剥離シート31を備えている(図5参照)。
本実施例2は、上記実施例1に記載のとおり構成された床パネルに加え、当該構成の発泡基材1の裏面に剥離シート31を備えた粘着面3を塗布することにより、既設床への貼り付けを一層容易に行うことができる。また、実施例1に類する構造であるため当然に実施例1で得られる効果を有する。
『変形例』
本明細書と添付図に例示する本考案の実施例は、概ね上記のとおりであるが、本考案は、前述の実施例に限定されるものでは決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であることは言うまでもなく、例えば、次に挙げる変形例は本考案の技術的範囲に属する。
本実施例では装飾樹脂板2の色合いを特に指定していないが、表面に具備された装飾プリント面21に印刷される模様と同系色の着色を施すことも可能である。
本実施例では、装飾樹脂板2にポリオレフィン製のものを使用するとしたが、ポリエチレンテレフタレート製のものを使用することも可能である。
装飾樹脂板2から発泡基材1にかけて、長辺側上縁部を面取りし、床パネル同士を連結した際に、V字、またはU字の溝を形成することが可能となる(図6参照)。更に、上記装飾樹脂板2の色合いが装飾プリント面21と同系色のため、デザインに統一感を持たせることが可能となる(図7参照)。
1 発泡基材
11 結合部
12 凹溝
2 装飾樹脂板
21 装飾プリント面
22 化粧シート
23 UVコーティング層
3 粘着層
31 剥離シート

Claims (6)

  1. 長手板体の長辺側縁部に実矧ぎ状の結合部(11)を形成し、かつ裏面に凹溝(12)・(12)…を備えた塩化ビニル系樹脂の発泡基材(1)と、上記発泡基材(1)の少なくとも一方の表面に貼着された装飾プリント面(21)を具備した装飾樹脂板(2)とからなることを特徴とする床パネル。
  2. 長手板体の長辺側縁部に実矧ぎ状の結合部(11)を形成し、かつ裏面に凹溝(12)・(12)…を備えた塩化ビニル系樹脂の発泡基材(1)と、上記発泡基材(1)の少なくとも一方の表面に貼着された装飾プリント面(21)を具備した装飾樹脂板(2)と、発泡基材(1)の裏面に塗布される剥離シート(31)を備えた粘着層(3)とからなることを特徴とする床パネル。
  3. 発泡倍率が1.1〜2.0倍の発泡基材(1)を使用したことを特徴とする請求項1又は2に記載の床パネル。
  4. 塩化ビニル系樹脂に無機系難燃剤を混合したものを発泡基材(1)としたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の床パネル。
  5. 装飾樹脂板(2)に具備された装飾プリント面(21)が木目や大理石を模したものであることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の床パネル。
  6. 発泡基材(1)に貼付された装飾樹脂板(2)に熱可塑性樹脂製の化粧シート(22)または、UVコーティング層(23)、若しくはその両方を接着し、耐擦過性を向上させたことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の床パネル。
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