JP3183067U - 自転車用フロントチャイルドシート用ポンチョ - Google Patents
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Abstract
【課題】子供用の雨具であるポンチョに関し、特に自転車のハンドルに装着されるフロントチャイルドシートにおいて使用するポンチョを提供する。
【解決手段】フロントチャイルドシートの下端から上端までのほぼ全体を覆う上下が開放された筒状でシート状の防水性を有する下部カバー11とこの下部カバー11の上側でかつ前側で連結され下部カバー11の上部開口部を上方において閉じるためのシート状の防水性を上部カバー10を開放してフロントチャイルドシートに子供を着座させて使用する際の自転車用フロントチャイルドシート用ポンチョAであって、ポンチョ本体2の内側前部にポンチョ側前面ファスナー3、3Aが、ポンチョ本体2の内側後部に後面ファスナーの設けられた留めベルトが縫製部で構成されることにより、前記上部カバー10及び下部カバー11に保持固定するための保持手段を設けた。
【選択図】図5
【解決手段】フロントチャイルドシートの下端から上端までのほぼ全体を覆う上下が開放された筒状でシート状の防水性を有する下部カバー11とこの下部カバー11の上側でかつ前側で連結され下部カバー11の上部開口部を上方において閉じるためのシート状の防水性を上部カバー10を開放してフロントチャイルドシートに子供を着座させて使用する際の自転車用フロントチャイルドシート用ポンチョAであって、ポンチョ本体2の内側前部にポンチョ側前面ファスナー3、3Aが、ポンチョ本体2の内側後部に後面ファスナーの設けられた留めベルトが縫製部で構成されることにより、前記上部カバー10及び下部カバー11に保持固定するための保持手段を設けた。
【選択図】図5
Description
本考案は、子供用の雨具であるポンチョに関し、特に自転車のハンドルに装着されるフロントチャイルドシートにおいて使用するポンチョに関するものである。
従来、ポンチョとしては防水加工が施された着衣式雨具の一種として頭にフードが有り、顔だけを出すものが知られている。
一方、従来のポンチョを子供に着用させて自転車用フロントチャイルドシートに着座させ使用するとポンチョから出ている足元等が雨に濡れてしまうことが有った。
なお、自転車のハンドルに装着されるフロントチャイルドシートの下端から上端までのほぼ全体を覆う上下が開放された筒状でシート状の防水性を有する下部カバーとこの下部カバーの上側でかつ前側で連結された下部カバーの上部開口部を上方において閉じるためのシート状の防水性を有する上部カバーを開放してフロントチャイルドシートに子供を着座させて使用するフロントチャイルドシート用の防寒・防雨カバーが知られている。
実用新案登録出願2004年第007706号
上記先行技術文献1に示された実用新案のカバーでは、チャイルドシートに子供を着座させて使用する場合において、上部カバーの閉塞部を着座している子供の首から下の前側上半身を覆うための前掛けとなる長さに設定し、該閉塞部に子供の首にまわして該閉塞部を子供に固定するための紐を備えさせて防寒・防雨用としていた。
しかしながらこれでは雨や風、寒さ等が上部カバーと子供の間の隙間から簡単に入るという欠点が有った。
又、装着にも手間がかかり、チャイルドシートから子供を降ろした際に雨等が降っていると傘等他の雨具が必要となる問題点も有った。
もちろん、カッパやポンチョ等の市販のものを着用させて着座させることも可能であるが、その際も先のように上部カバーと雨具を着用した子供との間の隙間から雨や風、寒さ等が進入するという欠点が有った。
上記課題を解決するために本考案は、自転車のハンドルに装着されるフロントチャイルドシート(17)の下端から上端までのほぼ全体を覆う上下が開放された筒状でシート状の防水性を有する下部カバー(11)とこの下部カバー(11)の上側でかつ前側で連結され下部カバー(11)の上部開口部(18)を上方において閉じるためのシート状の防水性を有する上部カバー(10)を開放してフロントチャイルドシート(17)に子供を着座させて使用する際の自転車用フロントチャイルドシート用ポンチョ(A)であって、ポンチョ本体(2)の内側前部にポンチョ側前面ファスナー(3)、(3A)が、ポンチョ本体(2)の内側後部に後面ファスナー(6)の設けられた留めベルト(4)が縫製部(5)で構成されることにより、前記上部カバー(10)及び下部カバー(11)に保持固定するための保持手段を設けていることを特徴としている。
