JP3191880U - スライドレールシステム、及び、それに用いられる連結装置 - Google Patents

スライドレールシステム、及び、それに用いられる連結装置 Download PDF

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秀江 ▲梁▼
陳 庚金
庚金 陳
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俊強 王
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Abstract

【課題】 スライドレールシステム及びそれに用いられる連結装置を提供する。【解決手段】 スライドレールキット16及び連結装置12、24を備える。スライドレールキットは第一レール及び第二レールを備え、第二レールは、第一レールに対してスライド移動し、尚且つ後部20bを備える。連結装置24は、第二レールの後部20bに配置し、並びに、本体、結合部材30、及び可動部材を含む。本体には、支持部、及び支持部にほぼ垂直に連結される横向き部を備える。結合部材30は、本体の支持部に軸着する。可動部材は、本体と結合部材30間に可動的に設置されている。結合部材30が第一位置まで回転された時、結合部材30のロック棒の接触部は可動部材を押圧する。また、結合部材30が第一位置から第二位置に動かされると、ロック棒の接触部は可動部材を押圧しない状態となる。【選択図】 図1

Description

本考案は、スライドレールシステム及びそれに用いられる連結装置。
提供する。
引出しの底付タイプスライドレール(undermount drawer slide)は一種のシークレットタイプのスライドレールである。引出しの底付タイプスライドレールは主に、引出しの底部に取り付けるもので、引出しを筐体に対して例えばチェスト等引き出した時、引出しの底付タイプスライドレールは引出しの底部に隠されて露出しない。引出しの底付タイプスライドレールは通常、L形のブラケットと、ブラケット上に配置し、縦方向にブラケットのレールに対してスライド移動するスライドレールを備える。ブラケットは、筐体の壁面に取り付けられ、引出しがスライドレール上に取り付けられた時、引出しはスライドレールの働きによって、チェストに対して引き出されるか押し入れられて納められる。
しかしながら、僅かな取付誤差(minor inaccuracies)或いは外部等の原因によって、引出しの連結装置とスライドレール間の取付作業がスムーズに完了できない場合もある。
特許文献1に開示された「Coupling device having side adjustment for a drawer」は、引出しに用いる側面方向の調節機能を備えた連結装置(coupling apparatus)であり、前述の問題を解決できるものである。連結装置5は主に、引出し(drawer)を引き出して延長できるスライドレール(extendable rail)に連結する。そのうち、連結装置5の調節輪8の螺旋盤15と取付板16の歯状保持部材21間の関係により、調節輪8が調整された時、連結装置5の嵌合ロック部材10が従動されて、嵌合ロック部材10の制御面10a、10b、10cが引出装置3のスライドレール3cの位置に対して調整される。言い換えれば、引出し2が引出装置3のスライドレール3cの位置に対して側面方向に調整されることにより、引出しとスライドレール間のわずかな取付誤差の問題を解決する。先行案は参考としてここに付け加える。
また、特許文献2に開示された「Pull−out guide for a drawer」の段落0081の図2b及び図4中の保持部材5は、延長ガイド件3の延長レール3aの後端に取り付けられ、保持部材5の保持先端15は、引出し後壁2dの穴(bores)中に取り付けられる。先行案の説明書の段落0082、0083、及び図5aに示すとおり、調整棒18の軸移動(pivotal movement)が保持部材5の側面方向支持体の表面に伝えられた時、連結部材7及び保持先端15は一対のガイド棒14に沿って移動する。これにより、延長レール3aの保持先端15の引出し2に対する側面方向(lateral direction)の位置を調整できるため、取付誤差によって引出し2を延長レール3aの保持先端15にスムーズに取り付けできない問題を防ぐことができる。しかしながら、保持部材5は、調整装置11、支持部材17、保持部19、ガイドピン14、調整棒18、連結部材7、及び連結部材7に位置する保持先端15等の以上に多くの部品を含む。そのため、全体的に言えば、製造コスト及び製造プロセスを考えると、保持部材5には依然として改善すべき空間が残る。
米国特許第2012/0292465A1号明細書 米国特許第2012/0319548A1号明細書
本考案のスライドレールシステム及びそれに用いる連結装置は、前述した先行案に残る、部品が多く、高コスト、非常に多い製造プロセスを解決する。
本考案は、スライドレールに対する引出しの側面方向の連結位置を調整することができるスライドレールシステム及びそれに用いる連結装置に関する。
本考案によるスライドレールシステムは、スライドレールキット及び後側連結装置を含む。スライドレールキットは、第一レール、第二レールを含む。
