JP3190376U - 紙材の加熱接着装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】歩留まりの高い紙材の加熱接着装置を提供する。
【解決手段】本考案の紙材の加熱接着装置は、紙送り装置1、加熱接着装置2及び紙巻取り装置3を含む。紙送り装置1には、第1の紙材41が巻設される第1の紙材ローラ11と、接着フィルム42が巻設される接着フィルムローラ12と、第2の紙材43が巻設される第2の紙材ローラ13と、が設けられる。第2の紙材ローラ13の接着フィルムローラ12と反対側には、位置決めローラ14が設けられる。加熱接着装置2の紙送り装置1側の一方の側部には、第1のガイドローラ21が設置される。第1のガイドローラ21の紙送り装置1と反対側には、加熱板22が設けられる。加熱板22には、加熱装置221が設けられる。加熱板22の他方の側部には、第2のガイドローラ23が設けられる。紙巻取り装置3は、加熱接着装置2の紙送り装置1と反対側に位置する。
【選択図】図2
【解決手段】本考案の紙材の加熱接着装置は、紙送り装置1、加熱接着装置2及び紙巻取り装置3を含む。紙送り装置1には、第1の紙材41が巻設される第1の紙材ローラ11と、接着フィルム42が巻設される接着フィルムローラ12と、第2の紙材43が巻設される第2の紙材ローラ13と、が設けられる。第2の紙材ローラ13の接着フィルムローラ12と反対側には、位置決めローラ14が設けられる。加熱接着装置2の紙送り装置1側の一方の側部には、第1のガイドローラ21が設置される。第1のガイドローラ21の紙送り装置1と反対側には、加熱板22が設けられる。加熱板22には、加熱装置221が設けられる。加熱板22の他方の側部には、第2のガイドローラ23が設けられる。紙巻取り装置3は、加熱接着装置2の紙送り装置1と反対側に位置する。
【選択図】図2
Description
本考案は、紙材の加熱接着装置に関し、特に、先ず、紙送り装置を利用して第1の紙材、接着フィルム及び第2の紙材を積層して位置決めし、次に、加熱接着装置を利用して接着フィルムを加熱溶融して第1の紙材と第2の紙材とを接着固定し、最後に、紙巻取り装置を利用して積層紙を巻き取ることにより、自動化処理を実現し、コストを減少させ、歩留まりを高めることができる紙材の加熱接着装置に関する。
人々の生活レベルが高まり、環境保護が重視されるにつれ、製品を包装する際、紙類を使用することが益々普及している。紙類の使用は、単層の紙として使用される以外に、紙材を積層させて段ボール板、厚紙板などを構成する場合もある。段ボール板、厚紙板などを製造する過程においては、接着剤(糊、樹脂など)が各層の紙材間に塗布され、各層の紙材が積層されて接着固定される。
一般に、紙材を接着する加工工程は、接着剤が充填された容器中から接着剤が取り出されて2つの紙材の対向する表面の一方の表面又は両方の表面に塗布され、2つの紙材が積層された上、圧力が加えられ、平坦にされる。接着剤が凝結して固化すると、2つの紙材が積層固定される。多数の紙材を積層する場合、上述の方法が繰り返され、多数の紙材に接着剤が塗布され、積層されて接着固定される。
しかし、接着剤の塗布は、刷毛を使う手作業で行われ、作業員が刷毛に接着剤をつけた後、接着剤を紙材表面に塗布する。従って、作業員によって刷毛につけられる接着剤の量が異なる上、紙材表面に塗布される接着剤の量も異なる。そのため、接着剤の塗布量が不足する場合、積層板を運搬又は使用する際、紙材が剥離する虞がある。また、接着剤の塗布量が過多である場合、紙材を積層して圧力を加えて平坦にする際、過多の接着剤が紙材の周縁から溢れ出し、接着装置の側壁又は上下表面に付着し、不良品となる虞がある。或いは、完成品を保管、運搬又は使用する際、製品同士が接着し合い、接着部分を分離させる際、紙材が損壊して不良品となる虞がある。
手作業での紙材の接着処理は、難度が高い上、煩雑であるため、紙材接着の自動化処理を実現する装置が案出された。これにより、人件費を節約し、処理速度を高めることができる。紙材接着装置は、接着剤製造装置、接着剤製造タンク、接着剤合成タンク、上部接着剤ローラ、接着剤除去板などが順番に設置された作業テーブルである。
これにより、2つの紙材に接着剤を塗布し、過多の接着剤を除去する作業を自動で行うことができる。しかし、上述の自動化生産ラインにおいては、1つの作業場で1つの処理しか行うことができないため、上述の複数の機械を設置するには、大きな空間が占有される上、設置コストが多くかかる。
これにより、2つの紙材に接着剤を塗布し、過多の接着剤を除去する作業を自動で行うことができる。しかし、上述の自動化生産ラインにおいては、1つの作業場で1つの処理しか行うことができないため、上述の複数の機械を設置するには、大きな空間が占有される上、設置コストが多くかかる。
即ち、手作業による処理では、作業員によって処理が均一でなかったり、同一の作業員であっても、毎回の処理が均一でなかったりする虞がある。また、自動化生産ラインによる加工では、占有空間が大きい上、コストが高い問題を有する。そこで、上述の従来技術における問題及び欠点を解決することが求められていた。
