JP3191949U - 幼児用ゲート - Google Patents

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成幸 青木
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Abstract

【課題】幼児の操作によって扉部を開くことを確実に防止できて、安全性の高い幼児用ゲートを提供する。【解決手段】取付面に取り付けられる略U字形状の枠体と、枠体に連結される扉部18と、扉部18の枠体に対する開きを規制可能なロック装置58と、を備える幼児用ゲート。ロック装置58が、扉部18の先端側部19から枠体の側枠8L側に突出する第1突出片63及び第2突出片64と、側枠8Lに形成されて第1突出片63及び第2突出片64をそれぞれ周縁で係止可能な第1係止穴部71及び第2係止穴部72と、扉部18側に配置されて第1突出片63の第1係止穴部71との係止状態を解除可能とする操作部65と、を備える。第2突出片64を係止させる第2係止穴部72が、操作部65を操作しつつ扉部18の先端側部19側を上昇させた際にのみ、第2突出片64との係止状態を解除可能とされる。【選択図】図14

Description

本考案は、家や施設等の建物内において、部屋の出入り口や、階段等に設置されて、幼児やペット等の通行を阻止するための幼児用ゲートに関する。
従来、幼児用ゲートとしては、対向して配置される取付面に取り付けられる枠体と、枠体に対して回動自在に連結される扉部と、扉部の枠体に対する開きを規制可能なロック装置と、を備え、ロック装置が、二段階操作によりロック状態を解除可能に構成されているものがあった(例えば、特許文献1参照)。この従来の幼児用ゲートでは、ロック装置は、扉部の上端側と下端側とにそれぞれ配置される2つのロックピンと、ロックピンを同時に後退させてロック状態を解除させるハンドルと、ハンドルの操作を規制するストッパと、を備えて、ストッパを退避させつつハンドルを操作することにより、ロックピンのロック状態を解除可能な構成とされていた。
特開2002−283927公報
しかし、この従来の幼児用ゲートでは、ストッパを退避させるための摺動部材が、ハンドル近傍に配置され、この摺動部材を摺動させることによりストッパを退避させつつ、ハンドルを引き上げるように操作すれば、同時に上下2つのロックピンのロック状態を解除できることから、幼児が誤って摺動部材を摺動させつつハンドルを引き上げてしまえば、扉部を開けることができ、幼児の操作による扉部の開きを確実に防止する点に、改善の余地があった。
本考案は、上述の課題を解決するものであり、幼児の操作によって扉部を開くことを確実に防止できて、安全性の高い幼児用ゲートを提供することを目的とする。
本考案に係る幼児用ゲートは、建物内において、対向して配置される取付面間を塞ぎつつ、床面に設置される構成として、
取付面に取り付けられる略U字形状の枠体と、枠体に対して回動自在に連結される扉部と、扉部の枠体に対する開きを規制可能なロック装置と、を備え、
枠体が、取付面側に配置される2つの側枠と、側枠の下端側を相互に連結するように床面側に配置される下枠と、を備え、
扉部が、一端側を、一方の側枠に対して、回動軸部によって、回動自在に連結され、
ロック装置が、扉部の回動時の先端側となる先端側部を、他方の側枠側に係止可能に構成される幼児用ゲートであって、
ロック装置が、扉部の先端側部から側枠側に突出する第1突出片及び第2突出片と、側枠に形成されて第1突出片及び第2突出片をそれぞれ周縁で係止可能な第1係止穴部及び第2係止穴部と、扉部側に配置されて第1突出片の第1係止穴部との係止状態を解除可能とする操作部と、を備える構成とされ、
第2突出片を係止させる第2係止穴部が、操作部を操作しつつ扉部の先端側部側を上昇させた際にのみ、第2突出片との係止状態を解除可能に、構成されていることを特徴とする。
本考案の幼児用ゲートでは、扉部を枠体側に係止させるロック装置が、2つの突出片を備える構成とされ、一方の第1突出片は、扉部に配置される操作部を操作することにより、第1係止穴部との係止状態を解除可能に構成され、他方の第2突出片は、操作部を操作しつつ扉部の先端側部を上昇させた際にのみ、第2係止穴部との係止状態を解除可能な構成とされている。すなわち、本考案の幼児用ゲートでは、操作部を操作しつつ、扉部を、先端側部を持ち上げるようにして、扉部を開ける回動方向と直交する上方に上昇移動させなくては、第1突出片と第2突出片とを、ともに、係止解除させることができず、扉部を開くことができない。このような扉部の持ち上げ作業は、回動動作だけに着目しがちな幼児には困難であることから、幼児が誤って操作して扉部を開くことを確実に防止することができる。
したがって、本考案の幼児用ゲートでは、幼児の操作によって扉部を開くことを確実に防止することができる。
