JP3180516U

JP3180516U - 制御装置

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Publication number: JP3180516U
Application number: JP2012003972U
Authority: JP
Inventors: チュン−ユエニエン; ティアン−フパン
Original assignee: ERGZON Co Ltd
Current assignee: ERGZON Co Ltd
Priority date: 2011-08-01
Filing date: 2012-07-02
Publication date: 2012-12-27
Anticipated expiration: 2022-07-02
Also published as: US20130033420A1; JP3180517U; EP2555086A3; CA2782910A1; CN202748741U; EP2530558A2; US8830166B2; CA2782913A1; EP2530558A3; CN202815735U; TWM422108U; EP2555086A2

Abstract

【課題】制御用表示ディスプレイ上カーソルに応用される制御装置を提供する。
【解決手段】電子装置のカーソル動作を制御させるために用いられる制御装置は台座、スリーブ及び検知モジュールを含む。台座は近くのユーザーが操作する時に力を加える第１面、第１面に接続される第２面及び少なくとも第２面に面する収納スペースを有し、ここでは、台座は透光手段と隣接する収納スペースによって構成される。検知モジュールは前記透光手段によって前記スリーブの回転及びスライドのいずれか少なくとも１つを検知する。透光手段は透明領域、刳り抜き領域及び開放領域など三種類の様態を含み、透光手段を台座の適切な位置に設けることによって、検知モジュールにほこりが付着することにより正確性及び感度に影響を与える問題を解決する。
【選択図】図３

Description

本考案は、制御装置に関し、より詳しくは、制御用表示ディスプレイ上カーソルに応用される制御装置に関する。

科学技術の進歩及び電子産業の活発な発展に伴い、様々な電子装置は人類の生活において不可欠な一部分となり、例えば、現在一般的に使用されているものとしてコンピュータ、ノート型コンピュータ、携帯電話及びデジタルカメラなどがある。大部分のユーザーは毎日コンピュータと接し、マウス、キーボードなど周辺設備によってコンピュータの動作を操作し、カーソルを移動させ、プルダウン、ドラッグや、フレームセレクトなどを達成するか、或いは、キーボードによって文字入力動作を行う。

現在多くの周辺設備はマウスやキーボードとマウスを結合させたものに取って代わり、コンピュータを操作している。特許文献１は多数の柱体の操作装置を記載しており、この柱体表面は解析度を表示するパターンを有し、柱体が移動や回転する時、柱体外の感知器はその表面の解析度を検知し、信号を伝送することにより表示ディスプレイ上のカーソルを制御する。また、特許文献２は単一の柱体の制御装置を記載しており、この柱体表面は解析度を表示するパターンを有し、柱体の移動や回転を感知する感知器は単一の柱体外に位置する。なお、特許文献３は感知器が制御柱体内に位置する装置を記載しており、制御柱体の近くのユーザーが力を加える上向きの表面上には***（aperture）が作成され、制御柱体内の感知器は***に向き正確な検知を確保する必要がある。

米国特許第６，３００，９３８号公報米国特許第６，３３７，６８０号公報米国特許第２０１１０１３４０３１号公報

しかしながら、前述した従来の技術では、感知器は柱体外に位置するため、容易に外界のほこりが感知器の敏感度に影響を与えてしまう。また一方、感知器が柱体内に位置する場合でも、感知器は口径の小さい***を向く必要があり、組み立てる上で難易度が増加し、***を形成するダクトは制御時に付近で発生する比較的速い気流をもたらし、外界のほこりを上から下へ柱体内にもたらし、感知器を汚染し、粒径が***の口径に相当するほこりが直接***に入って塞ぎ、感知器が検知を行えないといったことが引き起こされる。

そこで、本考案者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本考案の提案に到った。

本考案は、このような従来の問題に鑑みてなされたものである。上記課題解決のため、本考案は、感知器を台座内に設け、透明体を設置することを利用して、感知器がほこりの影響を受けることにより、その検知機能に影響することを減少させる制御装置を提供することを目的の一とする。

また、本考案の他の目的は、感知器を台座内に設けるが、感知器の検知面はユーザーが力を加える台座の上向きの表面を向いておらず、重力により落ちるほこりが検知面上にとどまる確率を減少させる制御装置を提供することにある。

なお、本考案の最後の目的は、台座上にユーザーに制御させるスリーブを設け、スリーブ表面に位置する凸部構造や凹部構造は解析度の機能を有さないため、各種異なるパターンを作成でき、同時に触感及び快適感の増加を有する制御装置を提供することにある。

上述した課題を解決し、目的を達成するために、本考案に係る制御装置は、
ユーザーに電子装置のカーソル動作を制御させ、
近くの前記ユーザーが操作する時に力を加える第１面、前記第１面に接続される第２面、及び少なくとも前記第２面に面する収納スペースを設置する台座と、
前記台座上に覆設され、前記第１面上で回転及びスライドを行うスリーブと、
前記収納スペース中に設けられ、前記透光手段によって前記スリーブの回転及びスライドのいずれか少なくとも１つを検知する検知モジュールとを含み、
ここでは、前記台座は透光手段と隣接する前記収納スペースを有し、前記透光手段の少なくとも一部分が前記第１面に位置する時、前記透光手段は前記第１面上の第１透明領域を含むか、或いは、前記透光手段は刳り抜き領域、第２透明領域及び開放領域の３つのうち少なくとも１つを含むことを特徴とする。

好ましい実施形態では、前記検知モジュールは前記スリーブの内側面を検知し、且つ前記スリーブは前記検知モジュールを覆い、前記内側面は前記透光手段に面することを特徴とする。

好ましい実施形態では、前記スリーブは前記ユーザーがタッチによって力を加えられる外側面をさらに含み、前記外側面上には触感増加の構造が設けられ、前記触感増加の構造は複数個の前記スリーブの長軸方向と平行ではないユニット構造が並べられて構成されることを特徴とする。

好ましい実施形態では、いずれか１つの前記ユニット構造は凸部構造か凹部構造であり、前記これら凸部構造か前記これら凹部構造は前記検知モジュールによって検知される機能を有さず、前記これら凸部構造か前記これら凹部構造の幾何学形状は点状、ブロック状、及びバー状の少なくとも１つから選ばれることを特徴とする。

好ましい実施形態では、いずれか１つの前記ユニット構造は凸部構造か凹部構造であり、前記これら凸部構造か前記これら凹部構造は前記検知モジュールによって検知される機能を有さず、前記これら凸部構造か前記これら凹部構造は規則的、或いは不規則に前記外側面上に分布されることを特徴とする。

