JP3192597U - シート支持装置 - Google Patents

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哲男 浅田
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Abstract

【課題】トレイと、このトレイをスライド可能に支持する支持部材との摺接によって生じる異音を抑えるシート支持装置を提供する。【解決手段】補助トレイは、排紙トレイに設けられたガイドリブ84に嵌るレール72を備えている。レール72からは弾性片74が突出されている。弾性片74の突出の先端部には、ガイドリブ84の右側面84Aに摺接する当接部76が設けられている。ガイドリブ84の右側面84Aには、当接部76を間欠して右側面84Aから離間させる複数個の凸部90が設けられている。当接部76が間欠して右側面84Aから離間されることにより、補助トレイがスライドされる際に生じる摺接音が低減される。【選択図】図6

Description

本考案は、シートを支持するトレイと、このトレイをスライド可能に支持する支持部材とを備えたシート支持装置に関する。
従来より、シートを搬送して画像を記録する画像記録装置や、画像が記録されたシートを搬送して当該画像を読み込むスキャナが知られている。このような画像記録装置やスキャナには、搬送前のシートを支持するトレイや、搬送後のシートを支持するトレイが通常設けられる。この種の画像記録装置やスキャナには、小型化のため、トレイをスライド可能としたものがある。
特許文献1には、画像形成装置に用いられる給紙カセットが記載されている。この給紙カセットは、下段トレイと、この下段トレイに支持された上段トレイ(支持部材)と、この上段トレイに支持された拡張トレイ(トレイ)とを備えている。上段トレイには左右一対の摺動溝が設けられている。この摺動溝に嵌る左右一対のレールが拡張トレイに設けられている。拡張トレイは、摺動溝とレールとにおいて、上段トレイにスライド可能に支持されている。また、拡張トレイには、左右方向へ撓むことができる左右一対の弾性片が設けられている。この弾性片の頭部は、弾性片の弾性力により、上段トレイに設けられたリブに押し付けられる。
特開2010−6586号公報
特許文献1に記載された画像形成装置では、弾性片の頭部が上段トレイのリブに当接することにより、左右方向における拡張トレイの位置ずれが防止される。しかしながら、弾性片の頭部とリブとの摺接により、摺接音が生じるおそれがある。
弾性片の頭部やリブにグリスを塗布したり、弾性片の頭部やリブにシボ加工を行ったり、弾性片の代わりにローラを設けたりすることにより、異音を抑えることが考えられる。しかしながら、グリスを用いると、シートやユーザの手や衣服にグリスが付着するおそれが生じてしまう。また、シボを設けると、シボは、弾性片の頭部との摺接によって摩耗するので、拡張トレイの操作感が経時変化してしまう。また、ローラを設けると部品点数が増えてしまう。
本考案は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、トレイと、このトレイをスライド可能に支持する支持部材との摺接によって生じる音を抑えることができる手段を提供することにある。
(1) 本考案は、支持部材と、第1方向へスライド可能に上記支持部材に支持されており、シートが載置されるトレイと、を備えたシート支持装置に関する。上記支持部材及び上記トレイのいずれか一方は、上記第1方向へ沿って延びており、且つ上記第1方向に直交する第2方向において互いに離間した一対の当接面を有している。上記支持部材及び上記トレイの他方は、上記第2方向において上記一対の当接面とそれぞれ対向し当接する一対の当接部と、上記当接部を上記各当接面にそれぞれ押圧する一対の弾性片と、を有している。上記第1方向への上記トレイのスライドにおいて、上記当接面または上記弾性片の少なくとも一方に間欠して当接することにより上記当接部と上記当接面とを間欠して離間させる離間部が設けられている。
弾性片の当接部は、弾性片の弾性力により当接面に押圧され、第2方向におけるトレイの位置ずれを防止する。当接部は、第1方向へのトレイのスライドにより当接面に摺接する。トレイが第1方向へ更にスライドされると、離間部は、当接面又は弾性片の少なくとも一方に間欠して当接し、当接部と当接面とを間欠して離間させる。
(2) 上記一対の当接面はそれぞれが平面であり、上記離間部は、上記当接面からそれぞれ突出されており、且つ上記第1方向へ相互に離間されて配置された複数の突出部であり、上記突出部は、上記第1方向への上記トレイのスライドにおいて上記弾性片に当接して上記当接部を上記当接面から離間させる向きへ上記弾性片を弾性変形させるものであってもよい。
第1方向へのトレイのスライドにおいて、複数個の突出部は、弾性片に設けられた摺接面に順に摺接し、弾性片を弾性変形させて当接部を当接面から間欠して離間させる。突出部と摺接面という簡単な構成により、当接部と当接面とを間欠して離間させることができる。
(3) 上記複数の突出部は、上記トレイのスライドの間に上記当接部が対向する上記当接面の全域に渡って設けられたものであってもよい。これにより、トレイがどの位置にあっても、当接部と当接面とを間欠して離間させることができる。