また、本考案の幼児用ゲートにおいて、第2係止穴部を、扉部の上昇移動に伴って上昇移動する第2突出片をガイド可能に、上側面を、開口側にかけて上方に位置させるように傾斜させて構成すれば、扉部の先端側部を持ち上げた際に、第2突出片は、この第2係止穴部の上側面にガイドされて、第2係止穴部との係止状態を解除されることとなり、単に、扉部の先端側部を持ち上げるだけで、第2突出片の第2係止穴部との係止状態を解除できることから、簡便な操作で扉部を開けることができて、好ましい。
さらに、上記構成の幼児用ゲートにおいて、扉部の先端側部の下端側に、閉じ状態の扉部の下端を下枠側に係止して、先端側部の上昇移動時に係止状態を解除可能とされる係止ピンを配置させ、
係止ピンを、扉部からの突出状態を維持可能に付勢された状態で、扉部側に取り付けられる構成とすることが、好ましい。
幼児用ゲートを上記構成とすれば、閉じ状態の扉部の下端側を、係止ピンによって、安定して枠体側に係止させることができる。また、この係止ピンは、扉部からの突出状態を維持可能に付勢されていることから、一旦開いた扉部が再度閉じ状態となった際には、付勢力によって、扉部の下端を下枠側に係止することとなり、操作性も良好である。
本考案の幼児用ゲートを、部屋の戸口に設置した状態を示す正面図である。 実施形態の幼児用ゲートにおいて、扉部の先端側を下枠側に係止させる係止ピンの部位を示す部分拡大縦断面図である。 実施形態の幼児用ゲートにおいて、扉部の先端側を下枠側に係止させる係止ピンの部位を示す部分拡大断面図であり、図2のIII−III部位に対応する。 図2の係止ピンを係止させるストッパを示す部分拡大平面図である。 実施形態の幼児用ゲートにおいて、回動軸部における上側軸部を示す部分拡大縦断面図である。 図5の上側軸部を構成する固定側部材の正面図である。 図6の固定側部材の側面図である。 図5の上側軸部を構成する可動側部材の正面図である。 図8の可動側部材の側面図である。 図9のX−X部位の部分断面図である。 図5の上側軸部において、可動側部材を固定側部材に対して回転させた状態を示す部分拡大断面図である。 実施形態の幼児用ゲートにおいて、回動軸部における下側軸部を示す部分拡大縦断面図である。 実施形態の幼児用ゲートにおいて、ロック装置の部位を示す部分拡大縦断面図である。 図13のロック装置において、第1突出片と第2突出片とをともにロック解除させる状態を示す部分拡大縦断面図である。
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。実施形態の幼児用ゲート(以下、単に「ゲート」と省略する)Gは、図1に示すように、建物内において、部屋の戸口等や階段の降り口等に設置されるものである。実施形態ではゲートGを、部屋の戸口Dに設置する場合を例に採り説明する。ゲートGは、戸口Dの開口Oを塞ぐように、対向して配置される取付面WL,WR間を塞ぎつつ、床面Fに設置されている。なお、実施形態では、特に断らない限り、扉部18においてロック装置58の配置される側を左側として、左右方向を設定し、上下方向を、扉部18の上下方向に沿った方向側として、説明する。
ゲートGは、図1に示すように、取付面WL,WRに取り付けられる略U字形状の枠体1と、枠体1に対して回動自在に連結される扉部18と、扉部18の枠体1に対する開きを規制可能なロック装置58と、を備える構成とされている。
枠体1は、図1に示すように、略U字形状の枠本体2と、戸口Dの開口幅寸法に合わせて枠本体2の左右の外方に着脱可能に配置される延長部材12と、枠体1を左右の取付面WL,WRに密接させて配置させるためのアジャスタ13と、を備えている。
枠本体2は、取付面WL,WR側となる左右の側方側に配置される2つの側枠8L,8Rと、側枠8L,8Rの下端側を相互に連結するように床面F側に配置される下枠3と、を備えている。下枠3は、図3に示すように、断面を、長手方向を床面Fに略沿わせた楕円形状とされるパイプ材から構成されるもので、図1に示すように、扉部18の下側に位置する左右の中央側となる中央側部位3aを、床面Fに接触させ、左右両端側において側枠8L,8Rを構成する端側部位3b,3bを、床面Fとの間に隙間を設けるように、中央側部位3aより上側に位置させるように、パイプ材を屈曲させて、構成されている。また、実施形態では、下枠3において、中央側部位3aと、右側に配置される端側部位3bと、を連結するように傾斜して配置される右側傾斜部位3cには、扉部18の右端18b側を、右側の側枠8Rに対して回動自在に連結させる回動軸部28の下側軸部52を構成する軸本体4が、突出して形成されている(図1,12参照)。
