JP3183738B2 - 車両用制振補強構造体 - Google Patents

車両用制振補強構造体

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JP3183738B2 JP35141992A JP35141992A JP3183738B2 JP 3183738 B2 JP3183738 B2 JP 3183738B2 JP 35141992 A JP35141992 A JP 35141992A JP 35141992 A JP35141992 A JP 35141992A JP 3183738 B2 JP3183738 B2 JP 3183738B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等のフロントパネ
ル、フェンダーパネル、ドアパネル、天井パネル等の振
動し易く堅牢性の低い広面積基板上に融着成形により一
体化される車両用制振補強構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両等のフロントパネル、フェンダーパ
ネル、ドアパネル、天井パネル等の振動し易い振動基板
面にはエポキシ樹脂を主成分とする熱融着性補強材が融
着されて使用されることが多い。また近年では、これら
のエポキシ樹脂系補強材の上面に拘束材としてガラスク
ロスやアルミニウム板等の金属シートを積層して拘束型
補強構造体として剛性の向上を図ることも行われてい
る。さらに最近では、エポキシ樹脂を主成分とする補強
材シートを発泡させる手法により、更に剛性性能を向上
させる試みもなされている。しかしながら、これらの補
強構造には以下の問題点がある。すなわち、エポキシ樹
脂を主成分とする熱融着型補強シートのみで基板の補強
を図るダブルレイヤー型補強構造では、その補強性能を
向上させるには厚みを増大させる必要があり、これは車
両重量を増大させることになるにも拘わらず構造体の剛
性の向上レベルは、そう大きなものではない。また、こ
のエポキシ樹脂を主成分とする補強材シートを発泡性の
ものにし、前記重量の増加を抑制する技術も最近多く利
用され始めているが、実際の発泡倍率は1.5〜2.0
倍程度であり実用的重量範囲での補強性能の向上は大き
なものではない。また、エポキシ樹脂を主成分とする補
強材シートの上に鋼板、アルミニウム板等の金属シート
や未硬化の熱硬化性樹脂シート等を拘束材シートとして
エポキシ樹脂系補強材シートの上に載置し加熱により両
者を一体化してサンドイッチ型補強構造とする場合には
ダブルレイヤー型補強構造よりも剛性は向上するもの
の、その性能を大幅に向上させるには拘束材シートはか
なりの板厚を必要とするため、この場合においても車両
重量を増大させることになる。実用的板厚の範囲におい
ては、ダブルレイヤー型補強構造よりも効果的な補強性
能すなわち剛性が得られるが、これらの補強構造体には
制振性能が殆ど無いため、最近の車両室内の騒音低減の
観点から見れば性能に不足を来たしつつあるのが現状で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの問題点を解決
するため、ペースト用塩化ビニル樹脂、可塑剤、発泡剤
等からなる組成物に液状エポキシ樹脂および加熱活性型
硬化剤を含有させた発泡性セミゲル化シートをスペーサ
ーに使用した、いわゆる熱硬化性発泡スペーサー付制振
補強構造体の提案もある(例えば、特願平4−7313
9)。これは高い制振性、剛性を持っているにも拘わら
ず軽量で優れた制振補強構造体であるがその組成物中に
塩化ビニル樹脂を含有しているため、例えば、自動車生
産ライン中の電着塗装工程のような高温では樹脂の熱分
解が生じる恐れがあるという問題がある。本発明は、こ
のような事情のもとで、軽量でかつ高制振性能、高剛性
を付与する車両用構造体を与えるとともに、耐熱性が良
好であり、例えば、電着塗装工程にも耐えられる組成か
らなる車両用構造体を提供することを目的とするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば,車両に
おける広面積振動基板上に積層される発泡性熱硬化樹脂
シートよりなるスペーサー層(I)と該スペーサー層上
に積層される制振材シート層(II)および該制振材層
上に積層される拘束材シート層(III)の三層より構
成されるものであって、スペーサー層(I)が発泡する
ことを特徴とする車両用制振補強構造体において、 スペーサー層(I)が、(A)1分子中に1個以上の
エポキシ基を含む液状エポキシ樹脂100重量部当た
り、(B)平均粒子径が300μm以下のメタアクリル
系樹脂10〜200重量部、(C)エポキシ樹脂用硬化
剤0.5〜20重量部、(D)分解ガス発生温度が10
0〜220℃の発泡剤0.5〜20重量部および(E)
界面活性剤0.05〜5重量部からなり、前記発泡剤
(D)の分解ガス発生温度以下で加熱することによりセ
ミゲル化されたシートであり、 制振材シート層(II)がブチルゴム100重量部に
対して、20℃における粘度が103〜105cpsの粘
着付与剤を10〜100重量部を少なくとも添加してな
り、 拘束材シート層(III)が粘着付与剤樹脂を含有す
る組成からなるものであるか、熱硬化性可塑物からなる
ものであるかあるいは金属シートからなるものであるこ
とを特徴とする車両用制振補強構造体により提供される
ものである。
【0005】また、本発明は前記構造体を車両の振動基
板と融着一体化させることにより車両の重量増加が少な
い範囲で優れた制振性能を付与するとともに剛性も向上
させることができる車両用構造体を提供するものであ
る。さらに、この種の車両用構造体としては、塗装等の
乾燥工程での加熱処理により各層の反応、発泡、融着等
を完了させる必要があり、しかも比較的高温でも物性の
低下の少ない材料が好ましい性状として要求されるもの
であるが、本発明に係わる構造体は正しくこれらの要求
に適うものである。
【0006】以下、本発明に関する各構成層について説
明する。本発明に使用されるスペーサー層(I)は発泡
性熱硬化樹脂シートで、制振補強構造体におけるスペー
サーとしての機能を付与するものであり、車両用制振補
強構造体におけるスペーサーとしての好ましい性状は、
軽量で剛性が高く温度変化による物性の変化が少なく、
かつ塗装乾燥工程等で振動基板に密着、固定され、しか
も、この工程で高倍率の発泡作用があることである。本
発明におけるスペーサー組成物において、(A)成分と
して用いられる液状エポキシ樹脂は、分子中に1個以上
のエポキシ基を含有するものであって、このようなもの
としては、例えばビスフェノールA、ビスフェノール
Fまたはレゾルシンをベースとするグリシジルエーテ
ル、フェノールノボラック樹脂またはクレゾールノボ
ラック樹脂のポリグリシジルエーテール、水素化ビス
フェノールAのグリシジルエーテル、グリシジルアミ
ン型、線状脂肪族エポキシド型、フタル酸、ヘキサヒ
ドロフタル酸またはテトラヒドロフタル酸のグリシジル
エーテル等で、好ましいエポキシ当量は100〜300
のものが挙げられる。これらの液状エポキシ樹脂は1種
類のみで用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用い
てもよく、また、得られる発泡体に靱性を付与するため
にエチレンオキサイドやプロピレンオキサイド付加型フ
ェノールA型エポキシ樹脂、ダイマー酸型エポキシ樹
脂、エポキシ変性NBR等の可撓性エポキシ樹脂等を組
合わせて用いてもよい。
【0007】本発明におけるスペーサー組成物におい
て、(B)成分として平均粒子径が300μm以下のメ
タアクリル系樹脂が用いられる。このメタアクリル系樹
脂とはポリメチルメタアクリレートあるいはメチルメタ
アクリレートを優位量とするメチルメタアクリレートと
エチルアクリレート、アクリロニトリル等の共重合可能
な単量体との共重合樹脂が用いられる。メタアクリル系
樹脂の好ましい重合度は、ポリメチルメタアクリレート
換算の重合度が2000〜30000の範囲のものであ
る。2000未満の重合度のものは、加工時の溶融粘度
が低くなり、発泡セルの流動破壊等により緻密なセル構
