JP3191462B2 - 高能率符号化装置 - Google Patents

高能率符号化装置

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JP3191462B2 JP32970292A JP32970292A JP3191462B2 JP 3191462 B2 JP3191462 B2 JP 3191462B2 JP 32970292 A JP32970292 A JP 32970292A JP 32970292 A JP32970292 A JP 32970292A JP 3191462 B2 JP3191462 B2 JP 3191462B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、直交変換(主に離散
コサイン変換)された画像データに多く発生する0デー
タをブロックランレングス方式を用いて圧縮する高能率
符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】直交変換、例えば離散コサイン変換(D
CT)された画像データの圧縮において、非常に多く発
生する0データを圧縮するために、ブロックランレング
ス方式が提案されている。
【0003】例えば、離散コサイン変換された画像デー
タではデータが低域に集中することが多く、図3に示す
ように高域成分を中心に多くの0データが発生する。図
3の例は、1フレームの画面が(8ライン×8画素)の
2次元ブロックにブロック化されて離散コサイン変換さ
れた例である。この0データをハフマン符号等のエント
ロピー符号を用いて伝送することは、情報量的に有利で
ないため、通常ランレングス符号を用いてデータの圧縮
が行なわれる。
【0004】ブロックランレングス方式もその一種であ
り、図4に示すように、離散コサイン変換で得られる係
数データが、0データ以外のデータが含まれる領域LA
(太枠で囲んで示している)と、全てのデータが0デー
タである領域LBに分割され、領域LAのデータのみ
が、その範囲を示す範囲設定情報と共に伝送され、領域
LBのデータは一切伝送されない。この場合、範囲設定
情報は、上述したように1ブロックが(8ライン×8画
素)であるため、水平(H)アドレスを示す3ビットの
データおよび垂直(V)アドレスを示す3ビットのデー
タで構成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、圧縮効率を
上げるために、上述したように1フレームの画面を2次
元ブロックにブロック化して離散コサイン変換(フレー
ム内DCT)することが多いが、ブロック内の画像デー
タに動きがある場合には、図5に示すようにエネルギー
は低域に集中せずに高域にも残る。この場合、通常のブ
ロックランレングス方式では、0データ以外のデータが
含まれる領域LA(太枠で囲んで示している)と、全て
のデータが0データである領域LBは図示のようにな
り、領域LBの範囲が狭くなってデータ圧縮効率が上が
らない場合が多い。
【0006】一般に、ブロック内の画像データに動きが
ある場合には、離散コサイン変換を行なった場合、変換
で得られる係数データのうち、0データ以外のデータ
は、図6に斜線を付して示したように集中することが多
い。上述したように、ブロックランレングス方式は、低
域部分にエネルギーが集中するとデータ圧縮効率がよく
なる。
【0007】そこで、この発明では、ブロック内の画像
データに動きがある場合でも、ブロックランレングス方
式によるデータ圧縮効率が良くなる高能率符号化装置を
提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、入力画像デ
ータを1フレームを構成する2フィールドに亘ってブロ
ック化して直交変換する直交変換手段と、各ブロック内
の動きを検出する動き検出手段と、この動き検出手段で
動きが検出されたブロックに対応して直交変換手段より
出力される変換データを、そのエネルギーが見かけ上低
域部分に集中する形に再配列する配列手段とを備え、配
列手段より出力される各ブロックの変換データの所定範
囲のデータを、この所定範囲を示す範囲設定情報および
動き情報と共に伝送するものである。
【0009】
【作用】この発明においては、ブロック内の画像データ
に動きがある場合には、配列手段で変換データが再配列
され、見かけ上低域部分にエネルギーが集中する形とさ
れる。そのため、ブロックランレングス方式によるデー
タ圧縮効率が良くなる。
【0010】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。本例では、直交変換として離散
コサイン変換(DCT)が行なわれる例である。
【0011】図において、ディジタルビデオ信号SVは
ブロック化回路1に供給される。このブロック化回路1
により、ビデオ信号SVが符号化の単位である2次元ブ
ロック毎に連続する信号に変換される。1ブロックは、
1フレームを構成する2フィールドに亘る(8ライン×
8画素)でもって構成される。
【0012】ブロック化回路1より出力される各ブロッ
クのデータは離散コサイン変換回路(DCT回路)に供
給されて、離散コサイン変換(フレーム内DCT)が行
なわれる。このDCT回路2より出力される係数データ
はラインソーティング回路3に供給されると共に、動き
検出回路4に供給される。
【0013】動き検出回路4では各ブロック内の画像デ
ータに動きがあるか否かを検出する。この場合、動きの
検出は係数データの分布に基づいて判断する。すなわ
ち、ブロック内の画像データに動きがあるときは、上述
したようにエネルギーは低域に集中せずに高域にも残る
ことから(図5参照)、係数データの分布に基づいて動
き検出を行なうことが可能である。なお、動きの検出
を、ビデオ信号SVのレベルに基づいて検出してもよ
