JP3179646B2 - 共有型試験レジスタおよびこれを用いた組み込み自己試験回路 - Google Patents

共有型試験レジスタおよびこれを用いた組み込み自己試験回路

Info

Publication number
JP3179646B2
JP3179646B2 JP33681093A JP33681093A JP3179646B2 JP 3179646 B2 JP3179646 B2 JP 3179646B2 JP 33681093 A JP33681093 A JP 33681093A JP 33681093 A JP33681093 A JP 33681093A JP 3179646 B2 JP3179646 B2 JP 3179646B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
register
circuit
shared
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33681093A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07198791A (ja
Inventor
剛 池永
武 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP33681093A priority Critical patent/JP3179646B2/ja
Publication of JPH07198791A publication Critical patent/JPH07198791A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3179646B2 publication Critical patent/JP3179646B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路の試験容易化
のための共有型試験レジスタおよびこれを用いた組み込
み自己試験(BIST:Built-In Self Test)回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】集積回路の試験容易化のための1手法と
して、同一集積回路内にテスター機能(テストパターン
発生器、パターン圧縮器、比較器、期待値)を組み込ん
だ、コンパクトテスト法に基づく組み込み自己試験回路
が知られている。大規模化、複雑化する集積回路に対し
ては、高故障検出率、短テスト時間を達成するために、
上記のパターン発生器、パターン圧縮器を集積回路内に
複数個搭載した分散型構成が必須となりつつあるが、こ
の分散型構成としては、集積回路内の通常動作に用いら
れるレジスタの一部を、モード選択によって通常動作と
テスト動作に切替えられる共有型試験レジスタで置き換
えて、試験容易性を高める方法が知られている。分散型
組み込み自己試験回路の従来例としては、共有型試験レ
ジスタとして、モード切替えによって、通常レジスタ動
作、シフト動作、初期化、パターン発生、パターン圧縮
(時間圧縮)を行なうビルトイン・ロジックブロック・
オブザベーション(BILBO:Built-In Logic-Block Obser
vation)レジスタを用い、上記のモードを切替えなが
ら、順次、BILBOレジスタで囲まれた論理ブロッツ
クを試験していく方法が知られている(参考文献:Kone
mann B., Muncha J. and Zwiehoff G. :“Built-In Log
ic Block Observation Techniques”, IEEE Int. Test
Conference,pp37-41(1979))。しかし、集積回路内に
複数個搭載されるBILBOレジスタとして、リニアフ
ィードバック・シフトレジスタ型の多機能レジスタセル
を用いる必要があるので、試験のために加える付加回路
が大きくなるという問題がある。また、集積回路内の全
ブロックを試験するためには、複数の試験手順が必要な
ため、試験制御回路が複雑になるという問題がある。
【0003】このようなBILBO手法と比較して試験
制御回路が簡易に構成可能な手法としては、共有型試験
レジスタとしてセルフテストパスレジスタ73を用い、
それらを1本の循環パス74で結合した構成が知られて
いる。図7に従来の組み込み自己試験回路の全体構成を
示す(参考文献:Krasniewski A. and Albicki A. :“C
ircular Self-Test Path : A Low-Cost BIST Technique
for VLSI Circuits”, IEEE Trans. on CAD, Vol.8, N
o.1, pp.46-55(1989))。セルフテストパスレジスタ
73を、同時に、レジスタの入力側の試験対象回路に対
するパターン圧縮器(時間圧縮器)、出力側の試験対象
回路に対するテストパターン発生器として動作させるこ
とにより、一回の試験手順で集積回路78内の全ブロッ
クを試験可能であり、簡易な試験制御回路が構成可能と
なる。しかし、全てのセルフテストパスレジスタ73を
一本の循環パス74で結合するため、各セルフテストパ
スレジスタのクロックサイクルが異なるマルチサイクル
