JP3190603U - ピン抜き工具 - Google Patents

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【課題】ピン抜き取り時の作業性が良好で、小寸法及び大寸法のピン抜き取りをはじめとする各種態様のピンに容易に対応できるピン抜き工具を提供する。【解決手段】建設機械に取り付けるツース盤等に挿通されているピンを抜き取る場合に用いて好適なピン抜き工具21であり、一端側に小寸法のピンに当接させる矩形端面3aを有するピン当接部3を形成し、他端側の端面5aに膨出球面状を呈する叩打部5を形成して、ピン当接部3、叩打部5間を滑り止め付き弾性グリップ材4を外周に装着したグリップ部を兼ねる本体部2により連結した第1ピン抜き部1と、一端側に大寸法のピンに当接させる矩形棒状で大寸法の矩形端面12aを有するピン当接部12を形成し、他端側の端面13aに膨出球面状を呈する叩打部13を形成した第2ピン抜き部11と、を第1ピン抜き部1、第2ピン抜き部11の各中心線の交差角θが鈍角となる態様で交差連結したものである。【選択図】図1

Description

本考案は、ピン抜き工具に関し、詳しくは、例えば、バックホウ等のバケットを有する建設機械等に取り付けるツース盤等に挿通されているピンを抜き取る場合に用いて好適で操作性の良好なピン抜き工具に関するものである。
例えば、地面の掘削等を行うバックホウ等の建設機械においては、バケットに対してピンを用いてツース盤を取り付け、必要に応じてツース盤に挿通したピンを抜き取りツース盤の交換を行っている。
このようなバケット、ツース盤間に介在させるピンの抜き取り作業時に使用するピン抜き工具として、従来、例えば図10に示すようなピン抜き工具60が知られている。
同図に示すピン抜き工具60は、全長が長い小寸法のピン抜き取り用の第1ピン抜き部61と、全長が短い大寸法のピン抜き取り用の第2ピン抜き部62とを十字状に交差連結するとともに、その連結部分に、前記第1ピン抜き部61よりも更に長い把持用の取手63を前記第1ピン抜き部61、第2ピン抜き部62双方に直交する配置に溶接等で連結し、全体として三又式に構成したものである。
この従来のピン抜き工具60の場合、小寸法のピン抜き取り及び大寸法のピン抜き取りの2態様で使用できるものの、前記第1ピン抜き部61よりも更に長い取手63を具備する三又構造であることから、全体として嵩ばり、保管、運搬時等に煩雑さを伴うものであった。
かかる従来技術の問題点に鑑み、本願出願人は先に特許文献1に示すようなピン抜き工具を提案し、登録を受けている。
特許文献1のピン抜き工具は、一端側に小寸法のピンに当接させる小寸法の矩形端面を有するピン当接部を形成し、他端側の端面に膨出球面状を呈する叩打部を形成して本体部分が取手を兼ねる第1ピン抜き部と、一端側に大寸法のピンに当接させる矩形棒状で大寸法の矩形端面を有するピン当接部を形成し、他端側の端面に膨出球面状を呈する叩打部を形成した第2ピン抜き部とを十字状に交差連結した構成からなるものである。
登録実用新案第3139903号公報
本考案は、本願出願人が先に提案し、登録を得ているピン抜き工具の改良に関するものであり、簡略な構成でありながら、嵩ばることがなく、ピン抜き取り時の作業性が良好であり、しかも、小寸法のピン抜き取り及び大寸法のピン抜き取りをはじめとする各種態様のピンの抜き取りに容易に対応でき、更に、大寸法のピン抜き取り時における作業者の作業性、安全性をより向上し得るピン抜き工具を提供するものである。
本考案は、バックホウ等のバケットを有する建設機械に取り付けるツース盤等に挿通されているピンを抜き取る場合に用いて好適なピン抜き工具であり、一端側に抜き取り対象である小寸法のピンに当接させるピン当接部を形成し、他端側端面に叩打部を形成して、前記ピン当接部、叩打部間をグリップ部を兼ねる本体部により連結した第1ピン抜き部と、一端側に抜き取り対象である大寸法のピンに当接させるピン当接部を形成し、他端側端面に叩打部を形成した第2ピン抜き部と、を前記第1ピン抜き部、第2ピン抜き部の各中心線の交差角が鈍角となる態様で交差連結したことを特徴とし、簡略構成で、嵩ばることがなく、ピン抜き取り時の作業性が良好で、しかも、小寸法のピン抜き取り及び大寸法のピン抜き取りをはじめとする各種態様のピンの抜き取りに容易に対応でき、前記第2ピン抜き部のピン当接部を抜き取り対象である大寸法のピンに当接したとき、第1ピン抜き部のグリップ部を兼ねる本体部及びピン当接部が、第2ピン抜き部に対して斜め上方に向く配置となり前記ツース盤等との間に十分な間隙を生成するように構成したことを最も主要な特徴とする。
