JP3188605U - 切り屑除去装置 - Google Patents

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友洋 磯貝
友洋 磯貝
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Abstract

【課題】 濾過ドラムに付着した切り屑の除去を逆洗で行う必要がなく、構造簡単にして運転コストも低減される切り屑除去装置を提供する。【解決手段】 収容部12と起立部13と排出部14とを一体に有するケース11内の長手方向両端部に設けたスプロケット15,16間に巻回され、下部側がケース11の底板に沿って排出部14方向に移動する如く周回されるスクレーパコンベヤ17を設けてなる切り屑除去装置において、収容部12の側部に側部ケース22を連通接続し、該側部ケース22内に筒状の濾過ドラム24を回転可能に設け、該濾過ドラム24をその下面が収容部12方向に回転させ、濾過ドラム24の側部を側部ケース22の外部に開口させ、濾過ドラムの濾過材26は、外周に多数の小孔を有するシームレスの円筒体により形成し、側部ケースの側壁22bに濾過ドラムの軸方向に延びるスクレーパ35を取付ける。【選択図】 図2

Description

本考案は、切り屑が混入したクーラントから切り屑を分離除去する切り屑除去装置に関するものである。
従来の切り屑除去装置として、特許文献1には、上面に切り屑を含んだクーラントの受入口を有する収容部と、斜め上方に立ち上がる起立部と、底板に排出口を有する排出部とを一体に有するケースを設け、ケース内の長手方向両端部に設けたスプロケット間に巻回され、かつ下部側がケースの底板に沿って排出部方向に移動する如く周回されるスクレーパコンベヤを設けてなる切り屑除去装置において、前記収容部の一方の側部に側部ケースを連通接続し、該側部ケース内に筒状の濾過ドラムをケースの長手方向と平行する軸芯を中心として回転可能に設け、該濾過ドラムをその下面が収容部に向かう方向に回転させる駆動装置を設け、濾過ドラムの側部を側部ケースの外部に開口させたものがあった。
このものは、濾過ドラムを側部ケース内に設け、切り屑が攪拌されていない側部ケース内でクーラントを濾過するので、濾過性能が安定するとともに、収容部の受入口を大きくすることができ、工作機からの切り屑を含んだクーラントの流出口の接続が容易になるなど優れたものである。
しかし、濾過ドラムの周面の網目又は孔に切り屑が付着して濾過機能が低下してしまうことを防止するため、濾過ドラム内に周壁に多数のノズルが形成された吐出管を設け、そのノズルから清浄クーラントを濾過ドラムの周面に向けて噴出して周面に付着した切り屑を除去する逆洗が必要となる。
このため、清浄クーラントを圧送するための強力なポンプが必要となり、運転コストも嵩む。また、長年の使用により吐出管のノズルが目詰まりを起こし、逆洗に支障をきたすこともあった。
特許第2799951号公報
そこで、本考案は、濾過ドラムに付着した切り屑の除去を逆洗で行う必要がなく、構造簡単にして運転コストも低減される切り屑除去装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る考案は、上面に切り屑を含んだクーラントの受入口を有する収容部と、斜め上方に立ち上がる起立部と、底板に排出口を有する排出部とを一体に有するケースを設け、ケース内の長手方向両端部に設けたスプロケット間に巻回され、かつ下部側がケースの底板に沿って排出部方向に移動する如く周回されるスクレーパコンベヤを設けてなる切り屑除去装置において、前記収容部の一方の側部に側部ケースを連通接続し、該側部ケース内に筒状の濾過ドラムをケースの長手方向と平行する軸芯を中心として回転可能に設け、該濾過ドラムをその下面が前記収容部に向かう方向に回転させる駆動装置を設け、濾過ドラムの側部を側部ケースの外部に開口させ、前記濾過ドラムの濾過材は、外周に多数の小孔を有するシームレスの円筒体により形成し、前記側部ケースの側壁に濾過ドラムの軸方向に延び前記濾過材の外周面に接して濾過材に付着した切り屑を掻き落とすスクレーパを取付けてなること、を特徴としている。
請求項2に係る考案は、濾過材を、パンチングメタルをレーザー溶接によりシームレスの円筒体に形成したものである。
請求項1に係る考案は、濾過ドラムの濾過材を、外周に多数の小孔を有するシームレスの円筒体により形成し、側部ケースの側壁に濾過ドラムの軸方向に延び濾過材の外周面に接して濾過材に付着した切り屑を掻き落とすスクレーパを取付けたので、従来のように濾過ドラム内に逆洗用の吐出管を設けて強力ポンプで清浄クーラントを噴出させる必要がなくなる。ポンプも不要で運転コストもかからず、濾過材の外周面に付着した切り屑を構造簡単かつ確実に除去することができる。
