JP3190524B2 - ハニカムコアの製造装置 - Google Patents

ハニカムコアの製造装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハニカムコアの製造装
置に関する。すなわち、母材シートを波板に成形して重
積,接着することによりハニカムコアを得る、ハニカム
コアの製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のハニカムコアは、まず、母材シ
ートをコルゲート成形装置にて波形の凹凸が連続的に折
曲形成された波板とし、次に、このように成形された波
板の谷部や頂部に塗布ロールにて接着剤を塗布し、それ
から、複数枚のこのような波板を上下で谷部と頂部とを
合わせて重積した後、加熱加圧して接着することによ
り、例えば正六角形の中空柱状のセルの平面的集合体と
して、製造されていた。そして、このようなハニカムコ
アの製造に際し、各波板は、上下で各谷部と頂部とが合
うように位置決めされつつ接着剤を介して重積され、全
体的に空間が存した積層ブロック状とされた後、炉中等
で加熱されると共に上下方向・重積方向に加圧され、も
って相互間が接着されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。まず第
1に、各波板を重積する際、谷部と頂部との上下の位置
決めが不正確となることが多々あった。すなわち、接着
剤が塗布されたのみでまだ相互間が接着されていない各
波板は、未拘束状態のまま、左右方向つまり波の前後方
向であるリボン方向に動いてずれやすく、もって重積に
際し上下で各谷部と頂部とが正確に合わず、正確に位置
決めされない事態が多々発生していた。そこでまず、
上下の各波板の谷部と頂部間に接着剤が確実に位置しな
いまま接着処理が行われてしまい、製造されたハニカム
コアについて、セル壁の接着強度に不安が指摘されてい
た。又、正確に位置決めされないことに起因し、製造
されたハニカムコアについて、各セルが例えば正確な正
六角形にならない等、セル目が不揃いとなり、もって、
その特性たる全体的な剛性・強度に不安が指摘されると
共に、見た目も悪いという指摘があった。このように、
従来のこの種ハニカムコアは、接着強度,全体的な剛性
・強度,外見等の品質面に問題が指摘されていた。
【0004】第2に、重積後に接着する際、各波板が均
一に加圧されないことが多々あった。すなわち、重積さ
れた各波板は加熱されつつ上下方向・重積方向に加圧さ
れて接着されるが、その際、接着剤を介し各谷部と頂部
にて重積された各波板について、圧力が均一にかかりに
くかった。つまり、全体的に空間が存した積層ブロック
状に重積される関係上、圧力が均一にかかりにくかっ
た。そこで、上下の波板の谷部と頂部間に、加圧不足
による接着不良箇所が発生し、製造されたハニカムコア
について、セル壁の接着強度に不安が指摘されていた。
又、圧力が均一にかからず接着不良個所が発生するこ
とに起因して、セル目が不揃いとなることもあり、全体
的な剛性・強度に不安が指摘され、見た目も悪くなるこ
とがあった。従来のハニカムコアは、これらの面からも
品質面に問題が指摘されていた。
【0005】本発明は、このような実情に鑑み、上記従
来例の問題点を解決すべくなされたものであって、接着
に際し用いられるコマ部材を備えてなることにより、第
1に、セル壁の接着強度が向上し、第2に、ハニカムコ
アの全体的な剛性・強度も向上し見た目も良い、ハニカ
ムコアの製造装置を提案することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明の技術的手段は、次のとおりである。すなわち、この
ハニカムコアの製造装置は、母材シートを波形の凹凸が
連続的に折曲形成された波板とし、該波板の谷部や頂部
に接着剤を塗布して、複数枚の該波板を上下で谷部と頂
部とを合わせて重積した後、加熱加圧して接着し、もっ