請求項1記載の考案によれば、簡略構成で、嵩ばることがなく、ピン抜き取り時の作業性が良好で、しかも、小寸法のピン抜き取り及び大寸法のピン抜き取りをはじめとする各種態様のピンの抜き取りに容易に対応でき、前記第2ピン抜き部のピン当接部を抜き取り対象である大寸法のピンに当接したとき、第1ピン抜き部のグリップ部を兼ねる本体部及びピン当接部が、第2ピン抜き部に対して斜め上方に向く配置となり前記ツース盤等との間に十分な間隙を生成するように構成したことにより、作業者の左手(左利きの場合は逆になる)が本体部と大寸法のツース盤の上面との間に挟まれるという事態がなくなり、前記左手が怪我するという不都合な事態を回避でき、作業安全性の向上を図ることができるピン抜き工具を実現し提供できる。
請求項2記載の考案によれば、請求項1記載の考案と同様な効果を奏することに加えて、滑り止め付き弾性グリップ材を外周に装着したグリップ部を兼ねる本体部を備えているので、左手(左利きの場合は逆になる)を第1ピン抜き部の本体部から滑らせることなく安全、かつ、作業性よくピン抜き作業を実行できるピン抜き工具を実現し提供することができる。
請求項3記載の考案によれば、請求項1記載の考案と同様な効果を奏することに加えて、前記第1ピン抜き部、第2ピン抜き部の両叩打部が交差部分から等寸法に各々突出する態様で交差連結した構成としているので、第1ピン抜き部、第2ピン抜き部を使い分ける際において、同等の叩打感覚を持って各叩打部を叩打することができ、この点からもピン抜き取り時の作業性の向上を図ることができるピン抜き工具を実現し提供できる。
請求項4記載の考案によれば、請求項1乃至3のいずれかに記載の考案の効果を奏するとともに、第1ピン抜き部の本体部の長さは、この第1ピン抜き部の全長の略1/3程度に構成したことにより、本体部を作業者が片手で把持するとき十分な把持領域を確保でき、この点からもピン抜き作業の作業性の向上を図ることができるピン抜き工具を実現し提供できる。
本考案の実施例に係るピン抜き工具の正面図である。 本実施例に係るピン抜き工具の平面図である。 本実施例に係るピン抜き工具の底面図である。 本実施例に係るピン抜き工具の背面図である。 本実施例に係るピン抜き工具の左側面図である。 本実施例に係るピン抜き工具の右側面図である。 本実施例に係るピン抜き工具により小寸法のピンを抜き取る使用態様を示す概略斜視図である。 本実施例に係るピン抜き工具により大寸法のピンを抜き取る使用態様を示す概略斜視図である。 本実施例に係るピン抜き工具により大寸法のピンを抜き取る場合の拡大説明である。 従来のピン抜き工具の一例を示す斜視図である。
本考案は、簡略な構成でありながら、嵩ばることがなく、ピン抜き取り時の作業性が良好であり、しかも、小寸法のピン抜き取り及び大寸法のピン抜き取りをはじめとする各種態様のピンの抜き取りに容易に対応でき、更に、大寸法のピン抜き取り時における作業者の操作性、安全性をより向上し得るピン抜き工具を提供するという目的を、バックホウ等のバケットを有する建設機械に取り付けるツース盤等に挿通されているピンを抜き取る場合に用いて好適なピン抜き工具であり、一端側に抜き取り対象である小寸法のピンに当接させる小寸法の矩形端面を有するピン当接部を形成し、他端側端面に膨出球面状を呈する叩打部を形成して、前記ピン当接部、叩打部間を滑り止め付き弾性グリップ材を外周に装着したグリップ部を兼ねる本体部により連結した第1ピン抜き部と、一端側に抜き取り対象である大寸法のピンに当接させる矩形棒状で大寸法の矩形端面を有するピン当接部を形成し、他端側端面に膨出球面状を呈する叩打部を形成した第2ピン抜き部と、を前記第1ピン抜き部、第2ピン抜き部の各中心線の交差角が鈍角となる態様で交差連結したことを特徴とし、簡略構成で、嵩ばることがなく、ピン抜き取り時の作業性が良好で、しかも、小寸法のピン抜き取り及び大寸法のピン抜き取りをはじめとする各種態様のピンの抜き取りに容易に対応でき、前記第2ピン抜き部のピン当接部を抜き取り対象である大寸法のピンに当接したとき、第1ピン抜き部の滑り止め付き弾性グリップ材を外周に装着した本体部及びピン当接部が、第2ピン抜き部に対して斜め上方に向く配置となり前記ツース盤等との間に十分な間隙を生成するように構成したことにより実現した。
