JP3192559U - 電動歯ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】奥歯や歯列の裏側等、歯垢が溜まりやすく一般的な歯ブラシでは磨き残し易い箇所にも容易にブラシ毛を到達させることができ、歯垢の除去と歯茎のマッサージの両方を効果的かつ効率的に行え、しかも、簡易な構造で低コストな電動歯ブラシを提供する。【解決手段】略円筒状の本体部と、軸部12とから成り、軸部12の先端には、円盤状のブラシ単体を多数枚重ねて成る円筒状の回転ブラシ14を備え、前記本体部の内部には、偏心ウエイトを回転させるモータと、電源とを設置するとともに、前記回転ブラシは、回転軸を軸部12の軸線に対して直交する方向にて軸部12の先端に取り付けて成ることを特徴とする電動歯ブラシ1。【選択図】図1

Description

本考案は、電動歯ブラシに関し、特にブラシ部を回転ブラシとした回転式電動歯ブラシに関する。
歯磨きを効果的に行うために、各種の電動歯ブラシが普及している。従来の電動歯ブラシは、歯ブラシの主に把持部内にモータを組み込み、モータの回転運動を機械的に往復運動に変換してブラシ部を駆動し、ブラシ部を歯に接触させるだけで歯磨き作用するように構成されている。
一方、歯ブラシには、ブラシ軸先端の平面部にブラシ毛束を密集植毛した一般的な形状のブラシのほか、円盤状のブラシ単体を多数枚重ねて成る円筒状のブラシをブラシ軸先端に回転可能に取り付けた回転式歯ブラシが知られている。特に回転式歯ブラシは、歯垢除去だけでなく歯茎のマッサージにも好適なため近年普及が進んでおり、特許文献1の如く、かかる回転式歯ブラシにモータを組み込んだ電動歯ブラシも提案されている。
実開平6−24531公開実用新案公報
特許文献1に記載の電動歯ブラシは、円筒状のケース内部に設置したモータにより主軸先端の回転ブラシを正逆転可能に回転させるよう構成しており、従来のブラシを往復運動させる電動歯ブラシに比べて歯の隙間の食べかす等の除去に効果的であり、また、歯の表面も歯茎から歯先に向けて適正に磨くことが可能とされている。
しかし、かかる回転ブラシ式の電動歯ブラシは、モータの回転を正逆転可能に回転ブラシに伝導させる機構を必要とするため、構成が複雑でコスト高となる。また、回転ブラシは、その回転軸が主軸の軸線方向に向けて取り付けられているため、前歯を磨く際には主軸を歯の表面に並行に把持して使用可能であるが、奥歯、特にその裏側を磨く際には、歯の表面に有効に接触可能なブラシ毛は回転ブラシの先端部分に限定され、それ以外の部分は無駄に回転するだけで、むしろ口腔内の粘膜を不用意に擦過して傷付けるおそれがある。
また、そもそも口腔内の歯列の表面は複雑な形状を成しているため、従来の一般的な歯ブラシによる歯磨きでも、使用者はブラシ毛を常時様々な角度や方向で歯列に接触するよう微妙に歯ブラシを動かしているのであって、回転ブラシの単純な回転運動は必ずしも効果的ではなく、却って磨き残しを生ずる可能性がある。
本考案は、こうした先行技術の問題を解決することを目的として創作されたものであり、歯の表面はもとより、歯間の食べかすや歯垢の除去と歯茎のマッサージの両方を効果的かつ効率的に行える、簡易な構造で低コストな電動歯ブラシを提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本考案の請求項1に記載した電動歯ブラシは、略円筒状の本体部と、軸部とから構成し、軸部の先端には、円盤状のブラシ単体を多数枚重ねて成る円筒状の回転ブラシを備えるとともに、前記本体部の内部には、偏心ウエイトを回転させるモータと、電源とを設置したことを特徴とする。
