JP3180424B2 - 出力制御回路 - Google Patents
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- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000001413 cellular effect Effects 0.000 description 2
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 2
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers
- H03G3/20—Automatic control
- H03G3/30—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
- H03G3/3036—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers
- H03G3/3042—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers in modulators, frequency-changers, transmitters or power amplifiers
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は携帯電話機のような無
線通信機に関する。
線通信機に関する。
【０００２】
【従来の技術】移動電話システム、例えばセルラーフォ
ンシステムにおいては、基地局が移動局の送信出力を制
御ないし変更できるようにされている。これは、移動局
からの電波の到達距離を必要最小限に抑え、面的に周波
数を再利用することにより、システムの加入容量を増加
させるためである。
ンシステムにおいては、基地局が移動局の送信出力を制
御ないし変更できるようにされている。これは、移動局
からの電波の到達距離を必要最小限に抑え、面的に周波
数を再利用することにより、システムの加入容量を増加
させるためである。
【０００３】そして、そのように送信出力を変更できる
ようにするため、移動局、特にその送信出力段は、例え
ば図４に示すように、構成されている。
ようにするため、移動局、特にその送信出力段は、例え
ば図４に示すように、構成されている。
【０００４】すなわち、図４において、１１は送話器、
１２は送信回路、１３はパワーアンプ、１４はマイクロ
ストリップライン、１５は上りチャンネル用のバンドパ
スフィルタ、１６は送受信アンテナを示す。
１２は送信回路、１３はパワーアンプ、１４はマイクロ
ストリップライン、１５は上りチャンネル用のバンドパ
スフィルタ、１６は送受信アンテナを示す。
【０００５】そして、送話時には、送話器１１からの音
声信号Ｓ11が、送信回路１２に供給されて上りチャンネ
ルの送信信号（ＦＭ信号）Ｓ12に変換され、この送信信
号Ｓ12がアンプ１３においてパワー増幅され、このパワ
ー増幅された信号Ｓ13がマイクロストリップライン１４
及びフィルタ１５を通じてアンテナ１６に供給され、基
地局へと送信される。
声信号Ｓ11が、送信回路１２に供給されて上りチャンネ
ルの送信信号（ＦＭ信号）Ｓ12に変換され、この送信信
号Ｓ12がアンプ１３においてパワー増幅され、このパワ
ー増幅された信号Ｓ13がマイクロストリップライン１４
及びフィルタ１５を通じてアンテナ１６に供給され、基
地局へと送信される。
【０００６】また、２０はシステムコントロール用のマ
イクロコンピュータを示す。そして、送信回路１２及び
受信回路（図示せず）を通じて、このマイコン２０と基
地局との間で所定のコマンド信号あるいはデータがアク
セスされる。さらに、基地局からのコマンド信号あるい
はデータにしたがって、マイコン２０により、送信回路
１２や受信回路などが制御される。
イクロコンピュータを示す。そして、送信回路１２及び
受信回路（図示せず）を通じて、このマイコン２０と基
地局との間で所定のコマンド信号あるいはデータがアク
セスされる。さらに、基地局からのコマンド信号あるい
はデータにしたがって、マイコン２０により、送信回路
１２や受信回路などが制御される。
【０００７】そして、３０が送信出力を制御するＡＰＣ
