JP3187795U - 樹脂製の留め具ジッパーの開閉を容易にする改良案 - Google Patents

Abstract

【課題】開閉が容易になる樹脂製ジッパーを提供する。
【解決手段】ジッパーの凸凹の凹部の片側の一部アを切除して密封力を弱める。また、ジッパーの耳の部分に切れ込みイを入れて指をかけやすくする。さらに、ジッパーの凸凹の延長部分を一部垂直にたちあげ、耳の部ウを形成して、開閉しやすくする。また、この耳の部分に着色を施し、視認性を向上させる。
【選択図】図１

Description

この考案は、ジッパーの開閉を容易にする考案である。

従来、このようなものはない。

樹脂製のジッパーは商品の封入、又は野菜や肉などを入れて保存や調理など密封をする目的を擁しているが、その密封性より著しく開封に力を必要とし、時には開口部の破損を生じさせるなど開閉に問題があり、特に開封に配慮したものはないという欠点があった。

ジッパー自体またはその周辺を加工したもので、
１．ジッパーの形状は、現状は直線状の凹と凸とをあわせて密封する形状であるが、これの凹の片側の一部を取り除いて密着性を低下させた部分をつくる
２．ジッパーの開閉を行う耳の部分に切れ込みをいれる
３．ジッパーの開閉を行う耳の部分にジッパーと連続した開閉部分を延長した部分をつくる
４．これら３点のいずれかの改良によってジッパーの開閉を容易にする考案である
以上から構成される新規のジッパーである。
図１．はその形状をあらわしている使用例
図２．は本考案の構成部をあらわしている

以下、本考案の実施の形態について説明する。
（イ）ジッパーの凹凸の凹の片側の一部分を取り除いた形状にすることで他の部分より密着性を低減することで開封を容易にできる
（ロ）ジッパーの開閉を行う耳の部分の一部に切れ込みを入れて指のかかりをよくすることで開閉を容易にできる
（ハ）ジッパーの凹凸の延長部分を垂直に耳の部分までもたせれば開閉を容易に行える

このような形状にすることにより、樹脂性のジッパーの開閉が容易に行えるようになる

以下、添付図面に従って実施例を説明する。
全体的に透明の樹脂に付けたジッパーと周辺の耳部の形状で、
（Ａ）一般的な樹脂性のジッパーの全体図
（Ｂ）凹の一部を取り除いた形状部
（Ｃ）耳の一部に切れ込みをいれた形状部
（Ｄ）ジッパーと連続し、延長部分を垂直に耳の部分までもたせた形状部
以上のいずれかより構成される構造物である。

（Ａ）の通常形態に（Ｂ）部を設けると密着性が弱まる
（Ｃ）部を設けると指がかかりやすい
（Ｄ）はジッパーの凹凸部が連続して耳の部分まで来ていて強度があり持ち易い

図１．はその形状をあらわしている使用例である。 図２．は本考案のそれぞれの構成部をあらわしている。

符号（Ａ），全体部をあらわす。
符号（ア），ジッパーの凹凸の凹の片側の一部を取り除いた部
符号（イ），ジッパーの耳の部に切れ込みを入れた部
符号（ウ）ジッパーの凹凸の延長部分を垂直に耳の部まで立ち上げた部

Claims (4)

1. 樹脂製の留め具ジッパーの開閉を容易にする改良案（１）
   ジッパーの凹凸の凹部の片側の一部を切除して密封を弱める
2. 樹脂製の留め具ジッパーの開閉を容易にする改良案（２）
   ジッパーの耳の部分に切れ込みを入れて指をかけやすくする
3. 樹脂製の留め具ジッパーの開閉を容易にする改良案（３）
   ジッパーの凹凸の延長形状が一部垂直にたちあがり耳の部を形成して一連のものとして開閉しやすくする
4. 樹脂製の留め具ジッパーの開閉を容易にする改良案（４）
   ジッパーの耳の部分に着色を施し、視認製を向上させる

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