JP3190984U - いびき防止装置 - Google Patents

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【課題】使用者を睡眠時にいびき及び無呼吸・低呼吸を発生しにくい寝姿に誘導することができ、かつ睡眠中の不快感を低減することができるいびき防止装置を提供する。【解決手段】いびき防止装置は、仰向け姿勢となった際に基準面が所定方向を向くように使用者に装着されるものであって、基準面が所定方向を向いたことを検出する姿勢検出手段10と、電気的に付勢された際に振動を発生する振動発生手段20と、姿勢検出手段の検出結果に基づいて、振動発生手段を制御する制御手段30と、姿勢検出手段、振動発生手段及び制御手段を収容する収容部41,42と、振動発生手段の振動を使用者に伝えるように収容部を使用者に装着するための取り付け手段40とを備え、制御手段は、姿勢検出手段により基準面が所定方向を向いたことを検出した場合に、振動発生手段を電気的に付勢して振動を発生させる。【選択図】図1

Description

本考案は、使用者をいびきの発しにくい寝姿に誘導し、いびき発生及び睡眠時無呼吸症候群を防止するためのいびき防止装置に関する。
いびきの主な原因は、就寝者が仰向けに寝る際に、舌や口蓋垂が重さで垂れ下がり、気道を狭くして呼吸を防げることによるものである。また、いびきは無呼吸症候群の要因であり、そして無呼吸症候群はさまざまな呼吸器疾患や循環器疾患を悪化させるという危険性がある。いびきを防止する方法としては、仰向けではなく横向きに寝ることが有効であると言われている。
図7は、横向き睡眠といびき・無呼吸の関係を示している。同図に示すように、寝る姿勢が上向きの場合、気管音が大きく、血中酸素濃度が低下する(図7の中段に示した数字は、血中酸素濃度低下の複数のピークを示している)。一方、寝る姿勢が横向きの場合、気管音が比較的に小さく、血中酸素濃度の低下も少ない。即ち、いびきを防止するためには、横向きに寝ることが有効である。
そのため、いびき防止にあたり横向き寝を強制的に維持するいびき防止装置が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載のいびき防止装置は、平面視四角形状で板状に形成され、両長辺内側に長穴を穿設した基体部と、この基体部の一面側中央部に山形状に突設され寝具側に配置する寝具側突起とを合成樹脂材により一体形成した本体と、この本体の他面側の四隅部から突設され、就寝者(使用者)の背中4箇所に当接させる合成樹脂材からなる4個の突出端を丸めた背中当接突起と、本体の両長辺内側の各長穴に各々一端を取り付け、他端に各々面ファスナを取り付けた一対の布ベルトを用いた取り付け具とを有する。
実用新案登録第3157019号公報
しかしながら、特許文献1に記載のいびき防止装置は、合成樹脂材により一体形成した基体部と基体部の中央部に山形状に突設された寝具側突起とを有する本体を用いて使用者の横向き寝を強制的に維持するため、使用者が仰向けで寝ることができず、長時間に横向き寝の姿勢とされることで、就寝中に疲労及び不快感が発生するという問題点があった。
また、特許文献1に記載のいびき防止装置は、使用者の横向き寝を強制的に維持するために、本体をある程度の大きさ(例えば、短辺150mm、長辺200mm)で形成する必要があるため、コンパクトに構成することが困難であるという問題点があった。
従って、本考案は従来技術の上述した問題点を解消するものであり、本考案の目的は、使用者を睡眠時にいびき及び無呼吸・低呼吸を発生しにくい寝姿に誘導することができ、かつ睡眠中の不快感を低減することができるいびき防止装置を提供することにある。
本考案の他の目的は、小型で収容及び携帯に便利ないびき防止装置を提供することにある。
本考案によれば、使用者が仰向け姿勢となった際に基準面が(重力方向に対して)所定方向を向くようにこの使用者に装着されるいびき防止装置であって、基準面が所定方向を向いたことを検出する姿勢検出手段と、電気的に付勢された際に振動を発生する振動発生手段と、姿勢検出手段の検出結果に基づいて、振動発生手段を制御する制御手段と、姿勢検出手段、振動発生手段及び制御手段を収容する収容部と、振動発生手段の振動を使用者に伝えるように収容部を使用者に装着するための取り付け手段とを備え、制御手段は、姿勢検出手段により基準面が所定方向を向いたことを検出した場合に、振動発生手段を電気的に付勢して振動を発生させるように構成されている。