回路を示す。すなわち、マイコン２０から、送信出力を
指定するデータＤ31がラッチ３１にロードされるととも
に、このラッチ３１のデータＤ31が、Ｄ／Ａコンバータ
３２に供給されてアナログ電圧Ｖ32にＤ／Ａ変換され、
この電圧Ｖ32が、電圧比較回路３３に基準電圧として供
給される。また、パワーアンプ１３からの送信信号Ｓ13
が、検波回路３４に供給されて送信信号Ｓ13のレベル
（振幅）に対応したレベルの直流電圧Ｖ34が取り出さ
れ、この電圧Ｖ34が比較回路３３に供給される。
回路を示す。すなわち、マイコン２０から、送信出力を
指定するデータＤ31がラッチ３１にロードされるととも
に、このラッチ３１のデータＤ31が、Ｄ／Ａコンバータ
３２に供給されてアナログ電圧Ｖ32にＤ／Ａ変換され、
この電圧Ｖ32が、電圧比較回路３３に基準電圧として供
給される。また、パワーアンプ１３からの送信信号Ｓ13
が、検波回路３４に供給されて送信信号Ｓ13のレベル
（振幅）に対応したレベルの直流電圧Ｖ34が取り出さ
れ、この電圧Ｖ34が比較回路３３に供給される。
【０００８】さらに、電源端子３５と、アンプ１３の電
源ラインとの間に、トランジスタ３６のエミッタ・コレ
クタ間が直列接続されるとともに、比較回路３３の比較
出力Ｓ33が、ドライブ回路３７を通じてトランジスタ３
６のベースにその制御信号として供給される。
源ラインとの間に、トランジスタ３６のエミッタ・コレ
クタ間が直列接続されるとともに、比較回路３３の比較
出力Ｓ33が、ドライブ回路３７を通じてトランジスタ３
６のベースにその制御信号として供給される。
【０００９】したがって、トランジスタ３６を通じてア
ンプ１３に供給される動作電圧の大きさが、比較出力Ｓ
33にしたがって変化し、アンプ１３の動作電圧の大きさ
が変化すると、アンプ１３から出力される送信信号Ｓ13
のレベルが変化する。そして、このとき、比較回路３３
により、Ｖ34＝Ｖ32となるように、フィードバックが行
われいるので、アンプ１３からの送信信号Ｓ13のレベル
（＝Ｖ34）は、電圧Ｖ32のレベルに等しくなる。
ンプ１３に供給される動作電圧の大きさが、比較出力Ｓ
33にしたがって変化し、アンプ１３の動作電圧の大きさ
が変化すると、アンプ１３から出力される送信信号Ｓ13
のレベルが変化する。そして、このとき、比較回路３３
により、Ｖ34＝Ｖ32となるように、フィードバックが行
われいるので、アンプ１３からの送信信号Ｓ13のレベル
（＝Ｖ34）は、電圧Ｖ32のレベルに等しくなる。
【００１０】したがって、マイコン２０によりデータＤ
31の値を制御することにより、送信信号Ｓ13のレベルを
制御することができるので、基地局はこの移動局の送信
出力を制御することができる。
31の値を制御することにより、送信信号Ｓ13のレベルを
制御することができるので、基地局はこの移動局の送信
出力を制御することができる。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、ダ
イオードには、２mV／℃程度の温度特性がある。そし
て、図４においては、アンプ１３からの送信信号Ｓ13
を、検波回路３４のダイオード３４Ｄにより検波して送
信信号Ｓ13のレベルを示す電圧Ｖ34を得ている。したが
って、電圧Ｖ34のレベルは、温度により変化することに
なる。
イオードには、２mV／℃程度の温度特性がある。そし
て、図４においては、アンプ１３からの送信信号Ｓ13
を、検波回路３４のダイオード３４Ｄにより検波して送
信信号Ｓ13のレベルを示す電圧Ｖ34を得ている。したが
って、電圧Ｖ34のレベルは、温度により変化することに
なる。
【００１２】しかも、移動局が自動車電話であるときに
は、図４の送信部を含む本体部分が自動車のトランクル
ームに配置されるので、ダイオード３４Ｄの温度変化は
かなりの大きさになり、したがって、検波出力電圧34の
温度変化もかなりの大きさとなるので、結果として、送
信出力が大幅に変動することになる。
は、図４の送信部を含む本体部分が自動車のトランクル
ームに配置されるので、ダイオード３４Ｄの温度変化は
かなりの大きさになり、したがって、検波出力電圧34の
温度変化もかなりの大きさとなるので、結果として、送
信出力が大幅に変動することになる。
【００１３】この場合、検波回路３４に供給される送信
信号Ｓ13のレベルを大きくすれば、その検波出力電圧Ｖ
