JP3184692U - 物掛けフック - Google Patents

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Abstract

【課題】設置作業が容易で、複数個を重ねて運ぶことが可能な物掛けフックを提供する。
【解決手段】本考案にかかる物掛けフック1は、設置物10を塀21に掛止するものであって、設置物を載置する載置部2と、堀21に掛止される、鋭角に屈曲された形状に形成された掛止部3と、塀21に当接し得る部分に設けられた弾性材4とを有している。
【選択図】図1

Description

本考案は、エアコンの室外機等の設置物を塀や手すり等に掛止する物掛けフックに関する。
住宅のベランダ等には、設置物としてエアコンの室外機等の電気設備機器が設置面となる床面に設置されているが、塗装や防水作業を床面に行なう場合、これら設置物を予め別な場所に移動して作業を行なっていたため、作業効率の向上が要望されている。
特許文献1には、一端側にプランタなどを載置する載置部が形成され、他端側に塀等に掛止する掛止部を備えたプランタハンガーと称するものが記載されている。特許文献1に記載のプランタハンガーは、掛止部が、本体と略L字形状の挾持部材とが調整機構を介して一体化されていて、本体と挾持部材とで塀等を挟み込むことで、塀等にプランタハンガーを装着している。このため、塀等の幅が違うと、その幅に応じて都度、調整機構により挾持部材の位置を移動しなければならず、設置作業性が煩雑である。また、挾持部材と掛止部とが略平行に形成されているため、プランタハンガーを複数運ぶ場合に重ねて運ぶことができない。
特開平9−154688号公報
本考案は、設置作業が容易で、複数個を重ねて運ぶことが可能な物掛けフックを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本考案に係る物掛けフックは、設置物を載置する載置部と、堀に掛止される、鋭角に屈曲された形状に形成された掛止部と、塀に当接し得る部分に設けられた弾性材とを有することを特徴としている。
本考案によれば、鋭角に屈曲された形状に形成された掛止部を備えているので、従来のように調整機構を使わなくても様々な厚みの塀に対応可能で使用感に優れ、設置作業が容易であるとともに、複数個を重ねて運ぶことができる。
本考案に係る物掛けフックの構成を示す斜視図。 図1に示す物掛けフックの分解斜視図。 物掛けフックの掛止部の部分構成を示す拡大断面図。 物掛けフックの構成と効果を説明する側面視図。 本考案に係る物掛けフックを複数重ねた状態を示す斜視図。 本考案に係る物掛けフックを堀に掛止して使用した形態を示す斜視図。 本考案に係る物掛けフックを堀に掛止して使用した別な形態を示す斜視図。 本考案に係る物掛けフックの変形例を示す斜視図。
以下、本考案の実施形態について図面を用いて説明する。
図1に示す物掛けフック1は、後述する設置物を載置する載置部2と、後述する堀に掛止される、鋭角に屈曲された形状に形成された掛止部3と、塀21に当接し得る部分に設けられた弾性材4とを有している。本形態において、堀21とは、手すりや堀などの後述する設置面に立設されている物全般を指す。
物掛けフック1は、図2にも示すように、本体11と、本体11に対して移動可能で着脱可能な支持部12とを備えている。本体11および支持部12は、金属製のフラットバーで形成されている。本形態では、アルミニウム製で帯状のフラットバーを折り曲げて形成している。本体11および支持部12の表面は、耐食性、耐摩耗性の向上のために、酸化皮膜加工が施されている。本体11及び支持部12の材質としては、アルミニウム以外の金属、例えば鉄でもよいが、持ち運び性を考慮すると、比重の軽いアルミニウムが好ましい。本体11と支持部12の幅と厚さは、載置部2に載置する設置物の重量を考慮して決めればよい。本形態では、1本の物掛けフック1の最大積載重量として20kgを想定しているため、厚み6mm、幅30ミリのアルミニウム製で帯状のフラットバーを用いている。物掛けフック1の幅や厚みは、例示のものに限定されるものではないが、本形態では載置部2に載置する配置物として重要のある電気設備機器を想定しているので、板金製のものよりも無垢材で形成されたフラットバーを用いるのが好ましい。
本体11は、一端11aが略90度に屈曲され、他端11bが一端11aと逆方向に略90度に屈曲形成されている。本形態において、載置部2は他端側11bに平坦面として形成されている。載置部2の端部となる本体11の先端11cは、載置部2の載置面2aから上方に向かって突出するように屈曲されていて、載置面2aの乗せられる設置物20が先端11c側からずれ落ちないように形成されている。本体11の一端11aは、平坦面として形成されていて、塀21の幅方向dに伸びる長孔13が形成されている。