第一レールには縦方向延長部を備える。第二レールは、第一レールに対して縦方向にスライド移動し、第二レールには縦方向延長部、及び後部を備える。後側連結装置は、第二レールの後部に配置し、後側連結装置には、本体、結合部材、及び可動部材を含む。本体には、支持部、及び支持部にほぼ垂直に連結される横向き部を備える。結合部材は、本体の支持部に軸着する。結合部材は、頭部、及び頭部に連結するロック棒を備える。ロック棒には接触部を備える。可動部材は、本体と結合部材間に可動的に設置され、可動部材は、第一板部、及び第一板部と垂直となる第二板部を備える。結合部材の頭部が第一位置まで回転された時、ロック棒の接触部は、可動部材の第一板部を圧するため、可動部材は、本体に定位される。結合部材の頭部が第一位置から第二位置に動かされると、ロック棒の接触部は可動部材の第一板部を押圧しない状態となる。これにより、本体に対する可動部材の移動を調整することができる。
本体の支持部は、第一立設壁と第二立設壁をさらに備える。本体の横向き部の対応する両側は、ほぼ垂直に第一立設壁と第二立設壁にそれぞれ連結される。また、第一立設壁と第二立設壁にはそれぞれ、対応する貫通孔を備える。結合部材のロック棒は、第一立設壁と第二立設壁の貫通孔に挿入する。可動部材の幅は、第一立設壁と第二立設壁間の幅を超えない幅とする。これにより、可動部材は、第一立設壁と第二立設壁間での移動を調整することができる。
本体の横向き部には間隔をあけて配列される複数の固定部を備え、可動部材の第一板部は固定部を含み、固定部は、本体の横向き部上の何れか一つの固定部に対応する。結合部材の頭部が第一位置に動かされた時、ロック棒の接触部は、可動部材の第一板部を圧する。これにより、可動部材の第一板部の固定部は、本体の横向き部の何れか一つの固定部に嵌着する。結合部材の頭部が第一位置から第二位置に回転された時、ロック棒の接触部は、可動部材の第一板部を押圧しない状態となり、可動部材の第一板部の固定部は、本体の横向き部のいずれか一つの固定部に嵌着された状態から釈放される。
第二レールには、後部に対応する前部、及び前部に隣り合う取付孔を備える。スライドレールシステムは、前側連結装置を含む。前側連結装置は、第一構成部材、第二構成部材、嵌着部材、及び調整部材を含む。
第一構成部材は、少なくとも一つの横向きガイド部を備える。第二構成部材は、第一構成部材の横向きガイド部に位置する少なくとも一つの横向きガイド部を備える。嵌着部材は、第二構成部材に連結する。嵌着部材には嵌着部を備え、嵌着部の少なくとも一部分は、第二レールの取付孔内に取り付けられる。調整部材には調整部及びネジ部を備える。ネジ部は、第一構成部材と第二構成部材に連結する。第二構成部材は、調整部材の調整部の回転に応じて、第二レールに対して移動し、嵌着部材の嵌着部は、第二レールの取付孔に対して移動する。第二構成部材は、第一側壁をさらに含み、第一側壁には引掛孔を備え、第一構成部材には側壁をさらに含み、側壁にはねじ穴を含む。調整部材のネジ部は、ねじ穴に螺着し、尚且つ首部を備え、首部は第二構成部材の引掛孔に引き掛けて配置するのに用いられる。第二構成部材はさらに、第一側壁に対応する第二側壁を含み、第二側壁には壁孔を備え、嵌着部材の嵌着部は、壁孔に対応させる。嵌着部材はさらに、弾性アームを含む。調整部材の調整部が回転された時、第二構成部材は、第二レールに対して移動し、嵌着部材の嵌着部が第二レールの取付孔に対応していない時、第二レールの側壁を押圧して、予定角度まで軸回転し、尚且つ弾性アームは弾力を蓄えた状態となる。嵌着部材の嵌着部が取付孔に対応する時、弾性アームは弾力を放出し、これにより、嵌着部材の嵌着部は、取付孔内に挿入される。嵌着部材はさらに溝部を含み、前側連結装置は、さらに、第二構成部材に軸着する嵌着解除部材を含む。嵌着解除部材には溝部に位置させる嵌着解除部を備える。嵌着解除部材を回転させる時、嵌着解除部材の嵌着解除部は、溝部を用いて嵌着部材を従動する。これにより、嵌着部材は、角度に軸回転され、嵌着部材の嵌着部は、第二レールに対して移動し、取付孔を離脱する。
本考案による連結装置は、本体、結合部材、及び可動部材を含む。本体には、支持部、及び支持部にほぼ垂直に連結される横向き部を備える。結合部材は、本体の支持部に軸着する。結合部材は、頭部、及び頭部に連結するロック棒を備える。ロック棒には接触部を備える。可動部材は、本体と結合部材間に可動的に設置され、可動部材は、第一板部、及び第一板部と垂直となる第二板部を備える。結合部材の頭部が第一位置まで回転された時、ロック棒の接触部は、可動部材の第一板部を圧するため、可動部材は、本体に定位される。結合部材の頭部が第一位置から第二位置に動かされると、ロック棒の接触部は可動部材の第一板部を押圧しない状態となる。これにより、本体に対する可動部材の移動を調整することができる。
本体の支持部は、第一立設壁と第二立設壁をさらに備える。本体の横向き部の対応する両側は、ほぼ垂直に第一立設壁と第二立設壁にそれぞれ連結される。また、第一立設壁と第二立設壁にはそれぞれ、対応する貫通孔を備える。結合部材のロック棒は、第一立設壁と第二立設壁の貫通孔に挿入する。可動部材の幅は、第一立設壁と第二立設壁間の幅を超えない幅とする。これにより、可動部材は、第一立設壁と第二立設壁間での移動を調整することができる。
