JP3185374U - シャンプーボウル取付型枕 - Google Patents

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Abstract

【課題】他の用具やシャンプーボウルの加工を必要とせず、安定且つ着脱自在に取り付けられ、形状にばらつきがある各種シャンプーボウルに、汎用性高く取り付けられるシャンプーボウル取付型枕を提供する。
【解決手段】シャンプーボウル取付型枕100は、首受け205下方のシャンプーボウル200の内面に当接される略平板状の台座10と、台座10に立設され、首受け205に懸装される断面略J字形状のフック部20と、首受け205に懸装されたフック部20に対して奥側で台座10に立設される支持部30と、支持部30の端部に配設される。被洗髪者の頭部を支承する支承部40と、を備え、正面視における、支承部40の幅が、フック部20の幅よりも広く、台座10の幅よりも狭い。
【選択図】図2

Description

本考案は、シャンプーボウルに着脱可能に取り付けられる枕に関する。
理容室若しくは美容室において又は介護のために被洗髪者の髪や頭部を洗う場合、シャンプーボウル(シャンプーボール,洗髪台,洗髪ボウル等とも称されるが、本考案においてはシャンプーボウルの語を用いる)が頻用される。シャンプーボウルの縁部における手前側中央付近を凹ませて設けた首受けに、仰向けに寝かせた被洗髪者の頸部を載せて洗髪するのが一般的だが、それによって、頭痛,頸痛の他、眩暈,吐き気,上下肢の痺れ,脳血管障害等の症状を伴う美容院卒中症候群を惹起する虞があり、問題視されている。これらの症状や疾病は、後方に反らした頭部を頸部のみで支承する姿勢に起因すると考えられている。即ち、頸部には頭部全体を支承するための過大な負担が掛かり、それ自体が痛みの原因となるばかりでなく、当該負担によって血管が圧迫され、脳血管障害が惹き起こされると指摘されている。
頸部への負担を軽減することを目的とする、種々の枕や頭部支持具が開示されている。
例えば、所定形状のシャンプーボウルに取り付けられる頭部支持装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、シャンプーボウルの内面に吸盤等で取り付けられる後頭部支持補助具(例えば、特許文献2参照)が開示されている。また、シャンプーボウルの周壁に対し挟持した状態で装着される載置部をシャンプーボウルと別体に形成されるマッサージ兼用洗髪台が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2007−159673号公報 登録実用新案第3122987号公報 特開平10−234467号公報
しかしながら、特許文献1に記載の頭部支持装置は、首受けの奥に、当該頭部支持装置を取り付ける略平らな段が設けられたシャンプーボウルにのみ取り付けられる形状であり、汎用性に乏しい。また、当該頭部支持装置をシャンプーボウルに着脱自在に取り付けることについては、何ら開示されていない。
また、特許文献2に記載の後頭部支持補助具は、シャンプーボウルの内面に吸盤で取り付けて用いられるものであって、シャンプーボウルから外れて落下若しくは転倒し又はシャンプーボウル内面に沿って滑る虞があり、安定性を欠き被洗髪者を危険に曝してしまう。シャンプーボウルが水に濡れ、又は、毛髪が吸盤とシャンプーボウル内面との間に挟み込まれた場合には、後頭部支持補助具は特に不安定である。
また、特許文献3には、載置部の断面図しか開示されておらず、載置部の人体支持部分に対する脚部分の幅の大小関係が不明である。特許文献3に記載のマッサージ兼用洗髪台は、仮に、脚部分の幅が狭いのであれば、補助脚をシャンプーボウル内面の底に載置したとしても、ぐらつき、安定性に欠ける。他方、特許文献3に記載のマッサージ兼用洗髪台は、仮に、脚部分の幅が広いのであれば、形状にばらつきがある各種シャンプーボウルに安定に取り付けることはできず、汎用性に欠ける。