また、下枠3において、中央側部位3aの左端側には、図1〜4に示すように、扉部18の先端側部19の下端19b側に配置される係止ピン24を係止可能なストッパ5が、配置されている。このストッパ5は、係止ピン24を周縁で係止可能な係止穴部6を備えている。実施形態の場合、係止穴部6は、図2,4に示すように、扉部18の閉じ時に下方に突出している係止ピン24の先端24a側を挿入可能とされる穴本体6aと、穴本体6aの左右両側において穴本体6a側に向かって下降するように左右方向に沿って傾斜して形成されるガイド面6bと、を備えている。係止穴部6は、ストッパ5の上面側において、前後の略中央となる位置に形成されるもので、上方から係止ピン24を挿入可能に、上側を開口させて構成されている。係止穴部6に形成されるガイド面6bは、扉部18の先端側部19の上昇移動時において、扉部18が、先端側部19の下端19b側を左方に向けるように傾斜する際に、下端19b側から突出している係止ピン24を穴本体6aから離脱可能とするように、構成されている。また、ストッパ5は、上面側に、係止穴部6の配置位置にかけて上昇するように、前後方向に対して傾斜した傾斜面5aを、係止穴部6の前後両側となる位置に、配置させている(図3参照)。この傾斜面5aは、開いた扉部18の閉じ方向への移動時において、係止ピン24の先端24aを当接させた際に、下方に突出するように付勢される係止ピン24を押し上げつつ、係止穴部6側に案内可能に、構成されている。下枠3における左右両端側(端側部位3bの左右方向の外方の端部側)には、延長部材12に形成される取付部材12dやアジャスタ13のボルト部材14を挿入可能な図示しない取付穴部が、形成されている。
左右の側枠8L,8Rは、図1に示すように、それぞれ、下枠3における端側部位3bから上方に延びるように形成される2本の支柱部9と、支柱部9の上端側を連結するように配置される上連結杆部10と、を備えている。各側枠8L,8Rにおいて扉部18側に配置される支柱部9Aは、断面略楕円形状のパイプ材から形成され、扉部18から離れた左右方向の外方に配置される支柱部9Bは、断面円形状のパイプ材から形成されている。上連結杆部10は、四角筒状のパイプ材から構成されるもので、扉部18の上端18c(上横棒部21U)と上下の位置を略一致させるようにして、扉部18の上端18cから連なるように、配置されている。上連結杆部10における左右方向の外方の端部側にも、延長部材12に形成される取付部材12dやアジャスタ13のボルト部材14を挿入可能な図示しない取付穴部が、形成されている。
延長部材12は、図1に示すように、上下の幅寸法を側枠8L,8Rと略一致させて構成されるもので、上下方向に略沿って配置される支柱部12aと、支柱部12aの上端側から左右の内方に突出するように形成される上側棒部12bと、支柱部12aの下端側から左右の内方に突出するように形成される下側棒部12cと、を備える構成とされている。上側棒部12b及び下側棒部12cは、枠本体2への装着時に下枠3及び上連結杆部10に連なるように、配置されるもので、上側棒部12b及び下側棒部12cの先端側(左右方向の内方側の端部側)には、下枠3及び上連結杆部10に形成される図示しない取付穴部に挿入可能な取付部材12dが、配置されている。また、上側棒部12b及び下側棒部12cの元部端側(左右方向の外方側の端部側)には、他の延長部材12に形成される取付部材12dやアジャスタ13のボルト部材14を挿入可能な図示しない取付穴部が、形成されている。この延長部材12は、ゲートGを設置させる戸口等の開口幅寸法に応じて、増減されるもので、実施形態では、延長部材12を、枠本体2の右側となる1つのみ、使用している。
アジャスタ13は、図1に示すように、それぞれ、円板状の押え板14a,15aを有したボルト部材14とナット部材15とを備える構成とされて、ボルト部材14をナット部材15に締結させることにより、押え板14a,15a間の離隔距離を変更可能に構成されている。そして、このアジャスタ13は、ゲートGの上下左右の四隅において、枠本体2若しくは延長部材12と、取付面WL,WRと、の間に介在されるように配置されて、ボルト部材14のボルト部を枠本体2若しくは延長部材12の図示しない取付穴部に挿入させつつ、押え板14a,15aを、取付面WL,WRと、枠本体2若しくは延長部材12と、に圧接させることにより、枠体1を左右の取付面WL,WRに密接させて、左右の取付面WL,WRに取り付ける構成である。
扉部18は、図1に示すように、上下両端側において左右方向に沿って配置される上横棒部21U,下横棒部21Dと、上横棒部21U,下横棒部21D間を連結するように上下方向に沿って配置される縦棒部22と、を備える構成とされるもので、左端18a側を、開き時の先端側として、右端18b側を、回動軸部28によって、枠本体2における右側の側枠8Rに対して回動自在に連結されている。上横棒部21U,下横棒部21Dは、枠本体2における上連結杆部10と同様に、四角筒状のパイプ材から形成されている。縦棒部22は、断面円形状のパイプ材から形成されている。扉部18の先端側(左端18a側)に配置されて、先端側部19を構成する縦棒部22Aは、断面略正方形状のパイプ材から形成されて、下端22aを、下横棒部21Dより下方に突出させるように構成されている。