JP3179233U - 野生動物捕獲檻 - Google Patents

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Abstract

【課題】捕獲檻に入った獲物は逃さず捕獲できるように罠の仕掛けにも細心の注意を払い、複雑な機械装置や電装装置などは使わず単純な梃子の応用のみで一連の装置を正確に作動させることを可能とした野生動物捕獲檻の装置を提供する。
【解決手段】閉鎖パネル2、2は檻本体1の左右の開口部の11、11の両サイドに設けられたガイドレール7に昇降自在に抱持され檻本体1の開口部11,11の上側に立設された支柱5、5に設けられた天秤6、6を介してワイヤー13からワイヤー保持棒16へと続き更に突支い棒17で罠の緊張関係が保たれている、害獣が罠紐18に掛かると突支い棒17が外されすべてのバランスが崩れて閉鎖パネル2、2が落下して着地と同時にロック機構が作動して閉鎖パネル2、2の持ち上げを阻止する。
【選択図】図1

Description

本考案は、猪、猿、熊、鹿等の有害動物を捕獲するための野生動物捕獲檻に関する。
近年、猪や熊や鹿、野猿などが山間地の民家近くまで現れて農作物を食い荒らし農家は大きな被害を被っている、これを避けるために田畑に防護柵を巡らせているが、防護柵の設置には労力と費用が嵩むうえ、万全とはいえず、山間地では耕作放棄にまで追い込まれている農家もあるのが現状であり、害獣の駆除対策としては、銃による狩猟、捕獲檻やくくり罠等による捕獲駆除が行われているが、猪や熊が人家近くに出没することが多くなって、人に危害を及ぼすこともしばしば報道されるようになり、山間部では自治体が推奨して害獣駆除に乗り出し捕獲檻が多用され始め、檻の技術改良が求められている。
このように野生動物の捕獲には、様々な捕獲用の檻や罠が用いられており、檻本体には基本的な構造に大差はないが、例えば特許文献1には、上下動可能な落下扉を檻本体の各入り口の上方に設けた上桟に天秤を吊り下げ係止具を介して罠紐に連結して成る捕獲檻で、動物が罠に掛かると天秤の平衡が崩れ落下扉を開放し、各入り口を同時に閉鎖して動物を捕獲する技術が開示されているが天秤が上桟から吊り下げられている以上常に不安定で揺れ動く状態であるため、必ずしも落下扉が同時に開放され落下することはなく必ず一秒以上の時間差が生じ、警戒心が強く敏感な猪は反射的に飛び跳ね音のしない方から脱出し逃走に成功するケースが多々ある。
特開2005−52005号公報
しかしながら、警戒心の強い野生動物を効率よく捕獲する方法はいろいろ考えられるが、先ず野生動物の習性と学習能力を理解した上で罠を仕掛けなければならない、例えば開口部が閉鎖されていながら肝心の獲物が居ないことがある、よく調べてみると撒き餌も食われているから檻の中に入って罠紐に掛かったことは間違いない、更に調べると落下扉の下枠に猪の体毛がついているのに気付き一瞬の差で逃げられたことが理解できる。
このことから推測すると前記落下扉の着地時間のわずかの差が猪の脱出を助けたことにつながると推測される、即ち、要である天秤が不安定な宙づり状態で更に落下扉を懸吊しているため、両方の落下扉を開放するときのタイミングにずれが生ずるからである。
本考案は、このような従来の構成が有していた課題を解決しようとするものであり、捕獲檻に入った獲物は逃さず捕獲できるように罠の仕掛けにも細心の注意を払い、複雑な機械装置や電装装置などは使わず単純な梃子の応用のみで一連の装置を正確に作動させ猪には一瞬の隙も与えない装置で前述の課題を解決しようとするものである。
本考案は、上記目的を達成するために檻本体の左右両側の開口部を強靭な保護枠で囲み、該保護枠にガイドレールを設置して閉鎖パネルの昇降路を形成し、該昇降路に昇降自在の閉鎖パネルを緩挿する、そして前記開口部の保護枠の天板の中央に立設された支柱の先端近傍に回動自在に軸支された天秤の一端に閉鎖パネルを掛け金で懸吊し、他端には罠紐に連動したワイヤーが係止され天秤の平衡が保たれ閉鎖パネルは懸吊状態となるがガイドレールに抱持されていて横揺れもなく安定して懸吊に耐える。