好ましい実施形態では、いずれか１つの前記ユニット構造は凸部構造か凹部構造であり、前記これら凸部構造か前記これら凹部構造は前記検知モジュールによって検知される機能を有さず、前記これら凸部構造か前記これら凹部構造は連続的、或いは不連続で前記外側面上に分布されることを特徴とする。

好ましい実施形態では、前記スリーブは単一の支持層、或いは、複合支持層によって形成されるか、或いは、前記複合支持層はさらに強化層を含むことを特徴とする。

好ましい実施形態では、前記触感増加構造は前記単一の支持層、或いは、前記複合支持層の少なくとも一部分によって形成されるか、或いは、摩擦係数が前記強化層と等しい摩擦構造によって形成されることを特徴とする。

好ましい実施形態では、前記台座が前記透光手段の前記第１透明領域か前記第２透明領域となる透明体を含む場合、前記検知モジュールの検知面は前記透明体及び前記スリーブの内側面に面するか、
前記台座が不透明体を含む場合、前記刳り抜き領域は前記不透明体中に設けられると共に前記第２面上に位置され、前記検知モジュールの検知面は前記刳り抜き領域及び前記スリーブの内側面に面するか、
前記検知モジュールは検知面を有し、且つ前記スリーブは前記検知面に面する内側面を有し、前記透光手段が前記開放領域を含む場合、前記第１面か前記第２面は前記検知面と前記内側面の間を介さず、前記検知面と前記内側面を隣接させることを特徴とする。

好ましい実施形態では、前記制御装置はさらに前記台座のケース、位置決め軸、磁性部材からなる移動座、押し部材及び検知ユニットを含み、且つ、前記位置決め軸、前記移動座、前記押し部材及び前記検知ユニットはどれも前記ケース中に収納され、ここでは、
前記台座は前記押し部材上に固定され、
前記押し部材は回転可能で前記位置決め軸の一端に固定され、
前記位置決め軸の前記一端は前記移動座を穿設した後、前記押し部材と当接し、前記スリーブが外力を受けて前記移動座に力を加える時、前記移動座と前記押し部材の距離を変化させ、前記磁性部材の磁場変化を前記検知ユニットに受信させることを特徴とする。

本考案に係る制御装置はユーザーに電子装置のカーソル動作を制御させ、
近くの前記ユーザーが操作する時に力を加える第１面、前記第１面に対応する第２面を有する台座と、
前記台座上に覆設され、前記第１面上で回転及びスライドを行うスリーブと、
前記収納スペース中に設けられ、前記スリーブの前記第１面と重ならない内側面によってスリーブの回転及びスライドを検知する検知モジュールとを含み、
ここでは、収納スペースが前記台座中に形成されると共に少なくとも前記第２面と隣接することを特徴とする。

好ましい実施形態では、前記スリーブは前記内側面と対応する外側面上に触感増加の構造を設け、前記触覚増加構造は凸部構造か凹部構造によるユニット構造を含み、前記ユニット構造は前記検知モジュールによって検知される機能を有さず、前記ユニット構造の幾何学形状は点状、ブロック状、及び前記スリーブの長軸方向と平行ではないバー状の少なくとも１つから選ばれることを特徴とする。

好ましい実施形態では、前記スリーブは前記内側面と対応する外側面上に触感増加の構造を設け、前記触感増加構造は凸部構造か凹部構造によるユニット構造を含み、前記触感増加構造が複数個のユニット構造を含む時、前記これらのユニット構造は前記検知モジュールによって検知される機能を有さず、前記これらユニット構造は規則的、或いは不規則に前記外側面上に分布されることを特徴とする。

好ましい実施形態では、前記スリーブは前記内側面と対応する外側面上に触感増加の構造を設け、前記触感増加構造は凸部構造か凹部構造によるユニット構造を含み、前記触感増加構造が複数個のユニット構造を含む場合、前記これらのユニット構造は前記検知モジュールによって検知される機能を有さず、前記これらユニット構造は連続的、或いは不連続で前記外側面上に分布されることを特徴とする。

好ましい実施形態では、前記スリーブは単一の支持層或いは、複合支持層によって形成されるか、或いは、前記複合支持層はさらに強化層を含むことを特徴とする。

好ましい実施形態では、前記触感増加構造は前記単一の支持層或いは、前記複合支持層の少なくとも一部分によって形成されるか、或いは、摩擦係数が前記強化層と等しい摩擦構造によって形成されることを特徴とする。

好ましい実施形態では、前記台座の前記第１面及び前記第２面のいずれか少なくとも１つが透明体を含む場合、前記検知モジュールの検知面は前記透明体及び前記スリーブの前記内側面に面するか、
前記台座の前記第２面が刳り抜き領域を含む場合、前記検知モジュールの検知面は前記刳り抜き領域及び前記第１面と重ならない前記内側面に面するか、
前記検知モジュールは検知面を有し、前記台座の前記第１面か前記第２面は前記検知面と前記スリーブの前記内側面の間を介さず、前記検知面と前記スリーブの前記第１面と重ならない前記内側面を隣接させることを特徴とする。

好ましい実施形態では、前記スリーブは前記内側面と対応する外側面上に触感増加の構造を設け、前記触感増加構造は凸部構造か凹部構造によるユニット構造を含み、前記ユニット構造は前記検知モジュールによって検知される機能を有さず、前記ユニット構造の幾何学形状は点状、ブロック状、及び前記スリーブの長軸方向と平行ではないバー状の少なくとも１つから選ばれることを特徴とする。

好ましい実施形態では、前記スリーブは前記内側面と対応する外側面上に触感増加の構造を設け、前記触感増加構造は凸部構造か凹部構造によるユニット構造を含み、前記触覚増加構造が複数個のユニット構造を含む場合、前記これらのユニット構造は前記検知モジュールによって検知される機能を有さず、前記これらユニット構造は連続的、或いは不連続で前記外側面上に分布されることを特徴とする。

好ましい実施形態では、前記制御装置はさらに制御スイッチを前記ケース中に設けると共に、前記押し部材のタッチ部の下方に位置づけ、前記台座に下向きの外力が加えられる時、前記タッチ部を連動して圧迫し、前記制御スイッチは信号を発生させることを特徴とする。

好ましい実施形態では、前記制御装置は更に前記収納スペース中に設けられるマイクロプロセッサーを含むことを特徴とする。

上述したスリーブの課題を解決するために、本考案に係る制御装置はユーザーに電子装置のカーソル動作を制御させ、
透明体を有し、収納スペースが設けられる台座と、
前記台座上に覆設され、前記台座上で回転及びスライドを行うスリーブと、
前記収納スペース中に設けられ、前記透明体に面する検知面を有し、前記透明体によって前記スリーブの回転及びスライドのいずれか１つを検知する検知モジュールとを含むことを特徴とする。