本形態において、載置面2a(表面)と反対側の面(以下「裏面」と記す)11dが塀21に当接し得る部分となる。裏面11dには、発泡樹脂やゴム製の弾性材4(A)が設けられている。弾性材4(A)は、図2に2点鎖線で示すように、帯状で一定の長さに加工された既製品のクッションテープであり、当該既製で帯状の弾性材4(A)を本体11に沿わせるように変形させて図示しない両面テープによって裏面11dに貼り付けられている。
支持部12は、への字形状に屈曲形成されていて、短片となる平坦状の一端12aと、傾斜面となる他端12bとを有している。支持部12は、一端12aを本体11の他端11bに下方から接合した際に、一端11aと他端11bの間に位置する本体中央部11cと対向する部位となる他端12bが、本体11から離れる方向に傾斜した傾斜面となる向きに、本体11に装着される。支持部12の一端12aには、図3に示すように、ボルト15を挿通するための取付孔14が形成されている。本形態において、本体11と支持部12とは、一端11a、12aをボルト15とナット16で締結することで一体化される。
すなわち、本体11と支持部12とは、図2に示すように、支持部12の一端12aの取付孔14から、本体11の一端11aの長孔13にボルト15を挿入し、本体11側から平ワッシャ17とスプリングワッシャ18とをボトル15に挿入しナット16をボルト15に締め込むことで一体化されて物掛けフック1を成す。
本形態において、掛止部3は、図1に示すように、本体11と支持部12とが一体化されることで、本体11と傾斜面となる支持部12の他端12bで形成される角度θが鋭角になるように屈曲され、かつ、堀21に向かって末広がりに形成されるとともに、塀21の幅方向dに伸びる長孔13にボトル15を挿通するため、塀21の幅Dに応じて掛止幅Lを変更可能とされている。
支持部12は、本体11の裏面11dと対向する裏面12cが塀21に当接し得る部分となる。裏面12cには、発泡樹脂やゴム製の弾性材4(B)、4(C)が設けられている。弾性材4(B)、4(C)は、弾性材4(A)同様の既製品であり、一端12aと他端12bとの裏面12cにそれぞれ貼り付けられるように分割されていて、図示しない両面テープによって裏面12cに貼り付けられている。このため、一端12aに設けられるボトル15は裏面12cに貼り付けられる弾性材4(B)によって下方から保持されるため、取付孔14から抜け落ちることが無い。
物掛けフック1は、図4に示すように、支持部12の一端12aに設けられた弾性材4(B)の下面から載置部2の裏面11dに設けられた弾性材4(A)の下面までの寸法h1が、堀21の上部21aから設置面22までの高さhよりも短くなるように構成されている。このため、物掛けフック1を堀21の上部21aに引っ掛けたときに、図4、図7に示すように、設置面22と載置部2の間に空間25が形成されるように構成されている。
このように本形態に係る物掛けフック1は、鋭角に屈曲された形状に形成された掛止部3を備えているので、従来のように調整機構を使わなくても様々な厚みの塀21に対応可能で使用感に優れ、設置作業が容易となる。すなわち、図4に一点鎖線で示す堀21の幅D1が薄いには、掛止部3の深い部分で堀21に掛止され、図4に二点鎖線で示す堀21の幅D2が厚いには、掛止部3の浅い部分で堀21に掛止されることになる。
掛止部3が鋭角に屈曲された形状に形成されていると、図5に示すように複数個の物掛けフック1を積み重ねることができる。このため、持ち運びが容易になる他、コンパクトに収納/保管/配送することができる。本形態では、2本の物掛けフック1を積み重ねた形態を例示したが、積み重ねる個数は、2本に限定されるものではなく、作業者が持てる本数からクレーンなどで吊るせる本数まで積み重ねることができる。
本形態に係る物掛けフック1は、塀21に当接し得る部分となる裏面11d、裏面12cにそれぞれ弾性材4(A)〜4(C)を設けているので、塀21及び裏面11d、裏面12cを衝撃や傷から保護することができる。
また、ボルト15とナット16で締結されて固定状態にある掛止部3で許容できない堀21の幅Dの場合には、ボルト15とナット16の締結状態を緩めて、掛止部3の掛止幅Lを調整することができるため、より広い堀21の幅Dに対応することができる。
このような物掛けフック1の使用形態について図6、図7を用いて説明する。
