JP3182586B2 - ソイルセメント合成杭の造成方法 - Google Patents

ソイルセメント合成杭の造成方法

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JP3182586B2
JP3182586B2 JP13621592A JP13621592A JP3182586B2 JP 3182586 B2 JP3182586 B2 JP 3182586B2 JP 13621592 A JP13621592 A JP 13621592A JP 13621592 A JP13621592 A JP 13621592A JP 3182586 B2 JP3182586 B2 JP 3182586B2
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設関係の基礎工事に
適用されるソイルセメント合成杭の造成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ソイルセメント合成杭の造成方法
については特願平2−316532号が出願されてい
る。図8〜図13は上記ソイルセメント合成杭の造成方
法の施工順序を示す断面図である。先ず、図8に示すよ
うに掘削・撹拌ロッド1の先端部付近からセメントミル
ク等の固化材を注入しながら削孔10する。前記掘削・
撹拌ロッド1は、掘削と撹拌の作用をするもので、ロッ
ド1aは中空で、その中空内は固化材の流路になってお
り、その先端部には、ビット3、撹拌翼4が設けられて
おり、その上部に掘削孔径より大きな径の共まわり防止
装置5が設けられており、この共まわり防止装置5は、
ボス6を介して回転自在に設けられている。前記ロッド
1aの先端部付近、例えばビット3の適所には固化材の
吐出孔(図示せず)が設けられ、前記ロッド1a内の流
路と連結し、固化材が噴出できるようになっている。従
って、掘削・撹拌ロッド1に回転と押圧力(給進力)を
与えると、ビット3で掘削され、撹拌翼4及び共まわり
防止装置5で撹拌されるから、削孔内は、地盤土壌と固
化材とが撹拌,混合されソイルセメント2a化されつつ
削孔10される。
【0003】次いで、所定深度まで削孔10したら削孔
を停止し、図9に示すように、固化材の注入を、固化後
の圧縮強度がそれまでに注入した固化材よりも比較的大
きな固化材に切り替え、削孔底部をその固化材2bで充
満させる、但し削孔底部の根固めに必要な距離だけ強度
が比較的大きな固化材を注入しつつ削孔してもよい。然
る後、掘削・撹拌ロッド1を回転させながら引き揚げ
る。
【0004】すると、図10に示すように削孔底部は、
固化後の圧縮強度が比較的大きな固化材2bで充満さ
れ、他はソイルセメント2a化された削孔10が形成さ
れる。その後、図11に示すようにその下端外周面にス
パイラル翼121を有する中空管11を、回転させつつ
必要に応じて下方に圧力をかけ、前記削孔10内に埋設
する。前記中空管11のスパイラル翼121は、所定幅
を有し略一周以上になるように取り付けられている。こ
のスパイラル翼121は、一枚でも複数枚でもよく、そ
の一枚は一周以上でなく一周以下の所定長さでもよい。
【0005】また、杭全長に対して多段に取り付けても
よい。前記中空管11は、削孔10底部の固化後の圧縮
強度が比較的大きな固化材2bの部分に到達させて埋設
する。長さが不足する場合(この場合がほとんどである
が)には、図12に示すように、中空管12を接続し埋
設する。この接続は、下方の中空管11をクランプ装置
13等で支持し、その上方に中空管12を同心的にネジ
結合や溶着で接続する。しかして、図13に示すよう
に、削孔10内のソイルセメント柱2a,2bの中に中
空管11,12が埋設された状態となり、ソイルセメン
