JP3190428U - 化粧用塗布具 - Google Patents

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弘法 麻生
弘法 麻生
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【課題】眉毛・睫毛への化粧料の塗布が容易に行える化粧用塗布具を提供する。【解決手段】化粧用塗布部20は、基端部を操作部とする筆軸22と、筆軸22の先端に挿着されるブラシ柄24と、ブラシ柄24の先端に形成された塗布部25と、を備え、塗布部25とブラシ柄24は同一樹脂により一体成形し、塗布部25は、その植毛台座251から、同心円状に多数の樹脂製ブラシ毛253を一方向に延出形成し、ブラシ柄24は、樹脂毛253の延出方向と反対方向に湾曲して形成する。微細な樹脂毛253を備えた小さな塗布部25と湾曲したブラシ柄24により、眉毛・睫毛への化粧料の塗布が容易に行える。【選択図】図4

Description

本考案は、眉毛や睫毛に化粧料を塗布するためのマスカラ,アイブロー用の化粧用塗布具である。
この種の化粧用塗布具は、一対の芯線材に多数のブリストルをはさみ、捻ることで、芯線材の捻り合わせ部から放射状に延出するブリストルを軸方向螺旋状に分布させ、ブラシ部全体が軸方向に略円柱状となるように形成される(特許文献1)。使用者は、このブリストルからなるブラシ部の側面を使って、マスカラ等の化粧料の塗布を行う。
特開2004-174267号公報(図1等)
しかし、特許文献1のようなマスカラ,アイブロー用の塗布具では、軸方向のブリストルの螺旋列と螺旋列の間に多量の化粧料を含み、また、筆軸の周方向全域にブリストルが延出するため、化粧料の掻き落とし作業や化粧料の保持量の調節が難しく、眉毛・睫毛への塗布動作も難しいという問題があった。
本考案は、前記従来技術の課題に鑑みて為されたものであり、その目的は、眉毛・睫毛への化粧料の塗布が容易に行える化粧用塗布具を提供することにある。
前記目的を達成するために、本考案に係る化粧用塗布具では、基端部を操作部とする筆軸と、該筆軸先端に挿着されるブラシ柄と、ブラシ柄の先端に形成された塗布部と、を備え、前記塗布部と前記ブラシ柄は、同一樹脂により一体成形され、前記塗布部には、その植毛台座から、同心円状に多数の樹脂製ブラシ毛が一方向に延出形成され、前記ブラシ柄は、前記樹脂毛の延出方向と反対方向に湾曲して形成されたことを特徴とする。
本考案の塗布具によれば、その塗布部は、その植毛台座から、微細な樹脂毛が一体成形によって一方向に延出形成されたブラシであるので、ブリストルを螺旋状に延出させた塗布具よりも、樹脂毛間の化粧料を掻き落としやすく、化粧料の保持量が調節しやすい。
また、本考案の塗布具は植毛域が非常に小さく、ブラシ柄は、樹脂毛の延出方向と反対方向に湾曲して形成されているので、細部への塗布が容易であるとともに、ブリストルからなる塗布具のように、使用していない域のブリストルが接触して眉毛・睫毛周辺の皮膚に誤って化粧料を塗布してしまうことがないので、塗布動作も容易となる。また、この微細な樹脂毛は、ブラシ柄と一体に成形するので、ブリストルからなる塗布具よりも製造工程が容易となる。
本考案に係る化粧用塗布具を化粧料容器に挿着した状態の縦断面図 本考案に係る化粧用塗布具の正面図 同塗布具の背面図 同塗布具の左側面図 同塗布具の平面図 同塗布具の要部の拡大斜視図 同塗布具の塗布部の別の例を示す図 同塗布具の塗布部の別の例を示す図 同塗布具の塗布部の別の例を示す図 同塗布具の塗布部の別の例を示す図 同塗布具の塗布部の別の例を示す図 同塗布具の塗布部の別の例を示す図 同塗布具の塗布部の別の例を示す図 同塗布具の塗布部の別の例を示す図 同塗布具の塗布部の別の例を示す図 同塗布具の塗布部の別の例を示す図 同塗布具の塗布部の別の例を示す図 同塗布具の塗布部の別の例を示す図 同塗布具の塗布部の別の例を示す図 同塗布具の塗布部の別の例を示す図 同塗布具の塗布部の別の例を示す図 同塗布具の塗布部の別の例を示す図 同塗布具の塗布部の別の例を示す図 同塗布具の塗布部の別の例を示す図 同塗布具の塗布部の別の例を示す図 同塗布具の塗布部の別の例を示す図 同塗布具の別の例を示す背面図 同塗布具の別の例を示す左側面図 同塗布具の別の例を示す平面図
本考案に係る化粧用塗布具を図面に基づいて説明する。図1は本考案に係る化粧用塗布具を化粧料容器に挿着した状態の縦断面図、図2は本考案に係る化粧用塗布具の正面図、図3は同塗布具の背面図、図4は同塗布具の左側面図、図5は同塗布具の平面図、図6は同塗布具の要部の拡大斜視図である。
符号20は、本考案に係る化粧用塗布具である。符号10は、塗布具20を挿着する化粧料容器であって、中にはマスカラ、アイブロー等の液体の化粧料12が収容されている。なお、化粧料12は粉体であってもよい。
