JP3192095U - 隠しカメラ付き装飾装置 - Google Patents

Abstract

【課題】 隠しカメラ付き装飾装置を提供する。
【解決手段】 装飾品１０、映像感知撮像ユニット１１、映像処理集積回路１３、およびメモリ１４を備える。装飾品１０は、暗い部分を有する表面および裏面を有する。映像感知撮像ユニット１１は、装飾品１０の裏面、或いは、装飾品１０の内部に設けられており、暗い部分に隠して設けられている撮像レンズを有する。映像処理集積回路１３は、装飾品１０の裏面、或いは、装飾品１０の内部に設けられており、映像感知撮像ユニット１１と電気的に接続されている。メモリ１４は、装飾品１０の裏面、或いは、装飾品１０の内部に設けられており、映像処理集積回路１３と電気的に接続されている。
【選択図】 図１

Description

本考案は、装飾の技術に関し、特に、隠しカメラ付き装飾装置に関する。

テクノロジーの進歩により、利用者は、遠隔監視装置を用いて他のエリアの状態を把握することができる。入退室管理システムを例にすると、従来の入退室管理システムは、訪問客により受動的に作動し、訪問客が呼び出しボタンを押すと、入退室管理システムが作動し、住人と訪問客との間の遠隔コミュニケーションツール、或いは訪問客の映像を記録している。

もう一つの方式は、熟知している裏路地及びビル住戸で使用する監視カメラである。このような監視カメラも長時間にわたって映像を持続的に録画し、確認のため映像を保存する。

しかしながら、上述の多種類の監視装置は、他のエリアの状態を把握すると共に映像を録画し、確認のため映像を保存することに用いることができる。しかしながら、使用者が、監視装置の近傍に不在である場合または長期出張する場合、監視装置の周辺環境を把握することが困難である。

本考案は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、関連産業で蓄積した長年の経験に基づき従来技術の欠点を改良し、鋭意研究を重ねた結果、本考案に到達した。

本考案は、映像感知撮像ユニットを装飾品の暗い部分に隠すことで、撮像監視を隠す効果を奏すことができる隠しカメラ付き装飾装置を提供することである。

本考案による隠しカメラ付き装飾装置は、装飾品、映像感知撮像ユニット、映像処理集積回路、およびメモリを備える。装飾品は、暗い部分を有する表面および裏面を有する。映像感知撮像ユニットは、装飾品の裏面、或いは、装飾品の内部に設けられており、暗い部分に隠して設けられている撮像レンズを有する。映像処理集積回路は、装飾品の裏面、或いは、装飾品の内部に設けられており、映像感知撮像ユニットと電気的に接続されている。メモリは、装飾品の裏面、或いは、装飾品の内部に設けられており、映像処理集積回路と電気的に接続されている。

映像処理集積回路は、ネットワークコネクタと無線送受信ユニットとを有する。

商用電源に電気的に接続されており、スイッチを介してバッテリに電気的に接続されている発光装置を更に備える。商用電源による給電が停止する時、スイッチがバッテリと発光装置とを導通させることで、発光装置が発光する。

装飾品は、絵画作品である。発光装置は、複数の発光ダイオードにより構成されており、絵画作品の縁部に設けられている。

映像感知撮像ユニットは、ネットワークコネクタ、または、無線送受信ユニットによりコンピュータ本体に接続されており、コンピュータ本体と有線通信または無線通信を行う。映像感知撮像ユニットは、ネットワークコネクタ、または、無線送受信ユニットにより携帯電話機に接続されており、携帯電話機と有線通信または無線通信を行う。

映像感知撮像ユニットは、照度調整に用いられる調整ノブを有する。

本考案の目的及び利点を下記の実施形態に基づいて説明する。

本考案は、後述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。

本考案の一実施形態による隠しカメラ付き装飾装置を示す模式図である。 本考案の一実施形態による隠しカメラ付き装飾装置がコンピュータ本体及び携帯電話機に接続している状態を示す模式図である。 本考案の一実施形態による隠しカメラ付き装飾装置がコンピュータ本体及び携帯電話機に接続している状態を示す模式図である。 本考案の一実施形態による隠しカメラ付き装飾装置がコンピュータ本体に接続している状態を示す模式図である。 本考案の一実施形態による隠しカメラ付き装飾装置が携帯電話機に接続している状態を示す模式図である。

