JP3189917U - マンホール接続型災害用トイレセット - Google Patents

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中台 光雄
光雄 中台
高木 孝
孝 高木
勝義 赤野
勝義 赤野
普宣 新妻
普宣 新妻
知己 新山
知己 新山
知子 小倉
知子 小倉
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リンフォース工業株式会社
株式会社総合サービス
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Abstract

【課題】備蓄型の災害用トイレに於いて、災害時に下水道のマンホール上部に設置し、下水道を便貯溜部として利用する便器に於いて、下部が見えず、臭気が上がらないように便皿を内蔵する水封機材を用い、この機材及び同洗浄装置を備蓄用に分離して保管し、災害時に現場にて組み立てるマンホール接続型災害用トイレセットを提供する。【解決手段】手摺りパイプを介して折り畳める便器腰掛け板の上面にプラスチック製便器ボウル面を下垂状態で固着させ、便皿が回動して臭気を水封する水封機材9に接続し、該便器腰掛板上面に設けた手押ポンプに給水側の水タンク21と、便器ボウル面に設けられた吐水口とを夫々ホースで接続した上で、下水道マンホール上に置く床板6に固着させたことを特徴とする。【選択図】図7

Description

本考案は災害時に下水道マンホールを利用して屎尿を下水道に流す仮設トイレに関する。
技術背景
災害時に使用する仮設トイレは便器に簡易水洗便器が使われており、使用感は良いがすぐ満タンになってしまい、汲取が間に合わないで、使用不能になることが多々ある。
それに対して下水道マンホールを利用して下水道に汚物を入れることは汲取りの心配をしないですむのが大きな利点である。このため従来のマンホールのみならず、公園内に下水道配管をして、災害トイレ用の接続マンホールを予め作っておき、平常時はマンホールで塞ぎ、災害時にはその上に仮設トイレを設置する形式の下水道が神戸市、横浜市等で実施されている。
しかしこのマンホールの上に災害時に設置されるのは、備蓄している仮設トイレであるためトイレ内に設置される便器は軽量折畳み式で、便器便落口とマンホールの間は塩ビパイプ又は筒状の布体で作られているものが多い。従って図2のように便器内から下水道まで丸見えであり筒状体に付着した汚物の臭気も防げない状態であった。
本考案者の一方は文献1のような水封構造を持つ便器防臭部を開発してきた。又一方の考案者は軽量で折り畳める便器を開発してきた。
特許第1605915号 特許第105682号
実案文献
実案1406609号
株式会社総合サービスサニタクリーンシリーズ 災害対策用トイレパンフレット台座の組み立て方
解決しようとする課題は便器下方が丸見えにならず、且つ少量の水で便器を洗い、その水が便皿にたまり水封防臭をする便器を備えたマンホール接続型災害用トイレセットである。
本考案では前記の課題を達成するために以下の構成にしたことを特徴とする。
手摺パイプを介して折畳める便器腰掛け板の上面にプラスチック製便器ボウル面を下垂状態で固着させ、別に便皿が回動して臭気を水封する小型円筒形の水封機材と手押ポンプによって少量の洗浄水を流す洗浄セットを備蓄時には同梱しておき、災害時に下水道マンホール上で組み立てることを特徴とする。
便器の下が見えず、臭気が上がらず、又便槽の貯溜量を出来るだけ少なくするには簡易水洗便器が適している。この便器は便器ボウル面の下側に水封部分を内蔵しているため、プラスチックで便器本体を軽量に作ったとしても容積が大きくなり備蓄には不向きであった。又便器洗浄に使われる足踏ポンプも便器の下側に水タンクを要したり、則面に水タンクを置く場合にはトイレ床下を掘ってホースを通さなければならなかった。災害時には現場でのトイレ設営作業は少しでも減らさなければならない。
A 便器ボウルだけを腰掛け床に取り付け、水封皿を内蔵する水封機材を別にしたために、便器全体が小容積になり、折畳んで一つの箱に入れることが可能になった。
B 足踏みポンプの代わりに手押ポンプで給水するので小型化が可能になり現場で簡単にネジ止めすれば良く、水タンクと一緒に梱包が出来るようになった。
C 水封機能を有する便器なので下からの臭気が上がらなくなった。
D 災害時に道具や工具等が調達できなくとも、簡単に組み立て、設置が出来る様に固着用のネジ類等は手で締め付けする様に工夫している。
本考案のトイレ部分組み立て完了斜視図 組み立て完了後マンホールに接続する斜視図 箱状体と支持体部の組み立て後斜視図 同上組み立て途中の斜視図 同上組み立て途中の全体図 便器平面図 便器正面図 便器則面図
本考案者は災害時用の備蓄トイレの軽量化、小型化を第一に考えているが、この際一番容積の大きくなる便器部を折り畳み、平板状にして収納出来るように考えた。
折り畳み便器は図1のように中央に排便用の穴を開けた底面のない薄形の箱状体1の左右に手摺りを兼ねた金属パイプにて形成した支持体2を折畳んで、箱状体1に収納出来るようにしている。支持体の収納を図示すると、支持体2及び箱状体1の前側面に回動自在に固着された金属板よりなる固定具3、4が図3のように取り付けられている。この固定具3は図4に示されるように箱状体1の則面に巾、深さ共に固定具3がぴったり入るようなスリット5が設けられ、組立完成時には図3のように支持体2を直立させ、それを固定具4が支える。
収納時には図5に示すような運動をさせながら箱状体1に収納する。
便器上面を兼ねた箱状体1を更に安定的に固着させるために床板6を箱状体1より大きく作り、組み立てた支持体2の設置部が入るように凹みをつけるか、穴5をあける。
従来から用いられている方法としては図2のように箱状体1の上面の便落口から筒状体7を垂下させて下水道マンホールに接続する。だがこれでは下が丸見えで、臭気も防げないので本考案は簡易水洗便器の水封機材9を応用することを考えた。水封機材とは特許第16059151号又は特許第105682号に詳述するように少量の水で臭気を止める便皿を筒内に内装する機材である。
普通簡易水洗便器では、この水封機材は便器に組み込まれ、一体のものとして成り立っている。
水封機材9は分離して保管し、設置時に床6の中央にある下水道マンホール直上の開口部11に差し込み蝶ネジで固着するようにした。便器ボウル面10は便器上面を兼ねた箱状体1の上面にフランジ12で落下しないように固着させている。これは箱状体1と同梱させて災害時まで保管する。組み立て時にボウル面の下端部にある便落口14はパッキング13を介して水封機材の上部受口に密着して差し込まれる。
便器上面を兼ねる箱状体の向かって左側の奥隅に金属製の枠体15で囲われた部分に吸水、吐水の夫々の弁を内蔵する吸、吐水部16と、それを作動させるプラスチックジャバラ17を取り付ける。吸水、吐水弁はジャバラ17を押すと吸水弁が閉じ、吐水弁が開き、ジャバラ17が自然復帰するとき吸水弁が開き吐水弁が閉じる構造になっている。吸水ホース18を水タンクに、吐水ホース19を便器のボウル面を洗浄するノズル吐水ノズル20に接続する。この便器洗浄セットは組み立て現場で金属枠をツマミネジで、箱状体1の上面に固着させる。
次に本トイレの組み立て、使用状態について説明すると、先ずマンホールの上に床6を置き、床の開口部11と正しく会わせる。
開口部11に防臭機材9を差し込み床に固定し所定の位置に蝶ネジで止める。収納状態の箱状体1から支持体2を引き出し固定具3、4によって、支えられ、組み立てられた箱状体の支持体下部を床に付けた凹部又は穴に固着させると同時にボウル面の下端を防臭機材と接続する。
組み立てられた便器上面を兼ねる箱状体1の奥隅にステンレス枠に組み込まれた吸水ジャバラをツマミネジで取り付ける。貯水タンク20は合成樹脂膜製の折畳型のものを用いているが、屋外に大型のポリタンクやバケツを用意して接続しても良い。
本考案は各種部品の組み合わせによって製造されるので各部品の製造会社の業績向上に貢献する。
1 便器上面を兼ねる箱状体
2 手摺を兼ねた支持体
3 箱状体固定具
4 箱状体固定具
5 支持体固定穴
6 床
7 従来使われている筒状体
8 下水道マンホール
9 水封機材
10 便器ボウル面
11 水封機材取り付け開口部
12 便器ボウル面フランジ
13 ボウル面便落口
14 パッキング
15 ジャバラホース取り付け用ステンレス枠
16 吸水部
17 プラスチック手押ジャバラ
18 吸水ホース
19 吐水ホース
20 便器ボウル面に付く吐水ノズル
21 給水タンク

Claims (1)

  1. 手摺りパイプを介して折り畳める便器腰掛け板の上面にプラスチック製便器ボウル面を下垂状態で固着させ、別に便皿が回動して臭気を水封する小型円筒形の水封機材と手押ポンプによって少量の洗浄水を流す洗浄セットを備蓄時には同梱しておき、災害時に下水道マンホールの上で組み立てることを特徴とするマンホール接続型災害用トイレセット。
JP2013005975U 2013-09-30 2013-09-30 マンホール接続型災害用トイレセット Expired - Lifetime JP3189917U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019019550A (ja) * 2017-07-18 2019-02-07 アロン化成株式会社 仮設トイレ
JP2019017898A (ja) * 2017-07-21 2019-02-07 アロン化成株式会社 仮設トイレ用管継手
JP2019019642A (ja) * 2017-07-21 2019-02-07 アロン化成株式会社 仮設トイレ用管継手

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