前記ワイヤーはユニット基板に設けられたワイヤー保持棒の前部先端に設けられたワイヤーコースに着脱自在に係止され、左右均等に張設されていて動物が罠に掛かったときは、ワイヤーはワイヤー保持棒から滑らかに解き放され張力を失い、左右両側の天秤は同時に一瞬にして閉鎖パネルを解放し、該閉鎖パネルは一秒の時差もなく同時に落下着地して左右両側の開口部を閉鎖し動物に逃げる隙を与えず確実に包囲し捕獲する。
前記ワイヤー保持棒は、檻本体の内部でユニット基板に設けられたブラケットに回動自在に軸支され、その後方先端部で、更に突支い棒に回動自在に軸支されて、該突支い棒に支えられがっちりと安定してワイヤーの張設を保っている。
前記突支い棒は、檻本体の内部にあって上端部でワイヤー保持棒に回動自在に軸支され下端は接地部で撒き餌床又は平滑な受け皿を敷き地面に潜るのを防ぎ一連の仕掛けの安定を図る、前記突支い棒には中央より下端に向けて複数の引張り強度調節部が設けられており目当ての動物の大きさに合わせて罠紐の位置を変えることで無駄を省くことが出来る。
例えば熊や猪と鹿や猿では罠紐が作動する時の力が違うので熊や猪を狙うときは鹿や猿に邪魔されないように上部の調節部に罠紐を締結すれば鹿や猿が檻に入っても彼らの体力では突支い棒は倒れないので餌は食われても仕掛けの再設定の手間が省ける。
前記罠紐は目的に合わせて突支い棒の引張り強度調節部に締結し檻本体の背面の隔壁格子の桟に張設する、動物がこの罠紐に掛かると突支い棒が引き倒され、該突支い棒に軸支されたワイヤー保持棒は支持力を失いその先端は上向きになりワイヤーは自ずと解放され、ワイヤーに支えられていた天秤は閉鎖パネルを懸吊する力を失い、該閉鎖パネルは解放され瞬時に落下着地し左右両側の開口部を同時に閉鎖し獲物を囲い捕獲する。
逃げ場を失った熊や猪は檻の中で暴れ回るうちに閉鎖パネルが動くことを学習し、ついには閉鎖パネルを持ち上げて脱出することが多々ある、そこで閉鎖パネルの持ち上げを防ぐ方策が求められ様々なロック機構が提案されているが、いずれの提案も檻に近づいて素手で解錠するものや複雑な機械装置や電装装置ばかりで、野外で雨ざらしのため故障が多く、解錠のために檻に近づいて熊や猿に襲われる事故が多く報告されている。
本考案では、極めてシンプルな一文字型のロックバー及びL字形ロックを開発し閉鎖パネルが落下着地すると同時にロック機能が働き動物の知恵では脱出は不可能となるが、ロック機構の軸支位置より長手方向の先端に長い紐を繋いで少し離れた小枝等に縛っておき、この紐を遠くから引っ張ってロック機構の長手方向を垂直に立てれば解錠される、この状態で紐を立木や小枝等に固定しておけば熊は閉鎖パネルを自力で持ち上げて山へ逃げ帰るので、紐を使った遠隔操作で解錠して逃がしてやることが出来るので安全である。
上述したように本考案の野生動物捕獲檻は、動物の警戒心と学習能力と敏捷性を考慮した、開口部の閉鎖機構とロック機構を開発したことで安全性を高め捕獲率の向上が図れた。
また、本考案の野生動物捕獲檻は、道路から離れた山中に設置するため足場の悪い山中では運搬に困窮するのは当然であるが、この難題を少しでも解消するために、横長の立方体の檻本体は、2対1の方形に形成された独立の隔壁パネルを現地で組み立て式に構成されているので、足場の悪い山中でも体力にあわせてパネルを運べば楽に運搬、移動が可能であり山中での設置作業の時間短縮と危険回避の効果がある。
本考案の実施形態を示す野生動物捕獲檻の正面図である 同野生動物捕獲檻の閉鎖パネル及び天秤の実施形態を示す斜視図である 同ユニット基板を外側から見た実施形態を示す斜視図である 同ユニット基板の図3におけるA−A線断面図である。 同ユニット基板を檻の内側から見た実施形態を示す斜視図である。 同隔壁の独立パネルの実施の形態を示す斜視図である。 同ロックバーの解錠状態を示す実施形態の側面図である。 同ロックバーのロック状態を示す実施形態の側面図である。 同L字形ロックの解錠状態を示す実施形態の側面図である。 同L字形ロックのロック状態を示す実施形態の側面図である。
