JP3185319B2 - 自走式掃除機 - Google Patents

自走式掃除機

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雄一 清水
雅一 恩田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、清掃機能と移動機能を
兼ね備えた自走式掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、掃除機に自走装置などを設けて移
動しやすくし、使い勝手を向上させたものが多くなって
きている。
【0003】従来、この種の自走式掃除機は特開昭62
−246392号公報に示すような構成が一般的であっ
た。以下、この構成について図7,図8を参照して説明
する。図において1は掃除機本体(以下本体と略す)、
2は電動送風機、3は集塵室、4はフィルターである。
5は本体1の上部に回転自在に設けた略円盤状のホース
取付台であり、その下端には伸縮自在の接続ホース6、
および接続パイプ7を介して集塵室3と係合するととも
に上端ではホース8に固着されたエルボ9と接続してい
る。10はホース取付台5と一体に形成された張力検出
台であり、ホース8が引っ張られると張力検出台10が
前傾して張力検出手段である略中央後方に設けたマイク
ロスイッチ11がオンし、ホース8の張力がなくなると
オフする構成となっている。また、本体1の底部には駆
動モータ12が取り付けられ、駆動輪13が固定されて
いる。なお、14はコードである。
【0004】上記構成において、ホース8に張力が加わ
ると、使用者がホース8を引っ張って本体1を動かそう
としていると判断し、マイクロスイッチ11がオンし、
駆動モータ12、駆動輪13が回転して本体1が前進す
るものである。
【0005】また、ホース8の張力がなくなるとマイク
ロスイッチ11はオフし、本体1は停止するものであっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】次に、上記した従来の
自走式掃除機の問題点を説明する。すなわち使用者がホ
ース8を引っ張って本体1を動かそうとしたとき、その
ことをホース8の張力、ホース取付台5、張力検出台1
0、マイクロスイッチ11で検出しようとするが、使用
者の身長や、ホース8の引っ張り方で検出することがで
きないことが多かった。たとえば、図8に示すように身
長の低い使用者がホース8を引けば、ホース8が下がる
とともに張力検出台10が上がり(A部)、マイクロス
イッチ11はオンされる。しかし身長の高い人が使用し
た場合はホース8が上方に向くため、張力検出台10は
下がろうとし(B部)、ホース8を引いてもマイクロス
イッチ11はオンしない。
【0007】このように、ホース8の張力によって使用
者が本体1を移動させようとしているかどうかを検出し
ようとするが、検出が不確実であり、本体1を駆動させ
るという機能を有しながら、かえって使用性の悪いもの
があった。
【0008】また、電動送風機2を運転した状態では、
集塵室3は圧力が下がり、接続ホース6が下方へ縮んで
しまうとともにホース取付台5も下がり、ホース8に張
力が加わっても張力検出台10は動かずマイクロスイッ
チ11はオンしないことがあった。したがって、上記同
様に使用者が本体1を移動させようとしているかどうか
を検出できず、たいへん使用性の悪いものであった。
【0009】さらに、ホース8の張力の検知によって本
体1を自走させようとしているが、使用者が階段の上を
掃除したり、本体1を持って掃除する場合や、移動させ
る場合にもホース8に張力が加わることがあり、モータ
駆動が生じたりして無駄であるとともに大変危険でもあ
った。
【0010】そこで、本発明はこのような従来の課題を
解決しようとするものであり、使用性が高く、かつ、安
全な自走式掃除機を実現することを目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の課題解決手段は、電動送風機と、集塵
室と、掃除機本体を移動させる駆動手段と、前記掃除機
本体の前部に取着する接続部を有するホースと、前記掃
除機本体の本体底部に軸支され水平方向に自在に回転す
るキャスターカバーと、このキャスターカバーに設けた
キャスターローラとを有し、前記本体底部のキャスター
カバーを軸支する軸部と前記キャスターカバーの軸受部
には円周および、上下方向に隙間を設けるとともに、前
記軸部より後方に前記キャスターカバーと前記本体底部
との隙間距離を検知する検知手段を設けたものである。
【0012】また、第2の課題解決手段は、上記本体底
部の軸部より少なくとも前方にキャスターカバーと本体
底部との隙間距離を検知する検知手段を設けたものであ
る。
【0013】
【作用】本発明の上記した第1の課題解決手段による作
用は次の通りである。
【0014】本体底部のキャスターカバーを回転自在に
軸支する軸部より後方にキャスターカバーと本体底部と
の隙間距離を検知する検知手段を有しているため、使用
者の身長の高低に関係なく、掃除機本体の前方の持ち上
がりを検知することが可能となるとともに、ホースの張
力が吸込力に関係なく検知できる。
【0015】また、第2の課題解決手段により、上記本
体底部の軸部より少なくとも前方にキャスターカバーと
本体底部との隙間距離を検知する検知手段を有している
ため、掃除機本体を持ち上げたとき、キャスターカバー
の下がりが検知でき、掃除機本体が床面上にないときに
は自走状態を防止できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図6に基づい
て説明する。
【0017】図1,図2において、21は掃除機本体
(以下本体と略す)、22は電動送風機、23は集塵
室、24は紙袋である。25ホースで本体21の前方上
部に吸気口エルボ26の接続部を介して本体21と着脱
自在に接続ている。27は本体ケース下でその底面前方
には、軸部大28を下方に垂設し、先端に軸部小29を
有している。この軸部大28と軸部小29には水平方向
に回転自在のキャスターカバー30の軸受大33と軸受
小34が嵌合して取り付けられ、キャスターカバー30
の後方には床面と接して回転する回転自在のキャスター
ローラ31を設けている。また、軸部小29下部には爪
32を設け、キャスターカバー30の外れを防止するよ
うにしている。
【0018】ここで、軸部大28の直径Aとキャスター
カバー30の軸受大33の直径B、および軸部小29の
直径Cとキャスターカバー30の軸受小34の直径Dに
は隙間が設けられている。また、軸部小29の爪32と
軸部大28との上下方向の距離Eとキャスターカバー3
0の軸受小34の板厚Fにも隙間を設けており、キャス
ターカバー30が回転しやすくしている。本体ケース2
7の軸部大28後方には、下方に向いたアクチュエータ
A35を持つマイクロスイッチA36を有している。ま
た、軸部大28前方にも下方に向いたアクチュエータB
37を持つマイクロスイッチB38を有している。3
9,40は塵埃侵入防止のカバーである。また、本体2
1の後方には駆動モータ41が取り付けられ、駆動輪4
2が固定されている。なお43はコードであり、図3に
おいて44は手元操作部でホース25の前方に固着され
ている。
【0019】ここで、ホース25に張力が加わると、図
3に示すように本体21の前方が若干持ち上がり、図4
に示すようにキャスターカバー30はキャスターローラ
31側が重量が大きいため下がる。これを使用者が手元
操作部44、ホース25を引っ張って本体21を動かそ
うとしていると判断し、軸部大28より後方のアクチュ
エータA35が下がり、マイクロスイッチA36がオン
し、駆動モータ41の駆動で駆動輪42が回転して本体
21が前進するものである。また、ホース25の張力が
なくなると本体21が元の状態になり、マイクロスイッ
チA36はオフし、本体21は停止する。
【0020】また、図5に示すように使用者が本体21
全体を持ち上げると、図6に示すように軸部大28より
後方のアクチュエータA35が下がるが、同時に軸部大
28より前方のアクチュエータB37も下がり、マイク
ロスイッチB38がオフして駆動モータ41の回転が停
止する。
【0021】すなわち、マイクロスイッチA36は図2
の床面に本体21を置いた状態ではオフであり、マイク
ロスイッチB38はオンになっている。
【0022】次に本実施例の作用について説明する。す
なわち、使用者が手元操作部44、ホース25を引っ張
って本体21を動かそうとすると本体21の前方が若干
持ち上がり、図4に示すようにマイクロスイッチA36
がオンし、駆動モータ41の駆動で駆動輪42が回転し
て本体21が前進する。したがって、この構成によれ
ば、使用者の身長の高低に関係なくホース25の張力を
検知することが可能となる。そしてホース25の張力は
どのような吸込力であっても関係なく検知でき、使用者
に的確に追随する自走式掃除機を提供することができ
る。
【0023】また、使用者が本体21を完全に持ち上げ
ると、図6に示すようにマイクロスイッチB38がオフ
して駆動モータ41が停止し、駆動輪42の回転を防止
するため、本体21が床面上にないときには自走せず、
モータ駆動の無駄をなくすとともに、安全性の向上を図
ることができるものである。
【0024】
【発明の効果】以上にように、第1の発明によれば、本
体底部にキャスターカバーを回転自在に軸支した軸部よ
り後方にキャスターカバーと本体底部との隙間距離を検
知する検知手段を有しているため、掃除機本体の前部
接続したホースを引っ張ったとき、使用者の身長の高低
および電動送風機の吸引力に関係なく、掃除機本体の前
方の持ち上がりを検知することが可能となり、この検知
信号で駆動輪を動作することにより、使用者に的確に追
随する自走式掃除機を提供することができる。
【0025】また、第2の発明によれば、上記本体底部
の軸部より少なくとも前方にキャスターカバーと本体底
部との隙間距離を検知する検知手段を有しているため、
掃除機本体を持ち上げたとき、キャスターカバーの下が
りが検知でき、これによって掃除機本体が床面上にない
ときには自走しないようにし、モータ駆動の無駄をなく
すとともに安全性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の自走式掃除機の要部を切り欠
いて断面した側面図
【図2】同掃除機のキャスターカバー部の拡大断面図
【図3】同掃除機の使用状態を示す外観図
【図4】同掃除機の図3に示す使用状態時のキャスター
カバー部の拡大断面図
【図5】同掃除機を本体持ち上げたときの外観図
【図6】同掃除機の図5に示す本体持ち上げ時のキャス
ターカバー部の拡大断面図
【図7】従来の自走式掃除機の断面図
【図8】同掃除機の吸気口エルボ部の切り欠き断面図
【符号の説明】
21 掃除機本体 22 電動送風機 23 集塵室 25 ホース 28 軸部大(軸部) 29 軸部小(軸部) 30 キャスターカバー 31 キャスターローラ 33 軸受大(軸受部) 34 軸受小(軸受部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−79927(JP,A) 特開 平3−251220(JP,A) 特開 平3−9718(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/00 102 A47L 9/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動送風機と、集塵室と、掃除機本体を移
    動させる駆動手段と、前記掃除機本体の前部に取着する
    接続部を有するホースと、前記掃除機本体の本体底部に
    軸支され水平方向に自在に回転するキャスターカバー
    と、このキャスターカバーに設けたキャスターローラと
    を有し、前記本体底部のキャスターカバーを軸支持する
    軸部と前記キャスターカバーの軸受部には円周および上
    下方向に隙間を設けるとともに、前記軸部より後方に前
    記キャスターカバーと前記本体底部との隙間距離を検知
    する検知手段を設けた自走式掃除機。
  2. 【請求項2】本体底部の軸部より少なくとも前方にキャ
    スターカバーと前記本体底部との隙間距離を検知する検
    知手段を設けた請求項1記載の自走式電気掃除機。
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JP4512672B2 (ja) * 2008-08-08 2010-07-28 パナソニック株式会社 掃除機の制御装置及び制御方法、掃除機、掃除機の制御プログラム、及び、集積電子回路
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