JP3186725B2 - ディスクアレイ制御装置、ディスクアレイ制御システム、その方法及びプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

ディスクアレイ制御装置、ディスクアレイ制御システム、その方法及びプログラムを記憶した記憶媒体

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JP3186725B2 JP37101198A JP37101198A JP3186725B2 JP 3186725 B2 JP3186725 B2 JP 3186725B2 JP 37101198 A JP37101198 A JP 37101198A JP 37101198 A JP37101198 A JP 37101198A JP 3186725 B2 JP3186725 B2 JP 3186725B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクアレイ制
御装置、ディスクアレイ制御システム、その方法及びプ
ログラムを記憶した記憶媒体に関し、特にメモリ内のデ
ィスクキャッシュ情報のバックアップ機能を備えるディ
スクアレイ制御装置、ディスクアレイ制御システム、そ
の方法及びプログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスクアレイ制御装置におい
て、メモリの一部をライトバック型によるキャッシュメ
モリとして使用した際に、このメモリに障害が発生した
場合でも、キャッシュメモリに保存されているデータに
より保証する方法がいくつか知られている。
【0003】例えば、ディスクアレイ制御装置自体を2
重冗長構成とし、コンピュータのOS管理下でミラーリ
ングすることにより、一方のディスクアレイ制御装置の
メモリに障害が発生した場合でも、他方のディスクアレ
イ制御装置のメモリに記憶されているデータを用いてデ
ィスクのデータを維持する方法がある。
【0004】また、従来例2として、1つのディスクア
レイ制御装置のSCSI配下に2台のSCSI to
SCSI RAIDコントローラを接続し、この2台の
RAIDコントローラ配下のディスクによりRAID1
を構成することで、一方のSCSI to SCSI
RAIDコントローラのメモリにおいて故障が発生した
場合でも、他方のSCSI to SCSI RAID
コントローラのメモリに記憶されているデータを用いる
ことでディスクのデータが損なわれることを防止する方
法がある。但し、この場合、ディスクアレイ制御装置の
メモリは、ライトスルー型によるキャッシュメモリ、S
CSI to SCSI RAIDコントローラのメモ
リは、ライトバック型によるキャッシュメモリとして使
用するものである。
【0005】図4は、従来のディスクアレイ制御装置の
構成を示すブロック図である。図4に示される従来のデ
ィスクアレイ制御装置は、パーソナルコンピュータ、ワ
ークステーションおよびサーバのPCIスロットに増設
して使用するものである。
【0006】図4において、従来のディスクアレイ制御
装置は、プロセッサ101と、メモリコントローラ10
2と、SCSIコントローラ105と、SCSIコント
ローラB106と、PCIバスインタフェース107
と、Slowバスインタフェース108とがローカルバ
スを介して接続され、メモリコントローラ102には、
バッテリ104が接続されたメモリ103が接続され、
Slowバスインタフェース108には、Slowバス
を介して、NVRAM109と、FROM110とが接
続されて構成される。
【0007】プロセッサ101は、FROM110に格
納されている制御プログラムに基づいてローカルバスを
介して接続される各デバイスの動作を制御する。メモリ
コントローラ102は、プロセッサ101およびSCS
IコントローラA105、SCSIコントローラB10
6からの要求に基づき、メモリ103に対してデータを
リード/ライトする。メモリ103は、プロセッサ10
1のプログラムワーク領域およびディスクデータのキャ
ッシュ領域として使用される。バッテリ104は、メモ
リ103に格納されるデータを保持するための電圧を供
給する。SCSIコントローラA105、SCSIコン
トローラB106は、プロセッサ101からのディスク
アクセス要求に基づき、それぞれSCSIポートA、S
CSIポートBを介して接続される各々のディスクアレ
イに対してリード/ライトのアクセスを行う。PCIバ
スインタフェース107は、PCIバスを介して図示さ
れないホストコンピュータとのデータの受け渡しを可能
にする。Slowバスインタフェース108は、ローカ
ルバスとスローバスとの間のデータのインタフェースを
行う。NVRAM109は、システムコンフィギュレー
ション情報を記憶する記憶領域である。FROM110
は、プロセッサ101によりディスクアレイ制御装置全
体を制御するための制御プログラムが格納されている領
域である。
【0008】図5は、図4に示される従来のディスクア
レイ制御装置を使用したライトバック型によるディスク
キャッシュを含めたディスクシステム2重化の第1の実
施例を示すブロック図である。
【0009】図5において、ディスクアレイ制御装置2
01、202は同一のもので、ホストコンピュータとP
CIバスを介して増設される。ディスクアレイ203、
204も同一の構成で、それぞれディスクアレイ制御装
置201、202の1chのSCSIポートに接続され
ている。
【0010】この2つのディスクアレイ203、204
は、図示されないホストコンピュータのOS管理下でミ
ラーリングされる。この時、ディスクアレイ制御装置2
01、202のディスクキャッシュはライトバック型と