好ましい実施形態では、前記台座は近くの前記ユーザーが操作する時に力を加える第１面及び第１面と接続される第２面を含み、前記第１面の領域は前記透明体によって構成されるか、或いは、前記第２面の領域は前記透明体によって構成されるか、或いは、前記透明体は前記第１面及び前記第２面を構成し、前記収納スペースはフレームによって取り囲まれることを特徴とする。

好ましい実施形態では、前記ユーザーがタッチする前記スリーブの外側面に複数個の凸部構造及び複数個の凹部構造のいずれか少なくとも１つが設けられ、前記これら凸部構造か前記これら凹部構造は前記検知モジュールによって検知される機能を有さず、前記これら凸部構造か前記これら凹部構造は規則的、或いは不規則に前記外側面上に分布されることを特徴とする。

好ましい実施形態では、前記ユーザーがタッチする前記スリーブの外側面に複数個の凸部構造及び複数個の凹部構造のいずれか少なくとも１つが設けられ、前記これら凸部構造か前記これら凹部構造は前記検知モジュールによって検知される機能を有さず、前記これら凸部構造か前記これら凹部構造は連続的、或いは不連続に前記外側面上に分布されることを特徴とする。

上述したスリーブの課題を解決するために、本考案に係る制御装置は、ユーザーに電子装置のカーソル動作を制御させ、
上向きの第１面、前記第１面に対応し下向きの第２面を有し、収納スペースが前記第２面の下方に形成される台座と、
前記台座上に覆設され、前記第１面上で回転及びスライドを行うスリーブと、
前記収納スペース中に設けられ、前記スリーブの下向きではない内側面によってスリーブの回転及びスライドを検知する検知モジュールとを含むことを特徴とする。

好ましい実施形態では、前記台座の前記第１面及び前記第２面のいずれか少なくとも１つが透明体を含む場合、前記検知モジュールの検知面は前記透明体及び前記スリーブの前記内側面に面するか、
前記台座の前記第２面が刳り抜き領域を含む場合、前記検知モジュールの検知面は前記刳り抜き領域及び前記スリーブの第１面と重ならない前記内側面に面するか、
前記検知モジュールは検知面を有し、前記台座の前記第１面か前記第２面は前記検知面と前記スリーブの前記内側面の間を介さず、前記検知面と前記スリーブの前記第１面と重ならない前記内側面を隣接させることを特徴とする。

上述したスリーブの課題を解決するために、本考案に係る制御装置は、ユーザーに電子装置のカーソル動作を制御させ、
上向きの第１面、前記第１面に接続される第２面を有し、前記第２面に面する収納スペースが設けられる台座と、
前記台座上に覆設され、前記第１面上で回転及びスライドを行うスリーブと、
前記収納スペース中に設けられ、上向きではない検知面を有することによって前記スリーブの回転及びスライドを検知する検知モジュールとを含むことを特徴とする。

本考案によれば、制御用表示ディスプレイ上カーソルに応用される制御装置が得られる。

本考案の第１実施形態による制御装置の立体分解概略図である。本考案の第１実施形態によるベースの上面概略図である。本考案の第１実施形態による制御モジュールの部分分解概略図である。本考案の第１実施形態による台座の上面概略図である。本考案の第２実施形態による制御モジュールの部分立体概略図である。本考案の第３実施形態による台座の立体側面概略図である。本考案の第４実施形態による台座の立体側面概略図である。第１実施形態のスリーブの正面概略図である。第１実施形態のスリーブの側面概略図である。第２実施形態のスリーブの正面概略図である。第２実施形態のスリーブの側面概略図である。第３実施形態のスリーブの正面概略図である。第４実施形態のスリーブの正面概略図である。第５実施形態のスリーブの正面概略図である。第６実施形態のスリーブの正面概略図である。第７実施形態のスリーブの正面概略図である。第８実施形態のスリーブの正面概略図である。第９実施形態のスリーブの正面概略図である。

以下に図面を参照して、本考案を実施するための形態について、詳細に説明する。なお、本考案は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。

まず、本考案の制御装置の第１実施形態について説明する。
（第１実施形態）
本考案の第１実施形態の構成を図１から図４に示す。なお、以下台座と呼ばれるものはガイド及びスリーブ支持のいずれか少なくとも１つの機能を有する部材であり、台座自体は各種実施形態を有する。本考案の制御装置の部材となる台座自体は単一の構造か多数個の構造によって組み立てられ、制御装置のケースに対していえば、台座の少なくとも一部分は下向きの外力に応じて上下方向の移動を行うか、上下方向の移動を行わない。台座の少なくとも一部分は長さがスリーブの長軸方向より長い支持面を提供し、スリーブは支持面の少なくとも一部分によって支持されると共にスリーブは支持面の少なくとも一部分によってガイドされ、台座の少なくとも一部分上で台座に相対する回転やスライドや両方を行う。選択できることは、台座本体が多数個の構造によって組み立てられる形態の場合、台座の一部分は下向きの外力に応じて上下方向の移動を行うか、上下方向の移動を行わず、スリーブは台座に附属する別の一部分の構造上で回転及びスライドのいずれか少なくとも１つを行う。

以下スリーブと呼ばれるものは主にゴム類で製造される各種形態である。これに限られないが、例を挙げれば、本考案で以下スリーブと呼ばれるものは台座上に覆設され、台座の一部分は支持面であるが、台座の幾何学形状とほぼ一致するだけであり、スリーブと台座は相対的に回転やスライドを行う。

以下透光手段と呼ばれるものは多くの形態を有する。これに限られないが、例を挙げれば、透光手段は不透光の実体構造中に光線や光信号を透過させるために用いられる透過領域を有し、この透光領域は刳り抜き領域によって透光手段とするか、或いは、透明物質や透明体を刳り抜き領域に充填し、透明領域を透光手段とする。選択できることは、透光手段は不透光の実体構造でもよく、これは光信号を貫通させる幾何学形状を有し、つまり、この不透光の実体構造は開放領域を有し、元々分けられた両空間を通じさせ、これにより開放領域は本考案中の透光手段となる。選択できることは、実体構造は単一か複合材料によって形成される透明構造の場合、この透明構造は本考案中の透光手段となる。

