JP3184163U - 開創器 - Google Patents

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建 白石
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株式会社フツロ
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Abstract

【課題】挿入部とアームおよびハンドルとの位置関係の変更が可能で、医師の手術姿勢を最適化できる開創器を提供する。
【解決手段】切開部位に挿入して押し広げる挿入部6と、挿入部6を先端に設けたアーム2と、該アーム2を開閉させるリング部7を有するハンドル3と、該ハンドル3に設けられ該ハンドル3を不動状態に固定可能のロック機構10とからなり、前記挿入部6は、基部21に対して先端22を側面視L型形状に屈曲させて形成すると共に、先端22をアーム2に対して交差するように位置させて構成し、前記基部21を横軸23によりアーム2の先端に回動自在に取付け、前記挿入部6のアーム2に対する角度を変更自在に構成した開創器。
【選択図】図1

Description

本考案は、頸椎や脊椎の切開部位を開いた状態に保持する、開創器に係るものである。
従来、切開部位に挿入して押し広げる挿入部と、挿入部を先端に設けたアームと、該アームを開閉させるリング部を有するハンドルと、該ハンドルに設けられ該ハンドルを不動状態に固定可能のロック機構とを有する開創器の構成は、公知である(特許文献1)。
特開2005−28001号公報
前記公知例では、挿入部とアームとハンドルの位置関係は、常に同じため、頸椎や脊椎の患部に対する挿入部の挿入角度が変わってしまうという課題がある。
このことは、医師の手術姿勢が不適切になり、手術に要する時間も長くなる原因となっている。
本願は、開創器の構成を工夫し、医師の手術姿勢の最適化を図り、手術時間の短縮を図ったものである。
本考案は、切開部位に挿入して押し広げる挿入部6と、挿入部6を先端に設けたアーム2と、該アーム2を開閉させるリング部7を有するハンドル3と、該ハンドル3に設けられ該ハンドル3を不動状態に固定可能のロック機構10とからなり、前記挿入部6は、基部21に対して先端22を側面視L型形状に屈曲させて形成すると共に、先端22をアーム2に対して交差するように位置させて構成し、前記基部21を横軸23によりアーム2の先端に回動自在に取付け、前記挿入部6のアーム2に対する角度を変更自在に構成した開創器としたものである。
請求項1の考案では、挿入部6のアーム2に対する角度を変更できるので、患部に対する挿入部6の挿入角度を適切にできると共に、医師の手術姿勢の最適化を図り、手術時間の短縮を図ることができる。
開創器の平面図。 同側面図。 使用状態側面図。
本考案の一実施例を図により説明すると、1は患者の例えば頸椎後方を切開し、この切開部位を広げた状態に保持する開創器であり、左右一対のアーム2を有する。
なお、理解を容易にするため、患者を伏臥させた状態での頸椎への使用を基準にして、上下左右等の方向を示して説明するが、これによって、本考案の構成が限定されるものではない。
アーム2には該アーム2の開閉操作を行う一対のハンドル3を一体に形成し、アーム2とハンドル3の夫々の基部はヒンジ部4とし、縦軸5により開閉可能に軸支する。
アーム2の先端には切開部位を広げる挿入部6を設け、ハンドル3の先端部には指を入れるためのリング部7を設ける。
前記開創器1は、前記リング部7に適宜指を入れてハンドル3を閉じるように操作すると、前記アーム2の先端の挿入部6が開くように、ヒンジ部4の縦軸5を中心として回動する。
前記ハンドル3のヒンジ部4の近傍位置の部位には、ハンドル3を不動状態に固定可能のロック機構10を設ける。
ロック機構10の構成は任意であるが、一例を示すと、ヒンジ部4とリング部7との間の一方のハンドル3に、前記ヒンジ部4の縦軸5を中心とした円弧状のプレート11の基部を固定する。ヒンジ部4とリング部7との間の他方のハンドル3には開口部12を形成し、該開口部12にプレート11を移動自在に挿通する。
ハンドル3をヒンジ部4中心に開閉させると、開口部12内をプレート11は移動する。
このプレート11の後側(リング部7側)の側縁にはラチエット歯部15を形成する。ラチエット歯部15にはツマミ16のラチエット爪部17を係止させる。
ラチエット爪部17はツマミ16のプレート11側に形成する。ツマミ16は他方のハンドル3にピン18により回動自在に取付ける。
ロック機構10はツマミ16によりラチエット爪部17をピン18中心に回動させてラチエット爪部17を、ラチエット歯部15から離脱させると、アンロックになり、ハンドル3を閉じてアーム2を開き、所望位置にて、ツマミ16を離すと、ラチエット爪部17がラチエット歯部15に係合し、ハンドル3を不動状態にロックする。