ト合成杭の造成が完了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記従来の
工法で施工されたセメント合成杭はプレボーリングと称
される工法で実施されている。すなわち、ソイルセメン
ト柱に後から中空管(杭)11が沈設されているので、
中空管11の鉛直精度が悪く、心ずれをおこしていた。
【0007】また、地震発生時には建物や構築物の杭の
頭部に水平力による曲げモーメントが発生するので、図
12,図13の中空管(杭)12に鎖線で示すように、
中空管内部にコンクリートによるライナーを付加したS
C杭を用いることが従来行われていたが、このSC杭は
外径に比較して内径が小さいので、杭中空部にオーガー
ロッドを挿入して、杭とオーガーロッドとを同時に給進
する中掘り工法はオーガーロッドが挿入できず施工でき
なかった。
【0008】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
ので、鉛直精度のよい中掘り工法とプレボーリング工法
とを併用することにより、杭の最上部にSC杭を配設す
ることのできるセメント合成杭の造成方法を提供するも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のソイルセメント
杭の造成方法は、オーガーはオーガーロッドの途中に少
なくとも1個のスタビライザが回転自在に遊嵌され、前
記オーガーロッドの先端に掘削翼が、その上段に攪拌翼
及び共回り防止翼が配設され、前記掘削翼と攪拌翼とは
それぞれオーガーロッドに固着された支持部材に枢軸に
より枢着され、前記共回り防止翼は支持部材を介してオ
ーガーロッドに回転自在に遊嵌されると共に、支持部材
に枢軸により枢着され、前記掘削翼、攪拌翼及び共回り
防止翼はそれぞれ支持部材に枢軸とシャーピンにより拡
開状態に保持されており、前記オーガーを地上で準備
し、別途に準備した、所定幅の少なくとも一枚のスパイ
ラル翼を少なくとも下端部外周に有し、該スパイラル翼
が所定長さ以上巻回されている鋼管杭の下端より前記掘
削翼、攪拌翼及び共回り防止翼を鋼管杭下端より先行さ
せた状態でオーガーロッドを前記鋼管杭内に挿入する工
程と、オーガーロッドと鋼管杭上端をそれぞれ作業機に
把持させ、オーガーと鋼管杭をそれぞれ回転させつつ、
同時にオーガー先端からスラリー状の固化材を吐出しつ
つ、所定本数の鋼管杭を継ぎ足しながら地盤の所定深度
まで給進する工程と、次に、鋼管杭の回転と給進を停止
し、オーガーのみを回転させつつ、同時にオーガー先端
からスラリー状の固化材を吐出しつつ、オーガーのみを
鋼管杭の上端に継ぎ足すSC杭の長さを見込んで所定距
離だけ給進する工程と、次に、固化材の吐出を、それま
でに吐出した固化材よりも圧縮強度が大きなスラリー状
の固化材に切り替え、削孔底部の根固め部をその固化材
で充満する工程と、次に、鋼管杭上端を地上部で固定
し、オーガーを引き揚げて前記シャーピンを切断し、共
回り防止翼、攪拌翼及び掘削翼を鋼管杭内に縮閉すると
共にオーガーを地上に引き揚げる工程と、次に、上端が
地上で固定された鋼管杭に、SC杭を継ぎ足す工程と、
次に、鋼管杭の地上での固定を解き、SC杭上端を作業
機で把持して回転・給進しながら前記根固め部内に先端
のスパイラル翼部を挿入する工程とよりなるものであ
る。
【0010】さらに、本発明のソイルセメント合成杭の
造成方法は、オーガーはオーガーロッドの途中に少なく
とも1個のスタビライザーが回転自在に遊嵌され、前記
オーガーロッドの先端に掘削翼が、その上段に攪拌翼及
び共回り防止翼が配設され、前記掘削翼と攪拌翼とはそ
れぞれオーガーロッドに固着された支持部材に枢軸によ
り枢着され、前記共回り防止翼は支持部材を介してオー