以下触感増加の構造と呼ばれるもはユーザーが制御装置を操作する時、皮膚が受ける異なる程度の刺激を判断するが、この異なる程度の刺激はユーザーが長時間使用する時に不適切をもたらさないもののことを指す。次に、触感増加の構造を形成する材料はスリーブと同じでも異なっていてもよく、触感増加の構造の材料がスリーブと同じ場合、構造の形状設計を利用することにより、触感増加の構造を形成できるが、本考案はこれに限られない。

図１は本考案の第１実施形態の制御装置の立体分解概略図である。制御装置６は台座１、回路モジュール２、回路モジュール５、スリーブ３及びケース４を含む。第１実施形態では、ケース４はベース４１と上蓋４２を含み、スペース４０を形成し、ここではスペース４０は制御装置６の大部分の部材、例えば台座１、回路モジュール２、回路モジュール５、スリーブ３及び複数個の制御部材２４を収納可能である。

孔部４２１及び刳り抜き溝４２２は上蓋４２上に設けられ、それぞれ下方の制御部材２４、制御部材５４及び台座１に覆設されるスリーブ３を露出させる。次に、クッション１３及び装飾板１４は上蓋４２上に設けられ、ここでは、クッション１３はやわらかい性質か、弾力性のある材料によって製造され、ユーザーの手首を置くために用いられ、装飾板１４は孔部４２１に対応する場所に孔部を設けられ、前記孔部を設け下方の制御部材２４を露出させる。

次に、制御装置６の大部分の部材はスペース４０に収納されると共にベース４１上に固定設置される。図２は本考案の第１実施形態のベース４１の上面図である。図１と図２を同時に参考にすると、第１実施形態中では、回路モジュール５はベース４１上に固定設置される回路基板５１及び回路基板５１上に設けられる複数個の制御スイッチ５３及び制御部材５４を含み、一部の制御スイッチ５３はそれぞれ上方の制御部材２４と対応する。また、制御部材はキー、ローラー、ロールボールか、その他手で押して操作を行う部材であり、これはユーザーが押したり、ロールさせたりした後、回路モジュール５の制御スイッチ５３を触発することによりカーソルを操作する機能を具えていればよく、本考案の実用新案登録請求の範囲に限られず、その他装飾及び効果の等しい構造変化を利用していても、どれも同様に本考案の実用新案登録請求の範囲に含まれる。

スペース４０中に収納されるものはさらにベース４１に固定設置される回路モジュール７を含む。回路モジュール７は回路基板７１及び回路基板７１上の片側に設けられる伝送インターフェース７２からなり、上蓋４２の側面に伝送インターフェース７２を穿設させるために用いる孔部４２３を設けてもよい。説明すべきは、第１実施形態中の回路モジュール５と回路モジュール７はそれぞれ個別に独立して回路基板上に設けられるが、設計に基づいて同一の回路基板上に結合させてもよい。以下説明するその他回路モジュールも上述の回路モジュールと結合させる、或いは、個別に独立させてもよい。個別に独立する回路基板設計の場合、導線（或いは、伝送線）及び伝送インターフェースによって、適切に互いに、或いは、電子装置と電気的に接続するか、或いは、各自独立して信号の伝送と受信をする。

図３は本考案の第１実施形態の制御モジュールの部分分解概略図である。図１、図２と図３を同時に参考にすると、スペース４０中に収納される台座１は回路モジュール５の前側位置に位置すると共に、上蓋４２の刳り抜き溝４２２の位置に対応する。両嵌め込み溝１１４はそれぞれバー状の台座１の両側端に設けられる。位置決めモジュールは台座１と回路モジュール５の間に設けられる位置決め軸１１５を含み、その両端はそれぞれ移動座１１６及び押し部材１１７と穿設し、ここでは、位置決め軸１１５は移動座１１６の軸穴１１６１、弾性部材１１６４を穿設した後、押し部材１１７の軸穴１１７１を貫き当接する。第１実施形態中において、位置決め軸１１５は位置決めモジュールの固定部材１１５１によって直接ベース４１上に固定されるか、或いは、位置決めモジュールの固定部材１１５１によってベース４１上のその他の固定部材（図上未記載）上に固定されるが、本考案では位置決め軸の固定方法は限定せず、実施形態は説明のためだけに用いられる。

次に、移動座１１６はさらにプッシュ部１１６２及びプッシュ部１１６２と軸穴１１６１の間に設けられるスリーブ部１１６３を含み、ここではスリーブ部１１６３中には磁性部材（図上未記載）が設けられ、検知ユニット３４３はベース４１上に固定されると共にスリーブ部１１６３中の磁性部材と近隣し、これにより検知ユニット３４３がスリーブ部１１６３中の磁性部材を感知できるようにさせる。移動座１１６はスリーブ部１１６３によって押し部材１１７上の軸穴１１７３中に覆設され、移動座１１６は軸穴１１７３中においてスライド可能であり、移動座１１６は位置決め軸１１５上でスライド可能である。移動座１１６のプッシュ部１１６２が位置決め軸１１５の長軸方向の外力を受ける時、移動座１１６は押し部材１１７に近づき、同時に磁性部材及び感知ユニット３４３の間の相対距離を変化させると共に、位置決め軸１１５上の弾性部材１１６４を押し縮める。さらに圧力を受けた弾性部材１１６４の弾力を利用して移動座１１６を力を受ける前の位置に回復させることができる。

そして、押し部材１１７はさらにタッチ部１１７４及び接合部１１７５を含み、ここではタッチ部１１７４及び接合部１１７５は台座の相対する位置に設けられる。接合部１１７５は台座１の嵌め込み溝１１４と接合し、且つ、嵌め込み溝１１４は押し部材１１７と当接し、タッチ部１１７４の下方は制御スイッチ５５に設けられる。押し部材１１７は位置決め軸１１５と相対して回転し、台座１に下向きの外力が加えられる時、押し部材１１７は連動して回転し、タッチ部１１７４はある距離を移動し、制御スイッチ５５を圧迫し触発信号を発生させ、下向きの外力が消失した後、タッチ部１１７４は制御スイッチ５５と接触するだけの位置に戻る。