この縦棒部22Aの下端22a側には、扉部18の先端側部19の下端19b側を、下枠3に配置されるストッパ5に係止させるための係止ピン24が、下方に突出して配置されている(図2,3参照)。この係止ピン24は、実施形態の場合、自重によって、扉部18(縦棒部22A)からの突出状態を維持可能に付勢されるようにして、縦棒部22Aの下端22a側に配置されるガイド25に対して上下方向にスライド移動可能に取り付けられている。この係止ピン24は下方から押圧されれば、ガイド25内に押し込むように上方移動させることができる。ガイド25の上端側には、係止ピン24の過度の上昇移動を規制するストッパ25aが、配置されている。そして、係止ピン24は、下方からの押圧状態を解除されれば、自重により、下降移動して、ガイド25(扉部18)から突出した状態となる。
扉部18の右端18b側を、右側の側枠8Rに対して回動自在に連結させる回動軸部28は、図1,5,12に示すように、扉部18の上端18c側に配置される上側軸部29と、扉部18の下端18d側に配置される下側軸部52と、を備えている。
上側軸部29は、図5に示すように、扉部18の右上端から右方に突出するように形成される可動側部材37と、側枠8Rの左上端側に配置される固定側部材30と、固定側部材30に形成される内側筒部34に嵌め込まれるキャップ部材45と、キャップ部材45と可動側部材37に形成される外側筒部38との間に介在される付勢手段としてのコイルばね49と、を、備えている。
固定側部材30は、図5〜7に示すように、枠本体2に取り付けられる取付部31と、取付部31の左端側から上方に延びる台座部32と、台座部32から上方に突出するように形成されるとともに可動側部材37に形成される外側筒部38の内部に挿入可能に構成される内側筒部34と、を備えている。内側筒部34は、キャップ部材45から延びる軸部47を挿入させてバヨネット結合可能なように、上端側を開口させた略円筒形状として構成されている。台座部32は、内側筒部34の外周側に張り出すように内側筒部34と段差状に形成されるもので、外形形状を、中心を内側筒部34の中心と略一致させた略円柱状とされるとともに、上面側に、回転する可動側部材37の外側筒部38をガイド可能な傾斜面部33を、備えている。傾斜面部33は、台座部32における左側(扉部18側)半分程度の領域に形成されるもので、左端側の前後の中央を下側に位置させるように、左右方向側で傾斜して、形成されている。この傾斜面部33は、扉部18の開き時に、回転する可動側部材37の外側筒部38における底壁部40から下方に延びるように形成される突起部42を案内するために、形成されている。
傾斜面部33の中央付近(最下方となる左端側)には、上面側を凹ませるようにして、凹部33aが、形成されている(図6,7参照)。この凹部33aは、扉部18を閉じた状態で、可動側部材37の外側筒部38における底壁部40から下方に延びるように形成される突起部42の先端を挿入させて係止可能に、構成されている。この凹部33aは、凹みの深さを、扉部18の開き動作時において、左端18a側の先端側部19を上昇移動させた際に、突起部42を乗り越えさせることが可能な深さに、設定されている。そして、扉部18の開き時には、傾斜面部33が、回転する可動側部材37に伴って、凹部33aを乗り越えた突起部42を、上方に押し上げるように、案内することとなる。また、実施形態では、台座部32の上面における傾斜面部33近傍の部位にも、図6に示すように、上面側を凹ませるようにして、突起部42の先端を挿入可能な凹部32aが、形成されている。また、台座部32は、取付部31との間に、可動側部材37の外側筒部38における延設部41を挿入可能な隙間Hを有するように、構成されており(図6参照)、この隙間Hは、扉部18の開き動作時において、先端側部19を上昇させるような扉部18の傾斜に伴う可動側部材37の傾斜を許容可能な寸法に、設定されている。さらに、取付部31において、台座部32との境界部位付近における台座部32の下端側の右側の領域には、台座部32に形成される傾斜面部33に対応して、回転する可動側部材37の外側筒部38をガイド可能なガイド面31aが、形成されている。このガイド面31aは、傾斜面部33の傾斜に対応するようにして、台座部32の下端側右側において、前後の中央から前後両側にかけて下降して、台座部32の下端側における前後両側にかけて、左右方向側で傾斜して形成されている。このガイド面31aは、扉部18の開き時に、回転する可動側部材37の外側筒部38における延設部41を案内するために、形成されている。