する。
【0011】図6は、図4に示される従来のディスクア
レイ制御装置を使用したライトバック型によるディスク
キャッシュを含めたディスクシステム2重化の第2の実
施例を示すブロック図である。
【0012】図6において、ディスクアレイ制御装置3
01の2chのSCSIポートにそれぞれ同一のSCS
I to SCSI RAIDコントローラ302、3
03が接続される。さらに、その配下にSCSI to
SCSI RAIDコントローラ302、303を介
して同一構成のディスクアレイ304、305が接続さ
れる。この2つのディスクアレイは、ディスクアレイ制
御装置301の管理下でミラーリングされる。この時、
ディスクアレイ制御装置301のディスクキャッシュ
は、ライトスルー型、SCSI to SCSI RA
IDコントローラ302、303のディスクキャッシュ
は、ライトバック型とするものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例に示されるディスクアレイ制御装置においてディス
クキャッシュを2重化しようとした場合には、以下に示
されるような問題があった。
【0014】第1の問題点として、ホストコンピュータ
のPCIスロットに2つのディスクアレイ制御装置を実
装し、OS管理下でディスクのミラーリングを実行する
ため、ディスクアレイ制御装置自体の2重化では、ホス
トコンピュータがこのミラーリング処理を実行するため
に、ホストコンピュータにおけるプロセッサに余分な負
荷が増加するという問題がある。
【0015】第2の問題点として、ディスクアレイ制御
装置とディスクアレイとの間にSCSI to SCS
I RAIDコントローラが存在することにより、そこ
でのデータ処理時間分が増加するので、ディスクアレイ
制御装置のSCSI配下に2台のSCSI to SC
SI RAIDコントローラを接続すると、ディスクの
レスポンス性能が低下してしまうという問題がある。
【0016】本発明は、上記問題点を解決するために成
されたもので、メモリの故障によりディスクに保存され
ているデータが消失することを防止するディスクアレイ
制御装置、ディスクアレイ制御システム、その方法及び
プログラムを記憶した記憶媒体を提供することを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、上位装置からディスクアレ
イに対してデータのリード/ライトを制御するディスク
アレイ制御装置において、上位装置からのディスクアレ
イに対するリード/ライト要求に基づいて処理されるデ
ータを記憶領域内部の未使用領域に記憶する第1の記憶
手段と、第1の記憶手段により記憶されたデータと同一
のデータを記憶する第2の記憶手段と、第1の記憶手段
および第2の記憶手段を制御する制御手段とを有し、制
御手段は、第1の記憶手段において障害が発生した場合
に、第2の記憶手段により記憶されているデータを用い
てディスクアレイに対してリード/ライトすることを特
徴とする。
【0018】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、第1の記憶手段は、ライトバック型により
構成されることを特徴とする。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、第1の記憶手段および第2の記憶
手段のそれぞれにバックアップ電源電圧を供給する電圧
供給手段を有することを特徴とする。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれか1項に記載の発明において、制御手段は、第1
の記憶手段によりデータを記憶すると同時に第2の記憶
手段によりデータを記憶するように制御することを特徴
とする。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項1から4の
いずれか1項に記載の発明において、上位装置とPCI
バスを介して接続されることを特徴とする。
【0022】請求項6記載の発明は、請求項1から5の
いずれか1項に記載の発明において、ディスクアレイと
の接続をSCSIコントローラを介して行うことを特徴
とする。
【0023】請求項7記載の発明は、上位装置からディ
スクアレイに対してデータのリード/ライトを制御する
ディスクアレイ制御装置において、上位装置からのディ
スクアレイに対するリード/ライト要求に基づいて処理
されるデータを記憶領域内部の未使用領域に記憶する第
1の記憶工程と、第1の記憶工程により記憶されたデー
タと同一のデータを記憶する第2の記憶工程と、第1の
記憶工程および第2の記憶工程を制御する制御工程とを
有し、制御工程は、第1の記憶工程において障害が発生
した場合に、第2の記憶工程により記憶されているデー
タを用いてディスクアレイに対してリード/ライトする
ことを特徴とする。
【0024】請求項8記載の発明は、請求項7記載の発
明において、第1の記憶工程は、ライトバック型により
構成されることを特徴とする。
【0025】請求項9記載の発明は、請求項7または8
記載の発明において、第1の記憶工程および第2の記憶
工程のそれぞれにバックアップ電源電圧を供給する電圧
供給工程を有することを特徴とする。
【0026】請求項10記載の発明は、請求項7から9
のいずれか1項に記載の発明において、制御工程は、第
1の記憶工程によりデータを記憶すると同時に第2の記
憶工程によりデータを記憶するように制御することを特
徴とする。
【0027】請求項11記載の発明は、請求項7から1
0のいずれか1項に記載の発明において、上位装置とP
CIバスを介して接続されることを特徴とする。
【0028】請求項12記載の発明は、請求項7から1