このように、制御手段は、姿勢検出手段により基準面が所定方向を向いたことを検出した場合に、振動発生手段を付勢して振動を発生させるように構成されているため、使用者を睡眠時にいびき及び無呼吸・低呼吸を発生しにくい仰向け以外の寝姿に誘導することができる。
制御手段は、振動発生手段からの振動が、姿勢検出手段により基準面が所定方向を向いたことを検出した後の所定時間内に弱から強へ複数段階に変化するようにこの振動発生手段を付勢するように構成されていることが好ましい。使用者を必要最小限の強さで刺激することにより、不快感を低減することができる。
制御手段は、姿勢検出手段により基準面が所定方向を向いたことを検出した後に所定時間を経過してから振動発生手段を付勢して振動を発生させるように構成されていることも好ましい。これにより、使用者が上を向いても所定時間内に振動発生手段は振動しないので、単なる寝返りでは動作せず、使用者の通常睡眠が妨げられない。
制御手段は、姿勢検出手段により基準面が所定方向を向いたことを検出している際に電源をオフからオンとすることによりリセットされた場合は振動発生手段を付勢せず、姿勢検出手段により基準面が所定方向以外の方向を向いたことを検出した際に振動発生手段の付勢するように構成されていることも好ましい。これにより、使用者が上向きで寝付きたい時、又は夜中にしばらく上向きで寝ていたい時には、仰向け姿勢で電源をオフからオンにすることで、一度寝返りを打って横向きになるまで、振動発生手段を付勢しなくなるので、不快感を低減することができる。
制御手段は、振動発生手段を所定時間付勢した後、この付勢を停止するように構成されていることも好ましい。これにより、節電することができ、長期間に利用することができる。
本考案によれば、使用者を睡眠時にいびき及び無呼吸・低呼吸を発生しにくい仰向け以外の寝姿に誘導することができ、睡眠時無呼吸症候群を治すことができる。しかも、睡眠中の不快感を低減することができる。また、小型で収容及び携帯に便利ないびき防止装置を提供することができる。
本考案の一実施形態におけるいびき防止装置の構成を概略的に示す斜視図である。 図1に示したいびき防止装置の電気的構成を概略的に示すブロック図である。 図1に示したいびき防止装置の動作を示す図である。 図1に示したいびき防止装置の使用状態(就寝者横向き状態)を示す図である。 図1に示したいびき防止装置の使用状態(就寝者仰向け状態)を示す図である。 図1に示したいびき防止装置の使用中と使用前における睡眠中の動脈血酸素飽和度を比較する図である。 横向き睡眠といびき・無呼吸の関係を示す図である。
以下、本考案に係るいびき防止装置の実施形態を、図を参照して説明する。
図1は本考案の一実施形態におけるいびき防止装置100の外観を示しており、図2はいびき防止装置100の電気的構成を概略的に示しており、図3はいびき防止装置100の動作を示している。本実施形態のいびき防止装置100は、使用者が仰向け姿勢となった際にその基準面が重力方向に対して所定方向を向くようにこの使用者の腰部に巻き付け装着される。
図1及び図2に示すように、いびき防止装置100は、基準面が重力方向に対して所定方向を向いたことを検出する姿勢検出手段10と、振動を発生する振動発生手段20と、姿勢検出手段10により基準面が重力方向に対して所定方向を向いたことが検出された場合、一定時間持続する振動を発生するように振動発生手段20を制御する制御手段30と、姿勢検出手段10、振動発生手段20及び制御手段30を収容する収容部41及び42と、振動発生手段20の振動を身体の一部に伝えるように使用者の体に取り付けるための取り付け手段40とを備えている。本実施形態において、基準面とは、いびき防止装置100の例えば裏面43又は基板(図示しないが、裏面43と平行に設けられている)に平行な面を指しており、この基準面が重力方向に対して所定方向を向くとは、基準面が重力方向に対してほぼ垂直方向となることを意味している。
上述したように、姿勢検出手段10は、基準面(裏面43又は基板)が所定方向(重力方向に対してほぼ垂直方向)を向いたことを検出するセンサである。いびき防止装置100が後述するように使用者に正しく装着されていれば、この姿勢検出手段10は使用者の仰向け姿勢を検出することができる。この姿勢検出手段10は、本実施形態では、2つの水銀スイッチを直列に接続して構成し、使用者が仰向け姿勢になり基準面が重力方向に対してほぼ垂直方向を向くと、両水銀スイッチが共にオンとなり、使用者が横向きになり基準面が重力方向に対する垂直方向以外の方向を向くと、少なくとも一方の水銀スイッチがオフとなるように構成されている。この姿勢検出手段10は、剛性を有する筐体である収容部41内に収容されており、制御手段30に電気的接続されている。