造になり難くなる。また、重合度が30000を越える
と加工時の溶融性が悪化し高い発泡倍率が得られなくな
り、本発明の効果が低減するため好ましくない。また,
本メタアクリル樹脂は、平均粒子径が300μm以下、
好ましくは100μm〜1μmである。300μmを越
えると他の組成物との均一分散性が悪くなり好ましくな
い。また、本メタアクリル系樹脂の添加量は、(A)成
分である液状エポキシ樹脂100重量部あたり10〜2
00重量部の範囲、好ましくは20〜100重量部であ
る。10重量部未満の場合は、(A)成分のエポキシ樹
脂の粘度等にもよるが、加工時の粘度が低くなりすぎて
発泡セルの流動破壊等により緻密なセル構造にならず、
200重量部を越えると加工時の溶融性が悪化し高い発
泡倍率が得られ難くなる。
【0008】本発明組成物においては、(C)成分とし
てエポキシ樹脂用硬化剤0.5〜20重量部が用いられ
る。この硬化剤はエポキシ樹脂との組み合わせで発熱ピ
ーク温度が100〜220℃の範囲にあるものが好まし
く、このようなものとしては、例えば、ジシアンジアミ
ド、4,4’−ジアミノジフェニルスルフォン、2−n
−ヘプタデシルイミダゾールのようなイミダゾール誘導
体、イソフタル酸ジヒドラジド、N,N’−ジアルキル
尿素誘導体、N,N’−ジアルキルチオ尿素誘導体、テ
トラヒドロ無水フタル酸のような酸無水物、イソホロン
ジアミン、N−アミノエチルピペラジン 、三フッ化ホ
ウ酸錯化合物、トリスジメチルアミノメチルフェノール
などが挙げられる。これらの硬化剤は、1種類用いても
よいし、2種類以上を組み合わせて用いてもよく、また
その添加量は、前記(A)成分のエポキシ樹脂100重
量部当たり、0.5〜20重量部の範囲である。この量
が0.5重量部以下では硬化が不充分で発泡体の剛性が
不足するし、20重量部を越えるとその量の割には発泡
体の剛性が向上せず、経済的には不利になるだけでな
く、技術的意味もない。ここでいう硬化温度とは、エポ
キシ樹脂と硬化剤を室温で混合したものをオイルバスや
ヒーターなどで昇温させたとき硬化によって発生する発
熱がピークとなるような媒体の温度を指す。また、加熱
条件に応じた好ましいエポキシ樹脂と硬化剤の量及び種
類の組み合わせは、予め試験することにより容易に決定
することができる。本発明においては、この(C)成分
の硬化剤とともに、必要に応じて硬化促進剤として、例
えばアルコール系、フェノール系、メルカプタン系,ジ
メチルウレア系、,脂肪族系、さらにはイミダゾール
系、モヌロン、クロロトルエンなどを用いることができ
る。
【0009】本発明においては、(D)成分として分解
ガス発生温度が100〜220℃の発泡剤が用いられ
る。このような高温分解型発泡剤としては、有機発泡
剤、無機発泡剤、高温膨張型マイクロカプセル等を用い
ることができる。該分解ガス発生温度が100℃未満で
はセミゲル化シートを製造する前に発泡が始まったり、
加熱発泡時に樹脂の溶融が不充分でガスが抜け発泡倍率
が上がらなかったり、あるいは均質な発泡体が得られ難
い。また、220℃を越えると該組成物の加工温度が高
く成り過ぎ、劣化が生じたりして品質の良好な発泡体が
得られ難くなる。前記有機発泡剤としては、例えばアゾ
ジカルボンアミド、p−トルエンスルホニルヒドラジ
ド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、4,4’−
オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド等が挙げられ
る。これらの有機発泡剤の分解温度は、尿素、亜鉛化合
物、鉛化合物等を適量添加することにより任意に調整す
ることができる。また、無機発泡剤としては、例えば炭
酸水素ナトリウム、水素化ホウ素ナトリウム等が、高温
膨張型マイクロカプセルとしては、例えば塩化ビニリデ
ン樹脂で低沸点炭化水素をカプセル化したもの等が挙げ
られる。
【0010】本発明の(D)成分としては、前記の有機
発泡剤、無機発泡剤、高温膨張型マイクロカプセル等の
何れも用いることができるが、発泡倍率や経済性等の観
点から有機発泡剤が好適である。これらの発泡剤は1種