1のいずれか1項に記載の発明において、ディスクアレ
イとの接続をSCSIコントローラを介して行うことを
特徴とする。
【0029】請求項13記載の発明は、上位装置からデ
ィスクアレイに対してデータのリード/ライトを制御す
るディスクアレイ制御装置において、上位装置からのデ
ィスクアレイに対するリード/ライト要求に基づいて処
理されるデータを記憶領域内部の未使用領域に記憶する
第1の記憶処理と、第1の記憶処理により記憶されたデ
ータと同一のデータを記憶する第2の記憶処理と、第1
の記憶処理および第2の記憶処理を制御する制御処理と
を有し、制御処理は、第1の記憶処理において障害が発
生した場合に、第2の記憶処理により記憶されているデ
ータを用いてディスクアレイに対してリード/ライトす
るプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0030】請求項14記載の発明は、請求項13記載
の発明において、第1の記憶処理は、ライトバック型に
より構成されることを特徴とする。
【0031】請求項15記載の発明は、請求項13また
は14記載の発明において、第1の記憶処理および第2
の記憶処理のそれぞれにバックアップ電源電圧を供給す
る電圧供給処理を有することを特徴とする。
【0032】請求項16記載の発明は、請求項13から
15のいずれか1項に記載の発明において、制御処理
は、第1の記憶処理によりデータを記憶すると同時に第
2の記憶処理によりデータを記憶するように制御するこ
とを特徴とする。
【0033】請求項17記載の発明は、請求項13から
16のいずれか1項に記載の発明において、上位装置と
PCIバスを介して接続されることを特徴とする。
【0034】請求項18記載の発明は、請求項13から
17のいずれか1項に記載の発明において、ディスクア
レイとの接続をSCSIコントローラを介して行うこと
を特徴とする。
【0035】請求項19記載の発明は、上位装置からデ
ィスクアレイに対してデータのリード/ライトを制御す
る少なくとも第1のディスクアレイ制御装置と第2のデ
ィスクアレイ制御装置とを備えるディスクアレイ制御シ
ステムにおいて、第1のディスクアレイ制御装置と第2
のディスクアレイ制御装置とを接続する接続手段と、第
1のディスクアレイ制御装置において、上位装置からの
ディスクアレイに対するリード/ライト要求に基づいて
処理されるデータを記憶領域内部の未使用の領域に記憶
する第3の記憶手段と、第2のディスクアレイ装置にお
いて、第3の記憶手段により記憶されたデータと同一の
データを接続手段を介して記憶する第4の記憶手段と、
第3の記憶手段および第4の記憶手段を制御する制御手
段とを有し、制御手段は、第3の記憶手段において障害
が発生した場合には、第4の記憶手段により記憶されて
いるデータを用いてディスクアレイに対してリード/ラ
イトを制御し、第4の記憶手段において障害が発生した
場合には、第3の記憶手段により記憶されているデータ
を用いてディスクアレイに対してリード/ライトを制御
することを特徴とする。
【0036】請求項20記載の発明は、請求項19記載
の発明において、第3の記憶手段は、ライトバック型に
より構成されることを特徴とする。
【0037】請求項21記載の発明は、請求項19また
は20記載の発明において、制御手段は、第3の記憶手
段によりデータを記憶すると同時に第4の記憶手段によ
りデータを記憶するように制御することを特徴とする。
【0038】請求項22記載の発明は、請求項19から
21のいずれか1項に記載の発明において、上位装置と
PCIバスを介して接続されることを特徴とする。
【0039】請求項23記載の発明は、請求項19から
22のいずれか1項に記載の発明において、ディスクア
レイとの接続をSCSIコントローラを介して行うこと
を特徴とする。
【0040】請求項24記載の発明は、上位装置からデ
ィスクアレイに対してデータのリード/ライトを制御す
る少なくとも第1のディスクアレイ制御装置と第2のデ
ィスクアレイ制御装置とを備えるディスクアレイ制御シ
ステムにおいて、第1のディスクアレイ制御装置と第2
のディスクアレイ制御装置とを接続する接続工程と、第
1のディスクアレイ制御装置において、上位装置からの
ディスクアレイに対するリード/ライト要求に基づいて
処理されるデータを記憶領域内部の未使用の領域に記憶
する第3の記憶工程と、第2のディスクアレイ装置にお
いて、第3の記憶工程により記憶されたデータと同一の
データを接続工程を介して記憶する第4の記憶工程と、
第3の記憶工程および第4の記憶工程を制御する制御工
程とを有し、制御工程は、第3の記憶工程において障害
が発生した場合には、第4の記憶工程により記憶されて
いるデータを用いてディスクアレイに対してリード/ラ
イトを制御し、第4の記憶工程において障害が発生した
場合には、第3の記憶工程により記憶されているデータ
を用いてディスクアレイに対してリード/ライトを制御
することを特徴とする。
【0041】請求項25記載の発明は、請求項24記載
の発明において、第3の記憶工程は、ライトバック型に
より構成されることを特徴とする。
【0042】請求項26記載の発明は、請求項24また
は25記載の発明において、制御工程は、第3の記憶工
程によりデータを記憶すると同時に第4の記憶工程によ
りデータを記憶するように制御することを特徴とする。
【0043】請求項27記載の発明は、請求項24から
26のいずれか1項に記載の発明において、上位装置と
PCIバスを介して接続されることを特徴とする。
【0044】請求項28記載の発明は、請求項24から
27のいずれか1項に記載の発明において、ディスクア
レイとの接続をSCSIコントローラを介して行うこと
を特徴とする。