(4) 上記支持部材は、上記トレイと共にシートが載置されるトレイ形状であり、上記トレイは、上記第1方向へスライドされることにより、上記支持部材に収納された第1姿勢、及び上記支持部材から露出された第2姿勢に姿勢変化されるものであり、上記当接面には、上記トレイの姿勢が上記第1姿勢であると上記当接部が嵌る第1凹部と、上記トレイの姿勢が上記第2姿勢であると上記当接部が嵌る第2凹部とが設けられたものであってもよい。当接部が第1凹部または第2凹部に嵌ることにより、第1方向において、トレイが位置決めされる。
(5) 上記一対の当接面は、それぞれが上記第1方向へ沿って滑らかに凹凸が連続する湾曲面であり、上記離間部は、上記第1方向において上記当接部から離間されて上記弾性片に設けられており、上記第1方向への上記トレイのスライドにおいて上記当接面の凸部分に当接して上記当接部を上記当接面から離間させる向きへ上記弾性片を弾性変形させるものであってもよい。離間部が当接面の凸部分に間欠して摺接することにより、当接部と当接面とが間欠して離間される。簡単な構成により、当接部と当接面とを間欠して離間させることができる。
本考案によれば、第1方向へのトレイのスライドにおいて当接部と当接面とを間欠して離間させる離間部が設けられたことにより、トレイと支持部材との摺接によって生じる音を抑えることができる。
画像記録装置10の斜視図である。 プリンタ部11の内部の模式的な断面図である。 給紙カセット16の斜視図である。 (A)は、排紙トレイ60及び補助トレイ70の下面側の斜視図であり、(B)は、排紙トレイ60及び補助トレイ70の下面側の分解斜視図である。 (A)は、ガイドリブ84の水平断面図であり、(B)は、弾性片74の水平断面図であり、(C)は、当接部76が嵌合凹部89に嵌った状態におけるガイドリブ84及び弾性片76の水平断面図であり、(D)は、当接部76が嵌合凹部88に嵌った状態におけるガイドリブ84及び弾性片76の水平断面図である。 弾性片74及び当接部76の動作を説明する動作説明図である。 (A)は、補助トレイ70が収納姿勢にある状態の排紙トレイ60の斜視図であり、(B)は、補助トレイ70が支持姿勢にある状態の排紙トレイ60の斜視図である。 (A)〜(C)は、変形例1のガイドリブ84及び弾性片74の水平断面図であり、(D)〜(F)は、変形例2のガイドリブ84及び弾性片74の水平断面図である。
以下、本考案の実施形態について説明がされる。なお、実施形態は本考案の一例にすぎず、本考案の要旨を変更しない範囲で実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。以下の説明では、画像記録装置10を使用可能に設置した状態(図1の状態)を基準として上下方向7が定義されている。また、操作部13が画像記録装置10の前面(正面)側に設けられているものとして前後方向8が定義されている。また、画像記録装置10を前側から見て左右方向9が定義されている。
[画像記録装置10の概要]
図1に示されるように、画像記録装置10は、シート15(図2)に画像を記録するプリンタ部11と、原稿(不図示)に記録された画像を取り込むスキャナ部12とを備えており、プリント、スキャン、コピー等を実行可能である。スキャナ部12は任意の構成である。以下では、スキャナ部12の説明は省略されている。
プリンタ部11は、パーソナルコンピュータなどの外部機器や操作部13により印刷指示を受けてシート15(図2)への画像記録を行う。シート15は、記録用紙や、光沢紙や、葉書等であり、給紙カセット16に保持されている。給紙カセット16は、筺体14の下部に収納されている。筺体14は、給紙カセット16を露出させる開口17を前後方向8における前面の下部に有している。給紙カセット16は、開口17を通じて筺体14から引き出され、または、開口17を通じて筺体14へ挿入される。
図2に示されるように、筐体14内には、シート15を給紙カセット16から送り出す給送部20、シート15が通過する空間である搬送路30、シート15を挟んで搬送するローラ対35,36、及びシート15に画像を記録する記録部28が設けられている。これらを構成する部材は、筺体14や、筺体14内に設けられた不図示のフレームに取り付けられている。
給送部20は、フレームに回転可能に支持された支軸21と、支軸21に一端部が回動可能に支持されたアーム22と、アーム22の他端部に回動可能に支持された給送ローラ23と、アーム22に設けられた複数個のギア24とを備えている。アーム22は、支軸21周りに回動されることにより、給紙カセット16に載置されたシート15に給送ローラ23を当接させる。支軸21は、不図示の駆動モータにより回転される。支軸21の回転は、複数個のギア24により給送ローラ23へ伝達される。支軸21により回転された給送ローラ23は、当接するシート15を搬送路30へ送り出す。
