JP3187833U - 瓶梱包用緩衝体及び梱包資材セット - Google Patents

瓶梱包用緩衝体及び梱包資材セット Download PDF

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Abstract

【課題】複数のサイズの瓶の梱包に利用できる瓶梱包用緩衝体及び梱包資材セットを提供する。
【解決手段】瓶梱包用緩衝体2は、一枚のシートからなり、瓶の底が載置される方形の底板22と、瓶の胴部に嵌合する胴孔28及びこの胴穴28の周縁から内向きに突出し、先端部が当接することで小径の瓶を位置決めでき、かつ折り曲げられることで大径の瓶の上記胴穴への挿入を許す3つ以上の調整突起29を有する方形の中板23と、瓶の頸部に嵌合する頸孔30を有する方形の上板24と、上記底板の側縁と上記中板の側縁とを接続する方形の第1接続板25と、上記中板の側縁と上記上板の側縁とを接続する方形の第2接続板26とを備える。上記上板が、上記頸孔から上記第2接続板と反対側に伸びるよう形成された縦切り込み31と、上記縦切り込みの先端に交差するよう形成された横切り込み32とを有するとよい。
【選択図】図4

Description

本発明は、瓶梱包用緩衝体及び梱包資材セットに関する。
飲料、酒類等の容器として用いられる一般的な瓶は、有底略円筒状の胴部と、この胴部の上端から縮径して上伸し、上端に注ぎ口が開口した頸部とを有する。このような瓶を箱に詰めて梱包する際には、箱の中で瓶を保持し、外部からの衝撃から瓶を保護する必要がある。このため、瓶を箱詰めする場合、一般には紙や発泡樹脂からなるシート状の梱包材で瓶の外周を覆い、さらに、箱の外壁と瓶との間に紙や発泡樹脂からなる緩衝材が詰め込まれる。
しかしながら、このような梱包は手間がかかるため、瓶を保持できるよう段ボールシート等を成形した瓶梱包用緩衝体を使用する場合もある。そのような瓶梱包用緩衝体として、瓶の底側から胴部に嵌合する孔を有する箱状の部材と、瓶の注ぎ口側から頸部に嵌合する孔を有する箱状の部材とを使用することが提案されている(特開2002−87475号公報参照)。
また、瓶の胴部に嵌合する孔及び頸部に嵌合する孔の両側から内向きに突設され、瓶によって折り曲げられることにより弾性力によって瓶を保持する一対の開孔片を設けた瓶梱包用緩衝体も提案されている(特開2007−137517号公報参照)。
これらの瓶梱包用緩衝体は、瓶の胴部及び頸部の径に合わせた孔を設ける必要があり、異なる寸法の瓶の梱包には利用できない。通信販売を行う小売店等では、多種多様な瓶を梱包する必要があるが、瓶のサイズに合わせて多くの種類の瓶梱包用緩衝体を準備することは難しい。さらに、1つの箱に異なるサイズの瓶を梱包する場合もあり、複数のサイズの瓶を梱包できる瓶梱包用緩衝体が望まれている。
特開2002−87475号公報 特開2007−137517号明細書
上記の事情に鑑みて、本考案は、複数のサイズの瓶の梱包に利用できる瓶梱包用緩衝体及び梱包資材セットを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた考案は、一枚のシートからなり、瓶の底が載置される方形の底板と、瓶の胴部に嵌合する胴孔及びこの胴穴の周縁から内向きに突出し、先端部が当接することで小径の瓶を位置決めでき、かつ折り曲げられることで大径の瓶の上記胴穴への挿入を許す3つ以上の調整突起を有する方形の中板と、瓶の頸部に嵌合する頸孔を有する方形の上板と、上記底板の側縁と上記中板の側縁とを接続する方形の第1接続板と、上記中板の側縁と上記上板の側縁とを接続する方形の第2接続板とを備える瓶梱包用緩衝体である。
当該瓶梱包用緩衝体では、調整突起が小径の瓶を胴孔の中央に位置決めできると共に、大径の瓶の胴孔への挿入も許容する。このため、当該瓶梱包用緩衝体は、異なる径の瓶を梱包するのに利用できる。