い。
【0014】ラインソーティング回路3の動作は動き検
出回路4の検出出力でもって制御される。すなわち、ブ
ロック内の画像データに動きがあるブロック(以下、
「動きブロック」という)では、そのブロックを構成す
る8ライン×8画素の係数データに対して、高域成分側
の4ラインの配列が逆となるようにラインの再配列が行
なわれて出力される。例えば、動きブロックの係数デー
タが図5に示すようであるとき、図2に示すように再配
列される。一方、ブロック内の画像データに動きがない
ブロック(以下、「静止ブロック」という)では、上述
したような係数データの再配列は行なわれず、DCT回
路2より出力される係数データがそのまま出力される。
【0015】このラインソーティング回路3では、動き
ブロックの場合には、上述したようにラインの再配列が
行なわれるため、見かけ上低域部分にエネルギーが集中
する形となる。なお、静止ブロックの場合には、もとも
と低域部分にエネルギーが集中する形となっている。
【0016】ラインソーティング回路3より出力される
係数データは量子化回路5に供給されて量子化される。
この量子化回路5より出力される量子化データは可変長
符号化回路6で符号化された後にコードデータDTとし
て出力される。
【0017】また、ラインソーティング回路3より出力
される係数データはデータ量計算回路7に供給される。
このデータ量計算回路7では、ラインソーティング回路
3より出力される係数データをある規則で量子化した場
合のデータ量が前もって計算され、データ量が目標値
(伝送路のデータ伝送容量)以下になるように量子化ス
テップ幅が決定される。量子化ステップ幅によって実質
的に0データとなる部分が変動するため、量子化ステッ
プ幅に関連して、データ量計算回路7では各ブロックの
係数データの伝送範囲も設定される。図2において、太
枠で囲まれた領域は伝送範囲の一例を示している。
【0018】8は量子化制限回路であり、量子化回路5
において、データ量計算回路7で設定された伝送範囲の
係数データを、データ量計算回路7で決定された量子化
ステップ幅でもって量子化するように制御するものであ
る。これにより、可変長符号化回路6より出力されるコ
ードデータDTの伝送レートが所定値となるようにバッ
ファリング制御されることになる。量子化ステップ幅の
変更は、例えば量子化回路5を構成する量子化ステップ
幅を異にする複数の量子化器より選択する量子化器を変
更することで行なわれる。
【0019】動き検出回路4からは、各ブロック毎に動
きブロックであるか静止ブロックであるかを示す1ビッ
トの動き情報Dmが出力される。また、データ量計算回
路7からは、各ブロック毎に係数データの伝送範囲を示
す6ビット(水平および垂直のアドレスが各々3ビッ
ト)の範囲設定情報Daが出力される。これらの情報D
m,Daは付加ビットとして上述したコードデータDT
と共に伝送され、受信側のデコード処理に利用されるこ
とになる。
【0020】このように本例においては、動きブロック
に対してはラインソーティング回路3で係数データのラ
イン再配列をして見かけ上低域部分にエネルギーが集中
した形とするため、ブロックランレングス方式のデータ
圧縮効率を上げることができる。
【0021】なお、上述実施例においては、直交変換と
して離散コサイン変換(DCT)が行なわれる例を示し
たが、この発明はその他の直交変換が行なわれるものに
ついても同様に適用できることは勿論である。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、ブロック内の画像デ
ータに動きがある場合には、配列手段で変換データが再
配列され、見かけ上低域部分にエネルギーが集中する形
とされるため、ブロックランレングス方式によるデータ
圧縮効率を大幅に向上できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】係数データの再配列の説明のための図である。
【図3】離散コサイン変換されて得られる係数データ例
を示す図である。
【図4】ブロックランレングス方式の説明のための図で
ある。
【図5】ブロック内の画像データに動きがある場合にお
ける係数データ例を示す図である。
【図6】ブロック内の画像データに動きがある場合にお
ける0データ以外のデータの集中域の説明のための図で
ある。
【符号の説明】
1 ブロック化回路 2 離散コサイン変換回路 3 ラインソーティング回路 4 動き検出回路 5 量子化回路 6 可変長符号化回路 7 データ量計算回路 8 量子化制限回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像データを1フレームを構成する
    2フィールドに亘ってブロック化して直交変換する直交
    変換手段と、 各ブロック内の動きを検出する動き検出手段と、 この動き検出手段で動きが検出されたブロックに対応し
    て上記直交変換手段より出力される変換データを、その
    エネルギーが見かけ上低域部分に集中する形に再配列す
    る配列手段とを備え、 上記配列手段より出力される各ブロックの変換データの
    所定範囲のデータを、この所定範囲を示す範囲設定情報
    および動き情報と共に伝送することを特徴とする高能率
    符号化装置。
  2. 【請求項2】 上記動き検出手段では、上記入力画像デ
    ータのレベル情報より動きを検出することを特徴とする
    請求項1記載の高能率符号化装置。
  3. 【請求項3】 上記動き検出手段では、上記直交変換手
    段より出力される上記変換データの分布情報より動きを
    検出することを特徴とする請求項1記載の高能率符号化
    装置。
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