搬送路30は、図2において一点鎖線により示された湾曲路31と、2点鎖線により示された直線路32とを備えている。湾曲路31は、前後方向8における給紙カセット16の後端を基端として上方へ向かって湾曲して延びている。直線路32は、湾曲路31の終端から前方へ向かって直線状に延びている。搬送路30は、複数個のガイド部材33及びプラテン34により区画された空間である。プラテン34は、給紙カセット16の上側に配置されており、直線路32の下面の一部を区画している。プラテン34の前後方向8における後側に第1のローラ対35が設けられている。第1のローラ対35は、不図示の駆動モータにより回転される搬送ローラ35Aと、搬送ローラ35Aの下側に配置された従動ローラ35Bとを備えている。第1のローラ対35は、搬送路30にあるシート15を挟んで搬送する。
第2のローラ対36は、前後方向8におけるプラテン34の前側に設けられている。第2のローラ対36は、不図示の駆動モータにより回転される排紙ローラ36Aと、排紙ローラ36Aの上側に配置された拍車ローラ36Bとを備えている。第2のローラ対36は、搬送路30にあるシート15を挟んで搬送する。シート15は、ローラ対35、36によりプラテン34上において間欠搬送され、記録部28により画像が記録される。
記録部28には、インク滴を吐出するインクジェット記録方式のものが用いられている。記録部28は、プラテン34の上側に配置されたキャリッジ29に搭載されている。キャリッジ29は、左右方向9(図2における紙面に垂直な方向)に沿って往復動が可能なように支持されている。記録部28は、左右方向8へ往復動されながら、プラテン34上のシート15へインク滴を吐出し、画像記録を行う。画像が記録されたシート15は、第2のローラ対36により、給紙カセット16へ排出される。以下、給紙カセット16について、詳しい説明がされる。
[給紙カセット16]
図2に示されるように、給紙カセット16は、それぞれシート15が載置されるメイントレイ40及びセカンドトレイ50と、画像記録後のシート15を受ける排紙トレイ60とを備えている。排紙トレイ60(支持部材に相当する)には、補助トレイ70(トレイに相当する)がスライド可能に設けられている。補助トレイ70は、排紙トレイ60からユーザにより前方へ引き出されて使用される。排紙トレイ60及び補助トレイ70がシート保持装置に相当する。
[メイントレイ40]
図3に示されるように、メイントレイ40は、底板41、前板42、傾斜板43、左側板44、右側板45を備えている。底板41は、矩形板状の外形を呈している。図2に示されるように、底板41には、シート15Aが載置される。前板42は、前後方向8における底板41の前端から上向きへ突出されており、ユーザが把持する把持部が設けられている。傾斜板43は、前後方向8における底板41の後端から後方斜め上へ向かって延びており、給送部20により後方へ送り出されるシート15Aを搬送路30へ案内する。左側板44(図3)は、左右方向9における底板41の左端部から上向きへ突出されている。右側板45は、左右方向9における底板41の右端部から上向きへ突出されている。図3に示されるように、左側板44及び右側板45は、排紙トレイ60に設けられた回動軸65,66(図4)を受ける軸受孔46をそれぞれ備えている。メイントレイ40は、軸受孔46により、排紙トレイ60を回動可能に支持している。また、左側板44及び右側板45は、内側面側にガイドレール47をそれぞれ備えている。ガイドレール47は、前後方向8へ沿って延びており、セカンドトレイ50を前後方向8へスライド可能に支持している。
[セカンドトレイ50]
セカンドトレイ50は、矩形板状の外形を呈している。図2に示されるように、セカンドトレイ50には、シート15Bが載置される。セカンドトレイ50は、メイントレイ40の底板41の上側であって、メイントレイ40の左側板44(図3)と右側板45との間に配置されている。左右方向9におけるセカンドトレイ50の両端部は、メイントレイ40に設けられたガイドレール47(図3)に嵌っている。従って、セカンドトレイ50は、ガイドレール47により、前後方向8へスライド可能にメイントレイ40に支持されている。
セカンドトレイ50は、前後方向8における長さがメイントレイ40の前後方向8における長さよりも短くなるように設けられており、メイントレイ40の底板41上をスライドされる。セカンドトレイ50は、スライドされることにより、図2の破線に示される給紙姿勢、及び図2の実線に示される退避姿勢にされる。給紙姿勢において、セカンドトレイ50の前後方向8における後端は、メイントレイ40の傾斜板43に近接している。退避姿勢において、セカンドトレイ50の後端は、メイントレイ40の傾斜板43から離間されている。セカンドトレイ50が図2の実線に示される退避姿勢にあるとき、給送ローラ23は、メイントレイ40に載置されたシート15Aに当接し、シート15Aを後方へ送り出す。セカンドトレイ50が図2の破線に示される給紙姿勢にあるとき、給送ローラ23は、セカンドトレイ50に載置されたシート15Bに当接し、シート15Bを後方へ送り出す。ユーザは、セカンドトレイ50をスライドさせることにより、シート15Aまたはシート15Bのうちの一方を、画像が記録されるシート15として選択する。
[排紙トレイ60]
