JP3190303U - 茸栽培ハウス - Google Patents
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Abstract
【課題】豪雪地帯でも茸の栽培を適切かつ簡単に行うことができる茸栽培ハウスを提供する。
【解決手段】茸栽培ハウス1は、ハウスの長手方向に直交する断面が、2辺が屋根となり2辺が側壁となる略正五角形の形状を有している。茸栽培ハウス1は、ガラス製の屋根10と、ハウス内の温度を調整する温調装置80と、を有している。また、茸栽培ハウス1は、ハウス内の茸栽培エリア40aを覆う遮光シート60を有している。茸栽培ハウス1は、一階に栽培室40を有し、二階に乾燥室41を有している。
【選択図】図2
【解決手段】茸栽培ハウス1は、ハウスの長手方向に直交する断面が、2辺が屋根となり2辺が側壁となる略正五角形の形状を有している。茸栽培ハウス1は、ガラス製の屋根10と、ハウス内の温度を調整する温調装置80と、を有している。また、茸栽培ハウス1は、ハウス内の茸栽培エリア40aを覆う遮光シート60を有している。茸栽培ハウス1は、一階に栽培室40を有し、二階に乾燥室41を有している。
【選択図】図2
Description
本発明は、茸栽培ハウスに関する。
近年椎茸などの茸の菌床栽培が盛んに行われている。これらの茸の栽培は、寒冷地などではビニールハウスを用いて行われている(特許文献1参照)。
しかしながら、例えば豪雪地帯では、雪でビニールハウスが埋もれて潰れたり、室内が低温になるため、冬場に茸の栽培を行うのは難しい。このため、豪雪地帯は茸の栽培に適していないと考えられている。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、豪雪地帯でも茸の栽培を適切かつ簡単に行うことができる茸栽培ハウスを提供することをその目的とする。
上記目的を達成するための本考案は、茸栽培ハウスであって、ハウスの長手方向に直交する断面が、2辺が屋根となり2辺が側壁となる略正五角形の形状を有し、ガラス製の屋根と、ハウス内の温度を調整する温調装置と、を有する茸栽培ハウスである。
前記茸栽培ハウスは、ハウス内の茸栽培エリアを覆う遮光シートをさらに有していてもよい。
前記茸栽培ハウスにおける前記温調装置は、前記遮光シートの外側に設けられていてもよい。
前記栽培ハウスは、一階に栽培室を有し、二階に乾燥室を有していてもよい。
前記栽培ハウスにおける前記側壁は、ハウス内とハウス外との間の通気を行う開閉機構を有していてもよい。
本考案によれば、豪雪地帯でも茸の栽培を適切かつ簡単に行うことができる。
以下、図面を参照して、本考案の好ましい実施の形態について説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。さらに、図面の寸法比率は、図示の比率に限定されるものではない。また、以下の実施の形態は、本考案を説明するための例示であり、本考案はこの実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本実施の形態に係る茸栽培ハウス1の一例を示す斜視図であり、図2は、茸栽培ハウス1の縦断面図であり、図3は、茸栽培ハウス1の横断面図である。
図1及び図2に示すように茸栽培ハウス1は、正面、或いはハウスの長手方向(棟方向)に垂直の断面が略正五角形となる形状を有している。つまり、茸栽培ハウス1の上面の屋根10の二辺と、側壁11の二辺と、地面の1辺によって略正五角形を形成している。
屋根10は、棟12から2方向に斜めに傾斜している。屋根10は、例えば全面ガラス張りであり、外部の光をハウス内に取り込むことができる。
側壁11は、例えば縦方向に並べられた木製又は樹脂製の複数のパネル20から構成されている。パネル20は、例えば図4に示すようにハウスの長手方向の水平軸の周りに回動自在であり、ハウス内とハウス外の間の通気を行う開閉機構21として機能する。なお、側壁11の材質は特に限定されず、他の材質であってもよい。
図1及び図3に示すように茸栽培ハウス1は、正面壁13と裏面壁14に、ハウス内に出入りするため、或いは物を搬入出するための扉30を備えている。
茸栽培ハウス1は、図2に示すように例えば一階に栽培室40を有し、二階に乾燥室41を有している。一階と二階は、例えば屋根10と側壁11の接続部分に設けられた床板42により仕切られている。なお、図示しないが一階と二階との間には階段が設けられている。
栽培室40の中央の栽培エリア40aには、図2及び図3に示すように栽培台50が設けられ、その上に下地材51を介して茸の菌床52を載置できる。下地材51は、細長の直方体形状を有し、角部が上に向けられている。栽培台50と下地材51は、例えば木製のものが使用される。
栽培室40には、栽培エリア40aの四方の側面と上面を覆う遮光シート60が設けられている。遮光シート60には、例えば通気性のある網状のものが用いられる。遮光シート60は、天井面から吊るされたシート吊止部61に掛けられ吊るされている。シート吊止部61は、例えば図3に示すように方形の枠状に形成されている。
乾燥室41には、図2に示すように左右に複数段の棚70が設けられている。茸を入れたコンテナ71を棚70に入れて茸を乾燥させることができる。
乾燥室41には、茸栽培ハウス1内の温度を調整するエアコンなどの温調装置80が設けられている。
