JP3181756U - スーツケースのハンドル定位構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドルの長さの調整、定位及び伸縮機能を具有するスーツケースのハンドル定位構造を提供する。
【解決手段】主に座体、スライド台及び推移部品で構成する。該座体の内部に横向きにスライド台を収納できる収納槽を形成し、座体の縦方向の挿入ルート内に、推移部品の台座の両サイドにある下向きに延伸するアームを挿入する。該スライド台の台座両サイドから傾斜して延伸するスライドルートを具有し、台座前方にあるストッパーブロックはハンドルの内棒の穴から伸びて、更に外棒の掛止穴内に挿入して掛止して定位し、台座後方に第一弾性部品を定位する。また、推移部品の台座底面に第二弾性部品を定位することで、台座後方から下に延伸するスライド部を可動的に座体の収納槽の反対側にあるガイドレールに掛止する。
【選択図】図2

Description

本考案はスーツケースのハンドル定位構造に関し、特に内棒にあるプッシュ部品を押すことで連動棒を駆動して推移部品を抵触し、且つ推移部品はアームの推移部がスライドルートに抵触することで、スライド台は座体の収納槽に向かって滑って変位する一方、ストッパーブロックが外棒の掛止穴から離れるため、長さの調整、定位及び伸縮機能を具有するスーツケースのハンドル定位構造に関する。
現代社会は目覚しく発展し、国民所得が高くなったために、人々の生活スタイルは変わりつつある。また、様々な交通手段が普及して便利になり、仕事だけでなく、休暇を過ごす或いは旅行へ出かけて娯楽を楽しむなど、乗り物に乗って各地を行き来するのがもはや大変頻繁に行われることとなっている。その際にはスーツケースを使って衣服や日常品、資料など、携帯する物品を収納する。
更に通常のツースケースの本体台座内部に物品を収納できるスペースを形成し、台座を覆うように蓋を設ける。また、台座及び蓋の底部に複数の車輪を設け、台座の背部には数段階に調節可能のハンドルを設けることで、長さの調整、定位及び伸縮機能を具有し、ユーザーがハンドルを引っ張ることにより、スーツケースが傾斜或いは直立した状態で、複数の車輪が地面を滑走するため、時間を節約できて楽である。ただ、従来技術のスーツケースのハンドル定位構造は、連動棒にある凸点が定位ピンのガイドスロット内で作動し、且つ定位ピンを駆動して伸縮の動作をさせる。このような連動棒の凸点は直接定位ピンのガイドスロット内で作動するため、連動棒に大きな力を入れたりすると、構造が破壊或いは折れたりするなど、全体構造が安定したものではない。
よって、上記ハンドル定位構造の欠点を改良したスーツケースハンドル構造の従来技術が案出された。図9、図10に示すのは、従来技術のスーツケースハンドル構造の立体分解図及び掛止本体の立体分解図である。図から分かるように、従来技術のスーツケースハンドル構造に外棒A、内棒B及び掛止本体Cを含み、該外棒Aの二つのフレームA1に複数の掛止穴A11を設ける。また、二つのフレームA1の内部はいずれも内棒BのフレームB1を通し、該フレームB1に掛止穴B11を設け、且つフレームB1の内部にプッシュ部品B2が駆動する連動棒B3を設ける。掛止本体Cはそれぞれ内棒BのフレームB1の内部に設置し、左側蓋C1、右側蓋C2、掛止部品C3、スプリングC4及びスプリングC6を套接する押し棒C5で構成する。該掛止部品C3の掛止棒C31は右側蓋C2の穴C21から伸びてから更に内棒B及び外棒AフレームB1、A1の掛止穴B11、A11に挿入して掛止して定位につく。
ユーザーが内棒Bのプッシュ部品B2を押して、連動棒B3を駆動して下方に変位する際、該連動棒B3の末端は押し棒C5に抵触し、且つ押し棒C5の底部にある斜面C51が掛止部品C3の頂部の凸縁C33の斜面C34に抵触すると、掛止部品C3の掛止棒C31は外棒Aの掛止穴A11の反対方向に変位し、掛止部品C3を押すことで、掛止棒C31の反対側にある溝C32に定位するスプリングC4が変形し、掛止部品C3の掛止棒C31は掛止穴A11から離脱するため、内棒Bを上下に位置調整するのに便利である。