本考案の考案者は、当該技術に長年従事しており、上述の問題及び欠点に鑑み、関連資料を収集し、試作及び改良を幾度も重ね、本考案の紙材の加熱接着装置を案出した。
本考案の第1の目的は、紙送り装置の第1の紙材ローラから第1の紙材が放出され、接着フィルムローラから接着フィルムが放出され、第2の紙材ローラから第2の紙材が放出され、第1の紙材、接着フィルム及び第2の紙材は、位置決めローラによって積層されて位置決めされ、積層された第1の紙材、接着フィルム及び第2の紙材は、加熱接着装置の第1のガイドローラを通過した後、加熱板上方を接触しながら通過し、加熱板下方の少なくとも1つの加熱装置によって加熱処理が行われ、接着フィルムが加熱溶融されて第1の紙材と第2の紙材とが接着固定され、全自動化が行われることにより、処理速度を高めることができ、固体である上、寸法を正確に制御することができる接着フィルムが使用されることにより、接着剤の量を節約し、接着剤が溢れ出すのを防止し、歩留まりを高めることができる紙材の加熱接着装置を提供することにある。
本考案の第2の目的は、紙送り装置、加熱接着装置及び紙巻取り装置しか設けられない上、紙送り装置、加熱接着装置及び紙巻取り装置の構造は、簡単であるため、装置の体積を縮小することができ、占有空間が少ないのみならず、コストを大幅に減少させることができる紙材の加熱接着装置を提供することにある。
本考案の第3の目的は、紙送り装置には、第1の紙材ローラ、接着フィルムローラ、第2の紙材ローラ及び位置決めローラが枢着される複数の支持台が設けられ、複数の支持台は、それぞれ高さが異なり、位置決めローラの位置は、第1の紙材ローラ、接着フィルムローラ及び第2の紙材ローラの位置より高く、加熱接着装置には、第1のガイドローラ及び第2のガイドローラが枢着される2つの枢着台が設けられ、第1のガイドローラ及び第2のガイドローラの位置は、加熱板上部の位置より低く、複数の支持台及び2つの枢着台により、第1の紙材ローラ、接着フィルムローラ、第2の紙材ローラ、位置決めローラ、第1のガイドローラ、加熱板及び第2のガイドローラは、上下交差状となり、第1の紙材、接着フィルム及び第2の紙材と、第1の紙材、接着フィルム及び第2の紙材が積層され、接着固定されて形成される積層紙とは、加工工程において、確実に積層されて位置決めされるため、偏移したり、傾斜したりせず、加熱板上方に確実に接触し、これにより、第1の紙材、接着フィルム及び第2の紙材 を確実に展開させ、折れ目が発生せず、また、紙巻取り装置の紙巻取りローラの位置が第2のガイドローラより高い位置にあるため、積層紙を確実に紙巻取りローラ上に位置合わせして巻取ることができ、歩留まりを高めることができる紙材の加熱接着装置を提供することにある。
本考案の第4の目的は、加熱接着装置に円形の2つの加熱板が設けられ、2つの加熱板は、第1のガイドローラより高位置及び低位置に設置され、積層された第1の紙材、接着フィルム及び第2の紙材は、一方の加熱板の上方を接触しながら通過した後、他方の加熱板の下方を接触しながら通過し、2つの加熱板の積層された第1の紙材、接着フィルム及び第2の紙材が接触する上方及び下方の対向する内側には、少なくとも1つの加熱装置が設けられ、積層された第1の紙材、接着フィルム及び第2の紙材が加熱板を接触しながら通過することにより、加熱経路が長くなって加熱時間が長くなることにより、第1の紙材と第2の紙材とを確実に接着させ、接着速度を高めることができるため、生産速度を高めることができる紙材の加熱接着装置を提供することにある。
本考案の第5の目的は、第2のガイドローラが第1のガイドローラから離れた方の加熱板の上方に位置する上、加熱板の円心と外縁との間に対向することにより、積層された第1の紙材、接着フィルム及び第2の紙材が円形の加熱板の下半円を接触しながら通過した後、上半円も所定距離接触し続けるため、加熱経路を長くすることができる紙材の加熱接着装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1の考案は、紙送り装置、加熱接着装置及び紙巻取り装置を備える紙材の加熱接着装置であって、紙送り装置には、第1の紙材が巻設される第1の紙材ローラ、加熱溶融接着剤からなる接着フィルムが巻設される接着フィルムローラ及び第2の紙材が巻設される第2の紙材ローラが設けられ、第2の紙材ローラの接着フィルムローラと反対側の側部には、第1の紙材ローラ、接着フィルムローラ及び第2の紙材ローラの位置より高い位置に設けられる位置決めローラが設けられ、第1の紙材、接着フィルム及び第2の紙材は、位置決めローラを接触しながら通過して順番に積層されて位置決めされ、加熱接着装置は、紙送り装置の位置決めローラを有する側の側部に対向設置され、加熱接着装置の紙送り装置と隣り合う一方の側部には、積層された第1の紙材、接着フィルム及び第2の紙材を接触させながら通過させ、下方に位置決めする第1のガイドローラが設けられ、第1のガイドローラの位置は、位置決めローラの位置より低く、第1のガイドローラの紙送り装置と反対側の側部には、円形の加熱板が2つ設けられ、2つの加熱板は、第1のガイドローラに対向し、高位置及び低位置にそれぞれ設置され、積層された第1の紙材、接着フィルム及び第2の紙材は、紙送り装置に近い側の一方の加熱板の上方を接触しながら通過した後、他方の加熱板の下方を接触しながら通過し、2つの加熱板の積層された第1の紙材、接着フィルム及び第2の紙材が接触する上方及び下方の内側には、接着フィルムを加熱溶融し、第1の紙材と第2の紙材とを接着固定して積層紙を形成する少なくとも1つの加熱装置が設けられ、2つの加熱板の第1のガイドローラと反対側の側部には、2つの加熱板及び第2のガイドローラの位置より高く、積層紙を接触させながら通過させる第3のガイドローラが設けられ、紙巻取り装置は、加熱接着装置の紙送り装置と反対側の側部に位置し、紙送り装置、加熱接着装置及び紙巻取り装置は、直線状に配列され、紙巻取り装置には、第3のガイドローラの位置より低く、積層紙を巻取る紙巻取りローラが設けられることを特徴とする紙材の加熱接着装置である。
請求項2の考案は、紙送り装置には、第1の紙材ローラ、接着フィルムローラ、第2の紙材ローラ及び位置決めローラがそれぞれ枢着され、高さの異なる支持台が設けられ、位置決めローラは、第1の紙材ローラ、接着フィルムローラ及び第2の紙材ローラの位置より高く、加熱接着装置には、第1のガイドローラ及び第2のガイドローラがそれぞれ枢着される2つの枢着台が設けられ、第1のガイドローラは、位置決めローラの位置より低く、紙送り装置には、第1の紙材ローラ、接着フィルムローラ及び第2の紙材ローラの側辺にそれぞれ設置される少なくとも2つのベース台が設けられることを特徴とする請求項1に記載の紙材の加熱接着装置である。
請求項3の考案は、紙送り装置の位置決めローラ下方には、第1のガイドローラの位置より高い方向転換ローラが設けられ、第1の紙材、接着フィルム及び第2の紙材は、位置決めローラ及び方向転換ローラによって反対方向に押圧され、紙送り装置の第1の紙材ローラの第2の紙材ローラに近い側の側部の上方には、第1の紙材をガイドした後、位置決めローラに接触させるガイドローラが設けられ、紙送り装置には、ガイドローラが枢着される支持台が設けられ、加熱接着装置の第1のガイドローラから離れた方の加熱板上方には、積層紙を接触させながら通過させ、位置決めする第2のガイドローラが設けられ、第2のガイドローラは、加熱板の円心と外縁との間に対向することを特徴とする請求項1に記載の紙材の加熱接着装置である。
本考案の紙材の加熱接着装置によれば、先ず、紙送り装置の第1の紙材ローラ、接着フィルムローラ及び第2の紙材ローラにより、ロール状の第1の紙材、接着フィルム及び第2の紙材が送り出され、位置決めローラによって積層されて位置決めされる。次に、積層された第1の紙材、接着フィルム及び第2の紙材は、加熱接着装置の第1のガイドローラによってガイドされた後、加熱板を接触しながら通過し、加熱板の少なくとも1つの加熱装置によって接着フィルムが加熱溶融され、第1の紙材と第2の紙材とが接着固定されて積層紙が形成される。積層紙は、第2のガイドローラを通過した後、紙巻取り装置の紙巻取りローラに巻取られる。以上の構造によって自動化処理が実現され、コストを減少させ、歩留まりを高めることができる。
本考案の目的及び効果を実現するために採用した手段及び構造を示す実施形態を図面に沿って詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1及び図2を参照して説明する。
図1は、本考案の第1実施形態による紙材の加熱接着装置を示す側面図である。図2は、本考案の第1実施形態による紙材の加熱接着装置の使用状態を示す側面図である。図1及び図2に示すように、本考案の紙材の加熱接着装置は、紙送り装置1、加熱接着装置2及び紙巻取り装置3を含む。
図1及び図2を参照して説明する。
図1は、本考案の第1実施形態による紙材の加熱接着装置を示す側面図である。図2は、本考案の第1実施形態による紙材の加熱接着装置の使用状態を示す側面図である。図1及び図2に示すように、本考案の紙材の加熱接着装置は、紙送り装置1、加熱接着装置2及び紙巻取り装置3を含む。
紙送り装置1には、第1の紙材41が巻設される第1の紙材ローラ11と、接着フィルム42が巻設される接着フィルムローラ12と、第2の紙材43が巻設される第2の紙材ローラ13と、が設けられる。接着フィルム42は、加熱溶融接着剤からなる。第2の紙材ローラ13の接着フィルムローラ12と反対側の側部には、第1の紙材ローラ11、接着フィルムローラ12及び第2の紙材ローラ13の位置より高い位置に設けられる位置決めローラ14が設けられる。第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43は、位置決めローラ14の上方を接触しながら通過し、順番に積層されて位置決めされる。また、第1の紙材ローラ11、接着フィルムローラ12、第2の紙材ローラ13及び位置決めローラ14は、所定の高さを有する支持台15に枢着される。