本体の横向き部には間隔をあけて配列される複数の固定部を備え、可動部材の第一板部は固定部を含み、固定部は、本体の横向き部上の何れか一つの固定部に対応する。結合部材の頭部が第一位置に動かされた時、ロック棒の接触部は、可動部材の第一板部を圧する。これにより、可動部材の第一板部の固定部は、本体の横向き部の何れか一つの固定部に嵌着する。結合部材の頭部が第一位置から第二位置に回転された時、ロック棒の接触部は、可動部材の第一板部を押圧しない状態となり、可動部材の第一板部の固定部は、本体の横向き部のいずれか一つの固定部に嵌着された状態から抜き出される。
本考案の技術特徴の一つは、後側連結装置の結合部材を用いて、操作者が、スライドレールキットを調整して引出しの取付位置(a mounting position)の位置を合わせ、前側連結装置の調整部材を用いて、操作者が、スライドレールキットに対する引出しの側面方向の連結位置(a connecting position of a lateral direction)を調整することができる点にある。
本考案の第一実施形態による連結装置を用いて引出しをスライドレールキットに取り付けたことを示す斜視図である。 本考案の第一実施形態によるスライドレールキットと前側連結装置を示す分解図である。 本考案の第一実施形態による後側連結装置と第二レールの後部を示す分解図である。 本考案の第一実施形態による後側連結装置を示す分解図である。 本考案の第一実施形態による図3の後側連結装置を組み立てた後の作動を示す図(1)である。 本考案の第一実施形態による図3の後側連結装置を組み立てた後の作動を示す図(2)である。 本考案の第一実施形態による図3の後側連結装置の可動部材の位置が調整可能であることを示す図である。 本考案の第一実施形態による可動部材の第一板部が引出し背面板の定位孔に向いた状態を示す図である。 本考案の第二実施形態による後側連結装置の作動を示す図(1)である。 本考案の第二実施形態による後側連結装置の作動を示す図(2)である。 本考案の第三実施形態による後側連結装置の作動を示す図(1)である。 本考案の第三実施形態による後側連結装置の作動を示す図(2)である。 本考案の第一実施形態による第一前側連結装置を示す分解図である。 前側連結装置の嵌着部とスライドレールキットの取付孔の間に、前側連結装置をスライドレールキットの第二レールの取付孔にスムーズに連結できない取付誤差の存在を示した図(1)である。 前側連結装置の嵌着部とスライドレールキットの取付孔の間に、前側連結装置をスライドレールキットの第二レールの取付孔にスムーズに連結できない取付誤差の存在を示した図(2)である。 調整部材の調整部が調整され、第二構成部材がスライドレールキットの第二レールの距離に対して調整された状態を示す図である。 調整部材の調整部が調整され、前側連結装置の嵌着部材の嵌着部がスライドレールキットの第二レールの取付孔に取り付けられた状態を示す図である。 前側連結装置の嵌着解除部材がまだ調整されていない状態を示す図である。 図12aの嵌着解除部材が調整されて、嵌着部材に従って所定角度まで軸回転した状態を示す図である。
(第一実施形態)
図1には、引出し10を第一前側連結装置12と第二前側連結装置14を用いて第一スライドレールキット16と第二スライドレールキット18に取り付けた状態を示す。第一スライドレールキット16は、前部20aと前部20aに対応する後部20bを含み、第二スライドレールキット18は、前部22aと前部22aに対応する後部22bを含む。
具体的に説明すると、引出し10の底部の両側にはそれぞれ第一前側連結装置12と第二前側連結装置14が配置される。第一前側連結装置12は、第一スライドレールキット16の前部20aに取り付けられ、第二前側連結装置14は第二スライドレールキット18の前部22aに取り付けられる。また、第一スライドレールキット16の後部20bは第一後側連結装置24に取り付けられ、第二スライドレールキット18の後部22bは第二後側連結装置26に取り付けられる。
第一後側連結装置24と第二後側連結装置26の何れか一つには結合部材30を備える。結合部材30を用いて操作者は、スライドレールキット(例えば第一スライドレールキット16或いは第二スライドレールキット18)に引出し10の位置合わせの取付位置(a mounting position)を調整できる。また、第一前側連結装置12と第二前側連結装置14の何れか一つには調整部材28を備える。調整部材28を用いることで、操作者は、スライドレールキット(例えば第一スライドレールキット16或いは第二スライドレールキット18)に対する引出し10の側面方向連結位置(a connecting position of a lateral direction)を調整できる。
操作者は一方側のスライドレールキット(例えば、第一スライドレールキット16或いは第二スライドレールキット18)に前側連結装置と後側連結装置を組み合わせるだけで、前述の効果を実現できる。
図2a及び図2bは、第一スライドレールキット16によって説明する。第一スライドレールキット16には第一レール32及び第二レール34を含む。第一レール32の壁部36には少なくとも一つの定位孔38を備え、螺着具(未図示)を少なくとも一つの定位孔38に通して、第一レール32を筐体(例えばチェスト等)に取り付ける。