34が大きくなるので、その電圧Ｖ34に含まれる温度変化
分の割り合いが小さくなり、送信出力の変動分を小さく
することができる。しかし、アンプ１３から検波回路３
４に送信信号Ｓ13を供給することは、アンテナ１６から
実際に送信される送信信号Ｓ13から見てロスであり、検
波回路３４に供給される送信信号Ｓ13のレベルを大きく
すると、そのロスが大きくなってしまう。
信号Ｓ13のレベルを大きくすれば、その検波出力電圧Ｖ
34が大きくなるので、その電圧Ｖ34に含まれる温度変化
分の割り合いが小さくなり、送信出力の変動分を小さく
することができる。しかし、アンプ１３から検波回路３
４に送信信号Ｓ13を供給することは、アンテナ１６から
実際に送信される送信信号Ｓ13から見てロスであり、検
波回路３４に供給される送信信号Ｓ13のレベルを大きく
すると、そのロスが大きくなってしまう。
【００１４】さらに、検波回路３４がダイオード３４Ｄ
を使用しているので、そのダイオード３４Ｄのノンリニ
ア特性のため、検波電圧Ｖ34が送信信号Ｓ13のレベルに
リニアには比例しないことになり、これが送信出力の制
御に影響してしまう。
を使用しているので、そのダイオード３４Ｄのノンリニ
ア特性のため、検波電圧Ｖ34が送信信号Ｓ13のレベルに
リニアには比例しないことになり、これが送信出力の制
御に影響してしまう。
【００１５】この発明は、以上のような問題点を解決し
ようとするものである。
ようとするものである。
【００１６】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、各部の参照符号を後述の実施例に対応させる
と、出力信号Ｓ12をパワー増幅するパワーアンプ１３
と、このパワーアンプ１３から出力される信号Ｓ13のレ
ベルを制御する制御回路３６、３７と、パワーアンプ１
３から出力される信号Ｓ13の一部を、振幅制限して取り
出すリミッタ４１と、このリミッタ４１からの出力信号
Ｓ41と、パワーアンプ１３から出力された信号Ｓ13の一
部との乗算を行う乗算回路４２と、この乗算回路４２の
出力信号Ｓ42からその直流分Ｖ44を取り出すローパスフ
ィルタ４４と、このローパスフィルタ４４から取り出さ
れた直流分Ｖ44と、基準電圧Ｖ32とを電圧比較する電圧
比較回路３３とを設ける。そして、電圧比較回路３３の
比較出力Ｓ33を制御回路３６、３７に供給し、この制御
回路３６、３７により、ローパスフィルタ４４から取り
出された直流分Ｖ44と、基準電圧Ｖ32とが等しくなるよ
うに、パワーアンプ１３から出力される信号Ｓ13のレベ
ルを制御するようにしたものである。
いては、各部の参照符号を後述の実施例に対応させる
と、出力信号Ｓ12をパワー増幅するパワーアンプ１３
と、このパワーアンプ１３から出力される信号Ｓ13のレ
ベルを制御する制御回路３６、３７と、パワーアンプ１
３から出力される信号Ｓ13の一部を、振幅制限して取り
出すリミッタ４１と、このリミッタ４１からの出力信号
Ｓ41と、パワーアンプ１３から出力された信号Ｓ13の一
部との乗算を行う乗算回路４２と、この乗算回路４２の
出力信号Ｓ42からその直流分Ｖ44を取り出すローパスフ
ィルタ４４と、このローパスフィルタ４４から取り出さ
れた直流分Ｖ44と、基準電圧Ｖ32とを電圧比較する電圧
比較回路３３とを設ける。そして、電圧比較回路３３の
比較出力Ｓ33を制御回路３６、３７に供給し、この制御
回路３６、３７により、ローパスフィルタ４４から取り
出された直流分Ｖ44と、基準電圧Ｖ32とが等しくなるよ
うに、パワーアンプ１３から出力される信号Ｓ13のレベ
ルを制御するようにしたものである。
【００１７】
【作用】乗算回路４２において、送信信号Ｓ13の一部が
同期検波され、ローパスフィルタ４４により、同期検波
出力Ｓ42から送信信号Ｓ13のレベルを示す直流分Ｖ44が
取り出され、この直流分Ｖ44に基づいて送信信号Ｓ13の
レベルが制御される。
同期検波され、ローパスフィルタ４４により、同期検波
出力Ｓ42から送信信号Ｓ13のレベルを示す直流分Ｖ44が
取り出され、この直流分Ｖ44に基づいて送信信号Ｓ13の
レベルが制御される。
【００１８】
【実施例】図１において、４０はレベル検出回路を示
し、パワーアンプ１３からの送信信号Ｓ13が、リミッタ
アンプ４１に供給されて一定の振幅の信号Ｓ41とされ、