加熱接着装置2は、紙送り装置1の位置決めローラ14を有する側の側部に対向設置される。加熱接着装置2の紙送り装置1と隣り合う一方の側部には、積層された第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43を接触させながら通過させ、下方に位置決めする第1のガイドローラ21が設けられる。第1のガイドローラ21の位置は、位置決めローラ14の位置より低い。第1のガイドローラ21の紙送り装置1と反対側の側部には、弧形で上部が第1のガイドローラ21の位置より高い加熱板22が設けられる。
積層された第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43は、加熱板22の上方を接触しながら通過する。加熱板22の下方には、接着フィルム42を加熱溶融し、第1の紙材41と第2の紙材43と接着固定して積層紙4を形成する少なくとも1つの加熱装置221が設けられる。加熱板22の第1のガイドローラ21と反対側の側部には、積層紙4を接触させながら通過させ、位置決めする第2のガイドローラ23が設けられる。第2のガイドローラ23の位置は、加熱板22上部の位置より低い。
積層された第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43は、加熱板22の上方を接触しながら通過する。加熱板22の下方には、接着フィルム42を加熱溶融し、第1の紙材41と第2の紙材43と接着固定して積層紙4を形成する少なくとも1つの加熱装置221が設けられる。加熱板22の第1のガイドローラ21と反対側の側部には、積層紙4を接触させながら通過させ、位置決めする第2のガイドローラ23が設けられる。第2のガイドローラ23の位置は、加熱板22上部の位置より低い。
紙巻取り装置3は、加熱接着装置2の紙送り装置1と反対側の側部に位置する。即ち、紙送り装置1、加熱接着装置2及び紙巻取り装置3は、直線状に配列される。紙巻取り装置3には、第2のガイドローラ23の位置より高く、積層紙4を巻取る紙巻取りローラ31が設けられる。
紙送り装置1には、第1の紙材ローラ11、接着フィルムローラ12、第2の紙材ローラ13及び位置決めローラ14が枢着される複数の支持台15が設けられる。複数の支持台15は、それぞれ高さが異なり、位置決めローラ14の位置は、第1の紙材ローラ11、接着フィルムローラ12及び第2の紙材ローラ13の位置より高い。加熱接着装置2には、第1のガイドローラ21及び第2のガイドローラ23が枢着される枢着台24が設けられる。第1のガイドローラ21及び第2のガイドローラ23の位置は、加熱板22上部の位置より低い。
複数の支持台15及び2つの枢着台24により、第1の紙材ローラ11、接着フィルムローラ12、第2の紙材ローラ13、位置決めローラ14、第1のガイドローラ21、加熱板22及び第2のガイドローラ23は、上下交差状となり、第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43と、第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43が積層され、接着固定されて形成される積層紙4とは、加工工程において、確実に積層されて位置決めされる上、加熱板22上方に確実に接触する。
これにより、第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43を確実に展開させ、折れ目が発生しない。また、確実に接触させた後、回動させる方式によって移動させることにより、第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43が偏移したり、傾斜したりしない。また、紙巻取り装置3の紙巻取りローラ31が第2のガイドローラ23より高い位置にあるため、積層紙4を確実に紙巻取りローラ31上に位置合わせして巻取ることができ、歩留まりを高めることができる。
複数の支持台15及び2つの枢着台24により、第1の紙材ローラ11、接着フィルムローラ12、第2の紙材ローラ13、位置決めローラ14、第1のガイドローラ21、加熱板22及び第2のガイドローラ23は、上下交差状となり、第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43と、第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43が積層され、接着固定されて形成される積層紙4とは、加工工程において、確実に積層されて位置決めされる上、加熱板22上方に確実に接触する。
これにより、第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43を確実に展開させ、折れ目が発生しない。また、確実に接触させた後、回動させる方式によって移動させることにより、第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43が偏移したり、傾斜したりしない。また、紙巻取り装置3の紙巻取りローラ31が第2のガイドローラ23より高い位置にあるため、積層紙4を確実に紙巻取りローラ31上に位置合わせして巻取ることができ、歩留まりを高めることができる。