第一レール32と第二レール34間には更に第三レール40を配置し、第三レール40を用いて、第一レール32に対する第二レール34のスライド移動ストロークを延長することができる。これにより、引出し10は、筐体に対して更に長いストロークに移動させることができる。しかしながら、第三レール40は選択性のある部品である。即ち、第一レール32と第二レール34によって、引出し10を筐体に対して移動することができる。
詳細説明すると、第一レール32には縦方向延長部42が備えられている。第二レール34は第一レール32に対して縦方向にスライド移動する。第二レール34には、縦方向延長部44、前部20a、前部20aに対応する後部20b、及び前部20aに隣り合う取付孔46を備える。
調整部材28を含む第一前側連結装置12は、取付孔46によって第二レール34に取り付けられる。また、結合部材30を含む第一後側連結装置24は、第二レール34の後部20bに配置される。
図3に示すとおり、第一後側連結装置24は本体116、結合部材30、及び可動部材118を備える。
本体116は支持部120、及びほぼ支持部120にほぼ垂直に連結される横向き部122を備える。本体116の支持部120は、第一立設壁112aと第二立設壁112bを備える。本体116の横向き部122の対応する両側は、ほぼ垂直に第一立設壁112aと第二立設壁112bにそれぞれ連結される。第一後側連結装置24は、少なくとも一つの連結孔124を備え、連結孔124には連結部材(未図示)を挿設し、第一後側連結装置24は第一スライドレールキット16の第二レール34の後部20bに取り付けられる(図1参照)。または、第一後側連結装置24は、直接、第一スライドレールキット16の第二レール34の後部20bに成形してもよい。
本体116の横向き部122は、間隔をあけて配列する複数の固定部126を含む。本体116の横向き部122の各固定部126は凹部128であり、尚且つ、第一立設壁112aと第二立設壁112bにはそれぞれ、対応する貫通孔130を備える。
結合部材30は、本体116の支持部120に軸着する。結合部材30は、頭部132、及び頭部132に連結するロック棒134を備える。ロック棒134には接触部136を備える。結合部材30のロック棒134は、第一立設壁112aと第二立設壁112bの貫通孔130に軸設する。
可動部材118は、本体116と結合部材30間に可動的に設置する。可動部材118は、第一板部138a、及び第一板部138aと垂直となる第二板部138bを備える。
可動部材118の第一板部138aは固定部140を備え、固定部140は本体116の横向き部122の何れか一つの固定部126に対応させる。第一板部138aの固定部140は凸部142であり、凸部142と本体116の横向き部122の各凹部128は対応する構造である。また、可動部材118の幅L1は、本体116の第一立設壁112aと第二立設壁112b間の幅L2を超えない幅とする。これにより、可動部材118は、本体116の第一立設壁112aと第二立設壁112b間を動くことができる。
図4aに示すとおり、結合部材30の頭部132が第一位置まで回転された時、結合部材30のロック棒134の接触部136は、可動部材118の第一板部138aを圧するため、可動部材118の第一板部138aの凸部142は、本体116の横向き部122のいずれか一つの凹部128に嵌着される。ここから理解されるように、結合部材30を用いて、可動部材118の第一板部138aの位置は取付位置に固定されて、引出し10(図1参照)の位置を合わせることができる。これにより、引出し10の背面板は、第一板部138aの位置に合わせて取り付けられる。
図4bに示すとおり、可動部材118の第一板部138aが、取付誤差の問題により、引出し10の位置合わせができない時、操作者が、結合部材30の頭部132を第一位置から第二位置に動かすと、結合部材30のロック棒134の接触部136が可動部材118の第一板部138aを押圧しない状態となる。これにより、可動部材118の第一板部138aの凸部142が、本体116の横向き部122のいずれか一つの凹部128に嵌着した状態から抜き出され、本体116に対する可動部材118の移動を調整することができる。図5には、第一板部138aを備えた可動部材118の位置が移動調整可能であることを示す。よって、引出し10と可動部材118の第一板部138a間に存在する、位置合わせがスムーズにできない取付誤差の問題に応じることができる。
図6に示すように、引出し10の背面板144の定位孔146の位置が確認された後、操作者は、結合部材30を操作し、第一板部138aを含む可動部材118の位置を調整し、第一板部138aを引出し10の背面板144の定位孔146に位置が合うようにする。この様にして、引出し10の背面板144と可動部材118の第一板部138a間の取付誤差の問題を解決することができる。
(第二実施形態)
図7a及び図7bには、後側連結装置の第二実施形態を示した。本実施形態と図4a及び図4bの相違点は、本体200の横向き部202の各固定部が凸部204であり、可動部材206の第一板部208の固定部は、凹部210である点のみにある。これにより、同様に、図4a及び図4bの技術効果を実現できる。これについては、ここでは説明を省く。
(第三実施形態)