で用いてもよいし2種以上を組み合わせてもよく、その
添加量は、前記(A)成分である液状エポキシ樹脂10
0重量部に対して0.5〜20重量部の範囲で選ばれ
る。添加量が0.5重量部未満では発泡倍率が不充分で
あるし、20重量部を越えるとその添加量の割には発泡
倍率が向上せず、経済的に不利になる。また、均一な発
泡セル径と剛質なセル膜を持つ緻密な発泡体を得るため
には、前記発泡剤の粒子径の小さいものの方が有利であ
り,例えば0.5mmセル径を得るためには、発泡剤の
平均粒子径は20μm以下、好ましくは1.0μm以下
の粒径分布の均一なものが好ましい。本発明において
は、前記発泡剤とともに、必要に応じて発泡促進剤を併
用することができる。この発泡促進剤としては、例え
ば、酸化亜鉛、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸鉛,ス
テアリン酸カルシウム,ステアリン酸バリウム,ナトリ
ウムやカリウム系化合物、尿素等が挙げられる。
【0011】本発明においては(E)成分として界面活
性剤が用いられる。この界面活性剤は、発泡セル構造を
より良好なものにする役割を果たすものである。該界面
活性剤としては、例えばラウリル硫酸エステルナトリウ
ム、ミリスチル硫酸エステルナトリウム等のアルキル硫
酸エステル塩類、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、ドデシルベンゼンスルホン酸カリウム等のアルキル
アリルスルホン酸塩類、ジオクチルスルホコハク酸ナト
リウム、ジヘキシルスルホコハク酸ナトリウム等のスル
ホコハク酸エステル塩類、ラウリン酸アンモニウム、ス
テアリン酸カリウム等の脂肪酸塩類、ポリオキシエチレ
ンアルキル硫酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアル
キルアリル硫酸エステル塩類、ロジン酸塩等のアニオン
性界面活性剤を好ましく挙げることができるが、さらに
ソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタ
ンモノステアレート等のソルビタンエステル類、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンアル
キルエステル類等のノニオン性界面活性剤やセチルピリ
ジニウムクロリド、セチルトリメチルアンモニウムブロ
ミド等のカチオン性界面活性剤も使用することができ
る。
【0012】これらの界面活性剤は1種で用いてもよい
し、2種以上を組み合わせて用いてもよく、その添加量
は(A)成分である液状エポキシ樹脂100重量部当た
り0.05〜5重量部、好ましくは0.2〜3重量部で
ある。0.05重量部未満の添加量では、発泡セルを均
質化する効果に乏しく、また5重量部を越える添加量で
は、その添加量の割りには発泡セルが均質化しなくなる
ばかりでなく、樹脂の熱安定性を低下させるため好まし
くない。さらに、本発明においては、溶融粘度の調整お
よび(A)成分のエポキシ樹脂、(B)成分のメタアク
リル系樹脂間の親和性を調整するために必要に応じて可
塑剤を添加することができる。該可塑剤としては、例え
ばジ−2−エチルヘキシルフタレート、ジブチルフタレ
ート等のフタル酸エステル類、トリクレジルホスフェー
ト等のリン酸エステル類、ジオクチルアジペート等の脂
肪酸エステル類、さらにはエチレングリコールのアジピ
ン酸縮合体、トリメリット酸エステル類、グリコール酸
エステル類、塩素化パラフィン、アルキルベンゼン等の
公知のものを使用することができる。
【0013】また本発明においては、初期の混合を容易
にしたり、充填剤等の添加量を増加させる等の目的で、
必要に応じてエポキシ樹脂用希釈剤を添加しても構わな
い。この希釈剤としては、例えばブチルグリシジルエー
テル、アリルグリシジルエーテル、フェニルグリシジル
エーテル、クレジルグリシジルエーテル、パーサティッ
ク酸グリシジルエーテル等の反応性希釈剤や、ジブチル
フタレート、トリクレジルフォスフェート、ブチルベン