20はラチエット爪部17が前記ラチエット歯部15に常時係合するように付勢する板ばねである。ツマミ16はラチエット爪部17をラチエット歯部15から離脱させると、板ばね20の弾力に抗してハンドル3の内側に突出し、ツマミ16は板ばね20の弾力によりもとの位置に復帰してラチエット爪部17をラチエット歯部15に係合させてロックする。
しかして、前記挿入部6は、基部21に対して先端22を側面視L型形状に屈曲させ、先端22はハンドル3に対して交差するように位置させる。挿入部6は、基部21を横軸23によりハンドル3に回動自在に取付ける。
挿入部6は、切開部位によって、基部21をハンドル3に対して下方位置から上方位置の間回動させて、切開部位に挿入して、切開部位を広げる。
即ち、例えば、脊椎の切開部位に挿入するときは、ハンドル3と挿入部6の基部21を平行状態とし、また、頭部側にハンドル3を位置させて挿入部6を切開部位に挿入するときは、挿入部6をハンドル3に対して上方回動させて屈曲させ、切開部位に挿入することができ、手術を容易に行える。
この場合、切開部位への挿入と、挿入部6のハンドル3に対して屈曲させる操作との順序は、何れでもよく、切開部位に挿入前に予め挿入部6をハンドル3に対して屈曲させる場合と、切開部位に挿入後に挿入部6をハンドル3に対して屈曲させる場合と、切開部位に挿入中に挿入部6をハンドル3に対して屈曲させる場合と、適宜行う。
図3において、Hは患者の頭部、Nは患者の頚部、Bは患者の背部である。
(実施形態の作用)
例えば、変形性頸椎症や、頸椎椎間板ヘルニアや、頸椎後縦靱帯骨化症や、頸脊椎柱管狭窄症等において、患者を伏臥させ、頸椎所定部位を切開し、皮下組織に開創器1の挿入部6を深く挿入する。
次に、ツマミ16を摘んでロック機構10をアンロック状態にしながら、ハンドル3を閉じると、開創器1はヒンジ部4中心に左右のアーム2を開方向に回動させて、切開部位の深い部分を広げ、ロック機構10のツマミ16を離すと、ロック機構10のラチエット爪部17がラチエット歯部15に板ばね20の弾力により係合し、ロック機構10をロック状態とし、開創器1は切開部位を広げた状態を保持する。
開創器1の挿入部6は、基部21に対して先端22を側面視L型形状に屈曲させ、先端22はハンドル3に対して交差するように位置する初期状態位置から、挿入部6の基部21をハンドル3に対して下方位置から上方位置の間回動自在にアーム2に取り付けているので、切開部位に対して最適な角度に挿入部6を屈曲させ挿入することができる。
このことは、切開部位とハンドル3を略平行状態から、斜め上方あるいは斜め下方にハンドル3を位置させられ、挿入部6を切開部位に挿入した状態でハンドル3の操作姿勢を変更させることができ、医師の手術姿勢を最適にすることができる。
例えば、頸椎の切開部位を開くに際し、患者を伏臥姿勢にすると、頚部Nは頭部Hおよび背部Bに比し低くなるので、アーム2およびハンドル3が頭部Hおよび背部Bに対して邪魔になり、挿入部6を頸椎(図示省略)に対して略直角に交差するように挿入できないが、本願の開創器1であれば、予め挿入部6をハンドル3に対して上方回動させて屈曲させ、切開部位に挿入することができ、切開部位に対して適切な角度で挿入できる。
また、挿入部6を切開部位を広げた後に挿入した挿入部6に対してアーム2およびハンドル3を屈曲させて姿勢を変え、開創器1により切開部位の拡張保持姿勢を邪魔にならないようにできる。
以上のように、L型状の挿入部6を有する開創器1において、アーム2およびハンドル3に対する挿入部6の角度を変更自在と構成しているので、手術時間の短縮に大きく貢献する。
1…開創器、2…アーム、3…ハンドル、4…ヒンジ部、5…縦軸、6…挿入部、7…リング部、10…ロック機構、11…プレート、12…開口部、15…ラチエット歯部、16…ツマミ、17…ラチエット爪部、18…ピン、20…板ばね、21…基部、22…先端、23…横軸、H…頭部、N…頚部、B…背部。

Claims (1)

  1. 切開部位に挿入して押し広げる挿入部6と、挿入部6を先端に設けたアーム2と、該アーム2を開閉させるリング部7を有するハンドル3と、該ハンドル3に設けられ該ハンドル3を不動状態に固定可能のロック機構10とからなり、前記挿入部6は、基部21に対して先端22を側面視L型形状に屈曲させて形成すると共に、先端22をアーム2に対して交差するように位置させて構成し、前記基部21を横軸23によりアーム2の先端に回動自在に取付け、前記挿入部6のアーム2に対する角度を変更自在に構成した開創器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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