ガーロッドに回転自在に遊嵌されると共に、支持部材に
枢軸により枢着され、前記掘削翼、攪拌翼及び共回り防
止翼はそれぞれ支持部材に枢軸とシャーピンにより拡開
状態に保持されており、前記オーガーを地上で準備し、
別途に準備した、所定幅の少なくとも一枚のスパイラル
翼を少なくとも下端外周に有し、該スパイラル翼が所
定長さ以上巻回されている鋼管杭の下端より前記掘削
翼、攪拌翼及び共回り防止翼を鋼管杭下端より先行させ
た状態でオーガーロッドを前記鋼管杭内に挿入する工程
と、オーガーロッドと鋼管杭上端をそれぞれ作業機に把
持させ、オーガーと鋼管杭をそれぞれ回転させつつ、同
時にオーガー先端からスラリー状の固化材を吐出しつ
つ、所定本数の鋼管杭を継ぎ足しながら地盤の所定深度
まで給進する工程と、次に、鋼管杭の給進を停止し、オ
ーガーのみを回転させつつ、同時にオーガー先端からス
ラリー状の固化材を吐出しつつ、オーガーのみを鋼管杭
の上端に継ぎ足すSC杭の長さを見込んで所定距離でか
削孔底部の根固め部の距離だけ浅い所定距離だけ給進
する工程と、次に、固化材の吐出を、それまでに吐出し
た固化材よりも圧縮強度が大きなスラリー状固化材の
切り替え、オーガー先端からその固化材を吐出しつつ、
オーガーのみを削孔底部の根固め部の距離だけ回転・給
進する工程と、次に、鋼管杭上端を地上部で固定し、オ
ーガーを引き揚げて前記シャーピンを切断し、共回り防
止翼、攪拌翼及び掘削翼を鋼管杭内に縮閉すると共にオ
ーガーを地上に引き揚げる工程と、次に、上端が地上で
固定された鋼管杭に、SC杭を継ぎ足す工程と、次に、
鋼管杭の地上での固定を解き、SC杭上端を作業機で把
持して回転・給進しながら前記根固め部内に先端のスパ
イラル翼部を挿入する工程とよりなるものである。
【0011】
【作用】オーガーを杭から抜き出すときには、最上部に
SC杭が継ぎ足していないので、オーガーを抜くことが
できる。
【0012】
【実施例】以下、添付図に基づいて本発明の実施例を詳
細に説明する。図1〜図7は本発明の一実施例の施工順
序を示す2分の1断面図である。図において、20はオ
ーガーで、このオーガー20はオーガー軸21と、この
途中に遊嵌されたスタビライザ22と、軸先端に装着さ
れた掘削翼23と、この上段に固着された撹拌翼24
と、さらにこの上段に回転自在に遊嵌された共回り防止
翼25とから構成されている。
【0013】掘削翼23にはビット23aが固着され、
撹拌翼24の外径は掘削翼23の外径と略同一でかつ鋼
管杭外径より少し大径である。共回り防止翼25の外径
は掘削翼23より大径に形成され、掘削中は掘削翼23
で掘削された削孔壁から外側の原地盤中に食い込むの
で、掘削翼23と撹拌翼24とが回転しても共回り防止
翼25は回転しないようになっている。
【0014】図では撹拌翼24の上段に共回り防止翼2
5が設けられているが、撹拌翼24と共回り防止翼25
の位置を入れ替えてもよい。前記共回り防止翼25は、
掘削翼23で掘削されて生じた大きな土塊を破砕するも
ので、掘削翼23や撹拌翼24と共に回転している大き
な土塊が回転していない共回り防止翼に当たり、掘削翼
23や撹拌翼24との間で剪断されて破砕され、固化材
と地盤との均一な混練を可能にする。23b,24b,
25bは、それぞれ掘削翼23,攪拌翼24,共回り防
止翼25を枢支するボルトで、支持部材に枢着されてい
る。
【0015】前記掘削翼23,撹拌翼24及び共回り防
止翼25は前記ボルト23b,24b,25bで下方向
回動自在に枢支されると共に、図示しないシャーピンで
それぞれ下方向に回動しないように規制されている。2
2はスタビライザでオーガーロッド21の途中に複数組
遊嵌されており、挿通すべき鋼管杭(図の符号31,3
2)の内側に摺接するようになっている。スタビライザ