て中空柱状のセルの平面的集合体であるハニカムコアを
得るようになっている。
【0007】そして、この製造装置は、接着に際し用い
られるコマ部材を備えてなり、該コマ部材は、製造され
る該ハニカムコアの各セルに見合った形状をなし、該接
着剤を融点温度にて加熱加圧する接着前に、重積された
各該波板間の空間に、嵌挿されるものである。かつ該コ
マ部材は、各該波板間のすべての空間について嵌挿され
るのではなく、加圧方向である上下方向・重積方向に、
連続的に並ぶと共に、この重積方向と縦横で直交する関
係にある左右方向・該波板の前後方向・リボン方向に、
間隔を置きつつ嵌挿される。そして該コマ部材は、上下
の各該波板の谷部と頂部とを、上下で正確に位置決めせ
しめるよう機能すると共に、各該波板の谷部と頂部と各
該接着剤を、均一に圧力がかかり均一に加圧せしめるよ
う機能すること、を特徴とする。
【0008】
【作用】本発明は、このような手段よりなるので、次の
ように作用する。この製造装置では、接着剤が塗布され
た各波板が、谷部と頂部を合わせつつ重積された後、加
熱加圧により接着されて、ハニカムコアが製造される。
そして、この製造装置では、コマ部材が用いられている
ので、次の第1,第2のようになる。
【0009】第1に、コマ部材が用いられており、コマ
部材が、重積された各波板間の空間について、事後の加
圧方向である上下方向・重積方向に連続的に並ぶと共
に、左右方向・リボン方向に間隔を置きつつ、嵌挿され
る。そこで、重積された波板について、上下方向・重積
方向に加熱加圧する接着に際し、嵌挿されたコマ部材を
介することにより、各谷部,頂部,接着剤等に対し、均
一に圧力がかかり、重積された各谷部,頂部,接着剤等
が、均一に加圧されるようになる。つまり、全体的に空
間が存した積層ブロック状をなすように、単に重積され
ただけの波板ではあるが、均一に加圧されるようにな
る。もって、次の第2の点で述べるように、重積された
各波板の谷部と頂部とが正確に位置決めされることも合
いまって、各波板の谷部と頂部間が、接着剤にて確実に
接着され、前述したこの種従来例のように、加圧不足に
よる接着不良箇所の発生は、防止される。これにより、
製造されたハニカムコアについて、波板よりなるセル壁
の接着強度が向上する。
【0010】第2に、コマ部材が用いられており、重積
された各波板間の空間について、上下方向・重積方向に
連続的に並ぶと共に、左右方向・リボン方向に間隔を置
きつつ、コマ部材が嵌挿される。そこで、重積された上
下の各波板の谷部と頂部とが、コマ部材の嵌挿により、
正確に位置決めされる。すなわち、前述したこの種従来
例のように、接着剤が塗布されたのみで、まだ相互間が
接着されていない各波板が、非拘束状態のまま左右方向
・リボン方向に動いてずれる事態は発生せず、正確に上
下で位置決めされるようになる。もって、製造されたハ
ニカムコアについて、このような波板を接着してセル壁
として形成された各セルが、確実に揃うようになり、全
体的な剛性・強度が向上すると共に、見た目もよくきれ
いである。
【0011】
【実施例】以下本発明を、図面に示すその実施例に基づ
いて、詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施例の
説明に供する正面説明図であり、(1)図は、母材シー
トを、(2)図は、母材シートをラック間に配した状態
を、(3)図は、成形された波板を、(4)図は、接着
剤が塗布される状態を示す。図2は、同第1実施例の説
明に供する正面説明図であり、(1)図は、重積された
波板を、(2)図は、接着された波板そして製造された
ハニカムコアを示す。図3は、要部を拡大した正面説明
図であり、(1)図は、本発明には属さない参考例を、
(2)図は、本発明の第2実施例を示す。
【0012】このハニカムコア1の製造装置では、ま
ず、母材シート2を波形の凹凸が連続的に折曲形成され