この信号Ｓ41が、例えばダブルバランス型に構成された
乗算回路（ミキサ回路）４２にスイッチング信号として
供給される。さらに、アンプ１３からの信号Ｓ13が、利
得が一定の位相補正回路４３に供給されてレベルが信号
Ｓ13に比例し、かつ、位相が信号Ｓ41と等しい信号Ｓ43
とされ、この信号Ｓ43が乗算回路４２に供給される。
し、パワーアンプ１３からの送信信号Ｓ13が、リミッタ
アンプ４１に供給されて一定の振幅の信号Ｓ41とされ、
この信号Ｓ41が、例えばダブルバランス型に構成された
乗算回路（ミキサ回路）４２にスイッチング信号として
供給される。さらに、アンプ１３からの信号Ｓ13が、利
得が一定の位相補正回路４３に供給されてレベルが信号
Ｓ13に比例し、かつ、位相が信号Ｓ41と等しい信号Ｓ43
とされ、この信号Ｓ43が乗算回路４２に供給される。
【００１９】そして、この乗算回路４２の乗算出力Ｓ42
が、ローパスフィルタ４４に供給されて信号Ｓ42に含ま
れる直流電圧成分Ｖ44が取り出され、この電圧Ｖ44が電
圧比較回路３３に供給される。
が、ローパスフィルタ４４に供給されて信号Ｓ42に含ま
れる直流電圧成分Ｖ44が取り出され、この電圧Ｖ44が電
圧比較回路３３に供給される。
【００２０】このような構成において、アンプ１３から
リミッタアンプ４１に供給される送信信号Ｓ13が、 Ｓ13＝Ａ cos（ωｔ＋φ13） Ａ ：振幅 ω ：角周波数 φ13：位相 であるとする。また、 Ｋ43：位相補正回路４３の利得 φ43：位相補正回路４３の位相補正量（＝リミッタアン
プ４１の移相量） とする。
リミッタアンプ４１に供給される送信信号Ｓ13が、 Ｓ13＝Ａ cos（ωｔ＋φ13） Ａ ：振幅 ω ：角周波数 φ13：位相 であるとする。また、 Ｋ43：位相補正回路４３の利得 φ43：位相補正回路４３の位相補正量（＝リミッタアン
プ４１の移相量） とする。
【００２１】すると、リミッタアンプ４１からの信号Ｓ
41は、乗算回路４２の入力トランジスタをスイッチング
レベルまで増幅されているので、信号Ｓ41は、 Ｓ41＝１・cos （ωｔ＋φ13＋φ43） となる。また、位相補正回路４３の出力信号Ｓ43は、 Ｓ43＝Ｋ43・Ａ cos（ωｔ＋φ13＋φ43） となる。
41は、乗算回路４２の入力トランジスタをスイッチング
レベルまで増幅されているので、信号Ｓ41は、 Ｓ41＝１・cos （ωｔ＋φ13＋φ43） となる。また、位相補正回路４３の出力信号Ｓ43は、 Ｓ43＝Ｋ43・Ａ cos（ωｔ＋φ13＋φ43） となる。
【００２２】したがって、 Ｋ42：乗算回路４２の乗算利得 とすると、乗算回路４２の出力信号Ｓ42は、 Ｓ42＝Ｋ42・Ｓ41・Ｓ43 ＝Ｋ42・１・cos （ωｔ＋φ13＋φ43） ×Ｋ43・Ａ cos（ωｔ＋φ13＋φ43） ＝（ＡＫ42Ｋ43／２）｛１＋ cos（ωｔ＋φ13＋φ43）｝ となる。
【００２３】そして、この出力信号Ｓ42のうちの、直流
分（＝ＡＫ42Ｋ43／２）が、ローパスフィルタ４４によ
り、電圧Ｖ44として取り出され、すなわち、 Ｖ44＝ＡＫ42Ｋ43／２ が取り出される。そして、この場合、値Ｋ42、Ｋ43は一
定である。したがって、電圧Ｖ44はアンプ１３から取り
出された送信信号Ｓ13の振幅Ａを示していることにな
る。
分（＝ＡＫ42Ｋ43／２）が、ローパスフィルタ４４によ
り、電圧Ｖ44として取り出され、すなわち、 Ｖ44＝ＡＫ42Ｋ43／２ が取り出される。そして、この場合、値Ｋ42、Ｋ43は一
定である。したがって、電圧Ｖ44はアンプ１３から取り
出された送信信号Ｓ13の振幅Ａを示していることにな
る。
【００２４】そして、この電圧Ｖ44が比較回路３３に供
給されるとともに、Ｖ44＝Ｖ32となるように、フィード
バックが行われるので、マイコン２０によりデータＤ31
の値を制御することにより、送信信号Ｓ13のレベルを制
御することができ、すなわち、基地局は移動局の送信出
力を制御することができる。
給されるとともに、Ｖ44＝Ｖ32となるように、フィード
バックが行われるので、マイコン２０によりデータＤ31
の値を制御することにより、送信信号Ｓ13のレベルを制
御することができ、すなわち、基地局は移動局の送信出
力を制御することができる。
【００２５】そして、この場合、この発明によれば、送