図8a及び図8bには、後側連結装置の第三実施形態を示した。本実施形態と図4a、4b及び図7a、7bの実施形態の相違点は、本体300の横向き部302の各固定部304は平面であり(凸部或いは凹部を設けない)、しかも、可動部材306の第一板部308の固定部310も同様に平面である(凸部或いは凹部を設けない)点にある。これにより、図4a、図4b、及び図7a、7bの実施形態は同様の技術効果を実現することができる。
詳細説明すると、図8aに示すとおり、結合部材312の頭部314が第一位置に動かされた時、ロック棒316の接触部318は可動部材306の第一板部308を圧する。これにより、可動部材306は、緊密な摩擦力によって本体300に固定される。図8bに示すとおり、結合部材312の頭部314が第一位置から第二位置に回転された時、ロック棒316の接触部318は、可動部材306の第一板部308を押圧しない状態となり、本体300に対する可動部材306の移動を調整することができる。
図9及び図10aに示した第一前側連結装置12は、第一構成部材48、第二構成部材50、嵌着部材52、嵌着解除部材54、及び調整部材28を含む。
第一構成部材48は、本体56、本体56の前部にある前壁58、及び本体56の側部にある側壁60を含む。
第一構成部材48の本体56は、少なくとも一つの横向きガイド部62を備え、少なくとも一つの横向きガイド部62は、は前壁58に平行である。第一構成部材48の少なくとも一つの横向きガイド部62は、一つ或いは二つ以上の横向き引導孔である。本考案では、第一構成部材48の少なくとも一つの横向きガイド部62は、第一横向き引導孔64aと第二横向き引導孔64bを例に挙げる。しかしながら、未図示のもう一つの実施形態では、第一構成部材48の少なくとも一つの横向きガイド部62は、一つ或いは二つ以上の凸体である。更に説明すべき事は、「横向き」とは、第一レール32の縦方向延長部42或いは第二レール34の縦方向延長部44に垂直する方向を指す。
第一構成部材48の本体56は、第一横向き引導孔64aと前壁58の間にある少なくとも一つの横向き引導溝を含む。本考案では、少なくとも一つの横向き引導溝を第一横向き引導溝66aと第二横向き引導溝66bを用いて説明をする。しかも、第一横向き引導溝66aと第二横向き引導溝66bは、一直線に配列される。第一構成部材48の本体56の第一横向き引導孔64aと第二横向き引導孔64b間には更に開孔68を設置する。第一構成部材48の前壁58には取付部(例えば取付孔70)を設け、第一構成部材48を取付部材(未図示)を使って引出し10に取り付ける。しかし、取付方式はこれに制限されないものとする。第一構成部材48の側壁60にはねじ穴72を設ける。
第二構成部材50は、本体74、本体74の一方にある第一側壁76、本体74の一方にあり、第一側壁76に相対する第二側壁78を備える。
第二構成部材50の本体74の位置は、第一構成部材48の本体56に対応させる。第二構成部材50の本体74は、第一構成部材48の横向きガイド部62に対応する少なくとも一つの横向きガイド部80を備える。これにより、第一構成部材48の横向きガイド部62によるガイドを受ける。本考案では、第二構成部材50の少なくとも一つの横向きガイド部80は、第一凸体82aと第二凸体82bを例として挙げる。よって、第二構成部材50は第一凸体82aと第二凸体82bを介して、第一構成部材48の第一横向き引導孔64aと第二横向き引導孔64bにそれぞれ対応し、しかも、安定して第一構成部材48に対してスライド移動する。しかしながら、未図示の別の実施形態において、第二構成部材50の少なくとも一つの横向きガイド部80は、一つ或いは二つ以上の横向き引導孔であり、第一構成部材48の少なくとも一つの横向きガイド部62の一つ或いは二つ以上の凸体に対応する。
第二構成部材50の本体74には更に横向き孔84を備える。第二構成部材50の横向き孔84のサイズ範囲と横向き幅は第一構成部材48の開孔68を超え、並びに、第一連結部材86を第二構成部材50の横向き孔84と第一構成部材48の開孔68に貫通させ、第一構成部材48と第二構成部材50を連結させる。本考案では、第一連結部材86を横向き孔84と開孔68に定位すると、第二構成部材50が第一構成部材48に対してスライド移動するのをガイドし、サポートすることができる。
第二構成部材50の本体74の前部には更に側辺88を含む。第二構成部材50の本体74の側辺88は、第一構成部材48の第一横向き引導溝66aと第二横向き引導溝66bを押圧して接触する。第二構成部材50の本体74の側辺88は、突出部90を含む。突出部90は、第一構成部材48に対する第二構成部材50の移動距離を示すことができる。また、第二構成部材50の第一側壁76には引掛孔92を備え、第二構成部材50の第二側壁78には壁孔94を備える。
嵌着部材52は第二構成部材50に連結する。嵌着部材52には、本体96、本体96の一方にある嵌着部98、嵌着部98に対応して本体96の別の側に設けられた弾性アーム100、及び本体96に位置させた溝部102を備える。嵌着部材52は、第二連結部材104を用いて第二構成部材50に軸着させる。これにより、嵌着部材52が回転する外力を受けた時、嵌着部材52は、第二構成部材50に対応して予定角度まで軸回転する。
