JP3184404U

JP3184404U - 置物

Info

Publication number: JP3184404U
Application number: JP2013002261U
Authority: JP
Inventors: 文規村田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2013-04-02
Filing date: 2013-04-02
Publication date: 2013-06-27
Anticipated expiration: 2023-04-02

Abstract

【課題】置物に関し各種形体の置物を顧客自ら創造でき、短時間で組立・組み替え・取外し・分解ができ、収納や取り出しにかかる時間も軽減でき、誰でもが容易に組み立てできる置物を提供する。
【解決手段】磁気に反応する球体１（磁性体）と、球体１に回動・揺動・嵌脱自在に嵌合し、磁気に反応する結合体２（磁石）とからなる置物であり、接合部を球面形状に形成し、可動部すべてを、同じ構造・形状とし、短時間で組み立て・取り外し・組み替え分解が、誰でも、容易にできるようにした。
【選択図】図１

Description

置物やおもちゃに関する。

本考案は、置物やおもちゃに関し、置物やおもちゃの一部を取外して、再度組合わせ、組み換えが容易にできる置物を提供することにある。

特開２００４−７３５１４号公報

特許文献１の人形玩具は、アクションポーズの表現を提供する目的で、考案されたもので、構成部品の数が多く、構造が複雑であり、玩具にひとたび不都合が生じると、顧客自身での分解・取り外しや、組み立ての作業に時間を要する。本考案の目的は、玩具のポーズを容易に変化させることが出来、更に、組み立て・組み換え・取り外しや連結・連接・分解が、誰にでも短時間で可能で、収納や取出しが容易に出来、顧客に安全で、安価な置物や、おもちゃ・教育玩具などを提供することにある。

本考案に係る置物は、磁気に反応する球体と、同球体に回動・揺動し嵌脱自在に嵌合し磁気に反応する接合体とからなる置物で、球体と結合体とが磁石、磁性体、若しくは非磁性体からなることを特徴とする置物である。

本考案に係る物置は、上記構成としたことにより、可動範囲が広がり、接合部を球面形・球体にすることにより、市販の置物は、組み立て、取り外し、分解に時間がかかったのに比べ、可動部すべてを同一構造・形状にしたことで、誰でもり外しや、分解・組み立て・組み替えが、容易に出来、収納や、取り出しも格段に早くなり、更に１個以上の結合体を連接・連結・結合・組み替え、増設することで、いろいろな造形体を創造することが可能である他、本考案の技術は、置物や、玩具、以外にも広く用いることが可能で、本技術を用いることで、今まで以上の利便性を向上させた、物作りに貢献することができた。

本考案に係る第一実施例を示す斜視図である。図１に図示する実施例の一部を切り欠いたＡ−Ａ矢視切断図である。図２（ａ）は、球体内に磁石若しくは磁性体を内蔵した図１に図示する実施例の一部を切り欠いたＡ−Ａ矢視切断図である。図２（ｂ）は、球体に回動・揺動・嵌脱自在に結合体を嵌合した、図１に図示する実施例の一部を切り欠いたＡ−Ａ矢視切断図である。図２（ｃ）は、球体内に磁石若しくは磁性体を装着し、結合体に磁石若しくは磁性体を装着した、図１に図示する実施例の一部を切り欠いたＡ−Ａ矢視切断図である。本考案に係る第二実施例を示す斜視図である。図３（ａ）は、招き猫の頭（磁石若しくは磁性体を内蔵した球体）を、招き猫の胴体に回動・揺動・嵌脱自在に嵌合した実施例を示す説明図である。図３（ｂ）は、矢印で図示する如く招き猫の頭（球体）を招き猫の胴体（結合体）に揺動自在に嵌合した実施例を示す説明図である。図３（ｃ）は、図３（ａ）に図示の招き猫の一部を切り欠いた切断図である。本考案に係る第三実施例を示す説明図で、図４（ａ）は平面図、図４（ｂ）は、斜視図である。本考案に係る第四施例を示す説明図で、図５（ａ）は球体と形態の異なる結合体を立体的に組み立てた事例を示し、図５（ｂ）は、図５（ａ）の球体と結合体を組み替えて、連結した事例を図示した斜視図である。