【0045】請求項29記載の発明は、上位装置からデ
ィスクアレイに対してデータのリード/ライトを制御す
る少なくとも第1のディスクアレイ制御装置と第2のデ
ィスクアレイ制御装置とを備えるディスクアレイ制御シ
ステムにおいて、第1のディスクアレイ制御装置と第2
のディスクアレイ制御装置とを接続する接続処理と、第
1のディスクアレイ制御装置において、上位装置からの
ディスクアレイに対するリード/ライト要求に基づいて
処理されるデータを記憶領域内部の未使用の領域に記憶
する第3の記憶処理と、第2のディスクアレイ装置にお
いて、第3の記憶処理により記憶されたデータと同一の
データを接続処理を介して記憶する第4の記憶処理と、
第3の記憶処理および第4の記憶処理を制御する制御処
理とを有し、制御処理は、第3の記憶処理において障害
が発生した場合には、第4の記憶処理により記憶されて
いるデータを用いてディスクアレイに対してリード/ラ
イトを制御し、第4の記憶処理において障害は発生した
場合には、第3の記憶処理により記憶されているデータ
を用いてディスクアレイに対してリード/ライトを制御
するプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0046】請求項30記載の発明は、請求項29記載
の発明において、第3の記憶処理は、ライトバック型に
より構成されることを特徴とする。
【0047】請求項31記載の発明は、請求項29また
は30記載の発明において、制御処理は、第3の記憶処
理によりデータを記憶すると同時に第4の記憶処理によ
りデータを記憶するように制御することを特徴とする。
【0048】請求項32記載の発明は、請求項29から
31のいずれか1項に記載の発明において、上位装置と
PCIバスを介して接続されることを特徴とする。
【0049】請求項33記載の発明は、請求項29から
32のいずれか1項に記載の発明において、ディスクア
レイとの接続をSCSIコントローラを介して行うこと
を特徴とする。
【0050】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
の実施形態であるディスクアレイ制御装置を詳細に説明
する。図1から図3を参照すると、本発明のディスクア
レイ制御装置、ディスクアレイ制御システム、その方法
及びプログラムを記憶した記憶媒体の実施の形態が示さ
れている。
【0051】図1は、本発明の実施形態であるディスク
アレイ制御装置の構成を示すブロック図である。図1に
おいて、本発明の実施形態であるディスクアレイ制御装
置20は、プロセッサ1と、メモリコントローラ2と、
メモリ3と、バッテリ4と、SCSIコントローラ5
と、SCSIコントローラ6と、PCIバスインタフェ
ース7と、Slowバスインタフェース8と、NVRA
M9と、FROM10と、バックアップメモリ11と、
により構成され、プロセッサ1、メモリコントローラ
2、SCSIコントローラ5、6、PCIバスインタフ
ェース7、Slowバスインタフェース8は、ローカル
バスを介して接続され、相互にデータ通信を行うように
構成される。
【0052】プロセッサ1は、FROM10に記憶され
ている制御プログラムに基づいてローカルバスを介して
接続される各デバイスを制御する。メモリコントローラ
2は、ローカルバスに接続され、プロセッサ1およびS
CSIコントローラ5、6のそれぞれ要求に基づき、メ
モリ3とバックアップメモリ11に対してデータのリー
ド(読み込み)/ライト(書き込み)を行う。バッテリ
4は、メモリ3およびバックアップメモリ11にバック
アップ電源電圧を供給することにより、本ディスクアレ
イ制御装置20が組み込まれるコンピュータの電源がO
FFになったり、あるいは、停電などのトラブルが発生
した場合でもメモリ3およびバックアップメモリ11に
記憶されているデータを保護する。
【0053】SCSIコントローラA5は、ローカルバ
ス側を介して送られるデータのリード/ライトの要求に
基づき、SCSIポートAに接続されるディスクアレイ
を制御する。SCSIコントローラB6も同様に、ロー
カルバス側を介して送られるデータのリード/ライトの
要求に基づき、SCSIポートBに接続されるディスク
アレイを制御する。
【0054】PCIバスインタフェース5は、PCIバ
スとローカルバスとの間のアドレス/データ/コマンド
送受信を行う。Slowバスインタフェース6は、ロー
カルバスとスSlowバスとの間のアドレス/データ/
コマンド送受信を行う。NVRAM9は、Slowバス
に接続され、システム構成情報を記憶する。FROM1
0は、Slowバスに接続され、プロセッサ1により装
置全体を制御する制御プログラムが記憶されている領域
である。
【0055】図1において、メモリ3がライトバック型
のディスクキャッシュとして使用される場合、メモリコ
ントローラ2は、メモリ3の未使用領域にキャッシュデ
ータをライトすると同時に、バックアップメモリ11に
も同じデータをライトする。通常時において、バックア
ップメモリ11に記憶されているデータは未使用である
が、メモリ3に障害が発生した場合には、メモリコント
ローラ2がバックアップメモリ11からデータをリード
して、ディスクのデータを修復する。これにより、メモ
リ3の故障によりディスクのデータが失われることを防
止することができる。
【0056】次に、本発明の実施形態であるディスクア
レイ制御装置の動作例を図1に基づいて説明する。
【0057】プロセッサ1は、起動後まず、Slowバ
スインタフェース8を制御してFROM10に格納され
ている制御プログラムをリードし、それをメモリコント
ローラ2を介してメモリ3にライトする。プロセッサ1
は、メモリ3上で制御プログラムを実行する。この時プ