モータを電源で駆動して偏心ウエイトを回転させることにより本体部が振動すると、振動は軸部の先端で増幅され、回転ブラシが高速で振動する。回転ブラシ自体は動力によって駆動されるわけではなく自由回転するのみだが、歯磨き中に回転ブラシが振動することで、使用者が歯列にブラシ毛を押し当てながらゆっくりと回転させていくだけで効果的に歯垢が除去されるとともに、ブラシ毛の振動の歯茎へのマッサージ効果による血行促進も図られる。
先行技術の電動歯ブラシは、ブラシ毛を電動で回転させてブラシ毛の先端側面で歯の表面を連続的に擦ることにより歯磨き効果を発揮するため、使用者はブラシ毛の回転による反発力に抗して歯に回転ブラシを押付けて使用しなくてはならず、歯に触れていないブラシ毛が回転により口腔内粘膜を傷つけるおそれがある。また、一方向に単純に回転運動するブラシ毛は、歯間の複雑な隙間には入りにくく、歯垢除去が不十分となるおそれもある。さらに、回転中のブラシ毛には、歯との接触によって押し倒されて強制的に曲げる力が働き続けるため、回転ブラシ自体の耐久性も低下する。
一方、本考案に係る回転ブラシは、歯の表面に沿って自由回転するブラシ毛が振動することにより、その先端断面で歯垢を除去するのであり、使用者は回転ブラシを殊更に強く歯に押付ける必要はない。ブラシ毛は強制的に回転するわけではないので、歯以外の口腔内に接触してもこれを傷つけるおそれはない。また、振動するブラシ毛先は歯間の複雑な隙間に進入し易いため、隅々まで十分な歯垢除去効果が期待できる。さらに、ブラシ毛には強制的に曲げる力が働かないため、回転ブラシの耐久性も先行技術に比べて向上する。
また、本考案の請求項2に記載した電動歯ブラシは、回転ブラシの全長を先行技術のそれよりも短い小型のものとして、その回転軸を軸部の軸線に対して直交する方向で軸部の先端に取り付けている。先行技術のように回転ブラシが軸部の軸線方向を回転軸として回転する電動歯ブラシでは、前歯の表面のように比較的平面的な面を磨く場合には適しているものの、口腔内奥部では回転ブラシの先端部分しか有効に歯に接触させられない場合がある。これに対し、本考案に係る電動歯ブラシでは、奥歯や歯列の裏側等、歯垢が溜まりやすく一般的な歯ブラシでは磨き残し易い箇所にも容易に到達させることができる。
さらに、本考案の請求項3に記載した電動歯ブラシは、軸部を本体部に対して着脱交換可能とすることにより、寿命が来た回転ブラシを容易に交換することができる。回転ブラシを備えた軸部自体は駆動機構等を有さず、交換用の部材として低コストで提供可能であるため経済的であるし、軸部を交換することにより複数の使用者が一つの本体部を共有して使用することも可能となる。
本考案によれば、奥歯や歯の裏側等、従来の電動歯ブラシでは磨き残しを生じ易い箇所も含めて効果的に歯垢除去を行え、また、振動による歯茎へのマッサージ効果も期待できる電動歯ブラシを、極めて簡易かつ低コストな構造で実現可能である。
以下、本考案の実施形態について図を用いて説明する。図1は、本考案に係る電動歯ブラシの一実施形態の外観を示す斜視図である。電動歯ブラシ1は、把持部10、基部11、軸部12から構成される。軸部12の先端にはブラシ軸受け13を設けており、回転ブラシ14が、その回転軸を軸部12の軸線に対して直交する方向に取り付けている。また、基部11の外面にはスイッチボタン15を設けている。なお、キャップ2は、衛生上の観点から軸部12を保護するためのもので、使用時以外は電動歯ブラシ1に被せて基部11及び軸部12を覆う。キャップ2の先端には、使用後に水洗した回転ブラシ14を乾燥させるための通気孔21を設けている。
図2は、回転ブラシ14の詳細構成図である。回転ブラシ14は、放射状に広がるブラシ毛から成り中心に貫通孔を有する複数の円盤状のブラシ単体14aの間に、やはり中心に貫通孔を有する略星形のスペーサー14bを交互に挟み、回転軸14cを貫通させて円筒状に一体化することで構成される。回転ブラシ14は、回転軸14cの両端を前記ブラシ軸受け13で嵌合支持させて軸部12に自由回動可能に取り付ける。なお、スペーサー14bの材料としては軟質のシリコン材が好適であり、隣接するブラシ単体14aに間隔を設けてブラシ毛の密度を最適化するほか、使用時には口腔内で略星形の突起部分が歯茎