図3に示されるように、排紙トレイ60は、シート15を受ける支持板61を備えている。支持板61は、前後方向8における長さがセカンドトレイ50の前後方向8における長さとほぼ同じ長さであり、前後方向8及び左右方向9に沿って広がった矩形板状の外形を呈している。支持板61は、退避姿勢にあるセカンドトレイ50の上側となる位置に配置されている。図4(A),(B)に示されるように、支持板61の下面からは、左側壁62と、右側壁63と、前壁64とが下向きへ突出されている。左側壁62、右側壁63及び前壁64により、排紙トレイ60がメイントレイ40(図2)に支持される。詳細には、左側壁62の下端がメイントレイ40の左側板44(図3)の上端に当接し、右側壁63の下端がメイントレイ40の右側板45(図3)の上端に当接し、前壁64の下端がメイントレイ40の前板42(図3)の上端に当接することにより、排紙トレイ60はメイントレイ40に支持される。
排紙トレイ60は、図4(B)に示される左右一対の回動軸65,66により、メイントレイ40(図3)に回動可能に支持されている。回動軸65は、左側壁62の前後方向8における後端部から左右方向9における左向きへ突出されている。回動軸66は、右側壁63の前後方向8における後端部から左右方向9における右向きへ突出されている。回動軸65,66は、メイントレイ40の左側板44及び右側板45に設けられた軸受孔46(図3)に挿通されている。この構成により、排紙トレイ60は、前後方向8における前部を回動先端部として回動軸65,66の軸線周りに回動され、メイントレイ40から起こされる。ユーザは、排紙トレイ60をメイントレイ40から起こし、メイントレイ40にシート15Aを補給する。
図4(A),(B)に示されるように、排紙トレイ60は、支持板61の下面側に配置された補助トレイ70を前後方向8へスライド可能に支持する支持機構80を有している。また、排紙トレイ60の前壁64は、補助トレイ70を排紙トレイ60から引き出せるように、左前壁64Aと右前壁64Bとに分かれており、開口68を形成している。この開口68により、補助トレイ70の前後方向8における前面が外部に露出されている。
支持機構80は、補助トレイ70に設けられた左右一対のレール72,73が嵌る左右一対の溝81,82と、左右一対の規制リブ83A、83Bとを備えている。規制リブ83A,83Bには、前後方向8における前面側から補助トレイ70が当接され、規制リブ83A,83Bにより、補助トレイ70の後方へのスライドが制止される。
溝81,82は、支持板61と、左右一対のガイドリブ84,85と、左右一対の支持リブ86、87とにより区画されている。ガイドリブ84,85は、支持板61の下面から下向きへ突出されている。ガイドリブ84は、前後方向8における支持板61の後部から前端まで前後方向8に沿って延びており、左右方向9における左前壁64Aの右端部と接続されている。ガイドリブ85は、前後方向8における支持板61の後部から前端まで前後方向8に沿って延びており、左右方向9における右前壁64Bの左端部と接続されている。つまり、ガイドリブ84とガイドリブ85とは、左右方向9へ離間されている。左右一対のガイドリブ84,85と支持板61とにより囲まれた収納空間67に、補助トレイ70が収納される。
支持リブ86,87は、溝81,82の下面を区画しており、溝81,82に嵌った補助トレイ70のレール72,73を下方から支持する。詳細には、支持リブ86は、ガイドリブ84の下端部から左右方向9における右方へ向かって突出されており、上下方向7において支持板61と対向している。支持リブ86は、ガイドリブ84の前後方向8における前部に設けられており、前後方向8へ延びている。一方、支持リブ87は、ガイドリブ85の下端部から左右方向9における左方へ向かって突出されており、上下方向7において支持板61と対向している。支持リブ87は、ガイドリブ85の前後方向8における前部に設けられており、前後方向8へ延びている。
左右一対の規制リブ83A,83Bは、支持板61の下面から下向きへそれぞれ突出されている。規制リブ83A,83Bは左右方向9に沿ってそれぞれ延びている。規制リブ83Aの左右方向9における左端部は、ガイドリブ84の前後方向8における後端部と繋がっている。規制リブ83Bの左右方向9における右端部は、ガイドリブ85の前後方向8における後端部と繋がっている。規制リブ83A,83Bには、前後方向8における前面側から補助トレイ70が当接される。これにより、前後方向8における補助トレイ70の後端がガイドリブ84,85の後端より後側となるような補助トレイ70の後方へのスライドが制止される。
図4(B)及び図5(A)に示されるように、ガイドリブ84,85は、補助トレイ70の位置決め用の前後一対の嵌合凹部88,89をそれぞれ備えている。なお、図5(A)〜(D)は、ガイドリブ84及び当接部76を通る水平断面を下面側から見た図である。ガイドリブ84が有する嵌合凹部88,89は、ガイドリブ84の左右方向9における右側面84A(当接面に相当する)から退避するよう凹んでいる。ガイドリブ85が有する嵌合凹部88,89は、ガイドリブ85の左右方向9における左側面85A(当接面に相当する)から退避するよう凹んでいる。ガイドリブ84の右側面84Aとガイドリブ85の左側面85Aとは、左右方向9(第2方向に相当する)へ離間されている。左右一対の嵌合凹部88(第2凹部に相当する)は、支持リブ86,87の前後方向8における中央部の上側に設けられている。これは、補助トレイ70のレール72、73が溝81、82から外れないようにするためである。左右一対の嵌合凹部89(第1凹部に相当する)は、ガイドリブ84,85の前後方向8における後端部に設けられている。これは、前後方向8における補助トレイ70の後端が規制リブ83A,83Bに当接したときに、嵌合凹部89に後述の当接部76,77が嵌るようにするためである。当接部76,77が嵌合凹部88または嵌合凹部89に嵌ることにより、補助トレイ70は、前後方向8において位置決めされる。詳しくは後述される。