当該瓶梱包用緩衝体において、上記上板が、上記頸孔から上記第2接続板と反対側に伸びるよう形成された縦切り込みと、上記縦切り込みの先端に交差するよう形成された横切り込みとを有するとよい。瓶の胴部を中板の胴孔に挿入した後、第2接続板に対して上板を折り曲げるようにして頸孔に瓶の頸部を挿入する際、頸孔の一部、縦切り込み及び横切り込みにより確定される舌部が上方に跳ね上げられて頸孔を一時的に拡張する。これにより、瓶の頸部を頸孔に容易に嵌合させられる。
当該瓶梱包用緩衝体において、上記上板が、上記横切り込みの端部から上記頸孔に向かって伸びる弱化線を有するとよい。これにより、瓶の頸部を頸孔に容易に嵌合させることがさらに容易となる。
当該瓶梱包用緩衝体は、上記上板の上記第2接続板と反対側の側縁から延伸する方形の押さえ板を備えるとよい。これにより、当該瓶梱包用緩衝体を箱の内部に収容した際に、上板の浮き上がりを防止して、瓶の注ぎ口に衝撃が加わることを防止できる。
また、上記課題を解決するためになされた別の考案は、段ボール箱と、この段ボール箱の内部に収容した当該瓶梱包用緩衝体とを備える梱包資材セットである。
当該梱包資材セットは、当該瓶梱包用緩衝体が異なるサイズの瓶に対応できるので、異なるサイズの瓶を梱包するために利用できる。
本考案の瓶梱包用緩衝体は、瓶の胴部に嵌合する胴孔に調整突起を設けたので、異なる径の瓶を梱包するのに利用できる。
本考案の一実施形態の梱包資材セットの斜視図である。 瓶を梱包した図1の梱包資材セットの断面図である。 図1の瓶梱包用緩衝体の組み立て前の形態を示す平面図である。 図3の瓶梱包用緩衝体の使用時の形態を示す斜視図である。 図3の瓶梱包用緩衝体の瓶を梱包する過程及び瓶を梱包する他の態様を示す側面図である。
以下、適宜図面を参照しつつ、本考案の実施の形態を詳説する。
[梱包資材セット]
図1に示す梱包資材セットは、段ボール箱1と、この段ボール箱1の中に収容された瓶梱包用緩衝体2とを備える。当該梱包資材セットは、図2に示すように、異なるサイズの瓶3及び瓶4を梱包できる。
〔瓶〕
瓶3及び瓶4は、ジュースや酒類の流通用の容器として用いられるものである。これらの、瓶3及び瓶4は、それぞれ、有底円筒状の胴部3a,4aと、胴部3a,4aの上端から縮径して延伸し、上端の注ぎ口がキャップ3b,4bで封止された頸部3c,4cとを有している。
〔段ボール箱〕
段ボール箱1は、いわゆるA式の段ボール箱であり、1枚の段ボールシートから形成されており、互いに対向する一対の側壁11と、この側壁11の側縁を接続すると共に互いに対向する一対の端壁12と、側壁11の上下の端縁から延出する二対の外フラップ13と、端壁12の上下の端縁から延出する延出する二対の内フラップ14とを備える。
〔瓶梱包用緩衝体〕
当該瓶梱包用緩衝体2は、一枚の段ボールシートから形成されており、図3に示すように平坦なシート状の形態でユーザに提供され、図4に示すように折り曲げることにより立体的な形状に組み立てた状態で段ボール箱1の内部に収容して使用される。なお、図において、太い実線は段ボールシートを切断した切断線を示し、細い実線は段ボールシートに型押しして弱化させ、折り曲げやすくした罫線(弱化線)を示す。
当該瓶梱包用緩衝体2は、平坦な状態で概略長方形状の2つの列保持部21を有する。各列保持部21は、組み立て状態において水平に配置される方形の底板22、方形の中板23及び方形の上板24と、底板22と中板23とを接続する方形の第1接続板25、中板23と上板24とを接続する方形の第2接続板26、及び上板24の第2接続板26と反対側の側縁から延伸する方形の押さえ板27とを備える。
この2つの列保持部21は、第2接続板26の隣接する端縁が互いに接続されているが、他の部分は互いに分離されている。この互いに隣接する第2接続板26の境界の端縁には、断続的な切断線が形成されると共にそれらの切断線の間を接続する罫線が形成されている。これにより、2つの列保持部21は、図2に示すように、互いに背中合わせに密着して配置され得る。