押し棒C5を用いて掛止部品C3を抵触して押すことにより、連動棒B3が直接掛止部品C3にて作動するために発生する構造の破壊或いは断裂する状況を避けることはできるが、掛止本体Cの左側蓋C1及び右側蓋C2はそれぞれ分かれて組立てて構成するため、製造するためには少なくとも二セット以上の金型が必要であり、金型設計の困難さ及びハイコストとなり、全体構造が比較的複雑且つ部品が多くなるため、組立が困難による時間短縮及びコストを有効的に抑えることができない。また、左側蓋C1及び右側蓋C2の間は嵌合して掛止する方法で結合して定位しているため、掛止部品C3が押し棒C5によって抵触して押される際、左側蓋C1は簡単に右側蓋C2から離脱するため、全体構造が作動時の安定性に影響を及ぼすため、更なる改善案が必要であった。
本考案の第1の目的は、ハンドルの長さの調整、定位及び伸縮機能を具有することを提供することにある。
本考案の第2の目的は、構造がシンプル且つ部品が比較的少なく、便利に組立、有効的に製造時間とコストを節約し、安定した構造且つ確実に定位につく構造を提供することにある。
本考案の第3の目的は、安定した構造、操作が簡単及び作動時の安定性のある構造を提供することにある。
上述の目的を解決するため、本考案はスーツケースのハンドル定位構造を提供するものである。本考案の第1の目的では、座体内部に横向きにスライド台を収納できる収納槽を形成する。座体の縦方向に挿入ルートを設け、中に推移部品の台座の両サイドから下向きに延伸するアームを挿入する。スライド台の台座の両サイドからスライドルートを傾斜して延伸することで、台座前方にあるストッパーブロックが内棒の穴から伸びて、更に外棒の掛止穴内に挿入し、掛止して定位する。また、台座の後方に第一弾性部品を定位し、推移部品の台座の底面に第二弾性部品を定位することで、台座後方にある下向きに延伸するスライド部が座体のガイドレールと掛止させる。内棒にあるプッシュ部品を押して連動棒を駆動し、推移部品を抵触して押すと、該二つのアームの内側にある推移部はスライドルートを抵触して押すことで、スライド台のストッパーブロックが外棒の掛止穴から離脱するため、長さの調整、定位及び伸縮機能を具有する。
本考案の第2の目的では、推移部品の台座の前方両サイドにあるアームは、それぞれ挿入ルート内に挿入し、且つ二つのアームの推移部の抵触面がスライド台の台座両サイドにあるスライドルートの傾斜面を抵触してスライドし、更に推移部品後方両サイドにあるスライド部は、ストッパーブロックを座体のガイドレールに抵触し、ストッパーブロックを介し、推移部品が座体の外に離脱するのを防止できる。当該座体の一体成形の構造設計により、構造がシンプル且つ部品が比較的少なく、便利に組立、有効的に製造時間とコストを節約し、組立後には安定した構造且つ確実に定位につく効果を持つ。
本考案の第3の目的では、ハンドルのプッシュ部品を押して連動棒を駆動して変位する際、該連動棒は推移部品を抵触して押し、且つ第二弾性部品を押し、更に二つのアームの内側にある推移部は、スライド台両サイドのスライドルートに抵触して押すことで、スライド台が座体の収納槽に向かってスライド変位する。また、第一弾性部品を押すことで、ストッパーブロックがバックして外棒の掛止穴から離れるため、片手で簡単にハンドルを上下に位置調整をすることができる。ハンドル調整する際、内棒をひっぱって座体を駆動し、外棒が伸びる或いは縮む動作をすることができ、ストッパーブロックが外棒の別の掛止穴に位置する際、第一弾性部品を介し、スライド台のストッパーブロックを外棒の当該掛止穴に挿入し、掛止して定位する状態を形成する。安定した構造、操作が簡単及び作動時の安定性のある効果を得る。
本考案は座体、スライド台及び推移部品の設置により、ハンドルの長さの調整、定位及び伸縮機能を具有し、部品が比較的少ないシンプルな構造であり、便利に組立、有効的に製造時間とコストを節約し、安定した構造且つ確実に定位につく構造である。
本考案の立体外観図である。 本考案の立体分解図である。 本考案の別の角度から見た立体分解図である。 本考案の側視断面図である。 本考案の最良実施例の立体外観図である。 本考案の最良実施例の立体分解図である。 本考案の最良実施例の作動時の側視断面図である。 本考案の最良実施例の作動後の側視断面図である。 従来技術のスーツケースハンドル構造の立体分解図である。 従来技術の掛止本体の立体分解図である。