ジルフタレート、アセチルトリブチルクエン酸エステ
ル、アロマティックプロセスオイル、パインオイル、
2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタジオールイソ
ブチレート等の非反応性希釈剤を挙げることができる。
これらの希釈剤は、通常(A)成分の液状エポキシ樹脂
100重量部当たり、5〜150重量部、好ましくは1
0〜100重量部の範囲で選択される。本発明において
は、加工性や粘性等の塗布特性の調整やコスト低減のた
め必要に応じてチクソトロープ剤や充填剤、顔料等を添
加してもよい。該チクソトロープ剤としては、例えば無
水ケイ酸や含水ケイ酸等のケイ酸系、有機ベントナイト
等のベントナイト系、サイロデックス等のアスベスト
系、ジベンジリデンソルビトール等の有機系等のものが
挙げられる。これらのチクソトロープ剤は、該(A)成
分の液状エポキシ樹脂100重量部当たり、通常1〜2
0重量部の範囲で選ばれる。また、充填剤としては、例
えば炭酸カルシウム、マイカ、タルク、カオリンクレ
ー、セライト、アスベスト、パーライト、バライタ、シ
リカ、ケイ砂、鱗片状グラファイト、石膏、金属粉が挙
げられる。
【0014】本発明における構造体においては、この発
泡性熱硬化樹脂シート組成物はセミゲル化シートにして
使用される。すなわち、前記の調整された組成物を予め
発泡剤の分解温度以下、通常100〜150℃程度の比
較的低温でセミゲル化シート状に成形加工され、その
後、制振シート(II)および拘束材シート(III)
を積層した上で、次の加熱工程、例えば塗装乾燥工程に
おいて、120℃〜200℃で発泡するとともに、エポ
キシ樹脂の架橋により硬化するものである。かかる発泡
性熱硬化樹脂シートの発泡倍率は2〜30倍、好ましく
は3〜10倍である。発泡倍率が2倍以下のものはスペ
ーサーとしての機能は勿論果たし得るが、軽量性、断熱
性の観点から本発明の目的とするところではなく、30
倍以上の発泡倍率にすると発泡セルの強度が不足し車両
の使用部位によっては耐圧縮強度が不足し実用に耐えら
れなくなる可能性がある。また、かかるスペーサー層の
発泡後の厚さは1〜50mm、好ましくは2〜30mm
である。1mm以下の場合は、スペーサーとしての有効
な機能は果たし得ず、50mm以上の場合は本発明の目
的である車両用途においては車内空間が狭くなり実用的
で無くなるとともに塗装乾燥工程のような加熱工程では
ドアパネルのような垂直面に貼りつけた場合にはズレが
生じたり均質な発泡性状が得られなくなる。
【0015】本発明の構造体に供せられる制振材シート
(II)は、本構造において制振機能を付与するもので
あって、ブチルゴム100重量部に対して、20℃にお
ける粘度が103〜105cpsの粘着付与剤を少なくと
も添加してなるものである。ここで用いるブチルゴムは
特に限定されるものではなく、一般に使用される不飽和
度0.5〜3.0程度のものでよく、また、ハロゲン化ブ
チルゴムを使用しても差支えないし、これらの混合物を
使用しても勿論差支えない。本発明に使用される、20
℃における粘度が103〜105cpsの粘着付与剤は、
損失係数の温度分散を所定の温度領域に設定する可塑剤
としての機能を付与するとともに本発明の目的に適う適
度な粘弾性とスペーサーシート層(I)および拘束材シ
ート層(III)との密着性、接着性を付与し、ドアパ
ネル等の垂直面等に貼りつけた場合でも加熱工程でのズ
レを防止するものである。
【0016】この粘着付与剤の粘度は、20℃において
103〜105cpsである。粘度が103cps以下の
場合は、その種類および添加量にもよるが40〜50℃
以上の高温領域での損失係数が低下するとともにドアパ
ネル等の垂直面に貼りつけた場合の加熱時のズレを防止
する接着性、密着性が不足することになる。また、粘度
が105cps以上の場合には、これもその種類と添加
量に関係するが、低温での損失係数が低下する。このよ
うな粘着付与剤としては、例えば、ポリブテン,重合型
ポリエステル、アタクチックポリプロピレン、液状ポリ
ブタジエン、低分子量ブチルゴム等の石油系炭化水素、