信信号Ｓ13のレベルの検出に、図４における検波回路３
４のダイオード３４Ｄのように、温度特性を有する素子
あるいは回路を使用していないので、温度が変化しても
基地局の指示したレベルで送信を行うことができる。
信信号Ｓ13のレベルの検出に、図４における検波回路３
４のダイオード３４Ｄのように、温度特性を有する素子
あるいは回路を使用していないので、温度が変化しても
基地局の指示したレベルで送信を行うことができる。
【００２６】また、比較回路３３に供給される電圧Ｖ44
は、送信信号Ｓ13の振幅Ａにリニアに比例するので、送
信出力を適切に制御することができる。
は、送信信号Ｓ13の振幅Ａにリニアに比例するので、送
信出力を適切に制御することができる。
【００２７】さらに、アンプ１３から送信信号Ｓ13を回
路４１、４３に供給するとき、ごく一部を分配すればよ
いので、実際に送信される送信信号Ｓ13に対してほとん
どロスを与えることがない。
路４１、４３に供給するとき、ごく一部を分配すればよ
いので、実際に送信される送信信号Ｓ13に対してほとん
どロスを与えることがない。
【００２８】図２に示す例においては、位相補正回路４
３を省略した場合である。すなわち、リミッタアンプ４
１における位相のずれが、送信信号Ｓ13の振幅Ａの検出
に対して無視できる程度に小さいときには、この図２に
示すように、位相補正回路４３を省略することができ
る。
３を省略した場合である。すなわち、リミッタアンプ４
１における位相のずれが、送信信号Ｓ13の振幅Ａの検出
に対して無視できる程度に小さいときには、この図２に
示すように、位相補正回路４３を省略することができ
る。
【００２９】図３は、この発明をデジタルセルラーフォ
ンシステムの移動局に適用した場合の一例を示す。すな
わち、ＱＰＳＫ変調回路５１からＱＰＳＫ変調信号Ｓ51
が取り出され、この信号Ｓ51が、バンドパスフィルタ５
２を通じてリミッタ７１及び位相補正回路７３に供給さ
れる。このリミッタ７１及び位相補正回路７３は、乗算
回路７２及びローパスフィルタ７４とともに、レベル検
出回路４０と同様のレベル検出回路７０を構成している
ものである。
ンシステムの移動局に適用した場合の一例を示す。すな
わち、ＱＰＳＫ変調回路５１からＱＰＳＫ変調信号Ｓ51
が取り出され、この信号Ｓ51が、バンドパスフィルタ５
２を通じてリミッタ７１及び位相補正回路７３に供給さ
れる。このリミッタ７１及び位相補正回路７３は、乗算
回路７２及びローパスフィルタ７４とともに、レベル検
出回路４０と同様のレベル検出回路７０を構成している
ものである。
【００３０】したがって、リミッタ７１からは、信号Ｓ
51から振幅情報の除去された一定振幅の信号Ｓ71、すな
わち、信号Ｓ51の位相情報だけを有する信号Ｓ71が出力
され、ローパスフィルタ７４から信号Ｓ51の振幅を示す
電圧Ｖ74が出力される。
51から振幅情報の除去された一定振幅の信号Ｓ71、すな
わち、信号Ｓ51の位相情報だけを有する信号Ｓ71が出力
され、ローパスフィルタ７４から信号Ｓ51の振幅を示す
電圧Ｖ74が出力される。
【００３１】そして、リミッタ７１からの信号Ｓ71が、
バンドパスフィルタ５３を通じてミキサ回路５４に供給
されるとともに、チャンネル設定用のＰＬＬ５５からキ
ャリア信号Ｓ55がミキサ回路５４に供給されて信号Ｓ71
は所定のチャンネルの信号Ｓ54に周波数変換され、この
信号Ｓ54が、バンドパスフィルタ５６→ドライブアンプ
５７→バンドパスフィルタ５８の信号ラインを通じて、
Ｃ級動作のパワーアンプ５９に供給される。
バンドパスフィルタ５３を通じてミキサ回路５４に供給
されるとともに、チャンネル設定用のＰＬＬ５５からキ
ャリア信号Ｓ55がミキサ回路５４に供給されて信号Ｓ71
は所定のチャンネルの信号Ｓ54に周波数変換され、この
信号Ｓ54が、バンドパスフィルタ５６→ドライブアンプ
５７→バンドパスフィルタ５８の信号ラインを通じて、
Ｃ級動作のパワーアンプ５９に供給される。
【００３２】そして、アンプ５９から信号Ｓ54のパワー
増幅された信号Ｓ59が取り出され、この信号Ｓ59が、ロ
ーパスフィルタ６１を通じて送受信アンテナ６２に供給
されるとともに、リミッタ８１及び位相補正回路８３に
供給される。この場合、リミッタ８１及び位相補正回路
８３は、乗算回路８２及びローパスフィルタ８４ととも
に、レベル検出回路４０と同様のレベル検出回路８０を
