JP3189838U - 回転駆動トルク緩衝軸 - Google Patents

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峯松 朱
峯松 朱
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Abstract

【課題】構造が簡単で、輸送機器のポップギアを減少させ、震動の程度を低減する駆動系統における回転駆動トルク緩衝軸を提供する。【解決手段】ケーシング1、軸管2及びロック部材3を備え、ケーシングは、収容空間10を形成して両端内壁には、第1内ねじ山101及び第2内ねじ山100を形成する。軸管は、収容空間内に設置し、その中段に第1内ねじ山に対応するねじ山部20を形成し、ロック部材は、第1内ねじ山にロックする。軸管のねじ山部20はケーシングの第2内ねじ山100に噛み合うと共に第1バネ体22は軸管に嵌合してねじ山部20にベアリング21を介して接し、第1バネ体他端はベアリング25を介して第2バネ体24をケーシング他端に当接する。軸管とケーシング管の間に強いトルク負荷がかかると、軸管はネジ同士の噛み合いによりこれらのバネ体を圧縮して回転し、負荷が解消するとバネの弾発力により復元することによって、トルクを緩衝する。【選択図】図1

Description

本考案は、緩衝軸に関し、特に、自動車又はエンジン動力の出力がギアボックス又は自動トランスミッションによりトルクをタイヤのローリング又は回転に接続させることができる回転駆動トルク緩衝軸に関する。
エンジン及び駆動ホイール間の設置方式の如何に関わらず、エンジンと駆動ホイールの間は、必ず連続した動力伝達系統で完結する必要があり、そうして初めてエンジンの動力をクラッチ、ギアボックス、駆動軸、ファイナルドライブアセンブリ、車軸を介して車輪に伝達させることができ、車輪を回転させて車両の駆動軸を連動させる。駆動軸の部品の損壊、摩損、変形及び動力平衡の失効は、何れも自動車の運転中に異音及び振動を発生させ、深刻な場合は、関連パーツの損壊を招き、且つ駆動軸は、高回転速度で、サポートが少ない回転体であるので、その動力平衡は、至って重要である。
しかしながら、一般的に車両の運転中、ギヤシフト中又は路面の起伏の高低によりエンジンの駆動力とタイヤとの間に極めて大きな回転速度差を発生させ、且つ回転速度差による瞬間的な過負荷による過大なトルク値を発生し、エンジン、ギアボックス、ディファレンシャルギア等の装置が損壊し易くなる。
特開昭60−104495号公報
本考案の目的は、構造が簡単で、自動車のポップギアを減少させ、震動の程度を低減する回転駆動トルク緩衝軸を提供することである。
上記の目的に対して、本考案の前記回転駆動トルク緩衝軸は、ケーシング、軸管及びロック部材を備える。
前記ケーシングは、収容空間を形成し、且つ該ケーシング両端内壁は、それぞれ第1内ねじ山及び第2内ねじ山を形成し、且つ収容空間内に互いに接続する第2バネ体及び第2ボールベアリングを設置する。
前記軸管一端は、収容空間内に設置され、且つ該軸管中段箇所に第1内ねじ山に対応するねじ山部を形成し、収容空間内に位置する軸管上には、第1ボールベアリング及び第1バネ体を順に被せ設け、該軸管末端上に固定部材をロックし、第1ボールベアリング及び第1バネ体を固定部材とねじ山部の間に固定し、そのうち、該固定部材の一端は、該第2バネ体を係止する。
前記ロック部材は、第2内ねじ山上にロックされ、該第2バネ体及び第2ボールベアリングを収容空間内に固定する。
そのうち、該固定部材中間は、軸管にロックされることができる固定部を設置する。
そのうち、該軸管前段箇所には、ジンバルコネクタを設置し、該ロック部材一側のケーシングは、ジンバルコネクタを設置する。
そのうち、該回転駆動トルク緩衝軸は、輸送手段に応用することができる。
そのうち、該輸送手段は、車両、船又はボートであることができる。
そのうち、該第1内ねじ山及びねじ山部は、ダブルスレッドである。
本考案の回転駆動トルク緩衝軸は、自動車の駆動軸に応用され、自動車のエンジンがギアボックスを介し、更に、回転駆動トルク緩衝軸を経由しトルクをタイヤのローリング又は回転に接続させ、駆動運転の機能を達成することができる。
該回転駆動トルク緩衝軸は、ケーシングの第1内ねじ山及び軸管のねじ山部の両者の間の相互の回転により、瞬間的な強い回転トルクを吸収し且つ平衡させることができ、エンジン、トランスミッションの運転時に発生する連動相互差トルク値を低減し、エンジン、ギアボックス、ディファレンシャルギア等の装置の使用寿命を延長することができる。
また、該回転駆動トルク緩衝軸は、エンジン駆動の主要部材を保護して、人為的操作ミス又は駆動環境の急激な変化により起こるエンジンクランク軸の断裂、ギアボックスの歯車の主軸の断裂、ディファレンシャルギアの傾斜歯車の断裂及びディファレンシャルギアの傾斜歯車の駆動軸の断裂を効果的に防止し、同時に自動車の安定性を向上させ、タイヤ使用の走行距離を延長させることができる。
