JP3189153U - ロールボックスパレット - Google Patents

ロールボックスパレット Download PDF

Info

Publication number
JP3189153U
JP3189153U JP2013007073U JP2013007073U JP3189153U JP 3189153 U JP3189153 U JP 3189153U JP 2013007073 U JP2013007073 U JP 2013007073U JP 2013007073 U JP2013007073 U JP 2013007073U JP 3189153 U JP3189153 U JP 3189153U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
brake
brake shoe
roll box
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2013007073U
Other languages
English (en)
Inventor
花岡 徹
徹 花岡
Original Assignee
花岡車輌株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 花岡車輌株式会社 filed Critical 花岡車輌株式会社
Priority to JP2013007073U priority Critical patent/JP3189153U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3189153U publication Critical patent/JP3189153U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Abstract

【課題】安全性及び耐久性が向上されたキャスターのブレーキ機構を備えたロールボックスパレットを提供する。【解決手段】パレットと、パレット上方の積載空間を囲うように設けられたパイプフレームと、パレットの下方に設けられたキャスターと、を備えるロールボックスパレットにおいて、スプリング46の付勢力を受けて先端41aがキャスターのタイヤ22に押し付けられるブレーキシューと、パイプフレームに設けられた、ブレーキシューの位置を操作するためのレバー42と、レバーの操作によりパイプフレームの中空内部を移動するように構成されたロッドを有し、ロッドの動作を、ブレーキシューを移動させる動力に変換してブレーキシューに伝達することにより、ブレーキシューを、タイヤに制動力を発揮しない位置へ付勢力に抗して移動させるように構成された伝達機構と、を備える。【選択図】図6