更に、前記保持手段が、上部カバー(10)側に設けられた前面ファスナー(12)、(12A)と下部カバー後面(16)に設けられたベルト通し(15)においてそれぞれポンチョ側前面ファスナー(3)、(3A)と、ポンチョ側後面ファスナー(6)の設けられた留めベルト(4)によって保持固定させることを特徴としている。
又、前記保持手段であるポンチョ側前面ファスナー(3)、(3A)が、ホック又はボタンによって上部カバー(10)に保持固定されることを特徴としている。
本考案の自転車用フロントチャイルドシート用ポンチョは、以上のような構成であるため、ポンチョを着用したまま着座させ、ポンチョ側前面ファスナーによって上部カバー側面ファスナーと簡単に装着出来、更に後面ファスナーの設けられた留めベルトも下部カバー後面に設けられたベルト通しに通して保持固定するだけなので簡単に脱着が出来るものとなる。
もちろん本考案の自転車用フロントチャイルドシート用ポンチョは、前記保持手段により上部カバー及び下部カバーの外側を覆う形となるため、雨や寒さ、風等の進入する隙間が無く装着出来る優れたものとなる。
又、雨等が降っている際に自転車から降りて着用していても市販の通常のポンチョと見栄えもほとんど変わらず同様に使用出来る優れたものとなる。
本考案における自転車用フロントチャイルドシート用ポンチョの大きさ、形状、デザイン、材質、製造方法等は特に限定されないが、防水性のあるシート状の大量生産の出来る縫製品が好ましい。
以下、本考案の一実施例を図1、図2、図3、図4、図5及び図6で説明するが、これによって本考案は何ら限定されるものではない。
図1は、本考案の自転車用フロントチャイルドシート用ポンチョ(A)を子供に着用させ、前から見た状態を示しており、フード(1)の開口部から子供の顔(B)が出ている。そして、ポンチョ側前面ファスナー(3)、(3A)が複数個、縫製の手段によって一体化されている。もちろん接着剤によって一体化しても良い。又、その形状も矩形に限らず円形や多角形等としても良い。これらは自転車用フロントチャイルドシート用ポンチョ(A)の内側に設けられている。
図2は、本考案の図1の状態を後面から見た図を示し、ポンチョ本体(2)の内側後部にポンチョ側の後面ファスナー(6)の設けられた留めベルト(4)が縫製部(5)でほぼポンチョ本体(2)の中央に構成されている。この留めベルト(4)が、下部カバー後面(16)に設けられたベルト通し(15)に通されて前記後面ファスナー(16)によりリング状となり保持固定されることとなる。
図3は、考案の自転車用フロントチャイルドシート用ポンチョ(A)を装着する直前のハンドルのグリップ(14)及びグリップ(14A)の間に設置されたフロントチャイルドシート(17)にゴム体(13)を使用して下部カバー(11)の下端開口部を閉じ、一方でこの下部カバー(11)の上側でかつ前側で連結された下部カバー(11)の上部開口部(18)を上部カバー(10)後側よりまるめて着座部を設けた状態を示しており、その際に本考案の自転車用フロントチャイルドシート用ポンチョ(A)のポンチョ側前面ファスナー(3)、(3A)と面ファスナーで保持固定出来るように上部カバー側面ファスナー(12)、(12A)が上部カバー(10)の上面に来るように位置決め設置しておく。
図4は、本考案の自転車用フロントチャイルドシート用ポンチョ(A)を装着する上部カバー(10)及び下部カバー(11)を背面から見た図を示し、下部カバー後面(16)のほぼ中央にベルト通し(15)が縫製の手段によって両サイド縫い付けられている。
図5は、本考案の自転車用フロントチャイルドシート用ポンチョ(A)を子供に着用させてハンドルのグリップ(14)とグリップ(14A)の間に装着したフロントチャイルドシート(17)に着座させ上部カバー(10)に設けられた上部カバー側面ファスナー(12)、(12A)とポンチョ側面ファスナー(3)、(3A)によって保持固定されている状態を示しており、フード(1)を被った子供の顏(B)が見え、着座している状態がわかる。
図6は、図5の状態を後面から見た図を示し、フード(1)を被った子供が着座しており、その際下部カバー後面(16)のほぼ中央に設けられたベルト通し(15)に自転車用フロントチャイルドシート用ポンチョ(A)の内側に設けられた留めベルト(4)を通して後面ファスナー(16)の手段によって保持固定され、自転車用フロントチャイルドシート用ポンチョ(A)の裾が上部カバー(10)及び下部カバー(11)の外に広がっている状態がわかる。これによって雨や風、寒さ等が着座した際の開口部の子供との隙間から進入することのない優れたものになることがわかる。