上述の加熱接着装置2の少なくとも1つの加熱装置221は、加熱板22の下表面に設置されるか、或いは、加熱板22の下表面に間隔をあけて設置される。加熱装置221の機能及び加熱温度は、接着フィルム42の材質及び溶融温度に基づいて調整される。加熱装置221は、加熱板、赤外線加熱装置、蒸気加熱装置、電磁波加熱装置又は高周波加熱装置であり、接着フィルム42を加熱溶融する機能を有すればよく、加熱装置221の構造は、本考案の範囲を限定するものではなく、他の修飾及び同等効果である変更は、すべて本考案に含まれる。
本考案の紙材の加熱接着装置を使用する際、先ず、ロール状の第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43を紙送り装置1の第1の紙材ローラ11、接着フィルムローラ12及び第2の紙材ローラ13にそれぞれ装着する。第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43は、ロール状の第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43からそれぞれ引き出されて積層される上、位置決めローラ14上方を通過した後、加熱接着装置2の第1のガイドローラ21の下方を通過する。第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43は、積層された後、位置決めローラ14の上方を通過することにより、押圧されて位置決めされる。また、位置決めローラ14が回転して第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43を移動させるため、第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43に均一に圧力が加わり、偏移したり、傾斜したりすることがない。
また、加熱接着装置2の第1のガイドローラ21の位置が位置決めローラ14の位置より低いため、第1の紙材41、接着フィルム42又は第2の紙材43は、第1のガイドローラ21の下方を通過する際、押圧されて位置決めされる。また、加熱板22上部の位置が第1のガイドローラ21及び第2のガイドローラ23の位置より高いため、第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43は、加熱板22を接触しながら通過する。この際、加熱板22下方の少なくとも1つの加熱装置221が加熱を行い、加熱板22の温度が接着フィルム42の溶融温度より高くなる。これにより、第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43が加熱板22に接触しながら通過する際、接着フィルム42が加熱溶融され、上下両側の第1の紙材41と第2の紙材43とが接着固定されて積層紙4が形成される。
積層紙4は、第2のガイドローラ23下方を通過し、第2のガイドローラ23によって押圧され、第1の紙材41と第2の紙材43とが確実に接着固定される。また、紙巻取り装置3の位置が第2のガイドローラ23の紙巻取りローラ31の位置よりも高いため、第1の紙材ローラ11の第1の紙材41、接着フィルムローラ12の接着フィルム42及び第2の紙材ローラ13の第2の紙材43が全て放出されるまで、積層紙4が紙巻取りローラ31にスムーズに巻取られる。積層紙4が紙巻取りローラ31に全て巻取られた後、巻取られた積層紙4を取り外し、新しいロール状の第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43に交換することにより、次の紙材の加熱接着作業を行うことができる。
上述の紙巻取りローラ31に先に巻芯を装着することにより、積層紙4を巻芯上に巻取り、巻取りが完了した積層紙4を紙巻取りローラ31から取り外す作業を簡単に行うことができる。上述の第1の紙材41、接着フィルム42又は第2の紙材43も巻芯に巻設することにより、運搬及び紙送り装置1への装着を簡単に行うことができる。ここで、巻芯及びロール状の第1の紙材41、接着フィルム42又は第2の紙材43を使用する方法及び構造は、従来技術であり、本考案の特徴を示すものではないため、ここでは、詳しく説明しない。
本考案の紙材の加熱接着装置を使用する際、機械を利用して自動加工処理を行うため、処理速度が速い。また、手作業で処理を行う必要がないため、生産コストを減少させることができる。また、固体の接着フィルム42を使用するため、接着フィルム42の厚さ、長さ、幅などの寸法を精密に計算して制御することができる。このため、従来の手作業で接着剤を塗布するのと比較して誤差が小さく、接着剤の使用量を制御することができるため、接着剤のコストを減少させることができる。また、接着後に接着剤が溢れ出す問題がないため、歩留まりを高めることができる。