回路に対しては適用困難であり、また、大規模集積回路
に対しては、同時にシフト動作させるレジスタ数が多く
なるためタイミング保証が困難であるという問題があ
る。また、セルフテストパスレジスタ73で直接、圧縮
度の大きな時間圧縮を行なうため、圧縮器での故障マス
ク率を低減するためには、セルフテストパスレジスタ7
3として、多入力シグネチャレジスタ(MISR)、フ
ィードバック・シフトレジスタといったフィードバック
線を持ったハード量の大きな構成を用いなければならな
いという問題がある。参考文献2では、セルフテストパ
スレジスタ73として、フィードバック・シフトレジス
タを用いているが、故障マスク率を減らすためには、多
入力シグネチャレジスタ(MISR)よりも期待値比較
回数を増やす必要があり、期待値ベクトルが大きくなる
という問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】集積回路の大規模化に
より、消費電力が増大する傾向にあり、集積回路全体を
1つのクロックサイクルで動作させるのではなく、各機
能ブロックをそれぞれの要求性能に見あったクロックサ
イクルで動作させるマルチサイクル回路が増加してい
る。このため、試験容易化手法として、マルチサイクル
回路に適用できることが望まれている。集積回路の大規
模化により、レジスタのシフト動作時のタイミング保証
が困難になってきている。2本のシフト専用のクロック
によりシフト動作を保証した、レベルセンシティブ・ス
キャン方式が知られているが、多くのハード量を必要と
する。このため、組み込み自己試験手法では、レベルセ
ンシティブ・スキャン方式を用いなくても、容易にタイ
ミング保証が可能な構成が望まれている。組み込み自己
試験回路を用いて集積回路の試験を行なう場合のテスト
工程として、組み込み自己試験回路の設計、組み込み、
試験実行工程があるが、テストコスト削減のため、この
工数を削減することが望まれている。このうち、設計、
組み込み工数を削減するためには、組み込み自己試験回
路を構成する全部品を規格化、簡易化できる構成が必要
である。特に設計工数を必要とする試験制御回路を規格
化、簡易化できる構成が必要である。また、製造段階、
システム段階での試験実行を容易にするためには、期待
値を集積回路内に搭載し、テスターを用いずに集積回路
内部で良否結果を出力できる構成が望まれている。組み
込み自己試験のハードを付加することによって、チップ
面積が増大すると、そのまま集積回路の歩留まり低下に
つながるので、組み込み自己試験用の追加ハード量はで
きるだけ少なくすることが望まれている。このため、集
積回路内に複数個搭載し、付加回路の増加の要因となる
共有型試験レジスタをできるだけハード量の少ない回路
で実現できることが必要となる。
【0005】本発明は、以上の点に鑑み、その問題点を
解決するためになされたもので、その目的は、集積回路
の試験容易化を行なうための組み込み自己試験回路用と
して、一つには、マルチサイクル回路に適用可能で、タ
イミング保証が容易で、かつ、テスト工数を少なくする
よう改善する共有型試験レジスタを提供するとともに、
もう一つには、このような改善の上にさらに試験のため
の付加回路が少なくて済む組み込み自己試験回路を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の一つの目的を達成
するための本発明の共有型試験レジスタでは、例えば図
1に示すように、N本(Nは任意の自然数)のデータ入
力線32と、1本のモード切替え入力線34と、N本の
データ出力線36と、試験情報出力線35を有するレジ
スタ33を試験対象回路例えば31、37と上記データ
入力線32およびデータ出力線36を介して接続する回
路構成の中で、上記レジスタ33を、通常モード時は、
Nビット幅のレジスタとして動作させ、試験モード時
は、前段の試験対象回路から出力されるNビット×tパ
ターン(tはテストパターン数)の入力情報によりNビ
ット幅のレジスタに蓄えられた情報を次段の試験対象回
路に対してNビット×tパターンのテストパターンとし
て出力させる、集積回路の共有型試験レジスタ33にお
いて、該共有型試験レジスタ33は、レイアウト時に近
接して配置されるN個の例えばフリップフロップの記憶
素子から構成され、かつ、該N個の記憶素子は同じクロ
ックサイクルで動作し、さらに、上記試験情報出力線が
1本の空間圧縮出力線35から成る構造を備え、上記試
験モード時のNビット×tパターンの情報を1ビット×
tパターンの情報に空間圧縮して上記空間圧縮出力線3
5から出力する空間圧縮器の構成を備えることとする。
【0007】また上記のもう一つの目的を達成するため
の本発明の組み込み自己試験回路では、例えば図2に示
すように、集積回路内に、L(Lは任意の自然数)個の
上記の空間圧縮器としての共有型試験レジスタ12(R
3、R7、R8)と、該共有型試験レジスタのそれぞれ
に与えられるクロックサイクルの最小公倍数となるクロ
ックサイクルで動作する例えばフリップフロップの記憶
素子から構成されるLビット幅の時間圧縮器16と、試
験制御回路17を備え、上記時間圧縮器よりも圧縮度の
小さい上記L個の共有型試験レジスタ12から出力され
る空間圧縮出力線(13)L本を上記時間圧縮器16に