以下、本考案の実施形態を図1〜図10に基づいて説明すれば、図1は野生動物捕獲檻で、外部との隔壁を独立パネル30でボルト又はクリップで組み立てて、横長の立方体に形成された檻本体1の左右両側に動物が出入りするための開口部11,11を設け、図2に示す閉鎖パネル2,2が支柱5、5の先端部に軸支されている天秤6,6の一端に係止され、ガイドレール7,7に緩挿、抱持され横揺れを抑えて懸吊する、前記天秤6,6の他端にはリング12にワイヤー13がフック19で係止され、該ワイヤー13は、図3に示すとおり、ユニット基板15の裏側から斜め下向きに45度〜60度の角度で突出しているワイヤー保持棒16の先端に設けられたワイヤー保持部26に係止され、該ワイヤー13はV字型を形成し張設さる。
ワイヤー保持部26から導かれるワイヤー13のV字型の張設形状は、閉鎖パネル2,2の落下と懸吊の高さの調節に欠くことの出来ない仕掛けの要素である。
図4に示す、ユニット基板15は図3のA−A線の断面図で、ブラケット25の支点14Cに軸支されたワイヤー保持棒16は長穴27を貫通してユニット基板15の前面に突出させ、その先端を半円形に切欠してワイヤー保持部26を形成し、屈曲によるワイヤーの消耗を緩和するためにワイヤーコース21が溶着されているのでワイヤーの消耗が少なくしかも離脱が滑らかで顕著な効果がある。
ワイヤー保持棒16の後端には突支い棒17が支点14Dに軸支されていて突支い棒17には引張り強度調節部22が設けてあり罠紐18を任意の位置に締結する。
ユニット基板15は図1と図3及び図5に示すとおり檻本体1の正面中央の下端近傍の隔壁格子の縦桟24に狭着し、ブラケット25の支点14Cで軸支されているワイヤー保持棒16の支点14Dを突支い棒17で強く押し上げて前記ワイヤー保持棒16のワイヤー保持部26を斜め下向きに45度〜60度の角度にして罠の仕掛けを固定する。
そこで、ワイヤー13の中心部をワイヤー保持部26に係止し仮止めされている閉鎖パネル2、2の懸吊状態を調整する。
次に、罠紐18の一方を突支い棒17の引張り強度調節部22に締結し他方を檻本体1の背面隔壁格子の桟に張設する。
撒き餌は動物が罠紐18に掛かるように配置し罠紐をカモフラージュして一連の設置工程を終え、図示しないが作業中に閉鎖パネルの落下事故を防ぐために設けられている仮止の安全キーを解除する。
図7,図8において本考案の檻に捕捉された猪や熊の脱出を防止するために設けられたロック機構で、ガイドレール7に設けた支点14Bにロックバー8を軸支し支点14Bより長手方向の先端部にチエンの一方を固着し,他方をガイドレール7に固着すれば互いに引っ張り合う三角形が形成され、底辺のロックバー8が自動的にロック機能を果たす。
図9,図10においては前記ロックバー8と同じくL字形ロック33を支点14Bに軸支して、閉鎖パネルを持ち上げれば長手方向と短径方向の傾きによって自動的にロック機能が働く。
以下添付図面に従って本考案の実施例を説明する、図1において檻本体1は図6に示す独立パネル30をボルト又はクリップで組み合わせて横長の立方体を形成したもので、山中の現場の状況に合わせて大きさを自由に変えることが出来、しかも独立パネル30は一枚の重量が軽量であるため足場の悪い山道を持ち運ぶにも安全であるし組み立ても簡単で速やかに出来る。
前記檻本体1の左右両側は解放された開口部11,11で、保護枠10,10の天板上に支柱5、5が立設され、該支柱5、5の先端部に天秤6,6が支点14Aに軸支されており、前記開口部11,11を閉じるための閉鎖パネル2,2が天秤6,6の一端に懸吊され、該天秤6,6の他端にはワイヤー13が係止される、該ワイヤー13は中央部がワイヤー保持棒16のワイヤー係止部に係止されV字型に張設されて、檻本体1の内部に仕掛けられた罠紐18に掛かった動物の力で突支い棒17が引き倒されるとワイヤー保持棒16が保持力を失いバランスを崩してワイヤー13を解放し、該ワイヤー13は天秤6,6を解放し天秤6,6は閉鎖パネル2,2を解放して落下させ前記開口部11,11を閉鎖して獲物を囲い捕獲する。