請求項2に係る考案は、濾過ドラムを、パンチングメタルをレーザー溶接によりシームレスの円筒体に形成したので、厚さの薄い板金をシームレスで円筒体に容易に形成することができる。
本考案の実施例を示す切り屑除去装置の一部断面側面図である。 図1の平面図である。 濾過ドラム部の断面側面図である。 濾過ドラム部の断面正面図である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。図1および図2において、10は切り屑除去装置であり、11はそのケースである。このケース11は、板金製の底板11a、側板11b、天板11cにより左右方向に細長い角筒状に形成してなり、左部から右部に向かって収容部12、起立部13、排出部14を連続して一体に有する。
上記収容部12は水平状に延出させ、その天板を除去して大面積の受入口12aを形成するとともに、左端を前板11dにより閉塞する。また上記起立部13は上記収容部12の右端から右方に向かって斜め上方に立ち上がらせ、上記排出部14は水平状に延出させるとともに、底板11a−1の右端部に切り屑の排出口14aを形成する。
上記収容部12内の左端部および排出部14内の左右方向中間部にケース11の幅(短手)方向に離間する一対のスプロケット15,16を取付け、このスプロケット15,16にスクレーパコンベヤ17を巻回する。スクレーパコンベヤ17は一対のチェーン18を対面させて上記スプロケット15,16に巻回し、該チェーン18にケース11の幅方向に延びる金属製のスクレーパ19を連結してなる。上記スクレーパコンベヤ17は、排出部14の外側部に取り付けたモーター20により、スクレーパコンベヤ17の下部側がケース11の底板11aに沿って排出部14方向に移動する如く周回させる。なお、図1,図2においては、一部のスクレーパ19のみを図示してあるが、実際には、全周に亙って設けてある。
21は板金材により形成したチェーンガイドであり、レーザービームにより切断して所定の端面をスクレーパコンベヤ17のチェーン18と接触させ、該チェーン18を収容部12、起立部13、排出部14に沿ってガイドする。このチェーンガイド21は、図1に示すように、一個の長尺な第1チェーンガイド21aと二個の短尺な第1、第2チェーンガイド21b,21cからなり、第1チェーンガイド21aは収容部12側のスプロケット15の直右部にてチェーン18の上下部に接する前部ガイド片21a−1、チェーン18の下動側を収容部12の底面から起立部13の底面に沿ってガイドする底面ガイド片21a−2、および起立部13と排出部14との屈曲部の上側にてチェーン18の上動側に接する後部ガイド片21a−3を一体に有する。また、第2チェーンガイド21bは起立部13と排出部14との屈曲部の下側にてチェーン18の下動側に接し、また、第3チェーンガイド21cは収容部12と起立部13との屈曲部の上側にてチェーン18の上動側に接する。
上記収容部12の一方の側部に側部ケース22を配置し(図2)、これら両者を対面する側板の下部に形成した連通孔23を介して連通させる(図3)。そして、上記側部ケース22内に円筒状の濾過ドラム24をケース11の長手方向と平行する軸芯(左右方向の軸芯)を中心として回転可能に支持し、該濾過ドラム24をモーター(駆動装置)25により、その下面が収容部12に向かう方向に回転させる。
上記濾過ドラム24は、外周に多数の小孔を有するパンチングメタルのシームレスの円筒体からなる濾過材26を設け、左右端板24aに大径の円筒軸27,28を同軸に配置してボルトにより着脱可能に締め付け固定し、この円筒軸27,28を側部ケース22から左方および右方に突出させて濾過ドラム24の内部を側部ケース22の外部に開口させ、側部ケース22の左右端板22aに回転自在に支持したローラ29,30を上記各円筒軸27,28の外周の数カ所に当接させて回転自在に支持する。この場合、右部のローラ30は、図2及び図3に示すように、Vローラとし、これを右部の円筒軸28の外周に形成したV溝28aに係合させることにより、濾過ドラム24の軸方向の移動を規制する。濾過材26は、厚さの薄い(例えば、厚さ0.4mm程度)パンチングメタルであってもレーザー溶接によって容易にシームレスの円筒体に形成することができる。