に接触することでマッサージ効果も奏する。
図3は、電動歯ブラシ1の平面図並びに側面図である。軸部12は先細りの形状とし、先端に設けたブラシ軸受13は、回転ブラシ14の回転軸14cを、軸部12の軸線からやや上方、かつ、概ね把持部10の軸線上の位置にて支持するように構成している。これにより、回転ブラシ14は、ブラシ毛が軸部12の先端下面方向を除く全方向に露出するように取り付けられ、ブラシ毛は、軸部12の軸線に沿って前後方向に回動可能となる。
図4は、電動歯ブラシ1の概略の内部構造を示す側面図である。基部11の内部にはモータMを設置しており、その回転軸に取付けた偏心ウエイトWを回転させることにより生じた振動が軸部12により増幅されて回転ブラシ14を高速で振動させる。モータMは、振動を発生させるだけで回転ブラシ14を直接駆動させないので、変速機構や運動変換機構は不要である。なお、モータMは、把持部10内に設けた電池ケースBCに装着した乾電池Bを電源として駆動し、基部11の上面に設けたスイッチボタン15で基部11内のスイッチSWをオンオフすることで作動・停止を行う。なお、電源としては内蔵充電池や電源アダプタを介した電灯線からの給電も考えられるが、簡易な構造で軽量化・低コスト化を図るためには乾電池が好適である。
以上、本考案の実施形態について図面を参照しつつ説明したが、本考案は、必ずしも上述した構成にのみ限定されるものではなく、本考案の目的を達成し、効果を有する範囲内において、適宜変更実施することが可能なものであり、本考案の技術的思想の範囲内に属する限り、それらは本考案の技術的範囲に属する。
本考案に係る電動歯ブラシによれば、一般的に複雑な機構を有し高価な電動歯ブラシに代わり、極めて簡易な構造で低価格の電動歯ブラシを提供でき、回転ブラシ自体を小型化できるため子供用電動歯ブラシにも好適である。また、従来の電動歯ブラシが、ブラシ自体の往復運動や回転運動を電動で行い、ブラシ毛の先端外面で歯の表面を擦ることで歯垢除去を行うものであるのに対し、本考案はブラシ毛を振動させてその先端断面で歯垢除去と歯茎へのマッサージを行うものであり、不用意に口腔内を傷つけるおそれが小さく、口腔内疾患を有する患者への医療用途にも好適である。
本考案に係る電動歯ブラシの一実施形態の斜視図である。 実施形態に係る回転ブラシの詳細構成図である。 実施形態に係る電動歯ブラシの平面図並びに側面図である。 実施形態に係る電動歯ブラシの概略の内部構造を示す側面図である。
1 電動歯ブラシ
10 把持部
11 基部
12 軸部
13 ブラシ軸受
14 回転ブラシ
14a ブラシ単体
14b スペーサー
14c 回転軸
15 スイッチボタン
16 基部リング
2 キャップ
20 キャップ口
21 通気孔
B 乾電池
BC 電池ケース
M モータ
SW スイッチ
W 偏心ウエイト

Claims (3)

  1. 略円筒状の本体部と、軸部とから成り、軸部の先端には、円盤状のブラシ単体を多数枚重ねて成る円筒状の回転ブラシを備え、前記本体部の内部には、偏心ウエイトを回転させるモータと、電源とを設置したことを特徴とする電動歯ブラシ。
  2. 前記回転ブラシは、回転軸を軸部の軸線に対して直交する方向にて軸部の先端に取り付けて成ることを特徴とする、請求項1に記載の電動歯ブラシ。
  3. 前記軸部は、本体部に対して着脱交換可能としたことを特徴とする、請求項1又は2に記載の電動歯ブラシ。
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