次に、以上のように構成された茸栽培ハウス1において茸としての例えば椎茸を栽培する例を説明する。
先ず、温調装置80により茸栽培ハウス1内を椎茸の発生に適した温度に調整し維持する。また、必要に応じて側壁11のパネル20を開閉し、栽培室40の湿度や風通しを調整する。そして、遮光シート60で仕切られた栽培エリア40aの栽培台50上に椎茸の菌床52を載置する。所定期間放置すると、椎茸が発生し、所定の大きさに成長したものを採取する。また、乾燥室41では、菌床52から採取した椎茸をコンテナ71に入れ、それを棚70に入れて乾燥させる。
本実施の形態によれば、茸栽培ハウス1が、ハウスの長手方向に直交する断面が略正五角形の形状を有し、ガラス製の屋根10と、ハウス内の温度を調整する温調装置80を有している。これにより、豪雪地帯において雪が降った際には、図4に示すように雪が屋根10のガラスにより滑るので、雪を屋根10から地面に落下させることができる。このとき、五角形の1辺の側壁11が、内側に向けて斜めに傾斜しているので、落下した雪が側壁11に沿って積りハウスが雪で埋もれることを防止できる。また、屋根10のガラスを透過した光によりハウス内が暖められるので、ハウス内が比較的温暖に保たれる。加えて空調装置80によりハウス内を椎茸の発生に適した温度に最適化できる。したがって、豪雪地帯でも椎茸の栽培を適切に行うことができる。
栽培室40に栽培エリア40aを覆う遮光シート60が設けられているので、屋根10のガラスから入る光が菌床52に直接照射されることを防止できる。よって、椎茸栽培を適切に行うことができる。
温調装置80が遮光シート60の外側に設けられているので、空調により生じる風により菌床52に悪影響を与えることを抑制できる。
茸栽培ハウス1は、一階に栽培室40を有し、二階に乾燥室41を有しているので、例えば二階の乾燥室41において温調装置80の空調と、屋根10のガラスから入る光を利用して椎茸の乾燥を行うことができる。また、2階を作ることで、屋根10のガラスからの直射日光が栽培室40に入ることを抑制できる。
側壁11が、ハウス内とハウス外との間の通気を行う開閉機構21を有しているので、栽培室40内の風通しや湿度を調整でき、最適な環境で椎茸を栽培できる。
以上、添付図面を参照しながら本考案の好適な実施の形態について説明したが、本考案はかかる例に限定されない。当業者であれば、登録実用新案請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本考案の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば以上の実施の形態における茸栽培ハウス1は他の構成を有してもよい。例えば一階建で乾燥室を備えないものであってもよい。また、図5に示すように複数の茸栽培ハウス1を長手方向に接続して使用してもよい。上記実施の形態では、椎茸栽培の例を説明したが、他の茸の栽培にも本考案は適用できる。また、菌床栽培のみならず原木栽培にも適用できる。また、本考案の椎茸栽培ハウス1は、豪雪地帯以外の地域にも使用できるし、夏場にも使用できる。
1 茸栽培ハウス
10 屋根
11 側壁
20 パネル
21 開閉機構
30 扉
40 栽培室
40a 栽培エリア
41 乾燥室
50 栽培台
51 下地材
52 菌床
60 遮光シート
61 シート吊止部
70 棚
80 温調装置
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30 扉
40 栽培室
40a 栽培エリア
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52 菌床
60 遮光シート
61 シート吊止部
70 棚
80 温調装置
Claims (5)
- 茸栽培ハウスであって、
ハウスの長手方向に直交する断面が、2辺が屋根となり2辺が側壁となる略正五角形の形状を有し、
ガラス製の屋根と、
ハウス内の温度を調整する温調装置と、を有する茸栽培ハウス。 - ハウス内の茸栽培エリアを覆う遮光シートをさらに有する、請求項1に記載の茸栽培ハウス。
- 前記温調装置は、前記遮光シートの外側に設けられている、請求項2に記載の茸栽培ハウス。
- 一階に栽培室を有し、
二階に乾燥室を有する、請求項1〜3のいずれかに記載の茸栽培ハウス。 - 前記側壁は、ハウス内とハウス外との間の通気を行う開閉機構を有する、請求項1〜4のいずれかに記載の茸栽培ハウス。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3190303U true JP3190303U (ja) | 2014-04-24 |
Family
ID=
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220043959A (ko) * | 2020-09-28 | 2022-04-06 | 한국기계연구원 | 컨테이너형 식물 재배 장치 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220043959A (ko) * | 2020-09-28 | 2022-04-06 | 한국기계연구원 | 컨테이너형 식물 재배 장치 |
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