（一実施形態）
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。

図１から図５を参照しながら説明する。本考案の隠しカメラ付き装飾装置１は、装飾品１０と映像感知撮像ユニット１１と発光装置１２と映像処理集積回路１３とメモリ１４と、を備える。

装飾品１０は、暗い部分１０３を有する表面１０１と裏面１０２とを有する。

映像感知撮像ユニット１１は、装飾品１０の裏面１０２に取り付け、或いは装飾品１０内に設け、且つ映像感知撮像ユニット１１の撮像レンズ１１０が暗い部分１０３に隠して設置することで、隠れながら監視するという効果を有する。映像感知撮像ユニット１１は調整ノブ１１２を設けることができ、該調整ノブ１１２は照度調整手段１１２１を備えることができる。照度（記号「ＬＵＸ」）は、映像感知撮像ユニット１１の周囲の明るさを調整する。

発光装置１２は、装飾品１０の表面１０１の適切な位置に設けられ、映像感知撮像ユニット１１と電気的に接続される。装飾品１０は、絵画作品である。発光装置１２は、若干の発光ダイオード（ＬＥＤ）により構成される。上記適切な位置は絵画作品の縁部１０４であるが、これに限られるものではない。

更に、発光装置１２は、商用電源１００と電気的に接続され、スイッチ２００を介してバッテリ３００と電気的に接続する。商用電源１００が落ちた時、スイッチ２００がバッテリ３００と発光装置１２を導通することで、発光装置１２が起動する。

映像処理集積回路１３、例えばＤＳＣは、装飾品１０の裏面１０２或いは装飾品１０の内部に設けられており、映像感知撮像ユニット１１と電気的に接続する。映像処理集積回路１３は、ネットワークコネクタ１３１（例えばＲＪ−４５）、少なくとも１個のコンピュータコネクタ１３２（例えばＲＳ−２３２又はＲＳ−４８５）及び無線送受信ユニット１３３（例えばＷｉＦｉによる送受信）に接続されており、ネットワークコネクタ１３１及びＷｉＦｉを介して無線送受信ユニット１３３でＡＶ信号をインターネットに伝送する。このほかに、映像処理集積回路１３にアカウント及びパスワードをビルトインする。

メモリ１４は、装飾品１０の裏面１０２或いは装飾品１０の内部に設けられており、映像処理集積回路１３と電気的に接続する。メモリ１４は、録画時間デフォルト及び保存に供するため、ＯＦＦ、ＡＵＴＯ及びＯＮ選択項目を有する。ＯＦＦはメモリ１４の撮影・録画の映像音声機能を閉じ、ＡＵＴＯ（例えばＡＵＴＯＭＡＴＩＣ）は映像感知撮像ユニット１１の制御によって作動し、ＯＮは映像感知撮像ユニット１１の制御を受けずに連続作動する。

また、本考案の隠しカメラ付き装飾装置１は、コンピュータ本体２或いは３Ｇ／４Ｇ携帯電話機３と組み合わせる（図２及び図３）ことができる。コンピュータ本体２或いは携帯電話機３は、ネットワークコネクタ１３１を経由して映像感知撮像ユニット１１に接続されており、若しくは無線送受信ユニット１３３を経由して映像感知撮像ユニット１１と無線通信を行う。

コンピュータ本体２は、ハードディスク２１、スクリーン２２及びポート２３を有する。ポート２３はＵＳＢ（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ Ｓｅｒｉａｌ Ｂｕｓ）であり、ハードディスク２１内にドライバーソフトウェア２４を保存する。

更に、携帯電話機３は、ストレージ３１、スクリーン３２を有し、ストレージ３１の中にドライバーソフトウェア３１１が保存されている。

図２及び図３を参照しながら説明する。使用時、まず映像処理集積回路１３のネットワークコネクタ１３１をインターネットに接続し、またインターネットを経由して遠距離監視／リモート制御のコンピュータ本体２のポート２３或いは携帯電話機３に接続し、且つコンピュータ本体２のドライバーソフトウェア２４或いは携帯電話機のドライバーソフトウェア３１１を起動し、コンピュータ本体２或いは携帯電話機３から映像処理集積回路１３にビルトインしたアカウント及びパスワードを入力することで、コンピュータ本体２或いは携帯電話機３内部の時刻及び日付を起動並びに自動キャプチャしてから、映像感知撮像ユニット１１の調整ノブ１１２の照度調整手段１１２１の設定値を調整し、メモリ１４の作動選択項目を調整する（本実施形態のメモリの作動選択項目は、ＡＵＴＯに設定されている）。