化粧料容器10の口部14の内周には、掻き部16aを備えるゴム等の可縮性部材で構成されたワイパー16が嵌着されている。
塗布具20は、基端部を操作部21とする円柱状の筆軸22と、筆軸22の先端に挿着されるブラシ柄24と、ブラシ柄24の先端に形成された塗布部25と、から構成されている。操作部21には、化粧料容器10の口部14と螺合する円筒状のキャップ23が固着されており、操作部21は化粧料容器10の蓋を兼ねている。
塗布部25は、正面視縦長楕円(図面Z方向に長い楕円)の円板形の台座251の植毛面252に、同心円状に、多数の樹脂製ブラシ毛(以下、樹脂毛とする)253が、一方向に(図面Y方向に)延出形成されている。
ブラシ柄24は、樹脂毛253の延出方向と反対方向に湾曲して形成されており、ブラシ柄24の先端は、塗布部25の台座251の背面に接続されている。ブラシ柄24の基端部には、筆軸22の先端に形成された嵌合孔22aに挿入して凹凸係合させるための挿着手段である、嵌合部241が形成されている。
台座251は、このブラシ柄24の湾曲に対して、樹脂毛253が筆軸22の軸方向(Z方向)と直交する方向(Y方向)に生えるように、植毛面252が、筆軸22の軸方向(Z方向)に対して所定の傾斜角度αを備えるように形成されている。
塗布具20の筆軸22,ブラシ柄24および塗布部25はいずれも合成樹脂により形成されている。筆軸22は、一例としてPP、PBT、PA樹脂等により形成されている。そして、ブラシ柄24と塗布部25は、同一樹脂によって、一例として、PE、エラストマー樹脂等により、一体成形品として形成されている。塗布部25の樹脂毛253も、ブラシ柄24と一体で成形されたものである。
一例として、縦長楕円形状の塗布部25の長さL25は約8mm、塗布部25の幅H25は約5mmである。本考案の要部である塗布部25及びブラシ柄24(嵌合部241を除く部分)の全長L24は約21mm、ブラシ柄24の直径Dは約2.8mm、であり、従来のブリストルからなる化粧用塗布具と比して、本考案の塗布具20の植毛域は、非常に小さいものである。塗布部25の植毛面252には、塗布作業が行いやすいよう、塗布対象に適した傾斜角度αを付けても良いし、塗布対象に応じては傾斜角度αのないフラットな面としても良い。
上述の塗布具20は、ブラシ柄24の湾曲形状を備えた上で、塗布部25の台座251の形状に対して、種々の設計変形を行なってもよい。以下、その例を挙げる。
塗布部25の台座251の形状は、図7に示すように、横長の楕円形(X方向に長い楕円形)や、図8に示すように、真円形状としてもよい。一例として、図7の場合の台座の幅Hは約8mm、図8の場合の台座の長さL及び幅Hは約8mmである。
または、図9に示すように、縦軸(Z方向)に二の頂点が配置されるようにした六角形や、図10に示すように、横軸(X方向)に二の頂点が配置されるようにした六角形にしてもよい。一例として、図9の場合の台座の長さLは約8mm、図10の場合の台座の幅Hは約8mmである。
または、図11に示すように、縦軸(Z方向)に長いひょうたん型や、図12に示すように、横軸(X方向)に長いひょうたん型にしてもよい。一例として、図11の場合の台座の長さLは約8mm、図12の場合の台座の幅Hは約8mmである。
または、図13に示すように、縦軸(Z方向)に長く下に広がる扇型や、図14に示すように、図13を倒置して、上に広がる扇型にしてもよい。或いは、図15に示すように、横軸(X方向)に長く右に広がる扇型や、図16に示すように、図15を倒置して、左に広がる扇型にしてもよい。一例として、図13、図14の場合の台座の長さLは約8mm、図15、図16の場合の台座の幅Hは約8mmである。
または、図17、図18に示すように、図13、図14をサドル型にしてもよい。一例として、図17、図18の場合の台座の長さLは約8mmである。
または、図19に示すように、縦軸(Z方向)に長いひし型や、図20に示すように、横軸(X方向)に長いひし型にしてもよい。一例として、図19の場合の台座の長さLは約8mm、図20の場合の台座の幅Hは約8mmである。
または、図21に示すように、ハート型に変形して形成してもよく、図22に示すように、図21を倒置させた形状にしてもよい。一例として、図21、図22の場合の台座の幅Hは約8mmである。
または、図23に示すように、縦軸(Z方向)に長いビーンズ型や、図24に示すように、横軸(X方向)に長いビーンズ型にしてもよい。一例として、図23の場合の台座の長さLは約8mm、図24の場合の台座の幅Hは約8mmである。
または、図25に示すように、星型や、図26に示すように、縦軸(Z方向)に長く、短辺に丸みを持たせた矩形にしてもよい。一例として、図25の場合の台座の長さLは約8mm、図26の場合の台座の長さLは約8mmである。