また、各列保持部21において、底板22と第1接続板25との境界、第1接続板25と中板23との境界、中板23と第2接続板26との境界、第2接続板26と上板24との境界、及び上板24と押さえ板27との境界にも、それぞれ、断続的な切断線が形成されると共にそれらの切断線の間を接続する罫線が形成されている。これにより、各列保持部21は、図2に示すような形状に容易に折り曲げられる。
底板22、中板23、上板24、第1接続板25、第2接続板26及び押さえ板27は、互いに接続された側縁方向の長さLが段ボール箱1の側壁11の長さと略等しい。また、底板22、中板23及び上板24の端縁の幅Wは、段ボール箱1の端壁12の幅の約1/2である。第1接続板25の端縁の幅(組み立てた状態において高さ)H1、第2接続板26の端縁の幅(高さ)H2及び押さえ板27の端縁の幅(高さ)H3の合計長は、段ボール箱1の側壁11及び端壁12の高さと略等しい。
なお、当該瓶梱包用緩衝体2を形成する段ボールシートの中芯の稜線の方向は、底板22、中板23、上板24、第1接続板25、第2接続板26及び押さえ板27を横断する方向、つまり、第1接続板25が底板22と中板23とを接続する方向、及び第2接続板26が中板23と上板24とを接続する方向と等しい。
<底板>
当該瓶梱包用緩衝体2の底板22は、その上に瓶3,4の底が載置される。つまり、底板22は、当該梱包資材セットにより梱包した瓶3,4の底に外部から衝撃が加わらないようにする緩衝材となる。一般的に瓶の底は比較的堅固であるため、段ボール箱1の外フラップ及び内フラップに加えて当該瓶梱包用緩衝体2の底板22があるだけで、これら瓶3,4の底部の破損が十分に防止される。
<中板>
中板23は、幅W方向の中央に、長さL方向に並んで等間隔に形成された3つの胴孔28と、これらの胴穴28の周縁から内向きに突出した4つの調整突起29とを有する。
(胴穴)
それぞれの胴穴28は、概略円形に形成されており、瓶3,4の胴部3a,4aを受け入れて、瓶3,4を段ボール箱1の側壁11及び端壁12から離間した状態に保持する。これにより、当該梱包資材セットは、段ボール箱1の外部側方から直接瓶3,4に衝撃が加わらないようにする。
胴穴28の径は、梱包しようとする最も大径の瓶3の胴部3aと略等しく、好ましくは僅かに大きい径を有する。これにより、胴穴28は、大径の瓶3の胴部3aに嵌合し、大径の瓶3をしっかりと保持する。
(調整突起)
調整突起29は、それぞれ略半円状に形成され、好ましくは、胴孔28の周方向に等間隔に配置されている。これらの調整突起29の先端は、先端部が当接することで小径の瓶4を胴穴28の中心に位置決めでき、かつ折り曲げられることで大径の瓶3の胴穴28への挿入を許す。
これらの調整突起29の間隔は、胴孔28の中心を基準に180°未満の間隔で、好ましくは120°以下の間隔で、より好ましくは90°以下の間隔で配置される。
また、各調整突起29の幅(胴孔28の周方向の長さ)の下限としては、5mmが好ましく、8mmがより好ましい。また、調整突起29の幅の上限としては、20mmが好ましく15mmがより好ましい。調整突起29は、幅がこの範囲であることにより、折れ曲がって大径の瓶3の胴孔28への挿入を可能にすると共に、小径の瓶3を胴孔28の中心にしっかりと保持できる適度な剛性を有する。
また、小径の瓶4を保持するために、調整突起29の突出長さ(胴孔28の径方向の長さ)は、胴孔28の径方向の先端から胴孔28の中心までの距離が、梱包しようとする最も小径の瓶4の半径と略等しくなるように定めるとよい。
<上板>
上板24は、中板23の胴孔28に対応するように、幅W方向の中央に、長さL方向に並んで等間隔に形成され、瓶3,4の頸部3c,4cに嵌合する3つの頸孔30と、頸孔30から第2接続板26と反対側に伸びるよう形成された縦切り込み31と、この縦切り込み31の先端に交差し、縦切り込み31と共に略T字型を構成するよう形成された横切り込み32と、横切り込み32の両端から頸孔30に向かって、略接線状に伸びる罫線からなる2つの弱化線33とを有する。これにより、上板24は、頸孔30、縦切り込み31、横切り込み32及び弱化線33によって囲まれた2つの舌部34が確定されている。また、上板24は、幅Wを有する両側の端縁に半円状の切り欠き35が形成されている。