振動発生手段20は、電気的に付勢することにより振動を発生するものであり、例えば、回転軸に偏心回転体が固着された小型の振動モータMを用いることができる。この振動発生手段20は、制御手段30に電気的接続されている。姿勢検出手段10により基準面が重力方向に対してほぼ垂直方向を向いたことが検出された場合、制御手段30の制御により一定時間持続する振動を発生することができる。また、この例において、振動発生手段20は、取り付け手段40に設けられた収容部42に収容されており、動作する際には、振動を収容部42を介して使用者の身体の一部に伝えるように装着されている。
制御手段30は、姿勢検出手段10の検出結果に基づいて、振動発生手段20を制御するものである。図2に示すように、制御手段30は、パルス信号発生部31と、信号処理部32と、制御信号出力部33と、制御信号を増幅する信号増幅部34と、電源としての電池35と、電源スイッチ36とを備えている。この制御手段30は、姿勢検出手段10により基準面が重力方向に対してほぼ垂直方向を向いたことが検出された場合、振動発生手段20の振動を発生し、その振動を所定時間内に弱から強へ複数段階に変化するように制御することができる。また、制御手段30は、姿勢検出手段10により基準面が重力方向に対してほぼ垂直方向を向いたことを検出した後、所定時間(例えば、30秒)を経過してから振動発生手段20を動作させるように制御することができる。また、制御手段30は、基準面が重力方向に対してほぼ垂直方向を向いた状態で電源をオフからオンとすることによって、装置がリセットされた場合、振動発生手段20の制御を開始せず、基準面が重力方向に対する垂直方向以外の方向を向くと振動発生手段20の制御を開始するように構成されている。さらに、制御手段30は、振動発生手段20を所定時間動作させた後、停止させるように構成されている。
パルス信号発生部31は、発振回路と分周器とを備えている。このパルス信号発生部31は、例えば、水晶振動子を用いた発振回路から発生した高い周波数の電気信号を、低い周波数の信号に変換するように構成されている。
信号処理部32は、クロックパルスの幅を変化させるためのものである。この信号処理部32は、例えば、フリップ・フロップ回路を用いて、クロック信号の立ち上がり(信号がL→Hに変化する時点)や立ち下り(信号がH→Lに変化する時点)のタイミングで入力信号の状態を保持し、その出力を変化させるように構成されている。
制御信号出力部33は、複数の異なる電圧の出力信号を所定時間で順次出力する出力回路である。この制御信号出力部33は、例えば、10進カウンタ/デコーダICとダイオードとを組み合わせた回路を用いることで構成可能である。ここで、例えば、制御信号出力部33において、7つの異なる電圧の出力信号をそれぞれ10秒の維持時間で順次に出力するように構成されている(図3参照)。
信号増幅部34は、制御信号出力部33から出力された出力信号を増幅し、振動発生手段20としての振動モータMに印加する回路である。
また、電源としての電池35は、例えば角形9Vの乾電池を用いている。電源スイッチ36は、例えば、オン、オフ、及びテスト用の3つの接点を有するスライド式スイッチを用いている。テスト用接点は、電池35の電力の有無を確認するためのものである。例えば、電源スイッチ36をテスト用接点側に切り替えると、振動発生手段20が動作することで、電池35の電力の有無を確認することができる。
取り付け手段40は、使用者の腰部に巻き付けできる1本の柔軟性を有するベルト40aと、ベルト40aの一端部に設けられた収容部41及び収容部42とを備えている。ベルト40aは、外側面に面ファスナのメス側40bが設けられている。収容部41は、姿勢検出手段10及び制御手段30を収容するためのものであり、例えば、樹脂製の剛性の筐体からなる。収容部41の表面には、電源スイッチ36の操作レバーを露出するための開口が設けられ、裏面43には所定大きさの面ファスナのオス側(図示せず)が設けられている。また、収容部41の裏側には、電池交換用の開閉可能な開口部41aが設けられている。収容部42は、ベルト40aの端部近傍にこのベルト40aの2重構造のポケットとして形成されており、振動発生手段20が封入されている。このように振動発生手段20が収容されている収容部42がベルト40aに設けられていることにより、振動を使用者身体の一部(例えば、腹部)に容易に伝えることができる。
次に、本実施形態におけるいびき防止装置100の操作及び制御動作を、図3〜図5を参照して説明する。図3は制御手段30による振動発生手段20の動作制御の一例を示しており、図4は使用者が横向き就寝状態を示しており、図5は使用者が仰向き就寝状態を示している。