ガイドリブ84の右側面84Aには、右方向へ突出した複数個の凸部90が設けられている。また、ガイドリブ85の左側面85Aには、左方向へ突出した複数個の凸部90が設けられている。各凸部90は、全て、直方体状であり、また、前後方向8において相互に所定長さだけ離間されて配置されている。この所定長さは、排紙トレイ60と補助トレイ70との摺接音が小さくなるように、設計により決められる。また、補助トレイ70がスライドされる全範囲において摺接音を小さくできるように、凸部90は、嵌合凹部88と嵌合凹部89との間の全領域に、ほぼ均等に配置されている。嵌合凹部88,89及び凸部90を含め、ガイドリブ84とガイドリブ85とは、左右方向9において対称となる形状に形成されている。また、一の凸部90において、縁91は、前後方向8における縁91の前側にある。
[補助トレイ70]
図4及び図7に示されるように、補助トレイ70は、シート15(図2)を支持可能な板状の基部71を備えている。基部71の前後方向8における前端部には、ストッパ部110が回動可能に設けられている。ストッパ部110は、基部71へ倒伏した姿勢(図7)から、基部71に対して起立する起立姿勢に、ユーザにより回動される。なお、図4では、ストッパ部110の図示が省略されている。
基部71には、排紙トレイ60の左右の溝81,82に嵌る左右一対のレール72,73が設けられている。レール72は、左右方向9における基部71の左端部に設けられており、前後方向8に沿って延びている。レール73は、左右方向9における基部71の右端部に設けられており、前後方向8に沿って延びている。補助トレイ70は、溝81,82及びレール72、73により、前後方向8(第1方向に相当する)へスライド可能に排紙トレイ60に支持されている。補助トレイ70は、スライドされることにより、図7(A)に示される収納姿勢(第1姿勢に相当する)、及び図7(B)に示される支持姿勢(第2姿勢に相当する)になる。補助トレイ70は、収納姿勢において、ストッパ部110の手掛け部111が外部に露出されているのみであり、排紙トレイ60の収納空間67(図4(B))に大部分が収納されている。補助トレイ70は、支持姿勢において、排紙トレイ60の前壁64より前側へ突出し、図2に示されるように、シート15の一部を支持する。
図4(B)に示されるように、レール72,73には、左右一対の弾性片74,75(弾性片の一例)及び左右一対の当接部76,77(当接部の一例)が設けられている。この弾性片74,75及び当接部76,77によって、後述されるように、左右方向9における補助トレイ70の位置ずれを防止し、且つ、収容姿勢及び支持姿勢にある補助トレイ70の位置決めを行う。
図5(B)に示されるように、レール72には、前後方向8におけるレール72の後面から後向きへ突出した自由端形状の弾性片74が設けられている。補助トレイ70は、弾性変形可能な樹脂材料により成型された樹脂成型品である。よって、弾性片74は、弾性変形可能である。弾性片74は、左右方向9へ撓むことができるように、左右方向9において基部71から離間されて設けられている。
弾性片74には、その突出の先端部(前後方向8における後端部)から左右方向9における左向きへ突出されており、左右方向9においてガイドリブ84の右側面84A(図5(A))と対向している当接部76が設けられている。図5(C)に示されるように、当接部76は、補助トレイ70が収納姿勢(図7(A))にあるときに、ガイドリブ85の嵌合凹部89に嵌っている。図5(D)に示されるように、当接部76は、補助トレイ70が支持姿勢(図7(B))にあるときに、ガイドリブ84の嵌合凹部88に嵌っている。
弾性片75及び当接部77は、上述の弾性片74及び当接部76と左右方向9において対称となる形状に設けられている。当接部77は、当接部76と同様に、補助トレイ70が収納姿勢(図7(A))にあるときに、ガイドリブ85の嵌合凹部89に嵌っている。また、当接部77は、補助トレイ70が支持姿勢(図7(B))にあるときに、ガイドリブ85の嵌合凹部88に嵌っている。
左右方向9における当接部76の左端と、当接部77の右端との間の距離は、ガイドリブ84の右側面84Aと、ガイドリブ85の左側面85Aとの間の距離よりも長くされている。従って、図6(B)〜(E)に示されるように、当接部76がガイドリブ84の右側面84Aに当接し、当接部77がガイドリブ85の左側面85A(図4)に当接しているとき、弾性片74,75は撓んでいる。補助トレイ70が収納姿勢と支持姿勢との間に位置するとき、当接部76,77は、撓んだ弾性片74,75の弾性力により、ガイドリブ84の右側面84A及びガイドリブ85の左側面85Aにそれぞれ押し付けられる。