本考案によるスーツケースのハンドル定位構造を明確に示すために図に沿って詳細な説明を行う。
図1、図2、図3及び図4に示すのは、本考案の立体外観図、立体分解図、別の角度から見た立体分解図及び側視断面図である。図から分かるように、本考案は座体1、スライド台2及び推移部品3を含む。
該座体1は中空の収納本体であり、該中空内部に横向きにスライド台2を収納できる収納槽11を形成する。該収納槽11の前方に開口111を形成し、該開口111に相対する別側の後方壁に一つの定位柱112を凸設する。該座体1の頂部に縦方向に収納槽11にまで連通する挿入ルート12を設け、且つ挿入ルート12と収納槽11は垂直に形成する。該挿入ルート12の左右両サイドから収納槽11の開口111に向けて、いずれも縦方向に貫通する切り込み121を設ける。挿入ルート12の後方中央処に定位柱122を凸設し、また座体1の収納槽11に相対する別サイドの後方に凹形状のガイドレール13を設ける。該ガイドレール13の側壁面に縦方向に少なくとも一つの収納槽11に連通するスライド槽131を設ける。該座体1の底部に突出する停止部14を設け、更に収納槽11と停止部14の間に横方向に貫通する固定穴15を設ける。
該スライド台2は台座21を具有し、該台座21の左右両サイドにいずれも下向きに傾斜して延伸する傾斜面2111を具有するスライドルート211があり、台座21の前方にストッパーブロック22を設け、該ストッパーブロック22の別側後方に制限溝212を凹設し、且つ該制限溝212内に第一弾性部品23を定位する。
該推移部品3は一つの台座31を具有し、該台座31の前方両サイドに下向きに延伸するアーム32を設け、且つ二つのアーム32の相対する内側に、いずれも下向きに傾斜して延伸する抵触面3211を具有する推移部321がある。該台座31の後方両サイドに少なくとも一つの下向きに延伸するスライド部33を設け、該スライド部33の末端にストッパーブロック331を形成する。また、台座31底面のアーム32とスライド部33の間に定位柱311を凸設し、更に定位柱311に第二弾性部品34を定位する。
本考案を組立てる際、まずスライド台2を開口111より横向きに座体1の収納槽11内に押入れ、且つ台座21の後方部にある第一弾性部品23を収納槽11内の壁面にある定位柱112に套設して定位する。推移部品3の台座31前方両サイドにあるアーム32はそれぞれ切り込み121に沿って、挿入ルート12内に挿入する。二つのアーム32の相対する内側にある推移部321の抵触面3211はスライド台2の台座21両サイドにあるスライドルート211の傾斜面2111を抵触してスライドし、更に推移部品3後方両サイドにあるスライド部33は、ストッパーブロック331を座体1のガイドレール13に抵触し、弾性変形及び元の位置に戻る過程を経て、スライド部33のストッパーブロック331を介し、可動的にガイドレール13のスライド槽131内に掛止し、スライド変位の距離を制限することで、有効的に推移部品3が座体から外れるのを防止できるほか、台座31の底面にある第二弾性部品34を座体1の頂部にある定位柱122に套設して定位を呈し、第二弾性部品34を介して、弾性的に座体1の頂部に抵触することにより、推移部品3は弾性的に元の位置に戻る機能を持つことができるため、座体1の一体成形の構造デザインは、一セットの金型のみ製造することができ、金型デザインを簡単にし、コストを下げることができる。全体構造がシンプル且つ部品が比較的少なく、便利に組立てることができ、有効的に組立時間とコストを節約し、組立後も構造が安定、組立がしっかりし、及び定位が確実である効果を得ることができる。
図5、図6、図7及び図8に示すのは、本考案の最良実施例の立体外観図、立体分解図、作動時の側視断面図及び作動後の側視断面図である。図で分かるように、本考案のスーツケースのハンドル定位構造はスーツケース5に応用し、ハンドル4内部に設置して長さの調整、定位及び伸縮機能として使用する。該ハンドル4は互いに套接できる外棒41及び内棒42を具有し、該外棒41に含まれる二つのフレーム410の上中下段の位置に複数の掛止穴411を設ける。内棒42に含まれる二つのフレーム420の下方の位置に穴421を設ける。また、内棒42の上方中央部分にプッシュ部品422を設け、且つ各フレーム420の内部にいずれもプッシュ部品422が駆動する連動棒423を設ける。