水素添加ロジンのメチルエステル、水素添加ロジンのト
リエチレングリコールエステル等のロジン誘導体、テレ
ピン系等のものが挙げられる。さらに、この添加量は、
その粘度及び種類との関係もあるが、ブチルゴム100
重量部当たり10〜100重量部、好ましくは20〜7
0重量部である。10重量部以下では低温での損失係数
が低下するとともにスペーサーシート層(I)および拘
束材シート層(III)との密着性、接着性が不充分な
場合が生じ、垂直面に貼りつけた場合の加熱工程中での
ズレ防止機能が不足する。また、100重量部以上にな
ると高温での損失係数が低下するとともに、組成物の粘
度が低くなることにより、通常の加工方法では、厚さが
均一で良好な制振材シートが得られ難くなる。
【0017】本制振材シートの厚みは特に規定するもの
ではないが、車両用の構造として形成されることを考慮
すると3mm以下、好ましくは1mm以下で使用するの
が好ましい。3mm以上の厚さでは、本発明の目的のひ
とつである軽量化に反するとともに厚さの割りには効果
的な損失係数が得られず経済的に不利であるとともに、
ドアのような垂直面のパネルに貼りつけた場合、その重
量により加熱工程でズリが生じ易くなる。また厚さの下
限は設けない。なぜなら、本発明の構造体は拘束型制振
構造であるため、制振材シート層(II)は薄くともそ
の機能は発現し得るからである。本発明の制振材シート
の組成においては、前記組成物の他に、制振材としての
機能を損わず、また、車両等のフロアパネル等の形成時
の支障が無い限り成形性等の改良の目的で他の軟化剤を
始めカーボン等の補強剤、炭酸カルシウム、タルク、ク
レー、硫酸カルシウム等の無機充填剤、ハロゲン化合
物、酸化アンチモン、ホウ酸亜鉛水和物、水酸化アルミ
ニウム等の難燃剤、熱安定剤、滑剤、ブロッキンク防止
剤、着色剤、紫外線防止剤等を使用することができる。
さらに、耐久性を向上させるために、成形時の振動基板
への焼付時に支障が無い範囲で硫黄等の加硫剤などを添
加してもよい。本発明に係わる制振材シートの成形法は
特に限定されないが、一般的には、バンバリーミキサー
等による混練後、カレンダー等によりシート成形を行え
ばよい。
【0018】本発明の構造体に供される拘束材シート
(III)は制振材シート(II)の振動による変形を
拘束し、制振シートに剪断変形を作用させることにより
大きな損失係数を付与するとともに高い剛性も付与する
ものである。かかる、拘束材シートに供する材料は、弾
性率が高く、且つ車両用材料としての機能を損なわない
ものが好ましい。このような条件を満足する材料として
は、 ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、脂肪族系石油樹脂、
芳香族系石油樹脂、アルキルフェノール−アセチレン樹
脂、キシレン系樹脂、クマロンインデン系樹脂等の粘着
付与剤を含有する熱可塑性樹脂シートやブタジエンゴ
ム、スチレン-ブタジエンゴム等のゴムをベースポリマ
ーとした熱硬化性可塑物シートおよび鋼板、アルミニウ
ム板等の金属シートが好適である。粘着付与剤樹脂を含
有する熱可塑性樹脂シートは粘着付与剤樹脂の種類、含
有量で車両の使用状態である0〜60℃程度の温度範囲
で比較的高い弾性率を保有し、車両の塗装乾燥工程の温
度である120〜200℃程度の温度範囲で低粘度の溶
融物となり、スペーサー層(I)及び制振材シート層
(II)とともに複雑な凹凸形状に追従できるように材
料設計することが容易である。また、本拘束材シートの
厚さは特に限定されるものではなく、材料の種類によっ
ても好適な厚さは変わり得るが、ドアパネル等の垂直面
等に形成されるシートとして高温時の耐ズリ性等に影響
を与える重量を考慮するとスペーサー層(I)および制
振材シート層(II)と同様の観点から、樹脂製拘束材
シートの場合は0.5〜3mm程度、金属製拘束材の場
合は0.05〜1mm程度の範囲である。鋼板やアルミ
ニウムシートの金属製拘束材シートは、もともとの弾性
率が高い故、拘束材シートに適用することは好ましい特
性を保有している。
【0019】このような本発明に関する構造体の製造
は、スペーサーシート層(I)、制振材シート層(I
I)、拘束材シート層(III)の各層を個別に車両の
広面積振動基板上に貼付し、塗装乾燥工程等の加熱によ
り該基板、スペーサーシート層(I)、制振材シート層
(II)、拘束材シート層(III)を相互に融着およ
び発泡させてもよいし、予めスペーサーシート層
(I)、制振材シート層(II)、拘束材シート層(I
II)を積層させておいたものを塗装乾燥工程等の加熱
により該基板への融着および発泡等を図ってもよい。ま
た、勿論、スペーサーシート層(I)と制振材シート層
(II)、あるいは制振材シート層(II)と拘束材シ
ート層(III)の組み合わせでも構わない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係わる車
両用制振補強構造体は、車両のドアパネル、フロントパ
ネル、フェンダーパネル等の車両の比較的広い面積を有
する垂直の振動基板面に貼付し加熱により各層および基
板間を強固に固定させることができる。このようにして
得られる構造体は、下層に高い発泡倍率の緻密なセル構
造を持つ剛性のある耐熱性の良好なスペーサー付拘束型
制振補強構造であるため、広い温度範囲にわたって優れ
た制振機能と高い剛性も併せ持つ構造となり、車両の車
内騒音低減用材料として好適なばかりでなく、車両パネ
ルに堅牢性を付与し、断熱性にも優れた構造体となる。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例により説
明する。なお、試験に使用した材料及び試験方法は次の
とおりである。 (1)試験材料 振動基板:1.0mm厚さの鋼板 スペーサーシート 表1に示す配合比でスペーサー組成物をホバートミキサ
ーで20分間混合して作成した後、剥離紙上に所定の厚
さで塗布した。これを120℃で100秒間加熱し、セ
ミゲル化したシートを作成した。
【0022】
【表1】
【0023】 制振材シート 表2に示す配合比で制振材組成物をニーダーにて混練
後、さらにロール混練し、得られたロールシートをプレ
スにて所定の厚さとした。
【0024】
【表2】
【0025】 拘束材シート 表3に示す配合比で拘束材組成物を200℃のオートク
レーブ中で溶融、混合し、得られた混合物をホットプレ
スにて所定の厚さとした。
【0026】
【表3】
【0027】また、熱硬化性可塑物シートによる拘束材
シートの場合は表4に示す配合比のものをロールにて混
練し、所定の厚さにしたものを使用した。
【0028】
【表4】
【0029】さらに、表5に示す金属シートも拘束材シ
ートとして使用した。
【0030】
【表5】
【0031】(2)試験方法 構造体の加熱時の耐ズリ性 (1)で成形した未発泡セミゲル化したシート、制振材
シート、拘束材シート等を板厚1.0mmの鋼板の上に
載置し、表6に示すような実施例構造体、表7に示すよ
うな比較例構造体を作成した後、これを垂直に固定した
150℃、30分で加熱発泡させた場合の鋼板と発泡
体、制振材、拘束材の間で発生したズレの程度を次の基
準に従って求めた。なお、この試験に供した試験体の寸
法は70×110mmである。 ◎:ズレは1mm以内であり、初期貼付位置からのズレ
は殆どない。 ○:ズレは1〜2mmであり、若干のズレはあるものの
使用上問題はない。 △:ズレは2〜5mmであり、部位によっては使用上問
題を生じる可能性がある。 ×:ズレは5mm以上であり、使用上問題がある。 ××:完全に剥離。
【0032】
【表6】
【0033】
【表7】
【0034】 発泡倍率、発泡セル形状、セルの緻密
性 (1)で成形した未発泡セミゲル化したシート、制振材
シート、拘束材シート等を板厚1.0mmの鋼板の上に
載置し、表6、表7に示すような構造体を作成した後、
これを水平に固定し150℃、30分で加熱発泡させた
場合の発泡セルの形状と緻密性を次の基準により求め
た。 ◎:セルは均一で緻密、大部分は独立気泡である。 ○:セルは比較的均一で緻密、一部連続気泡がある。 △:セルは比較的不均一で粗い、大部分は連続気泡であ