図４は本考案の第１実施形態の台座１の上面図である。図１と図４を参照すると、中空孔を有するスリーブ３は台座１の近くのユーザーが操作する第１面１１１上を穿設し、スリーブ３は長軸上においての長さは台座１の長さより短く、したがってスリーブ３は台座１の第１面１１１上でスライドし、スペース４０の中で第１面１１１に相対してスライドする。図１と図４を同時に参照すると、台座１はさらに第１面１１１に接続される第２面１１２及び第２面１１２に面する収納スペース１１３を含む。中空孔を有するスリーブ３は台座１の第１面１１１上に穿設する。また、回路モジュール２は収納スペース１１３中に設けられ、これは回路基板２３及び回路基板２３上に設けられる少なくとも１つの検知モジュール２２及びマイクロプロセッサー２１からなり、ここでは検知面２２１を含む検知モジュール２２はスリーブ３の回転及びスライドのいずれか少なくとも１つを検知し、これにより電子装置のカーソル動作を制御する制御信号を発生させる。

次に、第１実施形態では、第２面１１２は彎曲して側壁及び台座１の内側面を形成すると共に第２面１１２は収納スペース１１３に面するため、台座１は開放領域の幾何学形状を有し、つまり、スリーブ３が台座１上を穿設する時、台座１の収納スペース１１３はスリーブ３の第１面１１１と重ならない内側面３１と直接到達する。これにより収納スペース１１３中に設けられる検知モジュール２２の検知面２２１が光信号を発生させる時、前記光信号は台座１の幾何学形状が提供する開放領域によって直接スリーブ３の第１面１１１と重ならない内側面３１に到達し、台座１の第１面１１１や第２面１１２は検知面２２１とスリーブ３の内側面３１の間を介さず、検知面２２１とスリーブ３の内側面３１を隣接させる。これにより、第１実施形態の台座１は第２面１１２下方に位置する開放領域を透光手段とし、収納スペース１１３中の検知モジュール２２はスリーブ３の回転及びスライドのいずれか１つを検知する。

また、第１面１１１に接続される第２面１１２は第１実施形態に記述される様態に限定されない。図５は本考案の第２実施形態の制御モジュールの部分立体概略図である。非透明の台座１１の断面が楕円形か円形の場合、近くのユーザーが操作する時に力を加える第１面１２１はやはり上向きの面であり、第２面１２２は第１面１２１に接続し楕円形を形成し、この時収納スペース１２３は第２面１２２に面すると共に、第１面１２１及び第２面１２２によるフレームによって囲まれる。この状況下で、検知モジュール２６を収納スペース１２３中に設けようとし、かつ、スリーブ３の回転及びスライドのいずれかの少なくとも１つの機能を実行しようとする場合、検知モジュール２６の検知面２６１はスリーブ３の内側面３１に面するようにさせ、且つ、スリーブ３の回転及びスライドを検知できるようにさせなければならない。検知モジュール２６は光学式検知器を含み、台座１１の第１面１２１は不透明であり、第２面１２２は刳り抜き部分１２２１を含み、検知モジュール２６の検知面２６１は台座１１の第２面１２２の刳り抜き領域１２２１及びスリーブ３の第１面１２１と重ならない内側面３１と面する。

従って、検知信号は刳り抜き領域１２２１を透過して到達するか或は反射するか、スリーブ３の内側面３１から来る。理解できることは、台座１１の第２面１２２の刳り抜き領域１２２１は第２面１２２のいずれか１つの適切な位置に位置し、検知モジュール２６はスリーブ３の第１面１２１と重ならない内側面３１の回転やスライドを検知できるだけでよい。したがって、実施形態中では、透光手段は刳り抜き領域１２２１であり、検知モジュール２６は第２面１２２の刳り抜き領域１２２１によってスリーブ３の回転及びスライドのいずれか少なくとも１つを検知する。台座１１の長所は、刳り抜き領域１２２１は上向きの第１面１２１に設けられておらず、重力を受けて落ちるほこりが収納スペース１２３中に入る機会を減少させ、さらに検知面２６１にほこりが付着する確率を減少させることにある。

両種類の材料を利用して台座を製造する条件下において、両者は適切な方法によって組み合わせられるか成形され、台座の一部を透明体にさせる。図６は本考案の第３実施形態の制御装置の部分立体概略図である。図６を参考にすると、台座１５は透明体１３１及び他の構造１３２を含み、ここでは透明体１３１は他の構造１３２と組み立て結合されるか、一緒に成形される。この実施形態では、透明体１３１は第１面上で第１透明領域１３１１を提供し、第２面上で第２透明領域１３１２を提供し、第１透明領域１３１１や第２透明領域１３１２はどれも透光手段となり、検知モジュール２８の検知面２８１は収納スペース１２３中の透明体１３１の範囲内に位置すればよく、透明体１３１によって前記スリーブの回転及びスライドのいずれか少なくとも１つを検知する。

図７は本考案の第４実施形態の制御装置の部分立体概略図である。第１実施形態の台座１と比較すると、第４実施形態の台座１７は不透明構造であり、開放領域を透光手段とする以外に、台座１７の第１面１４１上にはまず孔部や刳り抜き領域が形成され、さらに孔部や刳り抜き領域に透明体が入れられるか、組み込まれ、第１透明領域１４１１を形成し、この時第１透明領域１４１１は透光手段の少なくとも一部分となり、検知モジュール３４の検知面３４１は元々ある開放領域によってスリーブ３の上向きの内側面３１を検知するか、或いは、透明領域１４１１によってスリーブ３の下向きの内側面３１（或いは、第１面１４１と重複する内側面３１）を検知する。

上述に基づき、近くのユーザーが力を加える第１面を透光手段として利用しようとしたとしても、ほこりが検知面に付着する確率を減少させ、不透明構造の台座上の近くのユーザーが力を加える上向きの第１面上に孔部や刳り抜き領域を作成し、さらに、接着や組み立てなど適切な方法によって透明材料や透明体を孔部や刳り抜き領域中に埋め込み、これにより外界のほこりを避け、同時に上向きの第１面１４１に透光手段を提供する。

図８と図９はそれぞれ第１実施形態のスリーブの正面概略図及び側面概略図である。第１実施形態中では、スリーブ３の外側面３２上には触感増加の構造が設けられ、触感増加の構造は凸部構造をユニット構造３２１とする。このユニット構造３２１は検知モジュール２２の検知機能を有さず、ユーザーが操作時の触感を増加させ、したがって、ユニット構造３２１はスリーブ３の外側面３２上から突出する高さは単一の支持層３５を形成するスリーブ３の厚さと同じか、薄く、外側面３２上から突出しすぎてユーザーが操作時に不適感を発生することを避ける。次に、本実施形態中では、スリーブ３は複数のユニット構造３２１を含み、外側面３２の分布ほぼ等分にさせる方法で分布させる、或いは、外側面３２において配列させ、ここでは、ユニット構造３２１の幾何学形状はバー状であり、これらバー状のユニット構造３２１はスリーブ３の長軸方向Ｘと平行ではなく、つまり、ユニット構造３２１はスリーブ３の長軸方向に沿って、外側面３２上からある角度で傾斜して設けられる。