嵌着部98の少なくとも一部分は、第二レール34の取付孔46内に取り付けられる(図5b参照)。具体的に言えば、嵌着部材52が第二構成部材50の本体74に軸着される時、嵌着部材52の嵌着部98は、第二構成部材50の第二側壁78の壁孔94に対応し、尚且つ、嵌着部材52の嵌着部98の位置は、調整部材28によって調整される。しかも、嵌着部材52の嵌着部98は第二構成部材50の壁孔94を通り、第二レール34の取付孔46内に嵌着され、これによって、第一前側連結装置12は第二レール34に連結される。
嵌着部材52の嵌着部98は階段状構造を備える。階段状構造は、第一前側連結装置12と第二レール34の取付孔46間の取付誤差の問題に応じることができる。例えば、第一取付誤差(第一誤差距離)が嵌着部材52の嵌着部98と第二レール34の取付孔46間に存在する時、第一前側連結装置12は、階段状構造の第一階段(a first stage)によって第二レール34の取付孔46に取り付けられる。同様の理論に基づき、第二取付誤差(第二誤差距離)が嵌着部材52の嵌着部98と第二レール34の取付孔46間に存在する時、第一前側連結装置12は、階段状構造の第二段階(a second stage)によって第二レール34の取付孔46に取り付けられるが、これに制限されないものとする。弾性アーム100は、嵌着部材52の本体96の一部から延長され、並びに、嵌着部98に対応する本体96の別の側に位置される。弾性アーム100はほぼU字形をなし、弾性アーム100の端部は、第二構成部材50を押圧して接触する。
嵌着解除部材54は、第三連結部材106によって、第二構成部材50の本体74に軸着される。嵌着解除部材54には、嵌着部材52の本体96の溝部102内に位置される嵌着解除部108を備える。嵌着解除部108は楕円柱体であり(これに限定されないものとする)、溝部102の壁面に接触する。
調整部材28には調整部110及びネジ部112を備える。ネジ部112は第一構成部材48と第二構成部材50に連結する。詳細すると、調整部材28のネジ部112は第一構成部材48のねじ穴72に螺着し、ネジ部112には首部114を備え、首部114は第二構成部材50の引掛孔92に引き掛けて配置するのに用いられる。
図10a及び図10bに示すとおり、第一構成部材48には、第一特徴記号K1、第二特徴記号K2、第三特徴記号K3、第四特徴記号K4、及び第五特徴記号K5を含む複数の特徴記号が示されている。取付誤差S1(誤差距離)が予期する取付誤差を超え、しかも取付誤差S1が第一前側連結装置12の嵌着部98と第一スライドレールキット16の取付孔46間に存在する時(この時、第二構成部材50の突出部90は第三特徴記号K3に位置することは、第二構成部材50の第一位置であることを示す)、調整部材28の調整部110がまだ回転されていないなら、第一前側連結装置12の嵌着部材52の嵌着部98は、第一スライドレールキット16の第二レール34の取付孔46に挿入して取り付けられる動作がスムーズにできなくなる。即ち、第一前側連結装置12は、第一スライドレールキット16の第二レール34への連結をスムーズに行なえない。
図11aに示すとおり、調整部材28の調整部110が回転された時、第二構成部材50は、第一スライドレールキット16の第二レール34に対して移動し、嵌着部材52が第二構成部材50に連結されるため、嵌着部材52の嵌着部98は、第二構成部材50に従って移動し、第二レール34の取付孔46の距離に対して調整される。詳細説明をすると、調整部材28の調整部110が回転された時(この時、第二構成部材50の突出部90は第三特徴記号K3から第五特徴記号K5に移動し、第二構成部材50は第一位置から第二位置に移動する)、第二構成部材50は前述(図9参照)に図示した第二構成部材50の第一凸体82aと第二凸体82bそれぞれの第一構成部材48の第一横向き引導孔64aと第二横向き引導孔64b間のガイド関係、第一連結部材86及び横向き孔84間のガイド関係、及び第二構成部材50の側辺88と第一構成部材48の第一横向き引導溝66aと第二横向き引導溝66b間のガイド関係によって、第二構成部材50は安定して第一スライドレールキット16方向に移動する。嵌着部材52の嵌着部98が第二構成部材50に従い移動する時、嵌着部材52の嵌着部98は先ず第一スライドレールキット16の第二レール34の側壁を押圧して接触し、嵌着部材52は第二連結部材104の働きによって予定角度まで軸回転する。それと同時に、嵌着部材52の弾性アーム100は圧せられて弾力を蓄えた状態になる。
図11bに示すとおり、第一前側連結装置12が側面の連結位置まで移動した時、嵌着部材52の嵌着部98は第一スライドレールキット16の第二レール34の取付孔46に対応し、弾性アーム100に蓄えられた弾力を放出し、これにより、嵌着部材52の嵌着部98は、第二レール34の取付孔46内に弾力をもって挿入され、取り付けられる。よって、前述の取付誤差S1の問題を解決し、第一前側連結装置12は確実に第一スライドレールキット16の第二レール34に連結される。
図11a及び図11bから理解されるとおり、第二構成部材50は、調整部材28の調整部110の回転に応じて、第一スライドレールキット16の第二レール34に対応して移動する。これにより、嵌着部材52の嵌着部98は第一スライドレールキット16の第二レール34の取付孔46に対して移動する。