接続し、該時間圧縮器16において、Lビット×tパタ
ーン(tはテストパターン数)の情報をLビット×pパ
ターン(pはLビット幅の期待値と比較する回数、p<
<tの自然数)の情報に圧縮し、圧縮された該情報を上
記試験制御回路17において、期待値と比較し、良否結
果を集積回路外に出力する(110)構成を備えること
とする。
【0008】
【作用】本発明の共有型試験レジスタによれば、レイア
ウト時に近接して配置されるN個の記憶素子(フリップ
・フロップ)を用いて1つの共有型試験レジスタを構成
することにより、上記記憶素子に与えられるクロックの
ずれを抑え、タイミング保証を容易にすることが可能に
なる。また、本発明の共有型試験レジスタによれば、試
験モード時に共有型試験レジスタをテストパターン発生
器、空間圧縮器として同時に動作させることにより、一
回の試験手順で集積回路内の全ブロックを試験可能にな
る。このため、試験制御回路が簡易に構成できるように
なり、テスト工数も少なくなる。さらに、本発明の共有
型試験レジスタにおいて、これを構成する記憶素子が同
じ周波数のクロックサイクルで動作するようにすること
は、これを用いた試験回路が後述のようにマルチサイク
ル回路に好適になるような素地を備えることになる。
【0009】また本発明の組み込み自己試験回路では、
パターン圧縮を共有型試験レジスタによる空間圧縮と時
間圧縮との2段に分けて行ない、空間圧縮器(共有型試
験レジスタ)は、同じ周波数のクロックサイクルで動作
する記憶素子(フリップ・フロップ)のみで構成し、時
間圧縮器は、各共有型試験レジスタに与えられるクロッ
クサイクルの最小公倍数となるクロックサイクルで動作
する記憶素子(フリップ・フロップ)のみで動作するこ
とにより、マルチサイクル回路に適用可能になる。また
本発明の組み込み自己試験回路では、集積回路内に多数
搭載され、試験用付加回路増大の要因となる共有型試験
レジスタとして、パターン圧縮度が大きく、故障マスク
率を低く抑えるためにはハード量の大きな構成が必須な
時間圧縮器を用いるのではなく、パターン圧縮度が小さ
く、少ないハード量で故障マスク率を低く抑えることが
可能な空間圧縮器を用い、時間圧縮は独立した1つの他
入力シグネチャレジスタ(MISR)等の圧縮器を用い
て行うことにより、共有型レジスタのハード量を抑え、
試験用付加回路全体のハード量を少なくすることが可能
になる。また、本発明の組み込み自己試験回路によれ
ば、クロックずれの少ない上記共有型試験レジスタを用
いることにより、タイミング保証の容易な自己試験回路
の組み込みが容易になる。さらに、本発明の組み込み自
己試験回路によれば、期待値、比較回路を集積回路内に
搭載し、集積回路内部で良否結果を判別しており、これ
により、製造段階、システム段階での試験実行が容易に
行なえるようになる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の共有型試験レジスタの基本
構成を示す図で、図2は、本発明による組み込み自己試
験回路の全体構成を示す図である。図2に示すように、
本発明による組み込み自己試験回路は、自己試験のた
め、通常レジスタ・パターン発生器切替え型のタイプ1
の共有型試験レジスタ11、通常レジスタ・パターン発
生器+空間圧縮器切替え型のタイプ2の共有型試験レジ
スタ12、時間圧縮器16、試験制御回路17を用いて
構成する。その中で、図1の本発明の共有型試験レジス
タはタイプ2の共有型試験レジスタ12であり、上記の
タイプ1の共有型試験レジスタ11は図3に示す。さら
に図4〜図6に本発明の共有型試験レジスタの実施例を
示す。
【0011】まず、図1のタイプ2の共有型試験レジス
タ12は、N本(Nは任意の自然数)のデータ入力線3
2、1本のモード切替え入力線34、N本のデータ出力
線36、1本の空間圧縮出力線35を持ち、通常モード
時は、通常動作に用いられるNビット幅のレジスタとし
て動作し、試験モード時は、前段の試験対象回路31か
ら出力されるNビット(Nは試験対象回路の出力本数)
×tパターン(tはテストパターン数)の情報を1×t
情報に圧縮し空間圧縮出力線35から出力すると同時
に、Nビット幅のレジスタに蓄えられた情報を次段の試
験対象回路37に対するテストパターンとして出力する
機能を持つ。
【0012】図2において、上記のタイプ1の共有型試
験レジスタ11は、外部入力113に直結された、レジ
スタ(あるいはバウンダリスキャンレジスタ)を置き換
える形で集積回路116内に搭載する。また、タイプ1
の共有型試験レジスタ11は、通常動作時に同じクロッ
クサイクルで動作し、タイミング保証が可能なレイアウ
トブロックに属した、20から30程度の記憶素子(フ
リップ・フロップ)ごとに構成する。また、タイプ1の
共有型試験レジスタ11は、N本(Nは任意の自然数)
のデータ入力線、1本のモード切替え入力線、N本のデ
ータ出力線を持ち、通常モード時は、通常動作に用いら
れるNビット幅のレジスタとして動作し、試験モード時
は、次段の試験対象回路に対するテストパターン発生器
としての機能を持つ。
【0013】また、上記のタイプ2の共有型試験レジス
タ12は、組合せ論理回路115に囲まれたレジスタの
一部、及び外部出力に直結されたレジスタ(あるいはバ
ウンダリスキャンレジスタ)を置き換える形で集積回路
116内に搭載する。組合せ論理回路115に囲まれた
レジスタとしては、乱数パターンでは、可制御性、可観
測性の悪いレジスタを選択する。一般に、状態制御用レ
ジスタ等が例として挙げられる。また、集積回路が適当
な大きさのサブブロックに分割できるようなレジスタを
選択し、故障検出率算出等の評価を容易にする。また、
タイプ2の共有型試験レジスタ12は、通常動作時に同
じクロックサイクルで動作し、タイミング保証が可能な
レイアウトブロックに属した、20から30程度の記憶
素子(フリップ・フロップ)ごとに構成する。
【0014】時間圧縮器16は、Lビット(Lはタイプ
2の共有型試験レジスタの数)の多入力シグネチャレジ
スタ(MISR)を用いる。全共有型試験レジスタの空
間圧縮出力線13から出力されるLビット(Lは試験対
象回路の出力本数)×tパターン(tはテストパターン
数)の情報をL×pパターンの情報に時間圧縮する。こ
こでp(任意の自然数)は期待値との比較回数で、他入
力シグネチャレジスタの故障マスク率は、1/(2L)
となるので、Lが20から30ビット以下になるとMI
SRでの故障マスク率が顕著になることと、不良出荷率
を例えば通常の100万分の1の目標にするということ
の両者の見地からL×pの値を30以上になるようにす
る。また、上記時間圧縮器16は、通常動作時に同じク
ロックサイクルで動作し、タイミング保証が可能なレイ
アウトブロックに属した、20から30程度の記憶素子
(フリップ・フロップ)ごとに構成する。また、集積回
路全体で複数のクロックサイクルで動作している場合、
上記時間圧縮器16は、各クロックサイクルの最小公倍
数となるクロックサイクルで動作させる。
【0015】試験制御回路17は、集積回路116の外
部から試験回路起動信号18を受けとり、初期化信号線
15により、集積回路内の全レジスタを初期化し、試験
モード信号線14により、全共有型試験レジスタを試験
モードに切替え、パターン発生・圧縮を行ない、t周期
(tはテストパターン数)後、時間圧縮器16の出力を
期待値と比較し、終了信号19と結果判定信号110を
集積回路116外に出力する。上記試験制御回路17が
制御する、上記のタイプ2の共有型試験レジスタ12
は、同時にパターン発生器、パターン圧縮器として動作
するので、上記の起動、初期化、パターン生成・圧縮、
良否判別を1試験手順で実行可能で、BILBO手法の
ように複数の試験手順を必要とするものと比較して、試
験制御回路17の構成が簡易となる。
【0016】図3に、タイプ1の共有型試験レジスタ1
1の構成例を示す。タイプ1の共有型試験レジスタ11
は、N個の記憶素子23、N個のシフトデータ・通常入
力データ選択素子24、O個(Oは1〜3の整数)の排
他的論理和素子25を用いて構成する。シフトデータ・
通常入力データ選択素子24は、モード切替え入力線2
2から与えられる信号によって、通常モード時はデータ
入力線21を、試験モード時は前段の記憶素子24から
シフトされてくるデータを選択する。また、上記タイプ
1の共有型試験レジスタ11は、フィードバックする位
置として原始多項式が生成多項式となる複数のフィード
バック線26を有し、試験モード時は、リニアフィード
バック・シフトレジスタ(LFSR)として動作し、次
段の試験対象回路に対し、最大長系列の疑似乱数パター
ンを与える。
【0017】図4に、上記タイプ2の共有型試験レジス
タ12の構成例1(フィードバック型)を示す。図4の
タイプ2の共有型試験レジスタ12は、N個の試験用レ
ジスタセル43を用いて構成する。また、各試験用レジ
スタセル43はシフト線410により結合する。最終段
の試験用レジスタセル43nの出力をフィードバック線
により初段の試験用レジスタセル43lに結合し、さら
に空間圧縮出力線47として出力する。上記試験用レジ
スタセル43は、記憶素子44、2入力論理素子45、
シフトデータ・固定値選択素子46を用いて構成する。
上記シフトデータ・固定値選択素子46は、モード切替
え入力線42から与えられる信号によって、通常モード
時は固定値を2入力論理素子45に与え、データ入力4
1がそのまま記憶素子44に与えられるように動作し、
試験モード時は、前段の試験用レジスタセル43からシ
フトされてくるデータとデータ入力41の論理をとった
値が記憶素子44に与えられるように動作する。2入力
論理素子45は、論理和、論理積、排他的論理和および
それらの否定のいずれかで構成する。
【0018】また、上記フィードバック型の別の構成と
して、図5に示すように、フィードバックする位置とし
て原始多項式が生成多項式となる複数のフィードバック
線58を有し、2入力論理素子として排他的論理和素子
55を用い、試験モード時に多入力シグネチャレジスタ
として動作する構成2(MISR型)を用いる。
【0019】図6に、上記タイプ2の共有型試験レジス
タ12の構成例3(ノー・フィードバック型)を示す。
図6のタイプ2の共有型試験レジスタ12は、1個の通
常レジスタセル63、N−1個の試験用レジスタセル6
4から構成され、通常レジスタセル63及び各試験用レ
ジスタセル64はシフト線610により結合する。最終
段の試験用レジスタセル64n-1の出力を空間圧縮出力
線68として出力する。通常レジスタセル63は、前段
の試験対象回路の出力32のうちランダムに0、1反転
する率の高い出力に接続されたものを選択する。上記試
験用レジスタセル64は、記憶素子65、2入力論理素
子66、シフトデータ・固定値選択素子67を用いて構
成する。上記シフトデータ・固定値選択素子67は、モ
ード切替え入力線62から与えられる信号によって、通
常モード時は固定値を2入力論理素子66に与え、デー
タ入力61がそのまま記憶素子65に与えられるように
動作し、試験モード時は、前段の通常レジスタセル63
あるいは試験用レジスタセル64からシフトされてくる
データとデータ入力61の論理をとった値が記憶素子に
与えられるように動作する。2入力論理素子66は、論
理和、論理積、排他的論理和及びそれらの否定のいずれ
かで構成する。
【0020】次に、マルチサイクル回路への適用、タイ
ミング保証、タイプ2の共有型試験レジスタに関する追
記事項について述べる。(マルチサイクル回路への適
用)前記に述べたように、集積回路全体が複数のクロッ
クサイクルで動作している場合、タイプ1の共有型試験
レジスタ11、タイプ2の共有型試験レジスタ12は通
常動作時に同じクロックサイクルで動作する記憶素子
(フリップ・フロップ)ごとに構成する。また、時間圧
縮器16は、各クロックサイクルの最小公倍数となるク
ロックで動作させる。これにより、各々のタイプ1の共
有型試験レジスタ11、タイプ2の共有型試験レジスタ
12、時間圧縮器16を構成するフリップ・フロップ間
のシフト動作は、同じクロックサイクルで行なわれ、ま
た、各タイプ2の共有型試験レジスタ12から時間圧縮
器16へのシフト動作は、必ず、低いクロックサイクル
のフリップ・フロップから高いクロックサイクルのフリ
ップ・フロップに対して行なわれるため、シフト動作時
での情報の欠損が生じない。一方従来手法では、全ての
レジスタを一本の循環パス74で結合しシフト動作させ
るため、集積回路全体が複数のクロックサイクルで動作
している場合、高いクロックサイクルのフリップ・フロ
ップから低いクロックサイクルのフリップ・フロップへ
のシフト動作が行なわれるため、シフト動作時に情報の
欠損が生じ、圧縮器での故障マスク率が増大する。
【0021】(タイミング保証)前記に述べたように、
タイプ1の共有型試験レジスタ11、タイプ2の共有型
試験レジスタ12、時間圧縮器16は、それぞれ、タイ
ミング保証が可能なレイアウトブロックに属した、20
から30程度の記憶素子(フリップ・フロップ)ごとに
構成する。上記タイプ1の共有型試験レジスタ11、タ
イプ2の共有型試験レジスタ12、時間圧縮器16を構
成するフリップ・フロップ間のタイミング保証に関して
は、各種試験レジスタを構成するフリップ・フロップ間
は1、2段の論理素子が配置されているため、その論理
素子の遅延時間分のホールドマージンがあるため、タイ
ミング保証を行なうためには、上記試験レジスタのそれ
ぞれフリップ・フロップに与えられるクロックのばらつ
きを上記ホールドマージン内に抑えればよい。クロック
配線長を揃える、同じドライバで駆動する等のクロック
設計により、スキューを1、2段の論理素子の遅延時間
以内に保証したレイアウトブロックの特定は容易に行な
えるため、各種試験レジスタを構成するフリップ・フロ
ップとして、上記のタイミング保証可能なレイアウトブ
ロックに属し、数を20から30程度に抑えることによ
り、タイミング保証を容易に行なえる。また、タイプ2
の共有型試験レジスタ12から時間圧縮器16へのシフ
ト動作に対するタイミング保証に関しては、タイプ2の
共有型試験レジスタ12が含まれるレイアウトブロック
と時間圧縮器16が含まれるレイアウトブロック間で想
定されるクロックのばらつきに相当する遅延素子を、タ
イプ2の共有型試験レジスタ12と時間圧縮器16の間
に入れることによって容易に行なえる。
【0022】(タイプ2の共有型試験レジスタ)タイプ
2の共有型試験レジスタ12としては、前記に示したよ
うに、全体構成としてフィードバック型、MISR型あ
るいはノー・フィードバック型、2入力論理素子として
論理和、論理積、排他的論理和及びそれらの否定のいず
れかを選択して構成するが、その際の選択指針を示す。
ハード量としては、ノー・フィードバック型、フィード
バック型、MISR型の順に大きくなり、2入力論理素
子としては、排他的論理和およびその否定を用いた場合
が最も大きくなる。タイプ2の共有型試験レジスタ12
は、前記で述べたように前段の試験対象回路31に対す
る空間圧縮器および次段の試験対象回路37に対するテ
ストパターン発生器として機能するが、それぞれ空間圧
縮器の故障マスク率(圧縮器で故障の影響をマスクして
しまう率)、テストパターン発生器のテストパターン効
率(ランダム性の高いパターンがどれくらい生成される
か)を考慮した選択が必要である。タイプ2の共有型試
験レジスタ12の空間圧縮器としての故障マスク率に関
して、最終段の試験用レジスタセル43n、53n、64
n-1に結合された空間圧縮出力線47、57、68から
全試験サイクルにおいて圧縮値を出力するので、最終段
の試験用レジスタセル43n、53n、64n-1に一度で
も故障の影響が伝搬すればよく、フィーバック型とノー
・フィードバック型では、故障マスク率に差はない。ま
た、2入力論理素子45、66として排他的論理和ある
いはその否定を用いた場合は、故障マスクが生じるため
には、あるサイクルに前段の試験対象回路31から異常
出力が伝搬した場合、その異常出力が最終段の試験用レ
ジスタセル43n、53n、64n-1にシフトされるまで
に、前記の異常出力を打ち消す新たな異常出力が伝搬す
る必要があるため、故障マスク率は極めて低い。論理和
あるいはその否定を用いた場合は、あるサイクルに前段
の試験対象回路31から異常出力が伝搬した場合、その
影響を打ち消すような異常出力が来なくても、シフト動
作時に1/2の確率で見逃していくので、排他的論理和
あるいはその否定を用いた場合と比較して故障マスク率
は高くなる。タイプ2の共有型試験レジスタ12のテス
トパターン発生器としてのテストパターン効率に関し
て、前段の試験対象回路31からは様々な形態のパター
ンが伝搬してくるが、前段の試験対象回路31の出力の
中で、全部あるいは一部がランダムに0、1反転する率
が高い場合は、その出力を通常レジスタセル63に接続
することにより、ノー・フィードバック型を用いても次
段の試験対象回路37に対しテストパターン効率の高い
パターンが発生できる。前段の試験対象回路31の出力
がランダムに0、1反転する率が一様に低い場合、ノー
・フィードバック型では、固定パターンが生成される率
が高くなるため、テストパターン効率が悪くなるのでフ
ィードバック型を用いる必要がある。前段の試験対象回
路31の全出力から、ほとんど全ての試験サイクルにお
いて固定値が伝搬してくるものに関しては、単なるフィ
ーバック型では、共有試験レジスタのビット幅数のパタ
ーンが繰り返されるため、パターン効率が悪くなる。そ
こで、MISR型を用いる必要がある。また、2入力論
理素子45、66として論理和、論理積あるいはその否
定を用いた場合は、排他的論理和あるいはその否定を用
いた場合と比較して、試験用レジスタセルに0あるいは
1が生じる確率が高くなり、パターン効率が落ちる。
【0023】以上、各タイプ2の共有型試験レジスタ1
2の特徴を考慮して、まず、フィードバック型、MIS
R型、ノー・フィードバック型の選択は、前段の試験対
象回路31の出力の中で、全部あるいは一部がランダム
にトグルする率の高い場合は、ノー・フィードバック型
を用い、前段の試験対象回路31の出力全部がランダム
にトグルする率が一様に低い場合は、フィードバック型
を用い、前段の試験対象回路31の全出力から、ほとん
どのサイクルにおいて固定値が伝搬してくる場合は、M
ISR型を用いる。
【0024】次に、2入力論理素子45、66の選択
は、前段の試験対象回路31に故障検出率の高いパター
ンが数多く与えられ、試験対象回路の出力に故障の影響
が数多く伝搬し、かつ次段の試験対象回路37がそれほ
どテストパターン効率の良くないパターンでも高い故障
検出率が得られる場合に用いる。
【0025】本発明では、共有型試験レジスタのパター
ン圧縮としては空間圧縮しか行なわないため、共有試験
レジスタでは、数十分の1程度のパターン圧縮(共有型
試験レジスタを構成するレジスタ数は数十とする)を行
なえば良く、上記に示したように、前段と次段に接続さ
れる試験対象回路の特徴によって、多くの場合、ハード
量の少ない共有試験レジスタを用いることができる。一
方、従来手法のように、共有型試験レジスタで直接時間
圧縮を行なう手法は、共有試験レジスタで、数百万分の
1(テストサイクル数を数百万とする)のパターン圧縮
を行なう必要があり、故障マスクを生じないためには、
前段と次段に接続される試験対象回路の特徴にかかわら
ず、多入力シグネチャレジスタ(MISR)あるいはフ
ィードバック型でなおかつ2入力論理素子として排他的
論理和素子を用いたものといったハード量の大きな圧縮
器を用いる必要がある。
【0026】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の共有型試
験レジスタを用いた組み込み自己試験回路によれば、マ
ルチサイクル回路に適用可能で、タイミング保証が容易
で、テスト工数が少なく、さらに試験のための付加回路
が少ない、集積回路用の組み込み自己試験回路が実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイプ2の共有試験レジスタの基本構
成図。
【図2】本発明による組み込み自己試験回路の全体構成
図。
【図3】タイプ1の共有型試験レジスタの構成例を示す
図。
【図4】タイプ2の共有型試験レジスタの構成例1(フ
ィードバック型)を示す図。
【図5】タイプ2の共有型試験レジスタの構成例2(M
ISR型)を示す図。
【図6】タイプ2の共有型試験レジスタの構成例3(ノ
ー・フィードバック型)を示す図。
【図7】従来の組み込み自己試験回路の全体構成図。
【符号の説明】
11…共有型試験レジスタ(パターン発生) 12…共有型試験レジスタ(パターン発生、空間圧縮) 13…空間圧縮出力線 14…
モード切替え信号 15…初期化信号 16…
時間圧縮器 17…組み込み自己試験制御回路 18…
試験回路起動信号 19…終了信号 110…
結果判定信号 111…通常レジスタ 112
…通常パス 113…外部入力 114
…外部出力 115…組合せ回路 116
…集積回路 31…前段の試験対象回路 32…
データ入力線 33…共有型試験レジスタ(パターン発生、空間圧縮) 34…モード切替え入力線 35…
空間圧縮出力線 36…データ出力線 37…
次段の試験対象回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−49273(JP,A) 特開 昭63−286780(JP,A) 特開 平1−221686(JP,A) 特開 平5−66249(JP,A) 特開 平5−81855(JP,A) 特開 平5−249197(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/28 - 31/3193

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N本(Nは任意の自然数)のデータ入力線
    と、1本のモード切替え入力線と、N本のデータ出力線
    と、試験情報出力線を有するレジスタを試験対象回路と
    上記データ入力線およびデータ出力線を介して接続する
    回路構成の中で、上記レジスタを、 通常モード時は、Nビット幅のレジスタとして動作さ
    せ、 試験モード時は、前段の試験対象回路から出力されるN
    ビット×tパターン(tはテストパターン数)の入力情
    報によりNビット幅のレジスタに蓄えられた情報を次段
    の試験対象回路に対してNビット×tパターンのテスト
    パターンとして出力させる、集積回路の共有型試験レジ
    スタにおいて、 該共有型試験レジスタは、レイアウト時に近接して配置
    されるN個の記憶素子から構成され、かつ、該N個の記
    憶素子は同じクロックサイクルで動作し、さらに、 上記試験情報出力線が1本の空間圧縮出力線から成る構
    造を備え、上記試験モード時のNビット×tパターンの
    情報を1ビット×tパターンの情報に空間圧縮して上記
    空間圧縮出力線から出力する空間圧縮器の構成を備える
    ことを特徴とする共有型試験レジスタ。
  2. 【請求項2】集積回路内に、L(Lは任意の自然数)個
    の請求項1記載の共有型試験レジスタと、 該共有型試験レジスタのそれぞれに与えられるクロック
    サイクルの最小公倍数となるクロックサイクルで動作す
    る記憶素子から構成されるLビット幅の時間圧縮器と、 試験制御回路を備え、 上記時間圧縮器よりも圧縮度の小さい上記L個の共有型
    試験レジスタから出力される空間圧縮出力線L本を上記
    時間圧縮器に接続し、該時間圧縮器において、Lビット
    ×tパターン(tはテストパターン数)の情報をLビッ
    ト×pパターン(pはLビット幅の期待値と比較する回
    数、p<<tの自然数)の情報に圧縮し、圧縮された該
    情報を上記試験制御回路において、期待値と比較し、良
    否結果を集積回路外に出力する構成を備えることを特徴
    とする組み込み自己試験回路。
JP33681093A 1993-12-28 1993-12-28 共有型試験レジスタおよびこれを用いた組み込み自己試験回路 Expired - Fee Related JP3179646B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33681093A JP3179646B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 共有型試験レジスタおよびこれを用いた組み込み自己試験回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33681093A JP3179646B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 共有型試験レジスタおよびこれを用いた組み込み自己試験回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07198791A JPH07198791A (ja) 1995-08-01
JP3179646B2 true JP3179646B2 (ja) 2001-06-25

Family

ID=18302896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33681093A Expired - Fee Related JP3179646B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 共有型試験レジスタおよびこれを用いた組み込み自己試験回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3179646B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1131162A (ja) * 1997-07-11 1999-02-02 Mitsubishi Electric Corp 論理回路のシミュレーション装置及び論理検証方法
US9664739B2 (en) 1999-11-23 2017-05-30 Mentor Graphics Corporation Continuous application and decompression of test patterns and selective compaction of test responses