本考案をハンドル4内部に設置する際、まずスライド台2のストッパーブロック22を押し、座体1の収納槽11に向けてスライド変位し、且つ第一弾性部品を押して変形した状態を呈すれば、複数の座体1の頂部からそれぞれ内棒42のフレーム420の下方開口部より入れることができる。座体1の底部の停止部14がフレーム420の開口部を抵触して定位につくと、フレーム420内部の連動棒423の端部が推移部品3の台座31に抵触し、スライド台2のストッパーブロック22は内棒42の穴421の真正面に位置するため、第一弾性部品23が弾力性を持って座体1の収納槽11内に抵触することで、スライド台2のストッパーブロック22が横向きに内棒42の穴421から伸びて、掛止定位状態を形成した後、更にボルトを使って横向きにフレーム420の両サイドにある穴(図に未掲載)及び座体1の固定穴15に差し込んで定位につける。それにより、座体1を安定して内棒42のフレーム420開口部分に設置することができる。
引き続き座体1を設置した内棒42のフレーム420を下向きに外棒41のフレーム410の中に挿入する。まずスライド台2のストッパーブロック22を座体1の収納槽11に向かって押してスライドして変位し、第一弾性部品23を押して変形することで、スライド台2のストッパーブロック22がフレーム420の穴421から突出しないようにすれば、内棒42のフレーム420がスムーズに外棒41のフレーム410の中に挿入することができる。スライド台2のストッパーブロック22が外棒41の掛止穴411に対応する位置にスライドした際、第一弾性部品23の弾性力により、スライド台2のストッパーブロック22が内棒42の穴421から突出し、更に外棒41の掛止穴411内に挿入することで、掛止して定位する状態を形成すると同時に、内棒42の上方中央部分にあるプッシュ部品422は内棒42の外部に露出させる。
本考案を使用する際、まずハンドル4のプッシュ部品422を押して、連動棒423を駆動して下向きに変位すると、該連動棒423の末端は推移部品3の台座31に抵触し、台座31に押される第二弾性部品34は変形する。また、二つのアーム32が相対する内側にある推移部321の抵触面3211は、下向きにスライド台2の台座21の両サイドにあるスライドルート211の傾斜面2111をスライドすることで、スライド台2は座体1の収納槽11の内側部分をスライドして変位し、同時に第一弾性部品23を変形させるため、スライド台2のストッパーブロック22がバックして外棒41の掛止穴411から離れるためフリーの状態を形成し、ユーザーが片手のみでハンドル4の位置を上下に調整するのに便利であるほか、構造が安定し、操作が簡単且つ作動時の安定性を確保できる効果を具有する。
しかし、ユーザーがハンドル4で位置調整を行う際、まず内棒42のプッシュ部品422を離してから内棒42を引っ張り、座体1を駆動して同時に変位をすることができる。第一弾性部品23が具有する弾性力により、スライド台2のストッパーブロック22の端面が外棒41のフレーム410の内壁面を抵触し、掛止した状態にならず、内棒42が外棒41に相対して伸ばす或いは縮む動作を行うことができる。スライド台2のストッパーブロック22が外棒41の別の掛止穴411の位置に当たると、第一弾性部品23の弾性力が戻るために、スライド台2のストッパーブロック22が外棒41の掛止穴411内に挿入し、掛止して定位状態を形成し、ハンドル4の長さの調整、定位及び伸縮機能を具有する。
前記の実施例による本考案の詳細な説明は本考案の範囲を制限するものではない。本技術に熟知する者は、固定構造の変更などの適当な変更および調整を行うことができ、これらの変更および調整を行っても本考案の重要な意義は失われず、本考案の範囲に含まれる。
1 座体
11 収納槽
111 開口
112 定位柱
12 挿入ルート
121 切り込み
122 定位柱
13 ガイドレール
131 スライド槽
14 停止部
15 固定穴
2 スライド台
21 台座
211 スライドルート
212 制限溝
2111 傾斜面
22 ストッパーブロック
23 第一弾性部品
3 推移部品
31 台座
311 定位柱
32 アーム
321 推移部
3211 抵触面