本考案は、コンピュータ本体２及び携帯電話機３に接続し、またコンピュータ本体２のスクリーン２２及び携帯電話機３上のスクリーン３２を用いて映像感知撮像ユニット１１の映像画面を見ることで、ネットワーク通信を利用して映像音声を遠距離監視／リモート制御することができる。よって、使用者が、隠しカメラ付き装飾装置の近傍に不在である場合または長期出張する場合、隠しカメラ付き装飾装置の周辺環境を把握することができる。

このほかに、映像処理集積回路１３のコンピュータコネクタ１３２及び無線送受信ユニット１３３を利用してコンピュータ本体２のポート２３に直接接続し、インターネット（図４）を利用するか、携帯電話機３に接続（図５）するか、コンピュータ本体２或いは携帯電話機３から映像処理集積回路１３にビルトインされたアカウント及びパスワードを入力することで、製品出荷前のテストを行うことができる。

以上に述べた実施形態は、本考案の技術内容を明らかにするためのものであって、本考案を限定するものではない。数値の変更又は作用効果が同一の構成要素の置換は、本考案の実用新案登録請求の範囲に属する。

１ 隠しカメラ付き装飾装置、
１１ 映像感知撮像ユニット、
１１０ 撮像レンズ、
１１２ 調整ノブ、
１１２１ 照度調整手段、
１２ 発光装置、
１３ 映像処理集積回路、
１３１ ネットワークコネクタ、
１３２ コンピュータコネクタ、
１３３ 無線送受信ユニット、
１４ メモリ、
２ コンピュータ本体、
２１ ハードディスク、
２２ スクリーン、
２３ ポート、
２４ ドライバーソフトウェア、
３ 携帯電話機、
３１ ストレージ、
３１１ ドライバーソフトウェア、
３２ スクリーン、
１０ 装飾品、
１０１ 表面、
１０２ 裏面、
１０３ 暗い部分、
１０４ 縁部、
１００ 商用電源、
２００ スイッチ、
３００ バッテリ。

Claims (7)

1. 暗い部分を有する表面および裏面を有する装飾品と、
   前記装飾品の裏面、或いは、前記装飾品の内部に設けられており、前記暗い部分に隠して設けられている撮像レンズを有する映像感知撮像ユニットと、
   前記装飾品の裏面、或いは、前記装飾品の内部に設けられており、前記映像感知撮像ユニットと電気的に接続されている映像処理集積回路と、
   前記装飾品の裏面、或いは、前記装飾品の内部に設けられており、前記映像処理集積回路と電気的に接続されているメモリと、
   を備えることを特徴とする隠しカメラ付き装飾装置。
2. 前記映像処理集積回路は、ネットワークコネクタと無線送受信ユニットとを有することを特徴とする請求項１に記載の隠しカメラ付き装飾装置。
3. 商用電源に電気的に接続されており、スイッチを介してバッテリに電気的に接続されている発光装置を更に備え、
   前記商用電源による給電が停止する時、前記スイッチが前記バッテリと前記発光装置とを導通させることで、前記発光装置が発光することを特徴とする請求項１に記載の隠しカメラ付き装飾装置。
4. 前記装飾品は、絵画作品であり、
   前記発光装置は、複数の発光ダイオードにより構成されており、前記絵画作品の縁部に設けられていることを特徴とする請求項３に記載の隠しカメラ付き装飾装置。
5. 前記映像感知撮像ユニットは、前記ネットワークコネクタ、または、前記無線送受信ユニットによりコンピュータ本体に接続されており、前記コンピュータ本体と有線通信または無線通信を行うことを特徴とする請求項２に記載の隠しカメラ付き装飾装置。
6. 前記映像感知撮像ユニットは、前記ネットワークコネクタ、または、前記無線送受信ユニットにより携帯電話機に接続されており、前記携帯電話機と有線通信または無線通信を行うことを特徴とする請求項２に記載の隠しカメラ付き装飾装置。
7. 前記映像感知撮像ユニットは、照度調整に用いられる調整ノブを有することを特徴とする請求項１に記載の隠しカメラ付き装飾装置。

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