Description

本考案は、ロールボックスパレットに関するものである。
荷物の搬送、仕分、保管などに用いられるロールボックスパレットは、かご台車等とも呼ばれ、荷物を載せるパレットの周囲を柵状のフレームで囲い、パレット下部に設けたキャスター(車輪)によって移動可能に構成されている。キャスターには、作業時の安全等を図るために、ブレーキを付きのものが用いられることがある。特許文献1には、フレームの支柱に設けたレバーとブレーキをワイヤで連結し、ロールボックスパレットを移動させる際にレバー操作でブレーキを解除できるように構成したものが提案されている。
しかしながら、特許文献1に記載の構成においては、ワイヤがフレームの外側にむき出しとなっており、作業中に荷物や作業者の身体等が引っかかるおそれがある。また、ロールボックスパレットは、粗雑に扱われることも珍しくなく、むき出しのワイヤは、物との接触によって破損や破断を生じる恐れがある。ワイヤの破断は作業者にとって危険である。また、屋外で使用される場合には、外部環境の影響を受けやすく、例えば、雨水等による錆の発生や、天候条件(雨や日照)の変化などによる伸びなどが懸念される。これらは、ワイヤの劣化を早め、ワイヤ破断の原因となるおそれがある。
特開2012−91557号公報
本考案は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、安全性及び耐久性が向上されたキャスターのブレーキ機構を備えたロールボックスパレットを提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案におけるロールボックスパレットは、
パレットと、
該パレット上方の積載空間を囲うように設けられたパイプフレームと、
前記パレットの下方に設けられたキャスターと、
を備えるロールボックスパレットにおいて、
付勢部材の付勢力を受けて前記キャスターのタイヤに押し付けられるブレーキシューと、
前記パイプフレームに設けられた、前記ブレーキシューの位置を操作するためのレバーと、
前記レバーの操作により前記パイプフレームの中空内部を移動するように構成されたロッドを有し、該ロッドの動作を、前記ブレーキシューを移動させる動力に変換して前記ブレーキシューに伝達することにより、前記ブレーキシューを、前記タイヤに制動力を発揮しない位置へ前記付勢力に抗して移動させるように構成された伝達機構と、
を備えることを特徴とする。
本考案によれば、レバー操作を動力に変換してブレーキシューへ伝達する伝達機構が、パイプフレームの中空内部のロッドの移動によって動力伝達可能に構成されている。すな
わち、伝達機構において動力を伝達するための構成部材が、外部にむき出しとなっていない。したがって、従来の外部に露出したワイヤを用いた伝達機構のような、取扱時における物との接触や、外部環境の影響を低減することができ、安全に長期的に使用することができる。
前記パレットを垂直に起した収納形態をとることが可能に構成されており、
前記パレットが垂直に起される動作により、前記ブレーキシューを、前記タイヤに制動力を発揮しない位置へ前記付勢力に抗して移動させる動力を発生させることができるように構成されたブレーキ解除機構を備えると好適である。
収納形態をとることでブレーキが解除される構成となっていることで、収納形態時には、ブレーキ解除操作を要することなく、ロールボックスパレットを移動させることが可能となる。したがって、非使用時における保管場所で複数台まとめての移動や整理がし易くなり、収納作業時における取り回し性の向上を図ることができる。
以上説明したように、本考案により、キャスターのブレーキ機構を備えたロールボックスパレットにおいて安全性及び耐久性の向上を図ることができる。
本考案の実施例に係るロールボックスパレットの構成を示す模式図 ブレーキ機構の全体構成を示す模式的透視図 ブレーキ機構の構成を示す模式的斜視図 ブレーキ機構のレバー周辺の構成を示す模式図 ブレーキ機構の構成(ブレーキON時)を示す模式図 ブレーキ機構の構成(ブレーキOFF時)を示す模式図 ブレーキ解除機構の構成(ブレーキON時)を示す模式図 ブレーキ解除機構の構成(ブレーキOFF時)を示す模式図
以下に図面を参照して、この考案を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この考案の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例)
図1〜図8を参照して、本考案の実施例に係るロールボックスパレットについて説明する。図1は、本考案の実施例に係るロールボックスパレットの構成を示す模式図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図である。図2は、本考案の実施例に係るロールボックスパレットにおけるブレーキ機構の全体構成を示す模式的透視図であり、(a)は左側面図、(b)は正面図である。図3は、本考案の実施例に係るロールボックスパレットにおけるブレーキ機構の構成を示す模式的斜視図であり、構成の一部を省略して示している。図4は、本考案の実施例に係るロールボックスパレットにおけるブレーキ機構のレバー周辺の構成を示す模式図である。図5は、本考案の実施例に係るロールボックスパレットにおけるブレーキ機構の構成(ブレーキON時)を示す模式図であり、(a)はブレーキ機構とキャスターを示す斜視図、(b)はキャスター周辺の構成を示す透視断面図である。図6は、本考案の実施例に係るロールボックスパレットにおけるブレーキ機構の構成(ブレーキOFF時)を示す模式図であり、(a)は斜視図、(b)はキャスター周辺の構成を示す透視断面図である。図7は、本考案の実施例に係るロールボックスパレットにおける第2のブレーキ機構(ブレーキ解除機構)の構成
(ブレーキON時)を示す模式図であり、(a)は斜視図、(b)はキャスター周辺の構成を示す透視断面図である。図8は、本考案の実施例に係るロールボックスパレットにおける第2のブレーキ機構(ブレーキ解除機構)の構成(ブレーキOFF時)を示す模式図であり、(a)は斜視図、(b)はキャスター周辺の構成を示す透視断面図である。
<ロールボックスパレットの概略構成>