構成しているものである。したがって、ローパスフィル
タ８４からは信号Ｓ54の振幅を示す電圧Ｖ84が出力され
る。
増幅された信号Ｓ59が取り出され、この信号Ｓ59が、ロ
ーパスフィルタ６１を通じて送受信アンテナ６２に供給
されるとともに、リミッタ８１及び位相補正回路８３に
供給される。この場合、リミッタ８１及び位相補正回路
８３は、乗算回路８２及びローパスフィルタ８４ととも
に、レベル検出回路４０と同様のレベル検出回路８０を
構成しているものである。したがって、ローパスフィル
タ８４からは信号Ｓ54の振幅を示す電圧Ｖ84が出力され
る。
【００３３】そして、この電圧Ｖ84が、電圧比較回路９
１に供給されるとともに、ローパスフィルタ７４から
の、信号Ｓ51の振幅を示す電圧Ｖ74が、加算回路９２を
通じて比較回路９１に供給され、この比較回路９１の比
較出力Ｓ91がアンプ５９にその出力レベルの制御信号と
して供給される。
１に供給されるとともに、ローパスフィルタ７４から
の、信号Ｓ51の振幅を示す電圧Ｖ74が、加算回路９２を
通じて比較回路９１に供給され、この比較回路９１の比
較出力Ｓ91がアンプ５９にその出力レベルの制御信号と
して供給される。
【００３４】したがって、アンプ５９から出力される信
号Ｓ59は、信号Ｓ51の振幅に対応してその振幅が変化す
ることになる。そして、このとき、その信号Ｓ59は、信
号Ｓ51の位相情報を有しているので、ＱＰＳＫ変調信号
Ｓ51と同等で、アンプ５９によりパワー増幅されたＱＰ
ＳＫ変調信号となる。
号Ｓ59は、信号Ｓ51の振幅に対応してその振幅が変化す
ることになる。そして、このとき、その信号Ｓ59は、信
号Ｓ51の位相情報を有しているので、ＱＰＳＫ変調信号
Ｓ51と同等で、アンプ５９によりパワー増幅されたＱＰ
ＳＫ変調信号となる。
【００３５】さらに、この場合、Ｄ／Ａコンバータ３２
から直流電圧Ｖ32が取り出され、この電圧Ｖ32も加算回
路９２を通じて比較回路９１に供給されるので、アンプ
５９から出力される信号Ｓ59のレベルは、電圧Ｖ32の値
にしたがったレベルとなる。したがって、アンプ５９か
ら出力される信号Ｓ59のレベルは、マイコン２０からの
データＤ31により制御できることになる。
から直流電圧Ｖ32が取り出され、この電圧Ｖ32も加算回
路９２を通じて比較回路９１に供給されるので、アンプ
５９から出力される信号Ｓ59のレベルは、電圧Ｖ32の値
にしたがったレベルとなる。したがって、アンプ５９か
ら出力される信号Ｓ59のレベルは、マイコン２０からの
データＤ31により制御できることになる。
【００３６】こうして、この例によれば、ＱＰＳＫ変調
信号Ｓ51を、Ｃ級動作のアンプ５９により増幅すること
ができる。
信号Ｓ51を、Ｃ級動作のアンプ５９により増幅すること
ができる。
【００３７】
【発明の効果】この発明によれば、送信信号Ｓ13の一部
を同期検波し、その検波出力Ｓ42をローパスフィルタ４
４に供給することにより、送信信号Ｓ13のレベルを検出
しているので、すなわち、送信信号Ｓ13のレベルの検出
に、図４における検波回路３４のダイオード３４Ｄのよ
うに、温度特性を有する素子あるいは回路を使用してい
ないので、温度が変化しても基地局の指示したレベルで
送信を行うことができる。
を同期検波し、その検波出力Ｓ42をローパスフィルタ４
４に供給することにより、送信信号Ｓ13のレベルを検出
しているので、すなわち、送信信号Ｓ13のレベルの検出
に、図４における検波回路３４のダイオード３４Ｄのよ
うに、温度特性を有する素子あるいは回路を使用してい
ないので、温度が変化しても基地局の指示したレベルで
送信を行うことができる。
【００３８】また、比較回路３３に供給される電圧Ｖ44
は、送信信号Ｓ13の振幅Ａにリニアに比例するので、送
信出力を適切に制御することができる。
は、送信信号Ｓ13の振幅Ａにリニアに比例するので、送
信出力を適切に制御することができる。
【００３９】さらに、アンプ１３から送信信号Ｓ13を回
路４１、４３に供給するとき、ごく一部を分配すればよ
いので、実際に送信される送信信号Ｓ13に対してほとん
どロスを与えることがない。
路４１、４３に供給するとき、ごく一部を分配すればよ
いので、実際に送信される送信信号Ｓ13に対してほとん
どロスを与えることがない。
【図１】この発明の一例を示す系統図である。