可動側部材37は、図5,8〜10に示すように、扉部18における上横棒部21Uの右端側に取り付けられるもので、扉部18の右端18b側に形成されて、固定側部材30の内側筒部34の外周側を覆う外側筒部38を、備えている。外側筒部38は、図5,10に示すように、上方を開口させた略円筒状として、円筒状の側壁部39と、側壁部39の下端側を閉塞する底壁部40と、を備え、この底壁部40に、内側筒部34を挿通可能な挿通孔40aを配設させて構成されている。側壁部39は、内径寸法を、内側筒部34との間に、コイルばね49を配置可能な寸法に、設定されている。また、外側筒部38は、底壁部40の下方に、側壁部39から連なるように延びる円筒状の延設部41を、配設させている。この延設部41は、下方を開口させて構成され、固定側部材30の台座部32を挿入可能に、形成されている。また、延設部41は、右側の領域の下端側を、固定側部材30の取付部31に形成されるガイド面31aの傾斜に対応して、右端側を上側に位置させるように、左右方向側で傾斜させた傾斜部41aを、配置させている。また、延設部41の内周面における左端側には、底壁部40の下面から下方に突出するような突起部42が、形成されている(図8〜10参照)。この突起部42は、上述したごとく、扉部18を閉じた状態では、固定側部材30の台座部32の傾斜面部33に形成される凹部33a内に収納される。また、この突起部42は、扉部18の開き動作時に、先端面42aを、固定側部材30の台座部32に形成される傾斜面部33に当接させた状態で、この傾斜面部33にガイドされつつ、扉部18ととともに回動される部位であり、傾斜面部33上を円滑に移動可能なように、先端面42aを断面略円形状に湾曲させて構成されている(図10参照)。
キャップ部材45は、図5に示すように、可動側部材37の外側筒部38の上端側の開口を閉塞可能な略円板状の頭部46と、固定側部材30の内側筒部34に対してバヨネット結合可能に構成される軸部47と、を備える構成とされている。このキャップ部材45は、頭部46と可動側部材37の底壁部40との間にコイルばね49を介在させるようにして、固定側部材30の内側筒部34に挿入させた軸部47を内側筒部34にバヨネット結合させることにより、固定側部材30側に連結されるとともに、可動側部材37を、固定側部材30に対して回動自在に連結させることとなる。コイルばね49は、圧縮されるようにして、可動側部材37の外側筒部38と固定側部材30の内側筒部34との間の隙間に挿入されて、キャップ部材45の頭部46と可動側部材37の底壁部40との間に介在されている。
実施形態のゲートGでは、扉部18の開き動作時に、可動側部材37は、固定側部材30に形成されるガイド面31aと傾斜面部33とにガイドされて、上昇移動しつつ回転することとなる。このとき、キャップ部材45は、固定側部材30側に連結されていることから、移動せず、可動側部材37のみが、図11に示すように、回転しつつ上昇移動することとなる。そして、コイルばね49の下端側を当接させている底壁部40も、可動側部材37とともに移動することから、キャップ部材45の頭部46と底壁部40との間に配置されるコイルばね49は、底壁部40の移動に伴って、さらに圧縮されることとなる。そのため、扉部18の開き後に、手を扉部18から離せば、コイルばね49が復元して底壁部40を下方に押し下げるような態様となり、可動側部材37が、この押圧力を受けて、下降移動しつつ逆方向に回転されて、扉部18が閉じ方向に回転することとなる。すなわち、実施形態のゲートGでは、扉部18の開き後に、扉部18から手を離せば、コイルばね49の復元力により、扉部18を、先端側部19を側枠8L近傍に位置させるような状態まで、自動的に、閉じることができる。
下側軸部52は、図12に示すように、下枠3から突出するように形成される丸棒状の軸本体4と、扉部18の右端18b側に配置される軸受部53と、を備えている。軸本体4は、上述したように、下枠3における右側傾斜部位3cにおいて、上方に延びるように、配置されている。軸受部53は、軸本体4を挿通可能に、下方を開口させた挿入穴部54を、備えている。この挿入穴部54は、扉部18の開き時において、扉部18の先端側部19(左端18a側)を上昇させるように傾斜させた際に、内部に挿入させた軸本体4を、この扉部18の傾斜を許容して、内部で移動可能とするように、断面形状を、長手方向を左右方向に略沿わせた長穴状に、構成されている。なお、扉部18を閉じた状態では、軸本体4は、挿入穴部54の左側面54aに近接して配置されることとなる。
扉部18の枠体1(枠本体2)に対する開きを規制可能なロック装置58は、図1,13に示すように、開きの先端側となる左端18a側における上端側(先端側部19の上端19a側)に、配置されている。ロック装置58は、図13に示すように、扉部18の左上端側(先端側部19の上端19a側)において保持部材59に保持されて配置されるロック部材62と、左側の側枠8Lの右上端側に配置されてロック部材62にロックされる被ロック部材70と、を備えている。