図2において天秤6は前述の通り支柱5に回動自在に軸支されており、一端に閉鎖パネル2を懸吊し他端の係止用リング12にワイヤー13のフック19を係止しして図1に示したようにワイヤー13がV字型になるように張設する。
図3においてユニット基板15は隔壁格子の縦桟24に狭着し、檻の内側からワイヤー保持棒16が外に突き出るように装着されており、該ワイヤー保持棒16の先端にワイヤー13を係止すればワイヤー13はV字型を形成するのでバランスを整え安い。
図4においてはユニット基板15のA−A線断面図で、ブラケット25の支点14Cに軸支されたワイヤー保持棒16の前部先端のワイヤー係止部26にワイヤーコース21を溶着しワイヤー13の屈曲部の疲労を緩和し、同時にワイヤー13の離脱を滑らかにする。
前記ワイヤー保持棒16の後部の先端部で支点14Dに軸支されている突支い棒17には引張り強度調節部を設け狙った獲物にあわせて罠紐の位置を調節することが出来る。
図5において檻本体1の内側から見たユニット基板15の斜視図である、該ユニット基板15は隔壁格子32の縦桟24に取り付け金具28で狭着されており、ユニット基板15の中央に穿設された長穴27の縁にブラケット25が設けられ、該ブラケット25の支点14Cに軸支されたワイヤー保持棒16の後部の先端部の支点14Dに軸支されている突支い棒17の引張り強度調節部22に罠紐18を締結して前述のように罠を仕掛ける。
図6において独立パネル30の斜視図である、前述のように独立パネル30は2対1の方形で形成されていて、しかも枠のボルト穴29は全て等間隔に設けられているので相手を選ばず無差別に組み立てかできるため、初心者でも簡単に短時間で設置ができる。
図7においてロックバー8は、ガイドレール7に設けられた支点14Bに軸支されており、懸吊時の閉鎖パネル2の枠3に沿うように縦になって倒立状態で静止している。
図8において閉鎖パネル2が落下するとロックバー8は支えを失い自然に垂直になろうとするが、支点14Bから長手方向をチエン9に制止されて水平になり、その他端が閉鎖パネル2の枠3の上に突き出してロック機能が働き、獲物が閉鎖パネル2を持ち上げようとしてもその先端で上昇を妨げ脱出を防ぐことが出来る。
しかしながら、熊などを逃がしてやるときは、危険回避のため解錠用ロープ20を使って遠方からロックバー8を垂直にしてやればロック機能は解除され、熊は自からの知恵で閉鎖パネル2を持ち上げて脱出する。
図9においてL字形ロック33は、ガイドレール7に設けられた支点14Bに軸支されており、懸吊時の閉鎖パネル2の枠3に沿うようにうつむき状態で静止している。
図10において閉鎖パネル2が落下するとL字形ロック33は支えを失い重力で長手方向が自然に垂直になり、短径方向は水平になり閉鎖パネル2の枠3の上に突き出してロック機能が働き、閉鎖パネル2を持ち上げるとL字形ロック33の短径部分が枠3によって押し上げられ、該L字形ロック33の長手方向の下端が閉鎖パネル2の枠3に当たりロック機能が働くので自動的に上昇を妨げ獲物の脱出を防ぐことが出来る。
人里に出没して農作物を食い荒らし、時には人にまで被害を及ぼすことも報告されている昨今、こうした野生動物の駆除が急務となり、自治体の奨めで動物の捕獲檻の需要が増えている中で、商品として流通コストと設置コストの低減が求められるようになった。
そこで本考案は前記ニーズに十分応えうるものとして鉄工業界に提供できる。
1 檻本体
2 閉鎖パネル
3 枠
4 掛け金
5 支柱
6 天秤
7 ガイドレール
8 ロックバー
9 チエン
10 保護枠
11 開口部
12 リング
13 ワイヤー
14 支点A,B,C,D
15 ユニット基板
16 ワイヤー保持棒
17 突支い棒
18 罠紐
19 フック
20 解錠用ロープ
21 ワイヤーコース