この考案は、上述のような課題を解決するためになされたもので、他の用具やシャンプーボウルの加工を必要とせず、安定且つ着脱自在に取り付けられる、シャンプーボウル取付型枕を提供することを目的とする。また、形状にばらつきがある各種シャンプーボウルに、汎用性高く取り付けられるシャンプーボウル取付型枕を提供することを目的とする。
この考案に係るシャンプーボウル取付型枕においては、首受け下方のシャンプーボウルの内面に当接される略平板状の台座と、台座に立設され、首受けに懸装される断面略J字形状のフック部と、首受けに懸装されたフック部に対して奥側で台座に立設される支持部と、支持部の端部に配設され、被洗髪者の頭部を支承する支承部と、を備え、正面視における、支承部の幅が、フック部の幅よりも広く、台座の幅よりも狭いものである。
また、この考案に係るシャンプーボウル取付型枕においては、必要に応じて、フック部が、上端近傍で左右に略水平に突出し、シャンプーボウルの首受けに当接される補助部を備えるものである。
また、この考案に係るシャンプーボウル取付型枕においては、必要に応じて、支持部が、蝶番により台座の面に対して倒伏可能に蝶着されるものである。
さらに、この考案に係るシャンプーボウル取付型枕においては、必要に応じて、台座が、シャンプーボウルの内面に当接される面に緩衝材を備えるものである。
この考案に係るシャンプーボウル取付型枕においては、首受け下方のシャンプーボウルの内面に当接される略平板状の台座と、台座に立設され、首受けに懸装される断面略J字形状のフック部と、首受けに懸装されたフック部に対して奥側で台座に立設される支持部と、支持部の端部に配設され、被洗髪者の頭部を支承する支承部と、を備え、正面視における、支承部の幅が、フック部の幅よりも広く、台座の幅よりも狭いことにより、被洗髪者の頭部を支承する面積を確保しつつ、様々な形状のシャンプーボウルに対して幅の狭いフック部で取り付けることができると共に、幅の広い台座でシャンプーボウルの内面との左右方向の接触面積を広くしてシャンプーボウル取付型枕の安定性を高める。
また、この考案に係るシャンプーボウル取付型枕においては、必要に応じて、フック部が、上端近傍で左右に略水平に突出し、シャンプーボウルの首受けに当接される補助部を備えることにより、フック部の左右方向の動きを規制して、シャンプーボウル取付型枕の安定性を高める。
また、この考案に係るシャンプーボウル取付型枕においては、必要に応じて、支持部が、蝶番により台座の面に対して倒伏可能に蝶着されることにより、支持部をシャンプーボウルの奥側に簡易に倒して、シャンプーボウルの内部下方に支承部を位置させ、シャンプーボウルの内部上方に空間を得ることができ、被洗髪者の髪にロッドを巻いた状態でシャンプー台を利用する場合に、支承部が邪魔にならないという効果がある。
さらに、この考案に係るシャンプーボウル取付型枕においては、必要に応じて、台座が、シャンプーボウルの内面に当接される面に緩衝材を備えることにより、台座をシャンプーボウル内に配置した際に両者が直接接触し損傷することを防ぐ他、台座がシャンプーボウルの内面に沿って滑ることを回避してシャンプーボウル取付型枕の安定性を高める。
(a)は第1の実施形態に係るシャンプーボウル取付型枕の概略構成を示す正面側斜視図であり、(b)は第1の実施形態に係るシャンプーボウル取付型枕の正面図であり、(c)は図1(b)に示すシャンプーボウル取付型枕の左側面図である。 (a)は図1に示すシャンプーボウル取付型枕をシャンプーボウルに取り付けた状態を示す左側面図であり、(b)は一般的なシャンプーボウルの形状を説明するための参考斜視図である。 (a)は第2の実施形態に係るシャンプーボウル取付型枕の概略構成を示す正面側斜視図であり、(b)は第2の実施形態に係るシャンプーボウル取付型枕の正面図である。 (a)は図3(b)に示すシャンプーボウル取付型枕の左側面図であり、(b)は図4(a)に示すシャンプーボウル取付型枕の支持部を倒伏した状態を示す左側面図である。
(本考案の第1の実施形態)
一般的なシャンプーボウル200は、図2(b)に示すように、窪み201の最下端部に排水口202が設けられると共に、その内面の奥壁203は略鉛直となるように形成されている。シャンプーボウル200の外周の縁部204には、その手前側中央付近が凹まされて首受け205が設けられている。
