JP3183745U - 握持器具及び長尺部材の保持器具 - Google Patents

握持器具及び長尺部材の保持器具 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な手間で傘布を結束状態に保持でき、様々な太さの傘に対応でき且つ手を使わずに傘を略直立状態に維持できる、傘の保持部材を提供する。
【解決手段】保持部材100は、傘200を握持する握持部材と、線状部材120を用いて握持部材に吊り下げられた札状部材130とを備える。握持部材は、一対の握持片を備える。握持片は、それぞれ、傘200を囲むように湾曲した挟み部111a,112aと、支持軸113が挿通される回転支持部111b,112bと、開閉操作用の摘まみ部111c,112cとを備える。摘まみ部111c,112cを操作して、挟み部111a,112aで挟むことにより、傘200を、その太さに拘わらず、確実に握持できる。更に、利用者の着座時に、太股と座席との間に札状部材130を挟むことで、傘200を略直立状態に維持できる。
【選択図】図5

Description

本考案は、例えば、傘等の長尺部材を握持して傘布を結束状体に保つため等に使用される握持器具及びこれを用いた保持器具に関する。
傘を閉じた際には、この傘の傘布が、三角巾状に折り畳まれた状態で垂れ下がることになる。このような状態では、濡れた傘布が利用者自身や周囲の他人の衣服等を濡らしてしまう場合がある。このため、通常の傘では、傘布に巻き付けベルトが固着されている。利用者は、傘布を親骨外周に巻き付けて結束したのち、この巻き付けベルトをさらに巻き付けることにより、傘布を結束状態に保つ。
また、巻き付けベルトよりも容易に傘布の結束状態を保つ器具として、例えば下記特許文献1に記載された傘用留め具が知られている。特許文献1の傘用留め具では、結束された傘布に巻き付け、一対の嵌合部同士を嵌合させることで、傘布を結束状態に保つことができる。
特開2005−323891号公報
しかしながら、特許文献1の傘用留め具も、結束された傘布に巻き付けなければならない点では、上記巻き付けベルトと同様である。従って、特許文献1の傘用留め具も、簡単な手間のみで傘布の結束状態を保つという点では、不十分である。
また、特許文献1の傘用留め具は、嵌合部間の距離や湾曲部の曲率を調節することができない。このため、例えば非常に細い傘に使用しようとしても、傘用留め具を強固に固定することができず、下方にずれてしまう可能性が有る。従って、特許文献1の傘用留め具は、太さが異なる様々な傘に共通して使用することが困難である。
更には、例えば使用者が電車などの座席に着座した場合、傘等を立てかける場所が無いために、この傘等を手で持って略直立に支え続ける必要があり、傘の使用者にとっては非常に面倒である。これに対して、特許文献1の傘用留め具は、傘布を結束状態に保つことのみに主眼を置いているため、このような課題を解決することはできない。
この考案は、簡単な手間のみで使用することができ、且つ、太さが異なる様々な傘等に共通して使用できる、握持器具及びこれを用いた保持器具を提供することを目的とする。
請求項1の考案に係る握持器具は、長尺部材を握持する握持器具であって、共通の支持軸によって回転自在に保持された一対の握持片を備え、該一対の握持片には、それぞれ、前記長尺部材を介して互いに対向するように配置され且つ該長尺部材を囲む方向に湾曲した挟み部と、前記支持軸を介して該挟み部とは反対側に形成された摘まみ部とを備え、該一対の握持片は、付勢部材によって互いに近づく方向に付勢されることで前記長尺部材を握持し、且つ、前記摘まみ部を該付勢部材の付勢力に逆らって互いに近づく方向に押圧することで前記長尺部材の握持を解除することを特徴とする。
請求項2の考案に係る握持器具は、請求項1に記載の構成に加え、前記挟み部の内面側に、前記長尺部材の側面に当接させるための複数の突起が形成されたことを特徴とする。
請求項3の考案に係る握持器具は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記一対の握持片の各挟み部は、それぞれ、該挟み部の他の部分よりも幅狭の先端部を有し、これらの先端部は、該挟み部が閉じたときに互いに交差するように形成されたことを特徴とする。
請求項4の考案に係る長尺部材の保持器具は、請求項1乃至3の何れかに記載の握持器具と、線状部材を用いて該握持器具に吊持された札状部材とを備えることを特徴とする。
請求項5の考案に係る長尺部材の保持器具は、請求項4に記載の構成に加え、前記線状部材に、複数の前記札状部材が吊持されたことを特徴とする。
請求項1の考案によれば、使用者が摘まみ部を押圧して挟み部を開いたのち、この挟み部の間に長尺部材を挟むことで、長尺部材を握持することができる。従って、簡単な手間のみで握持できるとともに、太さが異なる様々な長尺部材に使用することができる。
請求項2の考案によれば、挟み部に複数の突起を設けたので、挟み部が長尺部材の長手方向にずれ難くなる。
請求項3の考案によれば、一対の握持片の各挟み部の先端を、該挟み部が閉じたときに互いに交差するように形成したので、長尺部材の太さの大小に拘わらず、握持器具を外れ難くすることができる。
請求項4の考案によれば、使用者は、太股と座席との間に札状部材を挟むことにより、手を使わずに、長尺部材を略直立状態に維持することができる。
請求項5の考案によれば、複数の札状部材を互いに違う角度となるよう配置して、太股と座席との間に挟み込むことにより、該札状部材を抜け難くすることができる。
本考案の一実施形態に係る保持器具の構成を示す正面図である。 同実施形態に係る保持器具の構成を示す平面図である。 同実施形態に係る保持器具の構成を示す左側面図である。 同実施形態に係る保持器具の構成を示す右側面図である。 同実施形態に係る保持器具の握持器具を開いた状態を示す平面図である。 同実施形態に係る保持器具の使用方法を説明する概念図である。
[考案の実施の形態1]