本考案の分解説明図である。 本考案の組み合わせ説明図である。 本考案の実施説明図(一)である。 本考案の実施説明図(二)である。 本考案の実施説明図(三)である。
先ず、図1及び図2を参照する。
図から分かるように、本考案の回転駆動トルク緩衝軸は、ケーシング1、軸管2及びロック部材3からなる。
前記ケーシング1は、収容空間10を形成し、該ケーシング1両端内壁は、それぞれ第1内ねじ山100及び第2内ねじ山101を形成し、且つ収容空間10内に互いに接続する第2バネ体24及び第2ボールベアリング25を設置する。
前記軸管2の一端は、収容空間10内に設置され、且つ該軸管2中段箇所に第1内ねじ山100に対応するねじ山部20を形成し、収容空間10内に位置する軸管2上に順に第1ボールベアリング21及び第1バネ体22を被せ設けて、該軸管2末端上に固定部材23をロックし、第1ボールベアリング21及び第1バネ体22を固定部材23及びねじ山部20の間に固定する。
該固定部材23の他端は、前記第2バネ体24に係止し、該固定部材23中に軸管2にロックされる固定部26を設置して、該第1内ねじ山100及びねじ山部20は、ダブルスレッドとする。
前記ロック部材3は、第2内ねじ山101上にロックされ、該第2バネ体24及び第2ボールベアリング25を収容空間10内に固定させる。
図3及び図4を参照する。
図から分かるように、本考案の回転駆動トルク緩衝軸は、軸管2をケーシング1の収容空間10内に設置し、ねじ山部20及び第1内ねじ山100間の回転と同時に収容空間10内に設置する第2バネ体24を圧縮又は弾発力により、瞬間的な強い回転トルクを吸収し且つ平衡させることができる。
本考案の回転駆動トルク緩衝軸は、車両、船又ボート等の大型の輸送手段に設置することにより、後退又は前進時に駆動系統に生じる過大な負荷に対して良好な緩衝効果を発揮させることができる。
最後に、図5を参照する。
本考案の回転駆動トルク緩衝軸は、船、ボート、自動車等の大型の輸送機に取付けられる(本考案は、自動車を例とする)。図から分かるように、該軸管2前段箇所にジンバルコネクタ4を設置し、前記ロック部材3側のケーシング1は、ジンバルコネクタ4を設置する。
本考案は、自動車に取り付けることを例として、その構造は、ジンバルコネクタ4、滑動コネクタ5、回転駆動トルク緩衝軸6及び後軸アセンブリ7を備え、自動車のエンジンは、ギアボックス8を介し、更に、回転駆動トルク緩衝軸6を経由し、トルクをタイヤのローリング又は回転に接続し、駆動運転の機能を達成する。該回転駆動トルク緩衝軸6は、瞬間的で強い回転トルクを吸収し且つ平衡させることができ、エンジン、トランスミッションの運転時に発生する連動相互差トルク値を低減し、故にエンジン、ギアボックス8、ディファレンシャルギア等の機械を保護し、エンジン、ギアボックス8、ディファレンシャルギアの使用寿命を延長させることができ、更に、自動車の安定性を向上し、タイヤ使用の走行距離数を延長することができる。
上記を総合して、本考案の回転駆動トルク緩衝軸は、以下の利点を有する:
1.瞬間的で強い回転トルクを吸収し且つ平衡させることができ、エンジン、トランスミッション運転時に発生する連動相互差トルク値を低減させる。
2.エンジン、ギアボックス、ディファレンシャルギア等の機械を保護し、エンジン、ギアボックス、ディファレンシャルギアの使用寿命を延長させることができる。
3.車両の高速又は低速運転時も乗車の快適性を保持可能にする。
4.運転者又は操作者の長時間の運転又は操作における精神的疲労を軽減させ、長距離運転する運転者に道路走行の安全を保持させる。
5.マニュアル操作による自動車、トラック等の車種、積載量の大小、上り坂に関わらず、駆動クラッチの踏みこみ・開放の操作が容易で労力を要さず、操作をより円滑にすることができる。
6.自動車の安定性を向上させ、タイヤ使用の走行距離数を延長することができる。
7.高速高トルク、自動変速時、加速の円滑性を確実に保持し、自動車のポップギア及び震動の程度を減少させることができる。
8.自動車が高速でカーブする時、自動車のタイヤが制御不能でスリップすることを効果的に防止することができる。
9.エンジン駆動の主要部材を保護し、人為的操作水又は駆動環境の急激な変化で起こるエンジンクランク軸の断裂、ギアボックスの歯車の主軸の断裂、ディファレンシャルギアの傾斜歯車の断裂及びディファレンシャルギアの傾斜歯車の駆動軸の断裂を効果的に防止することができる。
10.本考案の回転駆動トルク緩衝軸をボートの駆動軸の緩衝設備として取り付ける場合、取り付けのコスト及び占有空間を節減することができる。
1 ケーシング
10 収容空間
100 第1内ねじ山
101 第2内ねじ山
2 軸管
20 ねじ山部
21 第1ボールベアリング
22 第1バネ体
23 固定部材
24 第2バネ体
25 第2ボールベアリング
26 固定部
3 ロック部材
4 ジンバルコネクタ
5 滑動コネクタ
6 回転駆動トルク緩衝軸
7 後軸アセンブリ
8 ギアボックス