た波板3とし、次に、この波板3の谷部や頂部に接着剤
4を塗布してから、複数枚の波板3を上下で谷部と頂部
とを合わせて重積した後、加熱加圧して接着し、もっ
て、中空柱状のセル5の平面的集合体であるハニカムコ
ア1を得る。
【0013】このようなハニカムコア1の製造装置につ
いて、更に詳述する。まず、図1の(1)図に示した母
材シート2としては、アルミ箔その他の金属箔,アラミ
ド紙その他の特殊紙,塩ビシートその他のプラスチック
シート,繊維強化プラスチックシート(FRPシート)
等,その他各種材質のものが用いられ、極薄で平坦な例
えば帯状をなす。そして、このような母材シート2は、
図1の(2)図に示したように、ギヤ,ラック6,コル
ゲートベルト等を備えたコルゲート成形装置7へと供給
される(図示のコルゲート成形装置7は上下1対のラッ
ク6よりなる)。そして加熱加圧により、図1の(3)
図に示した波板3が成形されるが、波板3は、図示の断
面略台形状のほか、略三角形状,略四角形状,その他各
種形状のものが考えられ、このような波形の凹凸が、所
定ピッチと高さで長手方向・前後方向に連続的に折曲形
成されてなる。それから波板3は、図1の(4)図に示
したように、塗布ロール8により接着剤4が、例えば図
示のように凹凸の谷部下面および頂部上面の短手方向条
線部に対し、それぞれ、全面的な条線状や点状・スポッ
ト状に塗布される。
【0014】しかる後、図2の(1)図に示したよう
に、このように接着剤4が塗布されて乾燥された波板3
と、別途接着剤4が塗布されなかった波板3とが、交互
に複数枚、各谷部と頂部とを合わせ接着剤4を介して重
積され、もって全体的に空間が存した積層ブロック状と
される。それから、図2の(2)図に示したように、炉
9中等で接着剤4の融点温度にて加熱加圧され、接着剤
4が溶融硬化することにより、重積された各波板3間が
接着される。もって図示例では、正六角形状のセル5よ
りなるハニカムコア1が製造される。図2の(2)図
中、Aは、波板3の重積方向・上下方向・加圧方向を示
し、Bは、波板3の前後方向・リボン方向を示し、この
両方向A,Bは、縦横で直交する関係にある。
【0015】なお、このような図示例によらず、前述に
より成形された波板3のすべてについて、谷部下面や頂
部上面のいずれかのみに、接着剤4をそれぞれ塗布し、
このように接着剤4が塗布され乾燥された波板3を複数
枚、重積,接着するようにしてもよい。更に、このよう
な例によらず、図3の(2)図中に示されたように、前
述により成形され接着剤4が谷部下面や頂部上面の双方
に塗布され乾燥された複数枚の波板3と、波板3に成形
されることなく別途準備された平坦な母材シート2(図
1の(1)図も参照)よりなる複数枚の平板10とを、
交互に接着剤4を介して重積し、もって全体的に空間が
存した積層ブロック状としてもよい。この場合、各波板
3相互間は、その谷部と頂部が、それぞれ介装された平
板10を介して合わされた位置関係で、重積,接着さ
れ、もって図3の(2)図中に示されたように、台形状
のセル5よりなるハニカムコア1が製造される。
【0016】この製造装置では、このようにして図2の
(2)図,図3の(2)図等に示したように、波板3更
には平板10をセル壁11とし、各々独立空間に区画さ
れた中空柱状の多数のセル5の平面的集合体である、ハ
ニカムコア1が製造される。そのセル壁11そしてセル
5の断面形状は、図示の正六角形状や台形状のほか、三
角形,四角形,その他各種のものが可能である。そして
ハニカムコア1は、重量比強度に優れ、軽量であると共
に高い剛性・強度を備え、又、整流効果,平面精度,保
温性,遮音性にも優れ、単位容積当りの表面積が大であ
る、等々の特性が一般的に知られている。
【0017】さて、このようなハニカムコア1を製造す
る製造装置について、図2に示した本発明の第1実施例
では、次のようになっている。すなわち、この第1実施
例の製造装置は、まず、重積,接着に際し用いられる拘