本考案は凸部構造をユニット構造とすることだけに限られない。図１０と図１１はそれぞれ第２実施形態のスリーブの正面概略図及び側面概略図である。第２実施形態中では、スリーブ１０３は触感増加の構造を有し、これは凹部構造をユニット構造３２２とし、スリーブ１０３は強化層３３を含む複合支持層を形成し、ここでは、強化層３３は内側面３１を提供し、内側面３１を最適化し、スリーブ１０３が発生させる回転やスライドの信号が十分に敏感かつ正確に検知モジュールに反映させ、検知と受信をさせ、ユニット構造３２２はスリーブ１０３の外側面３２上に形成される。理解できることは、複合支持層によって形成されるスリーブ１０３は強化層３３によって外側面３２を提供し、凹部構造のユニット構造３２２として強化層３３上に形成されるか、或いは、単一の支持層によって形成されるスリーブ１０３は孔部構造のユニット構造３２２として製造され、凹部構造が大幅にスリーブ１０３の制御と検知の機能に影響を与えなければよい。

上述に基づき、触感増加の構造は、凸部構造か凹部構造のどちらであったとしても、スリーブの単一の支持層か、或いは、スリーブの複合支持層の少なくとも一部分として形成されるか、或いは、摩擦係数が強化層と等しい摩擦構造によって形成され、強化され頻繁にタッチされる触感増加の構造である。強化層の運用は、触感増加の構造及び外側面の表面に応用され、触感増加の構造の触感増加機能に影響を与えなければよい。理解できることは、もし触感増加を摩擦力を利用して達成させるのであれば、触感増加の構造は摩擦係数がスリーブの外側面表面の摩擦構造より高い。

図１２と図１３はそれぞれ第３、４実施形態のスリーブの正面概略図であり、図８中の第２実施形態の直線バー状以外に、本考案のスリーブ１０５、１０７はそれぞれバー状曲線をユニット構造３２３とするか、或いは、ジグザグを有する、螺旋バー状をユニット構造３２４とする。理解できることは、本考案で述べるバー状幾何学形状はユニット構造本体のある方向上の長さが他の方向よりはるかに長いが、前記長さはスリーブの長軸方向の長さより長いか、短いか、同じでよい。したがって、第３、４実施形態の触感増加の構造は一部のユニット構造３２３、３２４が連続してスリーブ１０５、１０７の外側面３２上に分布するとみられる。図１４は第５実施形態のスリーブの正面概略図であり、これは本考案のユニット構造３２５が不連続でスリーブ１０９の外側面３２上に分布することを表示している。

バー状の幾何学形状以外に、本考案はスリーブ１０９の触感増加の構造のユニット構造３２５はその他の幾何学形状でもよく、例えば、ユニット構造自体は両方向上の長さはほぼ等しいが、第３方向の長さよりはるかに長い。図１５に示すように、スリーブ２０１のユニット構造３２６自体はブロック状、例えば、円形、楕円形、不規則な多角形、規則的な多角形などであり、このユニット構造３２６の外側面３２における長さは外側面３２において突出したり、凹んだりする高さや深さよりはるかに長い。スリーブ２０１の外側面３２上に分布される複数個のユニット構造３２６を触感増加の構造とする場合、これらユニット構造３２６は前記検知モジュールによる検知機能を有さないため、これらユニット構造３２６は規則的にスリーブ２０１の外側面３２上に分布するか、或いは、図１６に示すようにユニット構造３２７は不規則にスリーブ２０３の外側面３２上に分布する。

図１７は第８実施形態のスリーブの正面概略図である。ユニット構造３２８の本体は各方向上の長さがほぼ同じであり、つまり、点状のユニット構造３２８であり、これはスリーブ２０５の外側面３２の各長さは外側面３２において突出したり、凹んだりする高さや深さとほぼ同じである。理解できることは、複数個のユニット構造３２８の分布は連続か不連続であり、規則的か不規則でスリーブ２０５の外側面３２に分布する。

上述の各種形状のユニット構造は組み合わせて運用され、ユーザーが制御時の触感を考慮する以外に、楽しさを増加させ、図１８の第９実施形態のユニット構造３２９は点状及びブロック状によって構成されスリーブ２０７の外側面３２上に分布し、もちろん、凸部構造と凹部構造によって構成される各種ユニット構造によって本考案の触感増加の構造が実現される。

以上、本考案の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。

６制御装置
１，１１，１５，１７台座
２，５，７回路モジュール
３，１０３，１０５，１０７，１０９，２０１，２０３，２０５，２０７，２０９，２１１スリーブ
４，８ケース
１３クッション
１４装飾板
２１マイクロプロセッサー
２２，２６，２８，３４検知モジュール
２３，５１，７１回路基板
２４，５４制御部材
３１内側面
３２外側面
３３強化層
３５支持層
４０スペース
４１ベース
４２上蓋
５３，５５制御スイッチ
６１載置台
６２回転棒
７２伝送インターフェース
１１１，１２１，１４１第一面
１１２，１２２第二面
１１３，１２３収納スペース
１１４嵌め込み溝
１１５位置決め軸
１１６移動座
１１７押し部材
１３１透明体
１３２他の構造
１６１回転溝
２２１，２６１，２８１，３４１検知面
３２１，３２２，３２３，３２４，３２５，３２６，３２７，３２８，３２９ユニット構造
３４３検知ユニット
４２１，４２３孔部
４２２刳り抜き溝
１２２１刳り抜き部分
１１５１固定部材
１１６１，１１７１，１１７３軸穴
１１６２プッシュ部
１１６３スリーブ部
１１６４弾性部材
１１７４タッチ部
１１７５接合部
１３１１，１４１１第一透明領域
１３１２第二透明領域
Ｘ軸