Claims (6)

  1. 収容空間を形成すると共にその両端内壁面にそれぞれ第1内ねじ山及び第2内ねじ山を形成し、且つ収容空間内に互いに接続する第2バネ体及び第2ボールベアリングを設置するケーシングと、
    一端が上記収容空間内に設置され、且つ該軸管中段箇所に上記第1内ねじ山に対応するねじ山部を形成し、収容空間内に位置する軸管上に順に第1ボールベアリング及び第1バネ体を被せ設けて該軸管末端に固定部材によりロックしてこれらの第1ボールベアリング及び第1バネ体を該固定部材とねじ山部の間に固定し、該固定部材の他端は、上記第2バネ体に係止した軸管と、
    上記第2内ねじ山にロックされて該第2バネ体及び第2ボールベアリングを収容空間内に固定するロック部材と、
    からなる回転駆動トルク緩衝軸。
  2. 前記固定部材中間は、軸管にロックされる固定部を設置した請求項1に記載の回転駆動トルク緩衝軸。
  3. 前記ケーシング収容空間の反対側の軸管にはジンバルコネクタを設置し、該ロック部材側のケーシングには、ジンバルコネクタを設置した請求項1に記載の回転駆動トルク緩衝軸。
  4. 前記回転駆動トルク緩衝軸は、輸送手段に適用するものである請求項1に記載の回転駆動トルク緩衝軸。
  5. 前記輸送手段は、車両、船又はボートである請求項4に記載の回転駆動トルク緩衝軸。
  6. 前記第1内ねじ山及びねじ山部は、ダブルスレッドである請求項1に記載の回転駆動トルク緩衝軸。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110368125A (zh) * 2019-04-29 2019-10-25 深圳市捷而舒科技有限公司 一种低速平转式电动牙刷
CN112572059A (zh) * 2020-12-09 2021-03-30 中车长江铜陵车辆有限公司 一种防断裂的车轴

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