ロセッサ1は、NVRAM9に記憶されるシステム構成
情報もリードして、ローカルバスを介して接続される各
デバイスの初期設定を行う。この初期設定後にPCIバ
スインタフェース7を介してPCIバスに接続される図
示されないホストコンピュータからの要求を受付可能と
なる。
【0058】ここで、図示されないホストコンピュータ
からディスクアレイ制御装置20を介して接続されるデ
ィスクアレイに対してデータのリード/ライトのアクセ
ス要求が発生した場合の動作例について説明する。
【0059】図示されないホストコンピュータからディ
スクのリード要求が発生すると、PCIバスインタフェ
ース7は、このリード要求をデコードしてローカルバス
に伝える。ローカルバスを介して送られたリード要求は
プロセッサ1で受け付けられ、プロセッサ1はSCSI
コントローラ5またはSCSIコントローラ6を制御し
て、SCSIポートAまたはSCSIポートBに接続さ
れるディスクアレイからデータをリードする。リードさ
れたデータは、PCIバスインタフェース7を介してホ
ストコンピュータ側に転送されると同時に必要があれ
ば、メモリコントローラ2によりメモリ3にキャッシュ
される。
【0060】次に、図示されないホストコンピュータか
らディスクのライト要求が発生すると、PCIバスイン
タフェース7は、このライト要求をデコードしてローカ
ルバスに伝える。ローカルバスを介して送られたライト
要求は、プロセッサ1で受付られ、プロセッサ1はSC
SIコントローラ5またはSCSIコントローラ6を制
御して、SCSIポートAまたはSCSIポートBに接
続されるディスクアレイに対してデータをライトする。
【0061】メモリ3がライトスルー型のキャッシュメ
モリとして使用されていた場合、プロセッサ1は、この
時点でPCIバスインタフェース7を介して図示されな
いホストコンピュータにライト要求の完了通知、ディス
クアレイに対するデータの書き込みが終了した旨を通知
する。
【0062】メモリ3がライトバック型のキャッシュメ
モリとして使用されていた場合、プロセッサ1は、図示
されないホストコンピュータからのライト要求を受ける
とメモリコントローラ2を制御して、一旦メモリ3の未
使用領域にデータをライトすると同時にバックアップメ
モリ11にも同じデータをライトする。プロセッサ1
は、この時点でPCIバスインタフェース7を介して図
示されないホストコンピュータにライト要求の完了通知
を行う。
【0063】プロセッサ1はその後、メモリ3にキャッ
シュされているデータの追い出しが発生した時点で、S
CSIコントローラ5またはSCSIコントローラ6を
制御して、SCSIポートAまたはSCSIポートBに
接続される各ディスクアレイに対してデータをライトす
る。
【0064】次に、メモリ3で障害が発生した場合の動
作について説明する。メモリ3をライトバック型のキャ
ッシュとして使用した場合、図示されないホストコンピ
ュータからのディスクへのライト要求は一旦メモリ3で
キャッシングされ、このデータがメモリ3から追い出さ
れる時にディスクに対してライトされる。従って、メモ
リ3で障害が発生すると、キャッシングされていたデー
タ分ディスクのデータが失われることになる。しかし、
本発明の実施形態であるディスクアレイ制御装置20に
おいては、メモリ3にキャッシングされるデータのコピ
ーをバックアップメモリ11に記憶しているので、バッ
クアップメモリ11からデータをリードしてディスクの
データを修復することが可能となる。
【0065】図2は、本発明の実施形態であるディスク
アレイ制御装置を使用した2重化ディスクの構成例であ
る。図2において、PCIバスを介してディスクアレイ
制御装置20が接続され、SCSIポートを介してディ
スクアレイ21とディスクアレイ22とが接続されてい
る。ディスクアレイ21、22の間では、ミラーリング
処理が行われる。以上の構成によれば、ディスクアレイ
のみならず、ライトバック型のディスクキャッシュも含
めての2重化が可能となる。
【0066】図3は、本発明の実施形態であるディスク
アレイ制御装置を用いて構成されるディスクアレイ制御
システムの構成を示すブロック図である。なお、他に設
けられるディスクアレイ制御装置の構成は、例えば、図
3に示される構成と同一のものを用いるので説明を省略
する。
【0067】図3において、本発明のディスクアレイ制
御システムとして用いられるディスクアレイ制御装置2
0’は、プロセッサ1と、メモリコントローラ2と、S
CSIコントローラ5、6と、PCIバスインタフェー
ス7と、Slowバスインタフェース8と、ローカルバ
スブリッジ12とがローカルバスに接続され、メモリコ
ントローラ2には、バッテリ4が接続されたメモリ3が
接続され、Slowバスインタフェース8には、Slo
wバスを介してNVRAM9と、FROM10とが接続
されている。
【0068】図1に示される本発明のディスクアレイ制
御装置20の構成と相違する点は、ローカルバス上に他
のディスクアレイ制御装置と接続してシステムを構成す
るためのローカルバスブリッジ12が設けられている点
である。
【0069】プロセッサ1は、ローカルバスブリッジ1
2を介して、他のディスクアレイ制御装置のプロセッサ
との通信を可能とする。図示されないホストコンピュー
タのPCIバススロットに、このディスクアレイ制御装
置を2台実装することにより、この2台のディスクアレ
イ制御装置間ではPCIバスを介さずに、ローカルバス
経由でプロセッサ間の通信が可能となる。
【0070】ここで、一方のディスクアレイ制御装置
は、他方のディスクアレイ制御装置のメモリに自ボード
のメモリに記憶されているデータをコピーをすることを
可能とする。これにより、自ボードのメモリで障害が発