保持部材59は、ロック部材62を保持しつつ、扉部18の先端側部19の上端19a側に取り付けられるもので、合成樹脂製として、ロック部材62において、後述する第1突出片63,第2突出片64の先端側部位63a,64a、及び、操作部65の上面側の部位を除いた領域の外周側を、覆うように構成されて、扉部18の開き時に使用者の把持する部位も、構成している。また、保持部材59の内部には、第1突出片63及び第2突出片64から延びる付勢手段としてのばね片66,67の元部端側から延びる係止片部68を係止させる係止部60が、配置されている。
ロック部材62は、合成樹脂製の一体成形品として構成され、図13に示すように、扉部18の先端側部19に配置される保持部材59の左端面59aから側枠8L側(左方)に突出する第1突出片63及び第2突出片64と、第1突出片63を引き込み可能な操作部65と、第1突出片63及び第2突出片64を、それぞれ、突出方向側(左方)に付勢するばね片66,67と、各ばね片66,67の元部端側を保持部材59に形成される係止部60に係止させる係止片部68と、を備えている。第1突出片63は、長手方向を左右方向に略沿わせるように配置される長尺状として、先端側部位63aを、保持部材59の左端面59aから左方に突出させるように、配置されている。第2突出片64は、第1突出片63の直下において、側枠8L側となる先端側を下側に向けるように、長手方向を左右方向に対して傾斜させるように配置される長尺状として、先端側部位64aを、保持部材59の左端面59aから左方に突出させるように、配置されている。なお、第1突出片63と第2突出片64との先端側部位63a,64aの左右方向側での突出量は、略同一に、設定されている。
第1突出片63を保持部材59から突出させるように付勢するばね片66は、第1突出片63と一体的に構成されて第1突出片63の元部側から延びるとともに、左方に向かって突出するように湾曲して配置される薄肉板状とされるもので、第1突出片63から離れた元部端側を、係止片部68によって、保持部材59の係止部60に係止されている。第2突出片64を保持部材59から突出させるように付勢するばね片67は、第1突出片63から延びるばね片66の下方において、第2突出片64と一体的に構成されて第2突出片64の元部側から延びるとともに、左方に向かって突出するように湾曲して配置される薄肉板状として、第2突出片64から離れた元部端側を、ばね片66の元部端とともに、係止片部68に連結され、この係止片部68によって、保持部材59の係止部60に係止されている。換言すれば、各ばね片66,67は、係止片部68から二又に分離するように、構成されている。係止片部68は、上方に延びる略板状として、保持部材59に形成される係止部60に係止されている。操作部65は、第1突出片63と連結されて、第1突出片63から上方に突出するようにして、保持部材59から、上面側を露出させるように、配置されている。この操作部65は、右方にスライド移動可能に保持部材59に保持されて、右方へのスライド移動時に、操作部65に連結される第1突出片63が、ばね片66を撓ませるようにして、保持部材59内に引き込まれることとなる(図14参照)。なお、操作部65の把持状態を解除すれば、ばね片66が復元することにより、操作部65がスライド移動前の状態に戻り、第1突出片63が、再度、先端側部位63aを、保持部材59の左端面59aから突出させることとなる。
側枠8L側に配置される被ロック部材70は、図13に示すように、保持部材59の左端面59aに対向して配置される右端面70a側に、第1突出片63及び第2突出片64をそれぞれ周縁で係止可能な第1係止穴部71及び第2係止穴部72を、備えている。第1係止穴部71は、保持部材59から突出している第1突出片63の先端側部位63aを挿入可能に、被ロック部材70の右端面70aを、断面略長方形状に凹ませるようにして形成されるもので、周縁となる上下前後の側面により、第1突出片63の先端側部位63aの移動を規制する構成である。第2係止穴部72は、第1係止穴部71の直下に形成されるもので、被ロック部材70の右端面70aを、上側面72a側を傾斜させた断面略台形状に凹ませるようにして形成されている。第2係止穴部72の上側面72aは、凹みの底部側を下方に位置させ、開口側を上方に位置させるように、左右方向に対して傾斜して、構成されている。この第2係止穴部72の上側面72aは、左右方向(水平方向)に対する傾斜角度を、図13に示すように、第2突出片64の左右方向(水平方向)に対する傾斜角度よりも、大きく設定されており、操作部65をスライド移動させつつ扉部18の先端側部19側を上昇させた際に、上昇移動する第2突出片64の先端側部位64aをガイド可能に、構成されている。すなわち、実施形態では、操作部65を右方へスライド移動させて第1突出片63を引き込みつつ、保持部材59を持ち上げるようにして、扉部18の先端側部19を上昇移動させれば、上昇移動する第2突出片64の先端側部位64aが、第2係止穴部72の上側面72aにガイドされつつ、この上側面72aによって保持部材59内に押し込まれるような態様となって、第2突出片64の第2係止穴部72周縁への係止状態を解除させることができる(図14参照)。