Claims

ユーザーに電子装置のカーソル動作を制御させる制御装置であって、
近くの前記ユーザーが操作する時に力を加える第１面、前記第１面に接続される第２面、及び少なくとも前記第２面に面する収納スペースを設置する台座と、
前記台座上に覆設され、前記第１面上で回転及びスライドを行うスリーブと、
前記収納スペース中に設けられ、前記透光手段によって前記スリーブの回転及びスライドのいずれか少なくとも１つを検知する検知モジュールとを含み、
ここでは、前記台座は透光手段と隣接する前記収納スペースを有し、前記透光手段の少なくとも一部分が前記第１面に位置する時、前記透光手段は前記第１面上の第１透明領域を含むか、或いは、前記透光手段は刳り抜き領域、第２透明領域及び開放領域の３つのうち少なくとも１つを含むことを特徴とする、制御装置。
前記検知モジュールは前記スリーブの内側面を検知し、且つ前記スリーブは前記検知モジュールを覆い、前記内側面は前記透光手段に面することを特徴とする、請求項１に記載の制御装置。
前記スリーブは前記ユーザーがタッチによって力を加えられる外側面をさらに含み、前記外側面上には触感増加の構造が設けられ、前記触感増加の構造は複数個の前記スリーブの長軸方向と平行ではないユニット構造が並べられて構成されることを特徴とする、請求項１に記載の制御装置。
いずれか１つの前記ユニット構造は凸部構造か凹部構造であり、前記これら凸部構造か前記これら凹部構造は前記検知モジュールによって検知される機能を有さず、前記これら凸部構造か前記これら凹部構造の幾何学形状は点状、ブロック状、及びバー状の少なくとも１つから選ばれることを特徴とする、請求項３に記載の制御装置。
いずれか１つの前記ユニット構造は凸部構造か凹部構造であり、前記これら凸部構造か前記これら凹部構造は前記検知モジュールによって検知される機能を有さず、前記これら凸部構造か前記これら凹部構造は規則的、或いは不規則に前記外側面上に分布されることを特徴とする、請求項３に記載の制御装置。
いずれか１つの前記ユニット構造は凸部構造か凹部構造であり、前記これら凸部構造か前記これら凹部構造は前記検知モジュールによって検知される機能を有さず、前記これら凸部構造か前記これら凹部構造は連続的、或いは不連続で前記外側面上に分布されることを特徴とする、請求項３に記載の制御装置。
前記スリーブは単一の支持層、或いは、複合支持層によって形成されるか、或いは、前記複合支持層はさらに強化層を含むことを特徴とする、請求項３に記載の制御装置。
前記触覚増加構造は前記単一の支持層、或いは、前記複合支持層の少なくとも一部分によって形成されるか、或いは、摩擦係数が前記強化層と等しい摩擦構造によって形成されることを特徴とする、請求項３に記載の制御装置。
前記台座が前記透光手段の前記第１透明領域か前記第２透明領域となる透明体を含む場合、前記検知モジュールの検知面は前記透明体及び前記スリーブの内側面に面するか、
前記台座が不透明体を含む場合、前記刳り抜き領域は前記不透明体中に設けられると共に前記第２面上に位置され、前記検知モジュールの検知面は前記刳り抜き領域及び前記スリーブの内側面に面するか、
前記検知モジュールは検知面を有し、且つ前記スリーブは前記検知面に面する内側面を有し、前記透光手段が前記開放領域を含む場合、前記第１面か前記第２面は前記検知面と前記内側面の間を介さず、前記検知面と前記内側面を隣接させることを特徴とする、請求項１に記載の制御装置。
前記制御装置はさらに前記台座のケース、位置決め軸、磁性部材からなる移動座、押し部材及び検知ユニットを含み、且つ、前記位置決め軸、前記移動座、前記押し部材及び前記検知ユニットはどれも前記ケース中に収納され、ここでは、
前記台座は前記押し部材上に固定され、
前記押し部材は回転可能で前記位置決め軸の一端に固定され、
前記位置決め軸の前記一端は前記移動座を穿設した後、前記押し部材と当接し、前記スリーブが外力を受けて前記移動座に力を加える時、前記移動座と前記押し部材の距離を変化させ、前記磁性部材の磁場変化を前記検知ユニットに受信させることを特徴とする、請求項１に記載の制御装置。
ユーザーに電子装置のカーソル動作を制御させる制御装置であって、
近くの前記ユーザーが操作する時に力を加える第１面、前記第１面に対応する第２面を有する台座と、
前記台座上に覆設され、前記第１面上で回転及びスライドを行うスリーブと、
前記収納スペース中に設けられ、前記スリーブの前記第１面と重ならない内側面によってスリーブの回転及びスライドを検知する検知モジュールとを含み、
ここでは、収納スペースが前記台座中に形成されると共に少なくとも前記第２面と隣接することを特徴とする、制御装置。
前記スリーブは前記内側面と対応する外側面上に触感増加の構造を設け、前記触感増加構造は凸部構造か凹部構造によるユニット構造を含み、前記ユニット構造は前記検知モジュールによって検知される機能を有さず、前記ユニット構造の幾何学形状は点状、ブロック状、及び前記スリーブの長軸方向と平行ではないバー状の少なくとも１つから選ばれることを特徴とする、請求項１１に記載の制御装置。
前記スリーブは前記内側面と対応する外側面上に触感増加の構造を設け、前記触感増加構造は凸部構造か凹部構造によるユニット構造を含み、前記触感増加構造が複数個のユニット構造を含む時、前記これらのユニット構造は前記検知モジュールによって検知される機能を有さず、前記これらユニット構造は規則的、或いは不規則に前記外側面上に分布されることを特徴とする、請求項１１に記載の制御装置。
前記スリーブは前記内側面と対応する外側面上に触感増加の構造を設け、前記触感増加構造は凸部構造か凹部構造によるユニット構造を含み、前記触感増加構造が複数個のユニット構造を含む場合、前記これらのユニット構造は前記検知モジュールによって検知される機能を有さず、前記これらユニット構造は連続的、或いは不連続で前記外側面上に分布されることを特徴とする、請求項１１に記載の制御装置。
前記スリーブは単一の支持層或いは、複合支持層によって形成されるか、或いは、前記複合支持層はさらに強化層を含むことを特徴とする、請求項１１に記載の制御装置。
前記触感増加構造は前記単一の支持層或いは、前記複合支持層の少なくとも一部分によって形成されるか、或いは、摩擦係数が前記強化層と等しい摩擦構造によって形成されることを特徴とする、請求項１５に記載の制御装置。
前記台座の前記第１面及び前記第２面のいずれか少なくとも１つが透明体を含む場合、前記検知モジュールの検知面は前記透明体及び前記スリーブの前記内側面に面するか、