22 引張り強度調節部
23 横桟
24 縦桟
25 ブラケット
26 ワイヤー保持部
27 長穴
28 取付け金具
29 ボルト穴
30 独立パネル
31 独立パネル外枠
32 隔壁格子
33 L字形ロック

Claims (7)

  1. 方形の隔壁パネルで組み立てた横長の立方体で長手方向の両側面を解放し出入りのための開口部とした檻本体の前記開口部の左右の保護枠にガイドレールを設け、該ガイドレールには開口部を開閉する昇降自在の閉鎖パネルを緩挿した動物捕獲檻で、檻本体の内側でユニット基板の仕掛け装置が操作出来るように檻本体の正面中央の接地部近傍の隔壁格子の桟にユニット基板の仕掛け装置を檻本体の内側にして狭着し、ユニット基板のブラケットに軸支されたワイヤー保持棒の後部先端に更に軸支されている突支い棒に罠紐の一端を締結し他端を檻本体の内部を横切るように該檻本体の背面の隔壁格子の桟に締結して罠を仕掛け、同時に突支い棒を強く押し立ててワイヤー保持棒の前部先端を斜め下向きにして45度〜60度の角度で固定し、前記檻本体の左右両側の開口部の天板中央部に立設している支柱の先端部に軸支された天秤の一端に張設用のワイヤーを係止し、該天秤の他端には閉鎖パネルを係止して懸吊し、前記ワイヤーの中央部を前記ワイヤー保持棒の先端に設けたワイヤー保持部に係止し、該ワイヤーをV字型に張設して罠を仕掛け動物が罠に掛かり閉鎖パネルが落下し着地すると同時に、前記ガイドレールに軸支されているロック機構が自動的に作動し閉鎖パネルの持ち上げを防止する動物捕獲檻の装置。
  2. 前記ユニット基板の中央に長穴を縦に穿設し、該長穴を貫通してワイヤー保持棒の先 端に設けたワイヤー係止部が表側に突き出るようにして裏側でブラケットに軸支し、更 に他端に伸びるワイヤー保持棒の先端近傍に突支い棒を軸支したことを特徴としたユニ ット基板。
  3. 前記ワイヤー保持棒の先端をU字型に切欠しワイヤーコースを装着してワイヤー係止部を形成しワイヤーの損傷を防ぐとともにワイヤーを滑らかに解放することを特徴とした請求項2記載のワイヤー保持棒。
  4. 前記突支い棒の中央部から下部の接地面に向けて複数の凹部を設け罠紐の締結位置を変えることで突支い棒の支持力が変わり小動物から大型獣まで、あらかじめ選別して罠を仕掛けることが出来ることを特徴とした請求項2記載の突支い棒。
  5. 前記ガイドレールに軸支されたロックバーはイノシシの脱出防止のロックで、イノシシは鼻先で閉鎖パネルを持ち上げ脱出を図るため施錠が必要となる、そこでガイドレールに軸支されたロックバーは閉鎖パネルの懸吊時は閉鎖パネルの枠に沿うように倒立状態で静止しているが軸支の位置が閉鎖パネルの着地時の高さより数センチ高い位置にあるためロックバーは閉鎖パネルの枠から解放され、重みで垂直になろうとするがチエンに制止されて水平状態となり閉鎖パネルの上に先端を突き出し該閉鎖パネルの上昇を自動的に妨げるロック機能を持つことを特徴とした請求項1記載の動物捕獲檻の自動ロック構造。
  6. 前記ガイドレールに軸支されたL字形ロックは前述のとおりイノシシの脱出防止のロックで、L字形ロックは閉鎖パネルの懸吊時は閉鎖パネルの枠に沿って、うつむき状態で静止しているが軸支の位置が閉鎖パネルの着地時の高さより数センチ高い位置にあるためL字形ロックは閉鎖パネルの枠から解放され、重みで長手方向が自然に垂直になり短径(短い方)部分は水平となり閉鎖パネルの枠の上に突き出て、閉鎖パネルを持ち上げると短径部分が押し上げられ長手方向の下端が閉鎖パネルの枠に当たり自動的に上昇を妨げロック機能を働かせることを特徴とした請求項1記載の動物捕獲檻の自動ロック装置。
  7. 支柱の先端部近傍に軸支された天秤の一端にワイヤーを係止し他端に閉鎖パネルを懸吊し左右の閉鎖パネルの高低差の調整を安全に行うために、前記天秤が揺れないように支柱に軸支したことを特徴とした請求項1記載の動物捕獲檻。
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