当該瓶梱包用緩衝体2で瓶3を梱包する場合、先ず、中板23の胴孔28に瓶3の胴部3aを挿入する。この時、中板23は、胴孔28が瓶3の胴部3aに嵌合することにより、底板22と略平行になる。次いで、上板24の頸孔30を瓶3の頸部3cに嵌合させる必要があるが、5に示すように、第2接続板26の側縁を中心に回動させることしかできないので、瓶3のキャップ3bが頸孔30よりも押さえ板27側に当接する。ここで、舌部34が図示するように跳ね上げられることで、一時的に頸孔30を第2接続板26と反対側に拡張し、瓶3のキャップ3bの通過を許す。
また、上板24は、両端縁に切り欠き35を有するので、開梱の際、この切り欠き35に指をかけて上板24を引き起こし、瓶3,4の頸部3c,4cを容易に解放し、当該梱包資材セットから瓶3,4を容易に取り出せるようにできる。
<第1接続板>
第1接続板25は、当該瓶梱包用緩衝体2を組み立てたときの中板23の位置を定める。よって、第1接続板25の幅H1は、瓶3,4の胴部3a,4aの底部との面取り高さよりも大きくいよう定められる。瓶3,4は底側が重いので、中板23が胴部3a,4aの中央より下方を支持するようにした方がよい。具体的には、第1接続板25の幅H1の下限としては15mmが好ましく20mmがより好ましい。一方、第1接続板25の幅H1の上限としては80mmが好ましく50mmがより好ましい。
<第2接続板>
第2接続板26は、中板23と上板24との間隔を定める。当該瓶梱包用緩衝体2において、第2接続板26の幅H2は、底板22、中板23及び上板24の幅Wと等しい。このため、当該瓶梱包用緩衝体2を組み立てた状態で、中板23、上板24及び第2接続板26が形成する空間の断面は正方形になる。従って、図5に示すように、胴孔28よりも大きな径を有する瓶5を、シート状の梱包材6で巻いて収容することもできる。また、中板23と上板24との間の空間には、グラス、酒器等、瓶以外の物品を収容してもよい。
<押さえ板>
押さえ板27は、上板24と反対側の側縁が段ボール箱1の内フラップ14に当接することにより、上板24の第2接続板26と反対側の側縁を段ボール箱1の中に押し込んで、上板24を段ボール箱1の内フラップ14と略平行に保つ。これにより、上板24の頸孔30に嵌合している瓶3,4が上方に移動することを防止して、瓶3,4のキャップ3b,4b及び頸部3c,4cの破損を防止する。
<利点>
上述のように、当該瓶梱包用緩衝体2は、大径の瓶3の胴部3aに嵌合する径を有する胴孔28に、径方向内向きに突出する複数の調整突起29を設けたので、調整突起29の先端に略内接する胴部4aを有する瓶4を胴孔28の中心に保持することもできる。これにより、当該瓶梱包用緩衝体2は、2つの異なるサイズの瓶3,4を梱包するのに利用できる。
また、当該瓶梱包用緩衝体2は、頸孔30、縦切り込み31、横切り込み32及び弱化線33により、頸孔30の第2接続板26と反対側に隣接する舌部34が形成されている。このため、瓶3,4を梱包する際、第2接続板26の上端を中心にして上板24を搖動させたとき、舌部34を折り上げて頸孔30を一時的に搖動の外側に向かって拡張し、瓶3,4のキャップ3b,4bが通過できるようにする。これにより、当該瓶梱包用緩衝体2は、第2接続板26によって胴孔28を有する中板23と頸孔30を有する上板24とを接続した構成としたにもかかわらず瓶3,4の胴部3a,4a及び頸部3c,4cの両方に隙間なく嵌合できる。したがって、当該瓶梱包用緩衝体2は、異なるサイズの瓶3,4を共にしっかりと保持して衝撃から保護できる。
当該梱包資材セットは、段ボール箱1と、当該瓶梱包用緩衝体2とを備えるので、異なるサイズの瓶3,4を梱包するために使用できる。
[その他の実施形態]