以下、本考案の実施例に係るピン抜き工具について、各図面を参照して詳細に説明する。
本実施例に係るピン抜き工具21は、図1乃至図6に示すように、全長L1が長い第1ピン抜き部1と、全長L2が短い(L1>L2)第2ピン抜き部11とを、例えば成型加工により前記第1ピン抜き部1、第2ピン抜き部11の各中心線の交差角θが鈍角となる態様で交差連結した構成としている。
前記交差角θは、例えば95乃至130度程度に設定しているが、この角度に限定するものではない。
前記第1ピン抜き部1は、一端側に抜き取り対象である小寸法のピン41に当接させる小寸法の矩形端面3aを有するピン当接部3を形成し、他端側の端面5aに膨出球面状を呈する叩打部5を形成して、前記ピン当接部3、叩打部5間を、例えば弾性ゴム材で形成した凹凸部を有する滑り止め付き弾性グリップ材4を外周に装着したグリップ部を兼ねる本体部2により連結している。
なお、前記滑り止め付き弾性グリップ材4については、図1乃至図4においては二点鎖線で示し、後述する図9において具体的構成を示す。
前記第2ピン抜き部11は、一端側に抜き取り対象である大寸法のピン41Aに当接させる前記矩形端面3aよりも大寸法の矩形端面12aを有する矩形棒状のピン当接部12を具備し、他端側の端面13aに膨出球面状を呈する叩打部13を形成した構成としている。
前記叩打部5、叩打部13は、図1に示すように、前記第1ピン抜き部1、第2ピン抜き部11の交差部分中央部Oから各々等寸法で外方に突出する構成としている。
すなわち、本実施例に係るピン抜き工具21は、前記第1ピン抜き部1、前記第2ピン抜き部11の各々の部分を使用してピン抜き作業を行うときには、第1ピン抜き部1自体の本体部2が把持用のグリップ部として機能するように構成している。
本実施例に係るピン抜き工具21においては、上述したように、前記交差角θを、例えば95乃至130度程度に設定していることにより、前記第2ピン抜き部11のピン当接部12を抜き取り対象である大寸法のピン41に当接したとき、第1ピン抜き部1のグリップ部を兼ねる本体部2及びピン当接部3が、第2ピン抜き部11に対して斜め上方に向く配置となっている。
また、本実施例に係るピン抜き工具21においては、前記第1ピン抜き部1のグリップ部を兼ねる本体部2の長さL3を、この第1ピン抜き部1の全長L1の略1/3程度と、この本体部2を作業者が片手で把持するとき十分な把持領域を確保できるように構成している。
次に、本実施例に係るピン抜き工具21の具体的使用例について、図7、図8及び図9を参照して説明する。
本実施例に係るピン抜き工具21において、作業者が前記第1ピン抜き部1を使用して、図7に示すように、例えばツース盤40のピン穴に挿通した小寸法のピン41の抜き取りを行う場合には、右手51(左利きの場合は逆になる)にハンマー50を持ち、左手52(左利きの場合は逆になる)で第1ピン抜き部1の滑り止め付き弾性グリップ材4付きの本体部2を把持し、前記第1ピン抜き部1における小寸法の矩形端面3aを前記ツース盤40のピン41の上端に当接させ、この状態で前記ハンマー50により前記第1ピン抜き部1における叩打部5を叩打する。
これにより、作業者の左手(ピン抜き工具21を保持する方の手)52の上側に前記第2ピン抜き部11が位置する状態となることから、作業者は、自身の左手52を殴打する危険性を感じることなく、前記ツース盤40のピン穴に挿通した小寸法のピン41を簡略に最後まで抜き取ることができる。
他方、作業者が前記第2ピン抜き部11を使用して、図8、図9に示すように、前記ツース盤40よりも大寸法のツース盤40Aのピン穴に挿通した大寸法のピン41Aの抜き取りを行う場合には、右手51(左利きの場合は逆になる)にハンマー50を持ち、左手52(左利きの場合は逆になる)で第1ピン抜き部1の滑り止め付き弾性グリップ材4付きの本体部2を把持し、前記第2ピン抜き部11における大寸法の矩形端面12aを前記ツース盤40Aのピン41A上端に当接させ、この状態で前記ハンマー50により前記第2ピン抜き部11における叩打部13を叩打する。
その後、前記ピン41Aが緩んだら、第1ピン抜き部1を用いて、図7に示す場合と同様なピン抜き工具21の把持態様として前記ピン41Aが完全に抜けるまで、前記第1ピン抜き部1における叩打部5を叩打する。
これにより、作業者は、既述した場合と同様、自身の左手52を殴打する危険性を感じることなく、前記ツース盤40Aのピン穴に挿通した大寸法のピン41Aを簡略に最後まで抜き取ることができ
る。
また、作業者が前記第2ピン抜き部11を使用して、大寸法のピン41Aの抜き取り作業を行う際には、図9に示すように、前記交差角θを、例えば95乃至130度程度に設定していることから、第1ピン抜き部1の滑り止め付き弾性グリップ材4付きの本体部2及びピン当接部3が、第2ピン抜き部11に対して斜め上方に向く配置となる。
これにより、大寸法のツース盤40Aの上面と、前記本体部2との間に十分な間隙Sが生成するので、作業者の左手52(左利きの場合は逆になる)が本体部2と大寸法のツース盤40Aの上面との間に挟まれるという事態がなくなり、左手52が怪我するという不都合な事態を回避でき、作業安全性が向上する。
上述した本実施例に係るピン抜き工具21によれば、全長L1が長い第1ピン抜き部1と、全長L2が短い第2ピン抜き部11とを、前記交差角θをもって交差連結した構成としているので、従来例の三又式のピン抜き工具60に比べ全体構成が平坦化して簡略となり、かつ、嵩ばることがなく、保管や運搬に極めて便利である。
また、前記第1ピン抜き部1、第2ピン抜き部11を使い分けることにより、小寸法のピン抜き取り及び大寸法のピン抜き取りをはじめとする各種態様のピンの抜き取りに容易に対応できる。
更に、前記第1ピン抜き部1の滑り止め付き弾性グリップ材4付きの本体部2を把持用のグリップ部として機能するように構成しているので、作業者は、自身の左手52(ピン抜き工具を保持する方の手)を殴打する危険性を感じることなく、また、左手52を前記第1ピン抜き部1の本体部2から滑らせることなく安全、かつ、作業性よくピン抜き作業を実行できる。
更に、前記叩打部5、叩打部13が、前記第1ピン抜き部1、第2ピン抜き部11の交差部分中央部Oから各々等寸法で外方に突出しているので、前記第1ピン抜き部1の本体部2を把持しつつ同等の叩打感覚を持って前記叩打部5又は前記叩打部13を叩打することができ、この点からも前記ピン41又はピン41Aの抜き取り時の作業性が良好となる。
なお、上述した実施例では、前記第1ピン抜き部1、第2ピン抜き部11に各々矩形端面3a、12aを有するピン当接部3、12を設けた場合について説明したが、ピン当接部3、12の各矩形端面3a、12aの形状はこれに限定されるものではなく、円形状或いは楕円形状等種々の変形が可能である。
本考案のピン抜き工具は、各種工作機械や自動車等の機構部分のようにピンの挿通或いは装着、抜き取りが必要な種々の部位に対して広範に適用可能である。
1 第1ピン抜き部
2 本体部
3 ピン当接部
3a 矩形端面
4 滑り止め付き弾性グリップ材
5 叩打部
5a 端面
11 第2ピン抜き部
12 ピン当接部
12a 矩形端面
13 叩打部
13a 端面
21 ピン抜き工具
40 ツース盤
40A ツース盤
41 ピン
41A ピン
50 ハンマー
51 右手(左利きの場合は逆になる)
52 左手(左利きの場合は逆になる)
L1 全長
L2 全長
L3 長さ
O 交差部分中央部
S 間隙
θ 交差角

Claims (4)

  1. バックホウ等のバケットを有する建設機械に取り付けるツース盤等に挿通されているピンを抜き取る場合に用いて好適なピン抜き工具であり、
    一端側に抜き取り対象である小寸法のピンに当接させるピン当接部を形成し、他端側端面に叩打部を形成して、前記ピン当接部、叩打部間をグリップ部を兼ねる本体部により連結した第1ピン抜き部と、
    一端側に抜き取り対象である大寸法のピンに当接させるピン当接部を形成し、他端側の端面に叩打部を形成した第2ピン抜き部と、
    を前記第1ピン抜き部、第2ピン抜き部の各中心線の交差角が鈍角となる態様で交差連結したことを特徴とし、
    簡略構成で、嵩ばることがなく、ピン抜き取り時の作業性が良好で、しかも、小寸法のピン抜き取り及び大寸法のピン抜き取りをはじめとする各種態様のピンの抜き取りに容易に対応でき、前記第2ピン抜き部のピン当接部を抜き取り対象である大寸法のピンに当接したとき、第1ピン抜き部のグリップ部を兼ねる本体部及びピン当接部が、第2ピン抜き部に対して斜め上方に向く配置となり前記ツース盤等との間に十分な間隙を生成するように構成したことを特徴とするピン抜き工具。
  2. バックホウ等のバケットを有する建設機械に取り付けるツース盤等に挿通されているピンを抜き取る場合に用いて好適なピン抜き工具であり、
    一端側に抜き取り対象である小寸法のピンに当接させる小寸法の矩形端面を有するピン当接部を形成し、他端側端面に膨出球面状を呈する叩打部を形成して、前記ピン当接部、叩打部間を滑り止め付き弾性グリップ材を外周に装着したグリップ部を兼ねる本体部により連結した第1ピン抜き部と、
    一端側に抜き取り対象である大寸法のピンに当接させる矩形棒状で大寸法の矩形端面を有するピン当接部を形成し、他端側の端面に膨出球面状を呈する叩打部を形成した第2ピン抜き部と、
    を前記第1ピン抜き部、第2ピン抜き部の各中心線の交差角が鈍角となる態様で交差連結したことを特徴とし、
    簡略構成で、嵩ばることがなく、ピン抜き取り時の作業性が良好で、しかも、小寸法のピン抜き取り及び大寸法のピン抜き取りをはじめとする各種態様のピンの抜き取りに容易に対応でき、前記第2ピン抜き部のピン当接部を抜き取り対象である大寸法のピンに当接したとき、第1ピン抜き部の滑り止め付き弾性グリップ材を外周に装着した本体部及びピン当接部が、第2ピン抜き部に対して斜め上方に向く配置となり前記ツース盤等との間に十分な間隙を生成するように構成したことを特徴とするピン抜き工具。
  3. バックホウ等のバケットを有する建設機械に取り付けるツース盤等に挿通されているピンを抜き取る場合に用いて好適なピン抜き工具であり、
    一端側に丸棒状部と矩形棒状部とが連続形成されるとともに、小寸法の抜き取り対象であるピンに当接させる小寸法の矩形端面を有するピン当接部とし、他端側の端面に膨出球面状を呈する叩打部を形成して、前記ピン当接部、叩打部間を滑り止め付き弾性グリップ材を外周に装着したグリップ部を兼ねる本体部により連結した全長が長い第1ピン抜き部と、
    一端側に抜き取り対象である大寸法のピンに当接させる大寸法の矩形端面を有する矩形棒状のピン当接部を形成し、他端側端面に膨出球面状を呈する叩打部を形成した全長が短い第2ピン抜き部と、
    を前記第1ピン抜き部、第2ピン抜き部の各中心線の交差角が鈍角となる態様で、かつ、前記両叩打部が交差部分から等寸法に各々突出する態様で交差連結したことを特徴とし、
    簡略構成で、嵩ばることがなく、ピン抜き取り時の作業性が良好で、しかも、小寸法のピン抜き取り及び大寸法のピン抜き取りをはじめとする各種態様のピンの抜き取りに容易に対応でき、前記第2ピン抜き部のピン当接部を抜き取り対象である大寸法のピンに当接したとき、前記第1ピン抜き部の滑り止め付き弾性グリップ材を外周に装着した本体部及びピン当接部が、第2ピン抜き部に対して斜め上方に向く配置となり前記ツース盤等との間に十分な間隙を生成するように構成したことを特徴とするピン抜き工具。
  4. 前記第1ピン抜き部の本体部の長さは、この第1ピン抜き部の全長の略1/3程度であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のピン抜き工具。
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