いびき防止装置100を使用する際に、まず、取り付け手段40のベルト40aでいびき防止装置100を使用者の腰部に正しい装着状態で巻き付ける。以下、説明を簡単にするため、いびき防止装置100がその基準面が使用者の前面と平行となるように、即ちその裏面43が使用者の腹部中央に密着するように正しく装着されたとする。この場合、使用者が仰向け姿勢となると、いびき防止装置100の基準面は重力方向に対して垂直方向となる。
次に、使用者が横向き就寝状態(図4参照)で電源スイッチ36をオンにする。この横向き状態では、いびき防止装置100の基準面が重力方向に対して垂直以外の方向を向くため、姿勢検出手段10がオフとなり、振動発生手段20が動作停止状態になる。次に、図3に示すように、使用者が寝返りにより横向き状態から仰向け状態(図5参照)になると、姿勢検出手段10がオンとなり、制御手段30は計時を開始し、所定時間(例えば、30秒)を経過すると、振動発生手段20を動作させ、振動を開始する。振動発生手段20の振動は、弱から強まで7段階に分けてそれぞれ維持時間が10秒となる。振動発生手段20を、弱から強まで7段階の振動が終わったら、所定時間(例えば、30秒)停止させる。所定時間(例えば、30秒)を経過すると、振動発生手段20を動作させ、振動を再開する。このように、「振動−停止」を、例えば5分間に繰り返し行った後、制御手段30の制御動作が停止する。即ち、制御手段30が5分間制御指示を出し続けると、自動的に動作を停止する。一方、振動発生手段20の振動中に、使用者が寝返りにより仰向け状態から横向き状態になると、姿勢検出手段10がオフとなり、振動が停止する。
なお、使用者が最初から上向き姿勢で寝付きたい場合、又は夜中にしばらく上向きで寝ていたい場合には、上向きの状態で電源スイッチ36をオフからオンとすると、一度寝返りを打って横向きになるまで制御手段30の制御動作が開始しない。使用者が寝返りにより仰向け状態から横向き状態になると、制御手段30の制御動作を開始できる状態になる。即ち、使用者が横向き就寝状態で電源スイッチ36をオンにする場合と同じ状態となる。
図6はある患者のいびき防止装置100の使用中と使用前における睡眠中の動脈血酸素飽和度を示している。同図における動脈血酸素飽和度の減少は、呼吸が制約され血液中の酸素が不足した状態を示す(この資料は獨協医科大学片山宗一教授より提供されたものである)。図6に示すように、いびきの患者で睡眠中に呼吸が20〜30秒以上止まると、動脈の血液中の酸素が減ってきて大変危険である(使用前の曲線)。本実施形態のいびき防止装置100を使用することにより、無呼吸が少なくなり(使用中の曲線)、酸素飽和度の低下が軽度となる。
以上説明したように、本実施形態において、いびき防止装置100は、使用者に正しく装着された場合に、その仰向け姿勢を検出する姿勢検出手段10と、振動を発生する振動発生手段20と、振動発生手段20を制御する制御手段30と、姿勢検出手段10、振動発生手段20及び制御手段30を収容する収容部41及び42を有し、振動発生手段20の振動を身体の一部に伝えるように使用者の体に取り付けるための取り付け手段40とを備え、制御手段30は、姿勢検出手段10により使用者が仰向け姿勢になったことが検出された場合、振動発生手段20の振動を所定時間内に弱から強へ複数段階に変化するように制御する。これにより、使用者が睡眠時にいびき及び無呼吸・低呼吸を発生しにくい寝姿に誘導することができ、睡眠時無呼吸症候群を治すことができる。しかも、睡眠中の不快感を低減することができる。また、小型で収容、携帯に便利ないびき防止装置を提供することができる。
また、制御手段30は、姿勢検出手段10により使用者の仰向け姿勢になったことを検出した後、所定時間を経過してから振動発生手段20を動作させるように制御することで、使用者が上を向いても所定時間内に振動発生手段20は振動しないので、単なる寝返りでは動作せず、使用者の通常睡眠が妨げられない。
また、制御手段30は、使用者が仰向け姿勢で電源スイッチ36をオフからオンとすることによりリセットした場合、振動発生手段20の制御を開始せず、使用者が横向き姿勢になると振動発生手段20の制御を開始するように構成されていることで、使用者が上向きで寝付きたい時、又は夜中にしばらく上向きで寝ていたい時には、仰向け姿勢で電源スイッチ36をオフからオンとすることで、一度寝返りを打って横向きになるまで、振動発生手段20の制御を開始しないことができ、睡眠中の不快感を低減することができる。