束治具Cを備えてなる。そして拘束治具Cは少なくとも
枠体状をなし、内部に重積された複数枚の波板3を収容
可能であり、各波板3を、波の前後方向であるリボン方
向Bの両側から挟んで不動に規制できるように、各波板
3のリボン方向Bの寸法に見合った間隔を備えてなる。
そして拘束治具Cは、上面が開放され波板3が順次投入
されると共に、図示例では、波の両側つまり図面上紙面
の表裏方向側も開放された枠体状をなすが、このような
図示例によらず、波の左右方向つまり紙面の表裏方向側
も閉鎖された枠体状、つまり箱状をなしてもよい。各波
板3は、このような拘束治具C中に収容,重積され、も
って炉9中等で加熱加圧されて接着される。
【0018】そして、この図2の(2)図に示した第1
実施例や図3の(2)図に示した第2実施例の製造装置
は、それぞれ、接着に際し用いられるコマ部材Dを備え
てなり、コマ部材Dは、製造されるハニカムコア1の各
セル5に見合った形状をなし、重積された各波板3間の
空間に対し、横方向つまり図面上紙面の表裏方向から嵌
挿される。
【0019】このコマ部材Dについて詳述すると、コマ
部材Dは、金属や樹脂等の非金属よりなり、耐熱性と共
に離型性を備えてなる。そして、波板3の重積後で加熱
加圧による接着前に波板3間の空間に嵌挿され、もって
接着に際し用いられる。又、コマ部材Dは、角柱状をな
すと共に、製造されるハニカムコア1の各セル5に見合
った断面形状をなし、図2の(2)図の第1実施例で
は、断面正六角形状をなし、図3の(2)図の第2実施
例では、断面台形状をなす。更にコマ部材Dは、図3の
(1)図の参考例では、セル5となる波板3間のすべて
の空間に嵌挿されているのに対し、図2の(2)図や図
3の(2)図の本発明の第1,第2実施例では、加圧方
向である重積方向Aに連続的であると共に、リボン方向
Bに間隔を置きつつ、嵌挿されている。
【0020】本発明は、以上説明したように構成されて
いる。そこで以下のようになる。この製造装置では、接
着剤4が塗布された各波板3が、上下で谷部と頂部とを
合わせつつ重積された後、加熱加圧により接着され、も
ってハニカムコア1が製造される。そして、まず図2の
第1実施例では拘束治具Cが用いられ、重積される各波
板3を両側から挟んで不動に規制する。そこで各波板3
は、接着剤4が塗布されたのみでまだ相互間が接着され
ていないが、このような拘束治具Cにて両側から規制さ
れているので、図面上左右方向つまり波の前後方向であ
るリボン方向Bに動いてずれるようなことはなく、上下
で各谷部と頂部とが正確に位置決めされ、各谷部と頂部
間に接着剤4が確実に位置した状態で、重積,接着され
る。
【0021】そして、この図2の(2)図の第1実施例
および図3の(2)図の第2実施例ではコマ部材Dが用
いられ、重積された各波板3間の空間に嵌挿される。そ
こで各波板3は、加熱されつつ上下方向・重積方向に加
圧される接着に際し、それぞれ嵌挿されたコマ部材Dを
介し、各谷部,頂部,接着剤4等に対し圧力が均一にか
かり、均一に加圧される。そこで、このような第1,第
2実施例のハニカムコア1の製造装置によると、次の第
1,第2のようになる。
【0022】第1に、製造されたハニカムコア1につい
て、セル壁11の接着強度が向上する。すなわち、この
第1実施例や第2実施例では、コマ部材Dを用いてなる
ので、重積された各波板3が均一に加圧され、各谷部と
頂部間が接着剤4にて確実に接着されるので、前述した
この種従来例のように、加圧不足による接着不良箇所の
発生は防止される。もって製造されたハニカムコア1に
ついて、このような波板3よりなるセル壁11の接着強
度が向上する。
【0023】第2に、全体的な剛性・強度が向上し、見
た目もよい。すなわち、まず第1実施例では拘束治具C
を用いたことにより、上下の各波板3の谷部と頂部とが
正確に位置決めされると共に、この第1実施例や第2実
施例ではコマ部材Dを用いたことにより、これに準じる