また、本考案の紙材の加熱接着装置は、紙送り装置1、加熱接着装置2及び紙巻取り装置3しか設けられない上、紙送り装置1、加熱接着装置2及び紙巻取り装置3の構造は、簡単であるため、装置の体積を縮小することができ、占有空間が少ないのみならず、コストを大幅に減少させることができる。
(第2実施形態)
図3を参照する。図3は、本考案の第2実施形態による紙材の加熱接着装置の使用状態を示す側面図である。
図3に示すように、本考案の第2実施形態による紙材の加熱接着装置には、紙送り装置1、加熱接着装置2及び紙巻取り装置3が設けられる。紙送り装置1には、第1の紙材41が巻設される第1の紙材ローラ11と、接着フィルム42が巻設される接着フィルムローラ12と、第2の紙材43が巻設される第2の紙材ローラ13と、が設けられる。接着フィルム42は、加熱溶融接着剤からなる。第2の紙材ローラ13の接着フィルムローラ12と反対側の側部には、第1の紙材ローラ11、接着フィルムローラ12及び第2の紙材ローラ13の位置より高い位置決めローラ14が設けられる。位置決めローラ14の下方には、方向転換ローラ141がさらに設けられる。
図3を参照する。図3は、本考案の第2実施形態による紙材の加熱接着装置の使用状態を示す側面図である。
図3に示すように、本考案の第2実施形態による紙材の加熱接着装置には、紙送り装置1、加熱接着装置2及び紙巻取り装置3が設けられる。紙送り装置1には、第1の紙材41が巻設される第1の紙材ローラ11と、接着フィルム42が巻設される接着フィルムローラ12と、第2の紙材43が巻設される第2の紙材ローラ13と、が設けられる。接着フィルム42は、加熱溶融接着剤からなる。第2の紙材ローラ13の接着フィルムローラ12と反対側の側部には、第1の紙材ローラ11、接着フィルムローラ12及び第2の紙材ローラ13の位置より高い位置決めローラ14が設けられる。位置決めローラ14の下方には、方向転換ローラ141がさらに設けられる。
第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43は、位置決めローラ14の上方を接触しながら通過し、順番に積層されて位置決めされた後、方向転換ローラ141によって反対方向に押圧されるため、確実に位置決めされる。第1の紙材ローラ11、接着フィルムローラ12、第2の紙材ローラ13及び位置決めローラ14は、所定の高さを有する支持台15に枢着される。第1の紙材ローラ11の第2の紙材ローラ13側の側部の上方には、支持台15に枢着されるガイドローラ16が設けられる。これにより、第1の紙材41は、第1の紙材ローラ11から引き出された後、ガイドローラ16によって上方にガイドされ、位置決めローラ14に到達する前に、接着フィルム42及び第2の紙材43に接触するのを防止することができる。また、紙送り装置1には、少なくとも2つ以上のベース台17が設けられ、第1の紙材ローラ11、接着フィルムローラ12及び第2の紙材ローラ13は、支持台15によって各ベース台17の側辺に設置される。
加熱接着装置2は、紙送り装置1の位置決めローラ14を有する側の側部に対向設置される。加熱接着装置2の紙送り装置1と隣り合う側部には、積層された第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43を接触しながら通過させ、下方に位置決めする第1のガイドローラ21が設けられる。第1のガイドローラ21の位置は、位置決めローラ14及び方向転換ローラ141の位置より低い。第1のガイドローラ21の紙送り装置1と反対側の側部には、円形の加熱板22が2つ設けられる。2つの加熱板22は、第1のガイドローラ21に対向し、高位置及び低位置にそれぞれ設置される。積層された第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43は、先ず、一方の加熱板22の上方を接触しながら通過した後、他方の加熱板22の下方を接触しながら通過する。2つの加熱板22の積層された第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43が接触する上方及び下方の内側には、少なくとも1つの加熱装置221がそれぞれ設けられる。
少なくとも1つの加熱装置221は、接着フィルム42を加熱溶融し、第1の紙材41と第2の紙材43とを接着固定して積層紙4を形成する。第1のガイドローラ21から離れた方の加熱板22の上方には、積層紙4を接触させながら通過させ、位置決めする第2のガイドローラ23が設けられる。第2のガイドローラ23は、加熱板22の円心と外縁との間に対向する。2つの加熱板22の第1のガイドローラ21と反対側の側部には、2つの加熱板22及び第2のガイドローラ23の位置より高い第3のガイドローラ25が設けられる。積層紙4は、第2のガイドローラ23の第1のローラ21側の側部を接触しながら通過した後、第3のガイドローラ25の上方を接触しながら通過する。
紙巻取り装置3は、加熱接着装置2の紙送り装置1と反対側の側部に位置する。即ち、紙送り装置1、加熱接着装置2及び紙巻取り装置3は、直線状に配列される。紙巻取り装置3には、第3のガイドローラ25の位置より低く、積層紙4を巻取る紙巻取りローラ31が設けられる。