22は掘削中の鋼管杭の芯振れを防止すると共にオーガ
ロッド21の屈曲を防止するものである。
【0016】鋼管杭31の下端部外周には所定幅の少な
くとも一枚のスパイラル翼31aを有し、該スパイラル
翼31aは所定長さ以上巻回されている。前記スパイラ
ル翼は鋼管杭31に複数設けてもよいし、その上部に継
ぎ足される鋼管杭にも設けてよい。
【0017】以下に、施工順序について説明する。先
ず、拡開状態のオーガー20を地上で鋼管杭31にセッ
トする。掘削翼23,撹拌翼24及び共回り防止翼25
を鋼管杭31下端から先行させた状態でオーガーロッド
21が鋼管杭31内に挿通される。
【0018】次ぎに、図示しない作業機でオーガーロッ
ド21と鋼管杭31のそれぞれの上端を把持し、図1,
図2に示すようにオーガー20と鋼管杭31をそれぞれ
互いに逆方向または同一方向に回転させつつ、同時にオ
ーガーロッド21先端の吐出口(図示せず)からスラリ
ー状の固化材を吐出し、地盤中を掘削翼23で削孔す
る。掘削翼23で掘削された地盤の土塊は共回り防止翼
25で破砕され、撹拌翼24で撹拌されつつ、吐出口か
ら吐出する固化材と混合される。
【0019】図2に示すように鋼管杭31の1本分が給
進されたら、次に図3に示すように鋼管杭32及びオー
ガーロッド21をそれぞれ1本継ぎ足す。次に、図4に
示すように継ぎ足した1本分を固化材を注入しつつ削孔
し、図示しないが引き続き鋼管杭を順次継ぎ足して所定
深度まで固化材を注入しつつ削孔する。所定深度まで掘
削翼23先端が到達した時点で鋼管杭32の給進を停止
し、オーガー20を回転させつつ、同時にオーガー先端
からスラリー状の固化材を吐出しつつ、オーガーを所定
の距離だけ給進する。次に、固化材の吐出を固化後の圧
縮強度がそれまで注入した固化材より大きいスラリー状
固化材に切り替えて削孔底部をその固化材で充満して根
固め部40を形成する。この場合オーガー20は給進し
ないが回転させた方がよい。この工程を根固め工程と称
す。
【0020】前記根固め工程の変わりに、図4に示され
た所定深度よりも削孔底部の根固め部40の距離だけ浅
い地盤の深度まで削孔した後、それまで注入した固化材
よりも固化後の圧縮強度が大きな固化材に切り替え、前
記削孔底部の根固め部40の距離だけ固化材を注入しつ
つ所定深度まで削孔することもできる。
【0021】尚、この場合、所定深度よりも削孔底部の
根固め部40の距離だけ浅い地盤の深度まで削孔した
後、それまで注入した固化材よりも固化後の圧縮強度が
大きな固化材に切り替え、オーガー20を削孔底部の根
固め部の距離40(以下根固め距離と称す)だけ固化材
を注入しつつ回転・給進して所定深度まで到達し、次に
固化材は注入せずオーガーロッド21を回転させつつ根
固め距離だけオーガーロッド21を上下させて再撹拌を
行うこともできる。
【0022】次に、図5に示すように鋼管杭32上端を
地上のクランプ装置50で固定し、オーガー20を地上
へ引き揚げる。この場合引き揚げる途中で共回り防止翼
25,撹拌翼24,掘削翼23が順次鋼管杭31の下端
に当たって図示しないシャーピンが順次剪断されるの
で、共回り防止翼25,撹拌翼24及び掘削翼23はこ
れ等を枢支するボルト23b,24b,25bを軸とし
て下方に折り畳まれて鋼管杭31,32内を上昇する。
【0023】次に、図6に示すように地上で上端が固定
された鋼管杭32の上方にSC杭33を継ぎ足す。
【0024】次に図7に示すように鋼管杭32の地上で
の固定を解き、SC杭33上端を図示しない作業機で把
持させて回転・給進させながら先端を根固め部40内に
沈設する。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば下記のごとき効果を奏する。 (1)本発明の造成方法によるソイルセメント合成杭は