本考案に係る実地例を図１から図５を参照して以下説明する。

本実施例では、図１に図示する如く、磁気に反応する球体１（磁性体）と、球体１に回動・揺動・嵌脱自在に嵌合し、磁気に反応する結合体２（磁石）とからなる置物であるが、球体１が磁石、結合体２が磁性体、若しく、磁石としても良い。
図２（ａ）は、陶磁器からなる球体１内に磁石、若しくは、磁性体からなり、必要によっては、重たい鉛等の非磁性からなるベアリング１ａを内蔵し、結合体２に磁石若しくは磁性体２ａを回動・揺動・嵌脱、自在に嵌合した実施例を図示している。
図２（ｂ）は、球体１に回動・揺動・嵌脱・自在に結合体２を嵌合した事例である。
図２（ｃ）は、非磁性からなる球体１内に磁石若しくは磁性体（１ｂ）を装着し、非磁性からなる結合体２に磁石、若しくは、磁性体（２ｂ）を装着した実施例である。
本考案に係る第二実施例を図３を参照して以下説明する。
図３（ａ）に図示するように、招き猫の頭１１（磁石、若しくは磁性体を内蔵した球体）を、招き猫の胴体１２に回動・揺動・嵌脱自在に嵌合し、図３（ｂ）は、招き猫の頭１１（球体）を招き猫の胴体１２（結合体）に矢印で図示する如く揺動自在に嵌合した実施例を示している。
図３（ｃ）は、招き猫の頭（陶磁器）１１内に、ベアリング（球体内に内蔵した磁石若しくは磁性体）１１ａを介在させ、招き猫の胴体１２（結合体）の手１３の付け根に嵌合の第一の磁石若しくは磁性体１２ａと、磁気に反応する磁性体や磁石１２ｂを揺動・自在に嵌合した実施例を示し、図３中の符号１２ｃは、招き猫の胴体１２（結合体）の首付け根の磁石若しくは磁性体を示している。図３中の符号３は、磁気に反応しない非磁性体を示しており、各種形体の置物・各種置物を形成する際の素材で、磁気に反応しない非磁性体（発泡スチロール、発泡ウレタン、コルク、プラスチックス、紙粘土、紙、木、アルミニューム、銅、真鍮、ステンレス、石膏、陶磁器、合成樹脂、エポッキシ樹脂、合成ゴム、ポリカーボネイト、アクリル樹脂、シリコン樹脂、塩化ビニール樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ＡＢＳ樹脂フッ素樹脂）からなる。
本考案に係る第三実施例を図４を参照して以下説明する。
図４は、第１の接合嵌合部２１（球体）を介して、第１の接合嵌合部２２（結合体）に、直列に連結した様子を示す図である。
本考案に係る第四実施例を図５を参照して以下説明する。
図５（ａ）は、第２の接合嵌合部３１（球体）と、形態の異なる第２の接合嵌合部３２、３２ａ、３２ｂ（結合体）を立体的に組み立た造形体事例（分解・解体）を示し、図５（ｂ）は、図５（ａ）の球体３１と結合体３２を組み替えて、連結した事例を図示している。

本考案に係る置物は、招き猫やブロック玩具、教材、人形玩具、動植物・鳥・さかな・昆虫・爬虫類等のみならず、例えば、各種キャラクター等に使用される種々の置物や小型のＬＥＤ作業用電灯・可動式の小型鏡・ペン立てなど、接合部が回動・揺動・し嵌脱自在に嵌合することで利便性が向上するものに適用できる。

１・・・・球体
１ａ・・・ベアリング（球体内に内蔵した磁石、若しくは、磁性体）
１ｂ・・・磁気に反応する磁性体、若しくは、磁石
２・・・・結合体
２ａ・・・結合体に嵌合の磁石、若しくは、磁性体
２ｂ・・・結合体に嵌合の磁石、若しくは、磁性体
３・・・・磁気に反応しない非磁性体
１１・・・招き猫の頭
１２・・・招き猫の胴体
１３・・・招き猫の手
２１・・・第１の接合嵌合部（球体）
２２・・・第１の接合嵌合部（結合体）
３１・・・第２の接合嵌合部（球体）
３２・・・第２の接合嵌合部（結合体）

Claims

磁気に反応する球体と、同球体に回動・揺動・嵌脱自在に嵌合し磁気に反応する結合体とからなることを特徴とする置物。
上記球体と上記結合体とが磁石、磁性体、若しくは非磁性体からなることを特徴とする請求項１に記載の置物。