積層された第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43は、紙送り装置1の位置決めローラ14上方の第2の紙材ローラ13と反対側の側面を接触しながら通過した後、方向転換し、方向転換ローラ141の第2の紙材ローラ13側の側面を接触しながら通過する。位置決めローラ14及び方向転換ローラ141によって反対方向に押圧されることにより、第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43は、緊密に積層されて位置決めされる。また、加熱接着装置2の2つの円形の加熱板22により、積層された第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43が2つの加熱板22を接触しながら通過する際の加熱経路が長くなって加熱時間が長くなるため、第1の紙材41と第2の紙材43とを確実に接着して輸送速度を高めることができ、生産速度を高めることができる。
加熱接着装置2の2つの円形の加熱板22の外径は、異なるか、或いは、同一であり、必要に応じて高位置及び低位置に設置される。これにより、積層された第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43は、一方の円形の加熱板22の紙送り装置1側の上方を接触しながら通過した後、他方の円形の加熱板22の下方を接触しながら通過するため、接触して加熱される経路が長くなる。また、第2のガイドローラ23が第1のガイドローラ21から離れた側の加熱板22の上方に位置する上、加熱板22の円心と外縁との間に対向するため、積層された第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43は、円形の加熱板22の下半円を接触しながら通過した後、上半円にも所定距離(第2のガイドローラ23の位置に応じて変更される)接触し続けるため、接触して加熱される経路を長くすることができる。
上述の各部材は、上下位置を反転させてもよく、反転させても、実際の使用効果に影響はない。また、紙巻取り装置3の紙巻取りローラ31と紙送り装置1側の加熱板22との間の高さ関係、或いは、紙巻取り装置3の紙巻取りローラ31と第2のガイドローラ23との間の高さ関係に応じ、第3のガイドローラ25を設置する位置を設置することができ、第3のガイドローラ25を設置しない構造でもよい。即ち、積層紙4が紙送り装置1から離れた方の加熱板22から紙巻取り装置3にスムーズに巻取られる機能を有すればよく、他の修飾及び同等効果である変更は、何れも本考案に含まれる。
即ち、本考案の紙材の加熱接着装置は、先ず、紙送り装置1の第1の紙材ローラ11、接着フィルムローラ12及び第2の紙材ローラ13により、ロール状の第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43が送り出され、位置決めローラ14によって積層されて位置決めされる。次に、積層された第1の紙材41、接着フィルム42及び第2の紙材43は、加熱接着装置2の第1のガイドローラ21によってガイドされた後、加熱板22を接触しながら通過し、加熱板22の少なくとも1つの加熱装置221によって接着フィルム42が加熱溶融され、第1の紙材41と第2の紙材43とが接着固定されて積層紙4が形成される。積層紙4は、第2のガイドローラ23を通過した後、紙巻取り装置3の紙巻取りローラ31に巻取られる。以上の構造によって自動化処理が実現され、コストを減少させ、歩留まりを高めることができる。ここで、上述の説明は、本考案の好適な実施形態を示すものであり、本考案の範囲を限定するものではない。また、本考案の明細書及び図面の内容を運用した簡易な修飾及び同等効果の構造の変更は、何れも本考案の範囲に含まれる。
本考案の紙材の加熱接着装置を実施することにより、所望の効果及び目的を確実に達成することができ、本考案は実用性の高い考案であり、実用新案の出願要件を満たすものである。
1 紙送り装置
11 第1の紙材ローラ
12 接着フィルムローラ
13 第2の紙材ローラ
14 位置決めローラ
141 方向転換ローラ
15 支持台
16 ガイドローラ
17 ベース台
2 加熱接着装置
21 第1のガイドローラ
22 加熱板
221 加熱装置
23 第2のガイドローラ
24 枢着台
25 第3のガイドローラ
3 紙巻取り装置
31 紙巻取りローラ
4 積層紙
41 第1の紙材
42 接着フィルム
43 第2の紙材
11 第1の紙材ローラ
12 接着フィルムローラ
13 第2の紙材ローラ
14 位置決めローラ
141 方向転換ローラ
15 支持台
16 ガイドローラ
17 ベース台
2 加熱接着装置
21 第1のガイドローラ
22 加熱板
221 加熱装置
23 第2のガイドローラ
24 枢着台
25 第3のガイドローラ
3 紙巻取り装置
31 紙巻取りローラ
4 積層紙
41 第1の紙材
42 接着フィルム
43 第2の紙材
Claims (3)
- 紙送り装置、加熱接着装置及び紙巻取り装置を備える紙材の加熱接着装置であって、