前記台座の前記第２面が刳り抜き領域を含む場合、前記検知モジュールの検知面は前記刳り抜き領域及び前記第１面と重ならない前記内側面に面するか、
前記検知モジュールは検知面を有し、前記台座の前記第１面か前記第２面は前記検知面と前記スリーブの前記内側面の間を介さず、前記検知面と前記スリーブの前記第１面と重ならない前記内側面を隣接させることを特徴とする、請求項１１に記載の制御装置。
前記制御装置はさらに前記台座のケース、位置決め軸、磁性部材からなる移動座、押し部材及び検知ユニットを含み、且つ、前記位置決め軸、前記移動座、前記押し部材及び前記検知ユニットはどれも前記ケース中に収納され、ここでは、
前記台座は前記押し部材上に固定され、
前記押し部材は回転可能で前記位置決め軸の一端に固定され、
前記位置決め軸の前記一端は前記移動座を穿設した後、前記押し部材と当接し、前記スリーブが外力を受けて前記移動座に力を加える時、前記移動座と前記押し部材の距離を変化させ、前記磁性部材の磁場変化を前記検知ユニットに受信させることを特徴とする、請求項１１に記載の制御装置。
前記制御装置はさらに制御スイッチを前記ケース中に設けると共に、前記押し部材のタッチ部の下方に位置づけ、前記台座に下向きの外力が加えられる時、前記タッチ部を連動して圧迫し、前記制御スイッチは信号を発生させることを特徴とする、請求項１８に記載の制御装置。
前記制御装置は更に前記収納スペース中に設けられるマイクロプロセッサーを含むことを特徴とする、請求項１１に記載の制御装置。
ユーザーに電子装置のカーソル動作を制御させる制御装置であって、
透明体を有し、収納スペースが設けられる台座と、
前記台座上に覆設され、前記台座上で回転及びスライドを行うスリーブと、
前記収納スペース中に設けられ、前記透明体に面する検知面を有し、前記透明体によって前記スリーブの回転及びスライドのいずれか１つを検知する検知モジュールとを含むことを特徴とする、制御装置。
前記台座は近くの前記ユーザーが操作する時に力を加える第１面及び第１面と接続される第２面を含み、前記第１面の領域は前記透明体によって構成されるか、或いは、前記第２面の領域は前記透明体によって構成されるか、或いは、前記透明体は前記第１面及び前記第２面を構成し、前記収納スペースはフレームによって取り囲まれることを特徴とする、請求項２１に記載の制御装置。
前記ユーザーがタッチする前記スリーブの外側面に複数個の凸部構造及び複数個の凹部構造のいずれか少なくとも１つが設けられ、前記これら凸部構造か前記これら凹部構造は前記検知モジュールによって検知される機能を有さず、前記これら凸部構造か前記これら凹部構造は規則的、或いは不規則に前記外側面上に分布されることを特徴とする、請求項２１に記載の制御装置。
前記ユーザーがタッチする前記スリーブの外側面に複数個の凸部構造及び複数個の凹部構造のいずれか少なくとも１つが設けられ、前記これら凸部構造か前記これら凹部構造は前記検知モジュールによって検知される機能を有さず、前記これら凸部構造か前記これら凹部構造は連続的、或いは不連続で前記外側面上に分布されることを特徴とする、請求項２１に記載の制御装置。
ユーザーに電子装置のカーソル動作を制御させる制御装置であって、
上向きの第１面、前記第１面に対応し下向きの第２面を有し、収納スペースが前記第２面の下方に形成される台座と、
前記台座上に覆設され、前記第１面上で回転及びスライドを行うスリーブと、
前記収納スペース中に設けられ、前記スリーブの下向きではない内側面によってスリーブの回転及びスライドを検知する検知モジュールとを含むことを特徴とする、制御装置。
前記制御装置はさらに前記台座のケース、位置決め軸、磁性部材からなる移動座、押し部材及び検知ユニットを含み、且つ、前記位置決め軸、前記移動座、前記押し部材及び前記検知ユニットはどれも前記ケース中に収納され、ここでは、
前記台座は前記押し部材上に固定され、
前記押し部材は回転可能で前記位置決め軸の一端に固定され、
前記位置決め軸の前記一端は前記移動座を穿設した後、前記押し部材と当接し、前記スリーブが外力を受けて前記移動座に力を加える時、前記移動座と前記押し部材の距離を変化させ、前記磁性部材の磁場変化を前記検知ユニットに受信させることを特徴とする、請求項２５に記載の制御装置。
前記台座の前記第１面及び前記第２面のいずれか少なくとも１つが透明体を含む場合、前記検知モジュールの検知面は前記透明体及び前記スリーブの前記内側面に面するか、
前記台座の前記第２面が刳り抜き領域を含む場合、前記検知モジュールの検知面は前記刳り抜き領域及び前記スリーブの第１面と重ならない前記内側面に面するか、
前記検知モジュールは検知面を有し、前記台座の前記第１面か前記第２面は前記検知面と前記スリーブの前記内側面の間を介さず、前記検知面と前記スリーブの前記第１面と重ならない前記内側面を隣接させることを特徴とする、請求項２５に記載の制御装置。
ユーザーに電子装置のカーソル動作を制御させる制御装置であって、
上向きの第１面、前記第１面に接続される第２面を有し、前記第２面に面する収納スペースが設けられる台座と、
前記台座上に覆設され、前記第１面上で回転及びスライドを行うスリーブと、
前記収納スペース中に設けられ、上向きではない検知面を有することによって前記スリーブの回転及びスライドを検知する検知モジュールとを含むことを特徴とする、制御装置。
前記制御装置はさらに前記台座のケース、位置決め軸、磁性部材からなる移動座、押し部材及び検知ユニットを含み、且つ、前記位置決め軸、前記移動座、前記押し部材及び前記検知ユニットはどれも前記ケース中に収納され、ここでは、
前記台座は前記押し部材上に固定され、
前記押し部材は回転可能で前記位置決め軸の一端に固定され、
前記位置決め軸の前記一端は前記移動座を穿設した後、前記押し部材と当接し、前記スリーブが外力を受けて前記移動座に力を加える時、前記移動座と前記押し部材の距離を変化させ、前記磁性部材の磁場変化を前記検知ユニットに受信させることを特徴とする、請求項２８に記載の制御装置。
前記台座の前記第１面及び前記第２面のいずれか少なくとも１つが透明体を含む場合、前記検知モジュールの検知面は前記透明体及び前記スリーブの前記内側面に面するか、
前記台座の前記第２面が刳り抜き領域を含む場合、前記検知モジュールの検知面は前記刳り抜き領域及び前記スリーブの第１面と重ならない前記内側面に面するか、
前記検知モジュールは検知面を有し、前記台座の前記第１面か前記第２面は前記検知面と前記スリーブの前記内側面の間を介さず、前記検知面と前記カバーの前記第１面と重ならない前記内側面を隣接させることを特徴とする、請求項２８に記載の制御装置。