図12a及び図12bに示すとおり、操作者が嵌着部材52の嵌着部98を図11bに示した第一スライドレールキット16の第二レール34の取付孔46から取り外そうとする場合、操作者は、単に嵌着解除部材54を軸回転させるだけで、嵌着解除部材54の嵌着解除部108は回転し、嵌着部材52の溝部102の壁面を押圧して止まる。溝部102の壁面が嵌着部材52を従動させ、嵌着部材52は予定角度まで軸回転し、嵌着部材52の嵌着部98は第二レール34に対して移動し取付孔46を離れる(図12bに示すとおり、嵌着部材52の嵌着部98が動かされて第二構成部材50内に収縮する)。これにより、第一前側連結装置12と第一スライドレールキット16の第二レール34間の連結状態が解除される。
本考案は、前述の実施形態によって開示したとおりであるが、前述の実施形態は本考案に制約を加えるものではない。よって、本考案によって保護される範囲は、実用新案登録請求の範囲を基準とする。
10 引出し、
12 第一前側連結装置、
14 第二前側連結装置、
16 第一スライドレールキット、
18 第二スライドレールキット、
20a、22a 前部、
20b、22b 後部、
24 第一後側連結装置、
26 第二後側連結装置、
28 調整部材、
30、312 結合部材、
32 第一レール、
34 第二レール、
36 壁部、
38 定位孔、
40 第三レール、
42、44 縦方向延長部、
46 取付孔、
48 第一構成部材、
50 第二構成部材、
52 嵌着部材、
54 嵌着解除部材、
56 本体、
58 前壁、
60 側壁、
62 横向きガイド部、
64a 第一横向き引導孔、
64b 第二横向き引導孔、
66a 第一横向き引導溝、
66b 第二横向き引導溝、
68 開孔、
70 取付孔、
72 ねじ穴、
74 本体、
76 第一側壁、
78 第二側壁、
80 横向きガイド部、
82a 第一凸体、
82b 第二凸体、
84 横向き孔、
86 第一連結部材、
88 側辺、
90 突出部、
92 引掛孔、
94 壁孔、
96 本体、
98 嵌着部、
100 弾性アーム、
102 溝部、
104 第二連結部材、
106 第三連結部材、
108 嵌着解除部、
110 調整部、
112 ネジ部、
114 首部、
116、200、300 本体、
118、206、306 可動部材、
120 支持部、
112a 第一立設壁、
112b 第二立設壁、
122、202、302 横向き部、
124 連結孔、
126、140、304、310 固定部、
128、210 凹部、
130 貫通孔、
132、314 頭部、
134、316 ロック棒、
136、318 接触部、
138a、208、308 第一板部、
138b 第二板部、
142、204 凸部、
144 背面板、
146 定位孔、
S1 取付誤差、
K1〜K5 特徴記号、
L1 幅、
L2 幅。

Claims (9)

  1. 第一レールおよび第二レールを含むスライドレールキットと、
    第二レールの後部に配置されており、本体、結合部材、及び可動部材を含む後側連結装置と、を備え、
    前記第一レールは縦方向延伸本体を有し、
    前記第二レールは、前記第一レールに対して縦方向にスライド移動し、縦方向延長部及び後部を有し、
    前記本体は、支持部、及び前記支持部にほぼ垂直に連結されている横向き部を有し、
    前記結合部材は、前記本体の前記支持部に軸着されており、頭部、及び前記頭部に連結されているロック棒を有し、前記ロック棒に接触部が設けられており、
    前記可動部材は、前記本体と前記結合部材との間に可動的に設置されており、第一板部、及び前記第一板部と垂直となる第二板部を有し、
    前記結合部材の頭部が第一位置まで回転した時、前記ロック棒の接触部が前記可動部材の第一板部を押圧し、前記可動部材は前記本体に定位されており、
    前記結合部材の頭部が前記第一位置から第二位置まで動かされると、前記ロック棒の接触部が前記可動部材の第一板部を押圧しない状態となり、前記本体に対する前記可動部材の移動を調整可能であることを特徴とするスライドレールシステム。
  2. 前記本体は、前記支持部が第一立設壁および第二立設壁をさらに有し、前記横向き部の対応する両側が前記第一立設壁および前記第二立設壁にそれぞれ垂直に連結されており、前記第一立設壁および前記第二立設壁に貫通孔が形成されており、
    前記結合部材のロック棒は、前記第一立設壁および前記第二立設壁の貫通孔に挿入されており、
    前記可動部材は、前記第一立設壁と前記第二立設壁との間の間隔を超えない幅を有し、前記第一立設壁と前記第二立設壁との間での移動が調整可能であることを特徴とする請求項1に記載のスライドレールシステム。
  3. 前記本体の横向き部は間隔をあけて配列されている複数の固定部を有し、
    前記可動部材の第一板部は固定部を有し、
    前記可動部材の固定部は、前記本体の横向き部の何れか一つの固定部に対応しており、
    前記結合部材の頭部が第一位置に動かされた時、前記ロック棒の接触部が前記可動部材の第一板部を押圧し、前記可動部材の第一板部の固定部は、前記本体の横向き部の何れか一つの固定部に嵌着されており、