以下、本考案に係る保持器具の実施の形態につき、この保持器具を傘の保持に使用する場合を例に採って説明する。
図1乃至図5は、実施の形態1に係る保持器具の構成を示しており、図1は正面図、図2は平面図、図3は左側面図、図4は右側面図、図5は握持器具を開いた状態の平面図である。
図1乃至図5に示したように、この保持器具100は、握持器具110と、線状部材120と、札状部材130とを備えている。
握持器具110は、一対の握持片111,112を備えている。握持片111,112は、例えば硬質の樹脂によって形成することができる。握持片111は、平面視が略半円状で且つ正面視が略台形状の挟み部111aと、支持軸113が挿通される回転支持部111bと、この支持軸113を介して挟み部111aとは反対側に形成された摘まみ部111cとを備えている。同様に、握持片112は、平面視が略半円状で且つ正面視が略台形状の挟み部112aと、支持軸113が挿通される回転支持部112bと、この支持軸113を介して挟み部112aとは反対側に形成された摘まみ部112cとを備えている。
図5に示したように、挟み部111a,112aは、傘200を介して、互いに対向するように配置され、また、傘200を囲む方向に湾曲している。
また、握持器具110は、ばね114を備えている(図4参照)。このばね114は、握持片111,112を、互いに近づく方向に付勢する。この付勢力によって、傘200が握持される。一方、握持片111,112による傘200の握持を解除するためには、利用者の指で、摘まみ部111c,112cを互いに近づく方向に押圧すればよい。これにより、握持片111,112は、ばね114の付勢力に逆らって、互いに離間する方向に回転する。
挟み部111a,112aの内側面には、それぞれ、複数の突起111d,112dが設けられている。握持器具110が傘200を握持したとき、これらの突起111d,112dは、ばね114の付勢力によって、傘200の傘布(図示せず)に、押し付けられる。これにより、握持器具110は傘200を強固に挟持でき、傘200の長手方向にずれ難くなる。突起111d,112dの角度は、傘布を押圧する方向が傘200の略半径方向となるように、設定されることが望ましい。
また、握持片111,112の先端部111e,112eは、これら握持片111,112の他の部分(すなわち基端部111f,112f)よりも、幅狭に形成されている。そして、挟み部111c,112cが閉じたとき、先端部111eは基端部112fに当接し、また、先端部112eは基端部111fに当接する。このようにして、先端部111e,112eは、挟み部111c,112cが閉じたときに、互いに交差する状態で静止するように形成されている。これにより、傘200が非常に太い場合でも、この傘200の外周全域を握持片111,112によって囲む状態で握持することができ、従って、傘200を横方向に外れ難くすることができる。その一方で、この傘200が非常に細い場合や、傘のハンドル部201(図6参照)を握持させる場合でも、握持片111,112同士が干渉すること無しに、この傘200を確実に握持することができる。
なお、握持片111,112の外側面には、例えば略半球状の装飾パーツ111g,112gを多数固着して、装飾性を高めることができる。
線状部材120は、例えば握持片111の貫通穴112h(図1参照)に挿通することによって、握持器具110に取り付けられる。線状部材120としては、例えば、繊維製の紐や、鎖、ゴム紐等を使用できるが、この実施の形態1では、球鎖を使用している。なお、この実施の形態1では、線状部材120を環状としたが、環状に限定する必要は無く、札状部材130を吊持することができれば良い。
線状部材120には、一枚又は複数枚(例えば3枚)の札状部材130が吊持される。札状部材130は、軟質樹脂等のシートであっても良いし、硬質樹脂や金属等のプレートであっても良いし、他のものであっても良い。また、札状部材130の形状は任意であるが、この実施の形態1では、装飾性を高めるために星形を採用した。
図6は、保持器具100の使用方法を説明する概念図である。
図6に示したように、この実施の形態1によれば、傘200の傘布を結束したのち、握持部材110で握持するだけで、この結束状体を保つことができる。また、傘を使用する場合には、摘まみ部111c,112cを用いて、この握持状態を解除するだけで良い。従って、この実施の形態1によれば、傘200の結束状態の保持、解除が、非常に簡単である。
また、図6に示したように、利用者300は、座席400に着座した際、自身の太股301と座席上面401との間に、札状部材130を挟み込む。これにより、利用者300は、手を使うことなしに、傘200を、略直立状態に維持することができる。
このとき、複数の札状部材130を、互いに違う角度となるよう配置してから、挟み込むことが望ましい。これにより、太股301や座席上面401と札状部材130との接触面積を増やして摩擦力を大きくすることができるので、この札状部材130を抜け難くすることができる。
また、傘200の使用時においては、握持器具110を、ハンドル部201に挟持させておくことができる。すなわち、利用者300は、保持器具100を、衣服のポケットや鞄等に収容しておく必要は無い。この結果、使用者300は、保持器具100が濡れているような場合でも、衣服や鞄等を濡らすこと無しに、この保持器具100を持ち歩くことができる。
この実施の形態1では、保持器具100を傘に使用する場合を例に採って説明したが、例えば杖等の、他の長尺部材の保持に使用することも可能である。
100 保持器具
110 握持器具
111,112 握持片
111a,112a 挟み部
111b,112b 回転支持部
111c,112c 摘まみ部
111d,112d 突起
111e,112e 先端部
111f,112f 基端部
111g,112g 装飾パーツ
112h 貫通穴
120 線状部材
130 札状部材
200 傘
300 利用者
400 座席

Claims (5)

  1. 長尺部材を握持する握持器具であって、
    共通の支持軸によって回転自在に保持された一対の握持片を備え、
    該一対の握持片には、それぞれ、前記長尺部材を介して互いに対向するように配置され且つ該長尺部材を囲む方向に湾曲した挟み部と、前記支持軸を介して該挟み部とは反対側に形成された摘まみ部とを備え、
    該一対の握持片は、付勢部材によって互いに近づく方向に付勢されることで前記長尺部材を握持し、且つ、前記摘まみ部を該付勢部材の付勢力に逆らって互いに近づく方向に押圧することで前記長尺部材の握持を解除する、
    ことを特徴とする握持器具。
  2. 前記挟み部の内面側に、前記長尺部材の側面に当接させるための複数の突起が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の握持器具。
  3. 前記一対の握持片の各挟み部は、それぞれ、該挟み部の他の部分よりも幅狭の先端部を有し、これらの先端部は、該挟み部が閉じたときに互いに交差するように形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の握持器具。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の握持器具と、線状部材を用いて該握持器具に吊持された札状部材とを備えることを特徴とする、長尺部材の保持器具
  5. 前記線状部材に、複数の前記札状部材が吊持されたことを特徴とする請求項4に記載の長尺部材の保持器具。
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