図6は、例えばマンションのバルコニーでの使用形態を示す。本形態において、設置物とは、塀21が形成されたマンションの設置面22に設置された電気設備機器としてのエアコンの室外機20である。
通常、エアコンの室外機20はバルコニーの設置面22に載置されている。そして設置面22に塗装あるいは防水処理などの作業を行う場合、エアコンの室外機20を別な場所に移動していた。塗装や防水処理は、マンションの世帯単位ではなく、棟単位で行われるので、設置面22も世帯数分あるため、施工箇所が多く、エアコンの室外機20を別な場所に移動することは大変な手間であった。
しかし、本形態にかかる物掛けフック1を例えば2本、互い間隔を空けて塀21の上部21aに覆いかぶせて塀21に掛止することで、設置面22に載置されているエアコンの室外機20を、各物掛けフック1の載置面2に乗せることで、設置面22から浮かした状態にできる。このためエアコンの室外機20を別な場所に移動する必要が無く、作業効率が向上する。また、設置面22が高所の場合、足場などを建物の外部に設置し、当該足場を使って作業機器を作業員が持って移動する。このため、本形態の物掛けフック1のように複数本を積み重ねられると、搬送性が向上するので、作業効率の向上につながる。
図6の使用形態では、2本の物掛けフック1の載置部2に跨るように、エアコンの室外機20を載置部2に直接載置しているが、例えば図7に示すように、2本の物掛けフック1の載置部2に跨るように板材30を設置し、当該板材30の上に設置物を載置するようにしてもよい。板材30としては、足場を組み立てるときに使用する足場板を使用することで、特別に用意する必要がなくなる。
上記形態では、物掛けフック1における、塀21に当接し得る部分(裏面11d、裏面12c)にそれぞれ弾性材4(A)〜4(C)を設置したが、図8に示すように、本体11における設置物20に当接し得る部分となる表面2a側に弾性材5を設けることで、設置物20及び表面2aを衝撃や傷から保護することができるようになる。
上記形態において、物掛けフック1は、本体11と支持部12とに分割する構成としたが、これは、型等を用いることなく既存のフラットバーを折り曲げ成型することを前提にしたためである。しかし、本考案に係る物掛けフックは分割構造に限定されるものではない。例えば大量生産を前提にする場合、鋳型を製作して、アルミニウムなどの金属を流し込んで本体11と支持部12とを一体化した構成としたものであっても良い。
上記形態において、設置物は重量のある電気設備機器を例示したが、載置部2に載せるものは、電気設備機器に限定されるものではなく、これよりも軽いもの、例えば施工工具などの置き場として用いることもできる。
1 物掛けフック
2 載置部
11d、12c 塀に当接し得る部分
3 掛止部
4(A)〜4(C) 弾性材
11 本体
12 支持部
20 設置物
21 堀
D 堀の幅
L 掛止幅

Claims (5)

  1. 設置物を塀に掛止する物掛けフックであって、
    前記設置物を載置する載置部と、前記堀に掛止される、鋭角に屈曲された形状に形成された掛止部と、前記塀に当接し得る部分に設けられた弾性材とを有することを特徴とする物掛けフック。
  2. 前記鋭角に屈曲された掛止部は、前記堀に向かって末広がりに形成されていることを特徴とする請求項1記載の物掛けフック。
  3. 前記掛止部は、前記塀の幅に応じて掛止幅を変更可能であることを特徴とする請求項1又は2記載の物掛けフック。
  4. 前記掛止部は、前記載置部が設けられた本体と、前記本体に対して移動可能であり、前記本体と対向する部位が、前記本体から離れる方向に傾斜した支持部とで形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の物掛けフック。
  5. 前記設置物は、前記塀が形成された設置面に設置された電気設備機器であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の物掛けフック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106918092A (zh) * 2017-02-21 2017-07-04 东莞市鹏翼自动化科技有限公司 一种在外墙安装下出风式空调的构造
CN112113282A (zh) * 2019-06-21 2020-12-22 天津健智者行空调技术有限公司 一种用于安装空调的移动升降平台

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