SC杭1本分を除きその下方の鋼管杭は中掘り工法によ
り施工され、さらにこの鋼管杭の中に挿通した状態でオ
ーガー先端からスラリー状の固化材を吐出しつつ、オー
ガーのみを鋼管杭の上端に継ぎ足すSC杭の長さを見込
んで所定距離だけ給進されているので、鉛直精度がよ
く、さらに芯ずれがない。
【0026】(2)最上部にSC杭が用いてあるので、
地震発生時の水平力による曲げモーメントに強い。 (3)鋼管杭の先端部に取付けたスパイラル翼により施
工時のソイルセメントを鋼管杭の外周部に引き込むこと
ができる。従って、排土が杭外周を通って地上に排出さ
れるため、鋼管杭の中空部を通ることにより発生する杭
頭部からの排土による飛散が無く、施工現場を汚すこと
がない。 (4)杭先端のスパイラル翼により、杭先端部の実質的
面積が拡大されるため、鋼管杭が大きな支持力を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の施工順序を示す2分の1断
面図である。
【図2】本発明の一実施例の施工順序を示す2分の1断
面図である。
【図3】本発明の一実施例の施工順序を示す2分の1断
面図である。
【図4】本発明の一実施例の施工順序を示す2分の1断
面図である。
【図5】本発明の一実施例の施工順序を示す2分の1断
面図である。
【図6】本発明の一実施例の施工順序を示す2分の1断
面図である。
【図7】本発明の一実施例の施工順序を示す2分の1断
面図である。
【図8】従来のソイルセメント合成杭の造成方法の施工
順序を示す断面図である。
【図9】従来のソイルセメント合成杭の造成方法の施工
順序を示す断面図である。
【図10】従来のソイルセメント合成杭の造成方法の施
工順序を示す断面図である。
【図11】従来のソイルセメント合成杭の造成方法の施
工順序を示す断面図である。
【図12】従来のソイルセメント合成杭の造成方法の施
工順序を示す断面図である。
【図13】従来のソイルセメント合成杭の造成方法の施
工順序を示す断面図である。
【符号の説明】
20 オーガー 21 オーガーロッド 22 スタビライザ 23 掘削翼 24 撹拌翼 25 共回り防止翼 23b,24b,25b ボルト 31,32 鋼管杭 31a スパイラル翼 33 SC杭 40 根固め部 50 クランプ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 7/00 E02D 3/12 102 E02D 5/62

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記工程より成るソイルセメント合成杭
    の造成方法。 (A)オーガーはオーガーロッドの途中に少なくとも1
    個のスタビライザーが回転自在に遊嵌され、前記オーガ
    ーロッドの先端に掘削翼が、その上段に攪拌翼及び共回
    り防止翼が配設され、前記掘削翼と攪拌翼とはそれぞれ
    オーガーロッドに固着された支持部材に枢軸により枢着
    され、前記共回り防止翼は支持部材を介してオーガーロ
    ッドに回転自在に遊嵌されると共に、支持部材に枢軸に
    より枢着され、前記掘削翼、攪拌翼及び共回り防止翼は
    それぞれ支持部材に枢軸とシャーピンにより拡開状態に
    保持されており、前記オーガーを地上で準備し、別途に
    準備した、所定幅の少なくとも一枚のスパイラル翼を少
    なくとも下端部外周に有し、該スパイラル翼が所定長さ
    以上巻回されている鋼管杭の下端より前記掘削翼、攪拌
    翼及び共回り防止翼を鋼管杭下端より先行させた状態で
    オーガーロッドを前記鋼管杭内に挿入する工程 (B)オーガーロッドと鋼管杭上端をそれぞれ作業機に