さらに、制御手段30は、振動発生手段20を所定時間動作させた後、停止させるように構成されていることで、節電することができ、長期間に利用することができる。
なお、上述した実施形態においては、制御手段30は、振動発生手段20の振動を弱から強へ7段階に変化するように制御する例を説明したが、本考案はこれに限定されるものではない。
また、上述した実施形態においては、振動発生手段20として回転軸に偏心回転体が設けられた小型の振動モータMを用いた例を説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、他の振動手段を用いてもよい。
また、上述した実施形態においては、姿勢検出手段10及び制御手段30は収容部41に収容され、振動発生手段20は収容部42に収容されている例を説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、姿勢検出手段10、振動発生手段20及び制御手段30を1つの収容部に収容するようにしてもよい。
以上述べた実施形態は全て本考案を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本考案は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って本考案の範囲は実用新案登録請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
本考案は、使用者を睡眠時にいびき及び無呼吸・低呼吸を発生しにくい寝姿に誘導し、いびき及び睡眠時無呼吸症候群による無呼吸動作を解消する目的に利用できる。
10 姿勢検出手段
20 振動発生手段
30 制御手段
31 パルス信号発生部
32 信号処理部
33 制御信号出力部
34 信号増幅部
35 電池
36 電源スイッチ
40 取り付け手段
40a ベルト
40b 面ファスナのメス側
41、42 収容部
41a 開口部
43 裏面
100 いびき防止装置
M 振動モータ

Claims (5)

  1. 使用者が仰向け姿勢となった際に基準面が所定方向を向くように該使用者に装着されるイビキ防止装置であって、
    前記基準面が前記所定方向を向いたことを検出する姿勢検出手段と、
    電気的に付勢された際に振動を発生する振動発生手段と、
    前記姿勢検出手段の検出結果に基づいて、前記振動発生手段を制御する制御手段と、
    前記姿勢検出手段、前記振動発生手段及び前記制御手段を収容する収容部と、
    前記振動発生手段の振動を前記使用者に伝えるように前記収容部を該使用者に装着するための取り付け手段とを備え、
    前記制御手段は、前記姿勢検出手段により前記基準面が前記所定方向を向いたことを検出した場合に、前記振動発生手段を電気的に付勢して振動を発生させるように構成されていることを特徴とするいびき防止装置。
  2. 前記制御手段は、前記振動発生手段からの振動が、前記姿勢検出手段により前記基準面が前記所定方向を向いたことを検出した後の所定時間内に弱から強へ複数段階に変化するように該振動発生手段を付勢するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のいびき防止装置。
  3. 前記制御手段は、前記姿勢検出手段により前記基準面が前記所定方向を向いたことを検出した後に所定時間を経過してから前記振動発生手段を付勢して振動を発生させるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のいびき防止装置。
  4. 前記制御手段は、前記姿勢検出手段により前記基準面が前記所定方向を向いたことを検出している際に電源をオフからオンとすることによりリセットされた場合は前記振動発生手段を付勢せず、前記姿勢検出手段により前記基準面が前記所定方向以外の方向を向いたことを検出した際に前記振動発生手段を付勢するように構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のいびき防止装置。
  5. 前記制御手段は、前記振動発生手段を所定時間付勢した後、該付勢を停止するように構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のいびき防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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