ロールボックスパレット1は、概略、荷物を載せる荷台としての略矩形の板状のパレット10と、パレット10の下方に備え付けられた4個のキャスター20と、パレット10を取り囲むように立設された柵状のパイプフレーム30と、を備える。パイプフレーム30は、パレット10上方の積載空間を取り囲むように、少なくとも3面で壁を形成し、1面が荷積み荷下ろしのために開口された構成となっている。
ロールボックスパレット1は、一般に荷物の集配や保管等に利用されるものであり、パレット10の上面に荷物を載せ、その状態で荷物を保管したり、荷物ごと所望の位置まで移動させる(すなわち、荷物の搬送)ことができる。
<フレーム>
パイプフレーム30は、背面フレーム30a、左側面フレーム30b、右側面フレーム30cの3面のフレームで構成されている。各フレーム30a〜30bは、パイプ状の中空部材を略逆U字形状に折り曲げたような構成のU字フレーム31(31a、31b、31c)と、各U字フレーム31の垂直部及び水平部の間を格子状に延びる縦リブ32及び横リブ33と、各U字フレーム31の下端部の間を連結する水平フレーム34(34a、34b、34c)と、を備える。
左側面フレーム30bは背面フレーム30aの一方の側に、右側面フレーム30cは背面フレーム30aの他方の側に、それぞれ複数の連結部材(ヒンジ)36を介して垂直軸回りに互いに回転可能に連結されている。左側面フレーム30bと右側面フレーム30cは、背面フレーム30aに対して、それぞれ平面上で90度の角度をなすとともに、背面フレーム30aの両側で互いに対向するように配置される。背面フレーム30aに対向する前面側の領域が、荷積み荷下ろしのための開口部となる。
背面フレーム30aのU字フレーム31の両下端部には、それぞれコーナー支持部35(35a、35b)が設けられている。これら2つのコーナー支持部35の下部には、それぞれキャスター20(20a、20b)が取り付けられている。左側面フレーム30bと右側面フレーム30cにおける各U字フレーム31b、31cの下端部のうち、背面フレーム30aと連結された側とは反対側の下端部にも、それぞれコーナー支持部35(35c、35d)が設けられている。これらコーナー支持部35の下部には、それぞれキャスター20(20c、30d)が取り付けられている。上記4つのコーナー支持部35は、それぞれ上面でパレット10下面を支持するように構成されている。
<パレット>
パレット10は、略矩形の板状部材であり、水平に配置され、上面が荷物を載置するための積載面となる。また、パレット10は、4つのコーナー支持部35によって下面の四隅が支持される。さらに、パレット10は、背面フレーム30aの水平フレーム34aに複数の連結部材(ヒンジ)37を介して連結されている。パレット10は、連結部材37により、水平フレーム34aと平行な軸線(水平軸)周りに背面フレーム30aに対して回転可能に構成される。
<キャスター>
キャスター20(20a〜20d)は、ホイール21と、ホイール21の外周に取り付
けられるタイヤ22と、ホイール21を回転自在に軸支するヨーク23と、を有する。ヨーク23は、回転軸24を介してコーナー支持部35に回転自在に連結されている。これにより、キャスター20は、垂直な回転軸24を中心に向きを360度自在に変えることができる。なお、本実施例で示すキャスターの構成は、あくまで一例である。本考案に適用可能なキャスターの構成は特定の構成に限定されるものではない。
<ブレーキ機構>
本実施例に係るロールボックスパレット1は、キャスター20(ホイール21)の回転を規制してロールボックスパレット1を所定位置で停止させるためのブレーキ機構40を備える。ブレーキ機構40は、タイヤ22に接触することでホイール21の回転を抑制する制動力を発生させるブレーキシュー41と、ブレーキシュー41の位置を操作するためのレバー42と、レバー42に作用する操作力をブレーキシュー41に伝達するための伝達機構43と、から構成される。
伝達機構43は、左側面フレーム30bのU字フレーム31bの中空内部を上下に往復動可能に組み付けられた垂直ロッド44と、両端をコーナー支持部35によって回転可能に支持された水平ロッド45を備える。水平ロッド45は、水平フレーム34bの下方に該フレームに沿って取り付けられ、平面上において水平フレーム34bの下に隠れた配置となっている。
ブレーキシュー41は、軸部41bが回転軸24の中空内部を上下に移動自在に構成されており、先端部41aがスプリング46の付勢力によりタイヤ22に押し付けられることで制動力を発揮する。スプリング46は、回転軸24の中空内部であってブレーキシュー41の軸部41bの外周に組み付けられている。
レバー42は、図1〜図3に示すように、U字フレーム31の上方、具体的には、作業者がロールボックスパレット1を移動させるときにフレームを把持する高さに取り付けられ、垂直ロッド44の一端と連結されている。
レバー42は、図4に示すように、回転軸42aを中心に回転可能にU字フレーム31に取り付けられ、回転中心に対して一方側が作業者によって操作される***作部(把持部)42bとなっており、他方側に設けられたピン42cが垂直ロッド44の穴44aに係止されている。レバー42は、力が加えられていない状態では、回転軸42aに取り付けられたスプリング42dのばね力(付勢力)により、垂直ロッド44を上方に持ち上げた状態で維持されるように構成されている(図4及び図5の状態)。例えば、作業者がレバー42の***作部42bをU字フレーム31と一緒に握ることにより、レバー42の角度が変えられ、***作部42bが垂直(フレーム31と平行)となる(矢印A)。この操作により、***作部42bとは反対側のピン42cが、垂直ロッド44の穴44aを下方に押しながら先端側を下方に傾けるように回転し(矢印B)、垂直ロッド44を下降させる(矢印C)。
レバー42に作業者の操作力が働くことによって垂直ロッド44が下降すると、垂直ロッド44の下端の押圧部44aが水平ロッド45の被押圧部45aを押し、水平ロッド45が回転する(矢印D)。水平ロッド45は、回転によってブレーキシュー41を上下動させることができるように、ブレーキシュー41の軸部41bの上端と連結されている。水平ロッド45の回転によってブレーキシュー41が上昇することにより(矢印E)、ブレーキシュー41の先端41aがタイヤ22から離れ、キャスター20のブレーキが解除される。
垂直ロッド44は、レバー42の***作部42bに力が加えられず、スプリング42d
の付勢力によって上方に持ち上げられた位置では、押圧部44aが水平ロッド45の被押圧部45aと接触しないように構成されている(図5)。このときのレバー42の位置(角度)が、キャスター20にブレーキがかかった状態となる制動位置(角度)となる。垂直ロッド44の移動量(どの程度下降するか)は、レバー42の操作量の大きさ(どの程度傾けるか)によって決まる。
本実施例に係るロールボックスパレット1では、2つのキャスター20a、20cをブレーキ機構40により制動可能に構成している。具体的には、水平ロッド45は、一端側で左側面フレーム30bの下部に取り付けられたキャスター20cのブレーキシュー41に連結され、他端側で背面フレーム30aの下部に取り付けられたキャスター20aのブレーキシュー41に連結されている。水平ロッド45が回転することで、2つのキャスター20a、20cのいずれもが制動解除状態となる。
また、本実施例に係るロールボックスパレット1では、キャスター20a、20cの制動を操作するためのレバーをさらにもう一つ備えている。具体的には、上述したレバー42と同様の構成の第2のレバー47が、背面フレーム30aのU字フレーム31aの上方(レバー42と同じ高さ)に取り付けられている。また、上述した垂直ロッド44と同様の構成の第2の垂直ロッド48が、背面フレーム30aのU字フレーム31aの中空内部に上下移動可能に設けられている。レバー47は、垂直ロッド48の上端に連結されており、レバー47の操作により、垂直ロッド48下端の押圧部48aが水平ロッド45の第2の被押圧部45bを押すことができるように構成されている。したがって、いずれか一方のレバーを操作することで2つのキャスター20a、20cの両方の制動を操作できるように構成されている。なお、両方のレバー42、47を同時に握って操作することで、より少ない力でキャスター20a、20cの制動解除を行うことができることは言うまでもない。
<収納時>
本実施例に係るロールボックスパレット1は、収納性を高めるために構成の一部を折りたたみ可能に構成されている。すなわち、背面フレーム30aに対しパレット10と右側面フレーム30cが連結部材36、37を介して回転可能に構成されている。したがって、パレット10を先端側(背面フレーム30aに連結された側とは反対側)を持ち上げて垂直に起し(図1、矢印I)、右側面フレーム30cを背面フレーム30aと重なるように折り畳む(図1、矢印J)ことで、平面上の全体のシルエットが略L字形状となる収納形態とすることができる。このように折りたたみ可能に構成されていることにより、複数台のロールボックスパレット1を水平方向に互いに重ねるように並べることができる。したがって、複数台のロールボックスパレット1の非使用時の保管に要するスペースの削減を図ることができる。
なお、ブレーキ機構40が設けられている左側面フレーム30bと背面フレーム30aは互いに固定されているが、ブレーキ機構40の構成部材を背面フレーム30aのみに設けて背面フレーム30aに取り付けられたキャスター20a、20bを制動可能に構成してもよい。これにより、左側面フレーム30bも背面フレーム30aに対して折り畳めるように構成することができる。
図7及び図8に示すように、本実施例に係るロールボックスパレット1は、パレット10を垂直に起すと、キャスター20a、20cの制動が解除されるように構成されている。具体的には、パレット10の動作によって、水平ロッド45を回転させるように動作するレバー49が設けられている。レバー49は、水平ロッド45の他端を支持するコーナー支持部35aに、回転可能に取り付けられている。また、パレット10には、レバー49を回転させるための押圧部10aが設けられている。パレット10を垂直に起こす動作
によって、押圧部10aがレバー49に接触し、レバー49の一端を押し下げてレバー49を回転させる(矢印G)。この回転によりレバー49の他端が、水平ロッド45に設けられた第3の被押圧部45cに接触し、押すことによって、水平ロッド45を回転させる(矢印H)。この回転により、ブレーキシュー41の軸部41bが持ち上げられ(矢印E)、ブレーキが解除される。
<本実施例の優れた点>
本実施例によれば、レバー42の操作を動力に変換してブレーキシュー41へ伝達する伝達機構43が、パイプフレームの中空内部の垂直ロッド44の移動によって動力伝達可能に構成されている。すなわち、伝達機構43において、動力を伝達するための構成部材が外部にむき出しとなっていない。したがって、従来の外部に露出したワイヤを用いた伝達機構のような、取扱時における物との接触や、天候などの外部環境の影響を低減することができ、安全に長期的に使用することができる。
また、本実施例に係るロールボックスパレット1は、2種類のブレーキ機構(ブレーキ解除機構)を備えた構成となっている。すなわち、移動作業時のレバー42、47の操作によるブレーキ解除と、パレット10を垂直に起こす収納形態をとることによるブレーキ解除である。移動作業時においては、レバー42、47を握ることで簡単にキャスター20のブレーキを解除でき、移動後はレバー42、47を離すだけでキャスター20にブレーキがかかりロールボックスパレット1の固定を容易に行うことができる。また、収納形態をとることでブレーキが解除されることにより、収納形態時には、ブレーキ解除操作を要することなく、ロールボックスパレット1を移動させることが可能となる。したがって、非使用時における保管場所で複数台まとめての移動や整理がし易くなり、収納作業時における取り回し性の向上を図ることができる。
1 ロールボックスパレット
10 パレット
20(20a、20b、20c、20d) キャスター
21 ホイール
22 タイヤ
23 ヨーク
24 回転軸
30 パイプフレーム
30a 背面フレーム
30b 左側面フレーム
30c 右側面フレーム
31(31a、31b、31c) U字フレーム
32 縦リブ
33 横リブ
34(34a、34b、34c) 水平フレーム
35(35a、35b、35c、35d) コーナー支持部
36、37 連結部材(ヒンジ)
40 ブレーキ機構
41 ブレーキシュー
41a 先端
41b 軸部
42 レバー
42a 回転軸
42b ***作部(把持部)
42c ピン
42d スプリング
43 伝達機構
44 垂直ロッド
45 水平ロッド
46 スプリング
47 レバー
48 垂直ロッド
49 レバー