上記右部の円筒軸28の右端にリング状のスプロケット31を同軸に取付け、チェーン32を介して前述したモーター25に連結する。図3において、33は円筒軸27,28の外周に取り付けたオイルシールであり、円筒軸27,28と側部ケース22との嵌合部を密閉する。側部ケース22の収容部12側の側壁22bには、取付けアーム34を介して濾過ドラム24の軸方向に延び、濾過材26と略同じ長さのスクレーパ35を取付ける。スクレーパ35は、円筒状の濾過材26の外周面に接し、濾過ドラム24(濾過材26)の回転によって濾過材26の外周面に付着した切り屑を掻き落とす。
そして、ケース11の収容部12および側部ケース22を工作機のクーラントリターンケース36内に収容し、工作機の切り屑を含んだクーラントを収容部12の受入口12aに向けて流出させ、この状態でモーター20,25を起動させる。さすれば、収容部12内にて底部に沈下した切り屑がスクレーパコンベヤ17により、ケース11の底面に沿って掻き揚げられ、排出口14aから外部の切り屑収容箱37に落下される。
一方、工作機から収容部12に流出した切り屑を含むクーラントは、側部の連通孔23を介して側部ケース22内に流入し、濾過材26により濾過されて濾過ドラム24内に流入した後、円筒軸27,28からリターンケース36に流出し、このリターンケース36からポンプにより再び工作機に向けて送り出される。
濾過材26の外周面に付着した切り屑はスクレーパ35により掻き落とされるので、濾過材26の目詰まりが防止され、濾過機能が長期に亙って安定する。掻き落とされた切り屑38はクーラント中を落下していくが、濾過ドラム24が、その下面側が収容部12方向に向けて回転されているため、切り屑38はその流れに沿って収容部17側へと運ばれることになる。
そして、濾過ドラム24を収容部12の側部に配置した側部ケース22内に設けたので、切り屑が攪拌されていない側部ケース22内でクーラントを濾過することができ、濾過性能が長期に亙って安定するとともに、収容部12の受入口12aを大きくすることができ、工作機からの切り屑を含んだクーラントの流出口の接続が容易になる。
濾過材26の外周面に付着した切り屑を除去するのに、従来のように濾過ドラム24内に逆洗用の吐出管を設けて強力ポンプで清浄クーラントを噴出させる必要がなくなり、ポンプも不要で運転コストもかからない。スクレーパ35により濾過材26の外周面に付着した切り屑を簡単かつ確実に除去することができ、濾過機能を長期に亙って良好に維持することができる。
10 切り屑除去装置
11 ケース
11a 底板
11b 側板
11c 天板
11d 前板
12 収容部
12a 受入口
13 起立部
14 排出部
14a 排出口
15 スプロケット
16 スプロケット
17 スクレーパコンベヤ
18 チェーン
19 スクレーパ
20 モーター
21 チェーンガイド
21a 第1チェーンガイド
21a−1 前部ガイド片
21a−2 底面ガイド片
21a−3 後部ガイド片
21b 第2チェーンガイド
21c 第3チェーンガイド
22 側部ケース
22a 左右端板
22b 側壁
23 連通孔
24 濾過ドラム
24a 左右端板
25 モーター
26 濾過材
27 円筒軸
28 円筒軸
29 ローラ
30 ローラ
31 スプロケット
32 チェーン
33 オイルシール
34 取付けアーム
35 スクレーパ
36 クーラントリターンケース
37 切り屑収容箱
38 切り屑

Claims (2)

  1. 上面に切り屑を含んだクーラントの受入口を有する収容部と、斜め上方に立ち上がる起立部と、底板に排出口を有する排出部とを一体に有するケースを設け、ケース内の長手方向両端部に設けたスプロケット間に巻回され、かつ下部側がケースの底板に沿って排出部方向に移動する如く周回されるスクレーパコンベヤを設けてなる切り屑除去装置において、前記収容部の一方の側部に側部ケースを連通接続し、該側部ケース内に筒状の濾過ドラムをケースの長手方向と平行する軸芯を中心として回転可能に設け、該濾過ドラムをその下面が前記収容部に向かう方向に回転させる駆動装置を設け、濾過ドラムの側部を側部ケースの外部に開口させ、前記濾過ドラムの濾過材は、外周に多数の小孔を有するシームレスの円筒体により形成し、前記側部ケースの側壁に濾過ドラムの軸方向に延び前記濾過材の外周面に接して濾過材に付着した切り屑を掻き落とすスクレーパを取付けてなることを特徴とする切り屑除去装置。
  2. 濾過材は、パンチングメタルをレーザー溶接によりシームレスの円筒体に形成したものである請求項1に記載の切り屑除去装置。
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