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本考案の範囲は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲によって示され、実用新案登録請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
当該瓶梱包用緩衝体において、各列保持部が有する胴孔及び頸孔の数は、段ボールの大きさ及び梱包しようとする瓶の最本数に応じて適宜選択できる。つまり、1つの列保持部が1本又は2本の瓶を梱包するためのものであってもよく、4本以上の瓶を梱包できるものであってもよい。
また、当該瓶梱包用緩衝体は、1つの列保持部のみを有してもよく、3以上の列保持部を有してもよい。隣接する列保持部は、第2接続板の端縁ではなく、第1接続板及び押さえ板の少なくともいずれかの端縁で接続されてもよい。
さらに、当該瓶梱包用緩衝体の胴孔が有する調整突起の数は、3つ以上であれば小径の瓶4を位置決め可能である。また、当該瓶梱包用緩衝体の胴孔は、突出長さの異なる複数組の調整突起を有してもよい。例えば、突出長さが小さい3つの調整突起と突出長さが大きい3つの調整突起とを30°間隔で交互に配置してもよい。このようにすれば、胴孔に嵌合する大径の瓶と、突出長さが大きい3つの調整突起の先端に略接する小径の瓶と、突出長さが小さい3つの調整突起の先端に略接する径を有する中間径の瓶とを、それぞれ胴孔の中心に保持することが可能である。このように、調整突起の大きさ、数及び配置は、任意に変更できる。
当瓶梱包用緩衝体及び当該瓶梱包用緩衝体を有する梱包資材セットは、特に顧客の注文に応じて商品の組み合わせを選択して宅配便で発送するために好適に用いられる。
1 段ボール箱
2 瓶梱包用緩衝体
3、4、5 瓶
3a、4a 胴部
3b、4b キャップ
3c,4c 頸部
6 梱包材
11 側壁
12 端壁
13 外フラップ
14 内フラップ
21 列保持部
22 底板
23 中板
24 上板
25 第1接続板
26 第2接続板
27 押さえ板
28 胴孔
29 調整突起
30 頸孔
31 縦切り込み
32 横切り込み
33 弱化線
34 舌部
35 切り欠き

Claims (5)

  1. 一枚のシートからなり、
    瓶の底が載置される方形の底板と、
    瓶の胴部に嵌合する胴孔及びこの胴穴の周縁から内向きに突出し、先端部が当接することで小径の瓶を位置決めでき、かつ折り曲げられることで大径の瓶の上記胴穴への挿入を許す3つ以上の調整突起を有する方形の中板と、
    瓶の頸部に嵌合する頸孔を有する方形の上板と、
    上記底板の側縁と上記中板の側縁とを接続する方形の第1接続板と、
    上記中板の側縁と上記上板の側縁とを接続する方形の第2接続板と
    を備える瓶梱包用緩衝体。
  2. 上記上板が、上記頸孔から上記第2接続板と反対側に伸びるよう形成された縦切り込みと、上記縦切り込みの先端に交差するよう形成された横切り込みとを有する請求項1に記載の瓶梱包用緩衝体。
  3. 上記上板が、上記横切り込みの端部から上記頸孔に向かって伸びる弱化線を有する請求項1又は請求項2に記載の瓶梱包用緩衝体。
  4. 上記上板の上記第2接続板と反対側の側縁から延伸する方形の押さえ板を備える請求項1、請求項2又は請求項3に記載の瓶梱包用緩衝体。
  5. 段ボール箱と、この段ボール箱の内部に収容した請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の瓶梱包用緩衝体とを備える梱包資材セット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20180078063A (ko) * 2016-12-29 2018-07-09 주식회사 위메프 안전 포장박스
JP2020114757A (ja) * 2020-04-30 2020-07-30 株式会社シェフコ 箱詰めキット

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