前記紙送り装置には、第1の紙材が巻設される第1の紙材ローラ、加熱溶融接着剤からなる接着フィルムが巻設される接着フィルムローラ及び第2の紙材が巻設される第2の紙材ローラが設けられ、前記第2の紙材ローラの前記接着フィルムローラと反対側の側部には、前記第1の紙材ローラ、前記接着フィルムローラ及び前記第2の紙材ローラの位置より高い位置に設けられる位置決めローラが設けられ、前記第1の紙材、前記接着フィルム及び前記第2の紙材は、前記位置決めローラを接触しながら通過して順番に積層されて位置決めされ、
前記加熱接着装置は、前記紙送り装置の位置決めローラを有する側の側部に対向設置され、前記加熱接着装置の前記紙送り装置と隣り合う一方の側部には、積層された前記第1の紙材、前記接着フィルム及び前記第2の紙材を接触させながら通過させ、下方に位置決めする第1のガイドローラが設けられ、前記第1のガイドローラの位置は、前記位置決めローラの位置より低く、前記第1のガイドローラの前記紙送り装置と反対側の側部には、円形の加熱板が2つ設けられ、前記2つの加熱板は、前記第1のガイドローラに対向し、高位置及び低位置にそれぞれ設置され、積層された前記第1の紙材、前記接着フィルム及び前記第2の紙材は、前記紙送り装置に近い側の一方の加熱板の上方を接触しながら通過した後、他方の加熱板の下方を接触しながら通過し、前記2つの加熱板の積層された前記第1の紙材、前記接着フィルム及び前記第2の紙材が接触する上方及び下方の内側には、前記接着フィルムを加熱溶融し、前記第1の紙材と前記第2の紙材とを接着固定して積層紙を形成する少なくとも1つの加熱装置が設けられ、前記2つの加熱板の前記第1のガイドローラと反対側の側部には、前記2つの加熱板及び第2のガイドローラの位置より高く、前記積層紙を接触させながら通過させる第3のガイドローラが設けられ、
前記紙巻取り装置は、前記加熱接着装置の前記紙送り装置と反対側の側部に位置し、前記紙送り装置、前記加熱接着装置及び前記紙巻取り装置は、直線状に配列され、前記紙巻取り装置には、前記第3のガイドローラの位置より低く、前記積層紙を巻取る紙巻取りローラが設けられることを特徴とする紙材の加熱接着装置。 - 前記紙送り装置には、前記第1の紙材ローラ、前記接着フィルムローラ、前記第2の紙材ローラ及び前記位置決めローラがそれぞれ枢着され、高さの異なる支持台が設けられ、前記位置決めローラは、前記第1の紙材ローラ、前記接着フィルムローラ及び前記第2の紙材ローラの位置より高く、
前記加熱接着装置には、前記第1のガイドローラ及び前記第2のガイドローラがそれぞれ枢着される2つの枢着台が設けられ、前記第1のガイドローラは、前記位置決めローラの位置より低く、
前記紙送り装置には、前記第1の紙材ローラ、前記接着フィルムローラ及び前記第2の紙材ローラの側辺にそれぞれ設置される少なくとも2つのベース台が設けられることを特徴とする請求項1に記載の紙材の加熱接着装置。 - 前記紙送り装置の位置決めローラ下方には、前記第1のガイドローラの位置より高い方向転換ローラが設けられ、前記第1の紙材、前記接着フィルム及び前記第2の紙材は、前記位置決めローラ及び前記方向転換ローラによって反対方向に押圧され、前記紙送り装置の前記第1の紙材ローラの前記第2の紙材ローラに近い側の側部の上方には、前記第1の紙材をガイドした後、前記位置決めローラに接触させるガイドローラが設けられ、前記紙送り装置には、前記ガイドローラが枢着される支持台が設けられ、前記加熱接着装置の前記第1のガイドローラから離れた方の加熱板上方には、前記積層紙を接触させながら通過させ、位置決めする第2のガイドローラが設けられ、前記第2のガイドローラは、前記加熱板の円心と外縁との間に対向することを特徴とする請求項1に記載の紙材の加熱接着装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW102205893 | 2013-02-19 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3190376U true JP3190376U (ja) | 2014-05-08 |
Family
ID=
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109653026A (zh) * | 2019-01-22 | 2019-04-19 | 佛山市新飞卫生材料有限公司 | 一种离型纸及生产该离型纸的设备和工艺 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109653026A (zh) * | 2019-01-22 | 2019-04-19 | 佛山市新飞卫生材料有限公司 | 一种离型纸及生产该离型纸的设备和工艺 |
CN109653026B (zh) * | 2019-01-22 | 2024-01-30 | 佛山市新飞卫生材料有限公司 | 一种离型纸及生产该离型纸的设备和工艺 |
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