本実施形態に係るシャンプーボウル取付型枕100は、図2(a)に示すように、シャンプーボウル200の首受け205に垂設され、シャンプーボウル200内に配置される。
また、シャンプーボウル取付型枕100は、図1及び図2(a)に示すように、首受け205下方のシャンプーボウル200の内面に当接される略平板状の台座10と、台座10に立設され、首受け205に懸装される断面略J字形状のフック部20と、首受け205に懸装されたフック部20に対して奥側で台座10に立設される支持部30と、支持部30の端部に配設され、被洗髪者400の頭部を支承する支承部40と、を備える。
また、シャンプーボウル取付型枕100を構成する各部材は、以下特筆する場合を除き、剛性を有する材質で作製される。その材質は特に限定されず、例えば、鉄,炭素鋼,ステンレス鋼,真鍮等の金属、ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリスチレン,ポリメタクリル酸エステル等の合成樹脂、又は木材等を用いることができるが、シャンプーボウル取付型枕100を長期間に亘って使用するためには、堅牢性を維持するために、剛性を有する金属で作製されることが好ましく、水に触れても錆び難いステンレス鋼又は防錆処理加工された金属で作製されることがより好ましい。
本実施形態に係る台座10は、略平らな板状体であり、平面視で略π字状の部材であって、シャンプーボウル200の内面に対向する対向面11aを含む略矩形状の当接部11と、当接部11の中央近傍から略垂直に突出した部分であり、縁部から当接部11に向かう切り欠き12a(不図示)を有する突出部12と、を備える。
台座10には、断面略矩形状の条体の一面に長手方向の溝を設けて作製されたゴム製の台座緩衝材13が、前記溝で対向面11aに外嵌着されて設けられている。台座緩衝材13は、台座10をシャンプーボウル200内に配置した際に両者が直接接触し損傷することを防ぐ他、台座10がシャンプーボウル200の内面に沿って滑ることを回避してシャンプーボウル取付型枕100の安定性を高める機能を有する。台座緩衝材13の材質は、弾性を有する材質であれば必ずしもゴム材に限定されず、台座緩衝材13の断面形状も特に限定されない。台座緩衝材13は必ずしも対向面11aに設けられていることに限られず、台座10の全周に渡って設けられていてもよい。
台座10の材質は、既述の通り、剛性を有する材質であれば特に限定されず、例えば、鉄,炭素鋼,ステンレス鋼,真鍮等の金属、ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリスチレン,ポリメタクリル酸エステル等の合成樹脂、又は木材等を用いることができるが、堅牢性を維持し本考案を長期間に亘って使用するためには、剛性を有する金属で作製されることが好ましく、水に触れても錆び難いステンレス鋼又は防錆処理加工された金属で作製されることがより好ましい。
本実施形態に係るフック部20は、幅(例えば、12mm程度)の狭い平板を断面略J字形状に湾曲させた部材からなり、シャンプーボウル200の首受け205に着脱自在に掛着される掛止部21と、平板を屈曲させた部材からなり、台座10及び掛止部21間に介在して台座10及び掛止部21を連結する連結部22と、を備える。
このように、シャンプーボウル取付型枕100は、フック部20が幅の狭い平板で作製されることにより、シャンプーボウル200の縁部204の厚みや曲面等が異なる様々な形状のシャンプーボウル200に取り付けることができるという作用効果を奏する。
また、シャンプーボウル取付型枕100は、フック部20が平板で作製されることにより、図2(a)に示すように、首受け205におけるフック部20を載置した部分とそれ以外の部分との間に段差がほとんどなく、フック部20を介して既存のシャンプーボウル200用のクッション300を首受け205に取り付けることも可能である。
また、フック部20は、掛止部21の一部であり、上端近傍で左右に略水平に突出し、シャンプーボウル200の首受け205に当接される平板状の補助部21aを備え、ゴム製のフック部緩衝材23が、補助部21aを含め、シャンプーボウル200の首受け205及び外面に当接する面に貼着されている。フック部緩衝材23は、シャンプーボウル200の首受け205にフック部20を懸装した際に両者が直接接触し損傷することを防ぐ他、フック部20が首受け205上で滑ることを回避してシャンプーボウル取付型枕100の安定性を高める機能を有する。フック部緩衝材23の材質は、弾性を有する材質であれば必ずしもゴム材に限定されず、フック部緩衝材23の断面形状も特に限定されない。
また、補助部21aは、幅の狭い掛止部21に対して、左右に略水平に突出し、シャンプーボウル200の首受け205に当接することにより、掛止部21の左右方向の動きを規制して、シャンプーボウル取付型枕100の安定性を高める機能を有する。
連結部22は、屈曲部分を境界とする2つの領域のうち、一方の領域に対して、雄ねじが切られた軸部22aが台座10に当接する面とその裏面に溶接され、他方の領域に対して、縁部から屈曲部に向かう切り欠き22bを有する。
また、連結部22における台座10に当接する面にある軸部22aが、台座10の切り欠き12a内で摺動可能に遊挿され、ナット22cと螺合することにより台座10に連結部22を固定させる。
掛止部21は、雄ねじが切られた軸部21bが連結部22に当接する面に溶接されており、当該軸部21bが、連結部22の切り欠き22b内で摺動可能に遊挿され、ナット21cと螺合することにより連結部22に掛止部21を固定させる。
本実施形態に係る支持部30は、略矩形状の平板を屈曲させた部材からなり、両縁部から屈曲部に向かう2つの切り欠き31aを有する支持上部31と、略矩形状の平板を屈曲させた部材からなり、台座10及び支持上部31間に介在して台座10及び支持上部31を連結する支持下部32と、を備える。
支持下部32は、屈曲部分を境界とする2つの領域のうち、一方の領域に対して、雄ねじが切られた軸部32aが支持上部31に当接する面に溶接され、他方の領域に対して、縁部から屈曲部に向かう切り欠き32bを有する。
また、支持下部32の切り欠き32bは、連結部22の軸部22aを摺動可能に遊挿し、ナット21cと螺合することにより連結部22に支持下部32を固定させる。
また、支持下部32の軸部32aは、支持上部31の切り欠き31a内で摺動可能に遊挿され、ナット32c(例えば、蝶ナット)と螺合することにより支持下部32に支持上部31を固定させる。
本実施形態に係る支承部40は、略矩形状の板状材の角を丸めて形成した支承部底板41に、角及び稜が面取りされた略直方体状の支承部緩衝材42を貼着して形成されている。支承部緩衝材42は、被洗髪者400の頭部が直接触れる部分であり、クッション性を持たせるためにウレタンフォームで作製されているが、その材質は弾性を有するものであれば必ずしもウレタンフォームに限られず、例えばゴム材で作製することもできる。
また、支承部40は、支承部緩衝材42を覆う着脱可能なカバー43を備えているが、支承部緩衝材42及びカバー43を一体として作製してもよい。
支承部底板41は、雄ねじが切られた軸部41a(不図示)を支承部緩衝材42が貼着されていない面に溶接されており、当該軸部41aが、支持上部31の切り欠き31a(不図示)内で摺動可能に遊挿され、ナット41bと螺合することにより支持上部31に支承部底板41を固定させる。
特に、本実施形態に係るシャンプーボウル取付型枕100は、正面視(図1(b)参照)における、支承部40の幅が、フック部20の幅よりも広く、台座10の幅よりも狭いことにより、被洗髪者400の頭部を支承する支承部40の面積を確保しつつ、様々な形状のシャンプーボウル200に対して幅の狭いフック部20で取り付けることができると共に、幅の広い台座10でシャンプーボウル200の内面との左右方向の接触面積を広くしてシャンプーボウル取付型枕100の安定性を高めることができるという作用効果を奏する。
つぎに、シャンプーボウル取付型枕100の使用方法について説明する。
まず、図2(a)に示すように、シャンプーボウル200の内面に台座10の手前端(台座緩衝材13)を当接させるように、フック部20の掛止部21をシャンプーボウル200の首受け205に引っ掛け、シャンプーボウル取付型枕100をシャンプーボウル200内に配置する。
そして、洗髪時には、シャンプーボウル200用のクッション300を介してシャンプーボウル200の首受け205に被洗髪者400の頸部を載置すると共に、支承部40で被洗髪者400の頭部の一部を支承する。
また、シャンプーボウル200の形状及び被洗髪者400の体躯に合せて、フック部20(掛止部21に対する連結部22)の高さ位置、支持部30(支持下部32に対する支持上部31)の高さ位置、フック部20(台座10に対する連結部22)の前後位置、支持部30(連結部22に対する支持下部32)の前後位置、及び、支承部40(支持上部31に対する支承部底板41)の前後位置を調節することができ、被洗髪者400は、自身に適した楽な姿勢を取ることができる。
(本発明の第2の実施形態)
図3(a)は第2の実施形態に係るシャンプーボウル取付型枕の概略構成を示す正面側斜視図であり、図3(b)は第2の実施形態に係るシャンプーボウル取付型枕の正面図である。図4(a)は図3(b)に示すシャンプーボウル取付型枕の左側面図であり、図4(b)は図4(a)に示すシャンプーボウル取付型枕の支持部を倒伏した状態を示す左側面図である。図3及び図4において、図1及び図2と同じ符号は、同一又は相当部分を示し、その説明を省略する。
本実施形態に係る台座10は、略平らな板状体であり、平面視で略半円状の部材であって、フック部20の連結部22を台座10に固定するためのボルト14a(例えば、座金組込み六角ボルト)と螺合する前後方向で同一直線上にある2つの螺子孔14bと、支持部30の支持下部32を台座10に固定するためのボルト15a(例えば、座金組込み六角ボルト)と螺合する左右方向で同一直線上にある2つの螺子孔15b(不図示)と、を備える。
なお、台座10の2つの螺子孔14bは、いずれか1つの螺子孔14bにボルト14aを螺合させてフック部20の連結部22を台座10に固定するものであり、前後方向で同一直線上にあるため、フック部20の連結部22の位置を前後方向に調整可能である。
また、本実施形態に係る台座緩衝材13は、台座10の一部(支持下部32を前後方向の移動を規制する部分)を除く外周に溝で外嵌着されて設けられている。なお、台座緩衝材13は必ずしも台座10の外周に渡って設けられていることに限られず、例えば、第1の実施形態と同様に、シャンプーボウル200に接触する台座10の手前端(対向面11a)の一部にのみ設けられてもよい。
本実施形態に係るフック部20の掛止部21は、フック部20の連結部22に固定するためのボルト24(例えば、座金組込み六角ボルト)を挿通させる貫通孔21d(不図示)を備える。
また、本実施形態に係るフック部20の連結部22は、屈曲部分を境界とする2つの領域のうち、ボルト14aを挿通させる貫通孔22d(不図示)を一方の領域に備え、掛止部21に固定するためのボルト24に螺合する上下方向で同一直線上にある2つの螺子孔22eを他方の領域に備える。
なお、連結部22の2つの螺子孔22eは、いずれか1つの螺子孔22eにボルト24を螺合させてフック部20の掛止部21を連結部22に固定するものであり、上下方向で同一直線上にあるため、フック部20の連結部22の位置を上下方向に調整可能である。
また、本実施形態に係るフック部20(掛止部21)は、上端近傍で左右に略水平に突出し、シャンプーボウル200の首受け205に当接される平板状の補助部21aを図示していないが、フック部20(掛止部21)に補助部21aを備える構成であってもよい。
本実施形態に係る支持下部32は、3つの切り欠き32dが並設される櫛歯状の平板からなり、フック部20の連結部22が中央の切り欠き32d内に位置し、ボルト15aが、左右の切り欠き12a内で摺動可能に遊挿され、台座10の螺子孔15bと螺合することにより台座10に支持下部32を固定させる。
また、本実施形態に係る支持上部31は、支承部40の軸部41aが遊挿される円筒31bが平板31cに溶接された部材であり、蝶番33により支持下部32(台座10の面)に対して倒伏可能に蝶着され、ローレットビス34と螺合する螺子孔33(不図示)を円筒31bの側面に備える。
ローレットビス34は、頭部が回動され、ねじ先で軸部41aを押圧又は離隔し、円筒31b内で軸部41aを掛止又は開放して、台座10に対する支承部40の高さを調整する。
なお、本実施形態においては、支持部30が倒伏可能であること並びに支承部40の高さ及び前後を調整する手段が異なることのみが第1の実施形態と異なるところであり、後述する支持部30が倒伏可能であることによる作用効果以外は、第1の実施形態と同様の作用効果を奏する。
本実施形態に係るシャンプーボウル取付型枕100は、図4(b)に示すように、支持部30が簡易に倒伏可能であることにより、支持部30をシャンプーボウル200の奥側に倒して、シャンプーボウル200の内部下方に支承部40を位置させ、シャンプーボウル200の内部上方に空間を与えることができ、被洗髪者400の髪にロッドを巻いた状態でシャンプー台を利用する場合に、支承部40が邪魔にならないという作用効果を奏する。
なお、シャンプーボウル取付型枕100は、支承部40の高さ及び前後を調整する手段として、第1の実施形態及び第2の実施形態で説明した、台座10、フック部20、支持部30及び支承部40の組み合わせに限られるものではなく、第1の実施形態及び第2の実施形態に係る台座10、フック部20、支持部30及び支承部40を相互に適宜組み合わせて、支承部40の高さ及び前後を調整する手段としてもよい。
10 台座
11 当接部
11a 対向面
12 突出部
13 台座緩衝材
14a,15a ボルト
14b,15b 螺子孔
20 フック部
21 掛止部
21a 補助部
21b 軸部
21c ナット
21d 貫通孔
22 連結部
22a 軸部
22b 切り欠き
22c ナット
22e 螺子孔
23 フック部緩衝材
24 ボルト
30 支持部
31 支持上部
31a 切り欠き
31b 円筒
31c 平板
32 支持下部
32a 軸部
32b,32d 切り欠き
32c ナット
33 蝶番
34 ローレットビス
40 支承部
41 支承部底板
41b ナット
42 支承部緩衝材
43 カバー
100 シャンプーボウル取付型枕
200 シャンプーボウル
202 排水口
203 奥壁
204 縁部
300 クッション
400 被洗髪者

Claims (4)

  1. シャンプーボウルの首受けに垂設されるシャンプーボウル取付型枕において、
    前記首受け下方の前記シャンプーボウルの内面に当接される略平板状の台座と、
    前記台座に立設され、前記首受けに懸装される断面略J字形状のフック部と、
    前記首受けに懸装されたフック部に対して奥側で前記台座に立設される支持部と、
    前記支持部の端部に配設され、被洗髪者の頭部を支承する支承部と、
    を備え、
    正面視における、前記支承部の幅が、前記フック部の幅よりも広く、前記台座の幅よりも狭いことを特徴とするシャンプーボウル取付型枕。
  2. 前記請求項1に記載のシャンプーボウル取付型枕において、
    前記フック部が、上端近傍で左右に略水平に突出し、前記シャンプーボウルの首受けに当接される補助部を備えることを特徴とするシャンプーボウル取付型枕。
  3. 前記請求項1又は2に記載のシャンプーボウル取付型枕において、
    前記支持部が、蝶番により前記台座の面に対して倒伏可能に蝶着されることを特徴とするシャンプーボウル取付型枕。
  4. 前記請求項1乃至3のいずれかに記載のシャンプーボウル取付型枕において、
    前記台座が、前記シャンプーボウルの内面に当接される面に緩衝材を備えることを特徴とするシャンプーボウル取付型枕。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022158472A1 (ja) 2021-01-21 2022-07-28 タカラベルモント株式会社 頭浸浴装置及びシャンプーボウル

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