実施形態のゲートGでは、扉部18の開き時に、まず、保持部材59を把持しつつ操作部65を右方へスライド移動させ、第1突出片63を引き込んで、第1係止穴部71周縁との係止状態を解除しつつ、保持部材59を持ち上げるようにして、扉部18の先端側部19を上昇移動させれば、図14に示すように、上昇移動する第2突出片64の先端側部位64aが、第2係止穴部72の上側面72aにガイドされつつ、この上側面72aによって保持部材59内に押し込まれるような態様となって、第2突出片64の第2係止穴部72周縁への係止状態を解除させることができて、ロック装置58によるロック状態を解除できる。その後、扉部18を、先端側部19を前方あるいは後方に向けるように、回動軸部28を中心として回転させれば、扉部18を開くことができる。その後、開いた状態の扉部18から手を離しても、上側軸部29内に配置されるコイルばね49の復元により、扉部18は、先端側部19を側枠8L近傍に位置させるような状態まで、自動的に、戻ることとなる。そして、操作部65を右方へスライド移動させ、第1突出片63を引き込んだ状態で、保持部材59を持ち上げるようにして、先端側部19を上昇移動させた状態から、第2突出片64を、上側面72aに沿わせるようにして、上方から第2係止穴部72内に挿入させつつ、先端側部19を下降移動させれば、第2突出片64を第2係止穴部72内に挿入させることができて、第2係止穴部72周縁に係止させることができる。その後、操作部65から手を離せば、ばね片66が復元することにより、操作部65がスライド移動前の状態に戻り、第1突出片63が、再度、先端側部位63aを、保持部材59の左端面59aから突出させて、第1係止穴部71内に挿入させることとなり、第1突出片63を、第1係止穴部71周縁に係止させることができて、ロック装置58によって、扉部18の枠体1(側枠8L)に対する開きをロックすることができる。
そして、実施形態のゲートGでは、扉部18を枠体1(側枠8L)側に係止させるロック装置58が、2つの第1突出片63,第2突出片64を備える構成とされ、一方の第1突出片63は、扉部18に配置される操作部65をスライド移動させることにより、第1係止穴部71との係止状態を解除可能に構成され、他方の第2突出片64は、操作部65を操作しつつ扉部18の先端側部19を上昇させた際にのみ、第2係止穴部72との係止状態を解除可能な構成とされている。すなわち、実施形態のゲートGでは、操作部65を操作しつつ、扉部18を、先端側部19を持ち上げるようにして、扉部18を開ける回動方向と直交する上方に上昇移動させなくては、第1突出片63と第2突出片64とを、ともに、係止解除させることができず、扉部18を開くことができない。このような扉部18の持ち上げ作業は、回動動作だけに着目しがちな幼児には困難であることから、幼児が誤って操作して扉部18を開くことを確実に防止することができる。また、実施形態のゲートGでは、扉部18全体を持ち上げなくとも、扉部18の先端側部19側のみを持ち上げれば、ロック装置58によるロックを解除して、扉部18を開くことができる。そのため、重い扉部18全体を持ち上げなくともよく、軽い操作で扉部18を開くことができる。
したがって、実施形態のゲートGでは、幼児の操作によって扉部18を開くことを確実に防止することができる。
また、実施形態のゲートGでは、第2係止穴部72を、扉部18の上昇移動に伴って上昇移動する第2突出片64をガイド可能に、上側面72aを、開口側にかけて上方に位置させるように傾斜させて構成している。そのため、実施形態のゲートGでは、扉部18の先端側部19を持ち上げた際に、第2突出片64の先端側部位64aは、この第2係止穴部72の上側面72aにガイドされて、第2係止穴部72との係止状態を解除されることとなり、単に、扉部18の先端側部19を持ち上げるだけで、第2突出片64の第2係止穴部72との係止状態を解除できることから、簡便な操作で扉部18を開けることができる。なお、このような点を考慮しなければ、例えば、第2突出片を引き込み可能な別の操作部材を、設けるように、構成してもよい。
さらに、実施形態のゲートGでは、扉部18の先端側部19の下端19b側に、閉じ状態の扉部18の下端19bを下枠3側に係止して、先端側部19の上昇移動時に係止状態を解除可能とされる係止ピン24を配置させ、この係止ピン24は、扉部18からの突出状態を維持可能に付勢された状態で、扉部18側に取り付けられている。そのため、閉じ状態の扉部18の下端19b側を、係止ピン24によって、安定して枠体1(下枠3)側に係止させることができる。また、この係止ピン24は、扉部18からの突出状態を維持可能に付勢されていることから、一旦開いた扉部18が再度閉じ状態となった際には、付勢力によって復元されて、扉部18の下端19bを下枠3側に係止することとなり、操作性も良好である。なお、このような点を考慮しなければ、扉部の先端側部の下端側に、係止ピンを配置させない構成としてもよい。なお、実施形態では、係止ピン24は、自重により、扉部18からの突出状態を維持可能に付勢されている構成であるが、付勢手段としてばね等を用いる構成としてもよい。