なお、本考案に係る保持手段であるポンチョ側前面ファスナー(3)、(3A)及び上部カバー(10)に設けられた上部カバー側面ファスナー(12)、(12A)が面ファスナーではなく、ホック又はボタンの手段によって保持固定されても良いが、雨降り等の状況を鑑みると面ファスナーが操作性も良く簡便に用いられる。
A 自転車用フロントチャイルドシート用ポンチョ
B 子供の顔
1 フード
2 ポンチョ本体
3、3A ポンチョ側前面ファスナー
4 留めベルト
5 縫製部
6 ポンチョ側後面ファスナー
10 上部カバー
11 下部カバー
12、12A 上部カバー側面ファスナー
13 ゴム体
14、14A グリップ(ハンドル部)
15 ベルト通し
16 下部カバー後面
17 フロントチャイルドシート
18 上部開口部
B 子供の顔
1 フード
2 ポンチョ本体
3、3A ポンチョ側前面ファスナー
4 留めベルト
5 縫製部
6 ポンチョ側後面ファスナー
10 上部カバー
11 下部カバー
12、12A 上部カバー側面ファスナー
13 ゴム体
14、14A グリップ(ハンドル部)
15 ベルト通し
16 下部カバー後面
17 フロントチャイルドシート
18 上部開口部
Claims (3)
- 自転車のハンドルに装着されるフロントチャイルドシート(17)の下端から上端までのほぼ全体を覆う上下が開放された筒状でシート状の防水性を有する下部カバー(11)とこの下部カバー(11)の上側でかつ前側で連結され下部カバー(11)の上部開口部(18)を上方において閉じるためのシート状の防水性を有する上部カバー(10)を開放してフロントチャイルドシート(17)に子供を着座させて使用する際の自転車用フロントチャイルドシート用ポンチョ(A)であって、ポンチョ本体(2)の内側前部にポンチョ側前面ファスナー(3)、(3A)が、ポンチョ本体(2)の内側後部に後面ファスナー(6)の設けられた留めベルト(4)が縫製部(5)で構成されることにより、前記上部カバー(10)及び下部カバー(11)に保持固定するための保持手段を設けていることを特徴とする自転車用フロントチャイルドシート用ポンチョ(A)。
- 前記保持手段が、上部カバー(10)側に設けられた前面ファスナー(12)、(12A)と下部カバー後面(16)に設けられたベルト通し(15)においてそれぞれポンチョ側前面ファスナー(3)、(3A)と、ポンチョ側後面ファスナー(6)の設けられた留めベルト(4)によって保持固定させることを特徴とする請求項1記載の自転車用フロントチャイルドシート用ポンチョ(A)。
- 前記保持手段であるポンチョ側前面ファスナー(3)、(3A)が、ホック又はボタンによって上部カバー(10)に保持固定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の自転車用フロントチャイルドシート用ポンチョ(A)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013000882U JP3183067U (ja) | 2013-01-30 | 2013-01-30 | 自転車用フロントチャイルドシート用ポンチョ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013000882U JP3183067U (ja) | 2013-01-30 | 2013-01-30 | 自転車用フロントチャイルドシート用ポンチョ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3183067U true JP3183067U (ja) | 2013-04-25 |
Family
ID=50427068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013000882U Expired - Fee Related JP3183067U (ja) | 2013-01-30 | 2013-01-30 | 自転車用フロントチャイルドシート用ポンチョ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3183067U (ja) |
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2013
- 2013-01-30 JP JP2013000882U patent/JP3183067U/ja not_active Expired - Fee Related
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