図5(C),(D)に示されるように、当接部76,77が嵌合凹部88または嵌合凹部89に嵌ることにより、補助トレイ70は、前後方向8において位置決めされる。また、当接部76,77が嵌合凹部88または嵌合凹部89に嵌まると、ユーザは、手に感触(クリック感)を受ける。この感触により、ユーザは、補助トレイ70が収納姿勢または支持姿勢となったことを容易に認識することができる。また、図6(B)〜(E)に示されるように、当接部76がガイドリブ84の右側面84Aに当接し、当接部77(図4(B))がガイドリブ85の左側面85Aに当接することにより、ガイドリブ84,85に沿って補助トレイ70がスライドすることになる。従って、左右方向9における補助トレイ70の位置ずれが防止される。
当接部76,77は、複数個の凸部90により、ガイドリブ84の右側面84A及びガイドリブ85の左側面85Aから間欠して離間される形状に設けられている。以下、当接部76の形状について説明がされる。なお、当接部77は、当接部76と左右方向9において対称となる形状に設けられているので、当接部77の説明は省略される。
図5(B)に示されるように、当接部76は、弾性片74の突出の先端部(前後方向8における後端部)から右方へ向かって突出する山形の外形を呈しており、第1摺接面101、第2摺接面102及び第3摺接面103を備えている。第1摺接面101は、当接部76の突出の先端(左右方向9における左端)に設けられてる。第1摺接面101は、ガイドリブ84の右側面84Aに面接触するように設けられている。詳細には、第1摺接面101は、弾性片74が撓んだ状態において右側面84Aと平行になるように設けられている。また、第1摺接面101は、補助トレイ90のスライドにおいてガイドリブ84の右側面84Aに摺接可能なように設けられている。詳細には、第1摺接面101の前後方向8における長さL1が前後方向8において隣り合う2つの凸部90間の離間距離L2(図5(A))よりも短くなるように設けられている。
第2摺接面102及び第3摺接面103は、補助トレイ70がスライドされる際に凸部90の突出の先端の縁91,92に摺接するものである。第2摺接面102は、前後方向8における第1摺接面101の前端から前方斜め左へ向かって延びている。従って、第2摺接面102は、第1摺接面101に対して傾斜し、前端側が右側面84Aから退避する形状となっている。第3摺接面103は、前後方向8における第1摺接面101の後端から、後方斜め左へ向かって延びている。従って、第3摺接面103は、第1摺接面101に対して傾斜し、後端側が右側面84Aから退避する形状となっている。
[プリンタ部11の動作]
図2を参照してプリンタ部11の動作が説明される。ユーザにより、操作部13や外部機器から印刷指示が入力されると、給紙カセット16に保持されたシート15が給送ローラ23により搬送路30へ送り出される。送り出されたシート15は、湾曲路31及び直線路32においてローラ対35,36により搬送される。シート15は、プラテン34上において間欠搬送され、記録部28により画像が記録される。画像が記録されたシート15は、ローラ対36から排出され、排紙トレイ60、または、排紙トレイ60と補助トレイ70とにより受けられる。
次に、図5〜図7を参照して、収納姿勢にある補助トレイ70がスライドされて支持姿勢になる際の当接部76及び弾性片74の動作について説明がされる。なお、当接部77及び弾性片75は、当接部76及び弾性片74と左右方向9において対称な動作を行うので、当接部77及び弾性片75の動作の説明は省略される。
補助トレイ70が図7(A)に示される収納姿勢にあるとき、当接部76は、図5(C)に示されるように、ガイドリブ84の嵌合凹部89に嵌っている。収納姿勢にある補助トレイ70がユーザにより前後方向8における前方へ向かってスライドされると、図6(A)に示されるように、当接部76の第2摺接面102が嵌合凹部89の壁に摺接し、弾性片74が撓む。撓んだ弾性片74は、図6(B)に示されるように、当接部76を凸部90の先端面93に当接させる。当接部76は、第1摺接面101において、凸部90の先端面93と摺接する。補助トレイ70が前方へ向かって更にスライドされると、図6(C)に示されるように、当接部76は、撓んだ弾性片75の弾性力により第3摺接面103において凸部90の突出の先端の縁91に押し付けられ、縁91と摺接する。補助トレイ70が前方へ向かって更にスライドされると、図6(D)に示されるように、当接部76は、第1摺接面101においてガイドリブ84の右側面84Aと当接して摺接する。補助トレイ70が前方へ向かって更にスライドされると、図6(E)に示されるように、当接部76は、第2摺接面102において凸部90の突出の先端の縁92に摺接する。第2摺接面102が縁92に摺接することにより、第1摺接面101は、ガイドリブ84の右側面84Aから離間され、ガイドリブ84の右側面84Aと摺接しない。当接部76は、凸部90により、ガイドリブ84の右側面84Aから間欠して離間されながら前方へ向かって移動される。当接部76は、補助トレイ70が図8(B)に示される支持姿勢となる位置まで引き出されると、嵌合凹部88に嵌る。