生した場合でも、他ボードのメモリにおいてコピーが存
在しているので、ディスクのデータを修復することが可
能である。
【0071】本発明のディスクアレイ制御システムによ
れば、ローカルバスを介して互いにプロセッサ間での通
信可能な2台のディスクアレイ制御装置を使用すること
により、プロセッサを含めた2重化が可能になるという
新たな効果を得ることができる。
【0072】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、ディスクアレイ制御装置内にキャッシュメモ
リの内容をコピーするバックアップメモリを設けたた
め、プロセッサの負荷を増加させることなく、ライトバ
ック型のディスクキャッシュが2重化でき、キャッシュ
メモリを含めた2重化ディスクシステムが構築可能とな
る。
【0073】また、本発明によれば、ディスクアレイ制
御装置内にキャッシュメモリの内容をコピーするバック
アップメモリを設けたため、ディスクのレスポンス性能
を損なわずに、ライトバック型のディスクキャッシュが
2重化でき。キャッシュメモリを含めた2重化ディスク
システムが構築可能となる。
【0074】さらに、本発明によれば、上記2つの効果
に加えて、TPC−Cベンチマークテストのようにディ
スクの2重化が必要な箇所にも、性能が要求されるアプ
リケーションにも対応可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるディスクアレイ制御装
置の構成を示すブロックずである。
【図2】本発明の実施形態であるディスクアレイ制御装
置を用いた2重化ディスクの構成例を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明の他の実施形態であるディスクアレイ制
御装置の構成を示すブロック図である。
【図4】従来のディスクアレイ制御装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図5】従来のディスクアレイ制御装置を用いた2重化
ディスクの第1の構成例を示すブロック図である。
【図6】従来のディスクアレイ制御装置を用いた2重化
ディスクの第2の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 プロセッサ 2 メモリコントローラ 3 メモリ 4 バッテリ 5、6 SCSIコントローラ 7 PCIバスインタフェース 8 Slowバスインタフェース 9 NVRAM 10 FROM 11 バックアップメモリ 12 ローカルバスブリッジ

Claims (33)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置からディスクアレイに対してデ
    ータのリード/ライトを制御するディスクアレイ制御装
    置において、 前記上位装置からの前記ディスクアレイに対するリード
    /ライト要求に基づいて処理されるデータを記憶領域内
    部の未使用領域に記憶する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段により記憶された前記データと同一
    のデータを記憶する第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段および前記第2の記憶手段を制御す
    る制御手段とを有し、 前記制御手段は、前記第1の記憶手段において障害が発
    生した場合に、前記第2の記憶手段により記憶されてい
    る前記データを用いて前記ディスクアレイに対してリー
    ド/ライトすることを特徴とするディスクアレイ制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1の記憶手段は、ライトバック型
    により構成されることを特徴とする請求項1記載のディ
    スクアレイ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の記憶手段および前記第2の記
    憶手段のそれぞれにバックアップ電源電圧を供給する電
    圧供給手段を有することを特徴とする請求項1または2
    記載のディスクアレイ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記第1の記憶手段に
    より前記データを記憶すると同時に前記第2の記憶手段
    により前記データを記憶するように制御することを特徴
    とする請求項1から3のいずれか1項に記載のディスク
    アレイ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記上位装置とPCIバスを介して接続
    されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項
    に記載のディスクアレイ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記ディスクアレイとの接続をSCSI
    コントローラを介して行うことを特徴とする請求項1か
    ら5のいずれか1項に記載のディスクアレイ制御装置。
  7. 【請求項7】 上位装置からディスクアレイに対してデ
    ータのリード/ライトを制御するディスクアレイ制御装
    置において、 前記上位装置からの前記ディスクアレイに対するリード
    /ライト要求に基づいて処理されるデータを記憶領域内
    部の未使用領域に記憶する第1の記憶工程と、 前記第1の記憶工程により記憶された前記データと同一
    のデータを記憶する第2の記憶工程と、 前記第1の記憶工程および前記第2の記憶工程を制御す
    る制御工程とを有し、 前記制御工程は、前記第1の記憶工程において障害が発
    生した場合に、前記第2の記憶工程により記憶されてい
    る前記データを用いて前記ディスクアレイに対してリー
    ド/ライトすることを特徴とするディスクアレイ制御装
    置の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の記憶工程は、ライトバック型
    により構成されることを特徴とする請求項7記載のディ
    スクアレイ制御装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の記憶工程および前記第2の記
    憶工程のそれぞれにバックアップ電源電圧を供給する電
    圧供給工程を有することを特徴とする請求項7または8
    記載のディスクアレイ制御装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記制御工程は、前記第1の記憶工程
    により前記データを記憶すると同時に前記第2の記憶工
    程により前記データを記憶するように制御することを特
    徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載のディス
    クアレイ制御装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記上位装置とPCIバスを介して接
    続されることを特徴とする請求項7から10のいずれか
    1項に記載のディスクアレイ制御装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記ディスクアレイとの接続をSCS
    Iコントローラを介して行うことを特徴とする請求項7
    から11のいずれか1項に記載のディスクアレイ制御装
    置の制御方法。
  13. 【請求項13】 上位装置からディスクアレイに対して
    データのリード/ライトを制御するディスクアレイ制御
    装置において、 前記上位装置からの前記ディスクアレイに対するリード
    /ライト要求に基づいて処理されるデータを記憶領域内
    部の未使用領域に記憶する第1の記憶処理と、 前記第1の記憶処理により記憶された前記データと同一
    のデータを記憶する第2の記憶処理と、 前記第1の記憶処理および前記第2の記憶処理を制御す
    る制御処理とを有し、 前記制御処理は、前記第1の記憶処理において障害が発
    生した場合に、前記第2の記憶処理により記憶されてい
    る前記データを用いて前記ディスクアレイに対してリー
    ド/ライトするプログラムを記憶したことを特徴とする
    プログラムを記憶した記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記第1の記憶処理は、ライトバック
    型により構成されることを特徴とする請求項13記載の
    プログラムを記憶した記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記第1の記憶処理および前記第2の
    記憶処理のそれぞれにバックアップ電源電圧を供給する
    電圧供給処理を有することを特徴とする請求項13また
    は14記載のプログラムを記憶した記憶媒体。
  16. 【請求項16】 前記制御処理は、前記第1の記憶処理
    により前記データを記憶すると同時に前記第2の記憶処
    理により前記データを記憶するように制御することを特
    徴とする請求項13から15のいずれか1項に記載のプ
    ログラムを記憶した記憶媒体。
  17. 【請求項17】 前記上位装置とPCIバスを介して接
    続されることを特徴とする請求項13から16のいずれ
    か1項に記載のプログラムを記憶した記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記ディスクアレイとの接続をSCS
    Iコントローラを介して行うことを特徴とする請求項1
    3から17のいずれか1項に記載のプログラムを記憶し
    た記憶媒体。
  19. 【請求項19】 上位装置からディスクアレイに対して
    データのリード/ライトを制御する少なくとも第1のデ
    ィスクアレイ制御装置と第2のディスクアレイ制御装置
    とを備えるディスクアレイ制御システムにおいて、 前記第1のディスクアレイ制御装置と前記第2のディス
    クアレイ制御装置とを接続する接続手段と、 前記第1のディスクアレイ制御装置において、前記上位
    装置からの前記ディスクアレイに対するリード/ライト
    要求に基づいて処理されるデータを記憶領域内部の未使
    用の領域に記憶する第3の記憶手段と、 前記第2のディスクアレイ装置において、前記第3の記
    憶手段により記憶された前記データと同一のデータを前
    記接続手段を介して記憶する第4の記憶手段と、 前記第3の記憶手段および前記第4の記憶手段を制御す
    る制御手段とを有し、 前記制御手段は、 前記第3の記憶手段において障害が発生した場合には、
    前記第4の記憶手段により記憶されているデータを用い
    て前記ディスクアレイに対してリード/ライトを制御
    し、 前記第4の記憶手段において障害が発生した場合には、
    前記第3の記憶手段により記憶されているデータを用い
    て前記ディスクアレイに対してリード/ライトを制御す
    ることを特徴とするディスクアレイ制御システム。
  20. 【請求項20】 前記第3の記憶手段は、ライトバック
    型により構成されることを特徴とする請求項19記載の
    ディスクアレイ制御システム。
  21. 【請求項21】 前記制御手段は、前記第3の記憶手段
    により前記データを記憶すると同時に前記第4の記憶手
    段により前記データを記憶するように制御することを特
    徴とする請求項19または20記載のディスクアレイ制
    御システム。
  22. 【請求項22】 前記上位装置とPCIバスを介して接
    続されることを特徴とする請求項19から21のいずれ
    か1項に記載のディスクアレイ制御システム。
  23. 【請求項23】 前記ディスクアレイとの接続をSCS
    Iコントローラを介して行うことを特徴とする請求項1
    9から22のいずれか1項に記載のディスクアレイ制御
    システム。
  24. 【請求項24】 上位装置からディスクアレイに対して
    データのリード/ライトを制御する少なくとも第1のデ
    ィスクアレイ制御装置と第2のディスクアレイ制御装置
    とを備えるディスクアレイ制御システムにおいて、 前記第1のディスクアレイ制御装置と前記第2のディス
    クアレイ制御装置とを接続する接続工程と、 前記第1のディスクアレイ制御装置において、前記上位
    装置からの前記ディスクアレイに対するリード/ライト
    要求に基づいて処理されるデータを記憶領域内部の未使
    用の領域に記憶する第3の記憶工程と、 前記第2のディスクアレイ装置において、前記第3の記
    憶工程により記憶された前記データと同一のデータを前
    記接続工程を介して記憶する第4の記憶工程と、 前記第3の記憶工程および前記第4の記憶工程を制御す
    る制御工程とを有し、 前記制御工程は、 前記第3の記憶工程において障害が発生した場合には、
    前記第4の記憶工程により記憶されているデータを用い
    て前記ディスクアレイに対してリード/ライトを制御
    し、 前記第4の記憶工程において障害が発生した場合には、
    前記第3の記憶工程により記憶されているデータを用い
    て前記ディスクアレイに対してリード/ライトを制御す
    ることを特徴とするディスクアレイ制御システムの制御
    方法。
  25. 【請求項25】 前記第3の記憶工程は、ライトバック
    型により構成されることを特徴とする請求項24記載の
    ディスクアレイ制御システムの制御方法。
  26. 【請求項26】 前記制御工程は、前記第3の記憶工程
    により前記データを記憶すると同時に前記第4の記憶工
    程により前記データを記憶するように制御することを特
    徴とする請求項24または25記載のディスクアレイ制
    御システムの制御方法。
  27. 【請求項27】 前記上位装置とPCIバスを介して接
    続されることを特徴とする請求項24から26のいずれ
    か1項に記載のディスクアレイ制御システムの制御方
    法。
  28. 【請求項28】 前記ディスクアレイとの接続をSCS
    Iコントローラを介して行うことを特徴とする請求項2
    4から27のいずれか1項に記載のディスクアレイ制御
    システムの制御方法。
  29. 【請求項29】 上位装置からディスクアレイに対して
    データのリード/ライトを制御する少なくとも第1のデ
    ィスクアレイ制御装置と第2のディスクアレイ制御装置
    とを備えるディスクアレイ制御システムにおいて、 前記第1のディスクアレイ制御装置と前記第2のディス
    クアレイ制御装置とを接続する接続処理と、 前記第1のディスクアレイ制御装置において、前記上位
    装置からの前記ディスクアレイに対するリード/ライト
    要求に基づいて処理されるデータを記憶領域内部の未使
    用の領域に記憶する第3の記憶処理と、 前記第2のディスクアレイ装置において、前記第3の記
    憶処理により記憶された前記データと同一のデータを前
    記接続処理を介して記憶する第4の記憶処理と、 前記第3の記憶処理および前記第4の記憶処理を制御す
    る制御処理とを有し、 前記制御処理は、 前記第3の記憶処理において障害が発生した場合には、
    前記第4の記憶処理により記憶されているデータを用い
    て前記ディスクアレイに対してリード/ライトを制御
    し、 前記第4の記憶処理において障害は発生した場合には、
    前記第3の記憶処理により記憶されているデータを用い
    て前記ディスクアレイに対してリード/ライトを制御す
    るプログラムを記憶したことを特徴とするプログラムを
    記憶した記憶媒体。
  30. 【請求項30】 前記第3の記憶処理は、ライトバック
    型により構成されることを特徴とする請求項29記載の
    プログラムを記憶した記憶媒体。
  31. 【請求項31】 前記制御処理は、前記第3の記憶処理
    により前記データを記憶すると同時に前記第4の記憶処
    理により前記データを記憶するように制御することを特
    徴とする請求項29または30記載のプログラムを記憶
    した記憶媒体。
  32. 【請求項32】 前記上位装置とPCIバスを介して接
    続されることを特徴とする請求項29から31のいずれ
    か1項に記載のプログラムを記憶した記憶媒体。
  33. 【請求項33】 前記ディスクアレイとの接続をSCS
    Iコントローラを介して行うことを特徴とする請求項2
    9から32のいずれか1項に記載のプログラムを記憶し
    た記憶媒体。
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