Claims (2)

  1. パレットと、
    該パレット上方の積載空間を囲うように設けられたパイプフレームと、
    前記パレットの下方に設けられたキャスターと、
    を備えるロールボックスパレットにおいて、
    付勢部材の付勢力を受けて前記キャスターのタイヤに押し付けられるブレーキシューと、
    前記パイプフレームに設けられた、前記ブレーキシューの位置を操作するためのレバーと、
    前記レバーの操作により前記パイプフレームの中空内部を移動するように構成されたロッドを有し、該ロッドの動作を、前記ブレーキシューを移動させる動力に変換して前記ブレーキシューに伝達することにより、前記ブレーキシューを、前記タイヤに制動力を発揮しない位置へ前記付勢力に抗して移動させるように構成された伝達機構と、
    を備えることを特徴とするロールボックスパレット。
  2. 前記パレットを垂直に起した収納形態をとることが可能に構成されており、
    前記パレットが垂直に起される動作により、前記ブレーキシューを、前記タイヤに制動力を発揮しない位置へ前記付勢力に抗して移動させる動力を発生させることができるように構成されたブレーキ解除機構を備えることを特徴とする請求項1に記載のロールボックスパレット。
JP2013007073U 2013-12-13 2013-12-13 ロールボックスパレット Expired - Lifetime JP3189153U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013007073U JP3189153U (ja) 2013-12-13 2013-12-13 ロールボックスパレット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013007073U JP3189153U (ja) 2013-12-13 2013-12-13 ロールボックスパレット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3189153U true JP3189153U (ja) 2014-02-27