【図２】この発明の他の例を示す系統図である。
【図３】この発明の他の例を示す系統図である。
【図４】従来例を示す系統図である。
１２ 送信回路 １３ パワーアンプ １６ 送受信アンテナ ２０ マイクロコンピュータ ３０ ＡＰＣ回路 ３２ Ｄ／Ａコンバータ ３３ 電圧比較回路 ３７ ドライブ回路 ４１ リミッタアンプ ４２ 乗算回路 ４３ 位相補正回路 ４４ ローパスフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−175823（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−96004（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−224511（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−293830（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−3517（ＪＰ，Ａ) 特開 昭53−38915（ＪＰ，Ａ) 実開 昭60−35651（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−158021（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H03G 3/20 - 3/34
Claims (2)
- 【請求項１】 出力信号をパワー増幅するパワーアンプ
と、 このパワーアンプから出力される信号のレベルを制御す
る制御回路と、 上記パワーアンプから出力された信号の一部を、振幅制
限して取り出すリミッタと、 このリミッタからの出力信号と、上記パワーアンプから
出力された信号の一部との乗算を行う乗算回路と、 この乗算回路の出力信号からその直流分を取り出すロー
パスフィルタと、 このローパスフィルタから取り出された直流分と、基準
電圧とを電圧比較する電圧比較回路とを有し、 上記電圧比較回路の比較出力を上記制御回路に供給し、 この制御回路により、上記ローパスフィルタから取り出
された直流分と、上記基準電圧とが等しくなるように、
上記パワーアンプから出力される信号のレベルを制御す
るようにした出力制御回路。 - 【請求項２】 移動電話システムの移動局において、 送信信号をパワー増幅するパワーアンプと、 このパワーアンプから出力される送信信号のレベルを制
御する制御回路と、 上記パワーアンプから出力された送信信号の一部を、振
幅制限して取り出すリミッタと、 このリミッタからの出力信号と、上記パワーアンプから
出力された送信信号の一部との乗算を行う乗算回路と、 この乗算回路の出力信号からその直流分を取り出すロー
パスフィルタと、 このローパスフィルタから取り出された直流分と、基地
局から指示された値の基準電圧とを電圧比較する電圧比
較回路とを有し、 上記電圧比較回路の比較出力を上記制御回路に供給し、 この制御回路により、上記ローパスフィルタから取り出
された直流分と、上記基準電圧とが等しくなるように、
上記パワーアンプから出力される送信信号のレベルを制
御するようにした出力制御回路。
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| JP08780092A JP3180424B2 (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 出力制御回路 |
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|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-02-23 US US08/021,238 patent/US5334945A/en not_active Expired - Fee Related
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- 1993-03-08 DE DE69310584T patent/DE69310584T2/de not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |