JP3191204U - 牛舌整形包装構造体 - Google Patents

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吉田 達也
達也 吉田
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Abstract

【課題】スライスされていない状態で所定期間をストックすることができるとともに、利用する場合にはすぐにスライスして提供することができ、スライスされた際に外観も食感も優れている焼肉片を供給できる牛舌整形包装構造体を提供する。【解決手段】牛舌本体1より、切取り面を除く皮膚層の全部が剥ぎ取られ、牛舌本体内に存在する前後に長く左右に平行な2本の太い血管2より底部側が血管と平行に切除され、切除によって形成された底面1cを含む2本の切取り溝4が牛舌本体の幅方向から圧迫して切取り溝の内面を密着させて直方体状の牛舌整形体とされ、牛舌整形体の全体が薄膜フィルムによって圧迫包装されて、相互に密着した切取り溝の内面が牛舌内成分によって結着される。【選択図】図3

Description

本考案は、牛舌の食肉可能な部分を整形包装した牛舌整形包装構造体に係り、特に焼肉として利用する場合に好適な牛舌整形包装構造体に関する。
一般に、牛舌は食用肉として人気があり、焼肉その他の食材として利用されている。
牛舌を焼肉に用いる場合には、前後に長い牛舌から食用可能部分を取り出し、その後長手方向と直交する方向にスライスして所定厚さの焼肉片を切り出して焼肉に供されている。
また、一般消費者用の焼肉片としては、予め所定厚さの焼肉片として整えて1枚若しくは複数枚を包装して販売することが提案されている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
特開2002−019827号公報 特開2005−065548号公報
前記特許文献1および特許文献2によって提案されている牛舌のスライスされた焼肉片は、主として開封後にすぐに焼肉可能に形成されており、家庭用としては用いられるが、業務用として利用することができない。
業務用として利用できる牛舌としては、スライスされていない状態で所定期間をストックすることができるとともに、利用する場合にはすぐにスライスして提供することができ、しかも牛舌内に存在する2本の太い食用には不向きな血管が除去されているとともに血管が存在しないと同様に整形されていて、スライスされた際に外観も食感も優れている焼肉片を供給できることが望まれる。
本考案は、このような点に鑑みなされたものであり、スライスされていない状態で所定期間をストックすることができるとともに、利用する場合にはすぐにスライスして提供することができ、しかも牛舌内に存在する2本の太い食用には不向きな血管が除去されているとともに血管が存在しないと同様に整形されていて、スライスされた際に外観も食感も優れている焼肉片を供給できる牛舌整形包装構造体を提供することを目的とするものである。
前述した目的を達成するため、本考案の第1の態様の牛舌整形包装構造体の特徴は、舌体と舌根とが前後に連続している牛舌本体であって前記舌根の底部および奥部をもって牛の口腔から切取られた前後方向に長い牛舌本体より、a 前記切取り面を除く皮膚層の全部が剥ぎ取られ、b 前記牛舌本体内に存在する前後に長く左右に平行な2本の太い血管より底部側が当該血管と平行に切除され、c 当該底部側の切除によって形成された底面を含む前記牛舌本体の底面から前記2本の血管が切取られることにより2本の切取り溝が形成されている前記牛舌本体が、幅方向から圧迫して前記切取り溝の内面を密着させて直方体状の牛舌整形体とされ、当該牛舌整形体の全体が薄膜フィルムによって圧迫包装されて、相互に密着した前記切取り溝の内面が牛舌内成分によって結着されている包装構造体とされている点にある。
そして、この第1の態様に係る牛舌整形包装構造体によれば、スライスされていない状態で所定期間をストックすることができるとともに、利用する場合にはすぐにスライスして提供することができ、しかも牛舌内に存在する2本の太い食用には不向きな血管が除去されているとともに血管が存在しないと同様に整形されていて、スライスされた際に外観も食感も優れている焼肉片を供給できるという優れた効果を発揮することができる。
また、第2の態様の牛舌整形包装構造体の特徴は、第1の態様において、更に、前記牛舌整形体の先端部の所定長さの硬い肉質部分が切除されている点にある。
そして、この第2の態様に係る発明によれば、焼肉に適さない硬い肉質部分が切除されているので、焼肉用としての利用勝手が優れたものとなる。
また、第3の態様の牛舌整形包装構造体の特徴は、第1および第2の態様において、更に、牛舌整形包装構造体は冷凍状態若しくは冷蔵状態に保持されている点にある。
そして、この第3の態様に係る発明によれば、牛舌整形包装構造体を所定期間に亘って新鮮度を保持してストックすることができる。
また、第4の態様の牛舌整形包装構造体の特徴は、第3の態様において、更に、前記牛舌整形体は、長手方向に所定厚さに切断された切断片が前記切取り溝の内面が牛舌内成分によって結着されている焼肉片となる形状に整形されている点にある。
そして、この第4の態様に係る発明によれば、スライスされた際に外観も食感も優れている焼肉片を供給できる優れたものとなる。
本考案によれば、スライスされていない状態で所定期間をストックすることができるとともに、利用する場合にはすぐにスライスして提供することができ、しかも牛舌内に存在する2本の太い食用には不向きな血管が除去されているとともに血管が存在しないと同様に整形されていて、スライスされた際に外観も食感も優れている焼肉片を供給できるという優れた効果を発揮することができる。
本考案の牛舌整形包装構造体に用いる牛舌本体を示し、(a)は上面側からの斜視図、(b)は底面側からの斜視図 (a)(b)は、図1に示す牛舌本体の皮膚層を剥ぐとともに底部側を切除した状態を示す図1と同様の斜視図 図2に示す牛舌本体から血管を除去している状態を示す斜視図 牛舌整形体の1例を示す斜視図 図4に示す牛舌整形体を薄膜フィルムによって包装する状態を示す斜視図 図5に示す包装体を更に包装した本考案の牛舌整形包装構造体の1実施形態を示す斜視図 図6に示す牛舌整形包装構造体からスライスして形成した焼肉片の1実施形態を示す斜視図
以下、本考案に係る牛舌整形包装構造体の実施形態について、図1〜7を参照して説明する。
図1(a)(b)は単体状の牛舌本体1を示している。この牛舌本体1は、前側の舌体1aと奥側の舌根1bとが前後に連続していて、舌根1bの底部1baおよび奥部1bbをもって牛の口腔(図示せず)から切取られたものであり、前後方向に長い(例えば、40cm程度)ものである。
本実施形態の牛舌整形包装構造体8は、この牛舌本体1を処理することによって形成される。
以下にその処理を順に説明する。
まず、牛舌本体1からより、舌根1bの底部1baおよび奥部1bbにおける切取り面を除く皮膚層1sの全部の剥ぎ取りが行われる。この剥ぎ取りは、肉切り用ナイフによって皮膚層1sを例えば厚さ2mm程度で奥から前側に向けて適宜の幅で順に切り取って行く。具体的には、牛舌本体1の舌体1aおよび舌根1bの上面、左右の側面、底面および舌尖部における全部の表皮が切り取られる。
次に、牛舌本体1内に存在する前後に長く左右に平行な2本の太い血管2、2より底部側3が当該血管2、2と平行な切断面C(図1参照)に沿って切除される。図2(a)(b)は底部側3が切除された状態を示している。
次に、図3に示すように、底部側3の切除によって形成された底面を含む牛舌本体1の底面1cから、肉切り用ナイフによって2本の血管2、2の両側に切り込みを入れながら2本の血管2、2を切取る。2本の血管2、2が切り取られて後には2本の切取り溝4、4が形成される。図3は1本の血管2が切り取られた状態を示している。
次に、図4に示すように、牛舌本体1を幅方向の両側から圧迫して2本の切取り溝4、4の内面の肉壁面を密着させて溝のない前後に長い直方体状の牛舌整形体5を形成する。
この牛舌整形体5に対しては、必要に応じて、先端部の所定長さの硬い肉質部分5aを切除するとよい。この硬い肉質部分5aの切除は、皮膚層1sの切り取り時に同時に行ってもよい。
次に、牛舌整形体5の幅方向の圧迫状態を保持するために、図5に示すように、牛舌整形体5を1枚の樹脂製の薄膜フィルム6に載せて、その後薄膜フィルム6を同図の鎖線で示す折り畳線に沿って前後および左右から矢印に示すように折り畳んで牛舌整形体5を包装する。
次に、図6に示すように、薄膜フィルム6に包装された牛舌整形体5を更に1枚の薄膜フィルム7に載せて、その後薄膜フィルム6に包装された牛舌整形体5を細矢印に示すようにロールさせて海苔巻き状に薄膜フィルム7を強く巻き付けて、最後に太矢印に示すように牛舌整形体5の全体を薄膜フィルム7によって圧迫包装して牛舌整形包装構造体8を形成する。
このようにして形成された本実施形態の牛舌整形包装構造体8を、冷凍状態若しくは冷蔵状態に保持して整形状態を整えるとよい。これにより牛舌整形包装構造体8を所定期間に亘って新鮮度を保持してストックすることができる。
そして、このようにして形成された本実施形態の牛舌整形包装構造体8においては、相互に圧迫状態で密着した切取り溝4、4の内面が、所定時間(30分程度)経過すると牛舌内成分(タンパク質等)によって相互に結着した包装構造体となる。
また、牛舌整形包装構造体8を焼肉に利用する場合には、薄膜フィルム7、6によって包装した状態またはこれらの薄膜フィルム7、6を取り除いた状態でスライス可能な柔らかさまで牛舌整形体5の肉質を戻し、続いて長手方向に所定厚さ(例えば、4〜5mm程度)にスライス(切断)して図7に示すような焼肉片9を得るとよい。このスライスされた焼肉片9は、切取り溝4の内面が牛舌内成分によって結着されているので、当該溝4のない形状に整形されたものとなっており、外観的にも食感的にも優れたものとなる。
そして、業務用として図6に示す本実施形態の牛舌整形包装構造体8を予め多数用意することにより、焼肉片9の注文に応じて必要数の焼肉片9をスライスして提供することができる。このようにして提供される焼肉片9は、切取り溝4の内面が牛舌内成分によって結着されているので、当該溝4のない形状に整形されたものとなっており、外観的にも食感的にも優れたものとなり、極めて商品価値の高いものとなる。
なお、本考案は前記実施形態に限定されず、必要に応じて変更することができるものである。
1 牛舌本体
1a 舌体
1b 舌根
1ba 舌根の底部
1bb 舌根の奥部
1c 底面
1s 皮膚層
2 血管
3 底部側
4 切取り溝
5 牛舌整形体
6、7 薄膜フィルム
8 牛舌整形包装構造体
9 焼肉片

Claims (4)

  1. 舌体と舌根とが前後に連続している牛舌本体であって前記舌根の底部および奥部をもって牛の口腔から切取られた前後方向に長い牛舌本体より、
    a 前記切取り面を除く皮膚層の全部が剥ぎ取られ、
    b 前記牛舌本体内に存在する前後に長く左右に平行な2本の太い血管より底部側が当該血管と平行に切除され、
    c 当該底部側の切除によって形成された底面を含む前記牛舌本体の底面から前記2本の血管が切取られることにより2本の切取り溝が形成されている
    前記牛舌本体が、幅方向から圧迫して前記切取り溝の内面を密着させて直方体状の牛舌整形体とされ、
    当該牛舌整形体の全体が薄膜フィルムによって圧迫包装されて、相互に密着した前記切取り溝の内面が牛舌内成分によって結着されている包装構造体とされている
    ことを特徴とする牛舌整形包装構造体。
  2. 前記牛舌整形体の先端部の所定長さの硬い肉質部分が切除されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の牛舌整形包装構造体。
  3. 請求項1または請求項2に記載の牛舌整形包装構造体は冷凍状態若しくは冷蔵状態に保持されている
    ことを特徴とする牛舌整形包装構造体。
  4. 前記牛舌整形体は、長手方向に所定厚さに切断された切断片が前記切取り溝の内面が牛舌内成分によって結着されている焼肉片となる形状に整形されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の牛舌整形包装構造体。
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