支持姿勢にある補助トレイ70が収容姿勢に戻されるときも、上述と同様に、当接部76は、凸部90により、ガイドリブ84の右側面84Aから間欠して離間されながら後方へ向かって移動され、補助トレイ70が図7(A)に示される収納姿勢になると、嵌合凹部89に嵌る。
[本実施形態の効果]
上述されたように、当接部76,77は、複数個の凸部90により、ガイドリブ84の右側面84A及びガイドリブ85の左側面85Aから間欠して離間される。よって、凸部90が設けられておらず、当接部76,77がガイドリブ84,85と継続して摺接する構成に比べ、排紙トレイ60と補助トレイ70との摺接により生じる音を低減することができる。
また、凸部90という簡単な構成により、当接部76,77とガイドリブ84,85とを間欠して離間させることができる。
また、凸部90は、嵌合凹部88と嵌合凹部89との間の全領域に、ほぼ均等に配置されているので、トレイがどの位置にあっても、当接部76,77とガイドリブ84,85とを間欠して離間させることができる。その結果、補助トレイ70の位置によらず、排紙トレイ60と補助トレイ70との摺接により生じる音を低減することができる。
また、補助トレイ70は、使用されないときは排紙トレイ60に収納されるので、給紙カセット16がコンパクトになる。
また、当接部76,77に第2摺接面102及び第3摺接面103が設けられたことにより、当接部76,77が凸部90に引っ掛かることなく補助トレイ70をスライドさせることができる。
また、複数個の凸部90が設けられたことにより、補助トレイ70をスライドさせる際に、適度なクリック感を得ることができる。
[変形例1]
上述の実施形態では、直方体状の凸部90により当接部76,77とガイドリブ84,85とを間欠して離間させる例が説明された。しかしながら、直方体状の凸部90に代えて、図8(A)に示される三角柱状の凸部95や、半円柱状の凸部96や、台形状の凸部97がガイドリブ84,85に設けられてもよい。凸部95,96,97(突出部の一例)によっても、当接部76,77とガイドリブ84,85とを間欠して離間させることができ、排紙トレイ60と補助トレイ70との摺接により生じる音を低減することができる。
上述のような形状の凸部95,96,97を用いる場合、山形の当接部76に代えて、図8(A)に示される直方体状の当接部78(当接部の一例)を用いることができる。つまり、傾斜面を有する凸部95,96,97を用いる場合は、第2摺接面102及び第3摺接面103を設ける必要がないので、直方体状の当接部78を用いることができる。また、第2摺接面102及び第3摺接面103を有する当接部76に代えて、図8(B)に示される半円柱状の当接部79(当接部の一例)を用いることもできる。凸部90,95,96,97は、半円柱状の当接部79の周面に摺接する。
[変形例2]
本変形例では、ガイドリブ84の左側面84Aは、前後方向8へ沿って滑らかに凹凸が連続する湾曲面に構成されている。一方、当接部76の代わりに、当接部105及び離間突起106(離間部の一例)が弾性片74に設けられている。当接部105は、半円柱状に構成されている。離間突起106は、前後方向9における当接部105の後面から後向きへ突出されている。離間突起106は、弾性片74とガイドリブ84とが接触しないように、弾性片74よりも右側に配置されている。図8(E)に示されるように、当接部105は、ガイドリブ84の右側面84Aと摺接する。図8(F)に示されるように、離間突起106がガイドリブ84の右側面84Aの凸部分84B(凸部分に相当する)と当接すると、当接部105は、右側面84Aから離間される。よって、補助トレイ70のスライドにおいて、当接部105は、間欠して右側面84Aから離間される。したがって、上述の実施形態と同様に、排紙トレイ60と補助トレイ70との摺接により生じる音を低減することができる。
[その他の変形例]
上述の実施形態では、弾性片74,75により当接部76,77を付勢する例が説明されたが、弾性片74,75の代わりに板バネ(弾性片の一例)が用いられてもよい。
また、上述の実施形態では、排紙トレイ60に支持機構80が設けられ、補助トレイ70にレール72,73、弾性片74,75及び当接部76,77が設けられた例が説明された。しかしながら、補助トレイ70に支持部80が設けられ、排紙トレイ60にレール72,73、弾性片74,75及び当接部76,77が設けられていてもよい。
また、上述の実施形態では、複数個の凸部90を前後方向8において全て等間隔で離間させて配置した例が説明されたが、これに限るものではない。複数個の凸部90間の距離は、適宜設定されればよい。
また、上述の実施形態や変形例1では、凸部90,95,96,97がガイドリブ84の右側面84A及びガイドリブ85の左側面85Aに設けられた例が説明された。しかしながら、凸部90,95,96,97は、ガイドリブ84,85以外の場所に設けられてもよい。例えば、凸部90,95,96,97は、排紙トレイ60の基部61の下面における弾性片74,75の上側となる位置に設けられる。弾性片74,75の上面側には、当接部74,75、78,79と同様の形状の第2当接部が設けられる。この第2当接部は、補助トレイ70のスライドにおいて凸部90,95,96,97と間欠して当接し、弾性片74,75を左右方向9へ撓ませる。この構成を用いても当接部74,75とガイドリブ84,85とを間欠して離間させることができ、摺接音を低減できる。また、当接部74,75の摩耗を低減することもできる。