US6557129B1 (en) * 1999-11-23 2003-04-29 Janusz Rajski Method and apparatus for selectively compacting test responses
US9134370B2 (en) 1999-11-23 2015-09-15 Mentor Graphics Corporation Continuous application and decompression of test patterns and selective compaction of test responses
WO2007098167A2 (en) 2006-02-17 2007-08-30 Mentor Graphics Corporation Multi-stage test response compactors

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07198791A (ja) 1995-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8290738B2 (en) Low power scan testing techniques and apparatus
EP0529290B1 (en) Hybrid pattern self-testing of integrated circuits
US5383143A (en) Self re-seeding linear feedback shift register (LFSR) data processing system for generating a pseudo-random test bit stream and method of operation
US5642362A (en) Scan-based delay tests having enhanced test vector pattern generation
US6327685B1 (en) Logic built-in self test
JP3652845B2 (ja) 線形帰還シフトレジスタ,多重入力記号レジスタ及びこれらを用いた内蔵自己診断回路
JPH0756760B2 (ja) メモリ自己検査システム及び方法
US20060242515A1 (en) Systematic scan reconfiguration
JPH05241882A (ja) 組込み自己試験用回路および自己試験を実行する方法
KR100295050B1 (ko) 선형궤환쉬프트레지스터를사용한내장자기진단장치
JPH03214809A (ja) リニアフィードバック・シフトレジスタ
Lin et al. Adaptive low shift power test pattern generator for logic BIST
Zhang et al. Power reduction in test-per-scan BIST
US5894482A (en) Semiconductor integrated circuit with a testable block
EP0699920B1 (en) Semiconductor integrated circuit with a testable block
JP3179646B2 (ja) 共有型試験レジスタおよびこれを用いた組み込み自己試験回路
US6983407B2 (en) Random pattern weight control by pseudo random bit pattern generator initialization
Wohl et al. Increasing scan compression by using X-chains
Lai et al. A reseeding technique for LFSR-based BIST applications
JPH06201782A (ja) 半導体集積回路
JP3022017B2 (ja) 集積回路
JPH06102327A (ja) メモリ内蔵型半導体集積回路およびその論理設計方法
KR100319711B1 (ko) 디버깅기능을갖는내장자기테스트회로
Zhang et al. A novel TPG method for reducing BIST test-vector size
Martinez et al. Concatenated LFSR makes a weighted built-in logic block observation

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090413

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090413

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100413

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees