JP3184862B2 - 輸液装置 - Google Patents

輸液装置

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JP3184862B2
JP3184862B2 JP01476397A JP1476397A JP3184862B2 JP 3184862 B2 JP3184862 B2 JP 3184862B2 JP 01476397 A JP01476397 A JP 01476397A JP 1476397 A JP1476397 A JP 1476397A JP 3184862 B2 JP3184862 B2 JP 3184862B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輸液装置に係り、
特に原動機の回転によりシリンジの吸子を移動させて薬
液、血液等を人体に注入する輸液装置の駆動機構に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より原動機で駆動される送りネジを
有し、該送りネジに係合する直線運動可能なスライダー
によりシリンジの吸子を押圧し液体を送出する輸液装置
については多くの改良技術が提案され、スライダーと送
りネジとの係合の離接、シリンジの係合の操作を連動し
て行うことができる構成が提案されており、その第1の
例として実開昭58―89053号公報に開示されてい
るようなものがある。この公報には「シリンジ装着時駆
動体上に嵌め込まれた駆動用爪部にスライド機構を設
け、前記駆動用爪部をスライドさせると同時に前記駆動
体と一体的に固定されたハーフナットとネジ軸のネジ山
との噛み合いを離脱可能にする構成」が記載されてお
り、その主要図面を図7A及び図7Bに示してある。
又、第2の例として特開平3―247347号公報に開
示されているようなものもある。この公報には「可動ブ
ロックをシリンジの軸方向に往復動自在に設けると共に
駆動機構と連動させ、又、吸子の押圧部を上記可動ブロ
ックに、該押圧部材の吸子との係合部を吸子に係合する
位置とその係合が外れる離脱位置間で往復動自在に設け
ると共に、可動ブロックの移動に連動してハーフナット
が送りネジと係合、離脱ができるような構成」が記載さ
れており、その主要図面を図8に示してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の第1の例、及び
第2の例は、図7A及び図7B,図8に示すように送り
ネジとハーフナットとの離接の機構としてバネの力でハ
ーフナットを送りネジに押し付けるように構成されてい
るから負荷状態でハーフナットが送りネジから浮き上が
り送り動作が不正確となる問題があり、又、第1の例及
び第2の例は共に吸子をスライダーに着脱する操作と送
りネジにハーフナットを離接する操作を一体的に行うよ
うになっているが、スライダーの吸子を係合させる部分
に設けた吸子の鍔部を保持する部分には単純な溝が設け
られているだけで、吸子の鍔部の寸法のバラツキによる
該溝との隙間による保持状態の不安定な状態は解消され
ていない。上述の如き従来の構成においては、負荷がか
かった時に送りネジと着脱自在のハーフナットとの間に
生ずる浮き上がりを防止するため、一般的にはネジの歯
形断面がネジの進行方向と垂直な面と平行な矩形の歯形
断面とするのが良いが、矩形の歯形断面のネジはその製
造手段が限定されているので高価であるという問題と、
吸子の鍔部保持部材の溝部が固定溝のためシリンジを装
置に装着する際に、吸子の鍔部の寸法のバラツキによる
保持部材の溝との遊びにより吸子の鍔部が保持部材に確
実に保持されないという問題とがある。このような問題
を解決し高精度の輸液装置を安価に提供するのが本発明
の課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に成る輸液装置
は、スライダーに設けられた解除レバーと連動するハー
フナット解除装置の、ハーフナットを送りネジに離接さ
せる機構が段差を有する解除カムにより押し付けるよう
にする手段と、スライダーの吸子の鍔部を保持するため
の鍔部の保持アームによりスライダーに吸子の鍔部を押
しつけ保持する手段を有することを特徴とする。又、送
りネジの歯形断面をネジの進行方向に垂直な面に対し傾
斜した歯形断面とすることにより転造等の量産可能らし
める。
【0005】
【作用】上述の如き構成においては、ハーフナット解除
装置の解除カムが連動棒の進行方向に移動することによ
り解除カムがハーフナットを送りネジに押し付けるよう
に作動し、負荷時にハーフナットに作用する力の垂直方
向の分力を解除カムが受けるのでハーフナットが浮き上
がることはない。又、吸子の鍔部をスライダーに設けた
アームによりスライダーに押し付けて確実に保持するよ
うになっているので、スライダーの吸子の端部当接部と
吸子の端部との間に隙間が無くスライダーの移動と吸子
の移動は完全に一致し正確な輸液を実施できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。図1A及び図1Bは本発明に成る第1の実
施例のハーフナット解除装置が係合状態にあり送りネジ
にハーフナットが係合している図で、図1Aは要部側面
図、図1Bは図1AのA−A’線に沿った要部断面図
で、図2A及び図2Bは同じくハーフナットが解除状態
にある図で、図2Aは要部側面図、図2Bは図2AのA
−A’線に沿った要部断面図である。図1A及び図1
B,図2A及び図2Bにおいて、1はシリンジ、2は吸
子、3はスライダー、3ー5はスライダーの伸長部、7
は連動棒、8は戻しバネ、9はハーフナット解除装置、
9ー2は解除カム、10は輸液装置の本体、11はハー
フナット保持部、11ー1はハーフナット摺動溝、11
ー3ハーフナットの解除バネ、12は送りネジ、13は
ハーフナット、13ー2はベアリングである。
【0007】図1A及び図1B、図2A及び図2Bにお
いてスライダー3より送りネジ12と平行に伸長され
た、スライダー3と一体の伸長部3ー5に送りネジ12
と遊動可能にハーフナット保持部11が設けられ、該ハ
ーフナット保持部11には送りネジ12の送り方向と垂
直にハーフナット摺動溝11ー1が設けられ、該摺動溝
11ー1にハーフナット13が摺動可能に挿入されてハ
ーフナット13が送りネジ12に離合自在に支持され、
又前記伸長部3ー5と平行に配置され戻しバネ8を併設
した連動棒7の先端にハーフナット解除装置9が固着さ
れ,該ハーフナット解除装置9のハーフナット13の端
部と対向する位置に連動棒7の進行方向に段差を有する
解除カム9ー2が形成され、ハーフナット13の端部に
設けられたベアリング13ー2が前記解除カム9ー2に
当接しており、ハーフナット保持部11に設けられたハ
ーフナットの解除用の第2のバネ11ー3によりハーフ
ナット13を解除方向に付勢するように構成される。
【0008】図2A及び図2Bに示すようにスライダー
3の解除レバー4の押しボタン4ー1が押され連動棒7
が戻しバネ8に抗して左方向に押されたとき、連動棒7
に固着されたハーフナット解除装置9の解除カムが左に
移動して該解除カム9ー2の低い段部にハーフナット1
3のベアリング13ー2が当接してハーフナット13が
第2のバネ11ー3の力で送りネジ12より離れスライ
ダー3は自由に移動できるようになる。
【0009】図1A及び図1Bに示すようにスライダー
3の解除レバー4の押しボタン4ー1が復帰され連動棒
7を戻しバネ8により復帰させると、連動棒7が右方向
に移動してハーフナット解除装置9の解除カム9ー2の
高い段部にハーフナット13のベアリング13ー2が当
接してハーフナット13が第2のバネ11ー3に抗して
送りネジ12に係合する。そうしてハーフナット13は
解除カムの高い段部により送りネジの進行方向と垂直の
方向に押し付けられているから負荷状態で送りネジより
浮き上がることはない。
【0010】次に、上記のハーフナット解除装置9と、
スライダー3に吸子の鍔部を押し付け保持するための保
持アームとをスライダーに併設する第2の実施例につい
て説明する。図3A及び図3Bはスライダー3にシリン
ジの吸子の鍔部を保持する前の状態を示す図で、図3A
は要部側面断面図、図3Bは図3AのAーA’線面図、
図4A及び図4Bはスライダー3に吸子の鍔部を保持し
た後の状態を示す図で、図4Aは要部側面断面図、図4
Bは図4AのAーA’線面図である。
【0011】図3Aにおいて、1はシリンジ、2は吸
子、2―1は吸子の鍔部、3はスライダー、3―5はス
ライダーの伸長部、3―2はスライダーの吸子当接部、
4はスライダー解除レバー、4―1は押しボタン、4―
3はスライダー解除レバーの第2の支軸、4―2はスラ
イダー解除レバーの突起、5は吸子鍔部保持アーム、5
―1はアームの支軸、5―2はアームの戻しバネ、5―
3はアームの突起、7は連動棒、8は戻しバネ、9はハ
ーフナット解除装置、9ー2は解除カム、11はハーフ
ナット保持部、12は送りネジ、13はハーフナット、
11ー1はハーフナット摺動溝、13ー2はベアリン
グ、11ー3は第3の戻しバネ、である。図3Aにおい
ては、スライダー3が吸子2より離れた位置にあり押し
ボタン4―1が押され、スライダー解除レバー4が第2
の支軸4―3により回転してスライダー解除レバー4の
左側面にある突起4―2の先端がアームの突起5―3を
押してアーム5を戻しバネ5―2に抗して反時計方向に
回転させアーム5の先端の位置を吸子の鍔部2―1の位
置より下に下げて吸子の鍔部2ー1の通過を容易となる
ようにするもので、図3Bに示ように保持アーム5が吸
子の鍔部2ー1の外側にある。一方スライダー解除レバ
ー4の他端が連動棒7の端部を戻しバネ8に抗して左方
向に移動して連動棒7と一体のハーフナット解除装置9
を左方向に移動すれば解除カム9ー2の低い段にベアリ
ング13ー2が当接するようになり、ハーフナット13
が第3のバネ11ー3の力で下方に移動して送りネジ1
2より離れて係合が解除されるからスライダー3は吸子
の移動方向に自由に動かすことができるようになる。
【0012】次にスライダー3をシリンジの吸子2の端
部の方向に移動し、スライダー3の吸子の当接部3ー2
を吸子2の鍔部2―1の端部に当接してスライダーの解
除装置の押しボタン4ー1を放すと、図4Aに示すよう
に解除レバー4の突起4ー2が後退し吸子の鍔部保持ア
ーム5が戻しバネ5ー2の力で時計方向に回転し吸子の
鍔部2ー1を鍔部保持アーム5の先端によりスライダー
3の吸子の当接部3ー2に押しつけて保持する。
【0013】一方、スライダー解除レバー4の他端が当
接している連動棒7は戻しバネ8の力で右方向に移動
し、連動棒7と一体のハーフナット解除装置9も右方向
に移動して解除カム9ー2の高い段にハーフナットのベ
アリング13ー2が当接するようになり、ハーフナット
13がバネ11ー3に抗して上方に移動して送りネジ1
2と係合するように成る。この解除カム9ー2の高い段
部は送りネジと平行に形成されているので送りネジ12
に負荷が掛りハーフナットがネジの径方向に浮き上がろ
うとしてもハーフナットの径方向への移動を妨げるよう
になっているから正確な送りを確保できるようになって
いる。
【0014】次に、上記のハーフナット解除装置9と、
スライダー3に吸子の鍔部を押し付け保持するための保
持アームとをスライダーに併設する第3の実施例につい
て説明する。図5A及び図5Bはスライダー3にシリン
ジの吸子の鍔部を保持する前の状態を示す図で、図5A
は要部側面図、図5Bは図5AのAーA’線面図、図6
A及び図6Bはスライダー3に吸子の鍔部を保持した後
の状態を示す図で、図6Aは要部側面図、図6Bは図6
AのAーA’線面図である。
【0015】図5A及び図5B、図6A及び図6Bにに
おいて、1はシリンジ、2は吸子、3はスライダー、4
−1はスライダーの解除ボタン、15は鍔部の保持する
ための保持アーム、15−1は保持アーム15の支持軸
である。図5A及び図5Bはスライダー3がシリンジ1
の吸子の鍔部2−1より離れた位置にあり、解除ボタン
4ー1が押された状態で、支持軸15−1により軸支さ
れた2個の保持アーム15がスライダー3の内部機構に
よりスライダー3より遠ざかり、かつ矢印方向に回転し
て開き吸子の鍔部2−1を当接部3−1に当接できるよ
うになっている。次にスライダー3を吸子の方向に移動
させて当接部3−1を吸子の鍔部2−1に当接しめ解
除ボタン4−1を復帰させると図6A及び図6Bに示す
ように支持軸15により軸支された2個の保持アーム1
5がスライダー3に接近し、かつ矢印方向に回転して閉
じ吸子の鍔部2−1のスライダー3の当接部3−1に圧
接し保持するようになる。
【0016】この機構の詳細は、図5A及び図5B、図
6A及び図6Bに示されている。図5Aはスライダー3
に吸子を当接させる前の状態の要部断面図で、図5Bは
図5AのAーA’線に沿った側面図である。図5Bは解
除ボタン4ー1が押されレバー4により連動棒7が戻し
バネ8に抗して左方向に移動しハーフナット解除装置9
が左方向に移動して解除カム9ー2の低い段部にハーフ
ナットのベアリング13ー2が当接するようになった状
態を示し、ハーフナット13がバネ11ー3の力で下方
に下がり送りネジ12から係合が解かれる。スライダー
3には2個の保持アーム15が支軸15ー1により回転
可能に、かつスライダー3の進行方向に移動可能に軸支
され、支持軸15ー1の保持アーム15を有する側と反
対の側に回転動作の案内用の溝が設けられ、かつ戻しバ
ネ5ー3により保持アーム15をスライダーの吸子当接
面に押し付けるように付勢されている。一方解除ボタン
4ー1と連動して支軸6ー1に軸支された保持アーム1
5の駆動用レバー6が時計方向に回転し、レバー6の端
部に設けられた係合ピン6ー2が保持アーム15の支軸
15ー1に設けられた回転動作の案内用溝5ー2に係合
しており、支軸15ー1が戻しバネ5ー3に抗して左方
向に移動すると共にピン6ー1に係合している案内溝5
ー2の作用で回転し保持アーム15が図5Bに示すよう
に開き吸子の鍔部がスライダー3の当接面に当接できる
ようになる。
【0017】図5A及び図5Bの状態でスライダー3を
移動させて吸子の鍔部に当接させ、解除ボタン4ー1を
復帰させると図6A及び図6Bに示すように解除レバー
4が復帰して連動棒7が戻しバネ8の力で右方向に移動
し、ハーフナット解除装置9の解除カム9ー2の高い段
部にベアリング13ー2が当接してハーフナット13が
送りネジ12に係合する一方、解除ボタン4ー1が復帰
するので連動している保持アーム15の駆動レバー6が
反時計方向に回転し支軸15ー1の案内溝5ー2と係合
している係合ピン6ー2が右方向に移動しバネ5ー3の
力で支軸15が右方向に移動するときに回転して保持ア
ーム15が鍔部をスライダー3の吸子当接部3ー2に押
し付け保持するようになる。この保持アーム15の構成
は戻しバネ5ー3の力でスライダーの吸子当接面の方向
に支軸15ー1を回転させながら引き付けるようになっ
ているので確実に吸子の鍔部をスライダーに保持でき
る。
【0018】又、送りネジ12の歯形断面をネジの進行
方向に垂直な面に対し傾斜した歯形断面とすることによ
り、このような歯形断面のネジは多くの製造手段で製造
することができるもので、例えば転造により製造すると
高精度のネジを極めて安価に製造できる特徴がある。そ
の反面、負荷が掛った場合にハーフナット13が半径方
向に浮き上がる作用が生ずるが前記のようにハーフナッ
ト13をネジ12に押し付ける作用をする解除カム9ー
2の高い段部がネジと平行に形成されているのでハーフ
ナット13が浮き上がることは無く正確な送りを確保で
きる。又、送りネジ12の歯形断面を鋸歯状とし、歯形
の垂直な面を送り側にすると負荷が掛った場合でもハー
フナット13が浮き上がらないようにすることができる
と共に、ネジの製造は容易で安価に製造できる特徴があ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明に成る輸液装置は、上記のような
構成であるからスライダー解除ボタンの操作により、ス
ライダーと送りネジとの係合、解除を容易かつ確実のす
ると共に、回転可能な保持アームにより吸子の鍔部をス
ライダーに押し付け保持をすることができる保持装置を
備えた輸液装置を安価に提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明に成る輸液装置の第1の実施例の吸子
の鍔部をスライダーに保持した後の状態を示す要部断図
面である。
【図1B】図1AのA−A’線断面図である。
【図2A】本発明に成る輸液装置の第1の実施例の吸子
の鍔部をスライダーに保持する前の状態を示す要部断図
面である。
【図2B】図2AのA−A’線断面図である。
【図3A】本発明に成る輸液装置の第2の実施例の吸子
の鍔部をスライダに保持する前の状態を示す要部断面図
である。
【図3B】図3AのA−A’線面図である。
【図4A】本発明に成る輸液装置の第2の実施例の吸子
の鍔部をスライダーに保持した後の状態を示す要部断図
面である。
【図4B】図4AのA−A’線面図である。
【図5A】本発明に成る輸液装置の第3の実施例の吸子
の鍔部をスライダに保持する前の状態をを示す要部断面
図である。
【図5B】図5AのA−A’線面図である。
【図6A】本発明に成る輸液装置の第3の実施例の吸子
の鍔部をスライダーに保持した後の状態を示す要部断図
面である。
【図6B】図6AのA−A’線面図である。
【図7A】従来より実施されている輸液装置の第1の例
の説明図である。
【図7B】図7Aに示す輸液装置の側面図である。
【図8】従来より実施されている輸液装置の第2の例の
説明図である。
【符号の説明】
1 シリンジ 2 吸子 2―1 吸子の鍔部 3 スライダー 3ー2 スライダーの吸子端部の当接部 3ー5 スライダーの伸張部 4 スライダー解除レバー 4ー1 スライダー解除レバーの押しボタン 4ー2 解除レバーの突起 4ー3 解除レバーの支軸 5 鍔部保持アーム 5―1 保持アームの支軸 5―2 保持アームの戻しバネ 5―3 アームの突起 6 保持アームの駆動レバー 6ー1 駆動レバーの支軸 6ー2 支軸の係合ピン 7 連動棒 8 戻しバネ 9 ハーフナット解除装置 11 ハーフナット保持部 11ー1 ハーフナットの摺動溝 11ー3 ハーフナット解除用バネ 12 送りネジ 13 ハーフナット 13ー2 ハーフナットのベアリング 15 保持アーム 15ー1 保持アームの支軸 15ー2 支軸の回転案内用の溝 15ー3 保持アームの戻しバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−122239(JP,A) 特開 平6−47092(JP,A) 特開 平5−42215(JP,A) 特開 平3−114469(JP,A) 特開 平3−247347(JP,A) 特開 平10−33672(JP,A) 実開 平6−57355(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 5/145

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機で駆動される送りネジを有し、該
    送りネジに係合する直線運動可能なスライダーによりシ
    リンジの吸子を押圧し液体を送出する構成の輸液装置で
    あって、スライダーの第1の支軸により旋回自在に軸支
    された解除レバーと、該解除レバーの一端に設けた、ス
    ライダーの外部に突出した押しボタンと、他端に設け
    た、送りネジと係合するハーフナットの解除装置と連動
    する送りネジと平行に延びる連動棒との一端を押圧する
    部分と、前記連動棒を復元するための第1のバネとより
    成る第1の機構と、前記スライダーより連動棒と平行に
    伸長され前記スライダーと一体に結合された伸長部に設
    けた、送りネジと遊動可能なハーフナット保持部と、該
    ハーフナット保持部に形成した送りネジの送り方向と垂
    直なハーフナット摺動溝と、該摺動溝に摺動可能に挿入
    されて送りネジに離合自在に支持されるハーフナット
    と、前記連動棒の他端に固着されたハーフナット解除装
    置とより成る第2の機構とより成り、該ハーフナット解
    除装置はハーフナットのネジ面と反対側の面に対向する
    位置に連動棒の進行方向に段差を有する解除カムと、ハ
    ーフナット保持部に設けられたハーフナットを解除方向
    に付勢する第2のバネと、を備えることを特徴とする輸
    液装置。
  2. 【請求項2】 スライダーに吸子の鍔部を押圧保持する
    ための保持アームを、前記第1の支軸と平行に別の位置
    に設けられた第2の支軸により回転可能に軸支し、第3
    のバネにより時計方向に回転するように付勢すると共
    に、前記解除レバーに前記保持アームの端部に設けられ
    た小突起と係合する突起を設けたことを特徴とする請求
    項1に記載の輸液装置。
  3. 【請求項3】 スライダーに吸子の鍔部を押圧保持する
    ための保持アームを支持軸によりスライダーの移動方向
    に移動可能にかつ旋回可能に軸支し、前記解除レバーと
    連動させて該保持アームをスライダーより遠ざける方向
    に移動させるときは前記の保持アームが前記吸子の鍔部
    から離れるように該支持軸を旋回させ、かつ該保持アー
    ムをスライダーに接近させるときには前記保持アームが
    前記吸子の鍔部に係合するように支持軸を旋回させるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の輸液装置。
  4. 【請求項4】 前記送りネジの歯形がネジの進行方向と
    垂直な面に対し傾斜した歯形であることを特徴とする請
    求項1に記載の輸液装置。
  5. 【請求項5】 前記送りネジの歯形が鋸状の歯形である
    ことを特徴とする請求項1に記載の輸液装置。
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