1…枠体、3…下枠、4…軸本体、5…ストッパ、6…係止穴部、8L,8R…側枠、18…扉部、19…先端側部、19a…上端、19b…下端、24…係止ピン、28…回動軸部、58…ロック装置、63…第1突出片、64…第2突出片、65…操作部、71…第1係止穴部、72…第2係止穴部、72a…上側面、D…戸口、F…床面、WL,WR…取付面、G…幼児用ゲート(ゲート)。
本考案に係る幼児用ゲートは、建物内において、対向して配置される取付面間を塞ぎつつ、床面に設置される構成として、
取付面に取り付けられる略U字形状の枠体と、枠体に対して回動自在に連結される扉部と、扉部の前記枠体に対する開きを規制可能なロック装置と、を備え、
枠体が、取付面側に配置される2つの側枠と、側枠の下端側を相互に連結するように床面側に配置される下枠と、を備え、
扉部が、一端側を、一方の側枠に対して、回動軸部によって、回動自在に連結され、
ロック装置が、扉部の回動時の先端側となる先端側部を、他方の側枠側に係止可能に構成される幼児用ゲートであって、
ロック装置が、扉部の先端側部から側枠側に突出する第1突出片及び第2突出片と、側枠に形成されて第1突出片及び第2突出片をそれぞれ周縁で係止可能な第1係止穴部及び第2係止穴部と、扉部側に配置されて第1突出片の第1係止穴部との係止状態を解除可能とする操作部と、を備える構成とされ、
第2突出片を係止させる第2係止穴部が、扉部の上昇移動に伴って上昇移動する第2突出片をガイド可能に、上側面を、開口側にかけて上方に位置させるように傾斜させて構成されて、操作部を操作しつつ扉部の先端側部側を上昇させた際にのみ、第2突出片との係止状態を解除可能に、構成されていることを特徴とする。
また、本考案の幼児用ゲートでは、第2係止穴部を、扉部の上昇移動に伴って上昇移動する第2突出片をガイド可能に、上側面を、開口側にかけて上方に位置させるように傾斜させて構成している。そのため、扉部の先端側部を持ち上げた際に、第2突出片は、この第2係止穴部の上側面にガイドされて、第2係止穴部との係止状態を解除されることとなり、単に、扉部の先端側部を持ち上げるだけで、第2突出片の第2係止穴部との係止状態を解除できることから、簡便な操作で扉部を開けることができる。

Claims (3)

  1. 建物内において、対向して配置される取付面間を塞ぎつつ、床面に設置される構成として、
    前記取付面に取り付けられる略U字形状の枠体と、該枠体に対して回動自在に連結される扉部と、該扉部の前記枠体に対する開きを規制可能なロック装置と、を備え、
    前記枠体が、前記取付面側に配置される2つの側枠と、該側枠の下端側を相互に連結するように前記床面側に配置される下枠と、を備え、
    前記扉部が、一端側を、一方の前記側枠に対して、回動軸部によって、回動自在に連結され、
    前記ロック装置が、前記扉部の回動時の先端側となる先端側部を、他方の前記側枠側に係止可能に構成される幼児用ゲートであって、
    前記ロック装置が、前記扉部の先端側部から前記側枠側に突出する第1突出片及び第2突出片と、前記側枠に形成されて前記第1突出片及び第2突出片をそれぞれ周縁で係止可能な第1係止穴部及び第2係止穴部と、前記扉部側に配置されて前記第1突出片の前記第1係止穴部との係止状態を解除可能とする操作部と、を備える構成とされ、
    前記第2突出片を係止させる前記第2係止穴部が、前記操作部を操作しつつ前記扉部の先端側部側を上昇させた際にのみ、前記第2突出片との係止状態を解除可能に、構成されていることを特徴とする幼児用ゲート。
  2. 前記第2係止穴部が、前記扉部の上昇移動に伴って上昇移動する前記第2突出片をガイド可能に、上側面を、開口側にかけて上方に位置させるように傾斜させて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の幼児用ゲート。
  3. 前記扉部の前記先端側部の下端側に、閉じ状態の前記扉部の下端を前記下枠側に係止して、前記先端側部の上昇移動時に、前記下枠側への係止状態を解除可能とされる係止ピンが、配置され、
    該係止ピンは、前記扉部からの突出状態を維持可能に付勢された状態で、前記扉部側に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の幼児用ゲート。
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