作用を発揮する。もって製造されたハニカムコア1につ
いて、このような波板3をセル壁11として形成された
各セル5が例えば正確な正六角形になる等、セル5が確
実に揃い、全体的な剛性・強度が向上し、見た目もよ
い。
【0024】
【発明の効果】本発明に係るハニカムコアの製造装置
は、以上説明したように、接着に際し用いられるコマ部
材を備えてなることにより、次の効果を発揮する。
【0025】第1に、セル壁の接着強度が向上する。す
なわち、重積された各波板が均一に加圧され、谷部と頂
部間が確実に接着される。もって、製造されたハニカム
コアについて、セル壁の接着強度が、前述したこの種従
来例に比し著しく向上する等、品質面に優れている。
【0026】第2に、全体的な剛性・強度も向上し、見
た目も良い。すなわち、上下の各波板の谷部と頂部間が
正確に位置決めされるので、セル目が確実に揃うように
なる。もって、製造されたハニカムコアについて、全体
的な剛性・強度が、前述したこの種従来例に比し著しく
向上すると共に、見た目も良くきれいである等、これら
の面からも品質面に優れている。このように、この種従
来例に存した問題点が一掃される等、本発明の発揮する
効果は、顕著にして大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハニカムコアの製造装置の第1実
施例の説明に供する正面説明図であり、(1)図は、母
材シートを、(2)図は、母材シートをコルゲート成形
装置のラック間に配した状態を、(3)図は、成形され
た波板を、(4)図は、塗布ロールにて接着剤が塗布さ
れる状態を、それぞれ示す。
【図2】同第1実施例の説明に供する正面説明図であ
り、(1)図は、重積された波板を、(2)図は、接着
された波板そして製造されたハニカムコアを、それぞれ
示す。
【図3】本要部を拡大した正面説明図であり、それぞれ
接着された波板そして製造されたハニカムコアを示し、
(1)図は、本発明には属さない参考例に関し、(2)
図は、本発明の第2実施例に関する。
【符号の説明】
1 ハニカムコア 2 母材シート 3 波板 4 接着剤 5 セル 6 ラック 7 コルゲート成形装置 8 塗布ロール 9 炉 10 平板 11 セル壁 A 重積方向 B リボン方向 C 拘束治具 D コマ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 B21D 47/00 B31D 3/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 母材シートを波形の凹凸が連続的に折曲
    形成された波板とし、該波板の谷部や頂部に接着剤を塗
    布して、複数枚の該波板を上下で谷部と頂部とを合わせ
    て重積した後、加熱加圧して接着し、もって中空柱状の
    セルの平面的集合体であるハニカムコアを得る、ハニカ
    ムコアの製造装置において、 接着に際し用いられるコマ部材を備えてなり、該コマ部
    材は、製造される該ハニカムコアの各セルに見合った形
    状をなし、該接着剤の融点温度にて加熱加圧する接着前
    に、重積された各該波板間の空間に嵌挿されるものであ
    り、 かつ該コマ部材は、各該波板間のすべての空間について
    嵌挿されるのではなく、加圧方向である上下方向・重積
    方向に、連続的に並ぶと共に、この重積方向と縦横で直
    交する関係にある左右方向・該波板の前後方向・リボン
    方向に、間隔を置きつつ嵌挿され、 該コマ部材は、上下の各該波板の谷部と頂部とを、上下
    で正確に位置決めせしめるよう機能すると共に、各該波
    板の谷部と頂部と各該接着剤とを、均一に圧力がかかり
    均一に加圧せしめるよう機能すること、を特徴とするハ
    ニカムコアの製造装置。
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