以上、図7〜図26の変形例は、あくまで一例であり、図示した曲線的に閉じられた種々の形状の一部が崩れたり、線又は点対称に組み合わされた形状に変形することも考えられる。このように、塗布部25の形状バリエーションは多様である。
また、図27〜図29に示すような設計変更も可能である。図27〜図29の塗布具20では、塗布部25の台座251の背面を、ブラシ柄24の先端部がドーム形状に覆って、塗布部25の台座251とブラシ柄24の先端部とが一体化し、塗布部25の背面にブラシ柄24の接続による段差が付かない形状になっている。塗布部25の背面に段差をつけないことで、塗布部25の背面に不要に化粧料が付着することがないため、好適である。
以上、本考案の塗布具20によれば、塗布部25は、植毛台座251から微細な樹脂毛253が一体成形によって一方向に延出形成されたブラシであるので、化粧料12を掻き落としやすく、化粧料12の保持量が調節しやすい。また、塗布具20は植毛域が非常に小さく、ブラシ柄24は、樹脂毛253の延出方向と反対方向に湾曲して形成されているので、細部への塗布が容易であるとともに、眉毛や睫毛周辺の皮膚に当たりにくく、塗布動作が容易である。また、この微細な樹脂毛253は、ブラシ柄24と一体に成形するので、ブリストルからなる塗布具よりも製造工程が容易となる。
なお、実施例において、塗布具20を眉毛・睫毛用の化粧用塗布具として記載したが、***に対して用いる塗布具として用いることを妨げる趣旨ではない。
20・・・塗布具、 21・・・操作部、 22・・・筆軸、 24・・・ブラシ柄、 25・・・塗布部、 251・・・植毛台座、 252・・・植毛面、 253・・・樹脂毛、 L・・・台座の長さ、 H・・・台座の幅

Claims (1)

  1. 基端部を操作部とする筆軸と、該筆軸先端に挿着されるブラシ柄と、ブラシ柄の先端に形成された塗布部と、を備え、
    前記塗布部と前記ブラシ柄は、同一樹脂により一体成形され、
    前記塗布部には、その植毛台座から、同心円状に多数の樹脂製ブラシ毛が一方向に延出形成され、
    前記ブラシ柄は、前記樹脂毛の延出方向と反対方向に湾曲して形成された
    ことを特徴とする化粧用塗布具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017006291A (ja) * 2015-06-19 2017-01-12 株式会社アートネイチャー まつ毛美容液用スパチュラ

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