33 スライド部
331 ストッパーブロック
34 第二弾性部品
4 ハンドル
41 外棒
410 フレーム
411 掛止穴
42 内棒
420 フレーム
421 穴
422 プッシュ部品
423 連動棒
5 スーツケース
A 外棒
A1 フレーム
A11 掛止穴
B 内棒
B1 フレーム
B2 プッシュ部品
B3 連動棒
B11 掛止穴
C 掛止本体
C1 左側蓋
C2 右側蓋
C21 穴
C3 掛止部品
C31 掛止棒
C32 溝
C33 凸縁
C34 斜面
C4 スプリング
C5 押し棒
C51 斜面
C6 スプリング

Claims (10)

  1. 座体、スライド台、推移部品及びハンドルを含み、
    該ハンドルの外棒及び内棒にそれぞれ掛止穴及び穴を設けるとともに、内棒の上方にプッシュ部品と、内棒の内部に該プッシュ部品で駆動可能な連動棒を設け、
    該座体の内部に横向きにスライド台を収納できる収納槽を設け、座体に縦方向に収納槽にまで連通する挿入ルートを設けるとともに、座体の収納槽11に相対する別サイドにガイドレールを設け、
    該スライド台は台座を有し、該台座の両サイドにいずれも下向きに傾斜して延伸するスライドルートを設け、
    台座の前方には、内棒の穴から伸びて外棒の掛止穴に挿入して定位するストッパーブロックを設けるとともに、ストッパーブロックの別側後方に座体の収納槽内にて弾性力を持って抵触する第一弾性部品を設け、
    該推移部品は連動棒が抵触する台座を有し、該台座の前方両サイドに下向きに延伸して座体の挿入ルート内に挿入するアームを設けるとともに、該二つのアームの内側に傾斜して延伸する推移部を設け、スライドルートを抵触して押すとスライド台が収納槽に向かってスライド変位し、ストッパーブロックを外棒の掛止穴の推移部から離脱し、
    該台座の後方部には下向きに延伸した少なくとも一つのスライド部を有し、ガイドレールを可動的に掛止し、該台座の底面部分に、第二弾性部品を弾性的に座体の頂部を抵触して定位することを特徴とするスーツケースのハンドル定位構造。
  2. 前記座体の収納槽前方に開口を設け、該開口に相対する別側の後方壁に、第一弾性部品を套接して弾性的に変形可能な定位柱を凸設することを特徴とする請求項1記載のスーツケースのハンドル定位構造。
  3. 前記座体の挿入ルートの両サイドから収納槽の開口に向けて、いずれも縦方向に貫通する切り込みを設け、推移部品の両サイドにあるアームは、それぞれ座体の切り込みに沿って、縦方向に挿入ルート内に挿入することを特徴とする請求項2記載のスーツケースのハンドル定位構造。
  4. 前記座体の挿入ルートの後方に位置し、第二弾性部品を套設して弾性的に変形可能な定位柱を凸設することを特徴とする請求項1記載のスーツケースのハンドル定位構造。
  5. 前記座体のガイドレールは凹形状を呈し、ガイドレールの側壁面に縦方向に少なくとも一つの収納槽11に連通するスライド槽を設け、該推移部品のスライド部の末端に、ガイドレールのスライド槽内に可動的に掛止し、スライド変位の距離を制限するストッパーブロックを設けることを特徴とする請求項1記載のスーツケースのハンドル定位構造。
  6. 前記座体の底部に停止部を突出して設け、停止部は内棒フレームの開口部に抵触して停止することを特徴とする請求項1記載のスーツケースのハンドル定位構造。
  7. 前記座体の収納槽と停止部の間に固定穴を設けることを特徴とする請求項6記載のスーツケースのハンドル定位構造。
  8. 前記スライド台のスライドルートは、下向きに傾斜して延伸する傾斜面であり、推移部品の推移部は、スライドルートの傾斜面を抵触してスライドする抵触面を有することを特徴とする請求項1記載のスーツケースのハンドル定位構造。
  9. 前記スライド台のストッパーブロックの相対する後方に、制限溝を凹設し、制限溝内に第一弾性部品を定位することを特徴とする請求項1記載のスーツケースのハンドル定位構造。
  10. 前記推移部品の台座底面のアームとスライド部の間に定位柱を凸設し、該定位柱に第二弾性部品を定位することを特徴とする請求項1記載のスーツケースのハンドル定位構造。
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