る。 ×:セルは不均一で粗い、大部分は連続気泡である。 また,発泡倍率は発泡層全体の厚みをセミゲルシートの
厚みで除算して求めた。
【0035】 構造体の損失係数、剛性比 (1)で成形した未発泡セミゲル化したシート、制振材
シート、拘束材シート等を板厚1.0mmの鋼板の上に
載置し、表6、表7に示すような構造体を作成した後、
150℃、30分で加熱、発泡と各層間の接着を行な
い、試験構造体を作成した。この時の試験体寸法は30
×300mmであり、20℃、40℃、60℃の雰囲気
にて損失係数と剛性比を測定した。損失係数は機械イン
ピーダンスの共振点における半値幅から算出し、内挿法
により200Hzの損失係数を求めた。なお,測定周波
数範囲は1〜1000Hzである。剛性の算出は、振動
基板の剛性に対する比の形、即ち剛性比で次式により計
算した。
【0036】
【数1】 剛性比=(f0/f)2・{(m1+m2)/m1
【0037】ここで、f0 :複層構造体とした時の共振
周波数(Hz) f :鋼板単体のときの共振周波数(Hz) m1 :鋼板単体のときの面密度(kg/m2) m2 :複層構造体とした時の面密度(kg/m2) である。
【0038】(3)試験結果 実施例の試験結果を表8に、比較例の試験結果を表9に
示す。
【0039】
【表8】
【0040】
【表9】
【0041】表8及び表9に示すごとく、本願発明に係
る実施例1乃至実施例13に係る構造体はいずれも発泡
セル形状は均一で緻密であって大部分が独立気泡から構
成され、耐ズリ性もズレは殆ど認められず、防音性能
(損失係数)、剛性とも良好であるのに対し、比較例に
係る構造体では、比較例1及び2に係る構造体は前記の
性能の全てにおいて劣り、比較例3のものは防音性、比
較例4のものは剛性、比較例5乃至比較例8に係る構造
体はいずれも耐ズリ性に各著しく劣るという問題があ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 風間 重徳 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 三国 隆光 神奈川県川崎市川崎区夜光一丁目2番1 号 日本ゼオン株式会社 研究開発セン ター内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 B62D 29/04 F16F 15/00 - 15/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両における振動基板上に積層される発
    泡性熱硬化樹脂シートよりなるスペーサー層(I)と該
    スペーサー層上に積層される制振材シート層(II)お
    よび該制振材層上に積層される拘束材シート層(II
    I)の三層より構成されるものであって、スペーサー層
    (I)が発泡することを特徴とする車両用制振補強構造
    体において、スペーサー層(I)が、(A)1分子中
    に1個以上のエポキシ基を含む液状エポキシ樹脂100
    重量部当たり、(B)平均粒子径が300μm以下のメ
    タアクリル系樹脂10〜200重量部、(C)エポキシ
    樹脂用硬化剤0.5〜20重量部、(D)分解ガス発生
    温度が100〜220℃の発泡剤0.5〜20重量部お
    よび(E)界面活性剤0.05〜5重量部からなり、前
    記発泡剤(D)の分解ガス発生温度以下で加熱すること
    によりセミゲル化されたシートであり、制振材シート
    層(II)がブチルゴム100重量部に対して、20℃
    における粘度が103〜105cpsの粘着付与剤を10
    〜100重量部を少なくとも添加してなることを特徴と
    する車両用制振補強構造体。
  2. 【請求項2】 前記拘束材シート層(III)が粘着付
    与剤樹脂シート、熱硬化性可塑物シート又は金属シート
    のいずれかであることを特徴とする請求項1記載の車両
    用制振補強構造体。
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