    把持させ、オーガーと鋼管杭をそれぞれ回転させつつ、
    同時にオーガー先端からスラリー状の固化材を吐出しつ
    つ、所定本数の鋼管杭を継ぎ足しながら地盤の所定深度
    まで給進する工程 (C)次に、鋼管杭の回転と給進を停止し、オーガーの
    みを回転させつつ、同時にオーガー先端からスラリー状
    の固化材を吐出しつつ、オーガーのみを鋼管杭の上端に
    継ぎ足すSC杭の長さを見込んで所定距離だけ給進する
    工程 (D)次に、固化材の吐出を、それまでに吐出した固化
    材よりも圧縮強度が大きなスラリー状の固化材に切り替
    え、削孔底部の根固め部をその固化材で充満する工程 (E)次に、鋼管杭上端を地上部で固定し、オーガーを
    引き揚げて前記シャーピンを切断し、共回り防止翼、攪
    拌翼及び掘削翼を鋼管杭内に縮閉すると共にオーガーを
    地上へ引き揚げる工程 (F)次に、上端が地上で固定された鋼管杭に、SC杭
    を継ぎ足す工程。 (G)次に、鋼管杭の地上での固定を解き、SC杭上端
    を作業機で把持して回転・給進しながら前記根固め部内
    先端のスパイラル翼部を挿入する工程
  2. 【請求項2】 下記工程より成るソイルセメント合成杭
    の造成方法。 (A)オーガーはオーガーロッドの途中に少なくとも1
    個のスタビライザが回転自在に遊嵌され、前記オーガー
    ロッドの先端に掘削翼が、その上段に攪拌翼及び共回り
    防止翼が配設され、前記掘削翼と攪拌翼とはそれぞれオ
    ーガーロッドに固着された支持部材に枢着され、前記共
    回り防止翼は支持部材を介してオーガーロッドに回転自
    在に遊嵌されると共に、支持部材に枢軸により枢着さ
    れ、前記掘削翼、攪拌翼及び共回り防止翼はそれぞれ支
    持部材に枢軸とシャーピンにより拡開状態に保持されて
    おり、前記オーガーを地上で準備し、別途に準備した、
    所定幅の少なくとも一枚のスパイラル翼を少なくとも下
    外周に有し、該スパイラル翼が所定長さ以上巻回さ
    れている鋼管杭の下端より前記掘削翼、攪拌翼及び共回
    り防止翼を鋼管杭下端より先行させた状態でオーガーロ
    ッドを前記鋼管杭内に挿入する工程 (B)オーガーロッドと鋼管杭上端をそれぞれ作業機に
    把持させ、オーガーと鋼管杭をそれぞれ回転させつつ、
    同時にオーガー先端からスラリー状の固化材を吐出しつ
    つ、所定本数の鋼管杭を継ぎ足しながら地盤の所定深度
    まで給進する工程 (C)次に、鋼管杭の回転と給進を停止し、オーガーの
    みを回転させつつ、同時にオーガー先端からスラリー状
    の固化材を吐出しつつ、オーガーのみを鋼管杭の上端に
    継ぎ足すSC杭の長さを見込んで所定距離でかつ削孔底
    部の根固め部の距離だけ浅い所定距離だけ給進する工程 (D)次に、固化材の吐出を、それまでに吐出した固化
    材よりも圧縮強度が大きなスラリー状固化材の切り替
    え、オーガー先端からその固化材を吐出しつつ、オーガ
    ーのみを削孔底部の根固め部の距離だけ回転・給進する
    工程 (E)次に、鋼管杭上端を地上部で固定し、オーガーを
    引き揚げて前記シャーピンを切断し、共回り防止翼、攪
    拌翼及び掘削翼を鋼管内に縮閉すると共にオーガーを地
    上へ引き揚げる工程 (F)次に、上端が地上で固定された鋼管杭に、SC杭
    を継ぎ足す工程 (G)次に、鋼管杭の地上での固定を解き、SC杭上端
    を作業機で把持して回転・給進しながら前記根固め部内
    先端のスパイラル翼部を挿入する工程
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