    前記結合部材の頭部が前記第一位置から第二位置まで回転する時、前記ロック棒の接触部が前記可動部材の第一板部を押圧しない状態となり、前記可動部材の第一板部の固定部は、前記本体の横向き部のいずれか一つの固定部に嵌着された状態から釈放されることを特徴とする請求項1に記載のスライドレールシステム。
  4. 前側連結装置をさらに備え、
    前記前側連結装置は、第一構成部材、第二構成部材、嵌着部材、および調整部材を有し、
    前記第二レールは、前記後部に対応する前部、及び当該前部に隣り合う取付孔を有し、
    前記第一構成部材は、少なくとも一つの横向きガイド部を有し、
    前記第二構成部材は、前記第一構成部材の横向きガイド部に位置する少なくとも一つの横向きガイド部を有し、
    前記嵌着部材は、前記第二構成部材に連結されており、嵌着部を有し、前記嵌着部の少なくとも一部分が前記第二レールの取付孔内に位置しており、
    前記調整部材は、調整部及びネジ部を有し、前記ネジ部が前記第一構成部材および前記第二構成部材に連結されており、
    前記第二構成部材は、前記調整部材の調整部の回転に応じて、前記第二レールに対して移動し、
    前記嵌着部材の嵌着部は、前記第二レールの取付孔に対して移動することを特徴とする請求項1に記載のスライドレールシステム。
  5. 前記第二構成部材は、第一側壁をさらに有し、前記第一側壁に引掛孔が形成されており、
    前記第一構成部材は、側壁をさらに有し、前記側壁にねじ穴が形成されており、
    前記調整部材のネジ部は、前記ねじ穴に螺着されており、首部を有し、前記首部が前記第二構成部材の引掛孔に引き掛けて配置可能であり、
    前記第二構成部材は、前記第一側壁に対応する第二側壁をさらに有し、前記第二側壁に壁孔が形成されており、
    前記嵌着部材の嵌着部は、前記壁孔に対応していることを特徴とする請求項4に記載のスライドレールシステム。
  6. 前記嵌着部材は、弾性アームをさらに有し、
    前記調整部材の調整部が回転する時、前記第二構成部材は、前記第二レールに対して移動し、前記嵌着部材の嵌着部が前記第二レールの取付孔に対応していない場合、前記第二レールの側壁を押圧して予定角度まで軸回転し、前記弾性アームが弾力を蓄えた状態となり、前記嵌着部材の嵌着部が前記取付孔に対応する場合、前記弾性アームが弾力を釈放し、前記嵌着部材の嵌着部が前記取付孔内に挿入されており、
    前記嵌着部材は溝部をさらに有し、
    前記前側連結装置は前記第二構成部材に軸着されている嵌着解除部材をさらに有し、
    前記嵌着解除部材には前記溝部に位置する嵌着解除部が設けられており、
    前記嵌着解除部材が回転する時、前記嵌着解除部材の嵌着解除部は前記溝部を用いて前記嵌着部材を従動させ、前記嵌着部材は軸回転し、前記嵌着部材の嵌着部は前記第二レールに対して移動し前記取付孔を離脱することを特徴とする請求項4に記載のスライドレールシステム。
  7. 本体、結合部材、及び可動部材を備え、
    前記本体は、支持部、及び前記支持部に垂直に連結されている横向き部を有し、
    前記結合部材は、前記本体の支持部に軸着されており、頭部、及び前記頭部に連結されているロック棒を有し、前記ロック棒に接触部が設けられており、
    前記可動部材は、前記本体と前記結合部材との間に移動可能に設置されており、第一板部、及び前記第一板部と垂直となる第二板部を有し、
    前記結合部材の頭部が第一位置まで回転するとき、前記ロック棒の接触部は前記可動部材の第一板部を押圧し、前記可動部材は前記本体に定位されており、
    前記結合部材の頭部が前記第一位置から第二位置に動かされるとき、前記ロック棒の接触部は前記可動部材の第一板部を押圧しない状態となり、前記本体に対する前記可動部材の移動が調整可能となることを特徴とする連結装置。
  8. 前記本体は、支持部が第一立設壁および第二立設壁をさらに有し、前記横向き部の対応する両側が前記第一立設壁および前記第二立設壁に垂直に連結されており、前記第一立設壁および前記第二立設壁に貫通孔が形成されており、
    前記結合部材のロック棒は、前記第一立設壁および前記第二立設壁の貫通孔に挿入されており、
    前記可動部材は、前記第一立設壁と前記第二立設壁との間の間隔を超えない幅を有し、前記第一立設壁と前記第二立設壁との間での移動が調整可能であることを特徴とする請求項7に記載の連結装置。
  9. 前記本体の横向き部は間隔をあけて配列されている複数の固定部を有し、
    前記可動部材の第一板部は固定部を有し、
    前記可動部材の固定部は、前記本体の横向き部の何れか一つの固定部に対応しており、
    前記結合部材の頭部が第一位置に動かされた時、前記ロック棒の接触部が前記可動部材の第一板部を押圧し、前記可動部材の第一板部の固定部は、前記本体の横向き部の何れか一つの固定部に嵌着されており、
    前記結合部材の頭部が前記第一位置から第二位置まで回転する時、前記ロック棒の接触部が前記可動部材の第一板部を押圧しない状態となり、前記可動部材の第一板部の固定部は、前記本体の横向き部のいずれか一つの固定部に嵌着された状態から抜き出されることを特徴とする請求項7に記載の連結装置。
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