Family

ID=78224151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013007073U Expired - Lifetime JP3189153U (ja) 2013-12-13 2013-12-13 ロールボックスパレット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3189153U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019107935A (ja) * 2017-12-15 2019-07-04 株式会社神戸車輌製作所 ブレーキ付きキャスタユニットとそれを備えた運搬台車

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019107935A (ja) * 2017-12-15 2019-07-04 株式会社神戸車輌製作所 ブレーキ付きキャスタユニットとそれを備えた運搬台車

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9174766B2 (en) Adaptor pallet and method of transporting a plurality of dollies by means of an adaptor pallet
US9139214B2 (en) Adjustable lift truck
US8567795B2 (en) Lower frame for a product holder, holder and operating procedure
JP6566504B1 (ja) バッテリーキャリア
KR101307653B1 (ko) 장력 조절 기능이 구비된 벽돌 운반용 손수레
JP6664003B2 (ja) 台車
JP3189153U (ja) ロールボックスパレット
JP6123103B2 (ja) 車輪のキャンバ変更による持ち上げ効果を用いてパレットを持ち上げ移動させるための、手動操作の転動装置
JP3127597U (ja) コンテナ運搬用台車
JP6590427B1 (ja) バッテリーキャリア
EP1930260A1 (en) Transporting Vehicles
JP2017081472A (ja) 運搬用台車
JP6162201B2 (ja) フォークカバー
KR20090000250U (ko) 무게 중심 축을 개량한 수직 적재식 손수레
JP5500721B2 (ja) 自動車部品運搬用台車
CN106006482A (zh) 一种轻量化手扶叉车
JP6252857B2 (ja) 連結機構及び台車牽引システム
JP5595092B2 (ja) 運搬用台車のブレーキ構造
JP6352518B1 (ja) 台車、これに使用される台車本体および操作具
EP1726557B1 (fr) Dispositif de manutention de charge et ensemble de manipulation de charge entre deux aires de transport et/ou de stockage
CN210150658U (zh) 叉车
KR102589530B1 (ko) 상하차가 용이한 화물 운반용 대차
KR20170003307U (ko) 운반 카트
JP3039549U (ja) 手押し台車
JP2010280328A (ja) 手押し運搬台車

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3189153

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term