また、上述の実施形態では、排紙トレイ60と補助トレイ70とが給紙カセット16に設けられた例が説明された。しかしながら、排紙トレイ60と補助トレイ70とは、筐体14に設けられていてもよい。
また、上述の実施形態では、排紙トレイ60と、排紙トレイ60にスライド可能に支持された補助トレイ70とに本考案が用いられた例が説明された。しかしながら、筐体14と、筐体14にスライド可能に支持された排紙トレイ60とに本考案が用いられてもよい。この場合、筐体14が支持部材に相当し、排紙トレイ60がトレイに相当する。
また、上述の実施形態では、画像が記録されたシート15を保持する排紙トレイ60及び補助トレイ70に本考案が用いられた例が説明された。しかしながら、画像が記録される前のシート15を保持するトレイに本考案が用いられてもよい。例えば、メイントレイ40と、メイントレイ40にスライド可能に支持された拡張トレイとに本考案が用いられてもよい。拡張トレイがメイントレイ40から引き出されることにより、シート15を載置可能な面積が拡大され、より大きなサイズ(例えば、A3サイズ)のシート15を給紙カセット16に載置可能となる。
また、手差し給送されるシートを保持するトレイ及び筐体14に本考案が用いられてもよい。このトレイは、筐体14にスライド可能に保持されており、ユーザにより引き出され、シート15が載置される。
また、上述の実施形態や変形例では、画像記録装置10に本考案を用いる例が説明された。しかしながら、画像が記録された原稿を搬送して当該画像を取り込むスキャナに本考案を用いることもできる。詳細には、スキャナの筐体と、この筐体にスライド可能に支持されたトレイとに、本考案を用いることができる。
8・・・前後方向(第1方向)
9・・・左右方向(第2方向)
15・・・シート
60・・・排紙トレイ(支持部材の一例)
70・・・補助トレイ(トレイの一例)
74・・・弾性片(弾性片の一例)
75・・・弾性片(弾性片の一例)
76・・・当接部(当接部の一例)
77・・・当接部(当接部の一例)
78・・・当接部(当接部の一例)
79・・・当接部(当接部の一例)
84・・・ガイドリブ
84A・・右側面(当接面)
85・・・ガイドリブ
85A・・右側面(当接面)
90・・・凸部(突出部の一例)
95・・・凸部(突出部の一例)
96・・・凸部(突出部の一例)
97・・・凸部(突出部の一例)
101・・第1摺接面
102・・第2摺接面
103・・第3摺接面
105・・当接部(当接部の一例)
106・・離間突起(離間部の一例)

Claims (5)

  1. 支持部材と、第1方向へスライド可能に上記支持部材に支持されており、シートが載置されるトレイと、を備えたシート支持装置であって、
    上記支持部材及び上記トレイのいずれか一方は、上記第1方向へ沿って延びており、且つ上記第1方向に直交する第2方向において互いに離間した一対の当接面を有しており、
    上記支持部材及び上記トレイの他方は、上記第2方向において上記一対の当接面とそれぞれ対向し当接する一対の当接部と、上記当接部を上記各当接面にそれぞれ押圧する一対の弾性片と、を有しており、
    上記第1方向への上記トレイのスライドにおいて、上記当接面または上記弾性片の少なくとも一方に間欠して当接することにより上記当接部と上記当接面とを間欠して離間させる離間部が設けられたものであるシート支持装置。
  2. 上記一対の当接面はそれぞれが平面であり、
    上記離間部は、上記当接面からそれぞれ突出されており、且つ上記第1方向へ相互に離間されて配置された複数の突出部であり、
    上記突出部は、上記第1方向への上記トレイのスライドにおいて上記弾性片に当接して上記当接部を上記当接面から離間させる向きへ上記弾性片を弾性変形させるものである請求項1に記載のシート支持装置。
  3. 上記複数の突出部は、上記トレイのスライドの間に上記当接部が対向する上記当接面の全域に渡って設けられたものである請求項2に記載のシート支持装置。
  4. 上記支持部材は、上記トレイと共にシートが載置されるトレイ形状であり、
    上記トレイは、上記第1方向へスライドされることにより、上記支持部材に収納された第1姿勢、及び上記支持部材から露出された第2姿勢に姿勢変化されるものであり、
    上記当接面には、上記トレイの姿勢が上記第1姿勢であると上記当接部が嵌る第1凹部と、上記トレイの姿勢が上記第2姿勢であると上記当接部が嵌る第2凹部とが設けられたものである請求項1から3のいずれかに記載のシート支持装置。
  5. 上記一対の当接面は、それぞれが上記第1方向へ沿って滑らかに凹凸が連続する湾曲面であり、
    上記離間部は、上記第1方向において上記当接部から離間されて上記弾性片に設けられており、上記第1方向への上記トレイのスライドにおいて上記当接面の凸部分に当接して上記当接部を上記当接面から離間させる向きへ上記弾性片を弾性変形させるものである請求項1に記載のシート支持装置。
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